2016年3月期 決算説明

１．経営環境

国内経済

経済対策や金融緩和により企業業績が改善、雇用環境の

改善等により個人消費も底堅く、緩やかな景気回復傾向

世界経済

個人消費が堅調に推移し 景気回復が継続

地政学的要因や政局不安のなか 力強さを欠く展開

成長率の鈍化が鮮明になり 景気は減速

米国

欧州

中国

２．売上高および損益要因

売上高 21,261 百万円 前期比 5.7%

営業利益 1,663 百万円 前期比 △12.0%

売上高営業利益率 7.8 % 前期実績 9.4%

ROE 6.7 % 前期実績 9.7%

配当 55 円 （予定） 前期実績 50円

• 空調用センサ および 自動車用素子が 好調に推移

• 車載メーカー、省エネ・環境エコ関連メーカーをターゲットに、

積極的な営業活動を継続

• 福島芝浦電子 計算方法変更に伴う 退職給付に係る負債の増加

３．損益計算書［要約］

2015年3月期 2016年3月期

金額 構成比 金額 構成比 前年比

売上高 20,113 100.0 21,261 100.0 5.7

売上原価 15,581 77.5 16,773 78.9 7.7

売上総利益 4,532 22.5 4,487 21.1 △1.0

販売管理費 2,642 13.1 2,823 13.3 6.8

営業利益 1,889 9.4 1,663 7.8 △12.0

営業外収益 67 0.3 69 0.3 2.1

営業外費用 31 0.2 22 0.1 △26.7

経常利益 1,926 9.6 1,710 8.0 △11.2

特別利益 404 2.0 113 0.5 △72.0

特別損失 24 0.1 119 0.6 396.1

法人税等 643 3.2 479 2.3 △25.5

親会社株主に帰属する当期純利益

1,648 8.2 1,213 5.7 △26.4

（単位：百万円・%）

15,872 16,490

14,546

13,099

16,548 17,086 16,143

18,757 20,113

21,261

2,180 2,457

1,214 869

2,055

1,778

849

1,366

1,889 1,663

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

0

5,000

10,000

15,000

20,000

売上高 営業利益

（百万円） （百万円） 22,400

４．業績の推移

2,000

５．貸借対照表［要約］

資産の部 負債・資本の部

2015年 3月末

2016年 3月末

増減額

流動負債 6,217 5,897 △320

買入債務 2,956 3,134 177

短期借入金 1,082 923 △159

その他 2,178 1,839 △339

固定負債 2,118 1,649 △469

長期借入金 1,740 1,241 △499

その他 377 408 30

負債合計 8,336 7,546 △790

純資産合計 18,126 18,441 315

負債・純資産合計 26,462 25,987 △474

（単位：百万円）

2015年 3月末

2016年 3月末

増減額

流動資産 17,757 17,930 172

現預金 6,957 6,381 △576

売上債権 5,603 5,860 256

棚卸資産 4,340 4,799 459

その他 856 889 32

固定資産 8,704 8,057 △647

有形固定資産 7,740 7,217 △522

無形固定資産 139 143 4

投資その他 824 695 △129

資産合計 26,462 25,987 △474

12,493 13,441 14,334 15,971 18,126

18,441

64.3 61.4 68.2 68.8 68.1 70.6

0

10

20

30

40

50

60

70

80

0

10,000

20,000

2011年3月末 2012年3月末 2013年3月末 2014年3月末 2015年3月末 2016年3月末

６．貸借対照表 主要項目推移

総資産

棚卸資産

純資産・自己資本比率

19,258 21,688 20,828 22,998 26,462

25,987

0

10,000

20,000

2011年3月末 2012年3月末 2013年3月末 2014年3月末 2015年3月末 2016年3月末

（百万円）

3,353 3,672 3,878 3,786 4,340 4,799

0

2,000

4,000

2011年3月末 2012年3月末 2013年3月末 2014年3月末 2015年3月末 2016年3月末

（百万円）

（百万円）

７．キャッシュ・フローの推移

投資・営業・フリー キャッシュフロー

財務キャッシュフロー

-1,240

-2,506

-1,127 -1,169 -1,544

1,455 2,151 2,006 2,042 2,108

215

-354

879 873 564

-3,000

-2,000

-1,000

0

1,000

2,000

3,000 （百万円）

588

-753

-314

308

-1,068 -1,250

0

1,250 （百万円）

2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期

2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期

827 958 995 1,076 1,217

1,392

0

500

1,000

1,500

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期

８．設備投資等の推移

設備投資

減価償却費

研究開発費

851 1,305 2,625 1,409 1,769

1,562

0

1,000

2,000

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期

（百万円）

（百万円）

（百万円）

117 219 326 331 445 0

100

200

300

400

500

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期

予想

予想

予想

