福岡県をモデルとしたクラウド時代の itビジネスクリエータ地域...

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平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業 福岡県をモデルとしたクラウド時代の ITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの 拡充と展開 事業報告書 事業名称 「福岡県をモデルとしたクラウド時代のITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの拡充と展開」 麻生情報ビジネス専門学校

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平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業

福岡県をモデルとしたクラウド時代の

ITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの

拡充と展開

事業報告書

事業名称「福岡県をモデルとしたクラウド時代のITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの拡充と展開」

麻生情報ビジネス専門学校

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プログラム開発委員会 報告書

1. プログラム開発委員会の目的

2. プログラム開発委員会スケジュール概要

3. テキスト開発の方向性

4. テキストの概要◇ シナリオ型システム開発プログラム◇ 改版提案学習プログラム

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1.プログラム開発委員会の目的

◇事業方針策定、分科会進捗管理、調査結果の把握及び分析、福岡県の大学及びIT関連企業との連携体制構築

◇ITの地場企業に関して実証講座を実施

するためのスケジューリング及び募集活動◇実証講座実施に関する評価方法の検討と

評価の集計◇開発した教材を使用して、実証講座を行う

◇IT企業に対して必要となる中核的人材像の調査◇福岡におけるアジャイル実績調査◇他場所におけるアジャイル実績調査

業界団体およびIT企業

モデル駆動型開発の教材の作成

デザイン思考能力育成の教材の作成

IT業界で働く社会人対象

実施委員会

実証評価分科会

調査分科会

プログラム開発委員会

◇上流行程を学習するための

カリキュラム開発、及びシラバスの作成◇シナリオ型システム開発テキストの

バージョンアップ◇改版提案学習プログラムのテキスト開発

(顧客ニーズに基づいてソフトウェア開発を行うためのトレーニング)

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2.プログラム開発委員会スケジュール概要

9月 10月 11月 12月 1月 2月

委員会 ● ● ● ●

テキスト開発 実証講座による実践及び評価

<スケジュール概要>

第1回プログラム開発委員会日時:2016年9月27日 16:00~17:30場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:開発テキストの方向性の共有

第2回プログラム開発委員会日時:2016年12月10日 17:300~

19:00場所:国際電子ビジネス専門学校議題:モデル駆動型開発テキストを

中心としたレビュー

第3回プログラム開発委員会日時:2017年1月11日 11:00~12:00場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:開発したテキストのレビュー

第4回プログラム開発委員会日時:2017年2月6日 16:00~17:30場所:中野サンプラザ会議室議題:合同委員会最終報告

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3.テキスト開発の方向性

シナリオ型システム開発テキスト

「高速開発」「ビジネス分析」の2点を繋げて1つのカリキュラムとする⇒いくつかのシナリオを設けて、演習を通してその2点を体験する

【授業形態】 … クラウドシステムを利用した実習及び講義

【授業内容】 … 複数の事例を通し発生する顧客のニーズを、モデル駆動型システム開発を

用いて修正・テストを繰り返すことでアジャイル開発の一連の流れを理解する。

【対象者】 … 開発から長く離れている元システムエンジニア今後のシステムエンジニアを目指すプログラマー

【時間数】 … 15時間

【学習目標】 … アジャイル開発とモデル駆動型開発を体験し、スピード感のある開発能力を身に付ける

◇開発担当 : 金冨さん◇ページ 数 : 約100ページ

本年度の方針

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改版提案学習プログラムテキスト

【授業形態】 … アクティブラーニングによる講義

【授業内容】 … 既存のシステムの機能把握と他業種の要求事項を分析し、顧客のニーズや販路拡大のために効率よくシステムを改版するための提案方法を学習する

【対 象 者】 … システム開発の上流工程を担当する方で、超上流工程の開発能力を高めたい方

【時 間 数】 … 10時間

【学習目標】 … 既存システムの改版において現システムの把握と、顧客ニーズ分析を的確に行えるようになる開発済のシステムを、顧客のニーズや販路拡大に合わせて「展開」⇒「ニーズ分析」⇒「提案手法」をグループワークで学び、このフローを繰り返すことでデザイン思考を身に付けることができる内容とする

【教材の構成】 … 講師用と受講者用の二種類のテキストを作成する・グループワークの際に利用する受講者用の教科書・受講者を解に導くための手順書・マニュアルに類する、講師用の教科書(ソフトウェア開発におけるデザイン思考の導入)

開発担当 : 飛田先生ページ数 : 受講者用および講師用の二冊分

※来年度開発予定

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4.テキストの概要

シナリオ型システム開発テキスト

目次

0.はじめにITを取り巻く環境必要となるIT技術者像本テキストの目標

1.アジャイル開発とユーザー中心設計1-1 従来型の開発(ウォーターフォール型)とは2-2 ウォーターフォールからアジャイル開発手法へ1-3 ユーザー中心設計2.アジャイル開発の概要2-1 アジャイル開発の開発工程の流れ2-2 アジャイル開発の進め方2-3 アジャイル開発のコツ2-4 アジャイル開発が失敗する原因3.モデル駆動型開発とは3-1 モデル駆動型開発の概要3-2 プログラミングとの違い3-3 モデル駆動型開発の未来、展望3-4 モデル駆動型開発とアジャイル開発の

組み合わせ

5.従業員管理システム5-1 開発方法の説明5-2 従業員一覧画面の作成5-3 従業員新規登録、編集画面の作成5-4 削除機能の追加6.従業員管理システムのカスタマイズⅠ6-1 カスタマイズ要望のヒアリング6-2 要件分析6-3 実装7.従業員管理システムのカスタマイズⅡ7-1 カスタマイズ要望のヒアリング7-2 要件分析7-3 実装

