東邦大学理学部 総合入試(高大接続)1 2021 年度入学者対象...
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2021年度入学者対象
東邦大学理学部
総合入試(高大接続)
事前配布資料
(エントリーから出願まで)
氏名
※本入試の全体の流れについては募集要項をご覧ください。
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目次
総合入試(高大接続)について .................................................................................................... 2
高大接続プログラム実施の意味 ................................................................................................... 3
プレプログラムA受講までの手順 .............................................................................................. 3
Moodle(ムードル)について ..................................................................................................... 5
プレプログラム Bの受講申し込み ............................................................................................. 5
出題 ................................................................................................................................... 5
総合入試(高大接続)スケジュール ........................................................................................... 7
プレプログラムA予定表 .......................................................................................................... 8
総合入試(高大接続)について
東邦大学理学部では,正解のある問題を解く知識と技能の評価に加えて,多面的に受験生の
能力を評価することを目的とした「高大接続型入試」を平成 29年度入試から開始しました(令和 3
年度入試より総合入試(高大接続)に名称変更)。本学で学ぶ知識と技能は実験・実習・フィールド
ワークと密接に関連しています。そこでは正解のない問いに対し,自分なりの答えを用意すること
や,自分にとって未知の課題に積極的に取り組む意思が重要です。これらの能力は,正解のある
問題に時間内で解答する試験だけでは十分に測ることができないと考えています。総合入試(高
大接続)では,高等学校の学習範囲にとらわれない,複数の多様な実験と講義からなるプレプログ
ラムを用意しています。このプレプログラムの受講や試験を通して,知識・技能のみに偏らない,バ
ランスのとれた真の学力を具えた人材を発掘することを目指しています。
総合入試(高大接続)は,総合入試説明会(オンライン開催)に参加することから始まります(第一
段階)。参加した方に対して,この入試制度の趣旨・概要とプレプログラムの説明を行います。プレ
プログラムの受講を希望される方は、説明会後に送付するエントリーフォームにご入力ください。
第二段階であるプレプログラムはAとBの二種類があります。プレプログラムAでは本学理学部の
特徴を知ってもらうことを主眼に置いています。8 月~9月にかけて自分の興味に沿ったプレプログ
ラムAを受講することで,大学における学修の一端を体験し,プレプログラムBの受講に備えていた
だきます。プレプログラムBは,志望する学科への適性を最終的に確認していただくことを目的とし
て,10月 3日(土)に実施します。ここでは,あらかじめ各学科で作成した評価基準に基づいて,多
面的な観点から受講者の達成度を評価します。規定のプレプログラムAおよびBを受講すること
が,試験出願のための要件となります。
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第三段階である選抜試験では,正解のある問題を解く知識と技能を見極めるために,筆記試験
等による理科の基礎学力の確認もあわせて行います。大学で行う講義・実習の学修効果を最大限
に発揮するためには,知識・技能は必要不可欠だからです。最終的な合否判定は,これらの結果
と調査書(履修科目やその成績,課外活動,外部試験の成績等も含む),志望理由書,プレプログ
ラムBの取り組み状況を総合的に判断して行います。
総合入試(高大接続)に合格後は第四段階にあたるポストプログラムを受講していただきます。
入学までの期間,大学の講義を定期的に受講することで,入学に向けた心構えを醸成し,高等学
校から大学への接続をより確かなものにしていきます。
高大接続プログラム実施の意味
東邦大学理学部の高大接続プログラムは,選抜試験の前に実施するプレプログラムA・Bと,選
抜試験後に合格者を対象として実施するポストプログラムから構成されています。
まずプレプログラムA・Bの受講を通じて,受験を決める前に,東邦大学理学部が提供する学び
の一端を経験してもらいます。このことが,自らの興味の方向や適性を判断する材料になると考え
