c部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · ge-gui...

86
C 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標準の策定 この部は、つぎの報告書からなる。 教養教育として必要な情報教育カリキュラム標準の策定 GE

Upload: others

Post on 06-Jul-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

C部

教養教育として必要な

情報教育カリキュラム標準の策定

この部は、つぎの報告書からなる。

教養教育として必要な情報教育カリキュラム標準の策定 GE

Page 2: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 3: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

教養教育として必要な情報教育カリキュラム標準の策定

GE

目次

WG 構成

Page 4: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

1. 一般情報教育のカリキュラム標準

2. 一般情報教育の知識体系(GEBOK2017.1)の構成

2.1. 一般情報教育の知識体系(GEBOK2017.1)の全体構成

Page 5: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

2.2. GEBOK2017.1 の記述

Page 6: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.

3.1. GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0]

3.2. GE-ICO 情報とコミュニケーション [コア授業時間: 3,授業外学習時間: 6]

Page 7: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 8: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.3. GE-DIG 情報のディジタル化 [コア授業時間: 4,授業外時間: 8]

Page 9: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 10: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.4. GE-CEO コンピューティングの要素と構成 [コア授業時間: 4,授業外学習時間: 8]

Page 11: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 12: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 13: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.5. GE-ALP アルゴリズムとプログラミング [コア授業時間: 7,授業外学習時間: 14]

Page 14: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 15: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.6. GE-SIM モデル化とシミュレーション [コア授業時間: 2,授業外学習時間: 4]

Page 16: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.7. GE-DMO データベースとデータモデリング [コア授業時間: 3,授業外学習時間: 6]

Page 17: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 18: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.8. GE-AID 人工知能(AI)とデータ科学 [コア授業時間: 4,授業外学習時間: 8]

Page 19: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 20: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 21: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.9. GE-INW 情報ネットワーク [コア授業時間: 7,授業外学習時間: 14]

Page 22: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 23: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.10. GE-INS 社会と情報システム [コア授業時間: 10,授業外学習時間: 20]

Page 24: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 25: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 26: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.11. GE-ISE 情報セキュリティ [コア授業時間: 5,授業外学習時間: 10]

Page 27: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 28: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 29: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.12. GE-IET 情報倫理 [コア授業時間: 12,授業外学習時間: 24]

・ VR AR

Page 30: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 31: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.13. GE-AIL アカデミック ICT リテラシー

Page 32: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 33: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 34: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4. 一般情報教育の標準的なカリキュラム例

Page 35: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.1. 一般情報教育として4単位を卒業要件とする場合

Page 36: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 37: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

Page 38: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.2. 一般情報教育として2単位を卒業要件とする場合

Page 39: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.3. コア科目を補完する科目群の例

Page 40: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

5. 一般情報教育に関する調査

5.1. 調査(1)九州保健福祉大学

Page 41: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

5.2. 調査(2)帝京大学

Page 42: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 43: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

6. GEBOK2017.1 と情報学分野参照基準

Page 44: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 45: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

D部

専門基礎教育段階に対する

情報教育カリキュラム標準の策定方策の提言

この部は、つぎの報告書からなる。

専門基礎教育段階に対する情報教育カリキュラム標準の策定方策の提言

Eng

Page 46: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 47: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

非情報系学科専門基礎段階における

情報教育のあり方に関する提言

ENG

目次

WG 構成

Page 48: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

1. 提言の目的

Page 49: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

2. 非情報系学科(大学)における情報教育の現状

2.1. 調査の概要

2.2. 回答状況と考察

Page 50: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 51: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3. 高等専門学校における専門情報教育の取組

3.1. 沿革・特徴

3.2. 評価

Page 52: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.3. モデルコアカリキュラムによる教育の質保証

3.3.1. 「コア(ミニマムスタンダード)」と「モデル」

3.3.2. カリキュラムと到達目標(アウトカムズ)

l

l

l

Page 53: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

3.4. モデルコアカリキュラムにおける情報教育

3.4.1. 工学基礎

l

l

Ø

Ø

Ø

3.4.2. 分野別専門

l

Page 54: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

l

l

3.4.3. 分野横断的能力

3.5. 高専における情報教育の特徴

Page 55: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4. 社会人基礎力としての情報技術力とその教育

4.1. はじめに

4.2. 議論の背景となる状況

Page 56: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.2.1. 日本の情報産業の特異性と日本の大学の情報学教育

Page 57: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.2.2. 経営と情報技術が一体化した社会が 1990 年代から始まる

4.2.3. 日本人ソフトウェア技術者の生産性

Page 58: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.2.4. 小学生からのプログラミング教育が意味するもの

4.3. 大学卒業生に要求される情報技術力

4.3.1. 大学生が備えるべきプログラミング能力

Page 59: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.3.2. プログラミング教育とは何か

Page 60: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.3.3. 大学生が知的生活を一生送れるための基礎プログラミング教育

Page 61: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 62: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

4.3.4. コンピュータとネットワークに関する知識教育

Page 63: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 64: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

5. 情報教育の在り方に対する提言

l

l

Page 65: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

l

Page 66: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

参考文献

Page 67: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 68: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

A. OECD 高等教育政策レビュー(高等専門学校に関する記述)

A.1. OECD 高等教育政策レビュー我が国の高等教育政策に関する報告書(概要)

A.1.1. 概要

l

l

A.1.2. 我が国の高等教育制度について

l

l

l

A.1.3. 我が国の高等教育財政について

l

l

l

A.1.4. 高等教育と労働市場について

l

l

高等教育と技術革新について

l

高等教育における国際化と質の保証について

l

l

Page 69: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

B. 情報教育の事例紹介

B.1. 弓削商船高専情報工学科

B.1.1. プログラミング応用(3 年次 3 単位)・アルゴリズム(3 年次 1 単位)

l

l

l

l

Page 70: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

B.1.2. プログラミング特論(4 年次 2 単位)

デザイン系学科:多摩美術大学情報デザイン学科

B.2.1. 情報と社会

B.2.2. 情報言語基礎 I(1年次)

B.2.3. 情報デザイン演習 IV(2 年次)

B.2.4. メディア芸術演習 IV(2 年次)

Page 71: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

B.2.5. 情報デザイン演習 II(2 年次)

B.2.6. メディア芸術演習 II(2 年次)

B.2.7. ネットワークメディア論

B.2.8. 情報デザイン演習 III(2 年次)

B.2.9. メディア芸術演習 I(2年次)

Page 72: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

B.2.10. 情報言語基礎 II(1 年次)

B.2.11. 造形基礎 I

B.2.12. 造形基礎 II

B.2.13. 映像基礎

B.2.14. インタラクション

B.2.15. 映像音響

B.2.16. 情報と職業

B.3. 経済・経営系学科:國學院大学経済学部

B.3.1. 経済・経営系学科における情報教育のあり方

Page 73: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

B.3.2. 國學院大学経済学部の例

Page 74: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

C. 付録:図表一覧

図 2: 情報学参照基準の領域別エフォート分布:⼈⽂科学 [2]

4年次

3年次

2年次

1年次 C一般情報教育

A情報専門教育

B非情報系学科での情報専門教育

D高校教科「情報」の教職課程

情報専門学科 非情報系学科等

39

2.3.2.1. 人文科学

図 2.3.2.1-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.1-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

Page 75: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

40

2.3.2.2. 社会科学

図 2.3.2.2-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.2-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

41

2.3.2.3. 工学

図 2.3.2.3-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.3-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

Page 76: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

42

2.3.2.4. 保健(医学・歯学以外)

図 2.3.2.4-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.4-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

43

2.3.2.5. 教育

図 2.3.2.5-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.5-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

Page 77: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

44

2.3.2.6. その他

図 2.3.2.6-1 情報学の参照基準の領域毎のエフォート分布

図 2.3.2.6-2 情報学の参照基準の領域毎の平均達成度レベル

49

なる。そのため、情報教育を担当している教員の出身学科および現在の専門分野について

調査した。その結果を表 2.3.4.2-1に示す。ここで、情報専門学科は、「情報学の参照基準」

に含まれる分野を主な専門とする学科を指す。一方、現在の専門分野における「情報学分

野」は、科学研究費助成事業の分野「情報学」に含まれる分科・細目を専門としているか

否かに基づき教員毎に判断を求めた。

表 2.3.4.2-1 情報系科目担当教員の出身学科と専門分野

専任教員(任期なし)

