〔科目名〕基礎実習 first year education basic training 〔担当者 … ·...

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〔科 目 名〕初年次演習 First Year Education 〔担当者名〕有本隆・丹田敬子 〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位 〔授業形態〕演習 〔授業の概要〕 短大での勉学に必要とされる基礎的な能力(読む、書く、聞く、 話す、考えをまとめる)を養う。実践的な課題に取り組むなかで、 学生として主体的に学ぶ姿勢や学び方を身につける。 〔到達目標〕 情報を適切に理解する能力、自身の考えを整理し、他者に正確 に伝えることができる文章力と口頭による表現力を習得する。 〔事前履修が望ましい科目〕 〔授業計画〕 1 短大での学び方を知る(授業の受け方、ノートのまとめ方) 2 文章を正しく読む 書く ①文章読解 3 文章を正しく読む 書く ②文章を書くことの大切さ 4 話の聞き方、まとめ方 5 レポートとは 6 レポートの作成①(引用のルールと論証の方法) 7 レポートの作成②(グラフ、表の読み方と作り方) 8 レポートの作成③(図書、インターネット情報検索方法) 9 課題設定と計画 10 課題への取り組み① 11 課題への取り組み② 12 課題への取り組み③ 13 発表① 14 発表② 15 就職に向けてのコミュニケーションスキル 〔授業方法〕 授業は学科の専門に関連する新聞記事やビデオを題材とし、演 習形式で進めていく。 〔授業外学習〕 授業は課題提出を含むので、あらかじめ指示する課題について 情報を収集しておくこと。 〔成績評価方法〕 最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。 ①期末[試験 ]…(40%) ②期中[小テスト・文章表現課題提出・発表 ]…(40%) ③平常[受講態度 ]…(20%) 〔書籍名・著者名〕 『日本語表現法』ワオ・コーポレーション刊 〔教科書に関する備考〕 〔参考図書〕 授業中に随時紹介する 〔準備物〕 〔教員からのメッセージ〕 〔教員との連絡方法〕 〔参考 Web ページ〕 〔備考〕 〔科 目 名〕基礎実習 Basic Training 〔担当者名〕森 美奈子 〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位 〔授業形態〕実習 〔授業の概要〕 食物栄養学科での学びを始めるにあたって、人間にとって『食 べる』ことの意義を考え、栄養士が食を通して人々に喜びを与え、 健康づくりを支援するために必要な調理や食品に対する基礎知識 や基礎技術を習得する。 〔到達目標〕 専門科目習得のための基礎力を培う。栄養士として必要最低限 知っておかなければいけない食の基礎知識を理解し、調理の基礎 技術、食品素材の扱い方、食品成分表の使い方を習得する。 〔事前履修が望ましい科目〕 〔授業計画〕 1 授業オリエンテーション 『食べる』ことの意義、栄養士の 職業理解について 2 調理の心構え、美味しさの探求について 3 調理器具の種類と特性、計量の基本 4 調理器具の種類と特性、計量の基本 5 包丁の種類、扱い方、研ぎ方 6 基本調理操作① 切る 7 基本調理操作① 切る 8 基本調理操作② 煮る・蒸す 9 基本調理操作③ 焼く 10 基本調理操作④ 揚げる・炒める 11 食品素材の扱い方・食品成分表について 野菜 12 食品素材の扱い方・食品成分表について 魚 13 食品素材の扱い方・食品成分表について 肉・卵 14 食品素材の扱い方・食品成分表について 大豆・乳製品 15 まとめ 〔授業方法〕 〔授業外学習〕 日頃から食に関する興味・関心を持ち、自ら情報ノート作りを しておく。実習で学んだ技術を何度も家庭で復習し、自分のもの にしていく。課題レポートは、実習終了後すぐにまとめておく。 〔成績評価方法〕 最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。 ①期末[実技試験 ]…(20%) ②期中[ただし、「学期中の課題レポート15回」の 提出は必須である。 ]…(60%) ③平常[受講態度 ]…(20%) 〔書籍名・著者名〕 『お料理一年生』ベターホーム協会編(ベターホーム出版局) 『五訂増補食品成分表改訂最新版』香川芳子監修(女子栄養大 学出版部) 『調理のためのベーシックデータブック』(女子栄養大学出版部) 〔教科書に関する備考〕 〔参考図書〕 『包丁の使い方がわかる本』(自由国民社) 『調味料の基礎知識』(枻出版社) 〔準備物〕 〔教員からのメッセージ〕 〔教員との連絡方法〕 〔参考 Web ページ〕 〔備考〕 個人消費に要する実習教材費は、予納金として別途に徴収する。 63

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  • 〔科 目 名〕初年次演習 FirstYearEducation

    〔担当者名〕有本隆・丹田敬子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習

    〔授業の概要〕 短大での勉学に必要とされる基礎的な能力(読む、書く、聞く、話す、考えをまとめる)を養う。実践的な課題に取り組むなかで、学生として主体的に学ぶ姿勢や学び方を身につける。

    〔到達目標〕 情報を適切に理解する能力、自身の考えを整理し、他者に正確に伝えることができる文章力と口頭による表現力を習得する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 短大での学び方を知る(授業の受け方、ノートのまとめ方)2 文章を正しく読む 書く ①文章読解3 文章を正しく読む 書く ②文章を書くことの大切さ4 話の聞き方、まとめ方5 レポートとは6 レポートの作成①(引用のルールと論証の方法)7 レポートの作成②(グラフ、表の読み方と作り方)8 レポートの作成③(図書、インターネット情報検索方法)9 課題設定と計画

    10 課題への取り組み①11 課題への取り組み②12 課題への取り組み③13 発表①14 発表②15 就職に向けてのコミュニケーションスキル

    〔授業方法〕 授業は学科の専門に関連する新聞記事やビデオを題材とし、演習形式で進めていく。

    〔授業外学習〕 授業は課題提出を含むので、あらかじめ指示する課題について情報を収集しておくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験 ]…(40%)②期中[小テスト・文章表現課題提出・発表 ]…(40%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『日本語表現法』ワオ・コーポレーション刊

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 授業中に随時紹介する

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕基礎実習 BasicTraining

    〔担当者名〕森 美奈子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 食物栄養学科での学びを始めるにあたって、人間にとって『食べる』ことの意義を考え、栄養士が食を通して人々に喜びを与え、健康づくりを支援するために必要な調理や食品に対する基礎知識や基礎技術を習得する。

    〔到達目標〕 専門科目習得のための基礎力を培う。栄養士として必要最低限知っておかなければいけない食の基礎知識を理解し、調理の基礎技術、食品素材の扱い方、食品成分表の使い方を習得する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 授業オリエンテーション 『食べる』ことの意義、栄養士の

    職業理解について2 調理の心構え、美味しさの探求について3 調理器具の種類と特性、計量の基本4 調理器具の種類と特性、計量の基本5 包丁の種類、扱い方、研ぎ方6 基本調理操作① 切る7 基本調理操作① 切る8 基本調理操作② 煮る・蒸す9 基本調理操作③ 焼く

    10 基本調理操作④ 揚げる・炒める11 食品素材の扱い方・食品成分表について 野菜12 食品素材の扱い方・食品成分表について 魚13 食品素材の扱い方・食品成分表について 肉・卵14 食品素材の扱い方・食品成分表について 大豆・乳製品15 まとめ

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕 日頃から食に関する興味・関心を持ち、自ら情報ノート作りをしておく。実習で学んだ技術を何度も家庭で復習し、自分のものにしていく。課題レポートは、実習終了後すぐにまとめておく。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[実技試験 ]…(20%)②期中[ただし、「学期中の課題レポート 15 回」の    提出は必須である。 ]…(60%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『お料理一年生』ベターホーム協会編(ベターホーム出版局) 『五訂増補食品成分表改訂最新版』香川芳子監修(女子栄養大学出版部) 『調理のためのベーシックデータブック』(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『包丁の使い方がわかる本』(自由国民社) 『調味料の基礎知識』(枻出版社)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 個人消費に要する実習教材費は、予納金として別途に徴収する。

