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Page 1: に立つよう工夫しました。本文中、ます。左ページでは、右ペー … · 何でも「やばい」はやばい ─────── 16 4 「滑る」と言ったら叱られた

3 2

ごあいさつ

 『なぜなに日本語』の続編『なぜなに日本語 もっと』をお届けします。

 「なぜなに日本語」は二〇一〇年四月から二〇一九年三月まで、読売新聞朝刊教育

面に連載されました。身近な言葉に潜む謎や落とし穴を発見し、解き明かしていく

コラムです。紙面に連動して、さらに詳しい解説や関連する話題を取り上げた記事

をウェブでも配信しました。本書は、二〇一五年六月以降のほぼすべての記事を採

録し、加筆・修正して、まとめたものです。

 前著と同様、右ページに本紙連載を、左ページにウェブ配信の解説を並べました。

右ページは、小中学生の皆さんを対象に、専門的な用語は使わず、できるだけ分か

りやすく書きました。小学校四年生以上で習う漢字や音訓には読み仮名を振ってい

ます。左ページでは、右ページの内容を文法的に整理するなど、大人が読んでも役

に立つよう工夫しました。本文中、ゴシック体になっている語の主なものは、巻末

の索引から引けるようになっています。また、新聞から多くの用例を取り上げました。

教材に活用する際に役立てていただければと思います。

 言葉のどんなところに注目するかによって六つの章に分け、それぞれの記事を配

置しました。といっても、注目すべき観点は一つとは限りません。ほかの章で関連

する事柄に触れている場合もあります。章立ては、おおよその目安としてください。

 最初のページから順番に読まなくてもかまいません。ぱらぱらとめくって、面白

そうな見出しやイラストを発見したら、そこが「なぜ?」「なに!」の入り口です。

不思議で奥深い日本語の世界を一緒に探検していきましょう。

関根健一 

3 2

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5 4

  この本を読むみなさんへ

────────2

第1章 

語彙 ご

10

1

ゴ○ラと○ジラで、怪か

獣じゅう

王誕た

生じょう

─────12

2

将棋は「指す」、囲碁は「打つ」─────14

3

何でも「やばい」はやばい

───────16

4

「滑る」と言ったら叱られた

───────18

5

メモらないからミスるんだ

───────20

6

「ナウい」はもうナウくない

───────22

7

「押すな」×2=大混雑

────────24

8

楽しい「こ」 かわいい「こ」───────26

9

美しく散らす、汚らしく散らかす

────28

10「ぶる」より「らしく」─────────30

11

「くせに」と言わないで

─────────32

12

思わず「あわや」と声に出た

──────34

13

自信があるから「必ずや」────────36

14

「あさって」の翌日、何て呼ぶ?

─────38

15

うらめしや~と現れたのは

───────40

16

難しくてもステキな校歌

────────42

17

「より」は「から」より古めかしい

────44

18

二年ぶりなら三年目

──────────46

19

「なおざり」より「おざなり」がまし

───48

20

「きれい」じゃなくても「美しい」─────50

21

「つましい」うえに「つつましい」─────52

22

「さびしい」の?「さみしい」の?

────54

23

遠い未来、近い将来、そして今後

────56

24

「順延」だったら必ずあした

───────58

25

黒と白とで、くっきりはっきり

──────60

26

「女王の労苦」と「王女の苦労」─────62

27

西洋風は「洋風」、「和風」は東洋風

───64

28 「不」の使い方 不ぞろい、不統一

────66

29 非加入ですか? 未加入ですか?

────68

30

「ん」を使うのはどんなとき?

──────70

第2章 

漢字 かんじ

72

「日年大人国」って何?

──────────74

漢和辞典で「聞」を探す

─────────76

「ページ」と呼ばないで

──────────78

美しい「月」、なまぐさい「月」──────80

点で違う!? 「専」と「博」────────82

十才、いずれは十四歳

──────────84

同じ形を三つ重ねて表すのは

───────86

似ているけれど、本物じゃない

───────88

「米」の字が意味するものは?

───────90

「農作物」も「作物」だけど

────────92

ひっくり返って「乗車」する?

───────94

「朝刊」と「夕刊」の違いは?

───────96

「特徴」よりも「特長」をPR

───────98

対象と対称の使い道、対照的

───────100

日影をさえぎってできる日陰

───────102

「技」「業」わざわざ使い分け

───────104

範囲を示す「代」と「台」─────────106

「根」が付いた「羽」は胸に

────────108

 次

←→同じモノです

←→同じモノです

←→同じモノです

  

ごあいさつ

2

第1章 

なるほど ~そういうふうに使うのか!

10

1

推お

すか、押お

すか、イチオシ

12

2

カニもナマコも魚ぎ

介かい

類るい

14

3

立ち並な

ぶ家々を建た

て直す

16

4

濁にご

さない「跡あ

」、気にしない「後あ

18

5

入りまじる「交」と「混」

20

6

平たくても「二重丸」

22

7

足がつった? 

足をつった?

24

8

「恨う

み」買ったり晴らしたり

26

9

家を訪お

とず

れ、人を訪た

ねる

28

10

選えら

び放題、よりどりみどり

30

11

生まれて初は

めての「初う

32

12

明け初める空、咲さ

き初める花

34

13

漢字を逆ぎ

ゃく

から読む「為替」

36

14

そんな「造」はやっちゃダメ

38

15

功こう

を奏そ

した、やり遂と

げた

40

16

「立り

派ぱ

」と言われて、ばかにされ

42

17

「生」は読み方チャンピオン

44

18

「白」といっても白くない

46

19

「投と

票ひょう

」に込こ

める願ね

48

20

丸く収お

めて大だ

団だん

円えん

50

21

立場で変か

わる「受じ

」と「授じ

52

22

どちらも極

きょく

端たん

「排は

外がい

」「拝は

外がい

54

23

どこでも「遍へ

在ざい

」、かたよる「偏へ

在ざい

56

24

似に

てても違ち

う「卒」と「率」

58

25

大だい

胆たん

に近づく「肉に

薄はく

60

26

「最さ

高こう

潮ちょう

」は、一字+二字

62

27

いくらでもある無む

尽じん

蔵ぞう

64

28 点が入るか、横線が入るか

66

29 生まれも育ちも日本です

68

30

糸車も、コッペパンも

70

31「大阪」に残る「大坂」の跡あ

72

第2章 

いかにも ~ふさわしい言い方だな!

74

1

たとえ、「例た

えば」の話としても

76

2

勝しょう

敗はい

の行ゆ

方え

を占う

らな

えば……

78

3

兼けん

任にん

はいたしかねます

80

4

めざせ、折お

り紙が

付つ

き!

82

5

一部ではない一部始終

84

6

切り離は

せない「いさぎ」と「よい」

86

7

「ぞっとしない」話はいかが?

88

8

「やぶさかでない」は前向き

90

9

負けてないのに、負けず嫌ぎ

い?

92

10

全く「もって」用よ

途と

は様々

94

11

ほんのちょっぴりの「毛」

96

12

いろんなところに「かける」

98

13

すぐに承

しょう

知ち

の「二つ返事」

100

14

三文だって「徳と

」なのだ

102

15

勝負がつかない三つどもえ

104

16

助長してもいいですか?

