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Page 1: 野 口 聖 - Kishiwada · ところが、右肩上がりの成長社会が終えんを迎え、これまでのような 「成長」を前提とし、市役所のみが担い手となることを想定した計画策
Page 2: 野 口 聖 - Kishiwada · ところが、右肩上がりの成長社会が終えんを迎え、これまでのような 「成長」を前提とし、市役所のみが担い手となることを想定した計画策

2

5…

6…

4…

3…

8…

12…

29…

10…

人口減少社会への突入、経済低成長時代の到来など、我が国の社会経

済構造が「成長社会」から「成熟社会」へと転換する中、岸和田市を取

り巻く環境も大きく変化し、これまでのまちづくりの制度や手法がその

ままでは通用し得ない時代に直面しており、21 世紀型の新しい仕組み

づくりが必要になってきています。 成長社会においては、増加する人口、成長する経済を前提に、あらゆ

る分野の課題に対応すべく、資源投入を拡大しながら施策を網羅的に展

開していくことが求められていました。公共サービスは主に市役所が担

い、画一的なものが求められ、量的な充足が重視されてきました。その

ような時代にあっては、課題積上げ型の、施策の網羅性を重視する“総

合計画”が必要でした。 ところが、右肩上がりの成長社会が終えんを迎え、これまでのような

「成長」を前提とし、市役所のみが担い手となることを想定した計画策

定手法では対応が難しくなっています。社会の成熟化に伴い、地域課題

や市民ニーズが多様化・複雑化し、「画一的な公共サービス」から「き

めの細かい公共サービス」へ、「量的な充足」から「質的な満足」へと

求められるものが変化してきています。そのようなニーズの変化に対し、

限りある地域資源(人、モノ、金、情報など)で対応していくためには、

施策の網羅性を重視する“総合計画”ではなく、「施策の選択と集中」

を明らかにした“戦略性”が必要となっています。 そこで、岸和田市では、新しい時代に的確に対応し、かつ、数値目標

の設定や目標達成度を把握する「進行管理」の仕組みなどを採り入れた、

これまでの総合計画の弱点を克服できるような新たな計画として、岸和

田市まちづくりビジョンを策定しました。 計画の推進に当たっては、市民の皆様と行政が協働して、市の将来像

である「元気あふれる躍動都市 岸和田」の実現に向け行動することが

望まれ、その結果、岸和田市を郷土として想い、愛着をもつ気持ちを育

み、地域全体の満足度を高めることができると考えております。 市役所は、新しい時代にふさわしいまちづくりを市民の皆様とともに

進めてまいりますので、積極的なご参画とご支援、ご協力を心からお願

い申し上げます。 最後に、本計画の策定に当たり、ご協力いただいた策定委員会委員、

市民会議委員、総合計画審議会委員、都市計画審議会委員並びに市民の

皆様に心からお礼を申し上げます。

平成23年3月

岸和田市長 野 口 聖

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「市民みんなの計画」っていうのはね、行政(市役所)だけでなく、公共的

な活動をするすべての市民の活動の根拠となるような計画になってるってこ

となのよ。自分たちの活動が、まちづくりビジョンのどの目標を達成するため

のものなのか、照合、確認することができるように、公民の役割 分担の方向性を明らかにしているのよ。 それから、目指す目標(成果)を数値化して表しているので、 みんなが何を目指すのかが分かりやすいし、どのくらい目標が 達成されたかを確認できるの。

「市民みんなの」ってどうい

うこと?

まちづくりのための

いろんな目標があるゾ

「市民みんな

でやってい

く」って書い

てあるわネ

じゃあ、この目標に

向かって、私たちに

何ができるのかなぁ

役割分担

されているゾ

我々市民が1人でできる

こともある

隣近所や地域で

助け合えばどうだろう?

家族で

協力すれば

できること

もあるワ

協力しあって

やるべきこともあるゾ

市民が

できることも

あるけど、

行政が

やるべき

こともあるし、

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岸和田市は近年、市民参画や協働の施策を積極的に進めてきました。 その根本となるのが、2005(平成 17)年 8月 1日に施行された「岸和田市自治基

本条例」です。 「岸和田市自治基本条例」は、岸和田市のまちづくりのルールを定めたもので、最高

規範性をもつことを宣言し、市の憲法として位置付けられています。 この「岸和田市自治基本条例」の前文にある、「市民が自治の主体、市政の主権者で

あることを認識し、自らの地域は自らの手で築いていこうとする意思を明確にし、自ら

考え、行動することで、常に安心していつまでも住み続けることができる、個性豊かな

持続性のある地域社会、すなわち『市民自治都市』の実現」が、岸和田市のまちづくり

の根底に流れ続けている基本的な考え方です。

今までは、「公共は行政が担うもの(公共=

行政)」という考え方が主流だったの。 でも、平成7年1月に起こった阪神・淡路

大震災で、今までの画一的な行政の対応がう

まく機能しなかったことなどから、市民同士 のつながりや地域社会の重要性が注目されたのよ。

一方、行政も、複雑多様化する市民ニーズに対応しきれなくなってきたことや、「地域のことは地

域が決める」という地方分権の流れなどを受けて、新しいまちづくりの仕組みが求められていたわ

け。 そんな中で、「私たちが暮らしている地域をよりよくするためには、行政だけでなく、その地域に

住んでいるみんなが、それぞれの責任と役割分担に基づいて、一緒にまちづくりを しよう。」という考え方が生まれてきたの。でも、みんなで一緒に何かをやっていく ためには、約束事、つまりルールが必要よね。

そこで、岸和田のまちをみんなで一緒につくっていくためのルールを決めたのが、 「岸和田市自治基本条例」なのよ。

「自治基本条例」って

なに?