教員数

情報専門学科

卒業者数

情報専門学科

卒業者比率

情報学分野

教員数

情報学分野

教員比率

国立 2,007 311 15.5% 370 18.4% 公立 172 22 12.8% 41 23.8% 私立 2,658 405 15.2% 830 31.2% 計 4,837 738 15.3% 1,241 25.7%

専任教員(任期付き)

教員数

情報専門学科

卒業者数

情報専門学科

卒業者比率

情報学分野

教員数

情報学分野

教員比率

国立 231 33 14.3% 27 11.7% 公立 41 7 17.1% 6 14.6% 私立 373 47 12.6% 76 20.4% 計 645 87 13.5% 109 16.9%

併任・兼担教員(学内)

教員数

情報専門学科

卒業者数

情報専門学科

卒業者比率

情報学分野

教員数

情報学分野

教員比率

国立 260 72 27.7% 105 40.4% 公立 34 10 29.4% 11 32.4% 私立 541 104 19.2% 191 35.3% 計 835 186 22.3% 307 36.8%

非常勤講師(学外)

教員数

情報専門学科

卒業者数

情報専門学科

卒業者比率

情報学分野

教員数

情報学分野

教員比率

国立 336 80 23.8% 103 30.7% 公立 36 1 2.8% 7 19.4% 私立 2,162 366 16.9% 598 27.7% 計 2,534 447 17.6% 708 27.9%

