自然をかしこく生かす、 パッシブファースト · デュオpg採風モデル...

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2013.8 自然をかしこく生かす、 パッシブファースト

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Page 1: 自然をかしこく生かす、 パッシブファースト · デュオpg採風モデル 高性能とデザイン性を両立した高断熱サッシ。 採風モデルなら風を上手にとり込み快適な暮らしが実現。

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自然をかしこく生かす、パッシブファースト

Page 2: 自然をかしこく生かす、 パッシブファースト · デュオpg採風モデル 高性能とデザイン性を両立した高断熱サッシ。 採風モデルなら風を上手にとり込み快適な暮らしが実現。

これからのすまいづくりのスタンダード「パッシブファースト」をご存じですか?

 「エコ住宅」ということばから、太陽光発電で電気

をつくり、最新の設備や家電でエネルギーを減らす

住宅をイメージされませんか。それはとても大切な

ことですが、私たちは、自然の力を上手に使い、

快適に生活する新しい「エコ住宅」の提案を始め

ました。それが「パッシブファースト」。

 住宅の断熱性能を高めながら、自然の力をとり

入れたり遮断したりすることで、設備機器の使用を

減らし環境負荷を少なくする。これが自然と設備機

器の共存が可能になる家1棟まるごとのご提案です。

 エネルギーを減らすことやつくることももちろん

大切ですが、住宅の性能をこれらの設備機器にだけ

頼るのではなく、断熱、気密、通風、採光、日射

遮蔽という自然環境に考慮した建物全体が持つ

基本性能を優先する考え方も大切なのです。

さあ

「パッシブファースト」を

始めませんか。

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※「パッシブファースト」「Passive First」は、LIXILの登録商標です。

エネルギーを見える化し、上手に管理する技術

エネルギーを節約する技術と創りだす技術

○ 水やお湯をかしこく使う○ 自然に湿度を調整して  快適な住空間を○ 自然の力でエネルギーを創る

○ エネルギーの見える化で、  かしこく暮らす

建物の基本性能を高め自然を活用すること

○ 断熱性を高めて、  エネルギーロスを防ぐ○ 風の通り道をつくって  気持ちよく暮らす○ 夏は日差しをさえぎり、  冬は陽だまりをつくる

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パッシブ アクティブ コントロール

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●断熱サッシ

●断熱玄関ドア

●高性能住宅工法

●熱交換換気システム

自然をかしこく生かす家づくりの工夫

日差しをとり入れる(冬)

日差しをさえぎる(夏)

太陽のエネルギ

HEMSでエネルギーを見

水、お湯を大切に使う

断熱性を高めてエネルギーロスを防ぐ

●採風サッシ

●天窓

●採風ドア

●採風シャッター

●緑化フェンス

●雨水タンク

風の通り道をつくって気持ちよく暮らす

●シェード

●オーニング

●ガラス

●スライドルーバー

●ひさし

●カーテン

夏は日差しをさえぎり冬は陽だまりをつくる

適切な緑化で周辺温度を下げる

パッシブな暮らし

風をとり入れる

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ギーで電気を創る

雨水を貯め活用する

見える化する

●バスルーム

●キッチン

●洗面化粧台

●トイレ

水やお湯をかしこく使う

●HEMS(Home Energy Management System)

エネルギーの見える化でかしこく暮らす

●タイル建材

●熱交換換気システム

自然に湿度を調節して快適な住空間を

●太陽光発電システム

自然の力でエネルギーを創る

○エアコンプランニングサービス ○照明プランニングサービス ○LIXIL設計サポート

住宅の断熱性を高める

湿度をコントロールする

アクティブな暮らし コントロールする暮らし

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一般住宅において、熱の出入りがもっとも多いのは、屋根や外壁よりも、窓やドアなどの開口部です。冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。暖房の熱を逃がさず、少ないエネルギーで効率よく部屋全体を暖めるためには、開口部の断熱性を高めることが重要です。

断熱性を高めて、エネルギーロスを防ぐ

熱はどこから逃げる? 家の中での温度差が少ない家が、心地よく住みやすい家の基本

熱の流出割合(冬の暖房時)

58%床7%

屋根5%

外壁15%

換気15%

出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター   「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

開口部

断熱性の高い住宅は外気温の影響を受けにくいため、一年中快適な室内温度を実現。部屋の上下の温度差、部屋間の温度差が小さく、ヒートショックの心配も少なくなります。

断熱性の高い住宅天井から床までほぼ均一な温度を保つため、足元まで快適です(冬期暖房時)。

※暖房方式によって異なる場合があります。

一般的な住宅天井と床部分の温度差が大きく、すきま風のため足元に冷気がたまっています(冬期暖房時)。

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断熱サッシサーモスⅡ H断熱性能最大20%向上、ガラス面積16%アップ。断熱を極めた窓は美しさも手に入れた。

断熱玄関ドア(k2仕様)ジエスタ夏の暑さ、冬の寒さから守る、断熱性に優れた玄関ドア。

高性能住宅工法 熱交換換気システムスーパーウォール工法木造軸組工法をベースに、高性能スーパーウォールパネルと高断熱サッシ及び全館換気システムにより、業界最高水準の気密・断熱性を実現。快適・健康・安心・省エネの理想的な住環境を生み出します。

エコエア85計画的な換気で、家の中の空気を入れ替え、きれいな空気環境に。排気熱を回収して新鮮な外気に移し換え、給気するので、冷暖房費も節約できます。

グルエ

マイスターⅡ複層ガラスの中空層を12㎜から最大16㎜に拡大。これにより、窓全体の断熱性能が約10%向上。

スマートシナジーシステム優れた断熱性と美しいフォルムの両立。それを可能にするのがサーモスⅡH独創のスマートシナジーシステム。

室内20℃

室外0℃

排気 給気

熱交換器17℃(室温差-3℃)

●熱回収率 85%室内℃

室℃

●●熱回収率熱回収率 8585%%

室内20℃

室外0℃

排気

給気0℃(室温差-20℃)

●熱交換なし

アルミ樹脂複合サッシ 低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

熱回収率85%

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

樹脂サッシ

トリプルマイスタートリプルガラスで深化した高断熱窓

樹脂サッシ

●高断熱複層ガラス ●高断熱複層ガラス

水発泡ウレタン断熱材

5

存在を忘れるほどのすっきりフォルム

一年中快適な室内環境を実現

×

業界トップクラスの高効率・熱交換換気システム

重厚感と上質感。そして断熱性能を圧倒的に進化させた玄関ドア。外気温に左右されない驚きの断熱性能で暮らしを快適にします。

アンカー式グレチャン框と複層ガラスの一体化を実現

高性能複層ガラス一般複層ガラスの約1.5倍の断熱性能

フレームイン構造フレーム露出部を最小限に ●アルゴンガス

ガラス間に熱伝導を抑えるアルゴンガスを封入。※クリプトンガスも選択可能。

●内外のLow-Eガラス室内側と室外側にLow-Eガラスを採用。

断熱枠(サーマルブレイク構造枠)と高断熱複層ガラスの組み合わせで、高い断熱性能を実現。

外気温に左右されない驚きの断熱性能。

12mm空気層

19mm空気層 アルゴン ガス入り( )