    - 63 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕基礎実験 ElementaryExperiment

    〔担当者名〕田中惠子・木村史子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実験

    〔授業の概要〕 本科目は食物栄養専攻で開講されている実験系科目の基礎である。主として食品を試料とした簡単な実験を通して、実験の意義、実験を安全に行うための注意事項、基礎的な器具の正しい取り扱い方法、溶液の調製法、容量分析や比色分析などの基本原理と測定器具の使用法を習得する。また、記録のとり方や報告書のまとめ方についても学ぶ。

    〔到達目標〕 正しい実験方法で得られた正確な結果を基に考察する、というプロセスを積み重ねていくことにより、食に関わる現象を科学的な根拠に基づいて理解する力を養う。

    〔事前履修が望ましい科目〕〔授業計画〕

    1 オリエンテーション、化学の基礎テスト2 基本操作 1:秤量3 基本操作 2:%濃度溶液の作成4 基本操作 3:加熱5 基本操作 4:溶液の希釈(味覚閾値試験)6 水溶液の性質 1:食品のpH7 水溶液の性質 2:植物色素の性質8 水溶液の性質 3:緩衝液、中間テスト9 容量分析 1:中和滴定の基礎

    10 容量分析 2:中和滴定による食品の酸度測定(カルピスとカルピスウォーターの比較)

    11 比重測定:検量線作成による濃度分析112 比色分析:検量線作成による濃度分析213 食品成分の分離と定性試験:牛乳の分析14 顕微鏡観察:食品の観察15 まとめと確認テスト(実技を含む)

    〔授業方法〕 4 ~ 5 人で班を組み協力して実験を進めるが、基本操作は各自が行う。

    〔授業外学習〕 予習:各回の実験プリントをよく読み、目標を理解するとともに、実験方法をノートにフローシートとしてまとめておく。 復習:実験ノートの記録を用いてレポートを作成して、期限厳守で提出すること。また、実験テーマについて、教科書やその他の資料を参考に理解を深めておく。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[ ]…(0%)②期中[テーマごとのレポート、中間テスト、    最終確認テスト ]…(70%)③平常[受講態度 ]…(30%)

    〔書籍名・著者名〕 『基礎からの食品 ・ 栄養学実験』村上俊男編著(建帛社)

    〔教科書に関する備考〕〔参考図書〕 『続・実験を安全に行なうために』(化学同人) 『栄養士・管理栄養士をめざす人の実験プライマリーガイド』(化学同人)

    〔準備物〕 白衣、B5 ノート(ルーズリーフ不可)を必ず準備すること。

    〔教員からのメッセージ〕 実験の目的と内容を十分に理解して、授業に臨んでください。

    〔教員との連絡方法〕 初回授業で提示する。

    〔参考 Web ページ〕 テーマごとに提示する。

    〔備考〕 - 64 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕献立基礎演習

    〔担当者名〕小橋 真弓〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 「献立とは何か?」をいろいろな角度から切り込むことで、実際に「栄養価、原価などを考慮した献立を作成するにはどうすればよいか?」や、喫食者の多様な「needs」や「wants」を満たすなど、献立作成における諸条件をしっかりと考慮し、現場で活躍できる能力を身につけることを目標とする。「食事計画論」で習得した食品構成基準を基に、献立を立案し、実際の食事を実施するまでの計画の基礎を毎回しっかりと演習する。

    〔到達目標〕・関連他教科とのつながりがしっかりと理解できること。・献立作成の基本条件を出来る限り満たし、喫食者に合わせたバ

    リエーション豊かな献立作成が出来るようになること。

    〔事前履修が望ましい科目〕食事計画論、栄養基礎実習 他

    〔授業計画〕1 オリエンテーション・各教科との関連について、献立を作

    成するにあたって2 メニュー作成①-主食-3 メニュー作成②-主菜-4 メニュー作成③-副菜-5 メニュー作成④-汁物-6 メニュー作成⑤-デザート-7 献立作成①-給与栄養目標量に添って作成する-8 献立作成②-昼食献立(和)-9 献立作成③-昼食献立(洋)

    10 献立作成④-昼食献立(中)11 1 週間の献立作成①-計画~評価までの流れ-12 1 週間の献立作成②-作成①組み合わせを考える-13 1 週間の献立作成③-作成②~前半分-14 1 週間の献立作成④-作成③~後半分-15 1 週間の献立作成⑤-評価-まとめ

    〔授業方法〕 テキストとプリントを併用し、実務に添った演習を行う。

    〔授業外学習〕 授業の一環として、2回生の「給食管理実習Ⅱ(学内実習)」の給食を1人2回試食する(予納金として食費 700 円を徴収)。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験 ]…(60%)②期中[小テスト、レポート ]…(20%)③平常[授業態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『五訂増補食品成分表』女子栄養大学出版部 『五訂増補調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部 『給食施設のための献立作成マニュアル』赤羽正之 他(医歯薬出版株式会社) 『食事コーディネートのための主食・主菜・副菜料理成分表』足立己幸 他(群羊社) 『栄養・食事管理のための施設別給食献立集』鈴木久乃 他(建ぱく社)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 特に指定はしないが、実際に栄養士が作成しているレシピ(料理名、使用食品名、純使用量など)が記載されているものを数多く見ること。

    〔準備物〕・A4 2穴ファイル・電卓(出来れば大きめで入力しやすいもの)

    〔教員からのメッセージ〕 机上・紙上だけの献立ではなく、実際に出来上がる料理に至るまでの数々の配慮を理解し、身につけてもらうことに重きを置きます。各自が「食品」や「料理」、「少量調理」、「大量調理」の知識を普段から身につけるべく努力して、献立作成に役立てて欲しいと思います。

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕公衆衛生学 PublicHealth

    〔担当者名〕大江 武〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 人の健康を保持増進するための社会や環境はどうあるべきかを学ぶ。人の一生における社会や環境との関係を理解するとともに、社会や環境の変化が健康に与える影響を学ぶ。また、健康情報の利用方法、情報管理や情報処理についても理解する。

    〔到達目標〕 公衆衛生並びに健康の概念を理解し、健康増進、疾病予防の考え方やわが国における取り組み(医療制度や介護保険制度などを含む)について理解する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 公衆衛生の意義・歴史2 人口と公衆衛生、保健統計①…人口静態統計3 保健統計②…人口動態統計で使われる各種指標4 保健統計③…人口動態統計(年齢調整死亡率)5 保健統計④…生命表、疾病統計、国際疾病分類6 疫学①…疫学の意義、疫学指標7 疫学②…疫学調査方法、因果関係の判定(症例・対照研究、

    コホート研究)、情報とコミュニケーション8 公衆衛生活動①…母子保健9 公衆衛生活動②…感染症対策

    10 公衆衛生活動③…高齢者の保健と福祉、難病、精神保健、 衛生行政11 生活習慣病…生活習慣と健康、主要疾患の疫学と対策12 環境と健康①…環境汚染と公害対策、地球規模の環境破壊13 環境と健康②…環境衛生14 健康行動科学、学校保健、産業保健15 社会保障・社会福祉・医療制度、国際保健

    〔授業方法〕 講義を中心に進める。状況に応じて、理解力を見るためにミニテストを行う。

    〔授業外学習〕 予習としては、教科書の該当部分を一読し、復習では、配布したプリントと教科書で理解を深めること。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験 ]…(60%)②期中[試験 ]…(20%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『社会・環境と健康「公衆衛生学」』柳川 洋・箕輪眞澄(医歯薬出版株式会社)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『国民衛生の動向』(厚生統計協会)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕 毎回の講義で履修した内容を知識として積み重ねていく態度を忘れないようにすること。疑問点があれば、少しでも調べる態度を身に付けること(疑問点が必ずしも解決しなくても構わない)

