1軸使用に適したLMガイド HDR新製品

ローリングに強いプレートカバー仕様に対応

互換性に対応

903-0915-H1.indd 1 2019/05/20 14:30

Mode l HDRL M G u i d e

1軸使用に適したLMガイド

HDR形は、LMガイド1軸で構成するテーブルでも十分使用できるよう設計されています。1軸テーブルのコンパクト化、軽量設計などに貢献します。

HDR形は、同呼び形番のLMブロック、LMレールで自由な組み合わせで規格を満足する、互換性製品をラインナップしています。詳細はP19をご参照ください。

1軸使用に適したLMガイド

■ボールねじ 1軸

■HDR 1軸

■テーブル構成イメージ例

HDRボールねじ

P.3特長 1

LMレール上面の異物対策 P.4特長 2

LMブロック、LMレール個別販売品も可能 P.19特長 3

プレートカバー

LMレール

合わせてプレートカバーをご利用いただくと、より防塵性能が向上します。

ボール転動面LMレール断面

ボール転動面 ボール転動面

HDR形は、LMレール側面にボール転動面を設けた形状であるため、転動面へ悪影響が及びにくいです。

1

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Mode l HDRL M G u i d e

1軸使用に適したLMガイド

HDR形は、LMガイド1軸で構成するテーブルでも十分使用できるよう設計されています。1軸テーブルのコンパクト化、軽量設計などに貢献します。

HDR形は、同呼び形番のLMブロック、LMレールで自由な組み合わせで規格を満足する、互換性製品をラインナップしています。詳細はP19をご参照ください。

1軸使用に適したLMガイド

■ボールねじ 1軸

■HDR 1軸

■テーブル構成イメージ例

HDRボールねじ

P.3特長 1

LMレール上面の異物対策 P.4特長 2

LMブロック、LMレール個別販売品も可能 P.19特長 3

プレートカバー

LMレール

合わせてプレートカバーをご利用いただくと、より防塵性能が向上します。

ボール転動面LMレール断面

ボール転動面 ボール転動面

HDR形は、LMレール側面にボール転動面を設けた形状であるため、転動面へ悪影響が及びにくいです。

2

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Mc

1軸使用に適したLMガイド

HDR形は、LMガイド1軸で構成するテーブルでも十分使用できるよう剛性を考慮して設計されています。1軸テーブルのコンパクト化、軽量設計などに貢献します。

こういった使い方に・・・

ローリング方向剛性を高く

LMレール上面の異物対策

LMレール側面にボール転動面を設けた形状であるため、転動面へ悪影響が及びにくいです。

合わせてプレートカバーをご利用いただくと、より防塵性能が向上します。

水平使用

テーブルから物が張り出す、壁掛け使用など、常にMcモーメントが作用するような使い方にHDR形は適しています。

縦使用 逆さ使用

よりコンパクト・軽量な縦使用のテーブル構造に。

構造を薄く、でも左右の振れを抑えたい使用に。

LMレール上面全体を極薄のプレートカバーで覆うことで、シール密着性が一段とアップし、LMブロック内部への異物の流入をより防ぐことができます。

プレートカバー装着 断面（イラストはイメージです）プレートカバー

LMレール上面の異物付着が想定される用途

スパッタが落下するような溶接機

ゴムが付着するようなタイヤ製造機

樹脂が付着するような樹脂成形機など

プレートカバー

LMレール

…ローリング方向

HDR

HDR

HDR

その他にHDR形はこんな1軸使いでもお役に立ちます。

■テーブル構成イメージ例

ボールねじ 1軸　 HDR 1軸

Mc

ゴム片など細かなゴミが付着しても・・・

レール上面に落下物や小さな異物があっても・・・

スパッタが落下しても・・・

安心してご利用いただけます

!

!

!

落下物

小さな異物

特長 1 特長 2

ボールねじ

Mc

Mcモーメントが作用する

Mcモーメントが作用する

壁掛け使用

付着物

Mc

スパッタ

LM Guide Model HDR

3

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Mc

1軸使用に適したLMガイド

HDR形は、LMガイド1軸で構成するテーブルでも十分使用できるよう剛性を考慮して設計されています。1軸テーブルのコンパクト化、軽量設計などに貢献します。

こういった使い方に・・・

ローリング方向剛性を高く

LMレール上面の異物対策

LMレール側面にボール転動面を設けた形状であるため、転動面へ悪影響が及びにくいです。

合わせてプレートカバーをご利用いただくと、より防塵性能が向上します。

水平使用

テーブルから物が張り出す、壁掛け使用など、常にMcモーメントが作用するような使い方にHDR形は適しています。

縦使用 逆さ使用

よりコンパクト・軽量な縦使用のテーブル構造に。

構造を薄く、でも左右の振れを抑えたい使用に。

LMレール上面全体を極薄のプレートカバーで覆うことで、シール密着性が一段とアップし、LMブロック内部への異物の流入をより防ぐことができます。

プレートカバー装着 断面（イラストはイメージです）プレートカバー

LMレール上面の異物付着が想定される用途

スパッタが落下するような溶接機

ゴムが付着するようなタイヤ製造機

樹脂が付着するような樹脂成形機など

プレートカバー

LMレール

…ローリング方向

HDR

HDR

HDR

その他にHDR形はこんな1軸使いでもお役に立ちます。

■テーブル構成イメージ例

ボールねじ 1軸　 HDR 1軸

Mc

ゴム片など細かなゴミが付着しても・・・

レール上面に落下物や小さな異物があっても・・・

スパッタが落下しても・・・

安心してご利用いただけます

!

!

!

落下物

小さな異物

特長 1 特長 2

ボールねじ

Mc

Mcモーメントが作用する

Mcモーメントが作用する

壁掛け使用

付着物

Mc

スパッタ

LM Guide Model HDR

4

909-0336-P01-12.indd 4 2019/10/15 15:41:18

W

世界標準寸法

4方向で同じ荷重を受けることができます。

ラジアル方向荷重

逆ラジアル方向荷重

横方向荷重

横方向荷重

HDR形は、LMブロックに作用する4方向に対して同一定格荷重となるよう設計されています。（4方向:ラジアル・逆ラジアル・左右方向）したがってあらゆる姿勢で使用が可能になり、幅広い用途に使用できます。

４方向等荷重

HDR形は、LMレール側面に転動面を設けてあり、各転動面にボールが45°で接触しています。この構造が、ローリング方向の傾きに強くなっています。

Mcモーメント荷重が作用しても、転動面がボールをしっかり受ける接触構造になっています。そのため剛性が高く、ローリング方向の傾きに強いです。アンギュラ玉軸受ではモーメント荷重の負荷が高い場合によく使用される組合せです。

HDR形断面構造（DB構造）

HDRの構造

DBの構造（背面合わせ）

HDR形の寸法は、ISO規格［ISO 12090-1:2011 Rolling Bearings］に準じています。また、同規格に掲載している3種類のLMブロック形状、LMブロック長さ各2種類ずつ計6タイプをラインナップしています。

また、HDR形の寸法は、当社既存製品HSR形にも準じており、外形寸法の製品高さ［M］、LMブロック幅［W］、LMレール幅［W1］をはじめ、LMレール高さ［M1］、取付穴寸法、取付穴ピッチなどを合わせております。