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岸和田市のまちづくりは、すべて自治基本条例を基本にしています。

まちづくりビジョンは、この条例に定められた理念に基づいて掲げられた、市民と議会、行政それぞれの責務や情報共有、市民参加、協働、市政運営の原則などを具体化し、実践するための計画です。

まちづくりビジョンは、行政が行うすべての施策や事業の根拠となる最上位の計画です。

分野ごとにつくられる計画も、その考え方はまちづくりビジョンと整合性が図られます。

「行政が何をやるか」ではなく、「地域がどのような状態になっているか、市民がどのような生活を送っているか」といった“成果”の観点から、将来像や目標を設定しています。

地域全体として、また行政として、何に重点をおき、どれくらいの資源を投入するのかを明らかにした「選択と集中」を図ることができる計画です。

岸和田市の地域全体の経営(地域経営)と、その中における行政の運営(行政経営)の、2 つの視点を盛り込んだ計画です。

目指す目標(成果)

を数値化して表し、誰もが何を目指すのかを理解しやすくするとともに、策定後に、目標達成度を測定し、進行管理ができる計画です。

行政が行う事業だけではなく、市民が公共サービスや公共的な活動を行う際にも活動の根拠となる計画です。

サービスや活動を行うときには、それがまちづくりビジョンのどの目標を達成するためのものなのかを、照合、確認することができるよう、目標を達成するための公民の役割分担の方向性を明らかにしています。

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まちづくりの指針を明らかにするものと位置付け、岸和田のまちが将来どのようになればいいのかを示す「目指すまちの姿」と、それを実現するための長期的な考え方を明らかにしています。

目指すまちの姿を実現するための中期的な戦略シナリオと位置付け、市民みんなの共通の目標として目指す成果を数値化した「目指そう値」と、その成果を達成するための「公民の役割分担の方向性」を示すとともに、市長が掲げたローカル・マニフェストとの連動や、何に重点をおくのかといった「選択と集中」を明らかにしています。

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「目指そう値」を達成するための役割分担に基づいて行政が実施する事務事業を明らかにするものと位置付け、事業内容や実行目標などについて財政的裏付けをもって示します。

「まち」は、長い時間をかけて変化しますので、将来構想に示す「目指すまちの姿」は長期的な目標となります。しかし、戦略シナリオである戦略計画については、昨今のような激しい社会経済状況の変化や、市長が掲げたマニフェストに迅速かつ的確に対応することが重要です。

そこで、市長任期のサイクルを考慮し、将来構想を12年、戦略計画を 4年、経営計画を 3年(毎年度ローリング方式)とし、それぞれ時代の変化に応じた見直しを行うこととしました。

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200,000201,000

200,104

194,818

190,000

192,000

194,000

196,000

198,000

200,000

202,000

H7 H12 H17 H34

16.7% 16.3% 15.9% 13.5%

70.4% 68.1% 65.3%60.4%

12.9% 15.5% 18.8% 26.1%

0%

25%

50%

75%

100%

H7 H12 H17 H34

(人)

15~64歳

65歳以上

0~14歳

大正11年に市制を施行して以降、着実に増加を

続けてきた岸和田市の人口は現在、減少局面に入

っているものと考えられています。 このままの状態が続けば、今後も緩やかに人口

が減少し続けると予測されていますが、計画期間

中に展開する子育て環境の充実、安心・安全度の向上、住環境の充実などの各種施策の実施効果や、

市街地開発事業などにおいて想定される人口

私たちのまち岸和田は、先人たちの英知と努力により、泉南地域の経済・文化・行政の中心的都

市として着実な成長を続け、多様性をもった調和

型都市へと発展してきました。 また、21 世紀を迎え、少子高齢化の進行、人

口減少社会の到来、地域経済の停滞、情報技術の

急速な発達、地球環境問題の顕在化、安心・安全の確保、分権型社会の進展など、社会経済状況は

大きく変化しています。 私たちは、これらの直面する課題に果敢に挑戦

し、魅力ある岸和田を次の世代へ確実に引き継ぐ

使命と責務があります。 今やその名を全国に馳せ、岸和田の代名詞とも

なっている「だんじり祭」は、時代や社会が変化

する中にあっても約300年もの間、親から子へ、子から孫へと連綿と受け継がれ、祭には、主人公

である市民はもちろんのこと、岸和田という地域

社会全体が躍動感に満ちあふれます。

岸和田の多様な産業や豊かな歴史と文化を継

承しながら、新たな時代を切り拓いていくためには、だんじり祭に象徴されるこの「躍動感」こそ

が、今、岸和田に求められているものです。 そこで、様々な人が出会い交流し、そこに子ど

もたちの笑顔、若者たちや働く人のエネルギー、

高齢者や障害者の生きがいなどがあふれ、人もまちも元気で、躍動感のあるまちを目指し、「元気

あふれる躍動都市 岸和田」を将来像とします。

を見込み、2022(平成 34)年度の将来人口を約

20万人と想定します。 また、年齢構成においては、少子高齢化の傾向

が加速度的に進行すると予測しています。こうし

たことから、2022(平成34)年における老年(65歳以上)人口比率を 26.1%、生産年齢(15~64歳)人口比率を 60.4%、年少(0~14 歳)人口

比率を13.5%と想定します。

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我が国の財政は、バブル期を頂点として税収の落ち込みが続き、国・地方ともに厳しい財政状況下に

あります。 本市においても、少子高齢化や長引く景気の停

滞、地方財政制度改革などの影響を受け、歳入の根

幹となる市税収入が平成 9 年度をピークとして減

少を続ける一方、歳出においては、介護や医療、社会保障などの経費が増加し、厳しい財政運営を強い

られています。 この厳しい傾向は今後も続くと予測されますが、

社会の成熟化に伴って今後ますます複雑・多様化す

る市民ニーズに、特例市として的確かつ迅速に対応し、岸和田市を自律・発展させていくためには、市

民サービスの向上と健全で持続可能な財政運営を

両立しなければなりません。 「市長及び他の執行機関は、総合計画に基づく政

策目標を達成するため、財政計画に基づき、健全で

持続可能な財政運営を行わなければならない。」という自治基本条例の規定にのっとり、健全で持続可

能な財政基盤の確立と、計画的・効率的な財政運営

を目指します。

土地は、まちの限られた資源であり、現在及び将

来にわたって、市民の生活、産業、労働その他の諸活動の共通の基盤となるもので、その利用のあり方

は、市の発展や市民の生活と密接に結びついていま

す。このため、社会情勢の変化や本市の特性を踏まえつつ、まちづくりの基本理念に掲げる「常に安心

していつまでも住み続

けることができる個性豊かな持続性のある地

域社会」の実現を目指

し、計画的な土地利用を進めます。

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目標型の体系に

なってるゾ

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「地域がどんな状態

になっているのか、

市民がどんな生活を

送っているのか」と

いった“成果”の観

点になっているのヨ

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

自主的な学習に取り組んだり、趣味の会やサー

クル活動に参加している市民の割合 30.8% 34.0%

この 1年間に自分の知識や技術を何らかの形で地域に活かしたことがある市民の割合

16.0% 18.0%

市民 1人当たりの公民館・青少年会館等年間利

用回数 2.8回 2.9回

市民1人当たりの年間図書貸出冊数 5.4冊 7.2冊 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(1)-①

