資料1-1 企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) ·...

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女性リーダー育成に向けた諸外国の取組に関する調査 企画委員会の開催について 1.趣旨 「女性活躍加速のための重点方針 2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ ー育成プログラム等の取組の調査を基にモデルプログラムを作成し、役員候補等の国際的に活躍する 女性リーダーの育成に向けたセミナー等を複数地域で実施し、効果や課題を明らかにした上で、成果 を全国に普及させる。」とされていること等を踏まえ、人材育成をスピード感を持って行うために、 国のイニシアチブを示すことにより、民間での更なる取組の拡大を促していく。 2.事業内容 企業の役員に就く女性の数の増加を目指し、その人材プールである役員候補を、地方を含めて育成 するモデルプログラムの検討を行う。 プログラムの内容は、対象を ⅰ)内部昇進により役員に選抜されることが見込まれる上級管理職、執行役員 ⅱ)専門資格や他組織での経験を活かして企業統治を行うべく外部から登用され る女性社外人材(社外取締役・社外監査役)候補 に分け、検討を行う。 また、検討に資するために、海外のビジネススクールの講師を招聘したセミナーを地方において開 催する。 これらを踏まえた報告書を作成する。 3.検討事項 (1)報告書(案)について (2)モデルプログラム(案)について 4.開催スケジュール(予定) 回数 開催時期(予定) 検討事項(案) 第1回 9 月 13 日(火) 9 時半~12 時 ・開催趣旨、今後のスケジュールの確認 ・育成プログラム例の紹介 ・セミナー実施報告 ・外部有識者へのヒアリング ・報告書・モデルプログラム骨子案について 第2回 10 月 25 日(火) 9時半~12 時(予定) ・報告書素案について ・モデルプログラム素案について 第3回 1 月 17 日(火) 9時半~12 時(予定) ・報告書案について ・モデルプログラム案について 第2、3回会合においても、外部有識者へのヒアリングを必要に応じて実施。 5.事務局 日本経済新聞社 人材教育事業局 資料1-1企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) 32

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Page 1: 資料1-1 企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) · 企画委員会の開催について 1.趣旨 「女性活躍加速のための重点方針2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ

女性リーダー育成に向けた諸外国の取組に関する調査

企画委員会の開催について

1.趣旨

「女性活躍加速のための重点方針 2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ

ー育成プログラム等の取組の調査を基にモデルプログラムを作成し、役員候補等の国際的に活躍する

女性リーダーの育成に向けたセミナー等を複数地域で実施し、効果や課題を明らかにした上で、成果

を全国に普及させる。」とされていること等を踏まえ、人材育成をスピード感を持って行うために、

国のイニシアチブを示すことにより、民間での更なる取組の拡大を促していく。

2.事業内容

企業の役員に就く女性の数の増加を目指し、その人材プールである役員候補を、地方を含めて育成

するモデルプログラムの検討を行う。

プログラムの内容は、対象を

ⅰ)内部昇進により役員に選抜されることが見込まれる上級管理職、執行役員

ⅱ)専門資格や他組織での経験を活かして企業統治を行うべく外部から登用され

る女性社外人材(社外取締役・社外監査役)候補

に分け、検討を行う。

また、検討に資するために、海外のビジネススクールの講師を招聘したセミナーを地方において開

催する。

これらを踏まえた報告書を作成する。

3.検討事項

(1)報告書(案)について

(2)モデルプログラム(案)について

4.開催スケジュール(予定)

回数 開催時期(予定) 検討事項(案)

第1回 9月 13日(火)

9時半~12時

・開催趣旨、今後のスケジュールの確認

・育成プログラム例の紹介

・セミナー実施報告

・外部有識者へのヒアリング

・報告書・モデルプログラム骨子案について

第2回 10月 25日(火)

9時半~12時(予定)

・報告書素案について

・モデルプログラム素案について

第3回 1月 17日(火)

9時半~12時(予定)

・報告書案について

・モデルプログラム案について

※ 第2、3回会合においても、外部有識者へのヒアリングを必要に応じて実施。

5.事務局

日本経済新聞社 人材教育事業局

<資料1-1>  企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料)

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Page 2: 資料1-1 企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) · 企画委員会の開催について 1.趣旨 「女性活躍加速のための重点方針2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ

回数 開催日時 議事

(1)育成プログラム例について

(2)報告書・モデルプログラム骨子案について

(3)日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークの取組について(富永誠一専務理事)

