多摩学中間発表

学生陣：三谷明史・山田真里帆・丹有紗・中川英之・高橋豪 大学院：原智恵子 教授陣：中庭光彦・松本祐一・諸橋正幸

目次

・先行研究

・中里介山について

・白洲次郎について

・二人の共通点とは…

・多摩学として

・今後のスケジュール

年表作成

この二人について全く知識がない テーマを決める前に、基礎的な知識を身につける

人脈図作成

武相荘訪問

羽村資料館訪問

青梅合宿

多摩学の研究対象者

白洲次郎 (1902年2月17日 - 1985年11月28日)

中里介山 (1885年4月4日 - 1944年4月28日）

日本の小説家 22歳までは教員職に就いていたが、 それ以降は文才を活かし生活していく。 37歳より多摩地域内に塾などを設立し、

自分の理想郷を求め続けた

代表作 「大菩薩峠」（1913～1941）全41巻

「夢殿」（1927）

中里介山について知る！！

フィールドワーク 文献調査

・いろんな人脈があった！（人脈図参照） ・多彩な思想家との関係が見えた！ ・晩年まで定住せずに引っ越しを繰り返した！（約23回） ・日本各地・中国・アメリカなど、 たくさんの土地へ足を運んだ！（旅行：約52回） ・塾経営など、教育に関する事業をいくつか行っていた！

介山にとっての世界とは？

・キリスト教（松村介石、内村鑑三） ・陽明学（熊沢蕃山） ・法然 ・社会主義（幸徳秋水、徳富蘆花） ・農本主義（トルストイ） ・聖徳太子 ・日蓮主義（高山樗牛） ・独身主義（佐々蔚：小学校時の校長） ・超国家主義（田中智學、北一輝）

それぞれの思想の考え方全部に

共感したわけではない？

理想郷へ反映された？ 共感した部分は

旅行

事業 居住

湘南地方無銭旅行

下谷区谷中真島町

谷中初音町

熱田・奈良・京都・修善寺方面

瀬戸内海・四国・小豆島

安房国清澄山

那須温泉・新潟・会津東山・赤倉温泉方面

Etc.

根津須賀町

隣人塾(高尾草庵)

北海道

牛込区早稲田鶴巻町

隣人学園(府下南多摩郡浅川村)

遊於舎(牛込区早稲田鶴巻町) 黒地蔵草庵(武州沢井黒地蔵)

小滝道場(奥多摩御嶽山麓) 八雲谷草庵(谷久保)

隣人道場(二俣尾)

支那(中国）

アメリカ

三界庵(大菩薩峠勝縁荘の傍ら)

西来荘(軽井沢千ヶ滝)

Etc.

羽村「大菩薩峠記念館」内 西隣塾

Etc.

千葉県浜金谷

小書店玉流堂

高尾草庵

東京と多摩地域 出版系：東京 教育系：多摩地域

介山の理想郷はなんだったのか？

なぜ、一定の場所に留まらず、 放浪したのか？

『大菩薩峠』の意味はなんだったのか？

小説で描いた理想と現実で描いた理想の違いは？ 疑問

『大菩薩峠』の読者は介山が意図した人々だったのか？

居場所のないアウトサイダー としての介山

居場所を見つけるために どうあがいたか。

小説に描かれた理想郷の把握

事業として現実に描こうとした 理想の把握

小説と現実の比較

理想郷という居場所を探し求めた？

これからやること

・都新聞の社史（発行部数等）調べる ・演劇、映画の観客数調べる ・塾で教えていた内容調べる ・大菩薩峠読む

多摩学の研究対象者

白洲次郎 (1902年2月17日 - 1985年11月28日)

中里介山 (1885年4月4日 - 1944年4月28日）

Ｑ１、白洲次郎は、何者なのか？ Ｑ２、プリンシプルとは何か？ Ｑ３、白洲次郎から現代の僕たちに学べることは何か？

白洲次郎への疑問

名前：白洲次郎 身長:1m75cm、体重:65kg(ＧＨＱ調べ) ニックネーム：オイリーボーイ

戦前に神戸からイギリスのケンブリッチ大学へ留学。イギリスでプリンシプルを学び日本へ帰国。 戦後、終戦連絡中央事務局次長、経済安定本部次長、貿易庁長官、東北電力会長などを歴任した。 戦後、吉田茂の側近として連合国軍最高司令官総司令部と渡り合い、従順ならざる唯一の日本人と言わしめた。妻は白洲正子。

