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R-CORPORATION外部評価事業部 地域密着型サービスの外部評価項目構成 項目数 Ⅰ.理念に基づく運営 8 1.理念の共有 1 2.地域との支えあい 1 3.理念を実践するための制度の理解と活用 3 4.理念を実践するための体制 2 ○項目番号について 5.人材の育成と支援 0 外部評価は20項目です。 「外部」の列にある項目番号は、外部評価の通し番号です。 Ⅱ.安心と信頼に向けた関係づくりと支援 1 「自己」の列にある項目番号は、自己評価に該当する番号です。参考にしてください。 1.相談から利用に至るまでの関係づくりとその対応 0 2.新たな関係づくりとこれまでの関係継続への支援 1 Ⅲ.その人らしい暮らしを続けるためのケアマネジメント 5 ○記入方法 1.一人ひとりの把握 1 [取り組みの事実] 2.本人がより良く暮らし続けるための介護計画の作成と 1 見直し [次ステップに向けて期待したい内容] 3.多機能性を活かした柔軟な支援 0 4.本人がより良く暮らし続けるための地域資源との協働 3 Ⅳ.その人らしい暮らしを続けるための日々の支援 6 1.その人らしい暮らしの支援 4 2.その人らしい暮らしを支える生活環境づくり 2 ○用語の説明 家族等 合計 20 運営者 職員 チーム =事業所の経営・運営の実際の決定権を持つ、管理者より上位の役職者(経営者と同義)を指 します。経営者が管理者をかねる場合は、その人を指します。 =管理者および常勤職員、非常勤職員、パート等事業所で実務につくすべての人を含みます。 =管理者・職員はもとより、家族等、かかりつけ医、包括支援センターの職員等、事業所以外の メンバーも含めて利用者を支えている関係者を含みます。 次ステップに向けて期待したい内容について、具体的な改善課題や取り組みが期待さ れる内容を記入しています。 =家族、家族に代わる本人をよく知る人、成年後見人などを含みます。 =家族に限定しています。 訪問調査日 平成27年11月16日 事業所名 グループホームなでしこ ヒアリングや観察などを通して確認できた事実を客観的に記入しています。 評価確定日 平成28年1月15日 評価機関名 株式会社 R-CORPORATION 評 価 結 果 報 告 書 事業所番号 1471901510 <認知症対応型共同生活介護用> <小規模多機能型居宅介護用> 法人名 医療法人社団 相光会

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Page 1: 評 価 結 果 報 告 書 - rakuraku.or.jp · 次ステップに向けて期待したい内容について、具体的な改善課題や取り組みが期待さ れる内容を記入しています。

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

地域密着型サービスの外部評価項目構成

項目数

Ⅰ.理念に基づく運営 8

1.理念の共有 1

2.地域との支えあい 1

3.理念を実践するための制度の理解と活用 3

4.理念を実践するための体制 2  ○項目番号について

5.人材の育成と支援 0 外部評価は20項目です。

「外部」の列にある項目番号は、外部評価の通し番号です。

Ⅱ.安心と信頼に向けた関係づくりと支援 1 「自己」の列にある項目番号は、自己評価に該当する番号です。参考にしてください。

1.相談から利用に至るまでの関係づくりとその対応 0

2.新たな関係づくりとこれまでの関係継続への支援 1

Ⅲ.その人らしい暮らしを続けるためのケアマネジメント 5  ○記入方法

1.一人ひとりの把握 1 [取り組みの事実]

2.本人がより良く暮らし続けるための介護計画の作成と 1  見直し [次ステップに向けて期待したい内容]

3.多機能性を活かした柔軟な支援 0

4.本人がより良く暮らし続けるための地域資源との協働 3

Ⅳ.その人らしい暮らしを続けるための日々の支援  6

1.その人らしい暮らしの支援 4

2.その人らしい暮らしを支える生活環境づくり 2  ○用語の説明家族等

合計 20 家  族

運営者

職員

チーム

=事業所の経営・運営の実際の決定権を持つ、管理者より上位の役職者(経営者と同義)を指します。経営者が管理者をかねる場合は、その人を指します。

=管理者および常勤職員、非常勤職員、パート等事業所で実務につくすべての人を含みます。

=管理者・職員はもとより、家族等、かかりつけ医、包括支援センターの職員等、事業所以外のメンバーも含めて利用者を支えている関係者を含みます。

次ステップに向けて期待したい内容について、具体的な改善課題や取り組みが期待される内容を記入しています。

=家族、家族に代わる本人をよく知る人、成年後見人などを含みます。

=家族に限定しています。

訪問調査日 平成27年11月16日

事業所名 グループホームなでしこ

ヒアリングや観察などを通して確認できた事実を客観的に記入しています。

評価確定日 平成28年1月15日

評価機関名 株式会社 R-CORPORATION

評 価 結 果 報 告 書 事業所番号 1471901510

<認知症対応型共同生活介護用><小規模多機能型居宅介護用>

法人名 医療法人社団 相光会

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㈱R-CORPORATION外部評価事業部自己評価及び外部評価結果