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕社会福祉概論 SocialWelfareAnatomy

    〔担当者名〕石野 美也子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 生まれてから死ぬまでの間におこる様々な問題をライフステージと社会福祉という観点から学ぶ。歴史と理念を知り、社会福祉は身近なものであり、 自分はどうとらえているかを考える。

    〔到達目標〕 社会福祉を通して栄養士として人とかかわる基本となることをとを学び、福祉の実際を理解する。

    〔事前履修が望ましい科目〕 介護保険や制度にかかわる資料を事前に集めておく。

    〔授業計画〕1 社会福祉とは何か2 社会福祉の概念3 社会福祉の歴史4 現代社会をとりまく状況ー生活保護について5 家族の変化6 児童虐待の種類と実際7 児童虐待について〈グループディスカッション〉8 ドメスティック・バイオレンスの実際と現状9 ノーマライぜーションの思想

    10 糸賀一雄を通して考える障害者観11 神谷美恵子を通して考える《援助》の意味12 デス・エデュケーションについて13 介護保険を考えよう〈グループワーク〉14 介護保険について考えよう〈発表〉15 年金を考えよう〈講義とディスカッション〉

    〔授業方法〕 講義とグループディスカッションを交えて , 自分で考え、答えを導けることに重点を置いて授業を行う。

    〔授業外学習〕 新聞のきりぬきを行いノートに作成し、授業の中で発表する。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験 ]…(70%)②期中[小テスト及びディスカッション ]…(10%)③平常[新聞の切り抜きと 1 分関スピーチで評価 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『栄養士・管理栄養士をめざす人の社会福祉』岩松珠美・三谷嘉明編(株式会社みらい)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕解剖生理学

    〔担当者名〕久保田 優〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 人体を各系統別に分け、構造(解剖学)を述べたあと、機能(生理学)を説明する。講義に当たっては、両者の関連を重視し説明する。

    〔到達目標〕 人体の系統別にその構造と機能が説明できるようになる。さらに2回生で人の病気や栄養学を学ぶ際の基礎となる知識を習得する。

    〔事前履修が望ましい科目〕 高等学校において生物を履修しているか、それに相当する知識を持っていることが望ましい。

    〔授業計画〕1 人体の構成要素と働き2 消化器系の構造と機能-その 13 消化器系の構造と機能-その 24 呼吸器系の構造と機能5 循環器系の構造と機能-その16 循環器系の構造と機能-その 27 泌尿器系(腎臓)の構造と機能8 内分泌系の構造と機能9 筋肉、骨の構造と機能

    10 造血系の構造と機能-その 111 造血系の構造と機能-その 212 免疫系とは13 ホメオスターシスの仕組み14 女性生殖器の構造と機能15 まとめ

    〔授業方法〕 教員が作成し、事前に資料として配布する Powerpoint のスライドを中心に講義を進める。教科書は掲載された図表を中心に参考として用いる。

    〔授業外学習〕

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[学年度末に総合テストを実施する。 ]…(40%)②期中[学期中に3回の小テストを行う。]…(45%(15%× 3回))③平常[出席点 ]…(15%)

    〔書籍名・著者名〕 『人体の構造と機能 第3版』佐藤昭夫、佐伯由香(医歯薬出版)

    〔教科書に関する備考〕 毎回必ず持参すること。

    〔参考図書〕

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕 質問があれば気軽にして下さい。

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕生化学 Biochemistry

    〔担当者名〕村上 俊男〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 生化学とは、生物の生命現象を分子レベル(糖質、タンパク質、ビタミン、核酸、ホルモンなど)で捉える学問である。その中心をなすのは、生物体を構成している物質の化学的性質(静的生化学)とそれらの物質の生体内での化学的変化(動的生化学)である。注目を浴びているバイオテクノロジーなど最新の知見の紹介は、最小限にとどめざるを得ない。

    〔到達目標〕 上記で示した基礎的かつ古典的な内容を通して、「生きている仕組み」の必要条件を分子レベルで理解し、「より健康になる」ための栄養学の知識 ・ 技能の上積みにつなげる。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 オリエンテーション、バイオテクノロジー2 生体成分、代謝、細胞3 糖質の化学と機能4 脂質の化学と機能5 タンパク質の化学と機能6 ビタミン、無機質、ホルモンの化学と機能7 酵素の化学と機能8 静的生化学の復習、小試験9 栄養素の消化と吸収

    10 エネルギー代謝11 糖質の代謝12 脂質の代謝13 タンパク質の代謝14 核酸とタンパク質の生合成15 代謝の相互関係、代謝調節

    〔授業方法〕 教科書に沿って授業は進めていくが、適宜、スクリーン媒体やプリントを用いて、内容的な補充や理解の手助けにする。毎回の始めには、前回の復習をすることにより内容の周知徹底をはかる。

    〔授業外学習〕 「化学」と名のつく唯一の科目で、難しいと言われている科目なので、実力の程度に応じてそれなりの準備学習をすること。予習は教科書に目を通す程度でよいが、復習は重要事項を中心に教科書 ・ 資料 ・ ノートを再確認すること。さらに、教科書の各章末にある練習問題にチャレンジすることにより、理解度がチェックできるはずである。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答試験 ]…(80%)②期中[8回目の授業で筆答試験 ]…(15%)③平常[出席態度 ]…( 5%)

    〔書籍名・著者名〕 『生化学(新食品 ・ 栄養科学シリーズ)』福田満編(化学同人)

    〔教科書に関する備考〕 教科書を予習していることを前提に授業を進める。必要に応じてプリントを配布する。

    〔参考図書〕 『生化学』(栄養 ・ 健康科学シリーズ)奥恒行他編(南江堂):教科書より高レベル 『生化学』(栄養科学イラストレイテッド)薗田 勝編(羊土社):教科書と同レベル 『イラスト生化学入門』相原英孝他著(東京教学社):基礎レベル

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕 食物栄養学科の基礎科目に位置づけられている科目なので、しっかり身に付ける必要がある。自主学習に励み、わからない箇

    所はそのまま放置せずに解決する努力を怠らないで欲しい。

    〔教員との連絡方法〕 M317 研究室への来室 0774-25-2443 への電話(研究室直通)

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 化学の基礎知識に不安がある人は、計算・化学基礎講座(本学で4 月~5 月に実施)を受講することを望む。

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕生化学実験 ExperimentinBiochemistry

    〔担当者名〕村上 俊男〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実験

    〔授業の概要〕 生化学の講義と対をなす内容であり、五大栄養素の種類や性質

    (静的生化学)を把握した上で、その消化吸収や代謝を担う酵素分子及び酵素反応(動的生化学)を理解することに重点をおく。また、自分の尿を定性的かつ定量的に分析することで、身体機能が正常か否かを実感する一助とする。

    〔到達目標〕 講義で得た「生きている仕組み」の理論的な知識を、この実験で得られた結論を通してより確実なものとして体得し、「より健康へ」をめざす栄養学の実践に結びつけていく。

    〔事前履修が望ましい科目〕 生化学、基礎実験

    〔授業計画〕1 オリエンテーション、基本操作の復習2 糖質の定性実験Ⅰ(呈色反応)3 糖質の定性実験Ⅱ(加水分解、オサゾンの生成)4 脂質の定性実験(溶解性、ケン化、不飽和度試験)5 アミノ酸・タンパク質の定性実験Ⅰ(呈色反応)6 タンパク質の定性実験Ⅱ(凝固 ・ 沈澱反応)7 ビタミン、無機質の定性実験(市販品の分析)8 クロマトグラフィーによる生体成分の分離と確認(アミノ