4.OutSystems Platformによる開発4-1 OutSystems概要4-2 アカウントの作成4-3 モデル駆動型開発ツールのインストール4-4 モバイル環境の準備4-5 基本操作

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11.顧客管理システムのカスタマイズⅡ11-1 カスタマイズ要望のヒアリング11-2 要件分析11-3 実装12.顧客管理システムのカスタマイズⅢ12-1 カスタマイズ要望のヒアリング12-2 要件分析12-3 実装13.モバイルアプリの開発14.モバイルアプリによる顧客管理システム15.オフライン機能の実装

8.従業員管理システムのカスタマイズⅢ8-1 カスタマイズ要望のヒアリング8-2 要件分析8-3 実装9.バージョン管理とロールバック9-1 バージョン管理機能9-2 ロールバック9-3 モジュールのクローン9-4 顧客管理システムの準備

10.顧客管理システムのカスタマイズⅠ10-1 カスタマイズ要望のヒアリング10-2 要件分析10-3 実装

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改版提案学習プログラムテキスト

【授業計画】

1.デザイン思考についてデザイン思考の基本プロセスについて学習する

2.既存システムの調査飲食店向けに開発された「順番待ちシステム」の機能を調査する

3.観察やインタビューなど顧客から情報を収集する方法を学習するフレームワークを活用し、ニーズ分析をする方法を学習する

4.病院において「順番待ちシステム」の必要性について考察する・外来受付における順番待ち・診察や会計、薬渡しにおける順番待ち<課題を持ち寄り、ディスカッションする>

5.病院向け順番待ちシステムのプロトタイプ作成をする病院向け順番待ちシステムの機能仕様書を作成する

6.病院向け順番待ちシステムのプレゼンテーション資料作成及び模擬プレゼンテーションを行う7.銀行において「順番待ちシステム」の必要性について考察する8.銀行において「順番待ちシステム」の必要性について考察する・口座開設における順番待ち・融資窓口における順番待ち<課題を持ち寄り、ディスカッションする>

9.銀行向け順番待ちシステムの機能仕様書を作成する10.銀行向け順番待ちシステムのプレゼンテーション資料作成および模擬プレゼンテーションを行う

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実証評価委員会 報告書

1. 実証評価委員会の目的

2. 実証評価委員会スケジュール概要

3. 実証講座の方向性

4. 講座後アンケート結果◇シナリオ型システム開発◇改版提案学習プログラム

5. アンケート比較

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1.実証評価委員会の目的

◇事業方針策定、分科会進捗管理、調査結果の把握及び分析、福岡県の大学及びIT関連企業との連携体制構築

◇IT企業に対して必要となる中核的人材像の調査◇福岡におけるアジャイル実績調査◇他場所におけるアジャイル実績調査

業界団体およびIT企業

モデル駆動型開発の教材の作成

デザイン思考能力育成の教材の作成

IT業界で働く社会人対象

実施委員会

実証評価分科会

調査分科会

プログラム開発委員会

◇上流行程を学習するための

カリキュラム開発、及びシラバスの作成◇シナリオ型システム開発テキストの

バージョンアップ◇改版提案学習プログラムのテキスト開発

(顧客ニーズに基づいてソフトウェア開発を行うためのトレーニング)

◇ITの地場企業に関して実証講座を実施

するためのスケジューリング及び募集活動◇実証講座実施に関する評価方法の検討と

評価の集計◇開発した教材を使用して、実証講座を行う

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2.実証評価委員会スケジュール概要

9月 10月 11月 12月 1月 2月

委員会 ● ● ● ●

テキスト開発

<スケジュール概要>

第1回実証評価委員会日時:2016年9月27日 16:00~17:30場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:実証講座の方向性の共有

第2回実証評価委員会日時:2016年12月10日 17:30~19:00場所:国際電子ビジネス専門学校議題:実証講座①の振返り

第3回実証評価委員会日時:2017年1月11日 11:00~12:00場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:実証講座②③の方向性の共有

第5回実証評価委員会日時:2017年2月6日 16:00~17:30場所:中野サンプラザ会議室議題:実証講座①②の報告

合同委員会最終報告

国際電子ビジネス専門学校

富山情報ビジネス専門学校

麻生情報ビジネス専門学校

第4回実証評価委員会日時:2017年1月28日 17:30~18:30場所:富山情報ビジネス専門学校議題:実証講座②の振返り

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3.実証講座の方向性

シナリオ型システム開発講座および改版提案学習プログラム講座を、それぞれIT経験のある社会人を対象に実施する

▼国際電子ビジネス専門学校シナリオ型システム開発・改版提案学習プログラム両講座を実施受講対象者:システム開発の上流工程からテストまでを行った経験があるエンジニアで、現在は

開発言語や開発環境の問題からシステム開発ができない方▼富山情報ビジネス専門学校シナリオ型システム開発講座を実施受講対象者:富山情報ビジネス専門学校のOBで、IT企業に勤務している方

▼麻生情報ビジネス専門学校シナリオ型システム開発講座を実施

⇒講座後のアンケートで効果の測定および福岡のIT人材と他場所のIT人材の比較を行う

対 象:国際電子ビジネス専門学校日 程:2016年 12月 10日 (土) <シナリオ型システム開発><改版提案学習プログラム>

対 象:富山情報ビジネス専門学校日 程:2017年 1月 28日 (土) <シナリオ型システム開発>

対 象:麻生情報ビジネス専門学校日 程:2017年 2月 15日 (水) <シナリオ型システム開発>

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4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2016年12月10日 9:30~12:30場 所:国際電子ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:改版提案学習プログラム