LMブロックのフランジ部にタップ加工を施したタイプです。上下どちらからでも取付可能です。

LMブロック幅（W）を狭くし、タップ加工を施したタイプです。コンパクトな設計に最適です。

R/LRのブロック高さを低くし、さらにコンパクトにしたタイプです。

HDR-R/LR形 HDR-V/LV形HDR-C/LC形

Mcモーメントボールに作用する力の向き

アンギュラ玉軸受DB組合せ

Mcモーメント

45°

45°

Standard Type［R］

Long Type［LR］

Standard Type［V］

Long Type［LV］

Standard Type［C］

Long Type［LC］

R VC

R VC

あらゆる姿勢での使用が水平と同様に適しています。図は組付けイメージになります。

水平使用

垂直使用

壁掛け使用

逆さ使用

LM Guide Model HDR

LMレール

LMブロック

エンドプレート

エンドシール

ボール

5

909-0336-P01-12.indd 5 2019/10/24 11:25:35

W

世界標準寸法

4方向で同じ荷重を受けることができます。

ラジアル方向荷重

逆ラジアル方向荷重

横方向荷重

横方向荷重

HDR形は、LMブロックに作用する4方向に対して同一定格荷重となるよう設計されています。（4方向:ラジアル・逆ラジアル・左右方向）したがってあらゆる姿勢で使用が可能になり、幅広い用途に使用できます。

４方向等荷重

HDR形は、LMレール側面に転動面を設けてあり、各転動面にボールが45°で接触しています。この構造が、ローリング方向の傾きに強くなっています。

Mcモーメント荷重が作用しても、転動面がボールをしっかり受ける接触構造になっています。そのため剛性が高く、ローリング方向の傾きに強いです。アンギュラ玉軸受ではモーメント荷重の負荷が高い場合によく使用される組合せです。

HDR形断面構造（DB構造）

HDRの構造

DBの構造（背面合わせ）

HDR形の寸法は、ISO規格［ISO 12090-1:2011 Rolling Bearings］に準じています。また、同規格に掲載している3種類のLMブロック形状、LMブロック長さ各2種類ずつ計6タイプをラインナップしています。

また、HDR形の寸法は、当社既存製品HSR形にも準じており、外形寸法の製品高さ［M］、LMブロック幅［W］、LMレール幅［W1］をはじめ、LMレール高さ［M1］、取付穴寸法、取付穴ピッチなどを合わせております。

LMブロックのフランジ部にタップ加工を施したタイプです。上下どちらからでも取付可能です。

LMブロック幅（W）を狭くし、タップ加工を施したタイプです。コンパクトな設計に最適です。

R/LRのブロック高さを低くし、さらにコンパクトにしたタイプです。

HDR-R/LR形 HDR-V/LV形HDR-C/LC形

Mcモーメントボールに作用する力の向き

アンギュラ玉軸受DB組合せ

Mcモーメント

45°

45°

Standard Type［R］

Long Type［LR］

Standard Type［V］

Long Type［LV］

Standard Type［C］

Long Type［LC］

R VC

R VC

あらゆる姿勢での使用が水平と同様に適しています。図は組付けイメージになります。

水平使用

垂直使用

壁掛け使用

逆さ使用

LM Guide Model HDR

6

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ラインナップサイズは、15～65の8サイズ、ブロック種類は、C/LC、R/LR、V/LVの6種類をラインナップ。

防塵用オプション本製品に異物が流入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の流入を防止する必要があります。異物の流入が考えられる場合は、雰囲気条件にあった効果的な密封装置や防塵装置を選定することが重要です。

耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防塵効果を高めるためのサイドシールが用意してあります。防塵用部品が必要な場合は右表に示す記号でご指示ください。

●シール抵抗値SS形シールの、潤滑剤が塗布された状態における、LMブロック1個あたりのシール抵抗の最大値は、下表の値をご参照ください。

ラインナップブロックタイプ HDR15 HDR20 HDR25 HDR30 HDR35 HDR45 HDR55 HDR65

標準タイプR ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○C ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○V ○ ̶ ○ ○ ○ ○ ○ ̶

ロングタイプLR ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○LC ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○LV ○ ̶ ○ ○ ○ ○ ○ ̶

オプション対応表記号 オプション記号UU エンドシールSS エンドシール＋サイドシールDD ダブルシール+サイドシールZZ エンドシール+サイドシール+金属スクレーパKK ダブルシール+サイドシール+金属スクレーパ

シール抵抗最大値呼び形番 シール記号 シール抵抗最大値

HDR

15

SS形

7.720 10.425 11.730 15.535 19.745 23.755 25.565 30.3

単位：N

エンドシール

エンドシール

取付け姿勢が垂直、水平、逆さ使用などLMブロック側面や底面から粉塵が入りやすい箇所に使用

特に粉じんや切削屑などが多い箇所に使用

溶接のスパッタなどがLMレールに貼りついてしまう可能性のある箇所に使用

サイドシール ダブルシール

金属スクレーパ（非接触）

粉塵がある箇所に使用

LMブロックのフランジ部にタップ加工を施したタイプです。上下どちらからでも取り付けが可能です。

LMブロック幅（W）を狭くし、タップ加工を施したタイプです。コンパクトな設計に最適です。

R/LRのブロック高さ（M）を低くし、さらにコンパクトにしたタイプです。

W

M

HDR-R/LR形 HDR-V/LV形HDR-C/LC形

エンドシール

六角穴付きボタンボルトエンドシール

エンドシール

スペーサ

金属スクレーパ

六角穴付きボタンボルトエンドシール

金属スクレーパ

■ シール

7

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使用環境が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS（ラックス）が用意されています。LaCSは、積層形接触構造（3層スクレーパ）により、LMレールに付着した微細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への流入を防ぎます。

LaCS取付時の抵抗最大値グリースニップル増加分寸法

LaCSおよび各種シール取付後のLMブロック全長

呼び形番 標準全長（SS） UU DD ZZ KK SSHH DDHH ZZHH KKHH

HDR15 61.4 61.4 65.8 65.2 69.6 77 81.4 78.2 82.6

HDR15L 74.9 74.9 79.3 78.7 83.1 90.5 94.9 91.7 96.1

HDR20 74.9 74.9 80.1 80.7 85.9 91.3 96.5 93.7 98.9

HDR20L 90.7 90.7 95.9 96.5 101.7 107.1 112.3 109.5 114.7

HDR25 87.6 87.6 92.8 93.4 98.6 105 110.2 107.4 112.6

HDR25L 104.5 104.5 109.7 110.3 115.5 121.9 127.1 124.3 129.5

HDR30 102.1 102.1 108.7 107.8 114.4 123.4 130 125.8 132.4

HDR30L 124.1 124.1 130.7 129.8 136.4 145.4 152 147.8 154.4

HDR35 116.5 116.5 123.5 122.2 129.2 137.8 144.8 140.2 147.2

HDR35L 139.5 139.5 146.5 145.2 152.2 160.8 167.8 163.2 170.2

HDR45 145.6 145.6 152.6 153.2 160.2 171.0 178.0 174.2 181.2

HDR45L 177.3 177.3 184.3 184.9 191.9 202.7 209.7 205.9 212.9

HDR55 179.2 179.2 186.2 186.8 193.8 204.6 211.6 207.8 214.8

HDR55L 217.3 217.3 224.3 224.9 231.9 242.7 249.7 245.9 252.9

HDR65 199.2 199.2 206.6 206.8 214.2 228.6 236.0 231.8 239.2

HDR65L 258.8 258.8 266.2 266.4 273.8 288.2 295.6 291.4 298.8

呼び形番 摺動抵抗測定最大値（N）※

HDR15 6.2

HDR20 7.9

HDR25 8.7

HDR30 11.9

HDR35 12.5

HDR45 25.9

HDR55 31.3

HDR65 32.7

呼び形番グリースニップル増加分寸法/mm

側面給脂H※ ニップル形式

HDR15 4.4 PB107

HDR20 4.3 PB107

HDR25 7.05 A-M6F

HDR30 7.1 A-M6F

HDR35 7.1 A-M6F

HDR45 7.1 A-M6F

HDR55 7.1 A-M6F

HDR65 6.1 A-M6F

【特長】● 3層スクレーパがLMレールに全面接触しているため、微細異物の除去能力に優れています。● 自己潤滑機能をもたせた含油発泡合成ゴムを採用しているため、低摩擦抵抗を実現しました。