    酸、脂溶性ビタミン)9 グルコースの代謝実験(好気的&嫌気的条件)

    10 酵素実験Ⅰ(基質特異性、最適温度 &pH、安定性)11 酵素実験Ⅱ(濃度依存性、阻害剤の作用)12 酵素実験Ⅲ(アミラーゼ & プロテアーゼの応用)13 酵素反応と非酵素反応(褐変)14 尿検査(一般的性状、異常尿成分、クレアチニンの定量)15 実験レポートの返却・講評、まとめ

    〔授業方法〕 教科書およびスクリーン媒体を用いてテーマの解説をし、具体的な実験操作はプリント(実施の一週間前配布)にて説明する。原則として班ごと(4、5名編成)の共同実験で進めていく。実験後はその結果や与えられた課題をレポートにまとめ、一週間後に提出する

    〔授業外学習〕 毎回の授業には、取り上げられるテーマに関する知識を再確認

    (講義で用いた教科書・ノートなど)して臨むこと。授業後は実験ノートでデータを整理し、得られた実験結果から何が明らかになったのかの結論を導き出し、講義での知識と結びつけて理解を深めること。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答試験 ]…(30%)②期中[実験レポート3回 ]…(30%)③平常[出席態度 ]…(40%)

    〔書籍名・著者名〕〔教科書に関する備考〕 初回に教科書に代わるテキストを配布する(無料)。テキスト以外に、毎回プリントも配布する。

    〔参考図書〕 『生化学実験』谷口巳佐子・奥田義博編(講談社サイエンティフィク) 『新訂 生化学実験』林淳三編(建帛社) 『新しい生化学・栄養学実験』吉田勉監修(三共出版)

    〔準備物〕 白衣(綿製)、上靴、手ぬぐい

    〔教員からのメッセージ〕〔教員との連絡方法〕 M317 研究室への来室 0774-25-2443 への電話(研究室直通)

    〔参考 Web ページ〕〔備考〕

    〔科 目 名〕食品学Ⅰ FoodScienceI

    〔担当者名〕田中 惠子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 栄養士が食事設計を行う際には、食品の特性を科学的に理解したうえで、献立を作成し、食材を選び、適切な調理法を実施することが求められる。食品学Ⅰでは、人間と食物の関わりを概説し、食品成分表の使い方を学び、食品の3 つの機能(栄養性、嗜好性、生体調節作用)と保存・加工過程での成分変化を、主として化学的、物理的な視点から解説する。

    〔到達目標〕 食品に含まれている成分の化学的、物理的性質、および保存・加工・調理過程での成分変化などの現象を、栄養学や調理学と有機的に関連付けて理解する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 オリエンテーション2 食品の種類と分類3 食品成分表4 食品の成分:水分5 食品の成分:タンパク質6 食品の成分:炭水化物7 食品の成分:脂質8 食品の成分:ビタミン9 食品の成分:無機質

    10 食品の成分:嗜好成分 111 食品の成分:嗜好成分 212 食品成分間反応:脂質の酸化13 食品成分間反応:酵素による食品成分の変化、非酵素的褐

    変反応14 食品の物性:食品の状態、レオロジーとテクスチャー15 まとめ

    〔授業方法〕 講義形式。教科書とプリントに沿って進める。

    〔授業外学習〕 予習:各回のテーマについて教科書の該当箇所を読み、課題があるときは必ず取り組んでおくこと。 復習:テーマごとに、授業で取り組んだ内容について、教科書、プリントおよび講義ノートを用いてまとめる。課題があるときは必ず取り組んでおくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[学期末試験 ]…(80%)②期中[ ]…( 0%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『食品学 -食品成分と機能性- 第 2 版(スタンダード栄養・食物シリーズ 5)』久保田紀久枝 他編(東京化学同人) 『食品成分表 改訂最新版』香川芳子 監修(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕〔参考図書〕 『食品学Ⅰ(第2 版)』菅原龍幸編(建帛社) 『イラスト食品学総論』 種村安子 他著(東京教学社)

    〔準備物〕〔教員からのメッセージ〕 食品を化学的、物理的に理解する内容ではあるが、できるだけ実際の食生活での現象に結び付けて説明するので、苦手意識を持たず、積極的に取り組んでほしい。

    〔教員との連絡方法〕 オリエンテーションで提示する。

    〔参考 Web ページ〕〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕食品学Ⅱ FoodScienceⅡ

    〔担当者名〕藤原 智子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 食品の特性がそれを構成する成分の化学的性質により得られることを理解したうえで、各食品素材の特徴や分類法、品質の鑑別法、保存法、さらに調理・加工への応用について学ぶ。

    〔到達目標〕 日常よく用いられる食品素材の特性について、栄養、嗜好、生理機能の点から体系的に理解し、栄養士に求められている的確に食品を選択する力を身につける。

    〔事前履修が望ましい科目〕 食品学Ⅰ

    〔授業計画〕1 生活習慣病と食品の機能性2 食品中の三次機能成分3 特定保健用食品とサプリメント4 穀類5 いも類・豆類・種実類6 野菜類7 果実類8 キノコ類・藻類9 食肉類

    10 卵類11 乳類12 魚介類13 油脂類・調味料・香辛料・嗜好品14 成分抽出素材と加工食品15 まとめ

    〔授業方法〕 講義を中心に行うが、随時、授業の中であらかじめ示した課題についてのプレゼンテーションを求めたり、小テストを実施する。

    〔授業外学習〕 授業に関連した内容についてレポートの作成を行う。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[ ]…( 0%)②期中[授業内小テスト ]…(40%)③平常[宿題・授業外レポート ]…(60%)

    〔書籍名・著者名〕 『スタンダード栄養・食物シリーズ 5 食品学-食品成分と機能性-第 2 版』久保田紀久枝・森光康次郎 編(東京化学同人)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『食品成分表 改訂最新版』香川芳子 監修(女子栄養大学出版部) 『日本食材帖』山本譲治 他(主婦と生活社)

    〔準備物〕 参考書は教科書とともに授業時には必携のこと。

    〔教員からのメッセージ〕 毎回小レポートを課し、随時小テストも実施しますので、しっかり予習復習をして授業に臨んでください。

    〔教員との連絡方法〕 質問は授業の前後に受け付けます。

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕栄養学 PrinciplesofNutrition

    〔担当者名〕高安 淳子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 各テーマで基礎と応用にわけて講義をおこなう。基礎では、栄養素の消化・吸収・代謝の仕組みと体内での機能について学び、栄養に関する基本的な知識を習得する。応用では、主として食事摂取基準に示される各栄養素の食べ方がなぜ大切なのかを理解して、栄養学を健康につながる食生活に生かすためにはどうすればよいかを考える。

    〔到達目標〕 栄養学に関する知識と考え方を習得する。特に栄養と健康との関わりを科学的根拠に基づいて正しく理解する能力を養いたい。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 オリエンテーション2 身体のしくみと栄養素の消化・吸収3 糖質の代謝と栄養(基礎)4 糖質の代謝と栄養(応用)5 脂質の代謝と栄養(基礎)6 脂質の代謝と栄養(応用)7 タンパク質の代謝と栄養(基礎)8 タンパク質の代謝と栄養(応用)9 無機質とビタミンの栄養(基礎・応用)

    10 無機質とビタミンの栄養(基礎・応用)11 無機質とビタミンの栄養(基礎・応用)12 エネルギー代謝13 食事摂取基準と食生活14 遺伝子発現と栄養15 まとめ