平成 28年度文部科学省委託事業 実証講座 【受講者】アンケート

講 座 名 改版提案学習プログラム 実 施 日 12/10

会社名 氏 名

1 あなたの所属を教えて下さい。

1.IT企業でプログラミング開発業務に従事 2.IT企業で設計・企画業務に従事 3.IT企業で 3.4.以外

4.ユーザー企業で IT関連部門に従事

5.その他( )

2 本講座について、次の各項目の該当する番号の ○を塗りつぶしてください。

(4:十分あてはまる 3:どちらかと言えばあてはまる 2:どちらかと言えばあてはまらない 1:あてはまらない)

質 問 項 目 4 3 2 1

(1) 受講前と比べ、IT人材として企画・提案力の必要性が理解できた。 O O O O

(2) 受講前と比べ、企画・提案をまとめる過程の全体像が理解できた。 O O O O

(3) 受講前と比べ、調査・観察、課題発見、意見集約など各手法を知ることができた。 O O O O

(4) テキストや資料は、わかりやすかった。 O O O O

(5) 時間配分は適切だった。 O O O O

(6) 事例を元に実際に課題を発見することができた。 O O O O

3 講座内容で特に分かり易かった点、理解できた点を記入してください。

4 講座内容で難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください。

5 講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください。

※ ご記入ありがとうございました。このアンケートは、講座終了後に運営事務局担当者に提出ください。

このアンケート結果は統計的に処理した上で利用いたします。個人情報は本調査の目的以外には利用いたしません。

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1.あなたの所属を教えてください

項目 回答数 %

IT企業でプログラミング開発業務に従事 6 85.7%

IT企業で設計・企画業務に従事 0 0.0%

IT企業で①・②以外 1 14.2%

ユーザー企業でIT関連部門に従事 0 0.0%

その他 0 0.0%

2.受講前と比べ、IT人材として企画・提案力の必要性が理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2016年12月10日 9:30~12:30場 所:国際電子ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:改版提案学習プログラム講 師:飛田 努(福岡大學)

57.1%42.8%

0.0% 0.0%

十分あてはまるどちらかと言えばあてはまる

どちらかと言えばあてはまらない あてはまらない

85.7%

0.0%

14.2% 0.0% 0.0%その他

IT企業で設計・企画業務に従事

ユーザー企業でIT関連部門に従事

IT企業で①②以外

IT企業でプログラ

ミング開発業務に従事

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3.受講前と比べ、企画・提案をまとまる過程の全体像が理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

57.1%42.8%

0.0% 0.0%

十分あてはまるどちらかと言えばあてはまる

どちらかと言えばあてはまらない あてはまらない

4.受講前と比べ、調査・観察、課題発見、意見集約など各手法を知ることができた

項目 回答数 %

十分あてはまる 5 71.4%

どちらかと言えばあてはまる 2 28.5%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

71.4%28.5%

0.0% 0.0%

どちらかと言えばあてはまらない

どちらかと言えばあてはまる

十分あてはまる

あてはまらない

5.テキストや資料は、分かりやすかった

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

57.1%42.8%

0.0% 0.0%

どちらかと言えばあてはまる

十分あてはまる

あてはまらないどちらかと言えばあてはまらない

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6.時間配分は適切だった

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

57.1%42.8%

0.0% 0.0%

どちらかと言えばあてはまらない

どちらかと言えばあてはまる

あてはまらない

十分あてはまる

7.事例を元に実際に課題を発見することができた

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

57.1%42.8%

0.0% 0.0%

あてはまらない

十分あてはまる

どちらかと言えばあてはまらない

どちらかと言えばあてはまる

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・午前の講義の、デザイン思考の上流分析はユーザー要求が不確定な場合に有効だと感じました。  

・グループワークを通してみんなの意見をまとめながら進められて楽しかった。 また、ユーザー・ストーリー・マッピングを学べて良かった。

・ユーザーが求める優先順位の考え方。

・何回かに分けてリリースし、ユーザーのために最終的により良いものにしていく考え。

・デザイン思考の重要性について理解することができました。 本日学べたことを実業務で活かしたいと思います。

・ケーススタディがあり、実習を通して分析できたのではないかと思います。

・実例(行列を無くすシステム)があったため、内容はとても分かりやすかった。

◆講座内容で特にわかりやすかった点、理解できた点を記入してください

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・「ストーリーテリング」にフォーカスを当ててグループディスカッションを  行ったので、デザイン思考全般の話をもう少し聞きたかった。

・分析方法のアプローチは複数あるため、有効に使えたらと思います。

・チームで行った作業の目標(ゴール)が少々あやふやで、どこを目指すか困った。

・受講して良かったです。

◆講座内容で難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください

◆講座の運営に関して、ご意見がありましたら記入してください

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平成 28年度文部科学省委託事業 実証講座 【受講者】アンケート

講 座 名 シナリオ型システム開発 実 施 日 12/10

会社名 氏 名

1 あなたの所属を教えて下さい。

1.IT企業でプログラミング開発業務に従事 2.IT企業で設計・企画業務に従事 3.IT企業で 3.4.以外

4.ユーザー企業で IT関連部門に従事

5.その他( )