１９０２年～１９２８年 白洲次郎誕生～帰国。

白洲次郎

退蔵

文平 芳子

白洲家

今日出海

幼馴染

河上徹太郎

神戸一中

同期

ジョージ・セール

ロビン・ビング

英国留学時代

友人

牛場友彦

幼馴染

１９２９年～１９４５年８月１５日 ジャパン・アドバタイザー入社～終戦

白洲次郎

資紀

愛輔 常子

丑二 正子

樺山家

結婚

春正 兼正 桂子

ジョージ・セール

セール・フレーザー商会

田村啓三

共同漁業社長

鮎川義介 日産コンツェルン

協力

アプローチ

入社

近衛文麿 牛場友彦

松本重治 西園寺公一

細川護貞 犬養健

尾崎秀実

首相 秘書官 第一次近衛内閣側近グループ

近衛文隆

世話

１９４５年～１９４８年１０月１５日 終戦～第二次吉田内閣成立

白洲次郎

近衛文麿 重光葵

外相 国務大臣

東久邇宮稔彦王内閣

吉田茂推薦

総辞職後

幣原喜重郎内閣

松本烝治

吉田茂

国務大臣

外相

終戦連絡事務局参与推薦

マッカーサー

ホイットニー

最高司令官

局長

ケーディス

課長

ウィロビー Ｇ２

対抗意識

ＧＨＱ 交渉

対立

長谷川元吉 通訳

吉田茂

外相

松本烝治

国務大臣

小畑薫良 長谷川元吉 通訳 翻訳官

憲法改正グループ

サー・シグモンド・ウォー

バーグ

永山時雄

１９４８年１２月１日～１９５２年 第二次吉田内閣成立～軽井沢ゴルフ倶楽部理事就任

白洲次郎

初代官房長

牛場信彦

通商局長

通産省

創設

電気事業再編成(審議会)

松永安左エ門

会長

小池隆一 工藤昭四郎

三鬼隆 水野成夫

委員

取組む

米国訪問

池田勇人 大蔵大臣

宮沢喜一 秘書官

特使

麻生太賀吉 麻生和子

塚原俊郎 永田清

松本重治

全権団同行者

サンフランシスコ講和条約

同行

東北電力会長時代

内ケ崎贇五郎

社長

Ｓ・Ｇ・ウォーバーグ

顧問 (非公式なアドバイザー)

白洲次郎は日本人でありながらイギリスに行き、

イギリスから見れば日本人 日本から見れば英語達者な日本人!?

アウトサイダー白洲次郎

？

アウトサイダーであった彼は、戦後の日本で 海外と日本をある時は政治、ある時は企業間を仲介する仲介者として暗躍する！

仲介者：白洲次郎

例)ＧＨＱと日本 シェルと昭和石油

合併

白洲次郎は自ら「プリンシプルに基づいて行動している」と言っている。このプリンシプルが仲介者と

しての対人関係に大きく影響があるのでは？

白洲次郎のモットー：プリンシプル

プリンシプル

？

戦後史の重要な場面の数々に立ち会いながら、まとまった著作は遺さなかった白洲次郎が、生前、散発的

に発表した文章がこの一冊。

Principle 語源：初14Ｃ中期フランス語principe

またはラテン語principium (初め、起源）より

1. 原理、原則：公理、法則

2. 主義、信念、信条；(‥という）行動の基準、根本方針

3. 正道、道義；高潔、節操

4. 本質；根源、本源；根本原因、訴因

5. 素、精、成分

（ジーニアス英和大辞典より）

プリンシプルとは？

私達は白洲次郎の仲介者としての成功のポイントを「プリンシプル」にあると考えた。

次郎の言うプリンシプルとは日本語の「筋を通す」いう表現に似ているが、妥協することも必要（自分が納得した上で）

プリンシプル

実際にとった行動・言動 (仲介： ）

成し遂げたもの？

(ネットワーカーとして）

白洲家・幼少時代の教

育 イギリス留学 時代背景？

影響 影響 影響

多摩学に通じるものはあるのか？ • 地の利 •多摩気質？

イギリス アメリカ 人物Ａ 会社Ａ

ネットワーカー（仲介者） 日本 人物Ｂ 会社Ｂ プリンシプル

白洲次郎が仲介者として成功したのはアウトサイダーである彼の経験と、彼の持つ「プリンシプル」が要因ではないか？

仮説 方針 プリンシプルが仲介において、重要か仲介された企業を元にデータを集め検証する。 又、白洲次郎の行き方を現代に 置き直し必要性を探る。

中里介山は、自分の居場所を求め続け、一定の場所に留まらず放浪した。

白洲次郎は、日本人でありながらイギリスに行き、イギリスから見ると第三者であり、日本の官僚から見ると剣橋という異色なところから来た部外者であった。

アウトサイダー

アウトサイダーとは？組織や集団の外部にいる人、部外者、第三者。

二人の共通点

イギリス 及び 外国

介山

日本 白洲

旅行 多摩地区

どうしたらいい？！！

８月

９月

１０月

１１月

１２月

白洲・中里の研究終

多摩学としての研究 論文作成

論文完成