生涯学習に取り組む市民が増えている

●学習会や研修会に積極的に参加する ●学ぶ機会や場を自らつくり、広げる ●講座などで学んだことを日常生活や地域活動

に活かす ●事業者や団体は、協賛や施設開放などにより市

民の生涯学習活動を支援する

●様々な学習を手軽に行える機会や場を提供す

る ●市民の様々な学習活動を促進する ●様々な図書資料に身近に触れることのできる

機会や場を提供する

スポーツ(運動)を定期的(週 1回以上)にし

ている市民の割合 30.3% 34.0%

市民1人当たりのスポーツ施設年間利用回数 5.7回 6.3回 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(1)-②

スポーツを楽しむ市民が増えている

●スポーツ大会などに積極的に参加する ●スポーツに親しむ機会や場を自らつくり、広げ

る ●スポーツの成果が発揮・発表でき、地域に貢献

できる機会や場をつくる ●事業者は、スポーツを行える施設を積極的に開

放する

●スポーツ活動に参加できる機会や場を提供す

る ●安全に楽しくスポーツができる環境を整える

この 1年間に芸術・文化活動を行ったことがあ

る市民の割合 40.7% 50.0%

市民 1人当たりの文化施設年間利用回数(会議

系諸室を除く。) 2.9回 3.1回

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(1)-③

多くの市民が豊かで創造性のある芸術・文化に親しんでいる

●芸術・文化活動に出展・鑑賞等の形で積極的に

参加する ●芸術・文化活動の機会や場を自らつくり、広げ

る ●成果を発表・発揮でき、地域に貢献できる機会

や場をつくる ●岸和田で活躍する芸術・文化活動者を多方面か

ら支援する

●日常生活の中で、芸術や文化に触れることので

きる環境づくりを進める ●市民の芸術・文化活動を支援する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

日々の仕事に生きがいを感じている市民の割合 40.8% 50.0%

岸和田市勤労者互助会の会員数 277事業所 1,967人

400事業所 2,800人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(2)-①

市内で働く人がいきいきと働いている

●魅力ある職場づくりに努める ●雇用者は、良好な職場環境を確保する ●職場のルールを守る ●雇用者は、従業員に対する健康管理を充実させ

●市内事業所の勤労者福祉対策を支援する ●市内で働く労働者の権利が守られる環境づく

りを支援する

長期的な病気や障害を抱えている人のうち、生きがいを感じることがある市民の割合

43.2% 50.0%

就労継続支援及び就労移行支援サービスの 1か

月当たりの利用日数 1,711日 5,725日

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(2)-②

障害者がいきいきと暮らしている

●事業者は、障害者雇用に対する理解を深め、積

極的な雇用を実施する ●思いやりをもって障害者の社会参加を支援す

る ●障害者自ら活躍する場を積極的につくる

●障害者の雇用や社会参加の機会や場を充実さ

せる

生きがいを感じることがある老年期(65 歳以

上)の市民の割合 55.6% 60.0%

シルバー人材センター登録者数 1,548人 1,710人 老人クラブ会員数 22,111人 24,426人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(2)-③

高齢者がいきいきと暮らしている

●高齢者は、日ごろから社会に参加し、健康でい

きいきと生活できるように心がける ●ボランティアに積極的に参加する ●ボランティア団体・NPO・企業などは、高齢者

のもっている能力を活用して、活動を行う

●高齢者の様々な生きがいづくりの機会や場を

提供する ●高齢者の就労の場を提供する

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

岸和田の歴史や伝統がしっかりと引き継がれていると感じている市民の割合

59.3% 65.0%

市指定文化財の数 44件 46件 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-1-(3)-①

郷土の文化がしっかりと引き継がれている

●郷土のことをより多く学ぶように心がける ●岸和田のよさについて情報発信する ●郷土の歴史や伝統に関する講座や企画展に参

加する ●岸和田の歴史や文化について、伝え、広げる

●郷土の歴史や文化に触れることのできる環境をつくる

●岸和田の歴史や文化を保存・活用する ●市民及び全国に向け、岸和田の良さについて情

報発信を行う

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

地域に子育てに関する不安を相談できる機会や

場があると感じている市民の割合 18.9% 25.0%

妊婦1人当たりの妊婦健康診査受診回数 11.3回 14.0回 4か月健康診査(集団分)の受診率 97.4% 100.0% 地域子育て支援センターの利用者数 6,871人 10,000人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(1)-①

子どもを生み育てやすい環境が整っている

●地域住民が子育てのための活動に積極的に取

り組む ●事業者は、子育てにやさしい就業環境づくりに

取り組む ●妊婦健診を受け、疾病の早期の発見と治療に努

める ●乳幼児健康診査を受け、疾病の早期発見に努

め、必要に応じて育児相談を受ける

●妊婦及び乳幼児の健康管理が行える環境をつ

くる ●子育て家庭の不安や負担を軽減する ●ひとり親家庭が自立して安定した生活が送れ

るよう支援を行う

働きながら子育てができる環境が整っていると

感じている市民の割合 10.4% 20.0%

保育所の入所待機児童数 17人 0人 ファミリー・サポート・センターの活動件数 2,009件 2,110件 チビッコホーム(学童保育)の入所待機児童数 159人 0人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(1)-②

仕事と子育てが両立できている

●事業者は、子育て中の男女が働きやすい職場環

境をつくる ●安心して子どもを預けられる環境を整える ●保護者のニーズに対応した保育サービスを行

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

子どもが心身ともに健全に育つ環境が整ってい

ると感じている市民の割合 18.8% 25.0%

毎日朝食を食べている児童・生徒の割合 小6 84.5% 中3 77.4%

小6 90.0% 中3 85.0%

全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果にお

ける体力合計点の全国平均点との差

小5男 ▲1.2p 小5女 ▲2.3p 中2男 ▲3.0p 中2女 ▲5.4p

小5男 0.0p 小5女 0.0p 中2男 0.0p 中2女 0.0p

予防接種(三種混合)の接種率 100.0% 100.0% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(2)-①