2 本講座について、次の各項目の該当する番号の ○を塗りつぶしてください。

(4:十分あてはまる 3:どちらかと言えばあてはまる 2:どちらかと言えばあてはまらない 1:あてはまらない)

質 問 項 目 4 3 2 1

(1) 受講前と比べ、これから求められるIT人材像に関して理解できた。 O O O O

(2) 受講前と比べ、モデル駆動型開発の有効性を理解できた。 O O O O

(3) 受講前と比べ、アジャイル開発に対する理解が深まった。 O O O O

(4) テキストや資料は、わかりやすかった。 O O O O

(5) 現在の業務(または就職活動や就職後)に役立つ内容であった。 O O O O

(6) 今後も継続して学びたい研修内容であった。 O O O O

(7) 関連する研修へ参加したい。 O O O O

3 講座内容で特に分かり易かった点、理解できた点を記入してください。

4 講座内容で難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください。

5 講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください。

※ ご記入ありがとうございました。このアンケートは、講座終了後に運営事務局担当者に提出ください。

このアンケート結果は統計的に処理した上で利用いたします。個人情報は本調査の目的以外には利用いたしません。

4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2016年12月10日 13:30~16:30場 所:国際電子ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:シナリオ型システム開発

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4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2016年12月10日 13:15~16:30場 所:国際電子ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:シナリオ型システム開発講 師:金冨 聡(株式会社BlueMeme)

飯塚 正成(有限会社ザ・ライスマウンド)

1.受講前と比べ、これから求められるIT人材像に関して理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

2.受講前と比べ、モデル駆動型開発の有効性を理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 28.5%

どちらかと言えばあてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまらない 1 14.2%

あてはまらない 0 0.0%

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3.受講前と比べ、アジャイル開発に対する理解が深まった

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

4.テキストや資料は、分かりやすかった

項目 回答数 %

十分あてはまる 7 100.0%

どちらかと言えばあてはまる 0 0.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

5.現在の業務(または就職活動や就職後)に役立つ内容であった

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 3 42.8%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

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6.今後も継続して学びたい研修内容であった

項目 回答数 %

十分あてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまる 2 28.5%

どちらかと言えばあてはまらない 1 14.2%

あてはまらない 0 0.0%

7.関連する研修へ参加したい

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 28.5%

どちらかと言えばあてはまる 4 57.1%

どちらかと言えばあてはまらない 1 14.2%

あてはまらない 0 0.0%

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・OutSystemsプラットフォームは、開発案件で導入可能か検討したいと思います。

・ウォーターフォールとアジャイルとで、モノやサービスに対する考え方のまとめ として役立ったと思う。お客様も言葉にできない部分を汲み取る力が必要になると感じた。 

・OutSystemsプラットフォームが品質面、コスト面で有効である事がわかりました。 ユーザー案件への導入を検討したいと思います。

・グラフィックにして、流れにすることでお客様との対話にも使えるという話には納得できた。

・コードを自動生成、しかも完全にコードに触れなくすることで、処理の方法を統一 できるのは利点だと思う。

・ツールを使い、早くユーザーとの対応に答えることができるのか。 うまくツールを使いこなしていくと可能になっていくのだろうなと感じた。

・実習など、多く手を動かしながら受講できたのがよかった。

・実際のアジャイル開発で求められているスピード感が体験できた点はとてもよかった。

・OutSystems Platfformが良く出来たシステムなのか、限られた時間の中で アジャイル開発の魅力が十分に理解できた。

◆講座内容で特にわかりやすかった点、理解できた点を記入してください

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・まだツールに慣れていないので選択する項目の場所を見つけるのにとまどった。

・グラフィカルプログラミング等ソース管理を行い多人数で開発するイメージが湧かなかった。

・チラシ等の案内で講座内容がわかりにくかった。

・受講して良かったです。

◆講座内容難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください

◆講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください

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平成 28年度文部科学省委託事業 実証講座 【受講者】アンケート

講 座 名 シナリオ型システム開発 実 施 日 1/28

会社名 氏 名

1 あなたの所属を教えて下さい。

1.IT企業でプログラミング開発業務に従事 2.IT企業で設計・企画業務に従事 3.IT企業で 3.4.以外

4.ユーザー企業で IT関連部門に従事

5.その他( )

2 本講座について、次の各項目の該当する番号の ○を塗りつぶしてください。

(4:十分あてはまる 3:どちらかと言えばあてはまる 2:どちらかと言えばあてはまらない 1:あてはまらない)

質 問 項 目 4 3 2 1

(1) 受講前と比べ、これから求められるIT人材像に関して理解できた。 O O O O

(2) 受講前と比べ、モデル駆動型開発の有効性を理解できた。 O O O O

(3) 受講前と比べ、アジャイル開発に対する理解が深まった。 O O O O

(4) テキストや資料は、わかりやすかった。 O O O O

(5) 現在の業務(または就職活動や就職後)に役立つ内容であった。 O O O O

(6) 今後も継続して学びたい研修内容であった。 O O O O

(7) 関連する研修へ参加したい。 O O O O

3 講座内容で特に分かり易かった点、理解できた点を記入してください。

4 講座内容で難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください。

5 講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください。

※ ご記入ありがとうございました。このアンケートは、講座終了後に運営事務局担当者に提出ください。

このアンケート結果は統計的に処理した上で利用いたします。個人情報は本調査の目的以外には利用いたしません。

4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2017年1月28日 13:30~17:00場 所:富山情報ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人(富山OB)講 座:シナリオ型システム開発