106

17

みんなで一い

緒しょ

に里帰り

108

18

姓せい

は徳と

川がわ

、名は信の

長なが

で名前負け

110

19

わらじ履は

かずに二刀流

112

20

表おもて

舞ぶ

台たい

の裏う

には何がある

114

21

言うに言えないこの気持ち

116

22

アイスを入れたり、穴あ

を開けたり

118

23

おっと、ばれちゃった

120

24

下げ

馬ば

評ひょう

どおりに一い

騎き

打う

122

25

飛と

ばすのは「激」じゃない

124

26

火ひ

蓋ぶた

を切って、しのぎを削け

126

27

引っ込こ

み思じ

案あん

でも「破は

天てん

荒こう

128

28

「登と

竜りゅう

門もん

」は通れない門

130

29

努ど

力りょく

重ねる「りゅうりゅう」

132

30

「準

じゅん

備び

万ばん

端たん

」だけでは足りない?

134

31「遅お

ればせ」ながら取り戻も

136

第3章 

なかなか ~うまくできているもんだ!

138

1

眠ねむ

れる美女はミステリアス

140

2

「まじき」行い、許ゆ

す「まい」

142

目 次

5 4

Page 3: に立つよう工夫しました。本文中、ます。左ページでは、右ペー … · 何でも「やばい」はやばい ─────── 16 4 「滑る」と言ったら叱られた

3 確た

かではない「みたいだ」

144

4 「ままならない」はままあること

146

5

「ずか」でなくて「でか」

148

6

「言わずもがな」の前ま

置お

150

7

相談は「先生に」? 「先生と」?

152

8

強める気持ちあれば「こそ」

154

9

これはこれは、おいしいわ

156

10

「~つ~つ」で代か

わる代が

わる

158

11

予想と違ち

ったときの「するも」

160

12

屋根「まで」飛と

んで、さあ大た

変へん

162

13

二に

択たく

の質し

問もん

「来るかどうか」

164

14

いかにも、それは堅か

苦くる

しい

166

15

感動と謙け

遜そん

の「なんて」

168

16

旅に出るときの「出い

で立ち」

170

17

蹴け

って上がって「蹴け

上がり」

172

18

「見てくれ」を見てくれよ!

174

19

去らないのでない「去りぬ」

176

20

流るる川は今も流れる

178

21

マダコは動物、マワタは?

180

22

「がり」は普ふ

通つう

以い

上じょうに

「がる」人

182

23

春には「めく」がよく似に

合あ

184

24

どちらが新し

鮮せん

? 「とり」と「とれ」

186

25

思おも

惑わく

の惑わ

にちょっとワクワク

188

26

情なさ

けなく思う「ていたらく」

190

27

「~やか」

―いかにもな感じ

192

28

「輝か

がや

く」様子は「輝か

がや

かしい」

194

29

重い石でなくても「重し」

196

30

ゆるくない「いわゆる」

198

31

名前出せない「さる人」

200

第4章 

ふむふむ ~そんなふうに読むのか!

202

1

一杯ぱ

食べたらもういっぱい?

204

2

ぜひとも、是ぜ

非ひ

を問うべきだ

206

3

書き足されたら困こ

るので

208

4

ギョーザは片か

仮か

名な

が似に

合あ

う?

210

5

サマーは昔、サンマーだった

212

6 「重複」二つの読み方

214

7 発信、発進、発疹―みな「ハッ~」

216

8

「上~」「下~」の読み方

218

9

「一区切り」ついたら「一段だ

落らく

220

10

他人事じゃない人事

222

11

期待が高まる端境期

224

12

幾いく

つある? 「一分」の読み

226

13

「堪能」満ま

足ぞく

なのか、得と

意い

なのか

228

14

「世論」は、せろん? 

よろん?

230

15

寒さむ

気け

は「する」、嫌い

気け

は「差さ

す」

232

16

小さい手でも大きく広げて

234

17

「大」の読み、大だ

原げん

則そく

と大お

間ま

違ちが

236

18

「く」が「っ」と、つまるとき

238

19

ドッジとドッチ、どっちがいい?

240

20

ああ、うまいと、打つものは

242

21

あれこれとやかく「云う

々ぬん

244

22

濁にご

る「異存」、濁に

らない「依存」

246

23

「よいですか?」「いいかも」

248

24

動作が違ち

う「敷し

く」と「引く」

250

25

「生」の読み―セイ・ショウが共

きょう

生せい

252

26

お話をお話しします

254

27

「あららげる」か「あらげる」か

256

28

短い送り仮が

名な

の話

258

29

「隣と

り合う」は、何+「合う」?

260

30

実はシャープじゃないんです

262

31

読まないけれど、大切な役目「・」

264

第5章 

おやおや ~それはちょっと待って!

266

1

「いちまんじゃく」の高さは?

268

2

「清せ

聴ちょう

」は感か

謝しゃ

の気持ち

270

3

水は「漏も

れ」、雨は「漏も

り」

272

4

見せる+魅み

する=魅み

せる⁉

274

5

「目配せ」して、「目配り」

276

6

「腹は

ごしらえ」と「腹は

ごなし」

278

7

かすめても、かすらない?

280

8

「もろとも」でない「ものとも」

282

9

「うそ寒い」のは「うそ」じゃない

284

10

だらだらしないで、つらつらと

286

11

「さっぱり」はお好す

き?

288

12

分かりやすい「ざっくり」

290

13

盛も

り上がった後は、盛も

り下がる?

292

14

「食べ歩き」か「歩き食い」か

294

7 6

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15 「募ぼ

金きん

」は出す? 

集める?

296

16 なびいても、たなびかない優ゆ

勝しょう

旗き

298

17 枝え

が曲がって「たわわ」

300

18

ワクワクしなくちゃ佳か

境きょう

じゃない

302

19

のみにくいのが「いい薬」

304

20

ひとりでは歌えない「斉せ

唱しょう

306

21

声を出さずに「号ご

泣きゅう

」?

308

22

壇だん

場じょう

に上がらなくても独ど

壇だん

場じょう

310

23

「拠き

出しゅつ

」の「拠」の意味は?

312

24

「無な

し」にはしない「なし崩く

し」

314

25

「~然ぜ

―それらしい様子

316

26

「午後中」では分からない

318

27

日が暮く

れて宵よ

が来る

320

28

いつから深夜? 

いつまで深夜?

322

29

ゆうべに語る、ゆうべのこと

324

30

あいさつ書いて「年ね

賀が

状じょう

326

31

順じゅん

番ばん

を示し

す「第」と「目」

328

第6章 

そもそも ~これが始まりだったとは!

330

1

「冠

かんむり」

かぶって大人の仲な

間ま

入り

332

2

全員、お正月が誕た

生じょう

日び

334

3

なぜ、春は青、秋は白?

336

4

秋色って何色?

338

5

ひと月を「旬じ

ゅん

」で三分割

340

6

時期や時間を「盤ば

」で分割

342

7

長い長い「劫こ

」の話

344

8

金色でなくても金き

字じ

塔とう

346

9

大西洋には点がない

348

10

「飯は

ごう炊す

さん」漢字で書けば

350

11

平安時代にもいた「学生」

352

12

かの川、かの山、今いずこ

354

13

一番でなくても、いち早く

356

14

かけがえのない「え」

358

15 「どっこい」と相手を遮さ

えぎ

360

16 「こまめ」ってどんな豆?

362

17 どこから出す? 

奥おく

の手

364

18

海の深さを表す「千ち

尋ひろ

366

19

つなぎ留と

める綱つ

「絆き

ずな

368

20

出会いのきっかけ「垣か

間ま

見る」

370

21

「夜なべ」は食べられない

372

22

真っすぐ落ちていく秋の日

374

23

升しょう

、合ご

、斗と

の使い道

376

24

「たやすい」の「た」を取ったら

378

25

くしゃみが出たら唱と

える呪じ

文もん

380

26

「口く

コミ」を聞き込こ

382

27

吹ふ

き抜ぬ

ける風、うつる風か

邪ぜ

384

28

トリコロールカラーは三色色?