【事業所概要(事業所記入)】 【評価機関概要(評価機関記入)】

評 価 機 関 名

所  在  地

法  人  名 訪 問 調 査 日 平成27年11月16日

事 業 所 名

( 238-0024

9 名

1 ユニット

自己評価作成日

※ 事業所の基本情報は、介護サービス情報の公表制度のホームページで閲覧してください。

基本情報リンク先

【事業所が特に力を入れている点・アピールしたい点(事業所記入)】

【地域密着型サービスの外部評価項目の構成】

外部評価項目

1 ~ 7

8

9 ~ 13

14 ~ 20

15 ~ 22

23 ~ 35

 □ 小規模多機能型居宅介護

平成27年 月 日

Ⅴ アウトカム項目

Ⅲ その人らしい暮らしを続けるためのケアマネジメント

①このホームは医療法人社団 相光会の経営です。相光会は21世紀の高齢社会を活力と潤いのある社会とすることを目指した法人であり、その取り組みはニーズに合わせた高齢者施設の整備、第二に医療・保健・福祉の連携と統合化、第三に地域医療、保健、福祉の調和に置き、ベースとなる医療については、この地に湘南グリーンクリニック、第二湘南グリーンクリニック、福祉では、介護老人保健施設を3施設(湘南、第二湘南、第三湘南)、グループホーム(なでしこ)、居宅支援事業所(すずらん)を展開しています。更に、葉山と横浜上郷にも介護老人保健施設を運営し、これらにより医療・福祉全般の相談とケアを可能としています。グループホームなでしこは、横浜横須賀道路(高速)の佐原インターチェンジの近くにあり、京浜急行北久里浜駅からバスで5つ目、交通の便も良ところです。土地は平地で坂が無く、散歩には好適であり、近くに岩戸団地も開けており、買い物等に便利な所でもあります。ホームの理念は、「撫子の九輪の花 咲き誇る 我根となりて 美麗を支う」という文学色の濃い素晴らしい文言で綴られたもので、この理念の通り「利用者本位」を貫いたケアを展開しています。③管理者は相光会の老健の経験と人脈を持っており、老健の良い点、足りない点を熟知した上で、利用者に応じた施設の選択が必要と考えています。グループホームは個別対応が出来ることが特徴であるので、大人数の介護にはそぐわない利用者には個別に希望を聞きながら対応出来る、家庭的で安全・安心な介護を進めています。レクリエーションについても、自分の希望は自分から言い出せない、でもやりたいことには参加する利用者の為に、個々に「望んでいることがやれるレク」を目指しています。③教育に関しては、職員が10年以上の勤続者が多く、基本的なことは認識していても、系統的に考える理解力を強化するために内部研修に力を入れ、知識の確認と補完を目指しています。 相光会で作成したマニュアルに沿っての研修を、研修講師を職員が交代で行い、自分で発表し、記録し、自らのレベルアップに努めています。内部研修の他にはグループホーム連絡会の研修、講師を招いて実施する老健の研修(第二老健が声をかけてくれる)などにも参加して研鑚を図っています。

利用者一人ひとりの生活リズムを尊重しながら、家庭的な環境の下で安全・安心した生活を提供できるように心がけています。また、同法人のクリニックが併設されており、定期的な医師・看護師の往診を行っており、利用者の日々の状態の変化に素早く対応していく事ができます。

Ⅱ 安心と信頼に向けた関係づくりと支援

自己評価項目

1 ~ 14

 ■ 認知症対応型共同生活介護

36 ~ 55

56 ~ 68

評価項目の領域

Ⅰ 理念に基づく運営

ユニット数

Ⅳ その人らしい暮らしを続けるための日々の支援

評 価 結 果市町村受理日

平成27年度

株式会社 R-CORPORATION

〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町3-30-8SYビル2F

【外部評価で確認した事業所の優れている点・工夫点(評価機関記入)】

事業の開始年月日

平成26年9月1日指 定 年 月 日

医療法人社団 相光会

1471901510平成14年9月1日

平成28年1月19日

横須賀市大矢部5-11-1 4階

宿泊定員

定員 計

平成28年1月15日評 価 機 関評 価 決 定 日

事 業 所 番 号

所  在  地

サービス種別

定  員  等

グループホームなでしこ

登録定員

通い定員

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1.47E+0956 1,ほぼ全ての利用者の 63 1,ほぼ全ての家族と

○ 2,利用者の2/3くらいの ○ 2,家族の2/3くらいと

3.利用者の1/3くらいの 3.家族の1/3くらいと

4.ほとんど掴んでいない 4.ほとんどできていない

57 ○ 1,毎日ある 64 1,ほぼ毎日のように

2,数日に1回程度ある 2,数日に1回程度ある

3.たまにある ○ 3.たまに

4.ほとんどない 4.ほとんどない

58 1,ほぼ全ての利用者が 65 1,大いに増えている

○ 2,利用者の2/3くらいが ○ 2,少しずつ増えている

3.利用者の1/3くらいが 3.あまり増えていない

4.ほとんどいない 4.全くいない

59 1,ほぼ全ての利用者が 66 1,ほぼ全ての職員が

○ 2,利用者の2/3くらいが ○ 2,職員の2/3くらいが

3.利用者の1/3くらいが 3.職員の1/3くらいが

4.ほとんどいない 4.ほとんどいない

60 1,ほぼ全ての利用者が 67 1,ほぼ全ての利用者が

2,利用者の2/3くらいが ○ 2,利用者の2/3くらいが

○ 3.利用者の1/3くらいが 3.利用者の1/3くらいが

4.ほとんどいない 4.ほとんどいない

61 1,ほぼ全ての利用者が 68 1,ほぼ全ての家族等が

○ 2,利用者の2/3くらいが ○ 2,家族等の2/3くらいが

3.利用者の1/3くらいが 3.家族等の1/3くらいが

4.ほとんどいない 4.ほとんどいない

62 1,ほぼ全ての利用者が

○ 2,利用者の2/3くらいが

3.利用者の1/3くらいが

4.ほとんどいない

 Ⅴ アウトカム項目

通いの場やグループホームに馴染みの人や地域の人々が訪ねて来ている。(参考項目:9,10,19)