ボール

液体

多量の異物

接触スクレーパ

構造図外観図

積層形接触スクレーパLaCS

潤滑装置QZ

金属スクレーパエンドシール

取付用ボルト

LMブロック

LMレール

記号 防塵用部品

SSHH エンドシール＋サイドシール＋LaCS

DDHH ダブルシール＋サイドシール＋LaCS

ZZHH エンドシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋LaCS

KKHH ダブルシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋LaCS

オプション付きの全長

注） LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各種シール等の摺動抵抗は除きます。※ R/LR/V/LV形のみ適用

側面グリースニップル取付位置

エンドプレート

グリースニップル

：基準面

LaCS

K

H

■ 積層形接触スクレーパLaCS（ラックス）

8

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オプション対応表適用形番 Cキャップ CVキャップ GCキャップ

15 ○ ̶ ̶20 ̶ ○ ○25 ̶ ○ ○30 ̶ ○ ○35 ̶ ○ ○45 ̶ ○ ○55 ̶ ○ ○65 ̶ ○ ○

適用形番

キャップ形番

使用ボルト

主要寸法（mm）D H

15 C4 M4 7.9 1.020 CV5 M5 9.8 2.625 CV6 M6 11.4 2.63035 CV8 M8 14.4 3.3

45 CV12 M12 20.4 3.455 CV14 M14 23.4 5.565 CV16 M16 26.4 5.6

適用形番

キャップ形番

使用ボルト

主要寸法（mm）D H

20 GC5 M5 9.86 2.525 GC6 M6 11.36 2.53035 GC8 M8 14.36 3.5

45 GC12 M12 20.36 4.655 GC14 M14 23.36 5.065 GC16 M16 26.36 5.0

CVキャップ/Cキャップ

GCキャップ

LMレール上面全体を極薄のプレートカバーで覆います。プレートカバーによりシール密着性が一段とアップし、LMブロック内部への異物の流入をより防ぐことができます。プレートカバーはステンレス鋼板（SUS304）製で耐環境性に優れています。※15、20形のみ非対応

プレートカバー

LMレール取付穴を専用キャップでふさぐことで、取付穴およびLMブロック内部への異物の流入を防ぐことができます。

材質は特殊合成樹脂を使用しています。CVキャップはCキャップの後継品で、新構造によりキャップの打ち込みが容易になりました。

材質は金属を使用しています。（RoHS 指定適合製品）CVキャップ、Cキャップよりザグリ穴との密着性が高く、打ち込み後、隙間がありません。

隙間なしLMレール

LMレール取付ボルト

GCキャップ

φD

H

注1） GCキャップはLMガイドとセット販売のみであり、単体の販売はおこなっていません。納品時のLMガイド形番構成の末尾には、「ＧＣ」が記載されます。　

注2） 表面処理されたLMレールにはご使用できません。注3） GCキャップのLMレール取付穴は特殊となります。（口元部は面取りされていません）注4） GCキャップ打ち込み時は、手を傷つけないようご注意ください。注5） GCキャップを打ち込んだ後は、LMレール上面の平坦化と清浄（拭き取り）を必ずおこなってください。注6） 真空、低温、高温など特殊環境下でご使用の際にはTHKにお問い合わせください。

GCキャップ付属HDR25 LV 2 UU C0 + 1200L P GC

■ プレートカバー

■ LMレール取付穴専用キャップ

CVキャップ Cキャップ

D

H

D

H

9

909-0336-P01-12.indd 9 2019/10/15 15:41:33

潤滑

AFB-LFグリースは、精製鉱油を基油とし、リチウム系増ちょう剤の使用により、極圧性能および機械的安定性に優れた万能グリースです。

AFB-LF代表性状項　目 代表性状値 試験方法増ちょう剤 リチウム系基油 精製鉱油

基油動粘度 ： mm2/s（40℃） 170 JIS K 2220 23混和ちょう度（25℃、60W） 275 JIS K 2220 7混和安定度（10万W） 345 JIS K 2220 15

滴点 ： ℃ 193 JIS K 2220 8蒸発量 ： mass％（99℃、22h） 0.4 JIS K 2220 10離油度 ： mass％（100℃、24h） 0.6 JIS K 2220 11銅板腐食（B法、100℃、24h） 合格 JIS K 2220 9

低温トルク ： mN・m（－20℃） 起動 130 JIS K 2220 18回転 514球試験（融着荷重） ： N 3089 ASTM D2596使用温度範囲 ： ℃ －15～100

外観色 黄褐色

潤滑装置QZ

エンドシール

潤滑油の流れ（3）オイルコントロールプレート

ボール

ケース （2）高密度ファイバーネット（1）高含油ファイバーネット

記号 防塵用部品QZUU エンドシール＋QZQZSS エンドシール＋サイドシール＋QZQZDD ダブルシール＋サイドシール＋QZ

QZZZ エンドシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋QZ

QZKK ダブルシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋QZ

QZSSHH エンドシール＋サイドシール＋LaCS＋QZQZDDHH ダブルシール＋サイドシール＋LaCS＋QZ

QZZZHH エンドシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋LaCS＋QZ

QZKKHH ダブルシール＋サイドシール＋ 金属スクレーパ＋LaCS＋QZ

潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。このため、ボールと転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長を可能にします。構造は、主な3つの部品（1）高含油ファイバーネット（潤滑油を貯蔵する機能）、（2）高密度ファイバーネット（潤滑油を転動面に塗布する機能）、（3）オイルコントロールプレート（油流量を調整する機能）から構成されていて、潤滑装置QZ内部にある潤滑油はフェルトペンなどに利用されている毛細管作用を基本原理として供給されます。

【特長】● 損失した油分を補うため、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長が可能になります。● 適切な量の潤滑油をボール転動面に供給するため、周囲をよごさず、環境に優しい潤滑システムです。

構造図外観図

呼び形番 標準全長（SS） QZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZSSHH QZDDHH QZZZHH QZKKHHHDR15 61.4 81.4 81.4 85.8 85.2 89.6 97 101.4 98.2 102.6HDR15L 74.9 94.9 94.9 99.3 98.7 103.1 110.5 114.9 111.7 116.1HDR20 74.9 94.9 94.9 100.1 100.7 105.9 111.3 116.5 113.7 118.9HDR20L 90.7 110.7 110.7 115.9 116.5 121.7 127.1 132.3 129.5 134.7HDR25 87.6 107.6 107.6 112.8 113.4 118.6 125 130.2 127.4 132.6HDR25L 104.5 124.5 124.5 129.7 130.3 135.5 141.9 147.1 144.3 149.5HDR30 102.1 122.1 122.1 128.7 127.8 134.4 143.4 150 145.8 152.4HDR30L 124.1 144.1 144.1 150.7 149.8 156.4 165.4 172 167.8 174.4HDR35 116.5 136.5 136.5 143.5 142.2 149.2 157.8 164.8 160.2 167.2HDR35L 139.5 159.5 159.5 166.5 165.2 172.2 180.8 187.8 183.2 190.2HDR45 145.6 175.6 175.6 182.6 183.2 190.2 201.0 208.0 204.2 211.2 HDR45L 177.3 207.3 207.3 214.3 214.9 221.9 232.7 239.7 235.9 242.9HDR55 179.2 209.2 209.2 216.2 216.8 223.8 234.6 241.6 237.8 244.8 HDR55L 217.3 247.3 247.3 254.3 254.9 261.9 272.7 279.7 275.9 282.9HDR65 199.2 229.2 229.2 236.6 236.8 244.2 258.6 266.0 261.8 269.2 HDR65L 258.8 288.8 288.8 296.2 296.4 303.8 318.2 325.6 321.4 328.8

