disk review cs4 - 激ロック · 2013. 9. 6. · trivium vengeance falls warner music japan genre:...

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GENRE: MELODIC PUNK FOR FANS OF: ELLEGARDEN, TOTALFAT, Northern19 今年いっぱいでの活動休止を発表しているknotlampが、その13年 に及ぶ活動を締めくくるラスト・アルバムを完成させた。バンドと して、まだまだ勢いのある彼らが発表した、突然の活動休止…… ファンにとっては、あまりに衝撃的なニュースだった。しかし、爽やか で前向きな歌詞、アッパーでダンサブル、疾走感のあるパワフル なメロディ、美しいコーラス……どれをとっても最高傑作と言うべ き充実した楽曲の数々。ライヴでも盛り上がること間違いなしの キャッチーなキラー・チューン揃いの本作を聴いたら、これが決し て後ろ向きなラストではないことがわかる。深い感謝と新たな スタートを感じさせる、力強いメッセージが詰まったこのアルバム は、きっとファンの心に残り続ける作品となるだろう。 山本 真由 knotlamp Hello to Nostalgia Imperial Records 2013.9.18 ON SALE!! GENRE: MELODIC PUNK FOR FANS OF: GOOD 4 NOTHING, Northern19, FAT PROP 感動的な日本語詞と、キャッチーなメロディに定評のあるBUZZ THE BEARSが、新たな号泣パンクを詰め込んだニュー・アルバム をリリース!先行シングル「ダーリン」の軽快なリズムにのって語ら れる温かな感情、同じくシングル曲「サウンド」の王道メロディック の潔さ。まさに、彼らの武器といえるものがギッチリ詰まっている。 個人的なオススメは、Track.8「Mr. D」。合唱パートとハンズ・ クラップ、ライヴで盛り上がりそうなイメージがバッチリ浮かぶ、 爽快なナンバーだ。他のパンク・バンドには真似出来ないような 優しいバラードあり、ファストなメロディック・パンクあり、BUZZ THE BEARSワールド全開の全13曲、それぞれ違ったカラーを 持った楽曲で、満腹にさせてくれる。 山本 真由 BUZZ THE BEARS GOLDCAGE Victor Entertainment 2013.9.18 ON SALE!! GENRE: METALCORE, POST HARDCORE FOR FANS OF: WOE, IS ME, CAPTURE THE CROWN, Crossfaith Crossfaith、LOST、NEW BREED等数多くのバンドを輩出 してきたZESTONE RECORDSが新たに契約した新潟のメタル コア・バンド、KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRL。過去に ZESTONE主催のBROTHERHOOD TOUR、GEKIROCK TOUR 等への出演などで既に注目を集めていた彼らが遂にデビューEPを リリース!ブレイクダウン、モッシュ・パート全開のエクストリーム・ サウンドが主体だが、それだけに頼らず、海外バンドに匹敵するハイ トーンの美メロもしっかりと聴かせてくれる。RISE RECORDS、 SUMERIAN RECORDS等のバンドが好きな洋楽リスナーも 日本のバンドという偏見を捨て、1度聴いてみてほしい! 篠崎 祐介 KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRL Wait&See ZESTONE RECORDS 2013.9.25 ON SALE!! GENRE: ROCK FOR FANS OF: FAT PROP, BIGMAMA, Base Ball Bear 実力派メロディ・メイカーとして人気を博した国産エモ・パンク・ バンド、WRONG SCALEの大西俊也(Vo/Gt)を中心に結成された IVORY7 CHORD。これまで、どうしても元WRONG SCALEの メンバーによる……というイメージが強かった彼らが、活動3年を 経て放った本作は、そういった全てのしがらみから自由になった ような、彼らの創造性が凝縮されたミニ・アルバムとなった。 きらびやかで透明感ある旋律がエモーショナルでありつつ、しっかり としたテクニックに基づいたグルーヴとスケール感が強く押し出 されている。これまで以上に、芯のしっかりとしたロック・サウン ドを手に入れた印象だ。緩急のしっかりとした楽曲構成もドラマ ティックな、じっくりと聴き込みたい作品に仕上がっている。 山本 真由 IVORY7 CHORD Synesthesia magnifique NOW ON SALE!! GENRE: LOUD ROCK FOR FANS OF: MAN WITH A MISSION,ONE OK ROCK, HOOBASTANK 紙資料の“神戸の暴れ猿”という惹句を見事に体現した2曲入り 1stシングルだ。