ドア厚40mm

●サーマルブレイク構造 ドア厚60mm

●サーマルブレイク構造

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風の通り道をつくって気持ちよく暮らす

風を誘ういざな

風をつかまえる 風で冷やす

自然の風を暮らしにとり入れるには、まず周辺の地形や住環境を把握し、海風、川風、山から吹き下ろす風、周辺の住宅やマンションなどの建物の配置を考慮し、通風計画を立てましょう。

自然の地形を考えた通風計画を

海風 川風

空気の特性を利用した温度差換気

縦すべり出し窓で、通り抜ける風をつかまえる

水場や植栽で風の温度を下げ、快適な風を室内に

自然の風を誘うには、風や空気の特性を上手に利用することが必要です。温度の違いによって空気の流れをつくる「温度差換気」は、暖かい空気が上に行く特性を利用する方法です。排気側の開口部が風上を向かないよう注意しましょう。

風の向きに合わせて窓を設けても、周辺の建物の影響で思うように風が通らない場合があります。縦すべり出し窓を使う工夫で、家の脇を通り抜ける風をつかまえることができます。

水場や植栽などを活かすことも効果的。敷地の緑化は照り返しを防ぎ、葉の蒸散作用で空気の温度を下げます。また、池や水盆にも水の気化熱で風を冷やす効果があります。

暖かい空気

排気側の開口部

吊元を内側にして窓を設置

給気側の開口部

冷たい空気

風を逃がす 風をキャッチ

涼しい風

芝生 池

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採風サッシ 天窓シンフォニーウッディ/マイルドデュオPG採風モデル高性能とデザイン性を両立した高断熱サッシ。採風モデルなら風を上手にとり込み快適な暮らしが実現。

採風ドア 通風建具

バックヤードを有効活用した緑のカーテンも手軽に楽しめます。

つる性植物を絡ませて玄関前のさりげない目隠しとして。

カーポートやテラスにも取り付け可能です。

家族が集うリビングも、天窓からの光でより心地よく明るい空間に。

紫外線もしっかりカットするので、たっぷりの陽の光を浴びても安心。

左右の縦すべり出し窓の吊元を部屋の中心よりに変えることで通風量をアップ。

風を誘い込み、外へ抜けさせる吊元をクロス配置することで通風量をアップ。

雨水を利用して庭の草花に水をあげたり、暑い日には、家の前にうち水をしたり。私たちが環境のためにできることは身近にたくさんあります。家族みんなでエコライフを満喫できる商品です。

ウッディーライン 通風建具家中に風の通り道をつくる通風建具。エアコンに頼りがちな暮らしに、自然の風を上手にとり入れることで、豊かな季節を楽しみながらエコロジーなライフスタイルを演出します。

スカイシアター暖かい空気が下から上に流れる性質を活かしてすまいの風通しをよくするなど、天窓はまさにエネルギー0を実現できるエコロジーな換気装置です。

緑化フェンスエコリス グリーンメッシュ視線をさえぎり風と光をとり込めます。ツタを絡ませたり、植木鉢をセットして、手軽に緑のカーテンが楽しめます。

雨水タンクエコリス 雨水タンク雨を貯めて、晴れた日にはお庭を潤すエコライフ

ジエスタ 採風デザイン(玄関ドア)採風部に縦すべり機構を採用することで、扉を閉じたまま、さわやかな風をとり込めます。採風量を確保しつつ、デザイン性もアップ。鋳物の幅を抑えることで、防犯面にも配慮しました。

サーモスⅡ(採風勝手口ドアFS)ドアを閉めた状態で換気が可能。ダブルハング部の上下の障子を開けることにより、自然対流効果でスムーズな換気ができます。連動した上下の障子はお好きな位置でとめられます。 ルーバーを通して風が家中をめ

ぐるから、リビングやキッチンはもちろん寝室や子ども部屋まで快適です。プライベートを保ちつつ、心地よい暮らしをサポートします。

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低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度 低炭素認定制度

低炭素認定制度

改正省エネ基準

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夏は日差しをさえぎり、冬は陽だまりをつくる

太陽の光と熱を暮らしに活かすために、基本的な日差しの特性を知ること。季節や時間による太陽の高度や方位、日射量を考慮し、採光計画を立てることが快適な暮らしのポイントです。

季節による太陽高度

熱の流入割合(夏の冷房時 / 昼)

屋根11%

外壁7%

換気6%

73%床3%

開口部

出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター   「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

夏至

30.6° 54.0°77.5°

冬至

春分・秋分

夏は、7割以上の熱が窓やドアの開口部から出入りするため、光や熱をさえぎる工夫も重要に。南面の窓には庇、西面にはルーバーを取り付けることでの日射遮蔽対策が有効です。また、遮熱タイプの内窓、外付けスクリーンやすだれを併用するとさらに効果が高まります。

夏の熱をさえぎる工夫で快適に

※東京の場合

東面の窓

西面の窓

南面の窓

北面の窓

水平面の窓(屋根面など)

・朝日が入り、夜の間に冷えた室内を暖める・朝食時に日射量が多く、ダイニングに最適・午後は明るく、部屋の奥まで日差しが入る・夏や西日よけの対策が必要

・冬は直射光が得られず、結露対策が必要・明るさは1年中安定・夏の日射量が一番多い・北向きの天窓が有効

・1年中、明るく日差しが入る・冬の日射量は西・東向きの窓の2~3倍・夏は日差しが強く、社交対策が必要

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オーニングシェードテラスはもちろん、バルコニーから小窓まで家一棟をまるごとコーディネートできるオーニング。

彩風部屋の外側で日差しをさえぎり、部屋の温度上昇を抑えるスタイルシェードは、すぐれた省エネ効果も発揮。

スタイルシェード

スライドルーバーガラス光と風、自然の恵みを上手にコントロールするルーバー。窓辺の空間を心地よく、スタイリッシュに演出します。

プラスG スライドルーバー

夏は強い日差しをさえぎり、冬はルーバーから射し込むやわらかい光で、部屋を明るく装います。

ユニットひさし スリムアート

●複層窓ガラスの場合

ひさし カーテン

春・秋(採風)

●ウインドウタイプ1棟分の開口の日除けが可能に。住宅外観に新たな表情をプラス。

●独立タイプ外壁への施工なしでの設置が可能。

●テラスタイプスペースに応じて2つのバリエーションとスクリーン内蔵型をご用意。

79%

21%

22%

カット78%

室外 室内 室内室外

・スタイルシェードなし射熱取得率:0.79

・スタイルシェードあり日射熱取得率:0.22

約16%節電

●単板窓ガラスの場合

88%

12%

室外 室内

カット76%

24%

室内室外

・スタイルシェードなし日射熱取得率:0.88

・スタイルシェードあり日射熱取得率:0.24

約10%節電

夏と冬の快適さと省エネ。節約効果もアップ!