オプション付きの全長

潤滑装置QZおよび各種シール取付後のLMブロック全長寸法

■ 標準グリース

■ 潤滑装置QZ

※標準グリース以外も対応可能です。詳細はTHKにお問合せください。

10

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ラジアルすきま規格

精度規格

HDR形は、3種類のラジアルすきま（予圧）があります。［普通、軽予圧（C1）、中予圧（C0）］

ラジアルすきまは、走り精度、耐荷重性能や剛性に大きく影響するため、用途に応じた適切なすきまの選定が大切です。適切なラジアルすきまは、装置の動作時に発生する振動や衝撃を抑制し、LMガイドの寿命および精度に好影響をもたらします。

LMガイドの精度は、高さ・幅の寸法許容差、高さ・幅のペア相互差、走り平行度を各形番ごとに規定しています。［並級/上級/精密級/超精密級/超超精密級］

【高さMのペア相互差】同一平面上に組合わされる各々のLMガイドの高さ（M）寸法の最小値と最大値の差。

【幅W2のペア相互差】1本のLMレールに組合わされる各々のLMブロックとLMレール間の幅（W2）寸法の最大値と最小値の差。

精度規格 単位：mm

ラジアルすきま

形番 普通（無記号）

軽予圧（C1）

中予圧（C0）

15 –6.0 ～ 0 –10 ～ –6.0 ̶

20 –8.0 ～ 0 –14 ～ –8.0 –18 ～ –14

25 –9.0 ～ 0 –16 ～ –11 –21 ～ –16

30 –11 ～ 0 –18 ～ –13 –22 ～ –18

35 –13 ～ 0 –20 ～ –15 –25 ～ –20

45 –18 ～ 0 –29 ～ –22 –37 ～ –29

55 –20 ～ 0 –34 ～ –27 –42 ～ –34

65 –23 ～ 0 –39 ～ –28 –49 ～ –39

単位：μmラジアルすきま規格

形番 精度（記号） 並級（無記号）

上級（H）

精密級（P）

超精密級（SP）

超超精密級（UP）項目

1520

高さMの寸法許容差 ±0.07 ±0.03 0–0.03

0–0.015

0–0.008

高さMのペア相互差 0.02 0.01 0.006 0.004 0.003

幅W2の寸法許容差 ±0.06 ±0.03 0–0.02

0–0.015

0–0.008

幅W2のペア相互差 0.02 0.01 0.006 0.004 0.003

A面に対するC面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

253035

高さMの寸法許容差 ±0.08 ±0.04 0–0.04

0–0.02

0–0.01

高さMのペア相互差 0.02 0.015 0.007 0.005 0.003

幅W2の寸法許容差 ±0.07 ±0.03 0–0.03

0–0.015

0–0.01

幅W2のペア相互差 0.025 0.015 0.007 0.005 0.003

A面に対するC面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

4555

高さMの寸法許容差 ±0.08 ±0.04 0–0.05

0–0.03

0–0.015

高さMのペア相互差 0.025 0.015 0.007 0.005 0.003

幅W2の寸法許容差 ±0.07 ±0.04 0–0.04

0–0.025

0–0.015

幅W2のペア相互差 0.03 0.015 0.007 0.005 0.003

A面に対するC面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

65

高さMの寸法許容差 ±0.08 ±0.04 0–0.05

0–0.04

0–0.03

高さMのペア相互差 0.03 0.02 0.01 0.007 0.005

幅W2の寸法許容差 ±0.08 ±0.04 0–0.05

0–0.04

0–0.03

幅W2のペア相互差 0.03 0.02 0.01 0.007 0.005

A面に対するC面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 右ページ精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

M

W₂

B

C

D

A

11

909-0336-P01-12.indd 11 2019/10/15 15:41:34

LMレール標準長さと最大長さ

取付面の肩の高さとすみの半径

HDR形のLMレール標準長さと最大長さを表に示します。最大長さがこれを超える場合にはつなぎ方式で製作しますので、THKにお問い合わせください。特殊長さをご指定される場合のG,g寸法は、表中の寸法を推奨します。G,g寸法が長くなりますと取付け後、その部分が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。

LMブロックとLMレールの取付面には、組付けやすさを可能にするため側面に突きあてを設けます。この突きあての肩の高さは形番により異なりますので、 下記をご参照ください。また取付面のすみは、LMブロックやLMレールの面取りと干渉しないように逃げをつけるか、すみの半径 r以下に加工してください。なお、すみの半径 rは形番により異なりますので、下表をご参照ください。

【走り平行度】LMレールを基準ベース面にボルトで締付けた状態で、LMブロックをLMレールの全長にわたり走行させたときのLMブロックとLMレール基準面部同士の平行度誤差。

LMレール標準長さと最大長さ 単位：mm

取付面の肩の高さとすみの半径

呼び形番LMレール部のすみの半径r1（最大）

LMブロック部のすみの半径r2（最大）

LMレール部の肩の高さ

H1

LMブロック部の肩の高さ

H2

H3

HDR15 0.5 0.5 3 4 3.8 HDR20 0.5 0.5 4 5 4.5 HDR25 1 1 4 5 4.6 HDR30 1 1 5 5 5.7 HDR35 1 1 5.5 6 6.2 HDR45 1 1 8 8 9.5 HDR55 1.5 1.5 10 10 12 HDR65 1.5 1.5 10 10 12.7

単位：mm

精度規格別LMレール長さと走り平行度 単位：μmLMレール長さ（mm） 走り平行度の値こえる 以下 並級 上級 精密級 超精密級 超超精密級̶ 50 5 3 2 1.5 150 80 5 3 2 1.5 180 125 5 3 2 1.5 1

125 200 5 3.5 2 1.5 1200 250 6 4 2.5 1.5 1250 315 7 4.5 3 1.5 1315 400 8 5 3.5 2 1.5400 500 9 6 4.5 2.5 1.5500 630 11 7 5 3 2630 800 12 8.5 6 3.5 2800 1000 13 9 6.5 4 2.51000 1250 15 11 7.5 4.5 31250 1600 16 12 8 5 41600 2000 18 13 8.5 5.5 4.52000 2500 20 14 9.5 6 52500 3090 21 16 11 6.5 5.5

呼び形番 HDR15 HDR20 HDR25 HDR30 HDR35 HDR45 HDR55 HDR65

LMレール標準長さ

160 160 220 280 280 570 780 1270220 220 280 360 360 675 900 1570280 280 340 440 440 780 1020 2020340 340 400 520 520 885 1140 2620400 400 460 600 600 990 1260 ̶460 460 520 680 680 1095 1380 ̶520 520 580 760 760 1200 1500 ̶580 580 640 840 840 1305 1620 ̶640 640 700 920 920 1410 1740 ̶700 700 760 1000 1000 1515 1860 ̶760 760 820 1080 1080 1620 1980 ̶820 820 940 1160 1160 1725 2100 ̶940 940 1000 1240 1240 1830 2220 ̶1000 1000 1060 1320 1320 1935 2340 ̶1060 1060 1120 1400 1400 2040 2460 ̶1120 1120 1180 1480 1480 2145 2580 ̶1180 1180 1240 1560 1560 2250 2700 ̶

L₀

G F （g）F

LMブロック部

LMレール部

r₁

r₁

H₃ H₁

r₂

r₂

H₂

※つなぎ方式が不可能で、最大長さ以上が必要な場合は、THKにお問い合わせください。

呼び形番 HDR15 HDR20 HDR25 HDR30 HDR35 HDR45 HDR55 HDR65

LMレール標準長さ

1240 1240 1300 1640 1640 2355 2820 ̶1360 1360 1360 1720 1720 2460 2940 ̶1480 1480 1420 1800 1800 2565 3060 ̶1600 1600 1480 1880 1880 2670 ̶ ̶̶ 1720 1540 1960 1960 2775 ̶ ̶̶ 1840 1600 2040 2040 2880 ̶ ̶̶ 1960 1720 2200 2200 2985 ̶ ̶̶ 2080 1840 2360 2360 3090 ̶ ̶̶ 2200 1960 2520 2520 ̶ ̶ ̶̶ ̶ 2080 2680 2680 ̶ ̶ ̶̶ ̶ 2200 2840 2840 ̶ ̶ ̶̶ ̶ 2320 3000 3000 ̶ ̶ ̶̶ ̶ 2440 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶

標準ピッチ 60 60 60 80 80 105 120 150

G,g寸法 20 20 20 20 20 22.5 30 35

最大長さ 3000 3000 3000 3000 3000 3090 3060 3000

12

909-0336-P01-12.indd 12 2019/10/15 15:41:35

寸法表

HDR-C/LC

W1

BW

（K）

H3

M

TT1

6-S（ H貫通）

W2

形番

外形寸法 LMブロック寸法 横ニップル用下穴高さ 幅 長さ ピッチ ピッチ ピッチ 取付穴

グリースニップルM W L B C1 C2 S H L1 T T1 K N E e0 f0 D0 H3

HDR15C 24 47 61.4 38 30 26 M5 4.4 40 5.9 9.9 20.2 3.5 3.4 PB107 3.5 3.6 2.9 3.8

LC 24 47 74.9 38 30 26 M5 4.4 53.5 5.9 9.9 20.2 3.5 3.4 PB107 3.5 3.6 2.9 3.8

HDR20C 30 63 74.9 53 40 35 M6 5.4 51.7 7.2 9.9 25.5 4.7 3 PB107 3.0 4.7 2.9 4.5

LC 30 63 90.7 53 40 35 M6 5.4 67.5 7.2 9.9 25.5 4.7 3 PB107 3.0 4.7 2.9 4.5

HDR25C 36 70 87.6 57 45 40 M8 6.8 60 8 11.9 31.4 6.4 10 B-M6F 5.1 6.6 5.2 4.6

LC 36 70 104.5 57 45 40 M8 6.8 76.9 8 11.9 31.4 6.4 10 B-M6F 5.1 6.6 5.2 4.6

HDR30C 42 90 102.1 72 52 44 M10 8.5 70.5 8 14.9 36.3 7.5 9.5 B-M6F 4.8 7.5 5.2 5.7

LC 42 90 124.1 72 52 44 M10 8.5 92.5 8 14.9 36.3 7.5 9.5 B-M6F 4.8 7.5 5.2 5.7

HDR35C 48 100 116.5 82 62 52 M10 8.5 80.5 11.5 14.9 41.8 9.5 9.3 B-M6F 5.6 9.5 5.2 6.2

LC 48 100 139.5 82 62 52 M10 8.5 103.5 11.5 14.9 41.8 9.5 9.3 B-M6F 5.6 9.5 5.2 6.2

HDR45C 60 120 145.6 100 80 60 M12 10.5 104.2 14.1 17.9 50.5 10.5 14.3 B-PT1/8 8 10.5 5.2 9.5

LC 60 120 177.3 100 80 60 M12 10.5 135.9 14.1 17.9 50.5 10.5 14.3 B-PT1/8 8 10.5 5.2 9.5

HDR55C 70 140 179.2 116 95 70 M14 12.5 134.2 16 20.9 58 12 14.3 B-PT1/8 9 12 5.2 12

LC 70 140 217.3 116 95 70 M14 12.5 172.3 16 20.9 58 12 14.3 B-PT1/8 9 12 5.2 12

HDR65C 90 170 199.2 142 110 82 M16 14.5 144.8 18.8 23.9 77.3 19 14.3 B-PT1/8 10 19 5.2 12.7

LC 90 170 258.8 142 110 82 M16 14.5 204.4 18.8 23.9 77.3 19 14.3 B-PT1/8 10 19 5.2 12.7

　 呼び形番の構成例

LMレール長さ（mm表示）

プレートカバー仕様

呼び形番

LMブロックの種類（P7参照）

1軸に組合わせるLMブロックの個数

ラジアルすきま記号

HDR25 UULC C0 +1200L- +OIL P2 Z

無記号：普通　Ｃ１：軽予圧　Ｃ０：中予圧

無記号：シールなし

潤滑記号無記号：グリース潤滑 -ＯＩＬ：オイル潤滑

無記号：プレートカバーなし

精度記号無記号：並級　　Ｈ：上級　　Ｐ：精密級　ＳＰ：超精密級　ＵＰ：超超精密級

防塵用部品記号（P7,8参照）

の項目をご指定ください。 ※当カタログ記載の形番では全ての項目をご指定ください。

13

909-0336-P13-18.indd 13909-0336-P13-18.indd 13 2019/10/16 14:52:092019/10/16 14:52:09

hM1

d1F

d2

LL1C1C2

N

（E）

4- D0

e0

f0

単位：mmLMレール寸法 基本定格荷重［kN］ 静的許容モーメント［kN・m］※ 質量

幅 高さ ピッチ 取付穴 MA MB MCLMブロック LMレール

W1

0-0.05

W2 M1 F d1×d2×h C C0

1個 2個密着 1個 2個密着 ［kg］ ［kg/m］

15 16 15.6 60 4.5×7.5×5.3 10.9 15.7 0.098 0.601 0.098 0.601 0.155 0.21 1.5

15 16 15.6 60 4.5×7.5×5.3 13.7 21.7 0.182 0.984 0.182 0.984 0.215 0.28

20 21.5 20.1 60 6×9.5×8.5 19.8 27.4 0.227 1.27 0.227 1.27 0.348 0.46 2.5

20 21.5 20.1 60 6×9.5×8.5 23.9 35.8 0.378 1.97 0.378 1.97 0.456 0.59

23 23.5 23 60 7×11×9 29.2 39.5 0.392 2.13 0.392 2.13 0.574 0.71 3.4

23 23.5 23 60 7×11×9 33.8 48.6 0.582 3.09 0.582 3.09 0.707 0.90

28 31 26 80 9×14×12 40.5 53.7 0.623 3.38 0.623 3.38 0.956 1.25 4.8

28 31 26 80 9×14×12 48.9 70.2 1.04 5.26 1.04 5.26 1.25 1.61

34 33 30 80 9×14×12 53.9 70.2 0.93 5.03 0.93 5.03 1.54 1.76 6.5

34 33 30 80 9×14×12 62.4 86.4 1.38 7.32 1.38 7.32 1.9 2.23

45 37.5 37 105 14×20×17 86.9 110 1.82 9.82 1.82 9.82 3 3.08 10.8

45 37.5 37 105 14×20×17 105 143 3.03 15.3 3.03 15.3 3.93 4.00

53 43.5 43 120 16×23×20 135 170 3.61 18.6 3.61 18.6 5.51 5.21 14.8

53 43.5 43 120 16×23×20 161 219 5.84 28.5 5.84 28.5 7.09 6.66

63 53.5 54 150 18×26×22 195 228 5.27 28 5.27 28 8.79 9.38 22.3

63 53.5 54 150 18×26×22 249 323 10.2 50.3 10.2 50.3 12.5 13.15

※静的許容モーメント 1個：LMブロック1個における静的許容モーメント値2個密着：LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

14

909-0336-P13-18.indd 14909-0336-P13-18.indd 14 2019/10/16 14:52:102019/10/16 14:52:10