今年3月に出た前作ミニ『reality & liverty』 は、ライヴを想定したエネルギッシュなパワーに満ちていた。今回 は斜め上からアプローチする意外性と、いい意味でやりたい放題 にブチまけたセンスが際立っている。特に表題曲はストレート、 カーブ、フォークと豊かな球種でストライクを獲るエースのごとき 辣腕を振るう。イントロからギターソロで始まったかと思えば、 キャッチーなサビが顔を出し、突如ボサノヴァ風のフレーズを織り 込むなど、起伏激しい展開で一気に聴かせる。もう1つの「CRASH」 はタテノリのヘヴィな曲調だが、KOMらしいポップ性も光っている。 今のバンドの勢いを象徴する無手勝流のサウンドにシビれる。 荒金 良介 KNOCK OUT MONKEY Paint it Out!!!! Being 2013.10.2 ON SALE!! GENRE: METAL, SCREEMO, METALCORE FOR FANS OF: BULLET FOR MY VALENTINE, coldrain, TRIVIUM, SiM BULLET FOR MY VALENTINEのMutt Tuck(Vo/Gt)率いる AXEWOUNDにMike Kingswood(Gt/Vo)が在籍してること でも知られているGLAMOUR OF THE KILL。彼らのバンド名 を冠した2008年リリースのEPはここ日本でも爆発的に売れたが、 オーセンティックなメタルに傾倒した前作がいまいちパッとしな かった。しかし今作は心機一転、ATTACK ATTACK!やASKING ALEXANDRIAなどポスト・ハードコア、スクリーモ・バンドの 多くのヒット作を生み出しているJoey Sturgisをプロデューサー に迎えたことで、BFMV的なメタルの影響も感じさせつつ、より モダンなポスト・ハードコア・サウンドにブラッシュアップされて いる。他の同系統の海外バンドよりシンプルでノリやすい曲構成 でメロディもキャッチーなため、邦楽ロック・ファンにも響くと 思うので、洋邦問わず万人にオススメしたい。 ムラオカ GLAMOUR OF THE KILL Savages Victor Entertainment 2013.9.18 ON SALE!! フロリダ州オーランド出身、前作がビルボード・チャート15位の4人組実 力派メタル・バンド、TRIVIUMによる2年ぶり6枚目となるフル・アルバム 『Vengeance Falls』がリリースされる。プロデューサーには、DISTURBED / DEVICEのフロントマンとして有名なDavid Draimanを初めて起用。 その影響もあってか従来のオーセンティックなメタルとメタルコア・サウンド を軸としながらも、モダン・ヘヴィネス的なぶっといグルーヴ感をも味わう ことができる。“この作品は、俺たちが今までに経験してきた全ての最高 到達点だと言える。自分との戦い、そして世界で経験してきたこと、その全て を集約させた作品なんだ”とフロントマンMatt Heafyが語るが、その決意 を十分に感じることができる“彼らの集大成+メタルの未来”が詰まった 傑作だと言えるだろう。2011年に続き今年のLOUD PARKにも出演が決定 している彼ら、この中の楽曲がライヴでどう表現されるか非常に楽しみだ。 ムラオカ DISTURBEDのフロントマン、David Draimanを プロデューサーに迎えての通算6枚目のフル・アルバムここに完成!! TRIVIUM Vengeance Falls WARNER MUSIC JAPAN 2013.10.9 ON SALE!! GENRE: METAL FOR FANS OF: FOR ALL METAL FANS SPECIAL FEATURE!! 4月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『EViLS』がオリコン・ ウィークリー・チャート9位を記録し、リリース後のEViLS TOUR 2013は 見事全公演ソールド・アウトを達成と、日本の音楽シーンにまざまざと自身 の勢いを見せつけてきたSiM。そんな彼らが満を持して3rdフル・アルバム 『PANDORA』をドロップする。わずか90秒の瞬殺トラック「PANODRA」 に、アグレッションとSiMならではのポップながら少し捻くれたメロディが 印象的なリード・トラックの「WHO'S NEXT」、この曲はこれからのライヴ で鉄板になるであろうキラー・チューンだ。そしてデビュー・シングルの リード・トラックであるTrack.5「Blah Blah Blah」など全13曲、ハイ・ クオリティな必殺トラックがここぞとばかりに並んでいる。更なる彼らの快 進撃が確信に変わった『PANDORA』、ついにリリースである。 ムラオカ 全ラウドロック・ファン待望の メジャー移籍初のフル・アルバム・ドロップ! SiM PANDORA NAYUTAWAVE RECORDS 2013.10.23 ON SALE!! GENRE: LOUDROCK, METALCORE, REGGAE FOR FANS OF: ALL LOUDROCK FANS SPECIAL FEATURE!! DISK REVIEW