ています。大学で修める学問が高校の学習とどのように関連し,また,どのように発展していくもの
であるのかを考える機会を提供します。大学で学修する準備の一つとして活用してください。プレ
プログラム受講の達成度評価は,理解度を確認するためのテストや課題により行われます。これは,
本学で行っている講義・実習の評価に準じています。評価をフィードバックすることで,プレプログラ
ムの受講を通じて成長してくれることも期待しています。
プレプログラムは多彩な講義や実習から構成されています。それらの達成度評価にあたっては,
学力評価以外の項目も並んでいますが,高校で学習する内容を疎かにしてよいと考えている訳で
はありません。プレプログラムで提示するのは,大学で学ぶ到達目標の一つだと考えてください。教
科の枠を越えた知識の統合と活用が求められることが分かると思います。そのほとんどが,高校で
学習する複数の教科内容の理解を前提にしています。大学で求められる知識の到達点の一つを
知ることで,より一層高校の学習に励んでもらうことも期待しています。
「総合入試(高大接続)」に合格後はポストプログラムが用意されています。プレプログラム A を 3
種類以上および所定のポストプログラムを受講すると,入学後各学科で設定した講義の単位を認
定,あるいはそれに準じた措置を行います。
プレプログラムAの受講までの手順
【エントリー】
①総合入試(高大接続)説明会で,エントリーに関する案内をします。説明会の参加は必須です(予約制)。
出願する学科と異なる学科の説明会によるエントリーも有効です。
参加については理学部Webサイトのオンライン説明会のページ
https://www.toho-u.ac.jp/sci/event/sci_online2020.html をご確認ください。
②説明会後に送付するエントリーフォームに必要事項を入力してください。
③エントリーフォーム入力締切の数日後,エントリー者には「エントリー番号」と,プレプログラム A を実施する
Web サイト「Moodle」のログインについてお知らせします。エントリー番号は,プレプログラムA・Bの受講を通
して,氏名と共に重要なものになりますので,忘れることのないようにしてください。
【受講について】
①プレプログラム A はオンラインで実施します。Moodle にログインして,受講希望のプレプログラムAを
選択してください。授業は指定期間内いつでも視聴できる「オンデマンド型」と,指定の日時に生配信
で実施する「リアルタイム型」があります。
②授業中には出席確認を目的とした課題があります。授業を視聴し、課題を提出することで出席とみなし
ます。課題提出だけでは出席になりませんので、ご注意ください。
③授業時間・授業公開期間終了後,Moodle を通して課題のフィードバックと受講証(ポイント入り)を送り
ます。受講証は出願にあたって必要になるものですので,各自で大切に保管してください。紛失した場
合の再発行は行いません。
④1 プログラムの受講につき、1 ポイント与えられます。プレプログラム A の受講修了要件は 1 ポイント以
上の獲得です。入学後に各学科で設定した単位認定等を希望する場合は,3 種類以上のプレプログ
ラムA の受講が必要となります。
Moodle(ムードル)について
Moodle は,東邦大学理学部のオンライン授業でも使用されているプラットフォームです。スマート
フォン,パソコン,タブレットからご覧いただけます。プレプログラム A の受講に関すること(希望する
プレプログラムの受講,課題提出,課題のフィードバックと受講証の受け取り,その他の連絡など)
はこのサイトを通して行われます。ログイン方法や操作方法は,エントリー者にお知らせします。
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オンライン説明会ページ
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プレプログラム B の受講申し込み
プレプログラム Aの受講(1講座)により,プレプログラム Bを受講することができます。プレプログ
ラム B は志望する学科(生物学科・生物分子科学科・物理学科・生命圏環境科学科のいずれか)
への適性を最終的に確認する目的で実施します。プレプログラム A の受講を通して,入学を志望
する学科を決定し,当該学科の提供するプレプログラム B を受講します。プレプログラム B の実施
日は下記の通りです。代替日はありません。
実施日(4学科とも):10月 3日(土) 10:30 ~ 16:30 (3 コマ相当 途中昼食休憩等あり)
プレプログラム B の概要は 9 月 7 日以降本学ホームページ上で発表します。どの学科のプレプ
ログラム B を受講するか決め,期間内にプレプログラム B 申込みフォームから申し込んでください。
申込みフォームは受付期間になりましたら Moodleにて公開します。
受付期間:9 月 11日(金)~9月 18日(金) 12:00 まで(これ以外の期間は受け付けません)
プレプログラム Bの参加者にはプレプログラム A と同様,受講証が渡されます。
出願
プレプログラム B を受講した方に出願資格が与えられます。出願方法の詳細については総合入
試(高大接続)学生募集要項を参照してください。
東邦大学Web出願ページ https://e-apply.jp/e/toho/guide/index.html
Web 出願ページ
イベント月 7 8 9 10 11
日 10 19 6 7 11 18 3 5 15 24 2
説明会参加
プレプログラムA
プレプログラムB概要発表
プレプログラムB申込み
プレプログラムB
出願
選抜試験
合格発表
総合入試(高大接続)スケジュール
