株式会社デジタルガレージ2014 年 3 月 17 日...

2014年6月期第3四半期決算サマリー

株式会社デジタルガレージ

2014.5.14

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インベストメント・ハイライト

Ⅰ インキュベーション：グローバルなインキュベーション事業を推進

保有株式の一部売却、及び米国Neo社のアジャイル開発事業の拡大で増収米国の有力スタートアップ支援スタジオ Betaworks社（本社NY）と資本業務提携

シリコンバレーに続き、シリコンアレーとの連携を強化医療情報のグローバルな集合知を提供する医師向け共有サイト CIWorksを立上げ

Ⅱ マーケティング：ネット広告の好調続き、Big Data事業開始

2014.6期3Q(1-3)は、前年同期比42%増収、営業利益同約6倍を達成広告ROI全体を重視した、パフォーマンスアドが大幅増収増益を牽引 BI.Garage (電通との合弁会社)、ビッグデータを活用した商品「BIG MINING」を販売開始

Ⅲ ペイメント：香港IPOのコスト負担が一巡し、大幅増益：

2014.6期3Q(1-3)は、前年同期比11%増収、営業利益同64%増益国内は、Eコマース市場の拡大や消費税増税前の駆け込み需要を受け、好調に推移決済サービス及びEコマース関連事業のアジア展開を加速

2014年第3四半期は、計画を上回る着地。期末に向けて業績も堅調に推移〜更なる事業基盤強化に向け、新規事業への取組みも着々と進行〜

http://betaworks.com/

http://www.ciworks.jp/


2014年6月期第3四半期連結（累計）要約P/L

前年同期比18%増収、営業利益90%増、経常利益32%増の25億円を達成〜業績は堅調に推移し、進捗率は純利益ベースで約90%の水準〜

Note: EBITDAは、税引前当期純利益に支払利息、減価償却費及びのれん償却費を加算し、算出

2013.6期 3Q 2014.6期 3Q

（累計実績）（累計実績） (比率) (金額) （期初予想）3Q(累計)

進捗率売上高 20,328 23,894 +18% +3,566 32,000 75%営業利益 624 1,186 +90% +562 1,800 66%営業外収益 1,531 1,705 +11% +174

持分法投資利益 945 1,229 +30% +284為替差益 375 208 -45% -167

営業外費用 268 393 +47% +125経常利益 1,886 2,498 +32% +612 3,500 71%特別利益 1,196 500 -58% -696

持分変動利益 18 374 +1978% +356特別損失 60 26 -57% -34税引前当期純利益 3,023 2,972 -2% -51法人税等 844 962 +14% +118当期純利益 2,208 1,873 -15% -335 2,100 89%EBITDA 4,319 4,134 -4% -185 4,800 86%

単位：百万円2014.6期前年同期比


2014年6月期第3四半期連結要約B/S （単位：百万円）

流動資産 33,837 50,301 +16,464　現預金 15,329 24,436 +9,107　未収入金 9,037 10,606 +1,569　金銭の信託 3,768 2,754 -1,014　営業投資有価証券 2,641 8,667 +6,026固定資産 22,173 25,947 +3,774　投資有価証券 5,521 10,837 +5,316　投資不動産 3,102 3,719 +617　のれん 9,968 7,474 -2,494資産合計 56,010 76,249 +20,239

流動負債 21,801 30,574 +8,773　預り金 18,229 20,039 +1,810

短期借入金 305 5,661 +5,356繰延税金負債 13 1,783 +1,770

固定負債 6,950 9,206 +2,256長期借入金 6,799 8,968 +2,169

負債合計 28,752 39,781 +11,029

純資産 27,258 36,467 +9,209　利益剰余金 7,003 8,641 +1,638

有価証券評価差額金 31 3,159 +3,128　少数株主持分 1,468 5,824 +4,356負債・純資産合計 56,010 76,249 +20,239