情報専門学科の卒業者の比率は、どの場合においても低い比率に留まった。自由記述の

Page 78: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

64

(3)一般情報教育の調査項目ごとの回答レベルと履修者数

一般情報教育の各調査項目について、知識とスキルのレベルの回答数の分布を図 2.4.3-4か

ら図 2.4.3-12に示す。0は、実施してない(教えていない)。

なお、今回の調査においては、調査項目は GEBOK と同様にしたが、レベルは調査種別 A

から D のすべてで統一したものを使用し、GEBOK で定めているものと異なる。したがっ

て、全学あるいは学部を対象とした共通教育として実施されている一般情報教育としては、

卒業研究等を対象としたレベル 4 や 5 など選択しないであろうレベル設定もある。ここで

は、設定されたレベルでの集計結果を次に示す。

図 2.4.3-4 情報とコミュニケーション 図 2.4.3-5 情報のディジタル化

「情報とコミュニケーション」と「情報のディジタル化」は、技能は教えていないが最も

多いが、知識としては教えていないか、レベル 2が多い。「情報のディジタル化」のレベル

1では知識より技能が多い。

図2.4.3-6 コンピューティングの要素と構成 図2.4.3-7 アルゴリズムとプログラミング

「コンピューティングの要素と構成」と「アルゴリズムとプログラミング」は、技能は教

0

100

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

64

(3)一般情報教育の調査項目ごとの回答レベルと履修者数

一般情報教育の各調査項目について、知識とスキルのレベルの回答数の分布を図 2.4.3-4か

ら図 2.4.3-12に示す。0は、実施してない(教えていない)。

なお、今回の調査においては、調査項目は GEBOK と同様にしたが、レベルは調査種別 A

から D のすべてで統一したものを使用し、GEBOK で定めているものと異なる。したがっ

て、全学あるいは学部を対象とした共通教育として実施されている一般情報教育としては、

卒業研究等を対象としたレベル 4 や 5 など選択しないであろうレベル設定もある。ここで

は、設定されたレベルでの集計結果を次に示す。

図 2.4.3-4 情報とコミュニケーション 図 2.4.3-5 情報のディジタル化

「情報とコミュニケーション」と「情報のディジタル化」は、技能は教えていないが最も

多いが、知識としては教えていないか、レベル 2が多い。「情報のディジタル化」のレベル

1では知識より技能が多い。

図2.4.3-6 コンピューティングの要素と構成 図2.4.3-7 アルゴリズムとプログラミング

「コンピューティングの要素と構成」と「アルゴリズムとプログラミング」は、技能は教

0

100

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

64

(3)一般情報教育の調査項目ごとの回答レベルと履修者数

一般情報教育の各調査項目について、知識とスキルのレベルの回答数の分布を図 2.4.3-4か

ら図 2.4.3-12に示す。0は、実施してない(教えていない)。

なお、今回の調査においては、調査項目は GEBOK と同様にしたが、レベルは調査種別 A

から D のすべてで統一したものを使用し、GEBOK で定めているものと異なる。したがっ

て、全学あるいは学部を対象とした共通教育として実施されている一般情報教育としては、

卒業研究等を対象としたレベル 4 や 5 など選択しないであろうレベル設定もある。ここで

は、設定されたレベルでの集計結果を次に示す。

図 2.4.3-4 情報とコミュニケーション 図 2.4.3-5 情報のディジタル化

「情報とコミュニケーション」と「情報のディジタル化」は、技能は教えていないが最も

多いが、知識としては教えていないか、レベル 2が多い。「情報のディジタル化」のレベル

1では知識より技能が多い。

図2.4.3-6 コンピューティングの要素と構成 図2.4.3-7 アルゴリズムとプログラミング

「コンピューティングの要素と構成」と「アルゴリズムとプログラミング」は、技能は教

0

100

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

64

(3)一般情報教育の調査項目ごとの回答レベルと履修者数

一般情報教育の各調査項目について、知識とスキルのレベルの回答数の分布を図 2.4.3-4か

ら図 2.4.3-12に示す。0は、実施してない(教えていない)。

なお、今回の調査においては、調査項目は GEBOK と同様にしたが、レベルは調査種別 A

から D のすべてで統一したものを使用し、GEBOK で定めているものと異なる。したがっ

て、全学あるいは学部を対象とした共通教育として実施されている一般情報教育としては、

卒業研究等を対象としたレベル 4 や 5 など選択しないであろうレベル設定もある。ここで

は、設定されたレベルでの集計結果を次に示す。

図 2.4.3-4 情報とコミュニケーション 図 2.4.3-5 情報のディジタル化

「情報とコミュニケーション」と「情報のディジタル化」は、技能は教えていないが最も

多いが、知識としては教えていないか、レベル 2が多い。「情報のディジタル化」のレベル

1では知識より技能が多い。

図2.4.3-6 コンピューティングの要素と構成 図2.4.3-7 アルゴリズムとプログラミング

「コンピューティングの要素と構成」と「アルゴリズムとプログラミング」は、技能は教

0

100

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

65

えていないが最も多いが、ともに知識としてレベル 2が続いて多い。「コンピューティング

の要素と構成」のレベル 1では知識より技能が多い。

図 2.4.3-8 データモデリングと操作 図 2.4.3-9 情報ネットワーク

「データモデリングと操作」は教えていないが最も多く、レベルが上がるごとに少なくな

る。「情報ネットワーク」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、

知識ではレベル 2が最も多い。

図 2.4.3-9 情報システム 図 2.4.3-10 情報倫理とセキュリティ

「情報システム」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、知識で

はレベル 2が多い。「情報倫理とセキュリティ」は、他の項目と異なる分布を示した。知識

としてはレベル 2、3多く、技能はレベル 1、2が多く、レベル 3も続く。

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

65

えていないが最も多いが、ともに知識としてレベル 2が続いて多い。「コンピューティング

の要素と構成」のレベル 1では知識より技能が多い。

図 2.4.3-8 データモデリングと操作 図 2.4.3-9 情報ネットワーク

「データモデリングと操作」は教えていないが最も多く、レベルが上がるごとに少なくな

る。「情報ネットワーク」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、

知識ではレベル 2が最も多い。

図 2.4.3-9 情報システム 図 2.4.3-10 情報倫理とセキュリティ

「情報システム」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、知識で

はレベル 2が多い。「情報倫理とセキュリティ」は、他の項目と異なる分布を示した。知識

としてはレベル 2、3多く、技能はレベル 1、2が多く、レベル 3も続く。

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

65

えていないが最も多いが、ともに知識としてレベル 2が続いて多い。「コンピューティング

の要素と構成」のレベル 1では知識より技能が多い。

図 2.4.3-8 データモデリングと操作 図 2.4.3-9 情報ネットワーク

「データモデリングと操作」は教えていないが最も多く、レベルが上がるごとに少なくな

る。「情報ネットワーク」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、

知識ではレベル 2が最も多い。

図 2.4.3-9 情報システム 図 2.4.3-10 情報倫理とセキュリティ

「情報システム」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、知識で

はレベル 2が多い。「情報倫理とセキュリティ」は、他の項目と異なる分布を示した。知識

としてはレベル 2、3多く、技能はレベル 1、2が多く、レベル 3も続く。

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

65

えていないが最も多いが、ともに知識としてレベル 2が続いて多い。「コンピューティング

の要素と構成」のレベル 1では知識より技能が多い。

図 2.4.3-8 データモデリングと操作 図 2.4.3-9 情報ネットワーク

「データモデリングと操作」は教えていないが最も多く、レベルが上がるごとに少なくな

る。「情報ネットワーク」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、

知識ではレベル 2が最も多い。

図 2.4.3-9 情報システム 図 2.4.3-10 情報倫理とセキュリティ

「情報システム」は、技能は教えてないからレベルが上がるごとに少なくなるが、知識で

はレベル 2が多い。「情報倫理とセキュリティ」は、他の項目と異なる分布を示した。知識

としてはレベル 2、3多く、技能はレベル 1、2が多く、レベル 3も続く。

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

0

50

100

150

200

0 1 2 3 4 5

レベル別回答数

知識技能

Page 79: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

力能的門専・的礎基

力践実・用応

4

第1章 モデルコアカリキュラムによる教育のあり方

1-1 技術者教育に関係する能力

国立高等専門学校機構(以下、高専機構)に所属する国立の高等専門学校(以下、高専)

で育成する技術者が備えるべき能力については、そのキャリアパスを踏まえた上で表1に示

すように、モデルコアカリキュラムにおいては「技術者が分野共通で備えるべき基礎的能

力」、「技術者が備えるべき分野別の専門的能力」、「技術者が備えるべき分野横断的能力」

の3つに大別している。さらに各能力を9能力分野に細分化している。

※経済・ビジネス系分野��い��、平成29年9月�合冊予定

表1 高専の技術者教育に関係する備えるべき能力

技術者が分野共通で備えるべき基礎的能力 技術者が備えるべき分野別の専門的能力

Ⅰ 数学 Ⅴ 分野別�専門工学

Ⅱ 自然科学 Ⅴ-� 機械系分野

Ⅱ-� 物理 Ⅴ-� 材料系分野

Ⅱ-� 物理実験 Ⅴ-� 電気・電子系分野

Ⅱ-� 化学 Ⅴ-� 情報系分野

Ⅱ-� 化学実験 Ⅴ-� 化学・生物系分野

Ⅱ-� ライフサイエンス・アースサイエンス Ⅴ-� 建設系分野

Ⅲ 人文・社会科学 Ⅴ-� 建築系分野

Ⅲ-� 国語 Ⅴ-H 商船系分野(航海)

Ⅲ-� 英語 Ⅴ-� 商船系分野(機関)

Ⅲ-� 社会 Ⅵ 分野別の工学実験・実習能力

Ⅳ 工学基礎 Ⅵ-� 機械系分野

Ⅳ-� 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) Ⅵ-� 材料系分野

Ⅳ-� 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む) Ⅵ-� 電気・電子系分野

および技術史 Ⅵ-� 情報系分野

Ⅳ-� 情報リテラシー Ⅵ-� 化学・生物系分野

Ⅳ-� グローバリゼーション・異文化多文化理解 Ⅵ-� 建設系分野

Ⅵ-� 建築系分野

Ⅵ-� 商船系分野(航海)

Ⅵ-� 商船系分野(機関)

技術者が備えるべき分野横断的能力 VII 汎用的技能 VIII 態度・志向性(人間力) IⅩ 総合的な学習経験と創造的思考力

���-� コミュニケーションスキル ����-� 主体性 �Ⅹ-� 創成能力

���-� 合意形成 ����-� 自己管理力 �Ⅹ-� エンジニアリングデザイン能力

���-� 情報収集・活用・発信力 ����-� 責任感

���-� 課題発見 ����-� チームワーク力

���-� 論理的思考力 ����-� リーダーシップ

����-� 倫理観(独創性�尊重、公共心)

����-� 未来志向性・キャリアデザイン力

����-� 企業活動理解

����-I 学習�企業活動�関連

Page 80: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

23

表4-4

情報

系分

野到

達目

標の

まと

その

情報

能力

習得

レベ

コア

(単

独学

科)