おだやかな日差しと風を効果的に室内へと導きます。

省エネルギー効果はシミュレーションプログラムによって算出した数値であり保証値ではありません。

夏(日射遮断)夏場の強烈な日材と室内の温度上昇を抑えます。

冬(採光)冬場の貴重な日差しを室内にとり込みます。

ブラインドインPG

ブラインド 閉めブラインド 開け

光を自在にコントロール操作ツマミを上下にスライドさせることで、ブラインドの角度を調整。状況に応じた適度な採光が可能に。

複層ガラスの中にブラインド。省エネ効果も抜群です。ブラインドは密閉されているので面倒な掃除も不要です。

●夏の冷房電気料金

カーテンなし

遮熱ランクB

遮熱ランクA 6,760円

7,407円

9,258円

2,498円お得!

1,851円お得!

●冬の暖房電気料金保温ランクA保温ランクB保温ランクCカーテンなし

9,266円9,600円10,382円11,163円

1,563円お得 !

781円お得 !

1,897円お得 !

ルーバーの効果夏は日差しをさえぎり、冬は日差しをとり入れるルーバーの角度

※取り入れる日差しは、地域や時間帯、立地、建築条件等により異なるため、保障されるものではありません。

9

ブランシェDXドレープもレースもすべてが上級形態安定加工仕上げ。窓幅の2倍の生地を使用した贅沢な縫製で、上質感を演出します。また、装飾性だけではなく、日射遮蔽や保温といった優れた機能も充実。

る度

ドレープもレースもすべてが上

です。

カーテン

春・秋(採風)おだやかな日差しと風を効果的に室内へと導きます。

夏(日射遮夏場の強烈の温度上昇を

ラインド 閉め

ことで、ブラインドな採光が可能に。

です。

ブランシェDXドレープもレースもすべてが上 態安定加工仕上げ。上級形態

遮なを

上級

室内す。

冬(採光)冬場の貴重な日差しを室内にとり込みます。

態安定加工仕上げ級形態

と室す

遮断)な日材と抑えま

級形態

低炭素認定制度

※ブランシェDXシミュレーション条件については、23ページをご覧ください。

遮熱高断熱複層ガラス遮熱高断熱複層ガラスは、高い断熱性能と遮熱性能を兼ね備えています。西日や夏の日差しが強い地域と、場所などに有効です。

窓ガラスから日差しが入る割合の比較

一般複層ガラス 遮熱高断熱複層ガラス(グリーン)

特殊金属膜(Low-E膜)

室内側室外側

夏 至(6/22)遮 蔽

採 光

78.5° 27.9℃

時期 南中時太陽高度(北緯 35°) 平均気温 日射遮蔽イメージ

秋分の日(9/23) 54.9° 21.1℃

立 冬(11/8) 38.5° 17.3℃

冬 至 (12/22) 31.6° 6.0℃

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水やお湯をかしこく使う

レバーハンドルの位置が使いやすい正面の時に水だけを吐水することで、無意識でのお湯の使用を防止します。

2カ所のタッチレスセンサーで水専用と湯水混合を使い分けることができます。

新しい節湯基準に対応する水栓器具

浴室・キッチン・洗面の水栓金具に節湯水栓を使用することで、給湯における一次エネルギー消費量を削減することができます。 

●水優先吐水機構

キッチン水栓

家庭で使う水とエネルギー

浴室やキッチンでは水の使用量のみならず、給湯エネルギーも発生するため、家庭内エネルギーの1/3も占めています。

出典:改正省エネルギー基準における基準一次エネルギー消費量   (東京4人世帯、床面積120㎡の戸建て住宅)

出典:東京都水道局 平成18年度一般家庭水使用目的別実態調査

キッチン・洗面水栓

給湯31%

空調23%

照明14%

換気8%

基準一次エネルギー消費量約80.7GJ/年

家電・調理26%

トイレ28%

風呂24%

炊事23%

洗濯16%

洗顔・その他9%

家庭で使用する水の量は、一人あたり1日230リットル程度。なかでもトイレは全体の28%を占め、もっとも多く使用されています。

流量調節と独立して設けたスイッチにより、吐水・止水を行います。

シャワーヘッドに設けたスイッチにより、吐水・止水を行います。

●手元止水機構

浴室シャワー浴室水栓

混合

カチッ

キキキッチン

水混合

カチッ混合

ン・洗面水栓

混合

吐水・止水スイッチ(シャワー・カラン)

吐水・止水スイッチ

湯水センサー

水専用センサー

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断熱材なし

断熱材あり 便フタ断熱材

便座断熱材

カチッ 水混合

カチッ 水混合

42℃40℃38℃

34℃36℃

▶経過 時間

▲湯温

0 1時間 2時間 3時間 4時間

JIS高断熱浴槽-2.5°C以下

サーモバスS-2.5°C以下

従来浴槽約-7°C

バスルーム

キレイも、快適も、エコも実現。使う人の気持ちや暮らしまで、キレイにできる新バスルーム誕生。

キレイユ

キッチン

調理を快適にするこだわりの機能が充実。使う人の目線で見つめ直したキッチンです。

サンヴァリエ〈リシェル〉

洗面化粧台L.C.(エルシィ)充実の清掃性と機能性と備えたスマートな洗面化粧台。豊富なカラーバリエーションも自慢のひとつ。

トイレサティスGタイプ新洗浄方式を搭載し、清掃性をアップ。上品なスタイルでデザイン性も向上した次世代型タンクレストイレ。

省エネに加え電気のムダ使いも防ぐLED照明省電力、長寿命のLED照明を装備。さらに消し忘れ防止タイマーで電気のムダ使いを解消します。

超節電で電気代を節約シャワートイレ使わないときは節電する暖房便座、便座、便フタに断熱材を内蔵。熱を逃さず、保温に必要な電気代を抑えます。また、省エネ温水シャワーは、お湯を使う時だけ温めます。

2日で風呂1杯分以上(305L)の節水超節水ECO44Lの洗浄水すべてが鉢内のすみずみにまでまわり、「静かに」かつ「しっかり強力」に汚れを洗い流す新洗浄方式です。

エコハンドルと微細シャワーで効果的に省エネシングルレバーシャワー水栓(エコハンドル)少ない水量で、勢いのある水流を実現する微細シャワーが従来比20%(当社比)の節水を実現。

さらに、レバーハンドルの位置が使いやすい正面のときに水だけを吐水するエコハンドルが、無意識でのお湯の使用を防止します。

お湯をムダに使わないオールインワン浄水栓Sタイプ(エコハンドル)レバーハンドルの位置が使いやすい正面のときに水だけを吐水するので、無意識でのお湯の使用を防止します。

手洗いよりお得食器洗い乾燥機「省エネナビ」のセンサーで食器量と汚れを検知。洗浄性能はそのままに、水と電気のムダを低減します。手洗いに比べて食器洗い乾燥機なら約89%節水・約78%省エネ。【試算条件】 NP-45ME6WJG 食器を満載して、2回/日使用した場合で算出。