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Page 1: disk review cs4 - 激ロック · 2013. 9. 6. · trivium vengeance falls warner music japan genre: metal for fans of: for all metal fans special feature!! 4月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『evils』がオリコン・

GENRE: MELODIC PUNKFOR FANS OF: ELLEGARDEN, TOTALFAT, Northern19

今年いっぱいでの活動休止を発表しているknotlampが、その13年に及ぶ活動を締めくくるラスト・アルバムを完成させた。バンドとして、まだまだ勢いのある彼らが発表した、突然の活動休止……ファンにとっては、あまりに衝撃的なニュースだった。しかし、爽やかで前向きな歌詞、アッパーでダンサブル、疾走感のあるパワフルなメロディ、美しいコーラス……どれをとっても最高傑作と言うべき充実した楽曲の数々。ライヴでも盛り上がること間違いなしのキャッチーなキラー・チューン揃いの本作を聴いたら、これが決して後ろ向きなラストではないことがわかる。深い感謝と新たなスタートを感じさせる、力強いメッセージが詰まったこのアルバムは、きっとファンの心に残り続ける作品となるだろう。 山本 真由

knotlampHello to NostalgiaImperial Records2013.9.18 ON SALE!!

GENRE: MELODIC PUNKFOR FANS OF: GOOD 4 NOTHING, Northern19, FAT PROP

感動的な日本語詞と、キャッチーなメロディに定評のあるBUZZ THE BEARSが、新たな号泣パンクを詰め込んだニュー・アルバムをリリース!先行シングル「ダーリン」の軽快なリズムにのって語られる温かな感情、同じくシングル曲「サウンド」の王道メロディックの潔さ。まさに、彼らの武器といえるものがギッチリ詰まっている。個人的なオススメは、Track.8「Mr. D」。合唱パートとハンズ・クラップ、ライヴで盛り上がりそうなイメージがバッチリ浮かぶ、爽快なナンバーだ。他のパンク・バンドには真似出来ないような優しいバラードあり、ファストなメロディック・パンクあり、BUZZ THE BEARSワールド全開の全13曲、それぞれ違ったカラーを持った楽曲で、満腹にさせてくれる。 山本 真由

BUZZ THE BEARSGOLDCAGEVictor Entertainment2013.9.18 ON SALE!!

GENRE: METALCORE, POST HARDCOREFOR FANS OF: WOE, IS ME, CAPTURE THE CROWN, Crossfaith

Crossfaith、LOST、NEW BREED等数多くのバンドを輩出してきたZESTONE RECORDSが新たに契約した新潟のメタルコア・バンド、KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRL。過去にZESTONE主催のBROTHERHOOD TOUR、GEKIROCK TOUR等への出演などで既に注目を集めていた彼らが遂にデビューEPをリリース!ブレイクダウン、モッシュ・パート全開のエクストリーム・サウンドが主体だが、それだけに頼らず、海外バンドに匹敵するハイトーンの美メロもしっかりと聴かせてくれる。RISE RECORDS、SUMERIAN RECORDS等のバンドが好きな洋楽リスナーも日本のバンドという偏見を捨て、1度聴いてみてほしい! 篠崎 祐介

KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRLWait&SeeZESTONE RECORDS2013.9.25 ON SALE!!

GENRE: ROCKFOR FANS OF: FAT PROP, BIGMAMA, Base Ball Bear

実力派メロディ・メイカーとして人気を博した国産エモ・パンク・バンド、WRONG SCALEの大西俊也(Vo/Gt)を中心に結成されたIVORY7 CHORD。これまで、どうしても元WRONG SCALEのメンバーによる……というイメージが強かった彼らが、活動3年を経て放った本作は、そういった全てのしがらみから自由になったような、彼らの創造性が凝縮されたミニ・アルバムとなった。きらびやかで透明感ある旋律がエモーショナルでありつつ、しっかりとしたテクニックに基づいたグルーヴとスケール感が強く押し出されている。これまで以上に、芯のしっかりとしたロック・サウンドを手に入れた印象だ。緩急のしっかりとした楽曲構成もドラマティックな、じっくりと聴き込みたい作品に仕上がっている。山本 真由

IVORY7 CHORDSynesthesiamagnifiqueNOW ON SALE!!

