目標指向ビジネスプロセス モデリング - 東京工業大学•...

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Copyright 2002 IS-FMG, T.I.T. 目標指向ビジネスプロセス モデリング 東京工業大学・大学院 飯島淳一 (株)アルゴ 21 戸田保一 (株)日立製作所 小林 日本テレコム(株) 菱山玲子 日本ヒューレット・パッカード(株) Chapagain Nishit

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Page 1: 目標指向ビジネスプロセス モデリング - 東京工業大学• モデリング=モデルを構築する行為。• モデリング技法=モデリングを行うために利

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目標指向ビジネスプロセスモデリング

東京工業大学・大学院  飯島淳一

(株)アルゴ21  戸田保一

(株)日立製作所  小林 隆

日本テレコム(株)  菱山玲子

日本ヒューレット・パッカード(株) Chapagain Nishit

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問題意識と目的

• 経営ニーズにマッチした情報システムの構築における,“モデリング”という営為の意味について,具体的な事例を踏まえることによって明らかにする。

• 目標概念の重要性   ビジネスプロセスモデリング+ビジネス目標モデリング

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報告内容

• BPMにおける既往の研究

• 目標概念に焦点を当てたアプローチ

• 従来のアプローチの問題点• ビジネス目標モデリング

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モデルとは

• モデル=対象をある視点から眺めた結果得られたもの。

• モデリング=モデルを構築する行為。• モデリング技法=モデリングを行うために利

用する技法• モデリング方法論=モデリングを行うための

目的やモデリングの対象に対する,モデリング技法の利用の仕方について述べたもの

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なぜモデリングか?

• 対象をより深く知ることができる。• 情報あるいは認識を関係者と共有できる。

• 望ましい挙動を得るための思考実験ができる。• イメージの具現化(対象そのものの設計)が

できる。

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ビジネスモデルとは

• ビジネスという対象をある視点から眺めた結果得られたもの

• ビジネスプロセスモデルとは,「ビジネスという対象を,プロセスという視点(そこに含まれる諸活動のつながりという視点)から眺めた結果得られたもの」

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BPMの3つのアプローチ(Katzenstein and Lerch,2000)

• IS開発方法論アプローチ– フローチャート– DFD– IDEF– ARIS

• 調整モデルアプローチ– RADなど

• 社会技術的アプローチ– ソフト方法論など

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経営ニーズから情報システムまで

経営ニーズ

ビジネス目標

ビジネスプロセスモデル

情報システムによる実現

ビジネス目標モデリング

ビジネスプロセスモデリング

情報システムモデリング

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なぜ『目標』が重要か?

ビジネス=人間活動システム

「ある目標を達成するために,互いに関連しあって一つの全体をなしているもの」

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ビジネスモデリングにおける目標概念の重要性

• L.Yuによる目標追求システムモデル利用の提案

• LoucopoulosらによるEKDモデリング• E.S.K.Yuらによる問題論議モデル• Katzensteinらによる目標/例外ダイアグラム

• Eriksson-PenkerによるUMLの拡張

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目標追求システムモデル(L.Yu, 1996)

入力 出力

目標

活動

アクタ

意思決定

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目標とロールの関係(L.Yu,1996)

顧客満足度を最大とする販売促進

良質で安価な製品の購入

リスクの最小化

利益の最大化

よいサービス

納期内に製品を出荷

取引を効率的に管理する

発注

キャンセル

決定

受取プロセス

信用チェック 配送プロセス

支払プロセス

製品割当

顧客データ

在庫

在庫

口座

顧客販売員 経理担当

倉庫係

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EKDモデリング(Loucopoulos and Kavakli, 1999)

EKDモデリングオブジェクト

エンタープライズプロセスサブモデル

情報システムサブモデル

エンタープライズゴールサブモデル

によって実現される の中で実装される

エンタープライズアクターロールサブモデル

エンタープライズアクティビティサブモデル

エンタープライズオブジェクトサブモデル

エンタープライズルールサブモデル

によって制約をうけるによって制約をうける

によって制約をうける

によって遂行される に関連する

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ビジネス目標とビジネスプロセス

(Kavakli and Loucopoulos, 1999.)G0

G1,1 G1,2

Gi,1 Gi,2… Gi,nGi,j Gi,j+1…

アクタ1

アクタ2

アクタn

ロール1

ロール2

ロールn

Gi,1

Gi,2

Gi,j

Gi,j+1

Gi,n

ビジネスプロセスによって実現される

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AND/ORグラフによる表現(Mylopoulos etal.,1992)