追いだき回数を減らすサーモバスS浴槽の保温材と組フタのダブル保温で、お湯が冷めにくい構造。これで追いだきの回数が減らせます。

ワンプッシュで吐水・止水できる水栓だから、お湯の出しっ放しを防ぎます。

少量の水でも勢いよく出せるシャワーが省エネ・節水効果を生み出します。

お湯の出しっ放し、水のムダ使いを減らすプッシュ水栓&エコフル多機能シャワー

湯温低下は4時間で2℃

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低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

低炭素認定制度

改正省エネ基準

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自然に湿度を調整して、快適な住空間を

湿度が高くなると湿気を吸収し、湿度が低くなると湿気を放出する調湿機能をそなえたタイル建材。雨の日のジメジメや結露を抑制するだけでなく、冬の過乾燥を抑えて肌やのどにやさしい室内環境をつくります。

1年中きれいな空気を循環させる換気計画で、「快適」で「健康」な暮らしをお届けします。

エコカラット エコエア85

●吸放湿の仕組み

エコエア85は、熱だけではなく湿度も回収することができるのため、夏は湿った外気の湿度を抑えてとり込み、冬は乾燥した外気の湿度を上げてとり込むことができます。

●熱だけではなく、湿度も回収

●吸収できる湿気の量

結露

高湿度 乾燥

カビ・ダニ室内の相対湿度の上昇を抑え、窓面に発生する結露を抑制。

高湿度で繁殖しやすいカビやダニを抑制することが期待できます。

…湿度が高くなると湿気を吸収 …湿度が低くなると湿気を放出

熱交換換気システムタイル建材

24本[約4.8ℓ]

5本[約1ℓ]

エコカラット (16㎡)

珪藻土 (16㎡)

1本[約0.2ℓ]

調湿壁紙 (16㎡)

= 200cc

微細孔

リビング 寝室 玄関 トイレ

リビング・寝室・トイレに ...

快適さを感じる6つの要素

室内環境を整えようとするときに影響を与えるのが「温熱環境要素」です。これは、「気温」「湿度」「放射」「気流」という気象的4要素に「着衣量」「代謝量」を加えたもの。この6つのバランスが保たれている時「快適」と感じます。

低炭素認定制度

改正省エネ基準

湿度回収率 66 %湿度回収率 0 %室内28℃50%

室外35℃65%

室内28℃50%

室外35℃65%

排気 給気排気 給気

熱交換器熱交換器95%

第一種顕熱交換型換気・第三種換気従来品

第一種全熱交換型換気エコエア85

67%※

ジメジメした外気がそのまま室内に… 冷房中の湿度に近づけて室内に…

湿度回収率 65 %湿度回収率 0 %室内20℃50%

室外0℃50%

室内20℃50%

室外0℃50%

排気 給気排気 給気

熱交換器熱交換器13%

37%※

乾燥した外気がそのまま室内に… 暖房中の湿度に近づけて室内に…

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自然の力でエネルギーを創る

エネルギーは「へらす」「つくる」「ためる」

建物の省エネ化+機器の高効率化により使用エネルギーを削減。さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いたゼロ・エネルギー住宅、HEMSや蓄電池を用いることでエネルギーを最適に制御します。

つかうエネルギー

つくるエネルギー

一般的な住宅 省エネ住宅

省エネ住宅+太陽光発電

ゼロ・エネルギー住宅

つかうエネルギーつくるエネルギー

太陽光発電システムは、光熱費の節約やエコにも貢献。LIXILなら、新築住宅にも既設の屋根にも取り付け可能です。

カーポートの屋根にソーラーパネルを搭載することで、太陽光発電をあきらめていた方々 に設置の機会をご提供できます。

ソラエルⅡ(ソーラー専用カーポート)

ソーラーラック(後乗せ型)

豊富なバリエーションで様々な屋根に対応。既築の住宅にも設置可能な、軽量アルミ架台の太陽光発電。

ソーラールーフ(一体型)

すぐれた耐久性とコストパフォーマンス。屋根全体で効率よく発電する、新しいスタイルです。

余った電気は自動で売却昼間に発電して余った電気は、電力会社へ自動的に売却されます。現行の「太陽光発電の買取制度」では、10年間にわたって余剰電力を固定金額で売電することができます。

●売電・買電システム簡易図(売買切替は自動) ●晴天時、1日の発電と消費電力の推移

ご家庭

昼間の発電で使わなかった電気

発電できない夜間や雨天時などの電気 電力会社

売電

買電

朝 昼 夕

太陽光発電システム

低炭素認定制度

改正省エネ基準

低炭素認定制度

改正省エネ基準

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LIXILではさらに快適な住まいづくりのサービスをご用意しています。

CO2

¥7,950

¥21,841

155kg

427kg

¥21,841¥7,950 蛍光ランプ既存の場合

LEDの場合

年間電気代の比較ができます。

※(財)省エネルギーセンターホームページ(2009年より)

新築住宅の最適なエアコン設置計画をエアコンプランシートや消費電力・設置費用比較表を作成してご提案するサービスです。

LIXILのHEMS「みるる」導入で、暮らしも意識も変わります。

●照明プランニングサービスお客様のライフスタイルに応じて、最適な照明計画や心地よい演出効果を提案するサービスです。

「みるる」でエネルギー使用量の目標を設定し、省エネを意識しながら生活することで、これまでのムダなエネルギーの使用を抑えることができます。「使用量より発電量のほうが多かった!」「先月より光熱費が安くなった!」など、目に見える結果はうれしく、励みになります。また、部屋ごとに節電競争をしたり、湯はり後の追いだき回数の削減を意識したり、洗面所での節水などが習慣化され、家族で無理なく楽しく省エネが楽しめます。

● お客様のライフスタイルに合わせた居室空間を トータルにプランニング

● 住まいの照明をトータルに提案することで 照明にかかる電気代を大幅に節約します。

省エネ効率11%!!※ 太陽光による発電量・売電量。家の電力消費量が見えるから、家族全員の節電意識が高まります。

ガス・水道の消費量もしっかり見えるから、風呂の追いだき回数を少なくしたり、洗面所での節水を習慣化できます。

タブレット端末はインターネットに接続できるから、子どもたちもHEMSに興味を持つようになります。

各部屋ごとの電力消費量も見えるから、節電競争をするなど家族で楽しく節電ができます。

節ガス節水

意識向上

ネット利用

一目瞭然

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エネルギーの見える化で、かしこく暮らす

●エアコンプランニングサービス

● 住宅の断熱性能を考慮して設置コストや冷暖房費を大幅に節約できるよう、消費電力、設置費用比較表を作成してご提案します。

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LIXILの設計・申請サポート

認定低炭素住 宅 対 応

LIXIL 独自の構 造 設 計

通風・創風を科学的に解析! 窓の最適設計をアドバイスいたします。

● 認定低炭素住宅適合サポート2012年12月に施行された認定低炭素住宅はローン控除の割増やフラット35S等のインセンティブが用意されています。評価基準をクリアするために、仕様決めまで手戻りが多くなることが予想されます。LIXILではスムーズに基準をクリアするために的確なアドバイスを含めたサポートをご用意しています。