1,600

1,350

500 435

９．用途別売上比較 | 売上実績および予想

4,043

4,715

5,736

6,200

1,900

1,805

1,917 2,000

3,312

3,429

3,810

4,200

3,514

3,823

3,349

3,400

2,046

2,193

2,219 2,250

1,141

1,153

1,269

1,300 2,156

2,204

2,253

2,350

645

791 708

700

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000 1

4年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

素子 OA 自動車 その他

（百万円）

住設 空調 家電 産業

10．用途別売上比較 | 売上実績（素子含む）

2,217

2,161 2,276

2,400

3,396 3,510

3,904

4,300

3,960

4,295

3,940

4,050

2,123 2,278

2,287 2,300

1,268 1,299 1,397

1,450

4,605

5,133

6,019

6,450

1,183

1,434 1,438

1,450

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000 1

4年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

14年

3月期

15年

3月期

16年

3月期

17年

3月期予想

素子

センサ

OA 自動車 その他

（百万円）

住設 空調 家電 産業

自動車,

28.3%

家電, 18.5%

空調, 18.4%

OA, 10.8%

住設, 10.7%

産機, 6.6%

その他

11．用途別売上比較 | 用途別 構成比

12．自動車用センサ

吸気温用

HVモータ用

外気温用

室内温度用

高応答吸気温用

水温 / オイル 用 ＡＴＦ用

バッテリー用

燃料用

13． 2017年3月期 業績予想 | 概要

売上高 224 億円 前年比 5.4% 増

営業利益 20 億円 前年比 20.2% 増

研究・開発体制のさらなる強化

技術・営業一体の営業活動の推進

自動化投資を含む 原価低減への取り組みの継続

受注増加に備えた積極的な設備投資

14．2017年3月期 業績予想 | 上期/下期

2017年3月期 上期予想

2017年3月期 下期予想

2017年3月期 通期予想

売上高 11,000 11,400 22,400

(4.1) (6.6) (5.4)

営業利益 950 1,050 2,000

(16.2) (24.1) (20.2)

経常利益 950 1,050 2,000

(11.9) (22.0) (17.0)

親会社株主に 帰属する純利益

710 790 1,500 (19.5) (27.6) (23.6)

（単位 金額：百万円・％）

※（ ）内の数値は対前年同期増減率

今後の事業展開

16．今後の事業展開 | 研究・開発体制のさらなる強化

研究・開発体制のさらなる強化

世界の潮流

「環境」「省エネ」「高機能化」「安全」

使用用途は

今後も拡大

成長分野での

シェア拡大

素子 高品質 大量供給 広い温度領域

住設機器 環境対応 省エネ 安全

家電 環境対応 省エネ オール電化 高機能化 新興国

OA機器 カラー化 高機能化（非接触）

産業機器 環境対応 省エネ 設備投資

自動車 環境対応 省エネ ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞ 電気自動車 ｸﾘｰﾝﾃﾞｨｰｾﾞﾙ

空調 環境対応 省エネ ｲﾝﾊﾞｰﾀｰ化 欧州・新興国

17．今後の事業展開 | 海外市場での売上拡大

海外市場での売上拡大

米国 現地法人設立 2015年 9月

販売体制の強化

ご清聴ありがとうございました。

本資料に記載されている業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により変動する可能性があることをご承知置き下さい。

ご参考資料

［ご参考］芝浦電子をご理解いただくための用語

サーミスタ

温度変化に対して電気抵抗がきわめて大きく変化する半導体。

安価で安定的に温度をコントロールすることができるため、幅広い用途に

使用されている。

芝浦電子で製造しているのは、温度が上がると抵抗値が下がるタイプのNTCサーミスタのみ。温度検出用センサに使用される。 サーミスタの種類はほかに、PTCサーミスタ、CTRサーミスタがある。

PSBサーミスタ素子 芝浦電子が独自に開発したサーミスタチップをガラスで封止した素子。 ガラスで封止することで、耐熱性、機械的強度、安定性を備えた芝浦電子の主力製品。 過去には、世界主要8カ国（日、米、英、西独、仏、加、伊、スイス）で特許を取得した実績を持っていた。

［ご参考］製品別サーミスタ搭載本数 例 <１製品あたり>

住設機器 ソーラーシステム 温水洗浄便座 給湯機器 エコ給湯システム

１～３ ２～３ ２～５ １０～２０

空調機器 ファンヒーター ルームエアコン 業務用エアコン

２～３ ２～５ ５～１５

家電 電子レンジ 炊飯器 冷蔵庫 IH調理器

２～３ ２～３ ２～８ ５～１５

情報機器 プリンター 複写機 複合機

２～３ ２～３ ３～５

産業機器 防災機器 機械・ロボット 冷凍ショーケース 冷凍コンテナ

２ １～２ ２～５ ５～１０

自動車 カーエアコン 吸排気温・水温・燃温・油温 ハイブリッドシステム

４～５ ８～１０ ８～１０

車（ＤＰＦ温度制御）

住設機器（ガス炎制御）

オーブン

車（ＥＧＲ温度制御）

ファンヒーター

ＩＨクッキングヒータ

複写機

自動車（ＨＶ、ＥＶモータ）

電子レンジ

炊飯器

食器洗い乾燥機

自動車（水温）

給湯器

エコキュート

エアコン

冷蔵庫

低温倉庫（マグロ冷凍）

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［ご参考］温度別用途

-50℃ 1,000℃ 当社のサーミスタは－50℃から1,000℃ までの温度領域をカバー

ガラスコートサーミスタ（従来品） 高温用ガラスコートサーミスタ

用 途