2013.6期末 2014.6期 3Q末前期末比（金額）主たる変動要因/備考

決済事業関連科目

運転資金需要

子会社econtext ASIA上場による資金調達等

投資先上場に伴う時価評価等

持分法による投資利益の増加、資本提携、新規取得等



税引後含み益

時価評価に伴う増加

運転資金需要

econtext ASIA上場に伴う増加含み益

econtext ASIA上場に伴う保有比率の減少


6,559

1,980

5,307

8,539

6,482

7,6367,273

8,349 8,271

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期

300

223

▲ 51

523

151

698

86

726

374

▲ 100

0

100

200

300

400

500

600

700

800

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期

連結売上高と営業利益の四半期別推移

変則決算等の調整

営業利益

（単位：百万円）

2014.6期3Q(1-3)は、売上高前年同期比28%増収、営業利益同2.5倍

Note: 2013.6期は、ベリトランスグループの決算期変更（3月期→6月期）に伴い、15ヶ月の変則決算を実施（上期：9ヶ月、下期：6ヶ月）

【売上高】【営業利益】


売上高


グループ事業セグメント

3つの事業セグメントによる”Lean Global”の推進

Ⅲ

次世代のインターネットビジネスを日米両ウィングでインキュベート

国内外の有望ベンチャー投資育成国内外のメディア開発 Lean Startup手法による技術開発・事業開発

Web広告と最先端のマーケティングテクノロジー事業群

データサイエンス事業 Web広告・メディア事業 O2O関連施策、事業開発

アジア最大級の決済プラットフォーム事業

国内最大級のオンライン決済インフラアジア・プラットフォーム

ペイメントセグメント

Ⅱ マーケティングセグメント

Ⅰ インキュベーションセグメント

PAYMENT

MARKETING

INCUBATION


「インキュベーション・セグメント」の四半期別推移

【売上高】【営業利益】（単位：百万円）

保有株式の一部売却、及びアジャイル開発事業の拡大で増収〜 Betaworks社への出資により、グローバルなインキュベーションを加速〜

131

616497

1,263

927

1,467

755

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期

▲ 258

56

▲ 20

512

▲ 77

548

▲ 48

▲ 300

▲ 200

▲ 100

0

100

200

300

400

500

600

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期


「マーケティングセグメント」の四半期別推移

【売上高】【営業利益】（単位：百万円）

広告ROI全体を重視した、パフォーマンスアドが大幅増収増益を牽引～売上高前年同期比42%増収、営業利益同約6倍～

2,364

2,748 2,8253,104 3,068

3,557

4,012

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期

129 120

55

167

136

199

308

0

50

100

150

200

250

300

350

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期


「ペイメントセグメント」の四半期別推移

【売上高】【営業利益】


売上高

（単位：百万円）

国内Eコマース市場の拡大や増税前の駆け込み需要を受け、増収増益

〜香港IPOのコスト負担も一巡し、アジア戦略が本格始動〜

257

223 308

480

253 260

203

260

415

0

200

400

600

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期


営業利益

3,194

1,980

2,810

5,174

3,158 3,269 3,277 3,326 3,503

0

2,000

4,000

6,000

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

2013.6期 2014.6期


トピックス : ビッグデータを活用した広告商品の販売開始

デジタルガレージグループ、電通、カカクコムと共同で企業のマーケティング活動最適化に向けたデータサイエンス事業を開始

ビッグデータを活用したビジネスインテリジェンス領域での新規事業

< データサイエンス事業の概要＞

2つのフェーズに分けた事業を展開 CRM領域との連携 DSPターゲティング広告

最新テクノロジー

データサイエンス

視点


トピックス : 医療分野におけるナレッジ提供サービスの立ち上げ

医療分野での集合知形成を目指す CIWorks を立ち上げ