● スマートスケルトン開口部を耐力壁として評価できる新構造解析技術「スマート構造解析テクノロジー」と、新技術を 採 用 し た 開 口 部 壁 体「KABEMADOユニット」の組合せで、高い耐震性を確保しながら自由な開口部デザインを実現できる設計サポートです。

開口設計のアドバイス(ビルダー様向け)●現プランでのシミュレーション結果●通風・創風最適設計のプランアドバイス

暮らし方アドバイス(お施主様向け)●風がある時、風がない時の窓の開け方●寝ている時の窓の開け方

● スーパーストロング構造体 バリュースーパーストロング構造体 バリュー(SSバリュー)は、耐震性能の最高等級「耐震等級3相当」を実現する設計サポートです。高い耐震性を保ちながら、自由な間取りを全棟で実現できます。耐震等級3相当の設計検査報告書の提出と、万が一の場合も耐震補償付きで安心です。

● バリュータスSSバリューをベースに長期優良住宅への申請サポートを付けたバリュータス長期優良タイプをご用意しています。その他、住宅性能評価申請サポートを付けたバリュータス性能評価タイプもラインナップ。バリュータスは安心の耐震補償付きです。

初夏から秋にかけて自然の風をとり込む「通風」と、温度差換気を利用して空気をとり込む「創風」で、窓との暮らし方をご提案します。

申請・適合証等取得サポート

高付加価値設計サポート 申請・適合証等取得サポート高付加価値設計サポート

高付加価値設計サポート

スピーディー対応で、ライバルに差を

耐震等級 3 相当 耐震等級 3 相当間取り自由で地震に強い家づくり 住宅性能表示対応 SSバリューに加え、2種類の制度に対応

高い耐震性のまま、自由な開口部デザインを

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● 通風・創風 最適設計サポート快適性評価指標の一つであるPMV※2(Predicted Mean Vote / 予測温冷感申告)を活用し、建築予定の設計図面、立地条件などの情報をもとに、夏を省エネで快適に過ごすための最適な窓サイズ・種類・配置を提案する新しいサービスです。※2 温冷感の評価方法に関する国際規格(ISO7730)

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住宅・建築物の省エネルギー基準の改正と低炭素建築物認定制度の導入についてエネルギー消費量の増加と温室効果ガス排出量の増大を受け、住宅・建築物部門では省エネ・地球温暖化対策の一層の充実が求められています。平成25年に改正された住宅・建築物の省エネルギー基準(改正省エネ基準)は、 「一次エネルギー消費量」を指標にすることで、建物全体の省エネ性能をより分かりやすく把握できるように見直されました。また、ゼロ・エネルギー住宅※の将来的な普及に向けて、改正省エネ基準の段階的な義務化を進めると同時に、誘導基準である低炭素建築物認定制度が新たに導入されました。ここでは、これらの基準・制度のうち住宅にかかわる内容についてご紹介しています。※住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)で ゼロ又は概ねゼロになる住宅。ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)とも呼ばれています。

導入予定

改正省エネ基準のポイント

改正省エネ基準と低炭素建築物認定制度は、住宅・建築物全体の省エネ性能の底上げと、より高いレベルであるゼロ・エネルギー住宅の普及を進めるために、ベースとなる基準と誘導基準として定められました。税制優遇や補助金などの支援により段階的に建物の省エネ性能のレベルアップをはかり、2030年には新築住宅の平均でゼロ・エネルギー住宅とすることが国の目標としてかかげられています。

次世代省エネ基準からの変更点は、大きく分けて下記の3つです。

・次世代省エネ基準からの置き換えとなる、ベースとなる基準です。・現在はあくまで努力基準ですが、2020年を目処に段階的に義務化されます。

・建築物の低炭素化への誘導基準であり、任意の制度です。・住宅ローン減税や容積率緩和などの優遇・支援措置があります。

1)地域区分の変更  地域区分が、6区分から8区分に分かれます。

現行省エネ基準(平成11年基準)

Ⅰ地域

Ⅱ地域

Ⅲ地域

Ⅳ地域

Ⅴ地域

Ⅵ地域

改正省エネ基準 1地域

2地域

3地域

4地域

5地域

6地域

7地域

8地域

改正

改正

水準継続

新規追加

1)地域区分 Ⅰ~Ⅵ地域(6区分)

現行省エネ基準(平成11年基準) 改正省エネ基準

1~8地域(8区分)※旧Ⅰ地域、Ⅳ地域を各々2区分に細分化

暖冷房負荷(熱損失係数Qキュー

値)基準夏期日射取得係数μ

ミュー値基準

【床面積当りの指標】

外皮平均熱貫流率Uユーエー

A値基準冷房期平均日射熱取得率η

イータエーA値基準

【外皮面積当りの指標】

外皮性能・設備性能等を加味した一次エネルギー消費量基準【住まい全体の省エネ性能を評価する指標】

2)外皮の熱性能の 基準

3)一次エネルギー 消費量基準

ゼロ・エネルギー住宅を標準的な新築住宅とする

新築住宅の平均でゼロ・エネルギー住宅

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床面積

評価対象となる住宅において、①地域区分や床面積等の共通条件のもと、②実際の住宅の設計仕様で算定した設計一次エネルギー消費量が、③基準仕様(平成11年基準相当の外皮と標準的な設備)で算定した基準一次エネルギー消費量以下となることを基本とします。一次エネルギー消費量は「暖冷房設備」、「換気設備」、「給湯設備」、「家電等※」のエネルギー消費量を合計して算出します。また、エネルギー利用効率設備(太陽光発電設備やコージェネレーション設備)による創出効果は、エネルギー削減量として差し引くことができます。

※平均日射熱取得率は冷房期についてのみ外皮性能に関する基準として定められていますが、日射熱取得利用による暖房エネルギー 削減のための重要な指標であるため、一次エネルギー消費量算定の際は、暖房期についても求めることが必要となります。

■住宅の一次エネルギー消費量基準における算定のフロー

3)一次エネルギー消費量基準の導入  建物全体の省エネルギー性能を評価する「一次エネルギー消費量」の基準が追加されます。

※1 家電及び調理のエネルギー消費量。建築設備に含まれないことから、省エネルギー手法は考慮せず、   床面積に応じた同一基準値を設計一次エネルギー消費量及び基準一次エネルギー消費量の両方に使用する。※2 太陽光発電による再生可能エネルギー導入量等

(1)外皮平均熱貫流率( Uユーエー

A値)床面積当たりの熱損失係数(Q

キュー

値)による基準から、外皮面積当たりの熱損失量を示す外皮平均熱貫流率( U

ユーエー

A値)による基準が採用されています。

(2)冷房期の平均日射熱取得率(ηイータエー

A値)入射する日射量に対する室内に侵入する日射量の割合を外皮全体で平均した値です。

2)外皮が満たすべき熱性能に関する基準  外皮の熱性能については、平成11年基準相当の水準が引き続き求められます。  床面積当たりの基準から、外皮表面積当たりの基準に変わります。