ア(

複合

融合

学科

で特

に専

門と

する

分野

コア

(複

合融

合学

科で

組み

合わ

せる

周辺

分野

の専

門性

均等

に組

み合

わせ

る専

門性

履修

上の

配慮

技術者が共通で備えるべき基礎的能力 Ⅰ 数

専門分野の基本的課題の解決に数学の知識や計算技術を用いることができるとともに、数学の知識等を専門分野での現象に関連付けて活用できる。

門学

科�

おけ

る上

位概

念�

到達

目標

�達

成さ

せる

こ�

も�

きる

Ⅱ-A 物

物理

学�

基本

知識

を修

得し

、自

ら�

工学

分野

�応

用�

きる

。さ

ら�

そ�

過程

�、

自然

現象

を系

統的

・論理

的�

考え

�い

く能

力を

養い

、広

く自

然�

諸現

象を

科学

的�

解明

する

ため

�物

理的

�見

方、

考え

方を

身�

付け

る。

門学

科�

おけ

る上

位概

念�

到達

目標

�達

成さ

せる

こ�

も�

きる

Ⅱ-B 物

理実験

験・観

察を

通し

�物

理現

象を

理解

し、

考察

する

力を

身�

付け

る�

�も

�、

様々

�物

理量

�測

定を

通し

�、

実験

器具

やコ

ンピ

ュー

タ、

情報

通信

機器

��

�使

い方

、レ

ポー

ト�

書き

方を

修得

する

。さ

ら�

測定

値�

デー

タ処

理�

おい

�、

有効

数字

�意

味や

誤差

�処

理、

最小

二乗

法、

グラ

フ�

作成

��

、実

験全

般�

関す

る基

本的

�事

柄を

身�

付け

る。

提示

され

�い

る6

分野

�う

ち、

3分

野以

上�

実験

(演

示実

験を

含む

)を

行う

。た

だし

、各

実験

�専

門科

目も

含め

た全

体�

授業

�中

�実

施し

�良

い。

コン

ピュ

ータ

や情

報通

信機

器�

�先

端技

術�

活用

や、

人数

グル

ープ

��

探究

活動

、発

表�

�取

り入

れ、

分野

断的

能力

�到

達目

標�

も関

係さ

せる

こ�

が望

まし

い。

Ⅱ-C 化

工学

的課

題�

化学

的�

観点

から

取り

組む

こ�

が�

きる

基本

的�

知識

�し

�、

代表

的�

材料

、物

質�

成り

立ち

、化

学反

応�

��

�い

��

概念

を用

いた

り、

必要

�計

算が

�き

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、工

学�

��

がる

基本

的�

知識

�し

�そ

�す

べ�

を理

解し

�い

るこ

�。

専門

学科

�お

ける

上位

概念

�到

達目

標�

達成

させ

るこ

�も

�き

る。

Ⅱ-D 化

学実験

学的

�事

物・現

象�

�い

��

観察

、実

験を

通し

�、

自然

科学

�対

する

関心

や探

究心

を持

�。

こ�

ため

薬品

や火

気�

取り

扱い

��

�安

全上

�配

慮が

�き

、模

範�

沿�

�代

表的

�器

具�

取り

扱い

、基

本操

作(気

体発

生、

ろ過

等)、

デー

タ�

収集

や考

察が

�き

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、演

示実

験も

含め

�、

3項

目以

上�

験を

行う

こ�

。専

門学

科�

おけ

る上

位概

念�

到達

目標

達成

させ

るこ

�も

�き

る。

Ⅱ-E ラ

イフ

サイ

ンス

・ア

ース

サイ

ンス

環境

面や

生態

面�

配慮

し�

工学

�取

り組

むた

め�

基本

的�

ライ

フサ

イエ

ンス

・アー

スサ

イエ

ンス

�基

礎知

識を

有す

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、必

要�

基礎

知識

�し

�そ

�す

べ�

を理

解し

�い

るこ

�。

専門

学科

�お

ける

上位

概念

�到

達目

標�

達成

させ

るこ

も�

きる

Ⅲ 人

文・社

会科学

Ⅲ-A 国

科学

技術

�関

する

も�

を含

む広

範囲

�日

本語

を対

象�

、よ

り高

度�

理解

、柔

軟�

発想

・思

考、

豊か

�口

頭表

現を

含む

効果

的�

コミュ

ニケ

ーシ

ョン

や主

体的

�表

現が

�き

る。

表現

・コ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

�関

係す

る学

習項

目�

�い

��

発表

や議

論�

�、

教育

方法

�工

夫が

必須

�あ

る。

�お

、国

語到

達目

標�

、「国

語」�

授業

が中

心�

��

�育

む�

�も

�、

他科

目�

密接

�連

携し

た教

育�

より

達成

され

も�

�あ

る。

Ⅲ-B 英

英語

�積

極的

�コ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

を図

ろう

�す

る態

度や

異文

化を

理解

しよ

う�

する

姿勢

を身

��

け、

ある

程度

�的

確さ

、流

暢さ

、即

応性

を持

��

、社

会性

�あ

る話

題や

自ら

�専

門�

関す

る基

礎的

�情

報や

考え

��

を理

解し

たり

伝え

たり

�き

る。

専門

分野

�お

ける

英語

コミュ

ニケ

ーシ

ョン

�関

係す

る学

項目

�、

異�

る文

化を

持�

た人

々�

�意

見交

換や

ディ

カッ

ション

��

、教

育方

法�

工夫

が必

須�

ある

�お

、こ

れら

�英

語到

達目

標�

、他

科目

�密

接�

連携

した

教育

�よ

り達

成さ

れる

も�

�あ

る。

Ⅲ-C 社

国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として主体的に社会に参画し、社会が抱える諸問題の解決ために人文・社会科学の知識・理論・情報を利用できる。

18歳

選挙権を踏まえた社会参画への意識を持たせるこ

とが重要である。

このため、特定の課題に対して学生が調査・要約・分

類など行う中で、主体的に自らの考えを主張させるな

ど、教育方法の工夫を実施すること。

学実

験技

術(各

種測

定方

法、

デー

タ処

理、

考察

方法

)、技

術者

倫理

およ

び技

術史

、情

報リテ

ラシ

ー、

グロ

ーバ

リゼ

ーシ

ョン

・異

文化

多文

化理

解のための知識を有し、自らの工学の分野に応用できる。

特化

した

授業

科目

を設

定す

る必

要�

�い

各高

専・学

科�

開講

され

�い

るさ

まざ

ま�

科目

�関

連付

られ

る。

技術者が備えるべき分野別の専門的能力

Ⅴ 分

野別

の専門工学

Ⅴ-D-1 プ

ログラ

ミング

変数

、デ

ータ

型、

代入

や演

算子

、制

御構

�、

プロ

シー

ジャ

―(ま

た�

、関

数、

サブ

ルー

チン

��

)�

概念

を説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

・ ソフトウェアの作成では、ソースプログラムの記述とソースプログラム

のロードモジュールへの変換と実行を説明でき、それらの知識を実課題の

解決に適用できる。

言語

処理

系を

構成

する

各種

ツー

ル�

役割

や機

能、

各種

プロ

グラ

ミン

グ言

語が

算モ

デル

�よ

る分

類さ

れる

こ�

を説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

要求

仕様

�従

��

、い

ずれ

�手

法�

より

動作

する

プロ

グラ

ム�

標準

的�

手法

�よ

り実

行効

率を

考慮

した

プロ

グラ

ム�

設計

�実

装が

�き

、そ

れを

実課

題�

解決

�適

用�

きる

変数

、デ

ータ

型、

代入

や演

算子

、制

御構

�、

プロ

シー

ジャ

―(ま

た�

、関

数、

サブ

ルー

チン

��

)�

概念

を説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

・ ソフトウェアの作成では、ソースプログラムの記述とソースプログラム

のロードモジュールへの変換と実行を説明でき、それらの知識を実課題の

解決に適用できる。

言語

処理

系を

構成

する

各種

ツー

ル�

役割

や機

能、

各種

プロ

グラ

ミン

グ言

語が

算モ

デル

�よ

る分

類さ

れる

こ�

を説

明�

きる

要求

仕様

�従

��

、い

ずれ

�手

法�

より

動作

する

プロ

グラ

ム�

標準

的�

手法

�よ

り実

行効

率を

考慮

した

プロ

グラ

ム�

設計

が�

きる

変数

、デ

ータ

型、

代入

や演

算子

、制

御構

�、

プロ

シー

ジャ

―(ま

た�

、関

数、

サブ

ルー

チン

��

)�

概念

を説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

・ ソフトウェアの作成では、ソースプログラムの記述とソースプログラム

のロードモジュールへの変換と実行を説明でき、それらの知識を実課題の

解決に適用できる。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、プ

ログ

ラミン

グ�

要素

�ソ

フトウ

ェア

�作

成法

��

い�

説明

�き

、少

�く

�も

1�

�プ

ログ

ラミン

グ言

語を

用い

�簡

単�

ソフ

トウ

ェア

を生

成�

きる

こ�

Ⅴ-D-2 ソ

フト

ウェア

アル

ゴリズ

ム�

概念

�ア

ルゴ

リズ

ムが

問題

を解

決し

�い

く過

程を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

同一

問題

を解

決�

きる

複数

�ア

ルゴ

リズ

ム�

存在

、ア

ルゴ

リズ

ム�

比較

・評

価、

本的

�ア

ルゴ

リズ

ム�

�い

�説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

デー

タ構

�、

ソフ

トウ

ェア

工学

、プ

ログ

ラム

解析

�基

本事

項を

説明

�き

、そ

れら

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

アル

ゴリズ

ム�

概念

�ア

ルゴ

リズ

ムが

問題

を解

決し

�い

く過

程を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

同一

問題

を解

決�

きる

複数

�ア

ルゴ

リズ

ム�

存在

やア

ルゴ

リズ

ム�

比較

・評

価、

基本

的�

アル

ゴリズ

ム�

�い

�説

明�

き、

それ

ら�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

活用

�き

る。

デー

タ構

�、

ソフ

トウ

ェア

工学

、プ

ログ

ラム

解析

�基

本事

項を

説明

�き

、そ

れら

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

アル

ゴリズ

ム�

概念

�ア

ルゴ

リズ

ムが

問題

を解

決し

�い

く過

程を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

基本

的�

アル

ゴリズ

ム�

�い

�説

明�

きる

学科

・コ

ース

�よ

らず

、ア

ルゴ

リズ

ム�

概念

�ア

ルゴ

リズ

ムが

問題

を解

決し

�い

く過

程を

説明

�き

るこ

�。

Ⅴ-D-3 計

算機工

・ 2進

数、10進

数、16進

数での整数、小数の表現、基本的な理論演算と理論

関数の論理式としての表現、理論ゲートを用いた論理式の組み合わせ理論

回路としての表現、「コンピュータを構成する基本的な要素間のデータの流

れの説明ができ、その知識を実課題の解決に適用できる。

基本

的�

プロ

セッ

サ�

仕組

み、

メモ

リ�

種類

�特

徴、

入出

力装

置�

種類

�機

能、

入出

力装

置を

制御

する

ため

�バ

ス�

概念

��

い�

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

�解

決�

適用

�き

る。

順序

回路

�基

本素

子、

順序

回路

�動

作�

機能

�説

明、

順序

回路

�設

計が

�き

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

・ 2進

数、10進

数、16進

数での整数、少数の表現、基本的な理論演算と理論

関数の論理式としての表現、理論ゲートを用いた論理式の組み合わせ理論

回路としての表現、「コンピュータを構成する基本的な要素間のデータの流

れの説明ができ、その知識を実課題の解決に適用で

きる。

基本

的�

プロ

セッ

サ�

仕組

み、

メモ

リ�

種類

�特

徴、

入出

力装

置�

種類

�機

能、

入出

力装

置を

制御

する

ため

�バ

ス�

概念

��

い�

説明

�き

、そ

れら

�知

識を

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

順序

回路

�基

本素

子、

順序

回路

�動

作�

機能

�説

明、

順序

回路

�設

計が

�き

そ�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

・ 2進

数、10進

数、16進

数での整数、少数の表現、基本的な理論演算と理論

関数の論理式としての表現、理論ゲートを用いた論理式の組み合わせ理論

回路としての表現、「コンピュータを構成する基本的な要素間のデータの流

れの説明ができ、その知識を実課題の解決に適用できる。

基本

的�

プロ

セッ

サ�

仕組

み、

メモ

リ�

種類

�特

徴、

入出

力装

置�

種類

�機

能、

入出

力装

置を

制御

する

ため

�バ

ス�

概念

��

い�

説明

�き

る。

順序

回路

�基

本素

子、

順序

回路

�動

作�

説明

が�

き、

そ�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

順序

回路

�機

能、

順序

回路

�設

計�

説明

が�

きる

学科

・コ

ース

�よ

らず

、数

�体

系、

論理

関数

、論

理回

路�

本事

項、

およ

び、

「コン

ピュ

ータ

を構

成す

る基

本的

�要

素を

心�

した

コン

ピュ

ータ

ハー

ドウ

ェア

�基

本事

項�

�い

�説

�き

るこ

�。

Page 81: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

24

情報

能力

習得

レベ

コア

(単

独学

科)