    〔授業方法〕 教科書を中心に、プリントやビデオを用い、講義を進めていく。

    〔授業外学習〕 予習:各回のテーマについて教科書の該当箇所を読んでおく。 復習:テーマごとに、授業で取り組んだ内容について、教科書、プリントおよび講義ノートを用いてまとめること。課題があるときは必ず取り組んでおく。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆記試験 ]…(80%)②期中[ ]…(0%)③平常[ミニテスト&レポート ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『基礎栄養学』鈴木和春(第一出版)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 食品成分表改訂最新版

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕ライフステージ栄養学 NutritionalScienceonLifeStage

    〔担当者名〕坂本 裕子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 現在の多様化する食環境の中で健康であるためには、各個人がそれぞれのライフステージや生活の状況に応じた適切な食生活を送れることが大切である。各状況での栄養のあり方を学び、栄養マネジメントの考え方を理解し、望ましい食生活を様々な状況の中で実践できる力を養う。

    〔到達目標〕 各ライフステージや生活状況に応じた望ましい食生活のあり方を学び、応用力、考える力を習得する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 栄養マネジメント2 加齢と栄養 食事摂取基準、食事バランスガイド3 妊娠期の栄養4 授乳期の栄養5 乳児期の栄養 16 乳児期の栄養 27 幼児期の栄養 18 幼児期の栄養 29 学童期の栄養

    10 思春期の栄養11 成人期の栄養12 更年期の栄養13 高齢期の栄養14 運動と栄養 ストレスと栄養 15 まとめ

    〔授業方法〕 主に講義形式で行う。授業開始時に、前回授業の確認を行う。

    〔授業外学習〕 毎回テキストを熟読し、疑問点を明確にして授業に臨む。復讐を行い授業前の質問に答える。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験(筆答) ]…(80%)②期中[ ]…(0%)③平常[授業開始時の復習のチェックなど ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『応用栄養学 ライフステージからみた人間栄養学』森 基子他(医歯薬出版㈱)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『日本人の食事摂取基準 2010 年版』厚生労働省(第一出版) 『N ブックス応用栄養学』江沢郁子他(建帛社) 『NEXT応用栄養学』中坊幸弘他(講談社)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕 授業終了後か研究室(M218)へ

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕ライフステージ栄養学実習 PracticeinNutritionalScienceonLifeStage

    〔担当者名〕森 美奈子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 近年の高齢化社会において、生活習慣病の増加が大きな問題となっている。生活習慣病の予防のためには、幼い頃からの食を通じての健康づくりは今後ますます重要視される。 栄養士が人々の健康づくりを支援するために、各ライフステージの栄養特性を理解し、健康管理のために望ましい食品の選択や調理形態を学び、栄養管理の実践を習得する。

    〔到達目標〕 各ライフステージの栄養特性や生活状況をふまえた上でより健康に過ごすための献立作成、栄養士として専門知識を活用したおいしくて健康的な食事づくりを実習し、ライフステージの特性に見合った栄養管理ができる能力を培う。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 授業計画の概要説明、乳児期の栄養管理と調乳実習2 乳児期の栄養管理Ⅰ 離乳食献立調理①3 乳児期の栄養管理Ⅱ 離乳食献立調理②4 乳児期の栄養管理Ⅲ 離乳食献立調理③5 幼児期の栄養管理Ⅰ 保育所・幼稚園献立調理6 幼児期の栄養管理Ⅱ お弁当づくり7 小児アレルギー食実習8 学童期の栄養管理 学校給食献立調理9 思春期・青年期の栄養管理と調理

    10 壮年期の栄養管理と調理11 スポーツ選手の栄養管理と調理12 妊産婦の栄養管理と調理13 授乳婦の栄養管理と調理14 高齢期の栄養管理 咀嚼・嚥下困難食献立調理15 高齢期の栄養管理 行事食献立調理

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[課題 ]…(20%)②期中[「学期中の課題レポート 15 回」の提出は    必須である。 ]…(60%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『応用栄養学実習』東愛子・原田まつ子編(講談社) 『五訂増補食品成分表改訂最新版』(女子栄養大学出版部) 『調理のためのベーシックデータブック』(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 個人消費に要する実習教材費は、予納金として別途に徴収する。

    - 71 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕公衆栄養学 PublicHealthNutrition 

    〔担当者名〕池田 順子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 わが国における公衆栄養活動の歴史や関連施策を学び、現代の日本人の健康・栄養問題の実態を把握、そして、問題解決のために栄養はどうあるべきかを明らかにし、健康増進のための取り組みに必要な公衆栄養活動のプロセスを学ぶ。

    〔到達目標〕 健康・栄養問題の現状とそれを取り巻く各種要因に関する情報を収集・分析することができ、さらに、それらが健康の保持増進にどの様に関わっているかについて理解し、それらを総合的に評価・判定出来る取り組み方を習得する事を目標とする。.

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 Ⅰ.公衆栄養とは①2 Ⅰ.公衆栄養とは②Ⅱ.公衆栄養の歴史3 Ⅲ.わが国の食生活と栄養問題の変遷と現状①4 Ⅲ.わが国の食生活と栄養問題の変遷と現状②5 Ⅳ.わが国の食生活と健康①6 Ⅳ.わが国の食生活と健康②7 Ⅴ.わが国の公衆栄養政策① 1)栄養行政2)栄養関係法規8 Ⅴ.わが国の公衆栄養政策② 3)国民健康・栄養調査4)健康日本 219 Ⅴ.わが国の公衆栄養政策③ 5)健康づくりのための各種指針

    10 Ⅵ.公衆栄養マネージメント11 Ⅶ.栄養疫学12 Ⅷ.食事摂取基準①13 Ⅷ.食事摂取基準②14 Ⅸ.諸外国の健康 ・ 栄養問題の現状15 まとめ

    〔授業方法〕 講義

    〔授業外学習〕 毎回の授業で学んだ教科書や配布プリントを参考にして、ノートを再度、読み返して整理し、理解を深める。加えて次回に学ぶ箇所(教科書)を読んでおくこと。新聞などで報道される「食と健康」に関する情報に関心を持ち、報道の内容を理解しようとする姿勢をもつこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答 ]…(80%)②期中[レポート ]…(20%)③平常[ ]…( 0%)

    〔書籍名・著者名〕 『公衆栄養学』山本茂、他(講談社) 『食品成分表改訂最新版』香川芳子(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『国民健康・栄養の現状―平成 20 年厚生労働省国民健康・栄養調査報告より』(第一出版) 『日本人の食事摂取基準 (2010 年版)』(第一出版)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕栄養指導論 NutritionEducation

    〔担当者名〕森 美奈子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 日本は高齢化、国際化、情報化の時代を迎え、健康問題が国民の大きな関心事となっている。特に、健康・医療・福祉の分野において健康教育の一環として栄養教育の重要性が問われている。社会情勢の変動や食環境の変化にも柔軟に対応できるような幅広い栄養教育の知識と実践力を身につけることを目標とする。

    〔到達目標〕 個人や集団に栄養指導をする際に、対象者の行動変容を促し、適切に改善された食生活が継続し習慣化できるまで支援できるような知識と実践力の習得を目指す。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 栄養教育の概念2 栄養教育の対象と教育の場3 栄養教育の背景と推移 Ⅰ4 栄養教育の背景と推移 Ⅱ5 栄養士制度と関係法規(栄養士法)6 栄養士制度と関係法規(健康増進法・地域保健法)7 栄養士制度と関係法規(食育基本法・学校給食法)8 災害時の栄養士活動9 食環境づくりと栄養教育

    10 栄養教育の国際的動向11 栄養教育のための基礎知識12 日本人の食事摂取基準Ⅰ13 日本人の食事摂取基準Ⅱ14 栄養教育の国際的動向15 食行動変容と栄養教育

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答試験 ]…(70%)②期中[課題 ]…(20%)③平常[受講態度 ]…(10%)