・説明会で担当者の説明をよく聞き、総合入試(高大接続)の趣旨をよく理解してください。・説明会後、高大接続プログラムの受講希望者はエントリーしてください。エントリー期間終了後にプレプログラムA受講に必要なエントリー番号等をメールで送付します。
・エントリー番号到着後、プレプログラムAに参加できます。・志望する学科のプログラムだけにとらわれず、幅広く選択して受講することを推奨します。・1プログラム受講につき、1ポイント与えられます。・出願のためには1ポイント以上、入学後に各学科で設定した単位認定等を希望する場合は、3ポイント以上獲得してください。
・プレプログラムAの受講を通して、最終的に志望する学科を決定してください。・東邦大学理学部ホームページでプレプログラムBの内容をチェックしてください。・受付期間内にプレプログラムBの申込みをしてください。
・プレプログラムBを受講します。・プレプログラムBの開催代替日はありません。
・総合入試(高大接続)募集要項に従って出願してください。
出願までのチェック表
□総合入試説明会に参加して総合入試(高大接続)の説明を受け、エントリー番号とMoodleのログインに関する情報を受け取りました。
□プレプログラムA受講証を1ポイント以上獲得しました。
□東邦大学理学部ホームページでプレプログラムBの概要を確認しました。(9月7日以降)
□プレプログラムBの申込みをしました。(9月11日~9月18日)
□プレプログラムBを受講して受講証を受け取りました。(10月3日)
□プレプログラムA受講証(1ポイント以上)、プレプログラムB受講証全てそろっています。
⇒すべてチェックできれば出願できます。
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学科 担当者講義
形式
講義日時または
講義期間タイトル 概要
化学科 高橋 正オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)光を分ける
光を波長に分けてどんな波長の光が含まれるか、あるいはどんな波長の光が吸収されるかを調べると、分子の形や結合あるいは元素の分析ができます。
この手法が化学をはじめ自然を知るためにどのように使われているかをお話します。
化学科 佐々木 要オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
多様な生命現象に関わる
糖質について学ぼう
トリインフルエンザは何故ヒトに罹らないのか、アラスカに住むカブトムシは何故凍らずに厳冬を越せるのか、がん細胞は何故血管を通り抜けて転移するのか。
生体内の「糖」が関わるこれらの現象の理解に、高校化学で習う糖質をベースにして挑戦しましょう。
生物学科 松本 紋子オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
生体内の酸化還元反応
ー活性酸素種と抗酸化酵素ー身の回りの酸化還元反応から生体内の酸化還元反応まで紹介し、活性酸素種について学びます。
生物学科 蓮沼 至オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
抗利尿ホルモンが動物の行動を制御する?
~ホルモンの多機能性を理解する~
下垂体後葉ホルモンであるバソプレシンは、腎臓の集合管に作用して水の再吸収を促す抗利尿ホルモンとして有名です。
一方で、近年、バソプレシンは社会性行動を制御するホルモンの一つであることもわかってきています。このようなホルモンの多機能性はどのような原理で
生じるのでしょうか。ホルモンの作用機序を概説しつつ、バソプレシンの行動制御メカニズムについて理解を深めていきます。
生物学科 下野 綾子オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)花と送粉者の関係をよみとく
植物は固着性であり、花粉の移動は送粉動物(ポリネーターと呼びます)に依存しています。ポリネーターは花粉や花蜜を餌としており、両者には送粉共生という
相利共生の関係にあります。被子植物がこれだけ多様な花を持つ要因の1つとなった、ポリネーターとの共進化について学びます。またポリネーターは野生植物
だけでなく、私達の食糧の供給にも重要な役割を果たしていることを紹介します。
生物分子科学科 岸本 利彦オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)ゲノム解析と細胞の世界
ゲノム解析以降の研究で、細胞を構成するDNA, RNA, タンパク質などの網羅的な解析が可能となりました。しかし、構成分子を混ぜても、細胞を生み出すことは現実には不可能
です。この講義では、ゲノムなどの網羅解析の話から、生命の基本単位である細胞の持つ機能について紹介します。
生物分子科学科 塚田 岳大オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)からだの中の組織と細胞
からだの中には、たくさんの細胞がいます。それらの細胞は、バラバラに存在しているわけではなく、細胞同士で密接に関わり合いながら、機能的な組織を
作り上げています。この講義では、組織や細胞の種類や機能について紹介します。
生物分子科学科 上野 太郎オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)体内時計と睡眠の仕組み
体内時計や睡眠は心身の健康のために重要で、その障害は医学的・社会経済的な損失につながることが分かっています。
一方で、眠っている間に脳内で何が起こっているのかは未解明な点も多く、睡眠の機能やメカニズムの理解を目指した研究が行われています。
体内時計と睡眠のメカニズムに関する最新の知見を紹介します。
物理学科 北山 哲リアル
タイム
8月17日(月)
15:00~16:30宇宙は何からできているのか
私たちの宇宙は、どのような姿をしていて、何からできているのでしょうか?