386

29

昔アベック、今カップル

388

30

小さいけれどきらりと光る

390

31

互たが

いに打ち合う「相あ

づち」

392

 

索さく

引いん

ⅱ(巻かん

末まつ

←→同じモノです

←→同じモノです

←→同じモノです

9 8

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もっとくわしく

なるほどなるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

異字同訓の中には、動詞の性質により使い分けるものがあります。

自動詞は、主語の

示す動作や作用がほかに及びません。ほかに及ぶ意味を持つのは

他動詞で、多くは「〜

を」という目的語をとります。

降る(自動詞)、振る(他動詞)は、意味の差も大きく、取り違えることはないかも

しれません。しかし、「足が

攣つ

る」(自動詞)は、「

釣る」や「

吊つ

る」(他動詞)と混同し、

「足をつる」と言ったり書いたりしがちです。

似た文脈で使われるため、間違えやすいのが、「〜に

臨む」(自動詞)、「〜を

望む」(他

動詞)です。「臨む」は、「臨場」「臨海」「臨床」といった熟語からも分かるように、面

する、参加する、直面するといった意味、「望む」は「望見」「望楼」「眺望」など、遠

くを見るという意味です。

「式典は古式にのっとり厳おごそかに行われた」

―。「手本として従う」の意なので、漢字

にすれば「則り」(自動詞)です(

常用漢字表の音訓外なので、新聞では仮名で書きま

す)。これを「

乗っ取り」(他動詞)とすると、「奪い取って自分のものにする」になっ

てしまいます。

近くに「臨む」、遠くを「望む」

「雨がふる」「手をふる」

―漢字で「

降ふ

る」「

振ふ

る」と書けば、

その違ちが

いははっきりしますが、「が」「を」にも注目してみてくだ

さい。「が降ふ

る」は「落ちてくる」、「を振ふ

る」なら「左右に動かす」の意味です。

マラソンやサッカーを頑がん

張ば

りすぎて、「つる」(筋きん

肉にく

が引っ張ぱ

られたように痛いた

む)こと

があります。これは、「足がつる」、それとも「足をつる」でしょうか?

正せい

解かい

は「

足がつる」。魚を取る「 釣つ

る」や、物を引っかけてぶら下げる「

吊つ

る」なら、

「大物を釣つ

る」「ハンモックを吊つ

る」と、「〜をつる」となります。「足をつる」だと、け

がをして、ギプスを付つ

けた足を吊つ

っている姿すがたを思い浮う

かべてしまいます。

「に」「を」で異こと

なる場合もあります。「海に 臨のぞむ」は海に面しているという意味、「海

望のぞ

む」だと遠くの方から眺なが

めることです。目の前が海岸で潮しお

の香かお

りが漂ただよ

ってくるな

ら「海に臨のぞ

むホテル」、山の上にあってベランダに出ると遠くの方に水平線が見えるの

は「海を望のぞ

むホテル」。どちらもすてきですが、ロケーションが違ちが

います。

足がつった? 

足をつった?