GENRE: LOUD ROCKFOR FANS OF: MAN WITH A MISSION,ONE OK ROCK, HOOBASTANK

紙資料の“神戸の暴れ猿”という惹句を見事に体現した2曲入り1stシングルだ。今年3月に出た前作ミニ『reality & liverty』は、ライヴを想定したエネルギッシュなパワーに満ちていた。今回は斜め上からアプローチする意外性と、いい意味でやりたい放題にブチまけたセンスが際立っている。特に表題曲はストレート、カーブ、フォークと豊かな球種でストライクを獲るエースのごとき辣腕を振るう。イントロからギターソロで始まったかと思えば、キャッチーなサビが顔を出し、突如ボサノヴァ風のフレーズを織り込むなど、起伏激しい展開で一気に聴かせる。もう1つの「CRASH」はタテノリのヘヴィな曲調だが、KOMらしいポップ性も光っている。今のバンドの勢いを象徴する無手勝流のサウンドにシビれる。 荒金 良介

KNOCK OUT MONKEYPaint it Out!!!!Being2013.10.2 ON SALE!!

GENRE: METAL, SCREEMO, METALCOREFOR FANS OF: BULLET FOR MY VALENTINE, coldrain, TRIVIUM, SiM

BULLET FOR MY VALENTINEのMutt Tuck(Vo/Gt)率いるAXEWOUNDにMike Kingswood(Gt/Vo)が在籍してることでも知られているGLAMOUR OF THE KILL。彼らのバンド名を冠した2008年リリースのEPはここ日本でも爆発的に売れたが、オーセンティックなメタルに傾倒した前作がいまいちパッとしなかった。しかし今作は心機一転、ATTACK ATTACK!やASKING ALEXANDRIAなどポスト・ハードコア、スクリーモ・バンドの多くのヒット作を生み出しているJoey Sturgisをプロデューサーに迎えたことで、BFMV的なメタルの影響も感じさせつつ、よりモダンなポスト・ハードコア・サウンドにブラッシュアップされている。他の同系統の海外バンドよりシンプルでノリやすい曲構成でメロディもキャッチーなため、邦楽ロック・ファンにも響くと思うので、洋邦問わず万人にオススメしたい。 ムラオカ

GLAMOUR OF THE KILLSavagesVictor Entertainment2013.9.18 ON SALE!!

フロリダ州オーランド出身、前作がビルボード・チャート15位の4人組実力派メタル・バンド、TRIVIUMによる2年ぶり6枚目となるフル・アルバム『Vengeance Falls』がリリースされる。プロデューサーには、DISTURBED / DEVICEのフロントマンとして有名なDavid Draimanを初めて起用。その影響もあってか従来のオーセンティックなメタルとメタルコア・サウンドを軸としながらも、モダン・ヘヴィネス的なぶっといグルーヴ感をも味わうことができる。“この作品は、俺たちが今までに経験してきた全ての最高到達点だと言える。自分との戦い、そして世界で経験してきたこと、その全てを集約させた作品なんだ”とフロントマンMatt Heafyが語るが、その決意を十分に感じることができる“彼らの集大成+メタルの未来”が詰まった傑作だと言えるだろう。2011年に続き今年のLOUD PARKにも出演が決定している彼ら、この中の楽曲がライヴでどう表現されるか非常に楽しみだ。 ムラオカ

DISTURBEDのフロントマン、David Draimanをプロデューサーに迎えての通算6枚目のフル・アルバムここに完成!!

TRIVIUMVengeance FallsWARNER MUSIC JAPAN2013.10.9 ON SALE!!

GENRE: METALFOR FANS OF: FOR ALL METAL FANS

SPECIAL FEATURE!!

4月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『EViLS』がオリコン・ウィークリー・チャート9位を記録し、リリース後のEViLS TOUR 2013は見事全公演ソールド・アウトを達成と、日本の音楽シーンにまざまざと自身の勢いを見せつけてきたSiM。そんな彼らが満を持して3rdフル・アルバム

『PANDORA』をドロップする。わずか90秒の瞬殺トラック「PANODRA」に、アグレッションとSiMならではのポップながら少し捻くれたメロディが印象的なリード・トラックの「WHO'S NEXT」、この曲はこれからのライヴで鉄板になるであろうキラー・チューンだ。そしてデビュー・シングルのリード・トラックであるTrack.5「Blah Blah Blah」など全13曲、ハイ・クオリティな必殺トラックがここぞとばかりに並んでいる。更なる彼らの快進撃が確信に変わった『PANDORA』、ついにリリースである。 ムラオカ

全ラウドロック・ファン待望のメジャー移籍初のフル・アルバム・ドロップ!

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GENRE: LOUDROCK, METALCORE, REGGAEFOR FANS OF: ALL LOUDROCK FANS

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