寸法表

HDR-R/LR

形番

外形寸法 LMブロック寸法 横ニップル用下穴高さ 幅 長さ ピッチ ピッチ 取付穴

グリースニップルM W L B C S×ℓ L1 T K N E e0 f0 D0 H3

HDR15R 28 34 61.4 26 26 M4×5 40 6 24.2 7.5 3.4 PB107 3.5 7.6 2.9 3.8

LR 28 34 74.9 26 26 M4×5 53.5 6 24.2 7.5 3.4 PB107 3.5 7.6 2.9 3.8

HDR20R 30 44 74.9 32 36 M5×6 51.7 8 25.5 4.7 3 PB107 3.0 4.7 2.9 4.5

LR 30 44 90.7 32 50 M5×6 67.5 8 25.5 4.7 3 PB107 3.0 4.7 2.9 4.5

HDR25R 40 48 87.6 35 35 M6×8 60 9 35.4 10.4 10 B-M6F 5.1 10.6 5.2 4.6

LR 40 48 104.5 35 50 M6×8 76.9 9 35.4 10.4 10 B-M6F 5.1 10.6 5.2 4.6

HDR30R 45 60 102.1 40 40 M8×10 70.5 9 39.3 10.5 9.5 B-M6F 4.8 10.5 5.2 5.7

LR 45 60 124.1 40 60 M8×10 92.5 9 39.3 10.5 9.5 B-M6F 4.8 10.5 5.2 5.7

HDR35R 55 70 116.5 50 50 M8×12 80.5 11.8 48.8 16.5 9.3 B-M6F 5.6 16.5 5.2 6.2

LR 55 70 139.5 50 72 M8×12 103.5 11.8 48.8 16.5 9.3 B-M6F 5.6 16.5 5.2 6.2

HDR45R 70 86 145.6 60 60 M10×17 104.2 15 60.5 20.5 14.3 B-PT1/8 8 20.5 5.2 9.5

LR 70 86 177.3 60 80 M10×17 135.9 15 60.5 20.5 14.3 B-PT1/8 8 20.5 5.2 9.5

HDR55R 80 100 179.2 75 75 M12×18 134.2 20.5 68 22 14.3 B-PT1/8 9 22 5.2 12

LR 80 100 217.3 75 95 M12×18 172.3 20.5 68 22 14.3 B-PT1/8 9 22 5.2 12

HDR65R 90 126 199.2 76 70 M16×20 144.8 23 77.3 19 14.3 B-PT1/8 10 19 5.2 12.7

LR 90 126 258.8 76 120 M16×20 204.4 23 77.3 19 14.3 B-PT1/8 10 19 5.2 12.7

BW

6-S×ℓ

W1W2

T

M （K）

H3

　 呼び形番の構成例

LMレール長さ（mm表示）

プレートカバー仕様

呼び形番

LMブロックの種類（P7参照）

1軸に組合わせるLMブロックの個数

ラジアルすきま記号

HDR25 UULR C0 +1200L- +OIL P2 Z

無記号：普通　Ｃ１：軽予圧　Ｃ０：中予圧

無記号：シールなし

潤滑記号無記号：グリース潤滑 -ＯＩＬ：オイル潤滑

無記号：プレートカバーなし

精度記号無記号：並級　　Ｈ：上級　　Ｐ：精密級　ＳＰ：超精密級　ＵＰ：超超精密級

防塵用部品記号（P7,8参照）

の項目をご指定ください。 ※当カタログ記載の形番では全ての項目をご指定ください。

15

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単位：mmLMレール寸法 基本定格荷重［kN］ 静的許容モーメント［kN・m］※ 質量

幅 高さ ピッチ 取付穴 MA MB MCLMブロック LMレール

W1

0-0.05

W2 M1 F d1×d2×h C C0

1個 2個密着 1個 2個密着 ［kg］ ［kg/m］

15 9.5 15.6 60 4.5×7.5×5.3 10.9 15.7 0.098 0.601 0.098 0.601 0.155 0.19 1.5

15 9.5 15.6 60 4.5×7.5×5.3 13.7 21.7 0.182 0.984 0.182 0.984 0.215 0.28

20 12 20.1 60 6×9.5×8.5 19.8 27.4 0.227 1.27 0.227 1.27 0.348 0.36 2.5

20 12 20.1 60 6×9.5×8.5 23.9 35.8 0.378 1.97 0.378 1.97 0.456 0.42

23 12.5 23 60 7×11×9 29.2 39.5 0.392 2.13 0.392 2.13 0.574 0.64 3.4

23 12.5 23 60 7×11×9 33.8 48.6 0.582 3.09 0.582 3.09 0.707 0.74

28 16 26 80 9×14×12 40.5 53.7 0.623 3.38 0.623 3.38 0.956 1.06 4.8

28 16 26 80 9×14×12 48.9 70.2 1.04 5.26 1.04 5.26 1.25 1.37

34 18 30 80 9×14×12 53.9 70.2 0.93 5.03 0.93 5.03 1.54 1.75 6.5

34 18 30 80 9×14×12 62.4 86.4 1.38 7.32 1.38 7.32 1.9 2.04

45 20.5 37 105 14×20×17 86.9 110 1.82 9.82 1.82 9.82 3 3.16 10.8

45 20.5 37 105 14×20×17 105 143 3.03 15.3 3.03 15.3 3.93 4.07

53 23.5 43 120 16×23×20 135 170 3.61 18.6 3.61 18.6 5.51 5.28 14.8

53 23.5 43 120 16×23×20 161 219 5.84 28.5 5.84 28.5 7.09 6.72

63 31.5 54 150 18×26×22 195 228 5.27 28 5.27 28 8.79 8.03 22.3

63 31.5 54 150 18×26×22 249 323 10.2 50.3 10.2 50.3 12.5 11.17

※静的許容モーメント 1個：LMブロック1個における静的許容モーメント値2個密着：LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

hM1

d1F

4- D0

e0

f0

LL1C

（E）

Nd2

16

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寸法表

HDR-V/LV

形番

外形寸法 LMブロック寸法 横ニップル用下穴高さ 幅 長さ ピッチ ピッチ 取付穴

グリースニップルM W L B C S×ℓ L1 T K N E e0 f0 D0 H3

HDR15V 24 34 61.4 26 26 M4×4 40 5.9 20.2 3.5 3.4 PB107 3.5 3.6 2.9 3.8

LV 24 34 74.9 26 26 M4×4 53.5 5.9 20.2 3.5 3.4 PB107 3.5 3.6 2.9 3.8

HDR25V 36 48 87.6 35 35 M6×8 60 8 31.4 6.4 10 B-M6F 5.1 6.6 5.2 4.6

LV 36 48 104.5 35 50 M6×8 76.9 8 31.4 6.4 10 B-M6F 5.1 6.6 5.2 4.6

HDR30V 42 60 102.1 40 40 M8×10 70.5 8 36.3 7.5 9.5 B-M6F 4.8 7.5 5.2 5.7

LV 42 60 124.1 40 60 M8×10 92.5 8 36.3 7.5 9.5 B-M6F 4.8 7.5 5.2 5.7

HDR35V 48 70 116.5 50 50 M8×12 80.5 11.5 41.8 9.5 9.3 B-M6F 5.6 9.5 5.2 6.2

LV 48 70 139.5 50 72 M8×12 103.5 11.5 41.8 9.5 9.3 B-M6F 5.6 9.5 5.2 6.2

HDR45V 60 86 145.6 60 60 M10×15 104.2 14.9 50.5 10.5 14.3 B-PT1/8 8 10.5 5.2 9.5

LV 60 86 177.3 60 80 M10×15 135.9 14.9 50.5 10.5 14.3 B-PT1/8 8 10.5 5.2 9.5

HDR55V 70 100 179.2 75 75 M12×15 134.2 19.4 58 12 14.3 B-PT1/8 9 12 5.2 12

LV 70 100 217.3 75 95 M12×15 172.3 19.4 58 12 14.3 B-PT1/8 9 12 5.2 12

BW

6-S×ℓ

W1W2

H3

（K）M

T

　 呼び形番の構成例

LMレール長さ（mm表示）

プレートカバー仕様

呼び形番

LMブロックの種類（P7参照）

1軸に組合わせるLMブロックの個数

ラジアルすきま記号

HDR25 UULV C0 +1200L- +OIL P2 Z

無記号：普通　Ｃ１：軽予圧　Ｃ０：中予圧

無記号：シールなし

潤滑記号無記号：グリース潤滑 -ＯＩＬ：オイル潤滑

無記号：プレートカバーなし

精度記号無記号：並級　　Ｈ：上級　　Ｐ：精密級　ＳＰ：超精密級　ＵＰ：超超精密級

防塵用部品記号（P7,8参照）

の項目をご指定ください。 ※当カタログ記載の形番では全ての項目をご指定ください。

17

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LMレール寸法 基本定格荷重［kN］ 静的許容モーメント［kN・m］※ 質量幅 高さ ピッチ 取付穴 MA MB MC