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4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2017年1月28日 13:30~17:00場 所:富山情報ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人(富山OB)講 座:シナリオ型システム開発講 師:金冨 聡(株式会社BlueMeme)

1.あなたの所属を教えてください

項目 回答数 %

IT企業でプログラミング開発業務に従事 2 50.0%

IT企業で設計・企画業務に従事 1 25.0%

IT企業で①・②以外 1 25.0%

ユーザー企業でIT関連部門に従事 0 0.0%

その他 0 0.0%

2.受講前と比べ、これから求められるIT人材像に関して理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 3 75.0%

どちらかと言えばあてはまる 1 25.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

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3.受講前と比べ、モデル駆動型開発の有効性を理解できた

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

4.受講前と比べ、アジャイル開発に対する理解が深まった

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまる 1 25.0%

どちらかと言えばあてはまらない 1 25.0%

あてはまらない 0 0.0%

5.テキストや資料は、分かりやすかった

項目 回答数 %

十分あてはまる 3 75.0%

どちらかと言えばあてはまる 1 25.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

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6.現在の業務(または就職活動や就職後)役立つ内容であった

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまる 1 25.0%

どちらかと言えばあてはまらない 1 25.0%

あてはまらない 0 0.0%

7.今後も継続して学びたい研修内容であった

項目 回答数 %

十分あてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまる 2 50.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

8.関連する研修へ参加したい

項目 回答数 %

十分あてはまる 1 25.0%

どちらかと言えばあてはまる 3 75.0%

どちらかと言えばあてはまらない 0 0.0%

あてはまらない 0 0.0%

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・コードを記述しなくてもプログラムが動作する  

・ユーザーの声をすぐに反映できる便利のよさ

・ソフトの操作性、今後のIT企業に求められる人材・スキルを理解することができた

・テキスト、資料と説明内容が一致しており、理解不足だった点を補足することができた

・実機を使って動くものを作るのはよかった

・自動生成の対象となる項目の選択(メールアドレス等が除かれていること)や

 自動生成されたコードに関する情報をしりたいと感じた

・モバイルといった端末の機能を知識として私自身理解が必要だった

・変数を作成する部分

・自分自身のスキルアップにつながった気がします

◆講座内容で特にわかりやすかった点、理解できた点を記入してください

◆講座内容難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください

◆講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください

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4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2017年2月15日 16:00~19:00場 所:麻生情報ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:シナリオ型システム開発

平成 28年度文部科学省委託事業 実証講座 【受講者】アンケート

講 座 名 シナリオ型システム開発 実 施 日 2/15

会社名 氏 名

1 あなたの所属を教えて下さい。

1.IT企業でプログラミング開発業務に従事 2.IT企業で設計・企画業務に従事 3.IT企業で 3.4.以外

4.ユーザー企業で IT関連部門に従事

5.その他( )

2 本講座について、次の各項目の該当する番号の ○を塗りつぶしてください。

(4:十分あてはまる 3:どちらかと言えばあてはまる 2:どちらかと言えばあてはまらない 1:あてはまらない)

質 問 項 目 4 3 2 1

(1) 受講前と比べ、これから求められるIT人材像に関して理解できた。 O O O O

(2) 受講前と比べ、モデル駆動型開発の有効性を理解できた。 O O O O

(3) 受講前と比べ、アジャイル開発に対する理解が深まった。 O O O O

(4) テキストや資料は、わかりやすかった。 O O O O

(5) 現在の業務(または就職活動や就職後)に役立つ内容であった。 O O O O

(6) 今後も継続して学びたい研修内容であった。 O O O O

(7) 関連する研修へ参加したい。 O O O O

3 講座内容で特に分かり易かった点、理解できた点を記入してください。

4 講座内容で難しかった点、わかりにくい点があったら記入してください。

5 講座の運営に関して、ご意見等がありましたら記入してください。

※ ご記入ありがとうございました。このアンケートは、講座終了後に運営事務局担当者に提出ください。

このアンケート結果は統計的に処理した上で利用いたします。個人情報は本調査の目的以外には利用いたしません。

Page 32: 福岡県をモデルとしたクラウド時代の ITビジネスクリエータ地域 …it.28monka-itaku.net/asoh-infomation/wp-content/uploads/2016/11/2… · 1.アジャイル開発とユーザー中心設計

4.講座後アンケート結果

実証評価委員会

日 時:2017年2月15日 16:00~19:00場 所:麻生情報ビジネス専門学校対 象:IT企業勤務社会人講 座:シナリオ型システム開発講 師:金冨 聡(株式会社BlueMeme)

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調査委員会 報告書

1. 調査委員会の目的

2. 調査委員会スケジュール概要

3. 調査委員会の方向性

4. 福岡のIT企業における実態調査報告

5. 海外視察報告

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1.調査委員会の目的

◇事業方針策定、分科会進捗管理、調査結果の把握及び分析、福岡県の大学及びIT関連企業との連携体制構築

業界団体およびIT企業

モデル駆動型開発の教材の作成

デザイン思考能力育成の教材の作成

IT業界で働く社会人対象

実施委員会

実証評価分科会

調査分科会

プログラム開発委員会

◇上流行程を学習するための

カリキュラム開発、及びシラバスの作成◇シナリオ型システム開発テキストの

バージョンアップ◇改版提案学習プログラムのテキスト開発

(顧客ニーズに基づいてソフトウェア開発を行うためのトレーニング)