ア(

複合

融合

学科

で特

に専

門と

する

分野

コア

(複

合融

合学

科で

組み

合わ

せる

周辺

分野

の専

門性

均等

に組

み合

わせ

る専

門性

履修

上の

配慮

Ⅴ-D

-4 コ

ピュ

ータ

シス

コン

ピュ

ータ

シス

テム

�各

種形

態�

�い

�説

明�

き、

それ

ら�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

シス

テム

全体

�仕

様�

基�

い�

ハー

ドウ

ェア

�ソ

フトウ

ェア

�機

能分

担�

それ

を含

む設

計プ

ロセ

スを

説明

�き

、そ

れら

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

コン

ピュ

ータ

シス

テム

�各

種形

態�

�い

�説

明�

き、

それ

ら�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

シス

テム

全体

�仕

様�

基�

い�

ハー

ドウ

ェア

�ソ

フトウ

ェア

�機

能分

担�

それ

を含

む設

計プ

ロセ

スを

説明

�き

、基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

同左

報系

を主

分野

、副

分野

�す

る複

合融

合学

科�

�、

必須

�学

習内

容�

ある

Ⅴ-D

-5 シ

ステ

プロ

グラ

コン

ピュ

ータ

シス

テム

�お

ける

オペ

レー

ティ

ング

シス

テム

�位

置�

けを

説明

�き

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

オペ

レー

ティ

ング

�基

礎事

項�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

用�

きる

コン

パイ

ラ�

仕組

み�

それ

を支

える

理論

を説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

コン

ピュ

ータ

シス

テム

�お

ける

オペ

レー

ティ

ング

シス

テム

�位

置�

けを

説明

�き

そ�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

コン

パイ

ラ�

仕組

み�

それ

を支

える

理論

を説

明�

き、

そ�

知識

を基

本的

�課

題�

解決

�活

用�

きる

コン

ピュ

ータ

シス

テム

�お

ける

オペ

レー

ティ

ング

シス

テム

�位

置�

けを

説明

�き

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、コ

ンピ

ュー

タシ

ステ

ム�

おけ

るオ

レー

ティ

ング

シス

テム

�役

割�

�い

�説

明�

きる

こ�

Ⅴ-D

-6 情

報通

ネッ

トワ

ーク

階層

化プ

ロトコ

ル�

概念

や利

点を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

ロー

カル

エリア

ネッ

トワ

ーク

�イ

ンタ

ーネ

ット�

概念

、�

��/��

�階

層�

関す

る標

的�

規約

や技

術を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

実用

的�

ネッ

トワ

ーク

シス

テム

�構

築方

法、

コン

ポー

ネン

ト�

設定

方法

、各

種通

�仕

組み

�規

格、

使用

する

基本

的�

技術

��

い�

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

�解

決�

適用

�き

る。

階層

化プ

ロトコ

ル�

概念

や利

点を

説明

�き

る。

ロー

カル

エリア

ネッ

トワ

ーク

�イ

ンタ

ーネ

ット�

概念

、�

��/��

�階

層�

関す

る標

的�

規約

や技

術を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

実用

的�

ネッ

トワ

ーク

シス

テム

�構

築方

法、

コン

ポー

ネン

ト�

設定

方法

、各

種通

�仕

組み

�規

格、

使用

する

基本

的�

技術

��

い�

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

�課

題�

解決

�活

用�

きる

同左

報系

を主

分野

、副

分野

�す

る複

合融

合学

科�

�、

必須

学習

内容

�あ

る。

Ⅴ-D

-7 情

報数

学・

情報

理論

アル

ゴリズ

ム�

設計

�数

学的

概念

�関

係を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

シミュ

レー

ション

ソフ

トウ

ェア

等�

数値

処理

を伴

うソ

フトウ

ェア

を構

築す

るた

め�

礎知

識、

効率

よく

確実

�情

報通

信を

行う

ため

�理

論を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

数値

処理

�誤

差�

要因

�そ

�影

響を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

�き

る。

アル

ゴリズ

ム�

設計

�数

学的

概念

�関

係を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

シミュ

レー

ション

ソフ

トウ

ェア

等�

数値

処理

を伴

うソ

フトウ

ェア

を構

築す

るた

め�

礎知

識を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

数値

処理

�誤

差�

要因

�そ

�影

響を

説明

�き

る。

効率

よく

確実

�情

報通

信を

行う

ため

�理

論を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

題�

解決

�活

用�

きる

アル

ゴリズ

ム�

設計

�数

学的

概念

�関

係を

説明

�き

る。

シミュ

レー

ション

ソフ

トウ

ェア

等�

数値

処理

を伴

うソ

フトウ

ェア

を構

築す

るた

め�

礎知

識を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

効率

よく

確実

�情

報通

信を

行う

ため

�理

論を

説明

�き

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、数

値処

理�

誤差

�概

念を

除い

�必

須�

学習

内容

�あ

る。

Ⅴ-D

-8 そ

の他

学習

内容

電気

電子

分野

�基

礎的

�法

則や

半導

体素

子�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

リテ

ラシ

ー分

野�

�コ

ンピ

ュー

タを

業務

�使

用す

るた

め�

基本

操作

を実

践�

き、

そ�

スキ

ルを

実課

題�

解決

�適

用�

きる

セキ

ュリテ

ィ分

野�

�、

情報

化社

会特

有�

代表

的�

脅威

�そ

れら

へ�

対策

法、

号化

やア

クセ

ス制

御技

術�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

きる

デー

タベ

ース

�基

本的

�概

念や

デー

タベ

ース

言語

を用

いた

基本

的�

デー

タ問

せを

記述

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

各種

信号

�特

性、

情報

離散

化�

技術

�現

象、

メデ

ィア

情報

�表

現形

式や

処理

法を

説明

�き

、そ

�知

識を

実課

題�

解決

�適

用�

きる

電気

電子

分野

�基

礎的

�法

則や

半導

体素

子�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

リテ

ラシ

ー分

野�

�コ

ンピ

ュー

タを

業務

�使

用す

るた

め�

基本

操作

を実

践�

き、

そ�

スキ

ルを

実課

題�

解決

�適

用�

きる

セキ

ュリテ

ィ分

野�

�、

情報

化社

会特

有�

代表

的�

脅威

�そ

れら

へ�

対策

法�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

暗号

化や

アク

セス

制御

技術

��

い�

説明

�き

る。

デー

タベ

ース

�基

本的

�概

念や

デー

タベ

ース

言語

を用

いた

基本

的�

デー

タ問

せを

記述

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

各種

信号

�特

性、

情報

離散

化�

技術

�現

象、

メデ

ィア

情報

�表

現形

式や

処理

法を

説明

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

電気

電子

分野

�基

礎的

�法

則や

トラ

ンジ

スタ

��

い�

説明

�き

、そ

�知

識を

課題

�解

決�

適用

�き

る。

リテ

ラシ

ー分

野�

�コ

ンピ

ュー

タを

業務

�使

用す

るた

め�

基本

操作

を実

践�

き、

そ�

スキ

ルを

実課

題�

解決

�適

用�

きる

セキ

ュリテ

ィ分

野�

�、

情報

化社

会特

有�

代表

的�

脅威

�そ

れら

へ�

対策

法�

�い

�説

明�

き、

そ�

知識

を実

課題

�解

決�

適用

�き

る。

デー

タベ

ース

�基

本的

�概

念や

デー

タベ