運営推進会議を通して、地域住民や地元の関係者とのつながりの拡がりや深まりがあり、事業所の理解者や応援者が増えている。(参考項目:4)

職員は、活き活きと働けている。(参考項目:11,12)

グループホームなでしこ 事業所名

ユニット名

利用者は、戸外の行きたいところへ出かけている。(参考項目:49)

利用者は、健康管理や医療面、安全面で不安な区過ごせている。(参考項目:30,31)

利用者は、その時々の状況や要望に応じた柔軟な支援により、安心して暮らせている。(参考項目:28)

職員は、家族が困っていること、不安なこと、求めていることをよく聴いており、信頼関係ができている。(参考項目:9,10,19)

職員から見て、利用者はサービスにおおむね満足していると思う。

職員から見て、利用者の家族等はサービスにおおむね満足していると思う。

職員は、利用者の思いや願い、暮らし方の意向を掴んでいる。(参考項目:23,24,25)

利用者と職員が一緒にゆったりと過ごす場面がある。(参考項目:18,38)

利用者は、一人ひとりのペースで暮らしている。(参考項目:38)

利用者は、職員が支援することで生き生きとした表情や姿がみられている。(参考項目:36,37)

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

1 1 ○理念の共有と実践

 地域密着型サービスの意義を踏まえた事業所理念をつくり、管理者と職員は、その理念を共有して実践につなげている

2 2 ○事業所と地域とのつきあい

 利用者が地域とつながりながら暮らし続けられるよう、事業所自体が地域の一員として日常的に交流している

3 ○事業所の力を活かした地域貢献

 事業所は、実践を通じて積み上げている認知症の人の理解や支援の方法を、地域の人々に向けて活かしている

4 3 ○運営推進会議を活かした取組み

 運営推進会議では、利用者やサービスの実際、評価への取り組み状況等について報告や話し合いを行い、そこでの意見をサービス向上に活かしている

5 4 ○市町村との連携

 市町村担当者と日頃から連絡を密に取り、事業所の実情やケアサービスの取組みを積極的に伝えながら、協力関係を築くように取り組んでいる

2ヶ月に1回開催している運営推進会議で近況報告を行い、民生委員を通じて地域の情報交換も行っている。また、現在のサービスについて改善点や要望などを話して頂く時間を作り、サービスの向上に努めている。

運営推進会議は民生委員(2名)を中心に、ご家族代表者(3名)とホーム関係者、市役所担当者で隔月の第4週水曜日に実施しています。運営推進会議の案内は全ご家族に知らせていますが、家族代表には別途参加を要請しています。会議出席者に取り組み状況等を説明し、理解して頂くと共に町内の情報交換なども行い、意見を聞き、ホーム運営に反映しています。また、管理者の人脈を活用し、メンバーで老健の見学ツアーも実施しています。

今後の継続

必要に応じて市長村担当者との連絡を取っている。運営推進会議に参加して頂いた時には、ご家族や民生委員を交えて市町村担当者と話ができるようにしている。

横須賀市は福祉行政に熱心であり、不明な事項等については市と連絡をとり、早期に解決できるよう連携し、また、運営推進会議へ定期的に出席をして頂く等、良好な協力関係が築かれています。市主催の研修には必ず出席しています。横須賀市のグループホーム連絡会でも介護イベントや研修を実施しており、参加しています。地域包括支援センターは特養の中にあり、入所相談や紹介をしています。

今後の継続

民生委員を通じて町内会の盆踊りに参加している。また、地域の中学生の福祉体験の受け入れを毎年行っている。食材は地元の商店から届けてもらい交流を図っています。

町内会に加入し、町内のイベントには席を用意してもらったり、お祭りのお神輿のコースに加えてもらったり、お祭りに協賛金を出したり、散歩に出て挨拶を交わしたりしています。湘南グリーンクリニックは地域医療に貢献し、知名度も高く、地域の中学校の体験学習、高校生のインターシップなどを受け入れています。食材は地元の商店から調達し、地元商店の活用は地域密着の大きなポイントの1つとなっています。

今後の継続

現在、直接の地域貢献は行えていない。

 Ⅰ 理念に基づく運営

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

事業所内に掲示しており、職員間で理念の共有するようにしている。

医療法人社団 相光会は21世紀の高齢社会に活力と潤いを与えることを目指し、地域に医療、保険、福祉を調和させることを目指しています。グループホームの理念は、「撫子の九輪の花 咲き誇る 我根となりて 美麗を支う」という文学色の濃い素晴らしいものであり、この理念通り「利用者本位」を貫いたケアを展開しています。事務所内に理念を掲示し、運営方針に落とし込んで展開しています。さらに、施設の目標を策定し、具体的な展開を図っています。