7

25 24

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もっとくわしく

いかにもなるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

国語に関する世論調査」(二〇〇七年度)では、「

檄げき

を飛ばす」を本来の意味である

「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」で使うと答えた人が一

九・三%、「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」で使う人は七二・九%でし

た。辞書の扱いも、この「揺れ」を反映して、さまざまな書きぶりになっています。

「激励の意で用いるのは全くの誤り」と強調するのは『新明解国語辞典』。『日本国語

大辞典』は、「また、誤って、がんばるよう激励するように用いられることもある」と

添えています。『大辞林』は、「現代では『激を飛ばす』などと書き、激励したり発奮さ

せたりする意に用いられるが、本来は誤り」と注釈しています。

それに対し、『広辞苑』は、「元気のない者に刺激を与えて活気づける」という語釈を

第四版(一九九一)で加えました。ただし、第六版(二〇〇八)で、そこに「俗に」と

付け足しました。『明鏡国語辞典』『三省堂国語辞典』も、俗用の扱いです。

多くの人が自然に感じるなら、変化した用法もあながち否定されるべきではないで

しょう。ただ、「ゲキ」はいささか使われすぎの気味があります。「

活を入れる」「

発破

をかける」「

気合を入れる」といった慣用句も活用したいものです。

励ます気持ちで「檄を飛ばす」

「どうもピリッとしないので、円えん

陣じん

を組ませて、『もっとしっかり

やれ』って ゲキを飛と

ばしたんだ」「えっ、何を飛と

ばしたって?」「ゲ

キだよ……あれ、でも、ゲキってなんだろう」

自分が飛と

ばしたものの正体が分からないのでは困こま

りますね。ゲキは漢字で

檄と書きま

す。中国で昔、役所が人々を呼よ

び集めるために出した手紙のことで、木の札ふだ

が使われま

した。それを使者に持たせて走らせるのを「

檄げきを飛と

ばす」と言いました。急ぐときは羽

を付つ

けて示しめ

したのだそうです。そこから、自分の主しゅちょう張を、遠くにいる人々に広く知らせ

たり、一いっ

緒しょ

に立ち上がるよう呼よ

びかけたりすることを表すようになりました。そうした

内ない

容よう

を記した文書を「檄げき

文ぶん

」と言います。

ところが、最さい

近きん

では、監かん

督とく

が選せん

手しゅ

を目の前に集めて励はげ

ましたり、𠮟しか

りつけたりするの

を「ゲキを飛と

ばす」と表ひょうげん現することが増ふ

えています。「檄げき

」が「激げき

励れい

」や「刺し

激げき

」の

「激げき

」と混こん

同どう

されているのかもしれません。

飛と

ばすのは「激」じゃない

25

125 124

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もっとくわしく

なかなかなるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

文語では四段活用の動詞以外は

連体形と終止形の区別がありましたが、口語になる

と、原則として同じ形になりました。唱歌の「春の小川は 

さらさら

流る」や「ほのぼ

の明かりて

流るる銀河」は、口語にすれば「さらさら

流れる」「

流れる銀河」です。

オリンピックに関係する記事で「両親に

ささぐ銀メダル」という見出しが付けられた

ことがあります。「ささぐ」は文語の下二段活用動詞の終止形なので、

連体形「ささぐ

る」を使うべきでした。終止形の「銀メダルを両親にささぐ」と同じ形にはなりません。

「学力低下を

憂う前にすべきことがある」というのはどうでしょうか。「憂う」も文語

の下二段活用動詞の終止形です。「前に」を修飾するのだから

連体形「

憂うる」が正し

い形です(口語「憂える」をもとにすれば、「憂える前に」となります)。ただし、「べ

し」には「憂うべき事態」(口語なら「憂えるべき事態」)と終止形が接続します。また、

いったん切って文を続ける言い方(連用中止法)では、「〜を憂い、…する」というの

をよく見かけますが、これは文語でも口語でも「〜を憂え、…する」が正しい形です。

文語は歯切れがよく、重々しい雰囲気を醸し出すのには効果的ですが、使うなら伝統

的な形を壊さないようにしたいものです。

憂うるのは「憂う」の使い方

〽春の小川はさらさら行くよ……昔は少し違ちが

いました。実じっ

際さい

の小

川の情じょうけい景も様さま

変が

わりしたかもしれませんが、この歌か

詞し

も少し違ちが

って

いたのです。もともとは、「さらさらながる(流る)」と歌われました。「ながれる(流

れる)」ではありません(それだと、メロディーに合いませんね)。

「流る」は、昔の文章(文語)で、文を言い切るときの形です。後ろに言葉が続つづ

くと

きは、「流るる小川」のように、「る」がもう一つ入る言い方になります。

「流る」は今は「流れる」に変か

わりました。文語では、「小川は流る」「流るる小川」

だったのが、今の言い方では、言い切る場合も、言葉が続つづ

く場合も、「小川は流れる」

「流れる小川」と同じ形になったのです。

同じ形になって、日本語が少し簡かん

単たん

になったともいえるでしょう。ただし、今も文語

ふうの言い回しが使われることがあります。そのときには、「流る」と「流るる」の違ちが

いを思い出してみてください。

流るる川は今も流れる

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179 178

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もっとくわしく

ふむふむなるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

云々」をウンウンではなくウンヌンと読むのは、

連れんじょう声と呼ばれる現象です。ちなみ

に、四国霊場の一つである

観かん音のん寺じ

がある香川県の観音寺市は、市の名称としては「カン

オンジシ」で、連声にはなりません。栃木県足利市の

鑁阿寺は、バンアジとも言うよう

ですが、連声のバンナジが一般的でしょう。

天皇、

因縁も連声です。これらの語は、天(テン)+皇(ワウ)=テンノウ、因(イ

ン)+縁(ヱン)=インネンとなり、「n」+ワ行がナ行となる変化を起こしています。

日光の輪王寺も、輪(リン)+王(ワウ)=リンノウで、この仲間です。

平安時代頃までは「m」の音がありました。ひどく怒っている様子を言う

剣幕は、古

くは険けん

悪あく

と言いましたが、この「ん」は「m」で、連声でケンマクとなり、その発音に

引かれ、「剣幕」と表記も変化しました。「m」+ア行によりマ行を生じた例です。

昔の位階を表す

三位はサンミです。キリスト教で父(神)、子(キリスト)、聖霊を総

称する「三位一体」もサンミイッタイと読みます。「三」の「ン」も「m」だったので、

マ行の連声を起こして「ミ」となったのです。雪(セツ)+隠(イン)=セッチン(ト

イレのこと)のように、「t」+ア行=タ行の連声もあります。

連声して発音しやすく

文章で、後に続つづ

ける部分を省はぶ

いたり、ぼかしたりしたい場合、

どうしますか? 「とかなんとか」「なんだかんだ」では友とも

達だち

とお

しゃべりしているようで、軽い感じになってしまいますね。

そんなときに便べん

利り

な言葉が「

うんぬん」です。「党とう

再さい

編へん

うんぬんよりも、国こく

民みん

の信しん

頼らい

を取り戻もど

すのが先だ」。

―これは「党とう

再さい

編へん

をどうすべきか」「党とう

再さい

編へん

についての考え方

はさまざまだが」といった、ひと言ではまとめられないことがあるのを「うんぬん」と

表しているわけです。もしかしたら、詳くわ

しくは言えない事じじょう情があるのかもしれません。

「終わってから、結けっ

果か

をうんぬんしても仕方がない」などと、「うんぬんする」の言い

方で、「あれやこれやとやかく言う」の意味でも使います。

漢字では云うん云ぬん(云うん々ぬん)と書きます。「云うん

」は「ものを言う」ことを表します。「うんう

ん」でなく「うんぬん」となるのは、「ん」に続つづ

く言葉の発音は、言いやすく変へん

化か

する

性せい

質しつ

があるからです。観かん

+音おん

観かん音のん、銀ぎん

+杏あん

銀ぎん杏なん、反はん

+応おう

反はん応のうもその例れい

です。

あれこれとやかく「云う

々ぬん

21

245 244

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なるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

もっとくわしく

おやおや

CM日本語午前中170712教育A.epsW29 大高

15■15

「××

中ちゅう」は、どちらかといえば、その終わりがいつかに関心が向けられています。

「午前中から暑くなるもよう」というのも、午前何時からかはともかく、正午までの間

にそうなりそうだということを伝えているわけです。

「××中」で「××している間」という意味を表す使い方もあります。協議する間↓

協議中、帰省している間↓帰省中などです。ところで、婚約している間は「婚約中」で

すが、「結婚中」は不自然です。結婚により、婚約期間は終わりますが、結婚期間の終

わりはというと

―「共に白髪の生えるまで……」と誓い合っても、終わり方は夫婦そ

れぞれです。時間・期間の幅を示す「××中」とは少し性質が違いますが、やはり、終

わりがあいまいだと「中」は付けにくいようです。

「離婚中」が不自然な感じがするのは、離婚が、離婚届を出した瞬間に決まるもので、

婚約のようにある期間、続くものではないからです。「

故障中」も、修理の人が必ず来

る、つまり「故障の終わり」がはっきりしている場合は成り立つかもしれません。人け

のない道路沿いにうち捨てられたような自販機に貼られた「故障中」に違和感を覚える

のは、「故障の終わり」が来そうもないからでしょう。

終わりがあるから「××中」

午前中ちゅう」とは言っても、「

午後中」が変へん

に感じるのはなぜで

しょう? 

そんな質しつ

問もん

を受けたことがあります。

「××中」は、始まりと終わりの間を示しめ

します。午前の始まりは真夜中の零れい

時からと

いうことになっていますが、「朝起きてから」「朝ご飯はん

を食べてから」始まると考える人

もいるでしょう。ただし、終わりの方は「お昼(正午)」とはっきりしています。「午前

中に届とど

けます」だったら、お昼まで待っていればいいのです。「××中」は特とく

に終わり

の方に注目した言い方だといえます。

正午から午後が始まります。では、終わりは? 