◇ITの地場企業に関して実証講座を実施

するためのスケジューリング及び募集活動◇実証講座実施に関する評価方法の検討と

評価の集計◇開発した教材を使用して、実証講座を行う

◇IT企業に対して必要となる中核的人材像の調査◇福岡におけるアジャイル実績調査◇他場所におけるアジャイル実績調査

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2.調査委員会スケジュール概要

9月 10月 11月 12月 1月 2月

委員会 ● ● ● ●

テキスト開発

<スケジュール概要>

第1回調査委員会日時:2016年10月13日 15:00~16:00場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:調査の目的、方法

第2回調査委員会日時:2016年12月15日 15:00~16:00場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:海外視察報告

第3回調査委員会日時:2017年1月11日 11:00~12:00場所:麻生情報ビジネス専門学校議題:福岡IT企業アンケート調査報告

第4回実証評価委員会日時:2017年2月6日 16:00~17:30場所:中野サンプラザ会議室議題:合同委員会最終報告

海外視察報告

福岡IT企業アンケート調査報告

視察報告調査報告の分析

11/7~11海外視察(ハノイ)

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3.調査委員会の方向性

福岡のIT企業における実態調査報告

第2回調査分科会において、アジャイルに関する実態調査方法として、福岡のIT企業を対象にアジャイルに関する聞き取り調査を行う案を採用した。26年度のアジャイルに関する企業へのアンケート調査では、アジャイルの採用はほとんどないという調査結果であった。そこで3年目の本年度、福岡のIT企業に対して再度アンケート調査を実施することとした。

海外視察

IT分野における中核的人材育成に向けて、日本国内のIT業界の現状と海外(ベトナム)とを比較・調査し、モデル駆動型開発やアジャイル、企画提案のテキストおよびカリキュラム開発の資料として活用する。プログラミング工程が大きな割合を占める従来型のシステム開発手法から、モデル駆動型開発などを利用したアジャイル開発に移行しているIT業界の現状が、日本国内だけのものかどうか、また日本のIT人材の活躍の場が今後、アジアに対してどのような役割として求められていくのかをヒアリング形式で調査する。

福岡を代表する地場企業3社に対して実施

本調査事業においては、福岡のIT業界の現状を把握するため、「従来のプログラミング開発作業にはクラウドや開発ツールを使ってコストを下げ、企画や提案など上流工程に強い技術者を福岡で育成する」ことをテーマとし、主要企業等に対するヒアリング調査を通じて福岡IT企業における実態把握を行うこととする。

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【期 間】 平成28年12月19日(月) ~ 12月28日(水)

4.福岡のIT企業における実態調査

【訪問先企業】 グローバルブレインズ株式会社SCSK九州株式会社株式会社インフォ目クス

【調 査 方 法】 各企業本社において聞き取り調査

【参 加 者】 北原 聡 (麻生情報ビジネス専門学校)石井 裕詞 (麻生情報ビジネス専門学校)藤澤 昌聡 (麻生情報ビジネス専門学校)

【担 当 者】 代表取締役社長 森 俊英 (グローバルブレインズ株式会社)営業部部長 岡部 浩太郎 (SCSK九州株式会社)ITサービス部部門長 中川 学 (株式会社インフォメックス)

【調 査 内 容】 福岡におけるアジャイル開発実績調査超高速開発ツール群使用における実績調査IT企業に対して必要となる中核的人材の調査

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【目 的】 IT分野における中核的人材育成に向けて、福岡県内のIT業界の現状

を調査し、モデル駆動型開発やアジャイル、企画提案のテキスト及び

カリキュラム開発の資料として活用する。プログラミング工程が大きな

割合を占める従来型のシステム開発手法から、モデル駆動型開発など

を利用したアジャイル開発に移行しているIT業界の現状が、福岡のIT

人材の活躍の場が今後、日本国内や海外に対してどのような役割とし

て、求められていくのかをヒアリング形式で調査する。

その調査結果を、今後のIT人材育成のために報告書としてまとめる。

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平成 28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業

事業名称

「クラウド時代に対応した ITビジネスクリエータの福岡県における社会人学び直し教育プログラム開発と実証」

福岡の IT企業における実態調査報告書

平成 28年 12月

麻生情報ビジネス専門学校

はじめに

麻生情報ビジネス専門学校では、平成 26年度より、文部科学省生涯学習政策局より「成長分野におけ

る中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業を委託され運営しております。システムの買い這う環境の

変化に伴い、従来のウォーターフォール型開発ではスピードに対応できなくなるケースも多く、その代

わりとしてアジャイル開発が注目されています。

本調査事業においては、福岡の IT業界の現状を把握するため、「従来のプログラミング開発作業には

クラウドや開発ツールを使ってコストを下げ、企画や提案など上流工程に強い技術者を福岡で育成

する」ことをテーマとし、主要企業等に対するヒアリング調査を通じて福岡 IT企業における実態把

握を行いました。

今後、この報告書を活用し、成果を全国に提供することで、中核的専門人材や高度人材の養成を

図るとともに社会人等の学び直し支援に結び付けていこうとするものです。

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平成 28年 12月 20日

平成 28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進事業」

福岡県をモデルとしたクラウド時代の ITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの拡充と展開

代表校:麻生情報ビジネス専門学校

アジャイル開発に関する企業調査報告書

アジャイル開発に関して、福岡の IT企業の現状と人材の全体動向についての取組を把握するため、以

下の通りヒアリング調査を実施した。

業界団体及び福岡の IT企業に対するヒアリング調査

1.ヒアリング対象企業

SCSK九州株式会社

2.調査実施日

平成 28年 月 日( )