今後の継続

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

6 5 ○身体拘束をしないケアの実践

代表者及び全ての職員が「指定地域密着型サービス指定基準及び指定地域密着型介護予防サービス指定基準における禁止の対象となる具体的な行為」を正しく理解しており、玄関の施錠を含めて身体拘束をしないケアに取り組んでいる

7 ○虐待の防止の徹底

管理者や職員は、高齢者虐待防止法等について学ぶ機会を持ち、利用者の自宅や事業所内での虐待が見過ごされることがないよう注意を払い、防止に努めている

8 ○権利擁護に関する制度の理解と活用

 管理者や職員は、日常生活自立支援事業や成年後見制度について学ぶ機会を持ち、個々の必要性を関係者と話し合い、それらを活用できるよう支援している

9 ○契約に関する説明と納得

契約の締結、解約又は改定等の際は、利用者や家族等の不安や疑問点を尋ね、十分な説明を行い理解・納得を図っている

10 6 ○運営に関する利用者、家族等意見の反映

利用者や家族等が意見、要望を管理者や職員並びに外部者へ表せる機会を設け、それらを運営に反映させている

法人全体で取り組んでいる行動指針に基づいて身体拘束行わないケアを取り組んでいる。全職員にも周知されている。施設内研修なども定期的に行っている。

法令遵守の方針に従って法人全体で取り組んでいます。行動指針にも記載し、身体拘束は行っていません。法人には身体拘束防止のためのマニュアルがあり、研修はケース会議の中で、職員が順番に講師を務めながら行っています。玄関の施錠は、ビルの4Fという構造と、クリニックとの複合ビルであるので施錠していますが、玄関前のロビーの活用や、物干台などの活用で、閉塞感がないようなケアに努めています。

今後の継続

現時点では活用する事例がない。

入所時には、時間をかけて説明を行い、不安や疑問などを解消してもらうようにしている。面会時にも話をする機会をとり、気軽に疑問を尋ねられるようにしている。

利用者一人ひとりとの会話をする機会を定期的にもうけ、意見の聞き取りを行っている。御家族にも面会時に聞き取りを行なっている。運営推進会議や家族会を開催し意見を言える機会を設けている。

利用者一人ひとりとの会話をする機会を定期的に設け、意見の聞き取りを行っています。ご家族には来訪時に話を聞くようにしています。また、運営推進会議や家族会でも意見を伺っています。毎月、全員に出すお便りにはイベントなどの写真を入れ、ホームでの状況を記入し、お知らせしています。手書きで1か月のコメントを職員が記載し、ご家族には大変好評です。サービス運営適正化委員会のポスターも掲示しています。

今後の継続

法人全体で取り組んでいる行動指針に基づいて虐待防止に努めている。施設内研修なども定期的に行っている。

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

11 7 ○運営に関する職員意見の反映

代表者や管理者は、運営に関する職員の意見や提案を聞く機会を設け、反映させている

12 ○就業環境の整備

代表者は、管理者や職員個々の努力や実績、勤務状況を把握し、給与水準、労働時間、やりがいなど、各自が向上心を持って働けるよう職場環境・条件の整備に努めている

13 ○職員を育てる取組み

代表者は、管理者や職員一人ひとりのケアの実際と力量を把握し、法人内外の研修を受ける機会の確保や、働きながらトレーニングしていくことを進めている

14 ○同業者との交流を通じた向上

代表者は、管理者や職員が同業者と交流する機会をつくり、ネットワークづくりや勉強会、相互訪問等の活動を通じて、サービスの質を向上させていく取組みをしている

15 ○初期に築く本人との信頼関係

サービスの利用を開始する段階で、本人が困っていること、不安なこと、要望等に耳を傾けながら、本人の安心を確保するための関係づくりに努めている

 Ⅱ 安心と信頼に向けた関係づくりと支援

入居される前に御家族と本人との話し合いの機会をもうけており、不安や要望の聞き取りを行っている。入居後も本人との話し合いの時間をもうけ御家族にも協力してもらいながら不安の解消に努めている。

横須賀市グループホーム協議会を通じ他施設との交流を行っている。また、同法人の介護老人保健施設の研修にも参加する機会を設けてもらいネットワーク作りに繋げている。

職員のストレス管理として、有給休暇の積極的な取得を推進している。非常勤の勤務時間は要望を随時聞き取りながら増減するようにしている。また、スタッフ会議内で職員が定期的に研修を行い、やりがいづくりに努めている。

定期的な外部研修への参加を行っている。また、自己啓発として研修の案内を掲示し、興味のある研修に参加できるようにしている。施設内でも研修を順番に行っている。

日々の申し送りの時間に意見や提案を言える機会を設けている。また、スタッフ会議において全員で意見交換を行い運営に反映するようにしている。

朝夕の申し送りや職員間の申し送りノートを活用し職員から意見・提案を得ています。申し送りの折に、元気が見られない場合等には個別に様子を聞くようにして配慮しています。月1回のスタッフ会議では全員で意見交換を行い、意見を運営に反映させています。面接は定期ではなく、必要に応じて行うか、現場でその都度、行うようにしています。