午前零れい

時までは午後とはいえ、「午前

中に宿題を済す

ましたら、午後はゲームをしてもいいよ」と言われて、真夜中まで遊んで

いたら𠮟しか

られます。「日が暮く

れるまで」「晩ばん

ご飯はん

まで」「寝ね

るまで」

―人それぞれ、場合

によって変か

わってきます。終わりがはっきり決まっていない「午後」には「中」が付つ

られないのです。「午後中に届とど

けます」では、いつまで待ったらいいか分かりません。

「午後中」では分からない

26

319 318

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もっとくわしく

そもそもなるほど

いかにも

なかなか

ふむふむ

おやおや

そもそも

CM日本語還暦170111教育A.epsW29 大高

15■15

干支が一巡した正月に迎えるというのが、元来の還暦です。つまり、生まれた年を一

歳とし、年が改まるたびに一つ加算していく

数え年で計算します。誕生日の日付とは関

係ないのです。還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを贈るのも、もともと寒い季節の行事

だったことと関係しているのでしょう。

一九五〇年(昭和二十五年)に、日常使う年齢を数え年から

満年齢に切り替える法律

が施行されました。今では、満六十歳の誕生日に還暦祝いをする家庭も少なくないよう

です。なお、七十歳の

古希(杜甫の詩から)、七十七歳の

喜寿(「喜」の草書体「㐂」を

七十七と読んだ)、八十八歳の

米寿(「米」の字を八十八と読んだ)などの長寿の祝いは

干支とは結びついていません。

ところで、昭和六十年(一九八五年)は「

昭和還暦」と呼ばれました。新春号に「還

暦の昭和」のタイトルで特集を組んだ雑誌もありました。しかし、昭和元年は丙へい

寅いん

(ひ

のえとら)、昭和六十年は乙いっちゅう丑(きのとうし)であり、六十一年にならないと還暦では

なかったのです。ただ、六十=還暦のイメージが強く、一年前倒しになったところで、

何か支障が出るものでもないので、あまり気にされなかったようです。

数え年から満年齢に

昔は元日に、みんな一いっ

緒しょ

に一つ年をとりました。生まれた時

点で一歳さい

、お節せち

料りょうり理を食べるごとに一歳さい

ずつ加くわ

えていくこの計

算法ほう

数え年と言います。お正月はいわば全員の誕たんじょうび

生日だったのです。

同じ年に生まれた人は、干え

支と

も同じになります。干え

支と

は、動物にちなんだ呼よ

び名の

十じゅうに二支し

と、十じっ

干かん

(甲こう

、乙おつ

、丙へい

、丁てい

……の順じゅんで並なら

んだ十の言葉)を組み合わせた六十の言

い方です。六十年に一度、生まれてから六十一年目に同じ干え

支と

が還かえ

ってきます。それを

還かん暦れきと呼よ

びます。数えで六十一歳さい

を指す言葉です。

二〇一七年は、丁てい

酉ゆう

(ひのととり)で、一九五七年と同じ干え

支と

でした。五七年生まれ

の人は二〇一七年にみんな還かん

暦れき

を迎むか

えました。

満まん年ねん齢れいでは誕たんじょうび

生日が来るまではまだ五十

九歳さい

ですが、還かん

暦れき

は数え年で計算するので、お正月にはみな仲なか

良よ

く六十一歳さい

になったの

です。満まん

年ねん

齢れい

と比くら

べると、二歳さい

も年をとってしまう場合も出てくるわけで、「おめでと

うって言われてもなあ」と、複ふく

雑ざつ

な心しんきょう境の人もいたかもしれません。

全員、お正月が誕た

生じょう

日び

2

335 334

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259戟(げき)…………………67劇薬…………………… 305檄(げき)を飛ばす… 124,…125けしからん… …………93下旬………………340,…342蹴手繰り…………172,…173蹴散らす……………… 173潔白… ……………………46(〜に)毛の生えた……96下馬評……………122,…123毛ほども〜ない… 96,…97元気………………………69嫌気性………………… 233謙譲語…… 254,…271,…392現存………………246,…247現代仮名遣い…157,…159,…170,…171玄冬…………………… 336顕微授精…………………53玄武岩………………… 337元服…………………… 332剣幕…………………… 245伍(五)………………… 209劫(こう)…………344,…345恋う… ………………… 261合… …………………… 376毫(ごう)…………………97盒(ごう)……………… 350劫火(こうか)… …… 345業火…………………… 345好感度・高感度… ……62号泣………………308,…309巧言令色…………………41劫罰(ごうばつ)…… 345ごう(毫)も〜ない……97号令…………………… 308功を奏する… …… 40,…41ゴーシュ……………… 365コーン……………118,…119呉音… 39,…41,…45,…47,…51,…217,…219,…233,…247,…253,…357互角…………79,…360,…361古希…………………… 335五行説……………336,…337国語に関する世論調査…89,…91,…101,…117,…125,…

寄付…………………… 297気まめ………………… 362気短………………258,…259偽薬…………………… 305キャラバン隊… …… 387玖(九)………………… 209牛刀をもって鶏を割く…94キューピッド… …… 240共存………………246,…247教団………………………51ギョーザ(餃子)…210,…211魚介・魚貝………… 14,…15拠金(醵金)… …297,…312曲直…………………… 207拠出(醵出)… …312,…313きらびやか… ……… 193きらめく……………… 184岐路………………………72極め付き(極め付け)…83禁錮………………………71筋骨隆々……………… 132金字塔………………… 346謹聴…………………… 271銀杏(ぎんなん)…… 244空白… ……………………46ク語法……………189,…191草木もなびく… 298,…299くしゃみ・くさめ… 380鯨尺(くじらじゃく)…269具体………………………68駆逐艦………………… 239口コミ……………382,…383口まめ………………… 362功徳日……………………41熊… ………………… 72,…73位負け………………… 111来るわ来るわ… …… 156グロッギー… ……… 241食わず嫌い… …… 92,…93組んずほぐれつ…… 159軍団………………………51蹴上がり…………172,…173経済………………………68恵存…………………… 247敬白… ……………………46京阪………………………72形容詞…81,…87,…183,…189,…195,…257,…259,…357形容動詞…181,…205,…243,…

活を入れる… ……… 125仮定形……………177,…249過渡期………………… 224鼎(かなえ)の軽重を問う…104かなた………………… 355かねがね…………………81曲尺(かねじゃく)… 269予(かね)て… …………81兼ねる・かねる…… 80,…81彼(か)の……………… 354可否…………………… 207かぶとの緒を締める…127から… ………………… 162〜がり(がる)… 182,…183軽やか………………… 192為替………………………36川の字………………… 346漢音…… 39,…45,…51,…217,…219,…233,…247,…253,…341,…357漢語… 21,…29,…41,…57,…63,…79,…131,…207,…210,…220,…229,…231,…236,…237,…357,…390,…391冠婚葬祭……………… 332官製…………………… 327堪忍…………………… 228観音…………………… 244カンフル剤… ……… 305丸薬………………………22慣用音……………………39還暦…………………… 334気合を入れる… …… 125生一本……………………44聞こえよがし… …… 174生地………………………44汽車………………………68喜寿…………………… 335気性…………………… 253基数詞………………… 329絆(きずな)… …368,…369帰省………………108,…109偽造………………………38生そば……………………44既存…………………… 247拮抗(きっこう)…… 79,…360,…361気乗り………………… 295

折り紙付き… …… 82,…83音位転換(転倒)…… 243温故知新…………………29

か〜こかい・がい(甲斐)… 358階級………………………69下意上達……………… 219凱旋(がいせん)門……… …130,…131海藻・海草………………14外為(がいため)………36垣間見る…………370,…371外来語…… 119,…210,…212,…240,…241,…307,…382,…383,…386,…387外来語の表記… 213,…241科学………………………68輝かしい……………… 194係り結び……………… 155加冠…………………… 332佳境………………302,…303格助詞……………151,…163学生…………………… 352学長…………………… 353学年別漢字配当表……72確率………………………58かけがえ(掛け替え)のない… ……………… 358架ける・掛ける・懸ける・賭ける……………99駆ける………………… 137かごめかごめ… …… 175〜がし………………… 174かしぐ………………… 350かしこ………………… 354かすめる・かする… 280,…281風・風邪… …………… 384風立ちぬ……………… 176風と共に去りぬ…… 176俄然(がぜん)… …… 317数え年……………334,…335刀折れ、矢尽きる… 127肩を並べる… …………79格好(恰好)… ……… 313合唱………………306,…307がっつり……………… 291カップル…………388,…389

あ〜おアースカラー… …… 336相〜(相いれない…)…392,…393相合い傘……………… 393相生(あいおい)…… 393挨拶…………69,…210,…211相づち………………… 392あいにく…………………45開かずの門… …130,…131秋色………………338,…339秋来ぬ………………… 177商い… ………………… 377明け初める… …………34〜上げる(切り上げる…)…292,…293朝起き………………… 103鮮やか……………192,…193足がつる…………………24足蹴にする… …172,…173あした(朝・明日)… 324,…325足並み………………… 261足まめ……………362,…363あそばせ……………… 137頭越し………………… 279頭ごなし……………… 279新しい・あたらし… 242,…243暑がり………………… 182あでやか……………… 193跡・後・痕…………… 18,…19後始末……………………19後を絶たない… ………18跡を絶つ…………………18あなた………………… 355アベック…………388,…389雨漏り……………272,…273