ース

言語

を用

いた

基本

的�

デー

タ問

せを

記述

�き

、そ

�知

識を

基本

的�

課題

�解

決�

活用

�き

る。

各種

信号

�特

性、

情報

離散

化�

技術

�現

象、

メデ

ィア

情報

�表

現形

式や

処理

法を

説明

�き

る。

学科

・コ

ース

�よ

らず

、セ

キュ

リテ

ィ�

一部

�概

念を

除い

必須

�学

習内

容�

ある

Ⅵ 分

野別

工学

実験

実習

能力

Ⅵ-D

-1 専

門工

実験

・実

ソフ

トウ

ェア

�標

準的

�開

発ツ

ール

や開

発環

境�

利用

経験

を通

じ�

、ソ

フトウ

ェア

�生

成�

そ�

動作

確認

が実

践�

きる

・ 与

えら

れた

仕様

�合

致し

た組

み合

わせ

論理

回路

や順

序回

路�

設計

を実

践�

る。

・ 目

的�

あ�

た開

発環

境�

利用

�構

築を

実践

�き

る。

・ 仕

様にあったプログラムの作成と実行結果を得ることができる。

ソフ

トウ

ェア

�標

準的

�開

発ツ

ール

や開

発環

境�

利用

経験

を通

じ�

、ソ

フトウ

ェア

�生

成�

そ�

動作

確認

が実

践�

きる

与え

られ

た仕

様�

合致

した

組み

合わ

せ論

理回

路や

順序

回路

�設

計を

実践

�き

る。

標準

的�

開発

環境

�利

用�

構築

が�

きる

標準

的�

プロ

グラ

ム�

作成

�実

行結

果を

得る

こ�

が�

きる

ソフ

トウ

ェア

�標

準的

�開

発ツ

ール

や開

発環

境�

利用

経験

を通

じ�

、ソ

フトウ

ェア

�生

成�

そ�

動作

確認

が実

践�

きる

基礎

的�

開発

環境

�利

用�

構築

が�

きる

基礎

的�

プロ

グラ

ム�

作成

�実

行結

果を

得る

こ�

が�

きる

学科

やコ

ース

�よ

らず

、卒

業研

究や

特別

研究

�必

要�

本的

�実

験計

画を

立�

、結

果�

整理

・考察

が�

きる

こ�

Page 82: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

25

表4-4

情報

系分

野到

達目

標の

まと

その

情報

能力

習得

レベ

本科

にお

ける

到達

目標

攻科

にお

ける

到達

目標

修上

の配

技術者が備えるべき分野横断的能力

VII 汎用的技能 Ⅶ

-A

コミ

ュニ

ケー

ショ

ンス

キル

日本

語�

特定

�外

国語

を用

い�

相手

�意

見を

聞き

くこ

�が

�き

、効

果的

�説

明方

法や

手段

を用

い�

、自

分�

意見

を伝

え、

円滑

�コ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

を図

るこ

�が

�き

る。

技術

者や

一般

市民

��

、コ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

�対

象者

�よ

らず

相手

を理

解し

た上

�、

説明

�方

法を

工夫

し�

がら

、自

分�

意見

や考

えを

わか

りや

すく

伝え

、十

分�

理解

を得

るこ

�が

�き

社会

科目

、国

語�

�一

般的

�座

学科

目や

、P

BL

科目

、卒

業研

究、

イン

ター

ンシ

ップ

、部

活動

��

さま

ざま

�学

習・学

生活

動を

通し

�達

成さ

せる

こ�

が�

きる

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

企業活動や地域活動する上で、多様な対象者に対して効果的な説明資料を作成し、十分な理解・同意を得ることが必要である。

Ⅶ-B

合意

形成

定�

集団

�よ

る問

題解

決、

アイ

デア

創�

��

��

合意

形成

を支

援・促

進す

るた

め�

方法

を適

用�

きる

特定

�集

団�

よる

問題

解決

等を

促進

する

ため

、提

案�

中か

ら最

良�

も�

を選

び�

がら

合意

形成

し�

いく

こ�

が�

きる

グル

ープ

活動

を伴

うす

べ�

�教

育等

�お

い�

達成

させ

るこ

�が

�き

る。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

例えば企業活動における円滑なプロジェクトの実行、さらにはクライアントや一般市民等の利害関係者に対して合意形成していく

ことが必要になる。

Ⅶ-C

報収

集・

活用

・発

信力

ICTや

ICT ツール、文書等をルールに基づいて情報収集や情報発信に活用でき

る。

自ら

�専

門分

野�

対し

、情

報�

正確

性や

著作

権等

�配

慮し

�情

報収

集・活

用・発

信�

きる

社会

系科

目�

おけ

る調

査や

実験

レポ

ート等

��

指導

、知

的財

産�

活用

�関

する

教育

��

を通

し�

達成

させ

る�

�、

柔軟

�方

法を

用い

るこ

�が

�き

る。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

例えば

企業活

動に

おける

円滑な

プロジ

ェク

トの実

行の

ために

セキュ

リティ

やプ

ライバ

シー

にも配

慮した

ICTツ

ール

による

情報

収集

と情報の活用・発信が必要になる。

Ⅶ-D

課題

発見

実課

題を

例�

、現

状�

ある

べき

姿�

�ギ

ャッ

プ�

中�

課題

を見

�け

るこ

�が

�き

、課

題�

因果

関係

や優

先度

を整

理し

解決

策を

提案

�き

る。

題�

中�

複数

�因

果関

係や

優先

度を

構�

化・焦

点化

する

こ�

が�

き、

解決

策を

立案

し、

実行

策を

絞り

込む

こ�

が�

きる

例えば地域における課題の発見など、学生の社会参加意識の意識の育成にも関係づけることができる。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

企業

�お

ける

業務

全体

ある

い�

プロ

ジェ

クト等

�改

善や

推進

を行

う上

�、

取り

組む

べき

焦点

を明

確化

する

ため

�課

題�

プロ

セス

を用

いる

こ�

が�

きる

重要

性を

指導

する

こ�

が望

まし

い。

Ⅶ-E 論

理的思考力

課題

を想

定し

、論

理的

�思

考�

ため

�手

段を

実践

�き

、論

理性

�配

慮し

�解

決策

�提

示�

至る

プロ

セス

を実

践�

きる

複雑

�事

象�

本質

を論

理的

思考

�プ

ロセ

スを

活用

し�

要約

・整

理、

構�

化�

きる

「課

題発

見」�

連携

・連動

させ

�達

成を

目指

すこ

�が

望ま

しい

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

業活

動�

おけ

る問

題や

課題

�解

決�

対し

、問

題�

原因

を明

確化

し�

複数

�解

決策

を提

案し

、絞

り込

み、

実行

策を

計画

し提

案�

きる

Ⅷ 態

度・

志向

性(

人間

力)

Ⅷ-A

主体

具体

的�

状況

下�

、周

囲�

状況

を改

善す

べく

自身

�能

力を

主体

的�

発揮

する

行動

を�

れる

より

多様

�環

境�

中�

、周

囲�

状況

�自

身�

立場

を照

らし

合わ

せ、

主体

的�

行動

し�

仕事

を推

進�

きる

キャ

リア

デザ

イン

を目

指し

た学

生自

身�

主体

的�

行動

や学

習、

アク

ティ

ブラ

ーニ

ング

��

教育

活動

�お

い�

も達

成さ

せる

こ�

が�

きる

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

民お

よび

企業

人�

し�

自ら

�役

割を

認識

し、

継続

的�

自己

管理

およ

び自

らを

律し

た行

動を

する

こ�

が�

き、

自ら

�立

場�

応じ

�自

身�

能力

を最

大限

�発

揮し

�、

企業

活動

等を

推進

し�

いく

こ�

が�

きる

Ⅷ-B

自己

管理

日常

生活

�行

動面

、精

神面

、健

康面

��

自己

管理

が�

き、

常�

自身

を良

い状

態�

維持

する

ため

�努

力が

�き

る。

己管

理す

る上

��

自分

自身

�課

題や

現在

�自

己管

理状

況を

認識

し、

より

よい

状態

�改

善す

るた

め�

行動

を�

るこ

�が

�き

る。

例えば、自らの健康管理、出席・時間管理など日常の担任等の指導によりあるべき行動の指導をすることも一方法である。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

市民

およ

び企

業人

�し

�自

ら�

役割

を認

識し

、継

続的

�自

己管

理お

よび

自ら

を律

した

行動

をす

るこ

�が

�き

、自

ら�

立場

�応

じ�

自身

�能

力を

最大

限�

発揮

し�

、企

業活

動等

を推

進し

�い

くこ

�が

�き

る。

Ⅷ-C

責任

社会

�一

員�

し�

意識

を持

��

責任

ある

行動

、言

動、

役割

を演

ずる

こ�

が�

きる

社会

�一

員�

し�

、多

面的

�観

点か

ら責

任あ

る行

動、

発言

、役

割を

演ず

るこ

�が

�き

る。

例えば、クラスでの約束事、社会とのかかわりの中での行動など通して達成させることできる。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