LMブロック LMレールW1

0-0.05

W2 M1 F d1×d2×h C C0

1個 2個密着 1個 2個密着 ［kg］ ［kg/m］

15 9.5 15.6 60 4.5×7.5×5.3 10.9 15.7 0.098 0.601 0.098 0.601 0.155 0.15 1.5

15 9.5 15.6 60 4.5×7.5×5.3 13.7 21.7 0.182 0.984 0.182 0.984 0.215 0.20

23 12.5 23 60 7×11×9 29.2 39.5 0.392 2.13 0.392 2.13 0.574 0.51 3.4

23 12.5 23 60 7×11×9 33.8 48.6 0.582 3.09 0.582 3.09 0.707 0.62

28 16 26 80 9×14×12 40.5 53.7 0.623 3.38 0.623 3.38 0.956 0.74 4.8

28 16 26 80 9×14×12 48.9 70.2 1.04 5.26 1.04 5.26 1.25 1.00

34 18 30 80 9×14×12 53.9 70.2 0.93 5.03 0.93 5.03 1.54 1.34 6.5

34 18 30 80 9×14×12 62.4 86.4 1.38 7.32 1.38 7.32 1.9 1.65

45 20.5 37 105 14×20×17 86.9 110 1.82 9.82 1.82 9.82 3 2.47 10.8

45 20.5 37 105 14×20×17 105 143 3.03 15.3 3.03 15.3 3.93 3.17

53 23.5 43 120 16×23×20 135 170 3.61 18.6 3.61 18.6 5.51 4.25 14.8

53 23.5 43 120 16×23×20 161 219 5.84 28.5 5.84 28.5 7.09 5.40

※静的許容モーメント 1個：LMブロック1個における静的許容モーメント値2個密着：LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

単位：mm

4- D0e0

f0

LL1C

（E）

hM1

d1F

d2 N

18

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呼び形番の構成例LMレール

LMブロック

特長 3 LMブロック、LMレール個別販売品も可能

ラインナップブロックタイプ HDR15 HDR20 HDR25 HDR30 HDR35 HDR45

標準タイプR ○ ○ ○ ○ ○ ○C ○ ○ ○ ○ ○ ○V ○ ̶ ○ ○ ○ ○

ロングタイプLR ○ ○ ○ ○ ○ ○LC ○ ○ ○ ○ ○ ○LV ○ ̶ ○ ○ ○ ○

LMブロック、LMレール個別販売品

呼び形番

呼び形番

LMレール長さ

LMブロックタイプ

プレートカバー付き 無記号：プレートカバーなし

プレートカバー仕様 無記号：プレートカバーなし

精度記号 無記号：並級 H：上級

GKシリーズLMレール記号

GKシリーズLMブロック記号

精度記号 無記号：並級 H：上級

ラジアルすきま記号 無記号：普通 C1：軽予圧

LMブロックの個数（1のみ）防塵用部品記号（SSのみ）

HDR25　

HDR25　

3000L　

LR　 1　 SS　 C1　

H　

H　

Z　

Z　

(GK) RAIL　

(GK) BLOCK　

の項目をご指定ください。　　　の項目は固定です。

HDR-GK組合せ自由、簡単、スピーディ

-

19

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ラジアルすきま規格

精度規格

HDR形は、2種類のラジアルすきま（予圧）があります。［普通、軽予圧（C1）］

ラジアルすきまは、走り精度、耐荷重性能や剛性に大きく影響するため、用途に応じた適切なすきまの選定が大切です。適切なラジアルすきまは、装置の動作時に発生する振動や衝撃を抑制し、LMガイドの寿命および精度に好影響をもたらします。

LMガイドの精度は、高さ・幅の寸法許容差、高さ・幅のペア相互差、走り平行度を各形番ごとに規定しています。［並級/上級］

【高さMのペア相互差】同一平面上に組合わされる各々のLMガイドの高さ（M）寸法の最小値と最大値の差。

【幅W2のペア相互差】1本のLMレールに組合わされる各々のLMブロックとLMレール間の幅（W2）寸法の最大値と最小値の差。

精度規格

LMレール寸法表

単位：mm

単位：mm

ラジアルすきま

形番 普通（無記号）

軽予圧（C1）

15 –6.0 ～ 0 –10 ～ –6.0

20 –8.0 ～ 0 –14 ～ –8.0

25 –9.0 ～ 0 –16 ～ –11

30 –11 ～ 0 –18 ～ –13

35 –13 ～ 0 –20 ～ –15

45 –18 ～ 0 –29 ～ –22

単位：μmラジアルすきま規格

形番 精度（記号） 並級（無記号）

上級（H）項目

1520

高さMの寸法許容差 ±0.07 ±0.03

高さMのペア相互差

1軸複数ブロック(1セット） 0.02 0.01

多軸上複数ブロック（複数セット） 0.04 0.035

幅W2の寸法許容差 ±0.06 ±0.03

幅W2のペア相互差 0.02 0.01

A面に対するC面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

253035

高さMの寸法許容差 ±0.08 ±0.04

高さMのペア相互差

1軸複数ブロック(1セット） 0.02 0.015

多軸上複数ブロック（複数セット） 0.04 0.035

幅W2の寸法許容差 ±0.07 ±0.03

幅W2のペア相互差 0.025 0.015

A面に対するC面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

45

高さMの寸法許容差 ±0.08 ±0.04

高さMのペア相互差

1軸複数ブロック(1セット） 0.025 0.015

多軸上複数ブロック（複数セット） 0.04 0.035

幅W2の寸法許容差 ±0.07 ±0.04

幅W2のペア相互差 0.03 0.015

A面に対するC面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

B面に対するD面の走り平行度 P12 精度規格別LMレール長さと走り平行度 参照

形番LMレール寸法 質量

W1

±0.05 M1 F d1×d2×h Length（G,g） LMレール［kg/m］

15 15 15 60 4.5×7.5×5.3 3000（20,40） 1.520 20 18 60 6×9.5×8.5 3000（20,40） 2.525 23 22 60 7×11×9 3000（20,40） 3.430 28 26 80 9×14×12 3000（20,20） 4.835 34 29 80 9×14×12 3000（20,20） 6.545 45 38 105 14×20×17 3000（20,40） 10.8

M

W₂

B

C

D

A

Length

G F

φ d2

φ d1

h

W1

M1

（g）F

20

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寿命●定格寿命定格寿命（L）とは、一群の同じ条件で個々に運動させたとき、そのうちの90%がフレーキング（金属表面のうろこ状のはく離）を起こすことなく到達できる総走行距離をいいます。HDR形の定格寿命は（2）式により求められます。

※基本定格荷重（C）とは、一群の同じLMガイドを個々に運動させたとき、定格寿命（L）がL＝50kmとなるような方向と大きさの変動しない荷重をいいます。

L ：定格寿命（km）C ：基本動定格荷重（N）PC ：計算荷重（N）

fH　：硬さ係数（総合カタログ参照）fT　：温度係数（総合カタログ参照）

fC　：接触係数（総合カタログ参照）fW　：荷重係数（総合カタログ参照）fH・fT・fC

fW（ ） 50L = ・ CPC

3

…… ⑵

Lh ：寿命時間（h）ℓs ：ストローク長さ（mm） n1 ：毎分往復回数（min-1）

…… ⑶L 106

2 ℓS n1 60Lh =

●寿命時間定格寿命（L）が求められると、ストローク長さと回数が一定の場合、寿命時間は（3）式より求められます。

静的安全係数LMガイドに作用する荷重を算出する場合には、寿命計算に使う平均荷重と、静的安全係数の算出に使う最大荷重を算出する必要があります。特に、起動停止が激しい場合や、切削荷重が作用する場合、オーバーハング荷重によるモーメントが大きく作用する場合などには、思わぬ大荷重が作用することがあります。形番を選定する際には、その最大荷重（停止時、動作時にかかわらず）に対して適しているかどうか確認してください。右表に静的安全係数の基準値を示します。