今後の継続

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

16 ○初期に築く家族等との信頼関係

 サービスの利用を開始する段階で、家族等が困っていること、不安なこと、要望等に耳を傾けながら、関係づくりに努めている

17 ○初期対応の見極めと支援

サービスの利用を開始する段階で、本人と家族等が「その時」まず必要としている支援を見極め、他のサービス利用も含めた対応に努めている

18 ○本人と共に過ごし支え合う関係

職員は、本人を介護される一方の立場に置かず、暮らしを共にする者同士の関係を築いている

19 ○本人と共に支え合う家族との関係

職員は、家族を支援される一方の立場に置かず、本人と家族の絆を大切にしながら、共に本人を支えていく関係を築いている

20 8 ○馴染みの人や場との関係継続の支援

本人がこれまで大切にしてきた馴染みの人や場所との関係が途切れないよう、支援に努めている

御家族以外の友達などの面会を通じ馴染みの人との関係を保てるようにしている。定期的に行っているドライブ外出でも馴染みの場所などを訪れるようにしている。

ご家族だけでなく、友人や知人の面会も積極的に行い、馴染みの人との関係維持が出来るようにしています。定期的に来ている友人や知人もいます。(踊りの仲間、運動部の仲間、昔の仲間、それにご家族)地元の人の場合は散歩時や盆踊りなどで知人に会うこともあります。定期的にドライブ外出を行い、本人の馴染みの場所などの他、横須賀で有名な菖蒲園、久里浜など有名なところを通るように支援しています。

今後の継続

生活の中で職員と利用者が一緒に体操したりご飯を食べたりする時間を作り、共存の姿勢を持つようにしている。テーブルを拭いてもらったりしながら一緒に生活する中で役割を持てるようにもしている。

ご家族には入居者の生活が快適になるように協力してもらうようにお願いしている。また年2回家族会を開催し入居者と一緒に過ごす時間を設けるようにしている。

入居前に御家族の不安や要望の聞き取りを行い、入居日にも説明する時間を取っている。入居後にも面会し、話し合いを行い不安解消に努めている。

入居前・入居時・入居後に行っている面会を通じ、必要としている支援を把握し、ケアプラン作成に繋げるようにしている。

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

21 ○利用者同士の関係の支援

利用者同士の関係を把握し、一人ひとりが孤立せずに利用者同士が関わり合い、支え合えるような支援に努めている

22 ○関係を断ち切らない取組み

サービス利用(契約)が終了しても、これまでの関係性を大切にしながら、必要に応じて本人・家族の経過をフォローし、相談や支援に努めている

23 9 ○思いや意向の把握

一人ひとりの思いや暮らし方の希望、意向の把握に努めている。困難な場合は、本人本位に検討している。

24 ○これまでの暮らしの把握

一人ひとりの生活歴や馴染みの暮らし方、生活環境、これまでのサービス利用の経過等の把握に努めている

25 ○暮らしの現状の把握

一人ひとりの一日の過ごし方、心身状態、有する力等の現状の把握に努めている

日々の生活記録をもとにしながら申し送りを通じ職員間で個々の状況の把握に努めている。

普段の会話などからニーズを把握するようにし、申し送りやスタッフ会議などで一人ひとりのケアについて話し合ってい、情報を共有している。

利用者には自分で意見を言える方も多く、日常の会話の中から一人ひとりの今の思いを把握し、申し送り時には、利用者が言った好きな事等を出し合い、やってみるようにしています。レクなどの記録を取り、情報に裏打ちされた介護計画更を作るよう努めています。食事中や夜勤の時、入浴介助の時など1対1になる機会をとらえて希望を聞くようにしています。ご家族にも情報を頂けるよう、随時協力を要請しています。

今後の継続

入居時には本人の馴染みの物を持って来て頂くようにお話している。御家族に協力してもらいながら調整を行っている。

サービス利用が終了後も相談や支援できる事をご家族に説明しているが、実際はあまり関係はもてていない。

 Ⅲ その人らしい暮らしを続けるためのケアマネジメント

職員が間に入りながら、利用者同士の会話が出来る環境作りに勤めている。レクリエーションなどではなるべく全員で行うようにしている。

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

26 10 ○チームでつくる介護計画とモニタリング

本人がより良く暮らすための課題とケアのあり方について、本人、家族、必要な関係者と話し合い、それぞれの意見やアイディアを反映し、現状に即した介護計画を作成している

27 ○個別の記録と実践への反映

日々の様子やケアの実践・結果、気づきや工夫を個別記録に記入し、職員間で情報を共有しながら実践や介護計画の見直しに活かしている

28 ○一人ひとりを支えるための事業所の多機能化

本人や家族の状況、その時々に生まれるニーズに対応して、既存のサービスに捉われない、柔軟な支援やサービスの多機能化に取り組んでいる

29 ○地域資源との協働

一人ひとりの暮らしを支えている地域資源を把握し、本人が心身の力を発揮しながら安全で豊かな暮らしを楽しむことができるよう支援している

30 11 ○かかりつけ医の受診診断

受診は、本人及び家族等の希望を大切にし、納得が得られたかかりつけ医と事業所の関係を築きながら、適切な医療を受けられるように支援している

町内会の盆踊りや祭りなどへ参加している。食材も近隣から届けてもらうようにしており、地域の中学生の福祉体験の受け入れも行っている。

同法人のクリニックが併設されており、かかりつけ医となる事で定期的な往診が行われ体調不良時に迅速に受診・入院が行えるようになっており、御家族も本人も安心されてる。

現在の殆どの利用者は、同ビルに併設されている法人のクリニック(協力医)がかかりつけ医としており、週1回の定期往診でいつでも相談できる体制になっています。また、体調不良時にはすぐに下の階のクリニックで医師に診察してもらう事ができる等、適切に医療を受けられる環境が整えられています。また、クリニックから訪問看護が週1回、汐入メンタルクリニックから月1回、訪問歯科の往診もあります。定期的な血液検査も可能となっています。