子どもの心身の健康が保たれている

●家庭内で規則正しい生活環境をつくる ●家庭や地域で、食育の重要性について認識する

●疾病などの早期発見と予防を図り、子どもの健

康管理に努める ●学校生活における食育を推進する

子どもが地域で安全に遊べると感じている市民の割合

20.3% 22.0%

「子ども110番の家」の協力家庭等の軒数 4,986軒 5,200軒 いながわ療育園・パピースクールへの受入れ待

機児童数 4人 0人

児童虐待(疑い含む。)相談のうち、児童の状況

が安定し終結した割合 31.4% 50.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(2)-②

子どもの人権と安全な生活環境が保たれている

●地域の中で子どもを育てる ●地域で地域の子どもたちを見守る ●市民・事業者が連携して、地域に子どもの遊び

スペースを確保する

●子どもの学校での安全を守る ●子どもが安心して地域で暮らせるよう、安全対

策に取り組む ●児童虐待の相談と支援の体制を強化する ●障害のある子どもの支援の体制を強化する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

小・中学校の通学区がおおむね適正であると感

じている市民の割合 44.3% 50.0%

経済的な理由により長期欠席している児童・生

徒の割合 0.0% 0.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(3)-①

等しく教育を受ける機会が保障されている

●適正な就園・就学を確保する ●経済的な支援を行う

子どもの個性や能力にあった教育が行われてい

ると感じている市民の割合 12.9% 20.0%

支援学級等支援者の数 16人 24人

全国学力・学習状況調査結果における全国平均正答率との差

国語A小6 0.3p 国語A中3 ▲6.4p 算数A小6 1.4p 数学A中3 ▲7.5p

国語A小6 0.3p 国語A中3 0.0p 算数A小6 1.4p 数学A中3 0.0p

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(3)-②

子どもが個性や能力にあった教育を受けている

●教育に関心をもち、教育について親子でともに

考える ●学校行事に積極的に参加する

●子ども一人ひとりにきめ細やかな指導を行い、

基礎学力の向上を図る ●子ども一人ひとりの教育的ニーズに応じて、適

切な支援を行う

安全で快適な学校環境であると感じている市民

の割合 19.5% 40.0%

学校施設の耐震化率 44.1% 73.4% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(3)-③

安全で快適な教室で児童・生徒が学習活動に取り組んでいる

●児童・生徒が快適に学べる学校環境を整える ●学校施設の耐震化を進める ●教育行政を円滑かつ効果的に運営し、活力ある

学校づくりを進める

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

子ども一人ひとりに感受性や社会性が身につい

ていると感じている市民の割合 9.0% 10.0%

近所の人にあいさつをする児童・生徒の割合 小6 59.7% 中3 54.7%

小6 65.0% 中3 60.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(4)-①

子どもが感受性や社会性を身につけている

●思いやりや自主性・責任感を育む家庭をつくる ●家庭内だけで問題を抱え込まず、学校・地域・

専門機関などに相談する ●子ども会活動など、地域で子育てを行う ●地域や学校の行事に積極的に参加し、地域の

人々や他の子どもたちとの連帯感を深める ●地域の子どもに目を向け、あいさつを交わしな

がら、見守り、注意を払う ●学校と地域が一体となって、地域の学校づくり

に取り組む ●事業者は、職場体験学習の生徒を積極的に受け

入れる

●子どもたちのために、様々な体験を行える機会や場をつくる

●学校と地域が一体となって、地域の教育力の向

上を図る ●時代に対応した能力を身につけさせる教育を

推進する

青少年の健全育成を図るための環境が整っていると感じている市民の割合

11.5% 13.5%

学校で友だちに会うのが楽しい児童・生徒の割

合 小6 89.2% 中3 77.8%

小6 90.0% 中3 85.0%

不登校の児童・生徒の割合 小学校 0.5% 中学校 3.1%

小学校 0.3% 中学校 2.6%

少年犯罪(刑法犯)検挙人数 150人 140人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(4)-②

子どもたちが夢や目標をもって育っている

●子どもに先入観をもって接しない

●児童・生徒の不安や悩みに対する相談や指導の体制を整える

●青少年の健全育成を図るための環境づくりに

努める

産業や福祉、教育などの様々な分野でリーダー

となるべき人材が育っていると感じている市民

の割合 8.1% 12.0%

大阪版認定農業者数(累計) 213人 240人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-2-(4)-③

あらゆる分野での人材が育っている

●大学などの専門機関は、専門的でより高度な知

識を提供する ●岸和田の産業を盛り上げるため、積極的に知識

や技術の習得に努める ●次世代に知識や技術を伝承し、後継者育成に努

める ●岸和田の担い手となるため、地域に愛着をもっ

て積極的に地域活動に参加する

●人材育成を支援する ●高等教育の機会や場を提供する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

騒音や大気汚染などの公害に悩まされている市

民の割合 21.2% 20.0%

公害苦情件数 139件 139件 大気に係る環境基準項目達成割合 100.0% 100.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(1)-①

生活を脅かす環境要因が改善されている

●法令を遵守し、良好な生活環境を維持するよう

努める ●環境汚染を監視する ●日常生活の中での健康被害を防止する

地域にごみのポイ捨てなどがなく、きれいなまちであると感じている市民の割合

8.8% 18.0%

不法投棄に関する環境保全課への苦情件数 186件 160件 美化運動の申込み件数 501件 1,500件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(1)-②

衛生的で美しい生活環境が維持されている

●土地所有者は、土地の適正な管理に努める ●不法投棄・ポイ捨てをしない ●責任をもってペットを飼育する ●近隣の生活環境に配慮し、自宅周りの清掃など

美化に努める ●地域全体で環境美化に取り組む

●ポイ捨てごみなどがない清潔なまちをつくる ●衛生的な生活環境を確保する

安全な水が安定して供給されていると感じてい

る市民の割合 78.7% 85.0%

有収率 92.14% 92.25% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(1)-③

安全でおいしい水が安定的に供給されている

●節水に努める ●安全でおいしい水を供給する

秩序があり、美しい街並みが形成されていると

感じている市民の割合 13.3% 17.0%

建築確認申請の完了検査受検率 93.0% 100.0% 地区計画等・建築協定・緑地協定の締結件数(累

計) 12件 15件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(1)-④

良好な住環境が維持・改善されている

●建築や開発行為は、法令を遵守し、地域の環境を考慮する

●計画的で適正な土地利用や都市施設の配置を誘導する

●良好な街並みを形成する ●建築物の安全性を確保する ●良質で適正な住宅の供給を促進する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