A[attributes[Employee)]

A[attributes[Employee)]

A[attributes[Programmer)] A[attributes[Researcher)]

A[Researcher.degree]

A[Researcher.publ]Auditing[Researcher.publ]

A[Researcher.name]

Validation[Researcher.publ]+und sup

ValidatedBy[Sec I,Researcher.publ]

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リンク型と達成度(Mylopoulos etal.,1992)

ラベル sub sup -sub -sup undS U+ S U- D UD D U- S U+ UC ? ? ? ? UU U U U U U

リンク型

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問題論議モデル(Yu and Mylopoulos,1994)

コスト削減 サービス

運用コストの削減

+

設備費の削減 人件費の削減

正確な情報 スピード

少ないエラー 少ない遅れ

+ +

コントロール

活動 受注時の支払い

+

活動 コンピュータによる照合活動 商品受領時の支払い

-+

++++-

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目標/例外ダイアグラム(Katzenstein and Lerch,2000)

製品開発の迅速化

高品質な製品の開発

低い出費 従業員の自律性

所有権情報の保護

アイテムの獲得

ソースアイテムの獲得

従業員の責任の確保

認可されたサプライヤの利用

注文処理

もっとも安い業者の利用

完了した仕事の獲得

従業員の責任の確保

自律性を持つ

エンジニア

監督者

PO認可前の注文

標準部品の欠品

購買部

購買とエンジニア間の多重コール

注文にMBを利用

監督者の割当に時間

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従属性ダイアグラム(Katzenstein and Lerch,2000)

MIS

エンジニア

購買

支払い口座

サプライヤ

監督者

受領支払い

梱包リスト

PO情報

詳細情報の入力

コンピュータの専門性

認可

注文の完全な記述

情報発信

迅速に仕事を処理

PO認可

連続したビジネス情報発信

注文アイテム

丸秘情報

技術情報の発信

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問題と目標(H-E. Eriksson and M.Penker, 2000)

よい収益性:量的目標

高い占有率:量的目標

多くの割当:質的目標

収益の多い割当:量的目標

効果的な販売:質的目標

<<問題>>人手不足の

販売力

{完全}

{不完全}

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UML拡張の位置づけ

• 伝統的アプローチ• 目標概念を陽表的に取扱い,実務的にブレー

クダウン• 情報システムによる実装へのシームレスなリ

ンクを意図

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従来の目標モデリング

論理的目標図

Many marketshares

high profit motivated staffmany

transactionsatisfiedcustomer

efficientproductrion

efficientprod

profitablesales

many internetcust

many regcustomers

many newcustomers

manyinternetregistry

meets custexpec

deliveryon time

disturbSupport

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U +

S , U - = S

S

e x e

S

e x e

S

e x e

S , U += SU +

G 0

G 1 G 2 G 3 G 4

G 5 G 7G 6 G 8 G 1 1G 1 0G 9

G 1 2

G 1 3

P 1

P 2

P 3

P 4

e x e

S u f fN e c c

S u f f S u f f

S

h i n d e

D

目 標

プ ロ セ スB a g

+ ( s u p p o r t )- ( d i s t u r b )