地域区分 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ熱損失係数の基準値[W/(m2・K)] 1.6 1.9 2.4 2.7 3.7夏期日射取得係数の基準値 0.08 0.07 0.06

地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8外皮平均熱貫流率の基準値[W/(m2・K)] 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 -冷房期の平均日射熱取得率の基準値 - - - - 3.0 2.8 2.7 3.2

改正前の省エネルギー基準[平成11年基準]

改正後の省エネルギー基準[平成25年基準]

※1 換気及び湿気によって失われる熱量を含む ※2 換気及び湿気によって失われる熱量は含まない

熱損失係数(Q値)=

●熱損失係数による基準 ●外皮平均熱貫流率による基準

●夏期日射取得係数による基準 ●冷房期の平均日射熱取得率による基準

改正前の熱性能基準 改正後の熱性能基準

単位温度差当たりの総熱損失※1

夏期日射取得係数

冷房期の平均日射熱取得率

外皮平均熱貫流率

床面積 外皮表面積

外皮表面積

単位日射強度当たりの総日射熱取得量

単位日射強度当たりの総日射熱取得量

単位日射強度当たりの総日射熱取得量※2

(u値)= (ηA値)=

(UA値)=

×100

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低炭素建築物認定制度について省エネ基準の見直しと同時に新たに制定された「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)に基づき、「低炭素建築物新築等計画の認定制度」(低炭素建築物認定制度)が創設されました。これは、市街化区域等内において、低炭素化に関する先導的な基準に適合する建築物を認定する制度です。

低炭素建築物として認定されるためには、外皮性能の改正省エネ基準への適合に加え、一次エネルギー消費量が改正省エネ基準よりも10%削減できること、低炭素化対策を採用していることが要件となります。

選択的項目の低炭素化に資する措置は、下記8項目のうち2項目の措置が必要です。

「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)とは東日本大震災を契機とするエネルギー需給の変化や国民のエネルギー利用・地球温暖化問題に関する意識の高まりを受けて、特に多くの二酸化炭素が排出される地域である「都市」における低炭素化を促進するために制定されました。

10%

定量的評価項目(必須) 選択的項目

外皮性能 省エネ基準と同等以上の断熱性能・日射熱 取得性能が確保されていること

一次エネルギー消費量 省エネ基準に比べて、住宅の一次エネルギー 消費量がマイナス10%以上であること。

省エネ法の省エネ基準

高炉セメント又はフライアッシュセメントを構造耐力上主要な部分に使用している。

木造住宅もしくは木造建築物である。

住宅の劣化の軽減に資する措置を講じている。

【敷地緑化等】緑地又は水面の面積が敷地面積の10%以上。

HEMS採用戸建住宅・共同住宅の住戸※にHEMSを採用している。

節水トイレの設置設置する便器の半数以上※に節水に資する便器を使用している。

節水水栓の設置設置する水栓の半数以上に節水に資する水栓を使用している。

雨水・井水・雑排水利用雨水・井水・雑排水設備を設置している。

食器用洗浄機の設置(住宅に限る)定置型の食器用洗浄機を設置している。

BEMS採用建築物にBEMSを採用している。

再生可能エネルギー及び蓄電池再生利用エネルギーを利用した発電設備及び連携した定置型の蓄電池を設置している。(半数以上)

※共同住宅での認定の場合半数以上の住宅。

※建築物での認定の場合、 便器総数の半数以上。

※建築物での認定の場合、 水栓総数の半数以上。

※共同住宅での認定の場合、 半数以上の住宅で採用 されていることとする。

【壁面緑化等】壁面緑化を行う面積が外壁面積の10%以上。

左記対策の組み合わせによる設置

【屋上緑化対策】緑化を行う又は日射反射率等を高い屋根材を使用する面積が屋根面積の20%以上。

【敷地の高反射性舗装】日射反射率の高い舗装の面積が敷地面積の10%以上。

低炭素に資する措置として、以下の8つの項目のうち2つ以上に該当すること、または所管行政庁が認める低炭素化に資する建築物であること。

節水対策①節水に資する機器の措置②雨水・井水・雑排水利用エネルギーマネジメント③HEMS・BEMSの措置④定量型蓄電池の措置ヒートアイランド対策⑤一定のヒートアイランド対策を講じている建築物(躯体)の低炭素化⑥住宅の劣化軽減に資する措置を講じている⑦木造住宅もしくは木造建築物である⑧高炉セメント等を使用している低炭素基準

①節水に資する機器を設置している ②雨水、井水又は 雑排水利用

③HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム) 又はBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を設置

④定置型の蓄電池の設置

⑤一定のヒートアイランド対策を講じている

⑥住宅の劣化の軽減に資する 措置を講じている

⑦木造住宅もしくは 木造建築物である

⑧高炉セメント等を 使用している

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◆主な要件①その者が主として居住の用に供する家屋であること②住宅の引渡し又は工事完了から6ヶ月以内に居住の用に供すること③床面積が50㎡以上あること④店舗等併用住宅の場合は、床面積の1/2以上が居住用であること⑤借入金の償還期間が10年以上あること⑥合計所得金額が3,000万円以下であること

低炭素建築物認定制度における優遇措置低炭素建築物として認定された建築物は、以下の優遇措置を受けることができます。(2013年8月現在)

1)税制優遇(住宅について)(1)所得税

(2)登録免許税

2)金利優遇(住宅について)住宅ローン【フラット35】Sエコ(金利Aプラン)の省エネルギー性の基準に「認定低炭素住宅」が追加されました。フラット35の金利から当初10年間0.3%引き下げられます。

3)容積率の緩和低炭素化に資する設備(再生利用可能エネルギーと連系した蓄電池、コージェネレーション設備等)について、通常の建築物の床面積を超える部分は、容積率算定時の述べ面積に算入されません。(1/20を限度)

居住年所得税(ローン減税)

所得税(投資型)最大減税額控除対象

借入限度額 控除率 最大減税額引き上げ(10年間)

H25年~H26年3月 3,000万円1.0%

300万円 (一般 200万円) -

H26年4月~H29年 5,000万円(※) 500万円 (一般 400万円) 65万円

登録免許税率引き下げ(~H26年3月)

保存登記 移転登記

0.1% ( 一般 0.15%) 0.1% ( 一般 0.3%)

※5,000万円の控除対象限度額は、当該住宅取得に係る消費税率が8%又は10%の場合に限って適用されます。このため、消費税の経過措置に より旧税率(5%)が適用される場合は平成26年4月以降の入居であっても3,000万円が控除対象借入限度額となります。

◆主な要件①その者が主として居住の用に供する家屋であること②住宅の新築又は取得から1年以内に登記をすること③床面積が50㎡以上あること

※ 本カタログでは、改正省エネ基準の対象となる商品に 改正省エネ基準、低炭素建築物認定精度の対象となる商品に 低炭素認定制度のマークを表記し、巻末に必要な商品性能データを掲載しています。

改正省エネ基準・低炭素建築物認定制度について、詳しくはこちらをご覧下さい。 http://www.biz-lixil.com/service/law/

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巻末資料-1

本カタログ掲載商品の改正省エネ基準一次エネルギー消費量計算、低炭素建築物認定取得に必要となるデータです。(2013年8月13日現在)