    〔書籍名・著者名〕 『ヘルス 21 栄養教育 ・ 栄養指導論 第 6 版』大野知子・辻とみ子編著(医歯薬出版) 『五訂増補食品成分表改訂最新版(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『厚生労働省策定日本人の食事摂取基準〈2005 年版〉』第一出版編集部編(第一出版) 『「食事バランスガイド」を活用した栄養教育・食育実践マニュアル』武見ゆかり編(第一出版) 『性・年齢・身体活動レベル別食事摂取基準値早わかり』川端輝江・山中由紀子著(女子栄養大学出版部)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    - 72 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕栄養指導論実習Ⅰ PracticeIinNutritionEducation

    〔担当者名〕池田 順子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 栄養指導に必要な食生活、生活及び健康に関する実態把握の方法(各種調査・測定の取り組み方)を実習で習得した後、それらを用いた栄養指導の取り組み方(問題点の発見→診断→目標設定→計画立案)を個人【自分】を対象として学ぶ。

    〔到達目標〕 栄養教育のための基礎的能力 ( 現状把握のための各種調査・測定の方法、問題点の発見・診断の方法、改善のための目標の設定方法)を習得し、健康増進のための栄養教育計画の立案ができるようになること。

    〔事前履修が望ましい科目〕〔授業計画〕

    1 授業内容(本科目の学び方の特徴)の説明食事摂取量調査のための演習①

    2 食事摂取量調査のための演習②3 身体状況調査(健康調査・身体計測)4 食生活・生活習慣に関する調査 ・ 測定の取り組み方(実施

    方法及び集計方法)の実習(1)①食事摂取量調査(秤量記録法)

    5 食生活・生活習慣に関する調査 ・ 測定の取り組み方(実施方法及び集計方法)の実習(2)①食事摂取量調査(秤量記録法)②摂取汁物の塩分測定③摂取食塩量の測定

    6 食生活・生活習慣に関する調査 ・ 測定の取り組み方(実施方法及び集計方法)の実習(3)④食習慣・生活習慣調査⑤生活活動量調査

    7 コンピュターによる栄養素・食品群別摂取量の算出8 食事摂取基準の算出9 食品構成の作成

    10 栄養アセスメントの取り組み方11 歩行数及び歩行速度の測定及び生活活動量の集計・評価12 栄養教育の取り組み方〔現状把握→問題発見→診断→目標

    設定→実施→評価〕の実習①13 栄養教育の取り組み方〔現状把握→問題発見→診断→目標

    設定→実施→評価〕の実習②14 栄養教育の取り組み方〔現状把握→問題発見→診断→目標

    設定→実施→評価〕の実習③15 レポートのまとめ方の学習

    〔授業方法〕 実習

    〔授業外学習〕 健康の保持増進のための栄養教育の取り組み方を学ぶ教科であるので、調査・測定には授業時間外に取り組まざるを得ない項目が多い。授業中に学習した内容が適切な方法で実施できるよう、しっかり復習して理解を深めておくことが必要である。また、次回取り組みの内容に必要な資料の収集 ( 予習)が必要である。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答 ]…(40%)②期中[レポート、提出物 ]…(40%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『食品成分表改訂最新版』香川芳子(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕〔参考図書〕 『国民健康・栄養調査報告書』(第一出版) 『食品80 キロカロリガイドブック』(女子栄養大学出版部) 『日本人の食事摂取基準 2010』(第一出版) 『栄養教育論』(講談社) 『公衆栄養学』(講談社)

    〔準備物〕〔教員からのメッセージ〕〔教員との連絡方法〕〔参考 Web ページ〕〔備考〕

    〔科 目 名〕食事計画論 PlannedMeal

    〔担当者名〕坂本 裕子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 健康な生活を営むために必要なエネルギーや栄養素を毎日の食事から過不足なくバランスよく摂取するには、食品の種類や量、調理方法をどのように組み合わせればよいのか。 「食事摂取基準→食品構成→献立」に至る一連の過程を、健康な成人を対象にした日常食として具体化できるようにする。

    〔到達目標〕 食事計画を立てるために必要な基本的な考え方を理解し、異なるライフステージ、治療のための食事、集団給食など、いろいろな領域での食事計画に共通する基礎を身に付ける。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 食事計画の目的、必要な基礎知識2 食事計画に必要な基礎知識3 食事摂取基準について4 食事摂取基準について 基礎代謝量、エネルギー量の算出5 食事摂取基準について エネルギー量の算出6 食事摂取基準について タンパク質量の算出7 食事摂取基準について 脂質量の算出8 食事摂取基準について エネルギー、タンパク質、脂質9 食品構成と献立、食品群、食品成分表

    10 食品構成と献立、食品群、食品成分表11 食品群別荷重平均成分表 12 食品構成と食品群別荷重平均成分表 13 食品構成の作成14 食品構成の作成15 まとめ

    〔授業方法〕 講義と演習を組み合わせて進める。

    〔授業外学習〕 毎回配布するプリントをよく読み、与えられた課題をしっかりしておくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験(筆答) ]…(80%)②期中[試験(筆答) ]…(20%)③平常[ ]…( 0%)

    〔書籍名・著者名〕 『日本人の食事摂取基準(2010 年版)』(第一出版) 『食品成分表改訂最新版』(女子栄養大学出版部) 『主食・主菜・副菜料理成分表』(群羊社) 『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 適宜指示する。

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕 授業終了後か研究室(M218)へ

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    - 73 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕給食管理論 FeedingServiceAdministration

    〔担当者名〕浅野 美登里〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 給食の目的は、病院や小学校等の各給食施設の対象者に適した質の高い食事を提供し、疾病の治療促進や予防、健全な成長、健康の保持増進等を図るとともに、給食を通してよりよい食習慣を定着させることにある。特定給食施設における栄養士の役割と給食の運営に必要な管理の基本を管理項目別、給食施設別に講義する。

    〔到達目標〕 給食の運営に必要な管理業務の基本的な考え方と方法、必要な基礎知識を習得する。また、特定給食施設における栄養士の役割の重要性を理解する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 給食の目的、給食関係法令2 健康増進法と特定給食施設3 給食管理の意義と栄養士の役割4 給食の運営・管理とマネジメントサイクル5 栄養・食事管理①6 栄養・食事管理②7 献立管理8 栄養・食事管理の評価9 調理作業管理①

    10 調理作業管理②11 安全・衛生管理①12 安全・衛生管理②13 施設・設備管理14 事業所給食・学校給食の特性15 病院給食・福祉施設給食 

    〔授業方法〕 講義を中心とする。

    〔授業外学習〕 講義は教科書と配付資料に沿って進めるので、指定されたところをしっかり読んで来ること。講義ノートはその都度整理し、疑問点を解決できるようにしておくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[試験(筆答) ]…(100%)②期中[ ]…(0%)③平常[ ]…(0%)

    〔書籍名・著者名〕 『給食経営管理論〔第 3 版〕』君羅 満 他(建帛社) *未確定。変更する場合あり。 『大量調理施設衛生管理のポイント〔三訂〕』食品衛生研究会(中央法規)

    〔教科書に関する備考〕 確定ではありません。変更する場合があります。

    〔参考図書〕 『食品成分表(改訂最新版)』(女子栄養大学出版部) 『日本人の食事摂取基準(2010 年版)』(第一出版)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕調理学 CookeryScience

    〔担当者名〕福田 小百合〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 調理は食品を食卓に供するための最終手段であり、食品をおいしく、衛生的に安全で、しかも栄養効果を高めるために行われる。本科目では、まず調理の目的や意義について考え、調理に必要な調理操作や食品の調理特性について理論的に学ぶ。

    〔到達目標〕 調理の目的や意義がわかり、調理するために必要な調理操作や食品の調理特性について理論的に理解することを目標とする。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 調理学の概念・意義(調理の目的、調理文化、料理様式、

