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株式会社ロイヤルホテル 中期経営計画 2019~2021

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Page 1: 株式会社ロイヤルホテル 中期経営計画 2019 2021・新たなCRMシステムの開発 5.生産性の向上・効率化の推進 戦略2 生産性の向上・効率化の推進

株式会社ロイヤルホテル

中期経営計画 2019~2021

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目次

1. 前計画(2016~2018)の総括

2. 事業環境

3. 全体ビジョン(2019~2021)

4. マーケティング力の強化

-空間デザイン・1Fロビー

5. 生産性の向上・効率化の推進

-WEBチェックアウトシステムの導入

6. 人事運営の改革

-働き方改革・人材確保・人材育成

7. 連結業績計画

8. IR方針・株主還元

9. お客様の安心・安全、CSRへの取組み

P.2

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1.前計画(2016~2018)の総括

●堅調な宿泊需要の捕捉とコストコントロールにより、利益ベースでは概ね計画を達成

●きめ細やかなメンテナンス(設備投資)により、施設品質の維持、向上を実現

(単位:億円)

2016年度 2017年度 2018年度

(実績) (計画比) (実績) (計画比) (実績) (計画比)

売上高 411 +1 411 ▲4 409 ▲8

うち宿泊 98 +5 102 +9 103 +3

うち宴会 141 +0 141 ▲3 140 ▲4

うち料飲 86 ▲0 86 ▲1 89 +2

営業利益 23 +5 24 +3 20 ▲1

(同率) (5.6%) (+1.0%) (5.9%) (+0.7%) (5.0%) (▲0.1%)

当期利益 27 +18 21 +8 29 +16

ROE 19% +10% 13% +2% 15% +5%

純資産 141 +27 164 +37 193 +53

自己資本比率 21% +4% 25% +5% 30% +8%

設備投資額 16 +6 11 +1 10 +0

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2.事業環境

●好調なインバウンド需要

●国内景気の緩やかな回復

●世界的イベントの開催2019年 G20、ラグビーワールドカップ

2020年 東京オリンピック・パラリンピック

2021年 関西マスターズゲームズ

2025年 大阪・関西万博

(プラスの環境)

●新規開業ホテルの増加(海外ブランド、国内ホテルチェーン等)

●他業種の新規参入(業種の壁を越えた競争の激化)

●慢性的な人手不足、人件費上昇

(マイナスの環境)

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3.全体ビジョン(2019~2021)

CS・ES・No.1を目指す土台作り

マーケティング力の強化

戦略2 生産性の向上・効率化の推進

人事運営の改革

戦略1

戦略3

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●お客様のインサイト分析・アンケート調査やヒアリング調査により、お客様のニーズの核心を理解

・自社の強み、競合優位性の再認識

●魅力ある商品・サービスの提供・ロイヤルホテルならではの付加価値のある商品・サービスの提供

・おもてなしの心・スキルの伝承と研鑽

●リーガロイヤルホテルブランドの再構築/深化・“一流なのにアットホーム”

・受け継がれてきた、歴史的・造形的な資産の再評価と活用

・空間やサイン、ビジュアルアイデンティティ等、デザインの統一と刷新

・スタッフ全員がアイデンティティを共有し、サービスの質を向上

4.マーケティング力の強化

マーケティング力の強化戦略1

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4-1.空間デザイン・1Fロビー

日本を代表する建築家、吉田五十八氏によって

“日本の伝統美”を取り入れ設計された1973年当時

の空間を、最新の技術やデザイン思想と融合させ、現代にアップデートしてよみがえらせます。

(2019年6月リニューアル予定)

華やかな「万葉の錦」の柄を大柄にし、現代的にリデザイン。柱の金蒔絵に光を当て、平安時代の織物に見られる鳥模様の金色の柄と段通のオレンジ色を輝かせ、奥のメインラウンジへとお客様を誘う。

(1973年 新館竣工時)

建築テーマ「自然との融合と伝統美」を象徴するメインロビー。絨毯には「万葉の錦」を敷きつめた。

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●業務効率化委員会の設置・推進・無理、無駄を省き、お客様との接点を増やす働き方の実現

・各ホテルに業務効率化委員会を設置し、グループ全体で推進

●IT化・システム化の推進・ITやシステム投資による業務効率化の推進とお客様の利便性向上

新システム導入(宴会、人事)、スマートフォンによるチェックアウトシステム開発、

電子化によるペーパーレス化推進、清掃ロボット導入など

・RPAを活用した抜本的業務改革

代替可能な業務を洗い出し、業務プロセスをRPAに適合するよう見直し

・新たなCRMシステムの開発

5.生産性の向上・効率化の推進

生産性の向上・効率化の推進戦略2

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5-1.WEBチェックアウトシステムの導入

●ご利用の流れ

・客室内のQRコードを読み取り、専用ページへアクセス

・チェックアウト用アクセスキー(チェックイン時にお渡し)