従来の評価メカニズム

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既往のアプローチの問題点

• 古典論理の体系内での計算に起因する問題点– ANDの計算をMinで行っているため,ある部分目

標がDのとき目標自体がDとなる。

– ORの計算をMaxで行っているため,ある部分目標がSのとき目標自体がSとなる。

• プロセスの実行度合いはexeかnot-exeのみ。

• 目標の完全な分解を前提としている。

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ビジネス目標設計支援ツール

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ビジネス目標モデリング

• 経営ニーズを出発点。• 「ヒト」,「モノ」,「カネ」という視点から,経営 ニーズを眺め,経営目標を設定する。• 経営目標を業務と対応させた業務目標にブレーク

ダウン。• 業務目標を現行プロセス図と比べ,業務的ソリュー

ションを明らかにする。• 業務的ソリューションが満たされることがわかるよう

な活動のつながりとして,入出力システムとしての業務のプロセス図を描く。

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事例

• 証券第2次オンラインにおけるビジネスプロセス

• ある保険会社における不動産事業のプロセス

• 通信事業者における業務用回線登録プロセス

• ある小規模商社におけるビジネスプロセス• あるオンライン証券会社におけるビジネスプ

ロセス

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低成長時代に生き残る

低成長時代に生き残る

株式業務以外にも収益部門を育てる 人件費を削減する

低成長時代に見合った緻密な経営管理

をする

現行公社債取引業務の処理能力を10倍アップし,利益率を向上する

経営ニーズ

経営目標

「モノ」の視点から

「ヒト」の視点から「カネ」の視点から

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株式業務以外の収益部門を育てる

株式業務以外の収益部門を育てる

公社債部門を第2の収益部門にする

現行公社債取引業務の処理能力を10倍アップし,利益率を向上する

支店セールスマンの対顧客,対本店の

取引をリアルタイム化する

希望する条件を満たす債券を瞬時に検索する

自己所有債券のコスト計算を自動化し,綿密な

商品管理方式を確立する

業務的ソリューション

現行プロセス図

経営ニーズ

経営目標

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低成長時代に生き残る

低成長時代に生き残る

株式業務以外にも収益部門を育てる

人件費を削減する低成長時代に見合った

緻密な経営管理をする

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人件費を削減する

人件費を削減する

熟練度を要さない少人数の業務処理を可能にする

窓口業務のオンライン化をレベルアップする

「帳簿のない営業店」を実現する

業務的ソリューション

現行プロセス図

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低成長時代に見合った緻密な経営管理をする

低成長時代に見合った緻密な経営管理

をする

営業部門,商品部門のコスト管理を徹底する

各部門収益をデイリーベースで把握する

全社的なコスト意識を向上させる

全社的なオンラインリアルタイムシステムを確立する

現行プロセス図

業務的ソリューション

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人件費を削減する

熟練度を要さない少人数の業務処理を可能にする

窓口業務のオンライン化をレベルアップする

「帳簿のない営業店」を実現する

低成長時代に見合った緻密な経営管理

をする

営業部門,商品部門のコスト管理を徹底する

各部門収益をデイリーベースで把握する

全社的なコスト意識を向上させる

全社的なオンラインリアルタイムシステムを確立する

株式業務以外の収益部門を育てる

公社債部門を第2の収益部門にする

現行公社債取引業務の処理能力を10倍アップし,利益率を向上する

支店セールスマンの対顧客,対本店の

取引をリアルタイム化する

希望する条件を満たす債券を瞬時に検索する

自己所有債券のコスト計算を自動化し,綿密な

商品管理方式を確立する

情報システムの基本課題

低成長時代に生き残る

業務的ソリューション

技術的ソリューション

経営ニーズ

ビジネス目標

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『目標』に注目した新しいBPM

• 経営ニーズから出発して,「そのためにはどうする?」という問いに答えることを,対応する業務が見えてくるまで繰り返す。

• 対応する業務が見えてきたら,そこで問答を止める。その時点での答えが各業務のビジネス目標となる。

• 次に現行のプロセス図を検討することにより,与えられたビジネス目標に対する業務的ソリューションを見出す。

• すべての業務的ソリューションが得られたら,次にそれらを横断的に眺めることにより,全社に共通する課題として情報システムの持つべき「基本課題」が明らかになる。これが,技術的ソリューションである。

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FYI• G.Katzenstein and F.J.Lerch, “Beneath the Surface of

Organizational Processes:A Social Representation Framework for Business Process Redesign,” ACM Transactions on Information Systems,Vol.18, No.4, 383-422, 2000.

• L.Yu, “A Coordination-based Approach for Modelling Office Workflow,” in Business Process Modelling B.Scholz-Reiter and E.Stickel eds, 1996.

• P.Loucopoulos and V.Kavakli, “Enterprise Knowledhe Management and Conceptual Modelling,” Conceptual Modelling, Current Issues and Future Directions, Selected Papers from the Symposium on Conceptual Modeling, Lecture Notes in Computer Science, Springer, Vol.1565, 123-143, 1999.

• V.Kavakli and P.Loucopoulos, “Goal-Driven Business Process Analysis Application in Electricity Deregulation,”Information Systems, Vol.24, No.3, 187-207, 1999.

• J.Mylopoulos, L.Chung and B.Nixon, “Representing and Using Non-functional Requirements:A Process-Oriented Approach,” IEEE Trans.Software Eng., Vol.18, No.6, 1483-497, 1992.

• E.S.K.Yu and J.Mylopoulos, “Using Goals, Rules, and Methods to Support Reasoning in Business Process Reengineering,”