商品名建具の構成 日射熱取得率 開口部の

熱貫流率[W/(㎡・K)]建具の仕様 ガラスの仕様 ※1 ガラスのみ 障子 外付

ブラインド窓・框ドア

・トリプルマイスター (一重)木製又はプラスチック製 ダブルLow-E三層複層(G7以上×2)

日射取得型 0.54 0.34 0.121.60

日射遮蔽型 0.33 0.22 0.08・トリプルマイスター 引違い窓 (一重)木製又はプラスチック製 Low-E三層複層(G6以上×2)

日射取得型 0.59 0.37 0.141.70

日射遮蔽型 0.37 0.25 0.10

・マイスターⅡ (一重)木製又はプラスチック製

Low-E複層(G12以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

1.90日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A10以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15 2.33日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

複層(A10以上)  0.79 0.38 0.17 2.91

・サーモスⅡH (一重)金属・プラスチック(木) 複合構造製 ※2

Low-E複層(G16以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.15日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A10以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.33日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G8以上G16未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.33日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A5以上A10未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G4以上G7未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

・サーモスⅡS・縦すべり出し窓、・横すべり出し窓、・高所用横すべり出し窓、・FIX窓

(一重)金属・プラスチック(木) 複合構造製 ※2

Low-E複層(G16以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.15日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A10以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.33日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G8以上G16未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

2.33日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A5以上A10未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G4以上G7未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

複層(A10以上) 0.79 0.38 0.17 3.49複層(A6以上A10未満) 0.79 0.38 0.17 4.07

・サーモスⅡS・引違い窓、・上げ下げ窓、・テラスドア、・採風勝手口ドアFS

(一重)金属製 ※3

Low-E複層(A10以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G8以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A5以上A10未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

4.07日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G4以上G7未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

4.07日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

複層(A10以上) 0.79 0.38 0.17 4.07複層(A4以上A10未満) 0.79 0.38 0.17 4.65

・デュオPG (一重)金属製 ※3

Low-E複層(A10以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G8以上)日射取得型 0.64 0.38 0.15

3.49日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(A5以上A10未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

4.07日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

Low-E複層(G4以上G7未満)日射取得型 0.64 0.38 0.15

4.07日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11

複層(A10以上) 0.79 0.38 0.17 4.07複層(A4以上A10未満) 0.79 0.38 0.17 4.65

・デュオPG  ダブルガラスルーバー窓 (一重)金属製

※3 単板+単板(A6以上A12未満) ※3 0.79 0.38 0.17 4.65

玄関・ドア

・グルエ

金属製高断熱構造  扉:高断熱フラッシュ構造 ※5   辺縁部等熱遮断構造 ※6 枠:熱遮断構造

Low-E複層(G12以上)又は「ガラスなし」 0.06 1.75

・ジエスタ(k2仕様)

金属製高断熱構造 扉:断熱材充填フラッシュ構造   辺縁部等熱遮断構造 ※6 枠:熱遮断構造   又は金属・プラスチック複合 構造製

Low-E複層(A10以上)又は「ガラスなし」 0.079 2.33

・ジエスタ(k4仕様) A18型、A84型、 B81~83型、 F85型除く

金属製  扉:断熱材充填フラッシュ構造 ※7

複層(A4以上)又は「ガラスなし」 0.138 4.07

■開口部(開口部の熱貫流率、ガラスの日射熱取得率)〈評価対象:外皮性能〉

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※ 1 表中ガラスの仕様について

   ・Low-E複層とは、少なくとも一方のガラスにLow-Eガラス(ガラス表面に低放射膜を配したガラス)を使用した2枚の板ガラスと1つの中空層から   なる複層ガラスをいう。Low-EガラスのLow-E膜面は中空層に面するように配される。   ・ダブルLow-E三層複層とは、少なくとも2枚のガラスにLow-Eガラスを使用した3枚の板ガラスと2つの中空層からなる複層ガラスをいう。Low-E ガラスのLow-E膜面は中空層に面するように配される。   ・Low-E三層複層とは、少なくとも1枚のガラスにLow-Eガラスを使用した3枚の板ガラスと2つの中空層からなる複層ガラスをいう。Low-Eガラス のLow-E膜面は中空層に面するように配される。   ・単板(複層及びLow-E複層に組合せる透明ガラス含む)とは、JIS R3202に定めるフロート板ガラス及び磨き板ガラス、JIS R3203に定める型板ガ ラス、JIS R3204に定める網入板ガラス及び線入板ガラス、JIS R3206に定める強化ガラス、JIS R3222に定める倍強度ガラス、JIS R3208に定める 熱線吸収板ガラス、JIS R3221に定める熱線反射ガラス及びJIS R3205に定める合わせガラスをいい、それらの板ガラスに表面加工による光学的 な拡散性を持たせたもの(刷りガラス、フロスト加工、タペストリー加工)を含む。   ・ガラス仕様に用いるガラス(複層ガラスのように複数枚のガラスを使用する場合はそのうちの1枚のガラス)について、JIS R 3205に定める合わ せガラスとすることが出来る。 ※ 2 金属・プラスチック複合構造製とは、屋外側が金属、屋内側にプラスチックを配した構造で、屋内側の大部分がプラスチックで覆われているもの をいう。 ※ 3 金属製とは、アルミニウム合金等の金属で構成された構造をいう。構成の中で一部(枠等)に金属製のほか熱遮断構造、金属・プラスチック複合構   造のものを含む。 ※ 4 単板+単板(A6以上A12未満又はA12以上)とは、一重の単板ガラス入り窓のガラス部分に、別途単板ガラス入り建具を屋内側に重ねて設置した   ものをいい、中間部にブラインドが設置されたものを含む。※ 5 高断熱フラッシュ構造とは、断熱フラッシュ構造のうち扉厚さ60ミリ以上のものをいう。 ※ 6 辺縁部等熱遮断構造とは、扉の小口が熱遮断構造製となっている構造をいう。 ※ 7 断熱材充填フラッシュ構造とは、2枚の面材の間に発泡プラスチック等の断熱材を挟み込んだ構造をいう。

シリーズ名 使用部位 断熱材の種類 熱伝導率λ[W/(m・K)]

スーパーウォール工法用断熱パネル

外壁、屋根、天井 A種硬質ウレタンフォーム保温板 0.026床、基礎 A種押出法ポリスチレンフォーム保温板 0.028

■断熱材 〈評価対象:外皮性能〉

商品名 換気設備の方式 モーター種類 消費電力[W] ※1 ダクト径 熱交換の有無※2

第一種換気設備の場合における有効換気量率

エコエア85 ダクト式第1種換気設備 DCモーター定風量制御でない 下表参照 φ75、φ125、φ150 有

(温度交換効率85%) 95%

■換気設備 〈評価対象:換気エネルギー消費量〉

※ 1 比消費電力を求めるための消費電力(換気設計上選択した運転モード、静圧0Pa 時の消費電力)※ 2 有効換気量率 85%以上、熱交換効率 65%以上。

風量調整位置 Min 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 Max消費電力[W] 4.2 14.3 18.0 22.1 27.2 32.5 39.0 46.2 54.2 63.6 73.3 80.0