疾患領域毎に専門医を基軸とした医師ネットワークを確立し、ナレッジシェア・ディスカッションのプラットフォームとなることで最新知見の臨床応用を促進

トップエキスパート

と契約

一般医治療に携わる医師

専門的に治療に携わる医師

ディスカッション

標準治療の分かりやすい独自コンテンツ

最新ナレッジの紹介

CIWorksの役割

集合知はエキスパート自身が持つ『専門知』より大きな価値を持ち得る

“+ Collective Intelligence (集合知)”により、世の中をより良くする

株式会社シーアイワークスグローバルナレッジ

インターネットテクノロジー

Ⅰ

Ⅱ

Ⅲ

エキスパートを基軸に多くの医師がナレッジをシェアし議論することで大きな価値（集合知）を形成

最も成長性の高い『がん領域』から取組開始（順次拡大）

http://www.ciworks.jp/


四半期セグメント推移（連結）

Note: セグメント営業利益は、消去又は全社費用控除前ベース。EBITDAは、税引前当期純利益に支払利息、減価償却費及びのれん償却費を加算し算出

単位：百万円 2013.６期 2014.6期

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q

売上高 5,307 8,539 6,482 7,636 7,273 8,349 8,271

インキュベーション 131 616 497 1,263 927 1,467 755

マーケティング 2,364 2,748 2,825 3,104 3,068 3,557 4,012

ペイメント 2,810 5,174 3,158 3,269 3,277 3,326 3,503

営業利益 △ 51 523 151 698 86 726 374

インキュベーション △ 258 56 △ 20 512 △ 77 548 △ 48

マーケティング 129 120 55 167 136 199 308

ペイメント 308 480 253 260 203 260 415

経常利益 167 1,000 719 1,191 473 1,214 810

当期純利益 213 700 1,294 507 389 1,037 446

EBITDA 696 1,573 2,050 1,581 970 1,956 1,207

のれん償却費 200 333 211 195 191 204 170


プレスリリース

リリース日リリース内容

2014年4月28日デジタルガレージ、がん治療に特化したナレッジ提供サービスCIWorksを立ち上げへ

2014年4月24日ベリトランス、三井住友カードと連携し、多通貨決済サービスの提供を開始し、世界16通貨でのクレジットカード決済が可能に

2014年4月16日 econtext ASIAグループのベリトランス、イーコンテクスト、ナビプラスの全サービスはOpenSSL「Heartbleed」脆弱性の影響を受けません

2014年4月16日 Open Network Labが起業家育成プログラム第9期の募集開始

2014年4月10日 BI.Garage、デジタルガレージグループのビッグデータを活用した広告商品「BIG MINING」の販売を開始

2014年3月27日デジタルガレージ、スマホユーザーの心理状態や体調に合わせた新型プロモーションサービス「ストリミケーションO2O」を開発

2014年3月17日インタラクティブメディアの世界的イベントSXSW Interactiveで弊社共同創業者伊藤穰一が殿堂入り

2014年3月10日ベリトランス、業界初の電話でのASP決済サービス、「IVR(自動音声対応)決済ソリューション」に関する特許を取得

2014年3月10日ベリトランス、不動産広告のDGコミュニケーションズと協力し、不動産向け決済パッケージ「住まペイ」を全国提供開始

2014年3月7日ベリトランス、JR東日本の提供する「モバイルSuica」のキャリア決済によるチャージサービスにシステム提供

2014年3月7日ナビプラス、「NaviPlusレコメンド」のオプションサービス「レコメンドバナー」を提供開始

2014年3月4日ベリトランス、中小EC事業者向けオンライ決済サービス「VeriTrans Air」の業界最安値となるキャンペーンを実施

2014年3月4日ベリトランス、わずか数行のコードを書くだけで導入可能な簡易な決済サービス「VeriTrans Air Direct」の提供を開始

2014年2月13日デジタルガレージ、米国の有力スタートアップ支援スタジオBetaworks社への出資と業務提携について基本合意

2014年1月31日デジタルガレージ、幼稚園や児童スポーツ団体に向けた顧客管理/写真販売サービスを手がけるHAMOLO社に出資

2014年1月7日デジタルガレージ、アジアにおける投資事業を拡大、インドネシアのベビー用品EC事業最大手のBilnaに出資

本資料に記載された今後の見通しや戦略などは、現時点において入手可能な情報や不確定要素に関しての仮定に基づいた弊社の判断が含まれております。今後、様々な要因の変化により、将来の業績や結果とは大きく異なる可能性があることをご了承ください。

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