農業や漁業に魅力があると感じている市民の割

合 26.4% 35.0%

エコ農産物(エコ米)の収量 19t 25t 漁業生産量 15,552t 15,991t

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(2)-①

安全な食が生産されている

●減農薬(無農薬)栽培に努める ●食料品の生産者は、安全な生産に努める ●市民は、市内の農業・漁業に関心をもつ

●農業生産を維持するための支援を行う ●漁業生産を維持するための支援を行う

地元産の食品を優先的に買う市民の割合 56.5% 66.0% 農産物・海産物の直販所などでの即売売上金額 220万円 87,300万円

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(2)-②

地産物が地域で消費されている

●地産地消を心がける ●生産者や販売者は、生産者の顔が見える商品を

提供する

●地産物が地域で消費できる環境を整える

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

この 1年間に何らかの消費者トラブルにあった

ことがある市民の割合 5.9% 4.0%

消費者相談のうち、解決済の割合 96.8% 99.0% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(3)-①

安心して消費生活を送ることができている

●生産者や販売者は正しい情報を提供し、消費者

は必要な情報の収集に努める ●契約内容を理解する

●安全な消費生活を送れるよう、相談体制や情報

提供を充実する

安心して歩道を通行することができると感じて

いる市民の割合 17.9% 20.0%

交通事故(人身事故+物損事故)の年間発生件数

5,033件 4,900件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(3)-②

交通事故の不安を感じることなく外出している

●法令遵守と交通マナーの向上に努める ●交通マナーやルール、交通安全意識の高揚を図

る ●交通事故を未然に防ぐために必要な施設の整

備を進める

地域の治安がだんだん悪化していると感じている市民の割合

46.7% 45.0%

刑法犯罪の認知件数 4,000件 3,900件 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-3-(3)-③

犯罪の不安を感じることなく暮らしている

●戸締りの徹底など、自主防犯意識を高める ●地域の防犯活動に参加し、情報提供などの協力

を行う

●市民一人ひとりの防犯意識を高め、犯罪の防止

に取り組む ●地域における自主的な防犯活動を支援する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

無料耐震診断及び既存建築物耐震診断補助制度

による耐震診断実施戸数(累計) 113戸 310戸

市有特定建築物等(学校教育施設を除く。)の耐震化率 53.0% 74.7% 準用河川の改修率 88.4% 90.9%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-4-(1)-①

災害に対して強いまちになっている

●新築や改築の際に、耐震化や防火対策を十分に

行う ●地域や家庭で、防災について話し合う ●避難することが困難な高齢者や障害者の存在

を地域が把握する ●災害時に迅速かつ的確な対応ができるよう、予

備知識の習得に努める

●自然災害などに備え、災害に強い社会基盤整備

を進める ●地震による被害を最小限に抑えるための整備

を進める ●浸水被害を最小限にするための整備を進める

消防機能が充実していると感じている市民の割

合 37.1% 50.0%

人口1万人当たりの火災発生件数 3.2件 3.2件 住宅用火災警報器の普及率 34.0% 90.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-4-(1)-②

火事が減っている

●火災発生時に、迅速かつ的確に通報する ●火災発生時に、初期消火活動や救命・救急活動

を行い、地域でお互いに助け合う ●消火器などの初期消火器具を備え、取扱いを熟

知しておく

●住宅、事業所、危険物施設の火災発生防止に努

める ●消防行政を円滑に運営し、職員の活動能力を最

大限発揮できる環境をつくる

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

災害の際の緊急避難場所がどこか知っている市民の割合

73.6% 85.0%

災害の際の非常持出し品や食糧などを準備して

いる市民の割合 21.3% 50.0%

自主防災会の数 31組織 40組織 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-4-(2)-①

災害に対する危機管理体制が整っている

●避難の際の非常持出品や食糧などを準備する ●地域の自主防災体制を整え、それぞれの実情に

あった防災訓練を積極的に行う ●自主防災組織は、日ごろから地域における災害

発生時の危険箇所の把握に努める ●災害時に迅速かつ的確な対応ができるよう、予

備知識の習得に努める ●避難指示に従い、迅速に行動する ●相互に救援・救護活動を行う

●災害対応に必要な施設、物資を適切に配置する ●災害が起こったときに迅速で適切な対応が行

える体制を整える ●市民や地域の災害対応力を高める ●災害被害者の福祉の増進を図る

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

定期的に健康診断や検診を受けている市民の割合 66.5% 73.0% 40~64 歳人口に占める健康増進法に基づく健

康教室の参加者数の割合 15.4% 20.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-5-(1)-①

市民一人ひとりが健康づくりに取り組んでいる

●日ごろから正しい食生活や運動を心がけ、健康

増進に取り組む ●健康診断や予防接種を受け、疾病の早期発見及

び予防に努める ●イベント等への参加など、健康づくりに積極的

に取り組む

●市民の健康意識を高め、自主的な健康づくりを

支援する ●疾病などの早期発見と予防を図る

日常生活の中でストレスを感じることがある市

民の割合 81.0% 75.0%

第1号被保険者に占める中重度介護認定者数の割合 10.4% 10.5% 人口10万人当たりの自殺者数 25.1人 22.6人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-5-(1)-②

心身の健康を維持するための体制が整っている

●日ごろから正しい食生活や運動を心がけ、介護

予防に取り組む ●一人で悩まないで、民生委員等に相談する ●家庭や周りの人の支援や理解に努める

●介護予防に取り組む ●心の健康管理を支援する

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

救急医療体制が充実していると感じている市民の割合 36.4% 40.0% 救急講習終了証年間交付者数 520人 800人 安心して医療が受けられると感じている市民の割合 43.7% 50.0% かかりつけ医をもっている市民の割合 57.4% 65.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-5-(2)-①