    食卓構成、食事計画 等)2 調理と嗜好性1(おいしさの形成)3 調理と嗜好性24 調理操作1(非加熱操作 等)5 調理操作2(加熱操作 等)6 炭水化物を多く含む食品の調理特性17 炭水化物を多く含む食品の調理特性28 たんぱく質を多く含む食品の調理特性19 たんぱく質を多く含む食品の調理特性2

    10 たんぱく質を多く含む食品の調理特性311 ビタミン・無機質を多く含む食品の調理特性112 ビタミン・無機質を多く含む食品の調理特性213 成分抽出素材の調理特性114 成分抽出素材の調理特性2 等15 まとめ(まとめ、調理をとりまく問題とこれからの調理 等)

    〔授業方法〕 主に講義形式で教科書、プリント、資料等に沿ってすすめる。

    〔授業外学習〕 日常から調理にかかわり、興味や疑問をもつことを心掛ける。予習として、主に次回の授業で進む部分について教科書に目を通すこと。また、復習のための小テストにむけて、わからない部分はノートや授業で配布するプリント等を確認し理解できるようにしておくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答 ]…(80%)②期中[筆答(小テスト)、提出物 ]…(20%)③平常[ ]…(0%)

    〔書籍名・著者名〕 『健康・調理の科学』和田淑子他(建帛社) 『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『食品成分表改訂最新版』(女子栄養大学出版部)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕 研究室(M213)

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    - 74 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕調理学実習Ⅰ PracticeIinCookeryScience

    〔担当者名〕福田 小百合〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 調理の目的を理解した上で、本科目では、各調理操作別に食品の調理特性を考慮した実習を通して、調理学で学んだ知識を実際の調理に活用するための基礎的な手法と技術を学ぶ。

    〔到達目標〕 調理による食品の変化を理解し、調理のために必要な基礎的な手法と技術を実習を通して習得することを目標とする。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 授業の説明と課題について2 味の好みと適量(実習)3 「なま」に関する実習4 「ゆでる」に関する実習5 「煮る」に関する実習16 「煮る」に関する実習27 「焼く」に関する実習18 「焼く」に関する実習29 「蒸す」に関する実習

    10 「炒める」に関する実習111 「炒める」に関する実習212 「揚げる」に関する実習113 「揚げる」に関する実習214 「寄せる」に関する実習15 まとめ

    〔授業方法〕 実習は主に 4 名程度の班に分かれて行う。

    〔授業外学習〕 日常から調理にかかわり、興味や疑問をもつことを心掛ける。実習で行ったことを復習しながら、家でも調理をすること。また、実習を思い出し、本や資料を調べながら課題を行い、わからないことを理解できるようにしておくこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆答 ]…(50%)②期中[提出物 ]…(40%)③平常[受講態度 ]…(10%)

    〔書籍名・著者名〕 『食品成分表改訂最新版』香川芳子(女子栄養大学出版部) 『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『健康・調理の科学』和田淑子他(建帛社)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕 研究室(M213)

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 個人消費に要する実習教材費は、予納金として別途に徴収する。

    〔科 目 名〕調理学実習Ⅱ PracticeIIinCookeryScience

    〔担当者名〕安藤 ひとみ〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕実習

    〔授業の概要〕 様々な様式の実習を通して調理の意義や目的を理解し、さらに食品の特性、調理操作のポイントなどを把握する。理論と技術を結びつけて実習を行い、献立作成の力を養う。

    〔到達目標〕 調理のために必要な基礎的な知識や技術を習得する。各々の食品の栄養的価値や栄養バランスを考え、主食、主菜、副菜という概念から健康的な食生活を実習を通して理解する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 オリエンテーション2 和食13 和食24 和食35 和食46 洋食17 洋食 28 洋食 39 洋食 4

    10 中華111 中華 212 中華 313 中華 414 献立作成15 自由献立の実施とその評価 

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕 調理に対して興味や疑問を持ち、日常から調理に関わること。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[レポート ]…(30%)②期中[レポート・提出物 ]…(30%)③平常[授業態度 ]…(40%)

    〔書籍名・著者名〕

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 個人消費に要する実習材料費は予納金として別途に徴収する。

    - 75 -

    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕栄養教諭論 NutritionTeacherTheory

    〔担当者名〕坂本裕子・福田小百合〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 栄養教諭制度が設置された背景を学び、「児童の食に関する指導」の重要性を理解し、認識を深める。そして学校現場における食の指導のあり方、他教科や家庭、地域との連携のあり方を学ぶ。

    〔到達目標〕 教育職員としての栄養教諭の重要性を理解し、食に関する指導を実践できる能力を修得する。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 栄養教諭制度創設の背景2 児童・生徒の食の現状と栄養に関わる教育の必要性3 児童・生徒の食の現状と栄養に関わる教育の必要性4 学校給食の意義、役割5 学校給食の意義、役割6 栄養教諭の職務内容、役割栄養の指導及び管理に関わる法

    令、諸制度7 食文化と食の歴史(年中行事や行事食、食の継承)8 食に関する指導9 食に関する指導①全体的な計画策定

    10 食に関する指導②給食の時間における指導11 食に関する指導③教科や特別活動等における指導12 食に関する指導④個別的な相談指導13 食に関する指導⑤家庭、地域と連携した指導14 食に関する指導⑥指導案、指導教材作り15 まとめ

    〔授業方法〕 一部発表形式で行う。討議、質疑を通して互いに理解を深めあう。

    〔授業外学習〕 課題についてよく学習する。テキスト、参考書等を熟読し、授業に臨むこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[レポート ]…(60%)②期中[レポート・発表 ]…(20%)③平常[受講態度 ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕 『栄養教諭論 理論と実践』金田雅代編著(建帛社)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 適宜指示する。

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

    〔科 目 名〕教師論 TeacherandTeachingProfession

    〔担当者名〕千古 利恵子〔開講学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 教職は、人間形成に関わる重要な職務だといわれる。ならば、「教職を目指すものに要請される資質とは何だろう?本当にそんなものがあるのか?」を考えてみる必要があるだろう。この授業では、現代の社会状況に目を向けつつ、「教師とは、いかなる存在であるべきか」を個々人の問題として捉えながら、教職の役割を考えたい。

    〔到達目標〕 教育現場で求められる栄養教諭の知識・教養とは何かを考え、そのために必要な情報に敏感に反応する力を身につける。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 オリエンテーション2 学校教育の目的と教職の歴史3 学校教育の目的と教職の歴史4 社会から見た教職の意義―栄養教諭に求められるもの―5 社会から見た教職の意義―栄養教諭に求められるもの―6 教師の職務内容と教育法規―栄養教諭の職務内容―7 教師の職務内容と教育法規―栄養教諭の職務内容―8 教師の職務内容と教育法規―栄養教諭の職務内容―9 教師の職務内容と教育法規―栄養教諭の職務内容―

    10 教育現場が求める「教師像」11 教育現場が求める「教師像」12 教育職の理想と現実13 教育職の理想と現実14 栄養教諭に求められるもの15 まとめ

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕・教科書を読み、教師に必要な人との関わり方について考えてお

    くこと。・他者との関わりが不得手な場合は、教科書の事例を参考にして、

    その解決法を考えてみること。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[ ]…(50%)②期中[ ]…( 0%)③平常[ ]…(50%)

    〔書籍名・著者名〕 『コミュニケーション論-ゆたかなコミュニケーションをめざして-』(創文社)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕 第1回授業時に指示する。

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕教育原理 PrincipleofEducation

    〔担当者名〕中島 千惠〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 本講義では、食育や栄養指導にあたる人々が教育的に関わる集団や場所(就学児童、成人、家庭、学校外の教育機関)を意識しながら、それぞれの集団レベルにおける教育の意義や課題を考える。