市民

およ

び企

業人

�し

��

責任

ある

行動

を常

��

るこ

�が

�き

る�

�も

�、

企業

�社

会責

任�

観点

から

も行

動を

する

こ�

が�

きる

Ⅷ-D チ

ームワーク力 特

定�

課題

�対

し、

チー

ム�

一員

�し

�他

者�

意見

を尊

重し

、適

切�

コミュ

ニケ

ーシ

ョン

を持

��

共同

作業

を進

める

こ�

が�

きる

より

実践

的�

課題

�解

決�

向け

�多

様�

専門

性を

持�

メン

バー

から

�る

チー

ムが

、円

滑�

機能

する

ため

、役

割を

意識

した

責任

ある

行動

が�

きる

例えば、円滑なチームワークの成果として、合意形成の方法への効果を認識させるなど、様々な教育・課外活動等で達成させるこ

とができる。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

企業

�お

ける

プロ

ジェ

クト等

�遂

行�

おい

�、

自身

�役

割�

責任

を理

解し

た行

動を

�る

こ�

が�

きる

Ⅷ-E リ

ーダーシップ 自

ら行

動�

模範

を示

すこ

�が

�き

、他

者�

対し

�適

切�

行動

を促

し、

共同

作業

・研

究を

進め

るこ

�が

�き

る。

組織

�し

�目

指す

方向

性を

示し

、行

動�

規範

を示

し�

がら

、チ

ーム

�し

��

成果

を生

み出

し�

いく

こ�

が�

きる

。常

�情

報収

集や

チー

ム内

��

相談

を怠

らず

、リー

ダー

�し

��

判断

力を

磨く

意識

を持

�た

行動

が�

れる

クラ

ブ活

動や

学生

会活

動�

�だ

け�

��

く、

通常

�授

業�

おけ

るグ

ルー

プワ

ーク

��

通し

�も

リー

ダー

�役

割を

実践

させ

るこ

�が

�き

る。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

企業

�お

ける

プロ

ジェ

クト等

�遂

行�

おい

�リー

ダー

�し

�プ

ロジ

ェク

ト�

遂行

�最

適�

人材

を見

抜き

、選

抜�

き、

各人

�能

力を

最大

限�

発揮

させ

、チ

ーム

�し

��

業務

�遂

行を

推進

�き

る。

また

、チ

ーム

が業

務遂

行へ

効果

的�

機能

し�

いる

か評

価�

きる

Ⅷ-F

理観

(独

創性

の尊

重、

公共

心) 技

術が

社会

や自

然�

及ぼ

す影

響や

効果

を意

識し

、技

術者

が社

会�

負�

�い

る責

任を

踏ま

えた

基本

的�

行動

が�

れる

技術

者が

社会

�負

��

いる

責任

�独

創性

を認

識し

、技

術�

成果

が社

会�

受け

入れ

られ

るよ

う�

行動

�き

る。

実例

をも

��

ディ

スカ

ッシ

ョン

させ

る�

�、

学生

�主

体的

�考

えさ

せる

こ�

が必

要�

ある

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

業�

おけ

る法

令順

守や

、過

去�

事例

を様

々�

要素

から

参照

・融

合し

�、

適切

�行

動指

針を

決定

�き

る。

Ⅷ-G

来志

向性

・キ

ャリ

アデ

ザイ

ン力

自身

�あ

りた

い姿

を実

現す

るた

め�

職業

を選

択す

る上

��

価値

観を

明確

化し

、自

身�

あり

たい

姿�

実現

�た

め�

目標

を立

�た

行動

を継

続�

きる

。さ

ら�

自己

�価

値観

や適

性�

認識

�中

�キ

ャリア

デザ

イン

を修

正し

、目

標を

再設

定�

きる

社会

�出

�か

らこ

そ社

会情

勢�

変化

、ラ

イフ

イベ

ント�

応じ

�自

ら�

キャ

リア

を力

強く

切り

開い

�い

か�

けれ

��

ら�

いこ

�を

想定

し�

、自

分�

適性

や価

値観

を分

析し

、進

路を

選択

�き

る。

今学

ん�

いる

こ�

が将

来�

�う

関係

する

か、

将来

�ラ

イフ

イベ

ント�

把握

、そ

�中

�進

路選

択上

�自

ら�

ポイ

ント�

�を

低学

年か

ら継

続的

�キ

ャリア

デザ

イン

�指

導�

より

実践

させ

る必

要が

ある

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

ら�

現状

を把

握し

、必

要�

行動

や学

習を

継続

し�

、人

生�

おけ

る様

々�

局面

を力

強く

切り

開い

�い

く(生

き抜

い�

いく

)こ

�が

�き

る。

Ⅷ-H

企業

活動

理解 企

業活動を複数の観点から調査できる。

企業活動を複数の観点から総合的にとらえるために情報を収集・整理・比較が

できる。

キャ

リア

デザ

イン

�も

密接

�関

係さ

せ�

、企

業を

多様

�観

点か

ら判

断し

�、

自ら

�進

路選

択�

活か

す�

いう考

え方

を持

たせ

る必

要が

ある

<学

習内

容が

反映

され

る分

野>

路選

択へ

�ミス

マッ

チを

防ぐ

ため

、さ

ら�

�就

職後

�ラ

イフ

ステ

ージ

�お

ける

様々

�判

断�

おい

�も

活か

され

る企

業理

解�

ため

�観

点を

選択

�き

る。

Ⅷ-I

習と

企業

活動

の関

社会人として活躍するために必要な学習・体験・能力を具体化して関連付けら

れる。

社会人として活躍するために必要な学習・体験・能力と自らの差異を考えられ

る。

より

良い

キャ

リア

を構

築し

�い

くた

め�

ステ

ップ

�し

�、

高専

教育

を通

し�

自ら

�ス

キル

�向

上や

目標

�す

るス

キル

�到

達点

を客

観的

�振

り返

らせ

、継

続的

�努

力を

支援

する

必要

があ

る。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

自ら

�現

状を

把握

し、

自ら

�強

み�

弱み

を踏

まえ

た継

続的

�行

動や

学習

を進

める

こ�

が�

きる

Ⅸ 総

合的

な学

習経

験と

創�

的思

考力

Ⅸ-A

創成

能力

指定

され

た工

学的

課題

�解

決�

ため

�シ

ステ

ム、

構成

要素

、工

程等

を創

出�

きる

実課

題�

��

実践

的�

工学

的課

題�

解決

�た

め�

シス

テム

、構

成要

素、

工程

等を

創出

�き

る。

例えば、これまで学んできた専門能力や実験実習能力、情報収集・分析力など駆使し、論理的に思考する方法を適用させることに

なる。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

企業

活動

等�

おい

�、

複合

的�

要素

を踏

まえ

、特

定�

需要

�適

合し

た新

規�

シス

テム

・構

成要

素・工

程を

自ら

設計

する

こ�

が�

きる

Ⅸ-B

ンジ

ニア

リン

グデ

ザイ

ン能

クラ

イア

ント�

要求

を解

決す

るた

め�

プロ

セス

(企

画立

案か

ら実

行)を

特定

�条

件�

照ら

し�

実践

�き

、解

決策

を創

案�

きる

よう

��

る。

ライ

アン

ト�

要求

を解

決す

るた

めQCD等

の複数の制約条件を考慮した

解決

策を

提示

�き、要求を満たす最適なシステムやプロセスを提案・開発できる。

例えば、地域から課題を見つけるPBLや、卒業研究・特別研究などで実践できるが、課題解決のためには課題発見のプロセスや

調査方法など複数の能力の育成もあらかじめ必要である。

学習

内容

が反

映さ

れる

分野

企業

活動

およ

び地

域活

動�

おけ

るク

ライ

アン

ト�

要求

を明

確化

し、

��

�等

�複

数�

制約

条件

を考

慮し

�、

要求

を満

たす

最適

�シ

ステ

ムや

プロ

セス

を提

案・開

発�

きる

Page 83: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

51

2-4 Ⅳ 工学基礎

こ�節��、工学基礎�し�、

Ⅳ-� 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)