今後の継続

日々の個別記録をもとに申し送りでその時の状況の変化などに応じケアの見直しを行い共有するようにしている。

本人や御家族のニーズに対応しながらその時に必要なケアを行うように心がけている。

入居者の担当職員を決め、日々の申し送りやスタッフ会議で本人や御家族の要望に沿った介護計画を作成するようにしている。同法人の医師・看護師からも意見をきくようにしている。

ホームでは、入居者の担当職員を決めており、担当者の業務として居室内の整理整頓や、お誕生日会の実施とプレゼントの準備の他、担当利用者の情報を集め、家族の要望の確認と、医師・看護師からの情報収集を行います。情報はケアマネージャーに伝え、ケアマネージャーはそれらを踏まえてスタッフ会議で本人やご家族の要望に則した、アセスメント、モニタリングを実施し、介護計画の作成をしています。

今後の継続

㈱R-CORPORATION外部評価事業部

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

31 ○看護職員との協働

介護職員は、日常の関わりの中でとらえた情報や気づきを、職場内の看護職員や訪問看護師等に伝えて相談し、個々の利用者が適切な受診や看護を受けられるように支援している

32 ○入退院時の医療機関との協働

利用者が入院した際、安心して治療できるように、また、できるだけ早期に退院できるように、病院関係者との情報交換や相談に努めている。又は、そうした場合に備えて病院関係者との関係づくりを行っている。

33 12 ○重度化や終末期に向けた方針の共有と支援

重度化した場合や終末期のあり方について、早い段階から本人・家族等と話し合いを行い、事業所でできることを十分に説明しながら方針を共有し、地域の関係者と共にチームで支援に取り組んでいる

34 ○急変や事故発生時の備え

利用者の急変や事故発生時に備えて、全ての職員は応急手当や初期対応の訓練を定期的に行い、実践力を身に付けている

35 13 ○災害対策

火災や地震、水害等の災害時に、昼夜を問わず利用者が避難できる方法を全職員が身につけるとともに、地域との協力体制を築いている

定期的にクリニックとの合同の訓練と施設での訓練を行っている。また、非常用電源を設置しているため、起動訓練も別に行っている。民生委員を通じ町内の訓練への参加も考えている。

定期的に夜間想定も含めた防災訓練を単独及びクリニックと合同で年2~3回実施しています。さらに、民生委員等を通じて地域の防災訓練へ参加して行きたいと考えています。停電の場合の訓練も行っています。備蓄については法人全体で保有し、同法人の老健等でバックアップする体制もありますが、ホーム内に水、食料、衛材等を3日分位を常備しています。設備では発電機を購入し、停電に備えており、その他にクリニックでも大きな発電機が整備されています。鉄筋のビルの4階がホームとなっている為、対策を備え、地震、水害に対応できる体制作りを整えています。

今後の継続

終末期の対応についての指針は作成されているが、現在、看取りの体制を取っていない。状況の変化に応じ随時医師、看護師を交えて今後の方針についての話し合いの機会をもうけるようにしている。

終末期の対応について、施設での指針は出来ていますが、今は看取りの体制は取っていません。入居時にご家族との確認を行っており、状況の変化については随時、医師と看護師を踏まえて話し合いを行うようにしています。同じ法人のクリニックと老健施設との連携も行い、総合的に利用者に最適な方法を行っていくようにしています。また、館内のクリニックを活用し、具体的、緊急的な状況になったら相談、対処することにしています。看取りではありませんが、階下のクリニックに入院できる体制にあるので、医療の面ではご家族も安心しています。

今後の継続

緊急時対応マニュアルに沿って行動するようにしている。変更等があった場合にはスタッフ会議にて確認している。横須賀市グループホーム協議会で毎年開催している普通救命講習会に順番に参加するようにしている。

同法人のクリニックが併設されており、訪問看護の看護師もクリニックに勤務しているので、随時連絡が取れる体制になっている。

併設のクリニックへの入院が可能であるため、情報交換がみつに行え、早期入院・早期退院に繋がっている。

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

36 14 ○一人ひとりの人格の尊重とプライバシーの確保

一人ひとりの人格を尊重し、誇りやプライバシーを損ねない言葉かけや対応をしている

37 ○利用者の希望の表出や自己決定の支援

日常生活の中で本人が思いや希望を表したり、自己決定できるように働きかけている

38 ○日々のその人らしい暮らし

職員側の決まりや都合を優先するのではなく、一人ひとりのペースを大切にし、その日をどのように過ごしたいか、希望にそって支援している

39 ○身だしなみやおしゃれの支援

その人らしい身だしなみやおしゃれができるように支援している

40 15 ○食事を楽しむことのできる支援

41

食事が楽しみなものになるよう、一人ひとりの好みや力を活かしながら、利用者と職員が一緒に準備や食事、片付けをしている

職員と入所者が一緒のテーブルでお話をしながら食事をするようにしている。その際に会話の中で嗜好調査などを行いメニューに取り入れるようにしている。準備や後片付けなどはお手伝いをしてもらっている。