(4)報告書・モデルプログラム骨子案についての意見交換

(1)女性の取締役等・執行役員の現状について

(2)研修対象者の設定等について

(3)女性役員と企業の生産性について(日興リサーチセンター・中嶋幹室長)

(1)報告書案について

(2)モデルプログラム案について

第4回平成29年2月9日(木)10時~11時30分

(1)報告書案について

「女性リーダー育成に向けた諸外国の取組に関する調査研究」企画委員会開催実績

平成28年9月13日(火)9時30分~12時

第1回

平成28年10月25日(火)10時~12時

第2回

平成28年12月8日(木)10時~12時

第3回

<資料1-2> 

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Page 3: 資料1-1 企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) · 企画委員会の開催について 1.趣旨 「女性活躍加速のための重点方針2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ

「女性リーダー育成に向けた諸外国の取組に関する調査」企画委員会 委員名簿

平成28年9月2日現在

(50音順、敬称略)

内永 ゆか子 特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネット

ワーク理事長

◎北城 恪太郎 日本アイ・ビー・エム株式会社相談役

佐藤 順哉 弁護士

橘・フクシマ・咲江 G&S Global Advisors Inc. 代表取締役社長

松田 美幸 公益財団法人福岡県女性財団常務理事

福岡県男女共同参画センターあすばる館長

村上 由美子 経済協力開発機構(OECD)東京センター所長

吉田 晴乃 BTジャパン株式会社代表取締役社長

一般社団法人日本経済団体連合会審議員会副議長、

同女性の活躍推進委員長

(◎印:座長)

<資料2> 

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Page 4: 資料1-1 企画委員会開催について(第1回企画委員会提出資料) · 企画委員会の開催について 1.趣旨 「女性活躍加速のための重点方針2016」において「海外の事例も取り入れた先進的な女性リーダ

企業外上場企業の

女性役員比率目標

(第4次男女共同参画基本計画)

3.4%

(13

88人

)10

%(約

4000人)

目標達成のため、官民挙げて積極的な取組

2016年

2020年

(専門機関等)

幹部候補の女性社員を対象にしたプログラムの実施を通じ、民間の更なる

取組にむけた機運を醸

「女性リーダー育成推進事業」

ーH

BS講師による研

修プログラム

-企業経営者向けシンポジウムの開催、情

報発信

W

IL(

Wom

en's I

nitiat

ive fo

r Lea

dersh

ip)ー政治・経済・行政分野等に関する勉強会

基本的には民間主導の取組が期待されるが、各企業における人

材プールの

少なさ等

から取

組の進展には課題。よって、政

府によるプログラムの実施で企

業横断的なネットワークを形成し、民間での取組を後

押し。

専門機関の育成研修(自発的参加)

政府

企業内

取 組 の 主 体

女性役員の育成に向けた内閣府の本事業の位置づけについて

社外取締役

内部昇進による取

締役(企業内人材)

役職段階別研修や

OJTを通じた育成

経済団体が実施する育

成研修

専門機関による育成研修

(会社による選抜

/自発的参加)

内閣府での取組(本事業)

経済産業省での取組

社内・社外を含め、女

性役員が増えることが重要であるが、現

在は企業の女性管理職比率が低く、女性役員数増加に向けた「過渡期」であること

を踏まえ、以

下の段階的な取組促進が必要。最

終的には、取

締役会の構成が多様化し、企業価値が向上する。

1.当面は、女

性社外取締役登用を進め、根

強く残る日本型の長時間労働の問題点や女性活躍の必要性を指摘し、男

女とも働きやすい

職場改善や女性の登用を促す

2.内部昇進による女性役員が増えていく環境が整い、女

性の内部昇進による取締役(企業内人材)・社外取締役ともに増加

女性社外取締役の増加は、内

部昇進による取締役

の増加にも波及効果

内部昇進者はプログラムを選択受講することが可能で

あり、企業の計画的な人材育成をサポート

以下の機能・内容を有する研修モデルプログラムを作成・

経営者協会、地

方公共団体、大

学等に提案

①候補者の発掘機能

-幅広い分野から適

任者を見つけ出す

②研修プログラムによる育成機能

-意識付け・ネットワークの構築

-知識の習得

等③候補者の確保機能

-研修受講者間のネットワークづくり

-企業経営者と研

修受講者の交流会

<資料3> 女性役員の育成に向けた内閣府の本事業の位置づけについて

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