使用機械 荷重条件 fSの下限

一般産業機械

振動・衝撃のない場合 1.0～3.5

振動・衝撃が作用する場合 2.0～5.0

工作機械

振動・衝撃のない場合 1.0～4.0

振動・衝撃が作用する場合 2.5～7.0

※ 静的安全係数の基準値は、使用環境、潤滑状態、取り付け部の精度や剛性等の使用条件により異なる場合があります。

静的安全係数（fS）基準値

fS = …… ⑴C0

Pmax

fS ：静的安全係数C0 ：基本静定格荷重（N）Pmax ：最大負荷荷重（N）

HDR、HDR（GK）の静的安全係数および定格寿命の算出

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【取扱い】（1） 重量（20kg以上）のある製品を運搬する際は、2人以上または運搬器具を使用しておこなってください。けがや破損の原因となります。（2） 各部を分解しないでください。機能が損失する原因となります。（3） LMブロックおよび LMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。（4） LMガイドを落下させたり、叩いたりしないでください。けがや破損の原因となります。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られ

なくとも機能を損失する可能性があります。（5） 組立時には、LMブロックを LMレールから抜かないように作業をおこなってください。（6） LMレールの取付穴に手が入ると、LMブロックとの間で手を挟み、ケガをする恐れがありますのでご注意ください。（7） 製品を扱う場合は、必要に応じて保護手袋、安全靴等を着用して安全を確保してください。

【使用上の注意】（1） 切り粉やクーラントなど異物の流入のないようご注意ください。破損の原因となります。（2） 切り粉、クーラント、腐食性のある溶剤、水などが製品内部に流入するような環境下で使用される場合は、ジャバラまたはカバー等によ

り製品への流入を避けてください。（3） 80℃を超えての使用は避けてください。耐熱仕様を除き、この温度を超えると樹脂・ゴム部品が変形・損傷する恐れがあります。（4） 切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。（5） 微少ストロークの場合は、転動面とボールの接触面に油膜が形成されにくく、フレッチングを生じることがありますので耐フレッチング性

に優れたグリースをご使用ください。また、定期的に LMブロック長さ程度のストローク移動を加えることにより転動面とボールに油膜を形成させることを推奨します。

（6） 製品に位置決め部品（ピン、キー等）を無理に打ち込まないでください。転動面に圧痕が生じ機能を損失する原因となります。（7） 作業上、止むを得ず LMレールよりLMブロックを抜き挿しする場合は、抜き挿し治具で作業をおこなってください。（抜き挿し治具は

標準添付されておりませんので、ご使用の際は THKにお問い合わせください。）（8） 抜き挿し治具の使用は、LMレール端面と抜き挿し治具端面を密着させ、LMレールと抜き挿し治具を平行にした状態で挿入をおこなっ

てください。（9） LMブロックを傾けたまま挿入すると、異物の流入・内部部品の損傷およびボールが落下する可能性があります。（10） ボールが抜けたままで LMブロックを LMレールに挿入し使用した場合、早期破損の要因となります。（11） ボールが LMブロックから脱落した場合は、そのまま使用せず THKにお問い合わせください。（12） 事故等によりLMガイドが破損しますと、LMレールから LMブロックが外れて落下する恐れがあります。安全にご使用いただくため、

落下防止機構を追加する等の対処をお願いします。（13） 取付部材の剛性および精度が不足すると、軸受の荷重が局部的に集中し、軸受性能が著しく低下します。したがって、ハウジングやベー

スの剛性・精度、固定用ボルトの強度について十分検討ください。（14） LMブロックを一度 LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするための LMブロック抜き取り／挿入治具がありま

すので、THKにお問い合わせください。

【潤滑】（1） 防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。（2） 異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。増ちょう剤が同種類のグリースでも、添加剤などが異なることにより、お互いに悪影

響を及ぼす恐れがあります。（3） 常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下で使用される場合は、仕様・環境に適したグリースをご

使用ください。（4） 呼び形番の構成で「-OIL」をご指定された場合、グリース潤滑は行わないでください。（5） グリースニップル・油穴が付いていない製品を潤滑する場合には、転動面に直接潤滑剤を塗布し、内部にグリースが入るよう慣らしスト

ロークを数度おこなってください。（6） 温度によりグリースのちょう度は変化します。ちょう度の変化によって LMガイドの摺動抵抗も変化しますのでご注意ください。（7） 給脂後はグリースの攪拌抵抗によりLMガイドの摺動抵抗が増大する可能性があります。必ず慣らし運転をおこない、グリースを十分

なじませてから、機械の運転をおこなってください。（8） 給脂直後は余分なグリースが周囲に飛び散る可能性がありますので、必要に応じて拭き取ってご使用ください。（9） グリースは使用時間とともに性状は劣化し潤滑性能は低下しますので、使用頻度に応じたグリース点検と補給が必要です。（10） 使用条件や使用環境により給脂間隔が異なりますが、走行距離 100km（3～ 6ヶ月）を目安に給脂してください。最終的な給脂間隔・

量は実機にて設定願います。（11） 取付姿勢が水平使用以外では潤滑剤が転動面までまわりにくい場合があります。（12） 油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、 事前に THKにお問い

合わせください。

【保管】LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で室内に保管してください。長期間保管された製品は内部の潤滑剤が経時劣化していることがありますので、潤滑剤を再給脂してからご使用ください。

【廃棄】製品は産業廃棄物として適切な廃棄処置をおこなってください。

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www.thk.com〒108-8506 東京都港区芝浦 2-12-10　Tel 03（5730）3911

東日本第一営業統括部東 京 OFC Tel 03（5730）3829東京第一営業部 Tel 03（5730）3820東京第二営業部 Tel 03（5730）3830川 越 支 店 Tel 049（224）7180仙 台 支 店 Tel 022（206）1301秋田営業所 Tel 018（892）6061宇都宮支店 Tel 028（683）2225長 岡 支 店 Tel 0258（37）1011日 立 支 店 Tel 029（271）9311

東日本第二営業統括部東日本 OFC Tel 046（297）3640八王子支店 Tel 042（645）8101厚 木 支 店 Tel 046（229）0808静 岡 支 店 Tel 054（251）8261沼津営業所 Tel 055（924）4001浜 松 支 店 Tel 053（413）7871甲 府 支 店 Tel 055（273）6827諏 訪 支 店 Tel 0266（53）1144上田営業所 Tel 0268（23）8506

中部営業統括部中 部 OFC Tel 052（857）0311名古屋支店 Tel 052（883）0851豊 田 支 店 Tel 0566（82）3007小 牧 支 店 Tel 0568（72）2031金 沢 支 店 Tel 076（238）6158

西日本第一営業統括部西日本 OFC Tel 077（553）6301大 阪 支 店 Tel 06（6222）8211京 都 支 店 Tel 075（353）6806滋賀営業所 Tel 077（553）2431神 戸 支 店 Tel 078（325）3621

西日本第二営業統括部西日本 OFC Tel 077（553）6510福 岡 OFC Tel 092（477）8747

福 岡 支 店 Tel 092（474）4471広 島 支 店 Tel 082（568）4315福 山 支 店 Tel 084（973）1501松 山 支 店 Tel 089（913）5505徳島営業所 Tel 088（638）0100熊 本 支 店 Tel 096（212）3630

海外営業統括部 Tel 03（5730）3860

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1軸使用に適したLMガイド HDR

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