あらあら……………… 290あらげる…………256,…257あらずもがな… 150,…151新た・あらたし…242,…243改まる………………… 243あらばこそ… ……… 155あらゆる…………198,…199荒らげる…………256,…257表す・現す…………… 120ありのまま… ……… 146あるかどうか… …… 165歩き〜(歩きスマホ…)…294あるまじき… ……… 142あればこそ… ……… 155あわせ持つ… ……… 295アンケート調査…… 386暗唱… ………………… 306案配(按排)… …………55いい… ………………… 248いい薬になる… 304,…305言うに言えない…… 116いか〜(いかに…)…166以外………………………95いかさま……………… 166怒れる………………… 141いかん(如何)… …… 167遺憾……………… 26,…167いかんせん… ……… 167生きがい……………… 359イケイケ……………… 175井桁…………………… 262潔(いさぎよ)い… 86,…87潔しとしない… … 86,…87「異字同訓」の漢字の使い分け例………… 19,…23いずこ・いずく……… 355依存・異存………246,…247壱(壹)……………208,…209一推し・一押し…… 12,…13一段落……………220,…221一人前………………… 220いち早く…………356,…357一姫二太郎… ……… 329一分(いちぶ・いちぶん・いっぷん)… … 226一部始終…………………84一富士二鷹三茄子… 329一万尺………………… 268

一目散………………… 357一文(いちもん)…… 102出づ(いず)… …170,…171一介………………………15一家団欒(だんらん)…50一騎打ち……………… 122一升瓶………………… 376一寸の虫にも五分の魂… 227一斗缶………………… 376一杯・いっぱい… 204,…205一辺倒……………………57一本やり……………… 126出で立ち……………… 170出で湯………………… 170出でよ………………… 170イニング・インニング…212,…213戌(いぬ・じゅつ)…66,…67茨… ………………… 72,…73いまわ………………… 157嫌気(いやけ・いやき)…232,…233いわく……………188,…189言わずもがな… …… 150いわゆる…………198,…199因縁…………………… 245インフルエンザ…384,…385初冠(ういこうぶり)… 32,…332初産………………………33初陣………………………32初孫………………… 32,…33丑(うし)の日… …… 336うそ寒い……………… 284うそぶ(嘯)く… 284,…285右大臣………………… 364疑わしい……………… 194有頂天……………………63うちわ(団扇)… ………50うつらうつら… 286,…287生毛・産毛………………45馬ぞろえ……………… 273馬の耳に念仏… …… 121産みたて・生まれたて… 187裏舞台………………… 114恨み・怨み・憾み… 26,…27恨み晴らさでおくべきか…149憂う・憂える………… 179

運動………………………69うんぬん(云々)…244,…245永劫(えいごう)…… 344戉(えつ)…………………67えり〜(えり好み…)… 31円… ………………………22円すい(錐)… ……… 118縁の下の力持ち…… 115追いつ追われつ…… 158老いらく……………… 189応募…………………… 297嗚咽(おえつ)… …… 308大〜(大忙し…)…… 236大方・おおかた……… 205大阪・大坂………………72大地震………………… 236大鼓…………………… 349大手(おおで・おおて)…234,…235大舞台……………236,…237大門…………………… 237岡・丘… …………… 72,…73奥の手………………… 364送り仮名の付け方… 21,…255,…257,…259,…261遅ればせ…………136,…137尾籠(おこ)… …………69おこがましい… ………69おさんどん… ……… 351惜しむらくは… …… 189推しメン…………………12押しも押されもせぬ…116,…117押す・推す………………12お墨付き…………………82お尋ね者…………………29穏やか………………… 192おっくう(億劫)…… 344おっつかっつ… …… 361訪れる……………………28お話しする・お話をする…254男(お)びな… ……… 365お遍路……………………56思い出づる… ……… 170重さ・重み…………… 196重し… ……………196,…197表舞台………………… 114重り・錘… ……… 71,…196思惑……… 188,…189,…191

ii iiiさくいん

索さ く

引い ん

本書の主なキーワードが引けます

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適否・適不適………… 207敵もさる者… …200,…201手塩にかける… ………98鉄火…………………… 127哲学………………………68徹宵…………………… 321でっち上げる… ………39出て行けよがし…… 174手にかける… …………98手まめ………………… 362てん(・)… …………… 264点額…………………… 131天皇…………………… 245と(助詞)…………152,…153斗… …………………… 376唐音………………… 45,…51同音の漢字による書きかえ… ……………… 311頭角を現す… …120,…121投函(とうかん)………48投棄………………………48投稿………………………49投書………………… 48,…49投石………………………48読点…………………… 265投票………………… 48,…49投薬………………………49当用漢字表… 231,…311,…313,…391登竜門………………… 130通り一遍…………………57ときめく…………184,…185独唱………………306,…307読書百遍…………………56独擅(どくせん)場… 310独壇場……………310,…311独白… ……………………47徳用品………………… 102毒をもって毒を制す…94怒号…………………… 308どこもかしこも…… 354年がい………………… 359ドッグ・ドック……… 240どっこい…………360,…361どっこいどっこい… 79,…360,…361ドッジボール・ドッチボール…………240,…241隣… …………………… 261

たなびく…………298,…299他人事(たにんごと)…222,…223たばかる……………… 379食べ歩き……………… 294矯めつ眇(すが)めつ…159たやすい…………378,…379太夫(たゆう)… …… 349だらしない… ……… 243たり(〜たり〜たり)……158,…159太郎…………………… 349たわわ……………300,…301団塊の世代… …………51弾丸………………………22団結………………………50団月… ……………………51団子………………………50男性…………………… 253堪能………………228,…229チゲ鍋………………… 387千歳(ちとせ)… 366,…367千尋(ちひろ)… 366,…367チャンネル・チャネル…212〜中(ちゅう)… 318,…319中旬… …… 340,…341,…342抽象………………………68中盤………………342,…343重複………………214,…215重宝…………………… 214張本人……………………63重陽…………………… 215つ(〜つ〜つ)… …… 158つくづく……………… 286戊戌(つちのえいぬ)…66つむ(錘)…………… 70,…71つらつら…………286,…287つ(攣・釣・吊)る… 24,…25つるべ(釣瓶)… …… 374つるべ打ち… …374,…375つるべ落とし… 374,…375つるむ………………… 375で(打消接続)… 148,…149体裁…………………… 190ていたらく… …190,…191鼎談(ていだん)…… 104的確………………238,…239敵ではない… …………78

そこかしこ… ……… 354そ知らぬ体… ……… 190卒業・卒中・卒倒………58率先・率直………… 58,…59ぞっとしない… … 88,…89〜初める…………………34作麼生(そもさん)……45空返事………………… 100尊敬語…… 133,…137,…175,…254,…255,…270,…271存在………………246,…247存(そん)する… …… 246存(ぞん)ずる… …… 246

た〜と大〜(大企業…)…… 236第… …………………… 328大安…………………… 237体外受精…………………53太鼓…………………… 349対抗馬……………122,…123大根………………………68大字…………………… 208大丈夫……………………69大西洋………………… 348大団円……………………50対等………………………79大の字………………… 346太平洋………………… 348大門…………………… 237大洋州………………… 349たおやか… 193,…300,…301多角形………………… 239高手小手……………… 234太宰・大宰(だざい)…349訪ねる・尋ねる…… 28,…29だだ漏れ……………… 272太刀…………………… 349立ち食い……………… 294建つ・立つ………… 16,…17〜たて……………186,…187たとい……………… 76,…77他動詞……………………25たとえ(仮令)… … 76,…77例えば……………………76例える・喩える・譬える…77炭団(たどん)… ………51たな曇り・たな曇る… 299