3.(訪問)場所

4.担当者

5.打ち合わせ要旨

(1)福岡におけるアジャイル実績調査

(2)他場所におけるアジャイル実績調査

(3)IT企業に対して必要となる中核的人材の調査

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【訪問企業】グローバルブレインズ株式会社

【日 時】2016年 12月 26日 (月)

【出 席 者】森 俊英(代表取締役社長)

北原 聡(麻生情報ビジネス専門学校)石井 裕詞(麻生情報ビジネス専門学校)

会社紹介 (グローバルブレインズ株式会社 HPより)

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【訪問企業】SCSK九州株式会社

【日 時】2016年 12月 20日 (火)

【出 席 者】岡部 浩太郎(営業部部長)

北原 聡(麻生情報ビジネス専門学校)石井 裕詞(麻生情報ビジネス専門学校)

会社紹介 (SCSK九州株式会社 HPより)

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【訪問企業】株式会社インフォメックス

【日 時】2016年 12月 28日 (水)

【出 席 者】中川 学(ITサービス部部門長)

北原 聡(麻生情報ビジネス専門学校)石井 裕詞(麻生情報ビジネス専門学校)

会社紹介 (株式会社インフォメックス会社HPより)

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【ヒアリング結果】

<アジャイル開発におけるメリット・デメリットとは>

グローバルブレインズ株式会社□顧客が現時点で考えうる範囲の仕様で、実際に動くものを短期間で開発し、顧客がそれを確認しながら、

仕様の確度を上げていくことができるメリットがある□余分なドキュメントが要らないので、その分コストが下がる□お客様と開発者の距離が近いので、エンジニアの達成感が高い

■アジャイルに向いたツールを使わないと効果が出にくいことがデメリットだといえる■会社と会社の間の取引内容を確定するために、完成されたドキュメントが必要なので、

多重下請け構造の大規模開発には適用できない

◎エンタープライズアジャイルのような、双方の良い点を組み合わせたような方式がもっと洗練されていくのではないか

SCSK九州株式会社□要求と実際のプロダクトの間に誤りや変更が発生した場合でも早い段階で気づくことができ、

また修正の影響範囲は限定されるので、要件のブレを最小限に抑えることができるメリットがある

■その一方で、仕様変更の都度コストの膨張、また納期の不確実性という面から、生産性を問われる一括請負形態に合わないことがデメリットだといえる

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株式会社インフォメックス□ドキュメントベースでの仕様決定が困難な顧客に対して有効であり、体験を通してコミットすることが

メリットだといえる□様々な部門の方々を招いたイテレーション評価会を実施するので、仕様の合議制が取りやすい□リーンスタートアップを代表する短期サイクルのビジネスに向いている□最終的に出来上がったものがより顧客にとって使いやすいものになっている□高速開発ツールや自動生成機能を活用することで、トータル的なコストダウンを狙える

■経営戦略をITで実践するケースなどは、当初の狙いから外れていく嫌いがあることがデメリットであるといえる■要件調整のハンドリングを誤ると、仕様がいつまでも確定しない

◎エンタープライズアジャイルのような、双方の良い点を組み合わせたような方式がもっと洗練されていくのではないか

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<超高速開発ツールを採用した理由>

グローバルブレインズ株式会社□今から10年くらいのスパンで、OutSystems Platformのような超高速ツールが主流になっていき、現在の

コード記述主体の開発から移行していくことが予想されるため□市場的には時期尚早だが、この時期から超高速開発ツールに取り組むことによって、きたるべき市場の

変化に先んじて対応できると考える□当初はエンドユーザーとの取引比率を増やしており、今年度は全体の4分の1がエンドユーザーになった。

そうすると、わざわざウォーターフォール方式で、ドキュメントを多く作り、承認を得ていくというプロセスを不要にしていきたい。そこで、超高速開発ツールが有効と考える

□当初はアプリケーションエンジニア主体の会社であり、「既にコードが書ける」、「お客様の業務を知っている」、というスキルセットから、超高速開発ツールの移行は容易であると考えている

SCSK九州株式会社□システムの肥大化を防ぎ、システム保守のコスト削減やスピードアップにも対応可能になるため、

高い生産性による他社との差別化を図ることができる□経営スピードに合わせて情報システム基盤を俊敏かつ的確に構築し、競合他社への優位性を保つことも重要な要素である

株式会社インフォメックス□アジャイルプロセスを効果的に実践するのに必要であったため□新規顧客を開拓する上でのキラーコンテンツつくりを試みたかったため□自社の承認WFなどでまず活用してみて非常に使い勝手が良かったため

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<ツール群の比較>

グローバルブレインズ株式会社□OutSystems Platform : ライセンス料はユーザ負担□Genexus : ライセンス料は開発側負担

SCSK九州株式会社□OutSystems Platform

□Genexus

□FastApp(SCSK製品)

株式会社インフォメックス□OutSystems Platform : 開発に一定レベルのスキルが必要で、高価である□サイボウズkintone : 開発も簡素で安価だが、複雑なハンドリングが困難である□CakePHP(BACK機能)等 : 自動生成を意識した設計ノウハウが必要で、変更に弱い

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<超高速開発ツールのメリット・デメリット>

グローバルブレインズ株式会社<OutSystems Platformについて>◇動くものを短期間で開発でき、またレスポンシブも対応であることがメリットだといえる◇スマホのネイティブアプリも作れる◇開発の標準化が図れる◇コードのセキュリティレベルが確保できる◇メンテナンスが容易である◇運用コストが下がる