人類が大昔から抱き続けてきた疑問が、現在どこまで解明されたのかについて学びます。
物理学科 田嶋 尚也オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)低温の世界と超伝導
物質の中には沢山の電子が存在します。物質中の電子が示す不思議な現象の1 つに、電気抵抗がゼロになる超伝導があります。超伝導体が磁石に浮く浮遊実験の動画を
交えて、超伝導現象を解説します。
物理学科 大江 純一郎オンデ
マンド
8月10日(月・祝)
~8月23日(日)磁石の不思議 身の回りにある磁石の中は、不思議な現象で溢れています。磁石が引き起こす基礎的な物理現象から、日常生活で利用される磁石まで、様々な磁石の世界を勉強します。
情報科学科 松島 俊明リアル
タイム
8月20日(木)
15:00~16:30音楽の数学
音楽と数学、あまり関係がないように見える2つの分野ですが、実は音楽と数学の間には密接な関係があります。高校までに学習する数学の知識を使って、
音楽に秘められている数学的特徴を見てみましょう。
情報科学科 ホセ ナチェルオンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
ネットワークサイエンスへの招待
:生命情報学から社会科学までの
基本的な理論と応用
近年、ネットワーク科学は、生命情報学から社会科学まで、さまざまな分野で広く応用されています。
この講義では、ネットワークデータ分析の基本的な理論及び情報解析方法を紹介し、それらを生物学的および社会的ネットワークなどの具体例に応用します。
またこれらのネットワーク解析手法の今後の展開についても説明します。
情報科学科 高田 英行オンデ
マンド
8月10日(月・祝)
~8月23日(日)
線形代数(せんけいだいすう)
への誘い
数学では数を並べたものはベクトル。では、ベクトルを並べたものは? 「行列」というものです。人気のお店にできる行列のことではありません。数学、物理、
情報科学をはじめ科学の様々な分野で大量のデータを扱うとき、行列が便利な道具として使われています。数に積があるように、ベクトルに内積があるように、
行列にも積が定義されます。この講義では、行列の積の非可換性に焦点をあてて講義をします。
生命圏環境科学科 井関 正博リアル
タイム
8月13日(木)
15:00~16:30
水道水を電気分解するとどうなるか?
~電気分解の原理と実際の商品例~
水道水を電気分解するとどうなるか?ある触媒電極を使うと、水道水中の塩化物イオンを酸化して次亜塩素酸を生成することができます。この次亜塩素酸を使って、
我々の生活に便利な商品が世に出てきました。その商品実例を交えて、電気分解の原理とその応用について解説します。
生命圏環境科学科 尾﨑 和海オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
地球の歴史から考える
”生命の星”の条件
これまでの天文観測により、生命を育む環境をもつ可能性のある惑星(ハビタブルプラネット)が発見されるようになってきました。しかしながら、生命を宿す星には
どのような条件が必要であり,その環境は生命活動とどのように影響し合いながら進化するのでしょうか。
この講義では、地球環境と生命の歴史についての最新の研究事例を紹介しながら”生命の星”の条件や太陽系外惑星の生命探査について考えます。
生命圏環境科学科 安立 美奈子オンデ
マンド
8月24日(月)
~9月6日(日)
生態系を巡る物質と
関わっている生き物
生態系では植物や動物、微生物など様々な生物が暮らしており、彼らの活動を通して炭素や窒素、リンなどが生態系の中を巡っています。
この講義では生態系の物質循環について解説し、近年問題となっている地球温暖化や生物多様性などの環境問題も交えながら、人間と生態系の関わりについて解説します。
教養科 塩野 直之オンデ
マンド
8月10日(月・祝)
~8月23日(日)「公平性」の科学と哲学
近年、日本の社会では格差が拡大していると言われます。これは一般に、望ましくないことと考えられています。しかしそれはなぜでしょうか。人はなぜ平等で
あるべきなのでしょうか。これは以前は哲学で扱われた問いですが、近年、霊長類学や実験経済学など多くの分野で、人間はどれほど公平性を望むものなのかという
研究が行われています。この授業では、こうした哲学と科学をまたぐ新しい話題を紹介します。
教養科
教員養成課程八木 美保子
オンデ
マンド
8月10日(月・祝)
~8月23日(日)
現代日本学校教育史
:学習指導要領の変遷
日本の学校では、「学習指導要領」という国が定めた計画によって、教える・学ぶ内容が決められています。この「学習指導要領」は1947年以降約10年サイクルで
改訂されてきました。皆さんがこれまで学校で学んできたことは、なぜ学ぶべきこととして位置付けられてきたのでしょうか。その理由と背景を知ることは、
皆さんが自分自身を知ることに少し貢献できるかもしれません。
東邦大学理学部 総合入試(高大接続)プレプログラムA一覧(2020年度実施)
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