寸毫(すんごう)も……97生(せい)……………… 252清栄…………………… 271性格…………………… 253声楽家……………238,…239正邪…………………… 207青春…………………… 336清祥…………………… 271斉唱………………306,…307整然…………………… 316製造メーカー… …… 387生地………………………44清聴・静聴………270,…271生徒…………………… 352正否…………………… 207性別…………………… 253是が非でも… ……… 206世間並み……………… 261石鹼(せっけん)…… 210絶好調……………………63絶唱…………………… 307接続助詞………… 77,…149接頭語…23,…29,…181,…299,…379,…393接尾語…23,…81,…183,…185,…187,…191,…193,…287,…301,…377絶不調……………………63せねばならぬ… …… 177是非・ぜひ…… 204,…206,…207せまじき……………… 143科白(せりふ)… ………47世論………………230,…312阡(千)………………… 209善悪………………206,…207選挙戦………………… 126千載(千歳)一遇…… 367洗浄…………………… 311千尋(千仞)… ……… 367扇子………………………50洗滌(せんでき)…… 311奏功(奏効)… …… 40,…41造語力……………………73相談…………………… 152総長…………………… 353促音化………………… 239俗気…………………… 239そぐわない… ……… 195

常用漢字(表)… …19,…25,…26,…27,…29,…30,…31,…35,…36,…38,…41,…44,…45,…51,…55,…59,…70,…71,…72,…73,…77,…118,…121,…170,…171,…173,…192,…207,…208,…209,…211,…224,…228,…229,…233,…248,…249,…260,…261,…277,…283,…297,…311,…317,…341,…349,…357,…369,…379,…384,…390,…391,…393唱和… ………………… 306助言…………………… 106助詞… 153,…155,…157,…161初旬…………………… 340助数詞……………………57序数詞………………… 329助成…………………… 106所存…………………… 246助長………………106,…107助動詞…… 141,…143,…145,…147,…149,…151,…159,…177,…183,…191,…199,…229,…275序盤………………342,…343助力…………………… 106知らぬ存ぜぬ… …… 177尻馬に乗る… ……… 121シリコーン・シリコン…119知りたがり… ……… 182人工授精・人工授粉… 53人事…………………… 222身上(しんじょう・しんしょう)… ………… 218心臓に毛が生えている…96心配………………………69深夜…………………… 322ず(打消の助動詞)…149,…177スイートホーム…… 119スイートルーム…… 119水素………………………68水族館………………… 239水団………………………50〜すがら……………… 373鈴生(な)り… …………45すまじき……………… 143するも……………160,…161

しのぎを削る… …… 126芝生………………………44自分事………………… 223しめやか……………… 192シャープ(#)… 262,…263尺… ………………268,…269シャケ………………… 381じゃこ………………… 381弱冠………………332,…333シャボテン… ……… 381三味線………………… 381戍(じゅ)…………… 66,…67拾(十)……………208,…209縦横無尽…………………64重言………………386,…387終始………………………84終助詞……………151,…169集団………………………51終盤………………342,…343重複………………214,…215重宝…………………… 214シューマイ(焼売)… 210,…211朱夏…………………… 336主義………………………69授業・受業………………53授受(受授)… …… 52,…53受章・授章………………52受賞・授賞………………52受精・授精………………53出陣式………………… 126出張………………………69出馬…………………… 122受粉………………………53旬(じゅん・しゅん)… …340,…341春色…………………… 339純白… ……………………46準備万端・準備万全…134升… …………………… 376生(しょう)… ……… 252上意下達…………218,…219上下(じょうげ・じょうか・しょうか)… … 219常在戦場……………… 127上旬………………340,…342上人…………………… 218少年…………………… 353性分…………………… 253

ささぐ・ささぐる… 179サザンカ(山茶花)…242,…243左遷…………………… 364左大臣……………364,…365ざっくり……………… 290撒水(さっすい)…… 311雑然…………………… 316さっぱり…………288,…289撒布(さっぷ)… …… 311里帰り……………108,…109座布団……………………50サボテン……………… 381サマータイム・サンマータイム… 212,…213さみせん……………… 381寒け(気)……………… 232さ(然)る…………200,…201ざわめく……………… 184参(參)……………208,…209三角形………………… 239散水…………………… 311三すくみ……………… 104酸素………………………68残存………………246,…247散布…………………… 311三位(さんみ)… …… 245三文の徳(得)… …… 103肆(四)………………… 209鹿… ………………………72歯牙にかける… ………98敷き写し……………… 251敷く… ……………250,…251四劫(しこう)… …… 345仕事………………………37始終………………… 84,…85自重(じじゅう・じちょう)…214支度・仕度………………37舌鼓…………………… 242漆(七)………………… 209しち面倒……………… 356十干…………………… 341知ってか知らずか(知らでか)… ……148,…149失礼………………………69シテ(為手・仕手)… …37児童………………352,…353自動詞……………………25

129,…215,…221,…223,…251,…257,…291,…313酷暑…………………… 238極暑…………………… 238極上…………………… 238告白… ……………………46極秘…………………… 238語形の「ゆれ」について…59,…61苔生(こけむ)す………45ござれ………………… 175故障中………………… 319越すに越されぬ…… 116伍(ご)する… …………79午前中(午後中)…… 318こそ… ……………154,…155こそあど言葉… …… 355こそあれ……………… 155こそすれ…………154,…155酷寒………………238,…239極寒………………238,…239小手(こて)… ……… 234こなす………………… 278五分五分………… 79,…227こ(小)まめ… …362,…363〜込み(追い込み…)…382小槍(こやり)… 268,…269これはこれは… …… 156これ見よがし… …… 174ごろうじろ… ……… 133怖がり………………… 182混種語………………… 383こんにちは… ……… 156コンビーフ… ……… 119コンマ……………212,…213建立…………………… 132

さ〜そ栽・裁… …………………66細工は流々… ……… 132最高学府……………… 353最高潮……………………62財団………………………51先駆け………………… 123咲き初める… …………34サケ… ………………… 381〜下げる(切り下げる…)…292,…293ざこ(雑魚)… ……… 381

さくいん viv

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より〜(より好み…)… 30よりどりみどり………30よりによって… ………30世論(輿論)…… 230,…231,…3124の字固め… ……… 347

ら〜ろ乱造………………………38乱入…………………… 309り(文語助動詞)…… 141リゾート地… ……… 387率… ………………… 58,…59立錐(りっすい)の余地もない……………… 118立派………………… 42,…43理非…………………… 207流行性感冒・流感… 384竜門………………130,…131りゅうりゅう… 132,…133粒々辛苦……………… 132良否………………206,…207良薬は口に苦し…… 304利率………………… 58,…59輪唱…………………… 306る(「り」の連体形)… 140,…141ルビ………………390,…391令和………………………41歴然…………………… 316れっきとした… …… 316連声(れんじょう)… 245連体形…… 141,…143,…147,…171,…177,…179,…199,…201,…249連用形… 35,…37,…81,…145,…149,…151,…173,…177,…183,…187,…229,…249,…255,…273,…283,…293,…359,…375,…377陸(ろく)…………209,…357ろくでもない… …… 356ろくに………………… 356呂の字………………… 347

わ和語…133,…207,…210,…236,…237,…383和製漢語…………… 68,…69

目にかける… …………98女びな………………… 365メンツ………………… 211も(逆接の助詞)…160,…161もがな……………150,…151持ちあわせ… ……… 295もっ(以)て… …………94以て瞑(めい)すべし…95ものかは……………… 157ものとも……………… 282盛り上げる… …292,…293守る・盛る…………… 273漏れる・漏る……272,…273もろ手………………… 283もろとも(諸共)…… 282もろ刃の剣… ……… 283もろびと(諸人)…… 282,…283文(もん)……………… 102

や〜よ矢面に立つ… ……… 126〜やか……………192,…193やす(易)い… …378,…379野性…………………… 253やぶさかで(は)ない…90,…91山際…………………… 225山の端………………… 225やむにやまれぬ…… 116弥生………………………44やらずもがな… 150,…151やりがい…………358,…359やわらげる… ……… 256郵便………………………68夕べ・ゆうべ(昨夜)… …324,…325湯桶(ゆとう)読み… 231ゆる… ……………198,…199許すまじ……………… 143良い・善い………248,…249宵… ………………320,…321ようこそ……………… 154幼児…………………… 353ようだ……………144,…145よかれ………………… 175良しあし・善しあし…207夜なべ………………… 372夜もすがら… ……… 373

