旅費等内部管理業務共通システム...

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機密性○ 0 旅費等内部管理業務共通システム (旅費システム)の概要 平成26年2月13日 経済産業省 資料3

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Page 1: 旅費等内部管理業務共通システム (旅費システム)の概要行政刷新の観点から、開発一旦中止. システムの入札公告を取消( 2月10日)

機密性○

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旅費等内部管理業務共通システム(旅費システム)の概要

平成26年2月13日 経済産業省

資料3

Page 2: 旅費等内部管理業務共通システム (旅費システム)の概要行政刷新の観点から、開発一旦中止. システムの入札公告を取消( 2月10日)

機密性○

1

• 旅費業務の現状と旅費システムの開発目標……………1

• 旅費に係る業務・システム最適化の推進体制…………2

• 旅費システムの開発経緯と今後のスケジュール………3

• 旅費システムの主な機能…………………………………4

• 旅費システムの画面イメージ……………………………5

• 旅費システムと他システムとの連携概要………………6

• 旅費システムの導入効果と開発・運用経費……………7

• 旅費システムの本番稼働に向けて………………………8

目次

Page 3: 旅費等内部管理業務共通システム (旅費システム)の概要行政刷新の観点から、開発一旦中止. システムの入札公告を取消( 2月10日)

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旅費業務の現状と旅費システムの開発目標

①近距離出張等への電子旅券(パスモ、スイカ等)の利用拡大 ②外国旅費に係る支度料を原則不支給 ③日当、宿泊料の減額調整方法等を全府省統一化 ④精算払いの原則化 ⑤復命書の廃止 ⑥旅費計算業務のアウトソーシング範囲の拡大(パック商品の確認・チケット手配等 → 専属旅行代理店の決定)

⑦決裁階層の思い切った短縮化・合理化 等

業務処理時間の削減 (97分/1起案)72分の削減

業務改革(標準マニュアルの策定・改訂)

旅費業務の現状と課題

平成24年度旅費件数(※)

約582万件/年 うち、内国旅費が98.27%と大多数を占めている。

◆決裁手続きの平準化、 ◆電子化(ペーパレス化)、 ◆他

システムとの連携による入力事項の自動化等により業務の効率化を促進

システム構築

業務処理時間(24年度)(※)

169分/1起案 出張手続(旅行計画作成~支出決定)に要する時間は1起案当たり169分

旅費業務の課題 ・各府省の運用ルール不一致 ・各府省のシステム化が不統一 ・決裁階層が多層 ・システム間の連携がないため、入力作業が煩雑 ・決裁作業の遅延 等

最適化に向けた取組

システム運用 体制の一元化

旅費システムが担う役割

(※)経済産業省調べ(平成25年9月調査実施)

目標

1

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【構成員】 先行5省(財務省、総務省、外務省、経済産業省、会計検査院)の実務担当者 【概 要】 業務別に、検討会議の進め方、システム開発内容等について、所属省庁の

意見をとりまとめ、事務局との調整、決定事項作成の場

旅費に係る業務・システム最適化の推進体制

2

• 【議 長】内閣官房副長官補

• 【構成員】関係府省局長等

内部管理業務の抜本的効率化検討チーム

• 【主 査】内閣官房内閣参事官

• 【構成員】関係府省課長等

ワーキンググループ

• 【主 査】内閣官房IT担当室担当者

• 【構成員】WG構成員所属部局担当者 等

官民合同実務家タスクフォース

業務改革の推進

IT総合戦略本部

システム開発の推進

【議 長】 経済産業省商務情報政策局長 【構成員】 関係府省の官房会計担当課長等 【事務局】 経済産業省 【概 要】 検討・調整事項に係る関係府省での合意形成の場

【構成員】 会計担当課の実務担当者、連携システム運用担当者等(補佐級)

【事務局】 経済産業省 【概 要】 関係府省の実務担当者及び関連システムの開発・

運用担当者間の所要連絡・調整の場

連絡調整会議

担当者会議

業務別検討会議

官房会計課長級会議

補佐級会議

実務担当者会議

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政府共通プラットフォーム対応を検討しつつ、開発業務を再開。