必要な医療が安心して受けられる

●かかりつけ医をもつ ●かかりつけ医と高度医療機関は、互いに連携す

る ●献血に協力する ●救急車を正しく利用する ●AEDの使用方法を習得するなど、救急時の対応

に努める

●常に必要な医療サービスを提供できる体制を

整える ●いざというときに診療を受けられる体制を整

える

市民病院における紹介率 40.1% 55.0% 市民病院における経常収支比率 99.8% 103.9%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-5-(2)-②

市民病院が地域の基幹病院としての役割を果たしている

●かかりつけ医は、市民病院と連携する ●二次医療機関としての市民病院の診療体制を整える

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

鉄道駅周辺の市街地に活気があると感じている

市民の割合 14.6% 18.0%

市内鉄道駅(7駅)の1日平均乗車人員 45,435人 45,500人 丘陵地区整備事業の進ちょく率 0.0% 12.4%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(1)-①

拠点の整備が計画的に進んでいる

●違法駐車・駐輪をしない ●市の中心部にふさわしいまちづくりを進める ●駅の周りを安全で利便性の高い空間にする ●港湾機能の充実を図る ●田園区域における拠点整備を進める

景観がよく保全されていると感じている市民の

割合 15.6% 23.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(1)-②

良好な景観が形成されている ●景観に配慮したまちづくりに努める ●良好な景観の形成を推進する

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

車や公共交通機関を使って市内をスムースに移

動できると感じている市民の割合 31.9% 50.0%

都市計画道路の整備率 53.0% 57.5% 市内で運行されているバスの1日平均乗車人数 4,474人 4,500人

踏切による交通遮断時間

市道並松上松線

8.9時間/日 府道岸和田港塔原線

8.6時間/日

市道並松上松線

5.2時間/日 府道岸和田港塔原線

5.0時間/日 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(2)-①

市内の移動がスムースにできている

●積極的に自転車や公共交通機関を利用する ●違法駐車・駐輪をしない ●利便性を向上させるため、市民と交通事業者が

連携・協力する

●市内幹線道路の整備を進める ●自動車駐車対策を推進する ●踏切渋滞の解消に取り組む ●市道を適切に管理する ●公共交通機関を利用しやすい環境づくりを進

める

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

国際化が進んでいると感じている市民の割合 24.9% 30.0% 市内の主な国際交流団体の会員数 656人 680人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(3)-①

地域の中で多文化共生が行われている ●岸和田を積極的に紹介し、国内外の来訪者との相

互理解に努め、交流を深める ●関西国際空港を活かしたまちづくりを進める ●広域幹線道路の整備を推進する ●国籍を越えて互いを理解するための機会や場をつくる

岸和田が多くの観光客でにぎわい、観光の振興が十分な状態であると感じている市民の割合

14.0% 34.0%

主要観光施設及びイベント等への年間観光入込客数 233万人 250万人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(3)-②

市民が観光資源に親しみ、多くの観光客でにぎわっている

●だんじり祭や岸和田城に代表される文化資源や、神於山に代表される自然資源などの観光資源を大切にし、活用を促進する

●もてなしの心で観光客と積極的に交流する

●まちづくり観光を推進する ●広域観光を推進する ●観光客の受入れ体制を整える

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

商工業に活気があると感じている市民の割合 5.6% 7.5% 年間商品販売額 3,286億円 3,380億円 市内の製造業事業所の製造品出荷額等 2,866億円 3,040億円 法人設立数 211件 240件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(4)-①

多様な資源を活かしあい、新たな取組をする事業者が増えている

●商品やサービスを市内で購入するように努める ●岸和田ブランドをつくり、親しみ、情報を発信する ●モノづくりや人づくりにチャレンジする ●岸和田産を提供する ●異業種産業の連携を進める

●地域のポテンシャルを活かした取組が行える環境を整える

●既存企業の地力アップを支援する

働く機会が保障されていると感じている市民の割合 6.3% 7.3% 有効求人倍率(岸和田公共職業安定所管内) 0.38倍 0.65倍 市内事業所数 7,871事業所 7,900事業所 市内事業所就業者数 68,606人 69,000人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(4)-②

市内に働く場所が増えている

●事業者は、市内での雇用の場の創出に努め、地域に密着した事業活動を行う

●専門的な知識や技術の習得など、自ら就業のための努力をする

●企業誘致と流出防止を推進する ●雇用の機会と場を創出するための支援を行う

地元の商店や商店街で頻繁に買物をする市民の割合 48.7% 50.0% 小売業年間販売額 1,621億円 1,670億円 小売業の商店数 1,748店 1,800店

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-6-(4)-③

身近に利用できる商業施設があり、にぎわっている

●市内での購買を増やす ●商店街が地域住民のふれあいの場となるようなイ

ベントや事業を企画する ●地域住民が買物をしやすい商店や商店街にする ●地域住民のふれあいの場として商店街を活用する ●商店街の空き店舗を有効利用し、活性化につなげる

●商業施設の活性化に向けた取組を支援する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

岸和田市は、みどりが豊かであると感じている

市民の割合 43.7% 50.0%

施設緑地面積 310.22ha 335.22ha 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(1)-①

みどりが保全され、まちの緑化が進んでいる

●森林や農地のもつ多面的な機能の大切さを理解する

●田畑やため池等の適切な維持管理に努める ●自宅や地域で緑化を推進する ●農地の所有者は、農地が荒廃しないような有効

活用に努める

●市民の緑化意識の向上と地域緑化の推進を図

る ●農地を適正に保全・活用する ●森林を適正に保全・活用する

海や川の水がきれいと感じている市民の割合 9.3% 10.0% 市内主要河川のBOD環境基準達成割合 85.7% 100.0% 生活排水適正処理割合 85.7% 89.9% 経費回収率 76.0% 100.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(1)-②

公共用水域の水質が向上している

●海や川の水をきれいに保つため、地域で河川や

水路などの清掃活動を行う ●自然環境への負荷を低減させるため、積極的に

公共下水道に接続する ●事業者は、水質浄化の管理を徹底する

●汚水を適切に処理し、水質汚濁を防止する

多様な動植物が生息していると感じている市民の割合

16.1% 20.0%

自然資料館の入館者数 21,362人 22,500人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(1)-③