を入力

・お客様情報の入力(お名前・クレジットカード情報)

・お支払い完了

・ご出発時にルームキーをフロントカウンター前の

専用ボックスへ返却

客室内で宿泊料金の精算が完了するシステムを

自社で開発(特許出願中)。チェックアウト時間帯の

混雑緩和、並びにお客様満足度の向上を目指します。

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●労働環境の整備・労働時間管理と勤務時間の適正化

・ワークライフバランスへの取組み(時短勤務、テレワーク、育児・介護休暇支援等)

・ダイバーシティの推進(女性、外国人、シニア、障がい者活躍促進等)

●将来を見据えた人材の確保・中長期的な採用戦略に基づく、ポテンシャルを有する人材の確保

・パートアルバイトのリファラル採用、経験や能力に応じた昇給制度の導入

●持続的成長を牽引する人材育成・次世代幹部、ホテルスペシャリストの育成(階層別研修、接遇研修強化等)

・若手社員の計画的なキャリアパス実施(戦略的人事異動)

・語学力の向上(語学指導専門の外国人従業員による直接指導等)

6.人事運営の改革

人事運営の改革戦略3

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6-1.働き方改革・人材確保・人材育成

働き方改革・人材確保・人材育成の3つの課題を、

具体的に掘り下げて抜本的な組織風土の改革に取り組みます。

働き方改革

人材育成人材確保

・モラルサーベイの実施

・36協定対策

・長時間労働対策

・女性活躍推進

・職場環境改善(ハラスメント防止)

・階層別研修の見直し

・国際イベント向け英語研修

・戦略的人事異動

・アルバイトリーダーの配置

・コミュニケーション研修

・採用HPの刷新

・リクルートサポーターの配置

・リファラル採用拡充

・若年層の賃金体系見直し

・初任給の改定

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7.連結業績計画

●新ホテル(リーガグラン京都)開業等、宿泊需要の捕捉による増収を目指します。

●CS・ES・No.1に向け、設備・人材への投資を積極的に行います。

(単位:億円)

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

(実績) (実績) (実績) (計画) (計画) (計画)

売上高 411 411 409 415 424 427

うち宿泊 98 102 103 109 117 120

うち宴会 141 141 140 139 139 139

うち料飲 86 86 89 90 91 92

営業利益 23 24 20 20 14 20

経常利益 18 22 18 18 12 17

当期利益 27 21 29 13 9 12

純資産 141 164 193 207 215 227

自己資本比率 21% 25% 30% 32% 33% 34%

※ リーガグラン京都の開業準備費用(4億円)含む

(※)

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株主との対話は、総務部、経営企画部、及び財務部(以下IR担当部)が担当しております。

●株主との対話に関しては、IR担当部が担当取締役と対応方法を検討し、適切に対応する

ものとします。

●対話において寄せられた株主等からの意見を、当社経営戦略のレビュー等に積極的に活用

しております。

●株主との対話では原則として未公表の法人関係情報を伝えないことで、インサイダー情報

の管理に留意しております。また仮に法人関係情報を伝える際には、適切な措置を講じる

ものとします。

8.IR方針・株主還元

IR方針

株主還元

本中期経営計画の全体ビジョン「CS・ES・No.1を目指す土台作り」に全力で取り組み、

株主価値の向上を図り、将来の復配に向けた基盤作りを推進いたします。

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HACCP(※)制度化への対応

(2020年6月施行/食品衛生法等の一部改正)

・調理部門を中心にHACCPの基本概念や管理

手法等の理解徹底

・調理工程表の作成や精査、温度管理徹底の開始

・大阪にてHACCPチームを組成し推進、管理

水準を向上

・全ホテルでHACCPの考え方に基づいた管理

体制のPDCAを強化

※HACCPとは

原材料入荷から製品出荷(料理の提供)までの

全工程の中で、危害要因を除去低減させるために

重要な工程を管理し、製品、料理等の安全性を

確保する衛生管理手法

9.お客様の安心・安全、CSRへの取組み

お客様の安心・安全への取組み CSRへの取組み

●社会貢献活動

広く社会に貢献する活動として、寄付活動(西日本災害復興支援等)や従業員による

献血活動等に取り組んでおります。

●地域貢献活動

地域の構成員として、地域復興・地域活性

化に繋がる活動に取り組んでおります。

・中之島なつまつり

(大阪中之島の盆踊り大会に主催者の1社として参画)

・橋洗い

(水の都と呼ばれた大阪の橋の清掃活動に参加)

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本資料には、将来の業績予想等に関する記述が含まれています。

こうした記述は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき、

当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性を内包

するものです。

経済情勢、市場動向、経営環境の変化などにより、実際の結果は

本資料にある予想と異なる可能性があることにご留意ください。

また、本資料は投資勧誘を目的としたものではありません。