Ⅳ-� 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史

Ⅳ-� 情報リテラシー

Ⅳ-� グローバリゼーション・異文化多文化理解

�4項目��い�述べる。これら�項目�学習�際し��、必ずしも、これら�内容�特化した授

業科目を設定する必要��い。す�わち、当該校・学科�開講され�いるすべ��科目を通じ、

学生がこれら�項目を身�付け�卒業するこ�を基本�する。

2-4-1 Ⅳ-A 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)

【本科における教育領域の到達目標】

工学実験技術�実験計画、安全�も配慮した実験実施、結果�整理�考察ま��基本的か�必須�到達目標�ある。また工学実験を実施する上�基本的�態

度を身�付け実践�きるこ�も目標�する。

・適切�手順�従��、基本的�実験実習を実施�きる。

・必要�データを整理し、そ�結果�基�いた論理的�考察が�きる。

・実験を通し�課題を解決する上��基本的ルールを守るこ�が�きる。

【専攻科における教育領域の到達目標】

本科での学習内容を、より応用的・実践的な課題解決に活用できること。

【一般的な科目名】

・工学実験

学習内容 到達目標

実験・計測・分析方法 物理、化学、情報、工学�おける基礎的�原理や現象を明らか�するため�実験手法、実験手順��い�説

明�きる。

実験装置や測定器�操作、及び実験器具・試薬・材料�正しい取扱を身�付け、安全�実験�きる。

実験データ�分析、誤差解析、有効桁数�評価、整理�仕方、考察�論理性�配慮し�実践�きる。

考察・レポート作成 実験テーマ�目的�沿��実験・測定結果�妥当性��実験データ��い�論理的�考察が�きる。

実験ノートや実験レポート�記載方法�沿��レポート作成を実践�きる。

実験データを適切�グラフや図、表��用い�表現�きる。

実験�考察���必要�文献、参考資料��を収集�きる。

実験・実習�関わる態度 実験・実習を安全性や禁止事項��配慮し�実践�きる。

個人・複数名��実験・実習�あ��も役割を意識し�主体的�取り組むこ�が�きる。

共同実験�おける基本的ルールを把握し、実践�きる。

レポートを期限内�提出�きるよう�計画を立�、それを実践�きる。

2-4-2 Ⅳ-B 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 【本科における教育領域の到達目標】

技術者倫理、技術者�し��社会的責任、現代�至るま��技術�発展がもたらし�きた影響をも��、責任ある行動を�るため�基本的�事柄��い�理解するこ

�を目標�する。

・技術者倫理、情報倫理、環境倫理、法令順守、社会�持続可能性�基�い�、技術者�し��るべき行動を説明するこ�が�きる。

・国際社会および地域�発展�対し��技術者�役割を説明�きる。

・知的財産�重要性や活用�重要性を理解し�いる。

【専攻科における教育領域の到達目標】

本科での学習内容を、より応用的・実践的な課題解決に活用できること。

【一般的な科目名】

・技術者倫理、法律、知的財産、技術史、地域社会、現代社会

学習内容 到達目標

技術者倫理�基本�実践 技術者倫理が必要�される社会的背景や重要性を認識し�いる。

社会�おける技術者�役割�責任を説明�きる。

説明責任、製�物責任、リスクマネジメント��、技術者�行動�関する基本的�責任事項を説明�きる。

現代社会�具体的�諸問題を題材�、自ら専門�する工学分野�関連させ、技術者倫理観�基�い�、取るべ

きふさわしい行動を説明�きる。

情報倫理 情報技術�進展が社会�及ぼす影響、個人情報保護法、著作権���法律��い�説明�きる。

高度情報通信ネットワーク社会�中核�ある情報通信技術�倫理��関わりを説明�きる。

52

環境倫理 環境問題�現状��い��基本的�事項��い�把握し、科学技術が地球環境や社会�及ぼす影響を説明

�きる。

環境問題を考慮し�、技術者�し�ふさわしい行動��何かを説明�きる。

国際貢献・地域貢献 国際社会�おける技術者�し�ふさわしい行動��何かを説明�きる。

過疎化、少子化��地方が抱える問題��い�認識し、地域社会�貢献するため�科学技術が果たせる役割�

�い�説明�きる。

知的財産 知的財産�社会的意義や重要性�観点から、知的財産�関する基本的�事項を説明�きる。

知的財産�獲得���必要�新規アイデアを生み出す技法����い�説明�きる。

法令順守 技術者�社会的責任、社会規範や法令を守るこ�、企業内�法令順守(コンプライアンス)�重要性��い�説

明�きる。

技術者を目指す者�し�、諸外国�文化・慣習��を尊重し、それぞれ�国や地域�適用される関係法令を守る

こ��重要性を把握し�いる。 技術史�基本�実践 科学技術が社会�与え�きた影響をも��、技術者�役割や責任を説明�きる。

科学者や技術者が、様々�困難を克服し�がら技術�発展�寄与した姿を通し、技術者�使命・重要性��い

�説明�きる。

持続可能性 全��人々が将来�わた��安心し�暮らせる持続可能�開発を実現するため�、自ら�専門分野から配慮す

べきこ�が何かを説明�きる。

技術者を目指す者�し�、平和�構築、異文化理解�推進、自然資源�維持、災害�防止���課題�力を合

わせ�取り組ん�いくこ��重要性を認識し�いる。

2-4-3 Ⅳ-C 情報リテラシー

【本科における教育領域の到達目標】

専門分野�よらずセキュリティー�配慮し�情報技術を活用し、課題解決�ため�基本的�アルゴリズムを考え、実装�きるよう��るこ�を目標�する。

・情報を収集、処理、発信するため�基本的�ハードウェア、ソフトウェア�関する知識を活用�きる。

・特定�課題�対し、アルゴリズムを考え、実装するこ�が�きる。

・情報セキュリティー�配慮した基本的�情報収集・発信、情報�保護が�きる。

【専攻科における教育領域の到達目標】

本科での学習内容を、より応用的・実践的な課題解決に活用できること。

【一般的な科目名】

・プログラミング、基礎情報工学

学習内容 到達目標

情報�基礎

情報を適切�収集・処理・発信するため�基礎的�知識を活用�きる。

論理演算�進数変換�仕組みを用い�基本的�演算が�きる。

コンピュータ�ハードウェア�関する基礎的�知識を活用�きる。

情報ネットワーク 情報伝達システムやインターネット�基本的�仕組みを把握し�いる。

アルゴリズム 同一�問題�対し、それを解決�きる複数�アルゴリズムが存在しうるこ�を知��いる。

与えられた基本的�問題を解くため�適切�アルゴリズムを構築するこ�が�きる。

任意�プログラミング言語を用い�、構築したアルゴリズムを実装�きる。

情報セキュリティ

情報セキュリティ�必要性および守るべき情報を認識し�いる。

個人情報�プライバシー保護�考え方��い��基本的�配慮が�きる。

インターネット(���を含む)やコンピュータ�利用�おける様々�脅威を認識し�いる

インターネット(���を含む)やコンピュータ�利用�おける様々�脅威�対し�実践すべき対策を説明�きる。

2-4-4 Ⅳ-D グローバリゼーション・異文化多文化理解

【本科における教育領域の到達目標】

将来諸外国�人々�良好�関係を築い�仕事を進め�いくこ�を想定し、必要�知識や果たすべき役割、�るべき態度を理解するこ�を目標�する。

・諸外国�文化・習慣・価値観等を理解し、尊重し�けれ��ら�いこ�を知��いる。

【専攻科における教育領域の到達目標】

本科での学習内容を、より応用的・実践的な課題解決に活用できること。

【一般的な科目名】

・異文化交流、地理、歴史、海外研修

学習内容 到達目標

グローバリゼーション・異文化

多文化理解 それぞれ�国�文化や歴史�敬意を払い、そ�違いを受け入れる寛容さが必要�あるこ�を認識し�いる。

様々�国�生活習慣や宗教的信条、価値観���基本的�事項��い�説明�きる。

異文化�事象を自分たち�文化�関連付け�解釈�きる。

それぞれ�国や地域�経済的・社会的�発展�対し�科学技術が果たすべき役割や技術者�責任ある行動�

�い�説明�きる。

Page 84: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a

���� ���� ���� ���

�����*��

����������

������

�����������

�����*�����*

���

�����*������

�����

�����*�������

�����

�����*���Web����

����������

����

32 4

����

62 4

����4 8

Page 85: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a
Page 86: C部 教養教育として必要な 情報教育カリキュラム標 …...2018/07/30  · GE-GUI 科目ガイダンス [コア授業時間: 1,授業外学習時間: 0] ú ¡ ®y[a