自然環境が保全されている

●牛滝川・春木川・津田川の流域の水とみどりが岸和田の魅力であると認識し、それらが機能す

るように積極的に活動する ●自然環境に配慮し、土地を活用する ●動植物との共生を意識した暮らしをし、社会活

動に取り組む

●市内にある貴重な自然を保全する ●水と緑をつなぐネットワークづくりを推進す

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

心安らぐ公園や親水空間などが身近にあると感

じている市民の割合 34.1% 50.0%

市民1人当たりの都市公園(蜻蛉池公園除く)面積 5.5㎡/人 5.8㎡/人

公園美化ボランティア登録数 73人 5団体

150人 10団体

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(2)-①

公園を快適に利用している

●公園などの公共空間を、みんなが快適に利用で

きるよう努める ●市民に親しまれる親水空間や公園づくりを推

進する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

ごみの減量化やリサイクルに取り組んでいる市

民の割合 79.0% 85.0%

市民1人1日当たりの一般家庭普通ごみ排出量 474.6g 427.1g 事業系ごみの年間排出量 28,363t 24,109t リサイクル率 15.4% 20.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(3)-①

ご み の 減 量化・資源化が進んでいる

●ごみの減量に努める ●簡易包装などにより、ごみの発生を抑制する ●ごみの分別と適正な排出に努める

●資源の有効活用を徹底し、ごみの減量化を推進する

●ごみを適切に処理する

省エネルギーに取り組んでいる市民の割合 68.4% 75.0%

市民1人当たりの年間二酸化炭素排出量 4.7t-co2 3.9t-co2 (H32)

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-7-(3)-②

地球環境に配慮して行動している

●地球環境に配慮した暮らし方をする ●クリーンエネルギーの導入や省エネルギー、省

資源に努める

●地球温暖化対策を推進する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

平和が大切であると感じている市民の割合 96.4% 97.0% 平和意識啓発事業への参加者数 1,828人 2,000人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(1)-①

非核平和への市民の意識が高まっている ●平和の尊さを学ぶ機会に参加する

●戦争の悲惨さを理解し、平和の尊さを子どもた

ちに伝える

●平和の尊さを学べる機会や場をつくる ●戦争被害者などの福祉の増進を図る

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

人種差別、部落差別などの人権にかかわる差別が地域にあると感じている市民の割合

8.8% 4.0%

人権意識啓発事業への参加者数 1,662人 1,950人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(2)-①

あらゆる差別がなく、すべての人が互いの人権を尊重しあっている

●一人ひとりが人権に対する意識を高める ●人権に対する意識を高めるとともに、人権問題の解決を図るための相談体制を整える

男女がそれぞれの能力を十分に発揮しあい、あらゆる場

面で協力しあっていると感じている市民の割合 24.8% 30.0%

審議会・委員会等における女性委員の割合 30.2% 33.0% 女性問題意識啓発事業への参加者数 4,332人 5,000人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(2)-②

男女共同参画が実感できている

●家庭内では、夫婦が家事や育児・介護を助けあう ●地域において、男女が協力しあい、対等に活動す

る ●DVなどが起こらないよう、お互いを思いやる

●男女が公平に社会参加できる環境をつくる

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

ともに支えあう関係が地域にあると感じている

市民の割合 25.1% 34.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(3)-①

お互いに助けあう地域の関係ができている

●地域福祉活動に積極的に参加する ●近隣との交流を深める

●地域の中で福祉活動が活発に行われるよう支

援する ●葬儀や埋葬が支障なく行われるようにする

医療保険制度が適正に運営され、安心して暮らすことができると感じている市民の割合

35.5% 40.0%

国民健康保険料の収納率(現年分) 89.0% 92.0% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(3)-②

相互扶助の精神に基づき、医療保険制度が適正に運営されている

●国民健康保険料の納付に努める ●国民健康保険制度を適正に運営する ●高齢者の医療制度を適正に運営する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

ユニバーサルデザイン化が進んでいると感じて

いる市民の割合 4.6% 5.5%

駅と主要施設を結ぶ道路のバリアフリー化率 35.6% 44.0% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(4)-①

ユニバーサルデザイン化が進んでいる

●住宅を新築・改築する際には、ユニバーサルデ

ザインに配慮する ●店舗などを新築・改築する際には、ユニバーサ

ルデザインに配慮する

●公共施設のユニバーサルデザイン化を推進す

る ●住宅のユニバーサルデザイン化を支援する

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

介護が必要になったとき、適切な介護サービス

を受けることができると感じている市民の割合 21.4% 25.0%

居宅介護サービス・介護予防サービスの 1か月

当たりの受給者数 5,520人 6,209人

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(5)-①

必要な介護サービスの支援を受けられる

●介護保険料の納付に努める ●介護方法や技術を学習する

●利用者の視点に立った良質な介護サービスを提供する

●家族介護者を支援する

高齢者が安心して生活できていると感じている市民の割合

14.1% 25.0%

地域包括支援センターの相談者数 1,588人 2,000人 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(5)-②

高齢者が必要な 支 援 を 受け、安心して日常生活を送っている

●国民年金保険料の納付に努める ●高齢者への虐待などがないよう、みんなで助け

あう ●高齢者への虐待などがないよう、地域で見守る

●地域で安心して生活できるよう支援する ●在宅生活が困難な高齢者を支援する ●高齢者が経済的に自立できる環境を整える

障害者が自立した生活ができていると感じている市民の割合

7.1% 10.0%

長期的な病気や障害を抱えている人のうち、日

常生活に支障がある市民の割合 49.4% 47.0%

施設入所支援サービスの利用者数 154人 146人 訪問系福祉サービスの月平均利用時間 4,947時間/月 7,933時間/月

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(5)-③

障害者が必要な支援を受け、自立した生活を送っている

●地域社会は、障害者が自立した生活を送れるよ

う、サポートする ●地域で介護者を支援する

●障害によって生じる経済的な負担を軽減する ●障害者自立支援法による障害福祉サービスを

適正に提供する

生活に困窮する人たちが適正な支援を受けていると感じている市民の割合

10.4% 16.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅰ-8-(5)-④

生活困窮者などが必要な支援を受けている

●人それぞれの事情に応じ、自立した生活をする

よう努める ●生活に困窮する市民が安定した生活を送れる

よう公的扶助を行う ●難病によって生じる負担を軽減する

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28

(平成17年国勢調査による)

男女別・年齢別人口(平成17年国勢調査による) (平成17年10月1日現在)