交じる・混じる…… 20,…21升形・升席…………… 376交ぜる・混ぜる…… 20,…21股にかける… …………98まだ宵のうち… …… 320真っ向勝負… ……… 181まっしぐら… ……… 181まったり……………… 291真っ当………………… 181まで・までに……162,…163ままある……………… 146ままならない… …… 146ままならぬ… …146,…147ままにならぬ… …… 147まめ(忠実)… …362,…363丸(丸暗記…)… … 22,…23円い・丸い………… 22,…23丸太…………………… 349マワタ(真綿)… …… 180萬(万)………………… 209満年齢……………334,…335右腕…………………… 364右に出る……………… 364御輿(みこし)… …… 230身すがら……………… 373魅せられる… ……… 275魅せる・魅せた… 274,…275見初める…………………34みたいだ・みたく… … 144,…145道すがら……………… 373道の端(はし・はた)…224密造………………………38三つぞろい… ……… 273三つどもえ… …104,…105見てくれ……………… 174見取る……………………31未明…………………… 322明星…………………… 252妙薬…………………… 305無〜(無違反…)………64武者ぞろえ… ……… 273無尽講……………………65無尽蔵……………… 64,…65目… …………………… 328明白… ……………………46めかす………………… 185〜めく………………… 184目配せ・目配り…276,…277

分(ふん・ぷん)……… 227雰囲気………………… 243平均アベレージ…… 387米寿…………………… 335併存…………………… 247べき・べし…………… 143への字………………… 347編・遍・偏…………………56偏見………………………56遍在・偏在………… 56,…57偏食………………………56遍歴………………………56戊(ぼ・つちのえ)…66,…67傍訓…………………… 391傍若無人…………………64紡錘(ぼうすい)形… 70,…71ほうほうの体… …… 190募金………………296,…297北斗七星……………… 376ほこがまえ… …… 66,…67矛先を向ける… …… 126ほこづくり… …………67補佐………………………72募集…………………… 297戊戌(ぼじゅつ)………66ほだされる・ほだす… 369発起………………216,…217ほっこり……………… 291発作…………………… 216発足………………216,…217発端…………………… 216ほのめく・ほのめかす…185本性…………………… 253ポンド………………… 263本命…………………… 123

ま〜も真(ま)………………… 180まあまあ……………… 146まい(打消推量)…… 142まかぬ種は生えぬ… 176負けず劣らず… … 78,…79負けず嫌い… …………92まことしやか… …… 192交ざる・混ざる…… 20,…21勝るとも劣らない…78,…79まじ(文語助動詞)… 142,…143交える・交わる…………21

日出(い)づる… …… 170干潟………………………72引き上げる・引き揚げる…293引き写し……………… 251引く… ……………250,…251左前…………………… 364匹敵………………………79一押し……………………12一方ならぬ… ……… 147ひとごと(人事・人ごと・他人事)… 222,…223一幕………………220,…221独り舞台……………… 310火蓋を切る… ……… 126陌(百)………………… 209百万遍……………………57白虎隊………………… 337冷ややか……………… 192表白… ……………… 46,…47漂白… ……………………46比率………………………58昼下がり……………… 323尋(ひろ)……………… 366分(ぶ)………………… 227武… ………………………67風体…………………… 190腹腔(ふくこう・ふくくう)…239副詞…35,…57,…81,…85,…167,…169,…205,…243,…289,…357復唱…………………… 306副助詞………………… 169武骨………………………69ふさわしい… …194,…195憮然(ぶぜん)… …… 317舞台裏………………… 114札付き……………………82二つ返事…………100,…101筆まめ……………362,…363布団………………… 50,…51付表………………………44冬色…………………… 339フラダンス… ……… 387振り仮名……………… 390ふりの客……………… 383不立(ふりゅう)文字… 132降る・振る………………24

端数…………………… 224恥ずかしがり… …… 182は(馳)せる… …136,…137捌(八)………………… 209八(8)の字… …346,…347初午(はつうま)祭り…33発音のゆれについて…239初雁(はつかり)………33ハッシュタグ… …… 262発疹(はっしん)…216,…217バッド・バット……… 240発動…………………… 217発熱…………………… 217発破をかける… …… 125初舞台……………………32初孫………………… 32,…33初詣………………………32破天荒……………128,…129話・話し… ………254,…255鼻にかける… …………98羽生(はにゅう・はぶ)…44早起きは三文の徳…102,…103端役…………………… 224腹ごしらえ… ……… 278腹ごなし……………… 278腹鼓…………………… 242春色…………………… 339春めく……………184,…185馬齢を重ねる… …… 121晴れやか……………… 192万感…………………… 135飯ごう(盒)炊さん(爨)…350番号符………………… 262万策…………………… 135万事休す…………134,…135半升………………376,…377繁盛(繁昌)… ……… 313万障…………………… 135阪神………………………72万全…………………… 135万端………………134,…135鑁阿寺(ばんなじ)… 245反応…………………… 244半端ない……………… 225ハンマー…………212,…213万やむを得ず… …… 135万雷…………………… 135

乳児…………………… 353ぬ(完了の助動詞)…176,…177,…229抜きつ抜かれつ…… 158願わくは…………188,…189捏造(ねつぞう)… 38,…39眠れる……………140,…141年賀状・年賀はがき…326能率………………………58軒並み………………… 261臨む・望む………… 24,…25則り・乗っ取り…………25乗り気………………… 295暖簾(のれん)… …… 210

は〜ほは(助詞)……………… 156配架・排架………… 54,…55排外・拝外………… 54,…55排気ガス……………… 387敗軍の将、兵を語らず…127排行………………………55排水・配水・廃水………55排斥………………… 54,…55拝聴………………270,…271俳優………………………55排律………………………55倍率………………………58配列・排列………… 54,…55パウンドサイン…… 263葉書・端書…………… 225馬脚を現す… …120,…121白砂青松…………………46白秋… ………………… 336白状… ……………………46爆笑…………………… 309白昼… …………… 46,…323伯仲………………………79薄暮………………………60端境期……………224,…225端(はし・はた・は)… 224,…225端書き……………224,…225馬耳東風……………… 122初め・始め………… 34,…35初めて……………… 34,…35始める……………… 34,…35走る… ………………… 137

隣り合う…………260,…261巴(ともえ)… …104,…105土用………………336,…337トリコロールカラー… 386取りたて・取れたて… …186,…187とりつく島がない… 250,…251泥棒にも三分の理… 227団栗(どんぐり)……… 51とんとん…………………79

な〜のないかどうか… …… 165中点・中黒………264,…265流る・流れる………… 179なくもがな… …150,…151和やか………………… 192生(な)さぬ仲… ………45梨… ………………………72なし崩し…………314,…315謎めく………………… 184夏色…………………… 339懐かしい・懐く……… 194なにもかも… ……… 354なびく……………298,…299名前負け…………110,…111生そば……………………44生兵法……………………44生返事………………… 100生やか………………… 193並… …………………… 261並み居る…………260,…261並木…………………… 261なよやか……………… 193習い性となる… 252,…253ならぬ・成らぬ……… 147なんか………………… 169なんて……………168,…169ナンバーサイン…… 262なんやかや… ……… 354に(助詞)… 152,…153,…163弐(貳)……………208,…209匂やか………………… 193肉薄(肉迫)… …… 60,…61二重丸……………………22二足のわらじ… 112,…113二刀流……………112,…113二の字………………… 346

さくいん viivi