このホームの特長の1つに、自前のメニューにより利用者と一緒に作る食事があります。食事の得意な職員が利用者の好みを聞きながら食事を作っていますが、食事はとても家庭的で美味しいです。食材は地元の商店から調達しています。地元の商店は、商品の配達、在庫の確認、旬の食材の提供など、台所管理スタッフのようにホーム内でチェックもしてくれています。食事の準備や片付けなども出来る利用者には手伝ってもらっています。

今後の継続

施設の中で日課等は決めているが、時間はきっちりと決めておらず、その時の入所者のペースに合わせて行うようにしている。

馴染みの物を入所時に持ってきて頂き、身だしなみの支援を行っている。

法人の行動指針を基に人格の尊重とプライバシーの確保に努めている。

法人の行動指針を事務所内に掲示し、これを基に人格の尊重とプライバシーの確保をするように心がけています。利用者に対し、丁寧な言葉遣い、一人ひとりの人格の尊重、プライバシーの確保に努めています。個人情報に関する承諾書を書いて頂き、個人情報が流出しないように徹底しています。個人の部屋に入る時には必ず声かけを行い、お風呂、トイレの場合の準備も声をかけてから実施しています。

今後の継続

普段の会話から信頼関係を築くように努めており、希望などを気楽に話せる環境を構築するようにしている。

 Ⅳ その人らしい暮らしを続けるための日々の支援

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

○栄養摂取や水分確保の支援

食べる量や栄養バランス、水分量が一日を通じて確保できるよう、一人ひとりの状態や力、習慣に応じた支援をしている

42 ○口腔内の清潔保持

口の中の汚れや臭いが生じないよう、毎食後、一人ひとりの口腔状態や本人の力に応じた口腔ケアをしている

43 16 ○排泄の自立支援

排泄の失敗やおむつの使用を減らし、一人ひとりの力や排泄のパターン、習慣を活かして、トイレでの排泄や排泄の自立に向けた支援を行っている

44 ○便秘の予防と対応

便秘の原因や及ぼす影響を理解し、飲食物の工夫や運動への働きかけ等、個々に応じた予防に取り組んでいる

45 17 ○入浴を楽しむことができる支援

一人ひとりの希望やタイミングに合わせて入浴を楽しめるように、職員の都合で曜日や時間帯を決めてしまわずに、個々に応じた入浴の支援をしている

個別記録をもとに便秘傾向の入所者には乳製品などを提供するようにしている。

週2回の定期的な入浴を行っている。職員が1名付き添い、一人づつゆっくりと入浴を出来る環境にしている。また、暖かい清拭を常に用意しており、好きな時に清拭できるようにしている。

週2回の定期的な入浴を行っています。職員が1名付き添い、1人づつゆっくりと入浴を出来る環境にしています。また、温かい清拭タオルを常に用意し、好きな時に清拭できるように配慮しています。リネンは525円のパック(タオル、バスタオル、おしぼり、シーツ、清拭用温タオルが使い放題)を活用し、清拭は衛生的で気にせず使用できるので好評です。お風呂は個浴となっています。

今後の継続

毎食後に口腔ケアを実施するようにしている。また、同法人の歯科にて歯科検診を行ってもらっている。

個別記録に排尿・排便時間を記入し、排泄パターンを把握するようにしている。また、各個室にポータブルトイレを設置しトイレでの排泄が出来るようにしている。

個別記録などを通じて一人ひとりの排泄パターンを把握しています。立ち上がる、歩く、尿・便意がある等のサイクルから、トイレでの排尿・排便を促すよう支援しています。尿意、便意があって間に合わない方のために、ポータブルトイレを設置し、なるべくトイレでの排泄ができるように工夫しています。本人の訴えのあった時は支援し、定時誘導も心掛けています。

今後の継続

1日の食事摂取量と水分摂取量を記録し、摂取量の確保に努めている。摂取量の少ない方にはポカリスエットや栄養補助食品などを随時提供している。

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

46 ○安眠や休息の支援

一人ひとりの生活習慣やその時々の状況に応じて、休息したり、安心して気持ちよく眠れるよう支援している

47 ○服薬支援

一人ひとりが使用している薬の目的や副作用、用法や用量について理解しており、服薬の支援と症状の変化の確認に努めている

48 ○役割、楽しみごとの支援

張り合いや喜びのある日々を過ごせるように、一人ひとりの生活歴や力を活かした役割、嗜好品、楽しみごと、気分転換等の支援をしている

49 18 ○日常的な外出支援

一人ひとりのその日の希望にそって、戸外に出かけられるよう支援に努めている。また、普段は行けないような場所でも、本人の希望を把握し、家族や地域の人々と協力しながら出かけられるように支援している