    〔到達目標〕(1)教育の意義を説明できる。(2)現代の子ども観が理解できている。(3)効果的な学習指導についての基礎知識を持っている。(4)乳幼児期、児童期、そして子育てに関わる大人の学びについて考えることができる。

    (5)各段階の学びにおいて栄養教諭はどのような教育的働きかけができるのか、様々な可能性について考えることができる。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 どこまで知っている? 現代の子ども達の姿2 子どもは無力な存在? 教育思想と児童観の変遷3 教育って知識を教えること? 教育活動の本質4 三つ子の魂百まで !? 日本の乳幼児保育 (1)乳幼児保育制度(2)乳幼児期の保育の基本 (3)保・幼・小連携  5 学校の誕生:公教育の意義と基本原理 森有礼の教育改革を通して6 なぜ学校に行くの? 教育における権利と義務 7 子どもを育てる大人の学び:生涯学習と指導者の役割8 まとめ9

    101112131415

    〔授業方法〕 講義で基礎的内容を確認し、グループワーク、ディスカッションなどで出来るだけ考えを深められるようにする。

    〔授業外学習〕 予習:テキストを読む。 復習:ノートや配布資料で授業を振り返るその他:日頃から教育に関係するニュースに関心を持つようにする。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[基礎的知識を確認する。持ち帰り試験 ]…(70%)②期中[授業中の課題、宿題 ]…(30%)③平常[ ]…(0%)

    〔書籍名・著者名〕 『人間形成の基本原理』田中亨胤、越後哲治、中島千恵、岡崎公典編著(あいり出版)

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 授業中に紹介する。

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕 栄養教諭を目指す人だけでなく、栄養士として社会で活躍することを目指している人も、将来必ずどこかで教育的関わりが生じてくると思います。なぜなら、人々が自分の食生活を改善し、より楽しいものにするには、必ずどこかで誰かの支援や教育的働きかけが必要になるからです。ご自分の食に関する知識や技術を幅広く、有意義に社会で生かしていけるよう、この授業を通して教

    育的視点を持っていただけるようにと願っています。

    〔教員との連絡方法〕 授業後か研究室(M506)で。 研究室に不在の場合、メモをドアに貼ってください。後ほど連絡します。

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕学級経営論 ClassroomManagement

    〔担当者名〕中島 千惠〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 就学児童は、一日の大半を学級で過ごす。学級で出会う人間関係、級友とともに経験する様々な学習と諸行事は、児童の日々を喜びに溢れたものにもし、苦しみに満ちたものにも変えていく。そして児童の心に一生深い影響を及ぼしていくものである。本講義では、小学校低学年の学級を意識しながら、子どもたちが生き生きと学び、生活できる場へと学級を創造するための基本を学ぶ。

    〔到達目標〕 子どもが安心して、楽しく学べる学級経営について基礎的知識を身につけるとともに、考える姿勢を培う。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 バーンアウトする教師:学級経営を学ぶ意義2 学級と子ども理解3 モラール(集団の意欲)の向上4 学級崩壊と教師の指導タイプ5 特別なニーズを持つ子どもへの対応6 保護者と共に:保護者対応と連携7 教師の苦悩とメンタルヘルス89

    101112131415

    〔授業方法〕 講義、ディスカッション、グループワーク、発表

    〔授業外学習〕 授業ノートで内容を良く理解するように努めること。 学級の諸問題に興味を持つように努めること。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆記試験 ]…(100%)②期中[ ]…(0%)③平常[ ]…(0%)

    〔書籍名・著者名〕 『学級の育て方・生かし方』國分康孝 ・ 河村茂雄共著(金子書房)1996 年 

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 『崩壊しない学級経営をめざして』國分康孝 ・ 河村茂雄(学事出版)1998 年 『先生の意識が変われば学級も変わる』久保千里 ・ 西川猛(学陽書房)1999 年 『学級経営入門』杉山正一(東洋館出版)1980 年

    〔準備物〕〔教員からのメッセージ〕 学級における子どもとの出会いと関わりはとても深い喜びを教師にもたらします。しかし、苦しみも伴います。少しでも子どもと教師にとって楽しく、意義のある学級経営ができるように一緒に考えましょう。

    〔教員との連絡方法〕 授業後か研究室(M506) で。研究室に不在の場合は、ドアにメモを残して下さい。

    〔参考 Web ページ〕〔備考〕

    〔科 目 名〕教育心理学 EducationalPsychology

    〔担当者名〕鳥丸 佐知子〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 主に発達と学習・学習指導の観点から講義を進める。教育の基礎となる「学習」理論を中心に、教育心理学の基本的知見を整理し、その背後にある心理学的なものの見方・考え方について概観したい。

    〔到達目標〕 子どもが本来持っている「知的好奇心」を上手に引き出せる教員をめざすとともに、講義を通して、自分自身の「学習」に対する考え方を見つめなおすことを目標とする。

    〔事前履修が望ましい科目〕 こころのしくみ こころと臨床

    〔授業計画〕1 教育心理学とは2 学習と発達3 学習の基礎としての条件付け4 学習の動機づけ5 パーソナリティ6 知能と創造性7 不適応児の理解と指導89

    101112131415

    〔授業方法〕 主として講義形式で進める。

    〔授業外学習〕①ボランティアなど、自ら探してでも子どもとかかわる機会を

    作る。②どんなジャンルの本でもよいので読書習慣をつける。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[レポート試験 ]…(50%)②期中[中間レポート・心理テスト ]…(30%)③平常[授業態度・毎回の授業の感想 etc. ]…(20%)

    〔書籍名・著者名〕

    〔教科書に関する備考〕

    〔参考図書〕 授業中に適宜紹介する。

    〔準備物〕 授業中に適宜連絡する。

    〔教員からのメッセージ〕 積極的に授業に参加してください。将来、栄養教諭をめざすものとして、教える立場だけでなく、学ぶ立場にとって、やる気の出る環境とはどういう環境なのか、常に自分自身に問いかけながら授業に取り組むことを希望する。また心理テストなどを通して、自己理解を深めるきっかけ作りとしてください。

    〔教員との連絡方法〕 授業終了後か研究室(M515)

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕 私語厳禁。

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    食物栄養学科 

    Ⅰ回生

  • 〔科 目 名〕道徳教育の内容 ContentsofMoraleducation

    〔担当者名〕大久保 智〔開講学期〕1 年次・後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕講義

    〔授業の概要〕 世界の道徳教育について論じながら、とりわけ日本の道徳教育の徳目主義を批判的に深化していく。また現代社会における道徳教育のあるべき姿を模索していく。

    〔到達目標〕 小学校における「道徳の時間」に使用する読物資料とその指導案の作成ができることを目標とする。

    〔事前履修が望ましい科目〕

    〔授業計画〕1 世界の道徳教育1 -徳目主義2 世界の道徳教育 2 -価値主義3 世界の道徳教育 3 -段階的発達主義4 カントとルソーの道徳教育5 希望について6 愛について7 信頼について89

    101112131415

    〔授業方法〕

    〔授業外学習〕 授業はワーク・ショップ形式で進めるが、特に後半に入ってからは各自、徳目について深く考える復習を重点的に行うこと。

    〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①期末[筆記試験 ]…(70%)②期中[レポート 3 回 ]…(30%)③平常[ ]…( 0%)

    〔書籍名・著者名〕

    〔教科書に関する備考〕 使用しない。

    〔参考図書〕 中学校・道徳副読本『生きる力』(大阪書籍) 『人間形成と道徳』稲富栄次郎著作集、第9 巻(学苑社)

    〔準備物〕

    〔教員からのメッセージ〕

    〔教員との連絡方法〕

    〔参考 Web ページ〕

    〔備考〕

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    Ⅰ回生