エコエア85(SE200R、SE200RS)消費電力(0Pa時)

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巻末資料-2

本カタログ掲載商品の改正省エネ基準一次エネルギー消費量計算、低炭素建築物認定取得に必要となるデータです。(2013年8月13日現在)

シリーズ名 水栓金具名節湯水栓 節水水栓

手元止水機構 水優先吐水機構 湯水混合水栓(サーモスタット式)

キレイユ(Kタイプ)

プッシュ水栓+エコフルシャワー〈ホワイト〉 ○ - ○プッシュ水栓+エコフルシャワー〈メタル調〉 ○ - ○プッシュ水栓+スイッチ付エコフルシャワー〈ホワイト〉 ○ - ○プッシュ水栓+スイッチ付エコフルシャワー〈メタル調〉 ○ - ○プッシュ水栓+エコフル多機能シャワー〈メタル調〉 ○ - ○プッシュ水栓+スイッチ付エコフル多機能シャワー〈メタル調〉 ○ - ○

■水栓金具(バスルーム用) 〈評価対象:給湯エネルギー消費量、節水対策〉

シリーズ名 水栓金具名 水栓金具品番節湯水栓 節水水栓

手元止水機構 水優先吐水機構 湯水混合水栓(シングルレバー式)

リシェル

タッチレス水栓(ハンドシャワー付)ナビッシュ(浄水器ビルトイン型)A6タイプ JF-NA466S-JG5 ○ - ○ナビッシュ(エコセンサー付)A7タイプ SF-NA471S-JG5 ○ ○ ○ナビッシュA5タイプ SF-NA451S-JG5 ○ - ○

グースネック水栓(ハンドシャワー付) グースネック(エコハンドル) SF-HM451SYXJG5 - ○ ○

オールインワン浄水栓(ハンドシャワー付)

eモダンタイプ(エコハンドル) JF-1451SYX-JG5 - ○ ○Sタイプ(エコハンドル・オールメッキ) JFAB461SYXJG5U - ○ ○Nタイプ(エコハンドル・ホワイト) JFAC461SYXJG5U - ○ ○

ハンドシャワー水栓 クロマーレ(エコハンドル) SF-HB451SYXJG5 - ○ ○キッチンシャワー付水栓 クロマーレ(エコハンドル) SF-HB442SYX-JG - ○ ○シングルレバー水栓 クロマーレ(エコハンドル) SF-HB420SYX-JG - ○ ○

アミィ

タッチレス水栓(ハンドシャワー付)ナビッシュ(浄水器ビルトイン型)A6タイプ JF-NA466S-JG5 ○ - ○ ナビッシュ(エコセンサー付)B7タイプ SF-NB471SX-JG5 ○ ○ ○ナビッシュB5タイプ SF-NB451SX-JG5 ○ - ○

グースネック水栓(ハンドシャワー付) グースネック(エコハンドル) SF-HM451SYXJG5 - ○ ○

オールインワン浄水栓(ハンドシャワー付)

eモダンタイプ(エコハンドル) JF-1451SYX-JG5 - ○ ○Sタイプ(エコハンドル・オールメッキ) JFAB461SYXJG5X - ○ ○Nタイプ(エコハンドル・ホワイト) JFAC461SYXJG5X - ○ ○

ハンドシャワー水栓 クロマーレ(エコハンドル) SF-HB451SYXJG5 - ○ ○キッチンシャワー付水栓 クロマーレ(エコハンドル) SF-HB442SYX-JG - ○ ○

シングルレバー水栓クロマーレ(エコハンドル) SF-HB420SYX-JG - ○ ○ノルマーレ(エコハンドル) SF-HE421SYXJGX - ○ ○

■水栓金具(システムキッチン用) 〈評価対象:給湯エネルギー消費量、節水対策〉

シリーズ名 水栓金具名節湯水栓 節水水栓

手元止水機構 水優先吐水機構 湯水混合水栓(シングルレバー式)

L.C.〈エルシィ〉 シングルレバーシャワー水栓(エコハンドル) - ○ ○

■水栓金具(洗面化粧台用) 〈評価対象:給湯エネルギー消費量、節水対策〉

シリーズ名 浴槽パン仕様 高断熱浴槽対象条件 性能

キレイユ(Kタイプ)

浴槽パンなし 標準設定時(サーモバスS)高断熱浴槽

浴槽パンあり 標準設定時(サーモバスS)ただし、アクアジェット、洗濯用ふろ水利用システム仕様は対象外。

■浴槽 〈評価対象:給湯エネルギー消費量〉

商品名 モジュール型式 公称最大出力(Pmax)[W]※1

太陽電池アレイの種類

太陽電池アレイ設置方式

ソーラールーフ

ND-S9T1L 189 結晶系太陽電池 屋根置き型ND-G4T1 74 結晶系太陽電池 屋根置き型

ソーラーラック

SLE250S-20/Wdb 250 結晶系太陽電池 屋根置き型SLE125S-10/Ndb 125 結晶系太陽電池 屋根置き型

■太陽電池モジュール 〈評価対象:再生可能エネルギー導入量〉

※ 1 太陽電池アレイのシステム容量は公称最大出力にモジュール設置枚数を乗じて算出します。

■食器洗い乾燥機 〈評価対象:節水対策〉・全てのビルトイン型食器洗い乾燥機が節水措置の対象となります。

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シリーズ名 グレード 水準適合区分

サティスGタイプ

節水Ⅱ型大便器SタイプEタイプ

商品名 有効貯水容量

エコリス雨水タンク 150L

■トイレ 〈評価対象:節水対策〉 ■雨水タンク〈評価対象:節水対策〉

※タンクに求められる有効貯水容量:80L 以上

LIXILでは、改正省エネ基準、低炭素建築物認定制度の対象商品のデータや、低炭素建築物認定の申請時に必要となる証明書をご用意しています。くわしくは、LIXILホームページをご覧ください。http://www.biz-lixil.com/service/law/lowcarbon/

■ブランシェDXシミュレーション条件一般財団法人建材試験センターにて非定常多数室熱付加計算プログラム「AE-Sim/Hert」を用いてシミュレーションを実施。●設定温度 : 冷房27℃、暖房20℃ ●稼働時間 : 冷房 6/16~9/11、暖房 11/11~4/1 ●稼働時間 : 6~9時、12時~14時、16時~22時 ●COP : 3●電気料金単価:22.9円/kWh ●地域:東京 ●気象データ:1990年代標準気象データ ●住宅モデル:日本建築学会熱シンポジウムで提案された住宅標準問題を参照 ●延べ床面積 : 125.9㎡、実証対象となる部分 : 1階LD部(床面積20.5㎡/窓面積6.6㎡)

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自然をかしこく生かす、パッシブファースト

XT3600ヨ-LG66

01 2013.8.30発行