(昭和44年12月19日制定) (昭和43年11月1日制定) (昭和57年11月1日制定)

岸和田市は、大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置

し、大阪都心から約20km、関西国際空港から約10kmの距離にあります。また、大阪湾と和泉山脈に挟まれ、海から山に細長い地形で、おおむね臨海部・平

地部・丘陵部・山地部に区分されています。丘陵部

から山地部にかけては豊かな自然が残り、本市の特色の一つになっています。

●面積 72.32km2 ●広ぼう 東西7.6km 南北17.3km ●海抜 最高865.7m 最低0.0m

●人 口 201,000人 男96,866人 女104,134人 ●世帯数 72,856世帯 ●人口密度 2,782人/km2

5,239

5,734

5,532

5,275

5,601

6,166

7,750

7,202

6,339

5,388

6,175

7,578

6,844

5,774

4,585

3,144

1,614

852

0 5,000 10,000(人)

4,994

5,284

5,134

5,103

5,502

6,512

8,242

7,476

6,638

5,578

6,585

8,012

7,307

6,239

5,505

4,312

2,859

2,807

05,00010,000(人)

85歳以上

80~84

75~79

70~74

65~69

60~64

55~59

50~54

45~49

40~44

35~39

30~34

25~29

20~24

15~19

10~14

5~9

0~4

大正 9 年に岸和田の紋章として公募したも

ので、岸和田の「岸」

や「キ」の図案化、あるいは欄干橋の「干」

からとったものといわ

れています。

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

この1年間にボランティア活動や地域の自治

活動に参加したことがある市民の割合 28.5% 33.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-1-(1)-①

地域の活動が活発に行われている

●コミュニティ活動や、イベント等の地域活動を自主的に企画し、参加する

●地域活動を促進する ●コミュニティ活動を支援する

多くの市民や事業者が公共的な活動を行って

いると感じている市民の割合 12.8% 15.0%

ボランティアセンターのボランティア登録人

数 801人 850人

市内のNPO法人数 44団体 58団体 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-1-(1)-②

公共を担う市民や事業者が増えている

●新たなボランティアや活動を開拓する ●地域ボランティアに積極的に参加する ●世代間交流の機会をつくり、広げる

●市民活動に参加しやすい環境づくりを進め

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

広く市政に参加できる機会や情報提供が保障

されていると感じている市民の割合 17.8% 20.0%

市民意識調査の回答率 33.1% 50.0% 達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-1-(2)-①

お互いが、ともに学び育ちあう関係が築かれている

●自治基本条例の内容を理解する ●個人や家庭、地域でできることは、それぞれ

が責任をもって行う ●市の施策や事業に積極的に参画・協働する ●選挙の投票に行く

●分かりやすい協働・参画の仕組みをつくる ●市としての一体感を醸成する ●市民の信頼にこたえる選挙を、適正かつ円滑

に執行する

市民の声が市政に反映されていると感じてい

る市民の割合 6.9% 10.0%

市ホームページへのアクセス件数 96.3万件 100.0万件 情報公開制度に基づく不服申立件数 2件 0件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-1-(2)-②

お互いの情報交換が活発に行われている

●広報紙やホームページなどを積極的に活用し、市の情勢に関心をもつ

●積極的に住民説明会に参加する ●市政に関して関心をもち、積極的に意見する ●地域の情報などを市に提供する ●議会活動に対して常に関心をもつ

●個人情報保護の徹底を図り、市民との情報共有を推進する

●市議会の円滑な運営を支援する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

全体として市役所の仕事に満足している市民の

割合 18.6% 20.0%

人事考課制度の目標難易度が「S(躍進)」となった事務事業の割合

10.0% 10.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(1)-①

新たな行政課題や業務改善に取り組む職員が増えている

●市の行政運営に関心をもち、理解するように努

める

●政策形成及びマネジメント能力をもった職員

を育てる ●業務の成果を正しく評価し、職員の適正な配置

に努める ●職員が業務に専念できるよう、良好な職場環境

を整える

事務事業評価で改善提案をした事務事業のうち、実際に改善に向けて何らかの取組を行った

事務事業の割合 31.1% 100.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(1)-②

明確な目標設定と評価により行政運営が行われている ●行政評価等に関心をもち、行政活動に対する意

識を高める ●統計調査に協力する

●目標の達成に向けて、計画的な施策の推進と適

正な進行管理に努める ●時代を先取りした施策を積極的に推進する ●行財政運営の基礎資料とするため、各種統計デ

ータを適切に管理する

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

地方債現在高 835.3億円 715.2億円 実質赤字比率 ― ― 将来負担比率 167.4% 96.7%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(2)-①

計画的に財政運営が行われている

●市の財政状況に関心をもち、理解する

●中長期の視野に立ち、効果的・効率的な財源配

分を行う ●基金や借入金を適切に管理する

経常一般財源比率 101.2% 101.7% 市税収納率(現年課税分) 98.15% 98.25%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(2)-②

自主財源が安定的に確保されている

●受益者負担の原則を理解し、各種料金等を納付する

●適正に申告を行い、期限を守って自主納税をす

●市税を公平かつ適正に課税・収納する ●公営競技事業を健全に運営する

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目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

電算化されている業務数 49件 51件 定期監査等の実施件数 95件 95件

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(3)-①

効率的かつ円滑に業務が実施されている ●行政運営に対する意識を高める ●合理的な組織編成と適正な人員管理に努める

●市及び公営企業の経営の公平性・効率性を確保

する ●IT を活用し、正確かつ効率的に事務を行う体

制を整える

普通財産に占める未利用地の割合 1.3% 1.0% 指定管理者制度を導入した施設数 289施設 300施設

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(3)-②

資産が適正に管理・運用され、有効に活用されている

●公共施設を大切に使用する ●市の財産を適正に管理する ●公共工事及び物品購入等の品質確保を図る

目指す成果 成果の達成度を測る指標 現状値 目指そう値(H26)

市役所への手続きの申請や相談の窓口が利用し

やすいと感じている市民の割合 33.6% 50.0%

達成に向けての 市民 の役割分担の方向性 達成に向けての 行政 の役割分担の方向性

Ⅱ-2-(4)-①

必要な行政サービスをいつでも手軽に受けられる

●市民が利用しやすい窓口にする ●必要な行政サービスを身近で受けられる環境

を整える

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