50 ○お金の所持や使うことの支援

職員は、本人がお金を持つことの大切さを理解しており、一人ひとりの希望や力に応じて、お金を所持したり使えるように支援している

金銭管理のマニュアルは作成しているが、現在の入居者は金銭管理が難しいので行っていない。

1日2回のラジオ体操を日課として行い、レクリエーションでは歌や製作活動や散歩などを行っている。食後の後片付けなどを行ってもらい役割を持って生活できるようにしている。

定期的に気候や入所者の状態をみながら外出を行うようにしている。地域の祭りや盆踊りに参加させてもらったりドライブ外出にも行っている。ご家族に協力してもらい、面会時に御家族との外出なども行ってもらっている。

散歩は桜がある前の公園まで行っています。ドライブ、外出は計画を立て定期的に行っています。気候や入所者の状態を把握しながら、季節感を感じてもらうことを目的として外出を行うようにしています。また、地域の行事や法人のイベントなどに参加して外出の機会としています。ご家族にも協力して頂き、定期的に一緒の外出なども行っています。初詣は近くの神社に参拝に行き、菖蒲園、盆踊り、夏祭り、みかん狩り、花火など老健の車を借りて季節のドライブにも行っています。訪看の看護師と一緒に散歩することもあります。

今後の継続

好きな時に休めるようにソファーをテレビ前と玄関に設置している。昼寝する時間を食後にもうけている。夜は21時の消灯時間を設定しているが、好きな時間に休んで頂けるようにしている。

投薬チェック表に記入と個別の薬入れを用意し誤薬防止に努めている。医師、看護師と服薬の調整を随時行い、お薬手帳にて薬の把握に努めている。

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自己評価

実施状況 実施状況次のステップに向けて

期待したい内容

自己評価

外部評価

項          目

外部評価

51 ○電話や手紙の支援

家族や大切な人に本人自らが電話をしたり、手紙のやり取りができるように支援をしている

52 19 ○居心地のよい共用空間づくり

共用の空間(玄関、廊下、居間、台所、食堂、浴室、トイレ等)が、利用者にとって不快や混乱をまねくような刺激(音、光、色、広さ、温度など)がないように配慮し、生活感や季節感を採り入れて、居心地よく過ごせるような工夫をしている

53 ○共用空間における一人ひとりの居場

共用空間の中で、独りになれたり、気の合った利用者同士で思い思いに過ごせるような居場所の工夫をしている

54 20 ○居心地よく過ごせる居室の配慮

居室あるいは泊まりの部屋は、本人や家族と相談しながら、使い慣れたものや好みのものを活かして、本人が居心地よく過ごせるような工夫をしている

55 ○一人ひとりの力を活かした安全な環境づくり

建物内部は一人ひとりの「できること」や「わかること」を活かして、安全かつできるだけ自立した生活が送れるように工夫している

本人が使い慣れた物を持参してもらうようにしている。ご家族に協力してもらい、随時本人の必要な物や以前楽しまれていた物を持って来てもらうようにしている。

入居時に本人が使い慣れた家具や物を持参してもらうよう話し、居室内のインテリア等を飾り付けてもらっています。居室での家具等の置き場所も本人、ご家族の意向を大切にして本人が居心地よく過ごせるよう配慮しています。ベッドは希望によりリースも可能としています。(事務長が手配しています。)

今後の継続

一人ひとりのADLを把握し、生活リハビリとしてできる事は極力してもらうようにしている。その際に環境の整備も行うようにしている。

掃除を定期的に行い、清潔感があるように心がけている。イベントの写真や製作活動にて作成した作品を展示し季節感を出すようにしている。居室には馴染みの物を持って来て頂いている。

共用の空間は常に掃除を行い、清潔感があるように保たれています。リビングにはイベントの写真や利用者と共同作成したものを掲示し、季節感のある作品を展示するようにしています。作品は常に新しいテーマに挑戦するようにしています。また、写真はイベントでの楽しかった光景を思い出すよう話しながら貼る作業を利用者と一緒に行っています。また、季節のクリスマスや七夕などの飾りつけもしています。入口の第一応接は、ご家族やお客様と話す場所として利用し、息抜きの出来る場所として好評です。

今後の継続

居室は個室となっており、共有スペースとしてセミパブリックスペース(ソファー・談話室)を設置している。

電話したい時には、職員からご家族に連絡するようにしている。お手紙を入所者が書いた時には職員が投函している。

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事業所

グループホームなでしこ作成日

〔目標達成計画〕

優 項

先 目 現状における 目標達成に

順 番 問題点、課題 要する期間

位 号

1 35災害時における近隣のグループホームとの協力体制を築いていく。

近隣のグループホームとの連絡手段を決め、協力体制を作っていく。

12ヶ月

2 22サービス利用終了後のフォローをより密にしていく。

サービス利用終了後のフォローの強化

12ヶ月

注1)項目番号欄には、自己評価項目の番号を記入すること。注2)項目数が足りない場合は、行を追加すること。

目  標目標達成に向けた

具体的な取組み内容

目 標 達 成 計 画

現在、グループホーム協議会で地域会議を作っており、協力体制について話し合っているので、確立していくようにする。

現在、サービス終了時に情報提供は行なっているが、その後のフォローも強化するようにする。

平成27年11月16日

㈱R-CORPORATION外部評価事業部