◆ライセンス費用が年間最低でも6百万円~1千万円程度かかるので、大手ユーザーでないと導入の

スケールメリットを享受できない、といったデメリットがある

◎まだまだ福岡では、超高速開発への理解度が低く、例えると「初代プリウスを販売しているような営業マン」のような気持ちである。「良さそうだけど本当にハイブリッドカーって大丈夫なの?」とか「まだ乗っている人が少ないから」、などという理由で導入をためらっているのが現状だ。しかし、現在のハイブリッドカーの人気を考えると、超高速開発もこれから時代が進んでいくと「次は超高速開発だね」というように、市場が変化してくると予想する。

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SCSK九州株式会社□超高速開発ツールを使用することで業務ルールやシステムルールを実行するプログラムを自動生成

できるようになるため、詳細設定やプログラミングの工数が減る。このことがベテラン社員の活用につながり、結果、導入以前の3倍以上の高い生産性を維持することに成功している。

□代理店になることによってライセンス収入が発生することもメリットといえる

■OutSystems Platformは海外製品(ポルトガル)で費用が高価であることがデメリットであるといえる■超高速開発ツールの普及によって、将来的にソフトベンダーが不要になるのではないかという懸念もある

株式会社インフォメックス<Kintoneについて>□動くものを短期間で開発できる(例えば3分でアプリを作ってみせるなど)メリットがある□意識せすにスマートフォンにも対応できる□権語スキルがほとんど不要である□他のクラウドサービスの連携ラインナップが豊富である(クラウドコーディネートのコアとなりうる)□サイボウズ社の販売協業により、新規顧客の開拓スピードが大幅にUPした

■UIが弱く、見栄えを好みに合わせるためには個別会はtが必要であることがデメリットであるといえる

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<事業内容およびIT人材の全体動向について>

グローバルブレインズ株式会社〔事業内容〕□当社は、常に会社の売上の5%から10%は新規事業に取り組むことを決めており、単なる調査研究ではなく、

戦略的OCTという位置づけで、実際にプロジェクトとして提案し、受注し、開発をしていく中で、知見をためていくという方法をとっている。

□クラウドインテグレーション、モバイルアプリ、超高速開発、IoT、AIなどにも、現在も今後も取り組んでおり、

機会がある毎に商談として提案している□様々なクラウドベンダー、OutSystemsとのパートナー契約もその一環である

〔IT人材の全体動向〕■社内の8割くらいのエンジニアは、現在の技術で仕事をしていますが、会社の中に常に新技術に取り組む

部署があることによって、自分たちが近未来に取り組むべき技術についての予感が高まる。それが社内で実施できていることは、彼らの成長にとってメリットであると考えている。

■当社はアプリケーションエンジニア主体の会社であり、「既にコードが書ける」、「お客様の業務を知っている」

というスキルセットから、超高速開発ツールの移行は容易だと考えている。また、経験を積めば積むほど、超高速開発ツールは有効な手段であると考える。

■CSRも重要なポイントと考えている。「ふくおかクラウドアライアンス」という活動によって、福岡のIT人材全体

に最新情報にふれる機会を作り、人との出会いの機会も広げるということに貢献していきたい。(2016年は、無償セミナーを中心に、約1,000名の方に参加いただいている)

■当然、超高層開発についても、その存在を知っていただき、どういうものか体験していただき、可能であれば

自社のラインナップに加えてもらいたいと考える。

◎当社は、自社だけの成功はないと考える。地域全体のIT企業の成功が、ひいてはITユーザの成功に

つながっていくと確信しているからである。

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SCSK九州株式会社□企業全体のエンジニアの平均年齢は45歳ほどであり、業務契約の元請けと下請けのおおよその比率

は元請けが7割、下請けが3割という比率である。□システム開発に関わる雇用形態は一括請負が6割、順委任が4割、派遣が0の割合となっている。□現在、社員数110名。対象顧客は九州地場を中心に業務展開している。

株式会社インフォメックス〔事業内容〕

□Kintoneをコアとした様々なクラウドコーディネートサービスを展開しながらストック拡大に力を入れて

いる。その為に、アジャイル型の要件確定が出来る人材を育成している。□長期のビジョンとしてはITに強いことを武器にした、顧客の業務を全て請け負うような事業である、

ビジネスサービスプロバイダーを目指している。

〔IT人材の全体動向〕□現状の社内の技術者は従来(ウォーターフォール)型の設計、開発ノウハウの保有者がほとんどだが

Kintoneやその他のシステム開発において年間1,000万円ほどアジャイルプロセスを適用する実績も出てきている。

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5.海外視察報告

ベトナムIT企業5社、大学1校での調査を実施

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【調査結果】

訪問企業の現状

日本を中心としたオフショア事業が大部分を占める

オフショア事業はすべてウォーターフォール型開発

シンガポール等からの元請けの事業はアジャイル型開発

IT人材の状況

アジャイル型開発の教育は外部セミナーを利用しているが、

実力が足りず、社内にも有識者が少ない

→アジャイル型開発ができる人材育成が必要

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平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業福岡県をモデルとしたクラウド時代のITビジネスクリエータ地域版学び直し教育プログラムの拡充と展開

事 業 報 告 書平成29年2月

学校法人 麻生塾 麻生情報ビジネス専門学校〒812-0016福岡県福岡市博多区博多駅南2丁目12-32

TEL 092-415-2291 FAX 092-415-2297

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