仕様書類の見直し・最適化計画改定作業等に着手

復命書の廃止・・・・

行政刷新の観点から、開発一旦中止 システムの入札公告を取消(2月10日)

これまでの経緯(開発スタートまでの道のり)

平成19、20年度 平成21年度 平成22年度

業務改革 業務・システム最適化計画改定 (7月1日)

新たな業務改革 旅費業務に関する標準マニュアルの改定(8月6日)

システムのライフサイクルコスト低減を目指し、内部管理業務を抜本的に改革

一旦 中止

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度

これまでの経緯と今後の予定

旅費システムの開発経緯と今後のスケジュール

業務・システム最適化計画改定 (平成24年1月17日)

調達手続 (設計・開発)

本番・

移行テスト

本府省本格稼働

地方本格稼働 本番・

移行テスト

データ 移行

H26.9月~

H27.4月~

H24.11月~ 設計・開発・テスト

データ移行

現在

3

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旅行計画

旅費精算

支出決定

・旅行計画の作成 ・旅費支給予定額の計算・確認 ・旅行計画の審査 ・旅行命令の発出

・旅費請求書の作成 ・旅費支給額の確認 ・証憑(チケット半券等)の確認

・支出決議書の作成 ・官庁会計システム(ADAMS)へのデータ転送

チケットの半券等の証憑はファイル化(PDF) して決裁者に電子送信可能。 旅行計画からデータを引継ぎ入力作業を省略化 一括承認・代理決裁機能による決裁の迅速化

経路検索ソフトを搭載。 よく行く出張先は過去のデータベースを活用し処理 を効率化。(複写機能) 定期券区間を自動で差し引き計算

官庁会計システム(ADAMS)への一括データ入力機能による入力作業の省略

会計課担当者において「処理済」、「未処理」を一覧で把握可能。これにより支払い手続の遅延を抑止。

会計検査院への証拠書類の提出を電子化

支払

旅費システム

旅費システムの主な機能 手続フローイメージ 課内決裁 部局内決裁 会計課で完了処理

①旅行計画

②旅費精算 ③支出決定

電子決裁による作業の迅速化、ペーパレス化を促進

4

出張者 (代理手続も可)

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旅費システムの画面イメージ

旅費システムが便利そうなイメージが沸くスクリーンショットを貼り付け

↑旅行計画作成(経路選択)画面

↓決裁経路選択画面

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GIMA(※) 職員等利用者共通認証基盤

総務省

人事給与システム 人事院

組織情報 職員情報

人給システムとの連携開始までの間、GIMAと連携 ログイン認証

組織情報 (組織コード、組織名称等)

職員情報 (職員番号、氏名、所属、俸給表、級号俸、 通勤経路情報等)

ADAMSⅡ 官庁会計システム

財務省

支払情報 連

携予定

電子証拠書類等管理システム (開発予定)

会計検査院

証拠書類

旅費システムと他システムとの連携概要

ユニバーサルIDによるユーザ認証

CD-R、DVD-R等に記録して提出 ※ 副本複写作業、提出書類分別作業が不要に。

政府共通PF

旅費システム

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(※)GIMA : Government Identity Management for Authentication

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削減時間(1起案当たり) 削減時間(合計) 人件費換算効果(※2)

72分 (169分→97分)

約131万時間/年(▲39.8%) (約329万時間 → 約198万時間) 約41億円/年

25年度 26年度 27年度 28年度 合計

開発等経費 10.6 4.6 - - 15.2

運用・保守経費 0.2 3.4 5.1 5.1 13.8

政府共通PF経費 2.2 6.2 5.3 4.9 18.6

合計 13.0 14.2 10.4 10.0 47.6

■ 旅費システム導入による効果(※1)

25年度 26年度 27年度 28年度

既存システム経費 3.0 3.0 - -

(参考)各府省の既存システムの運用経費の推移(諸費、謝金・諸手当、物品管理の合計)

■ 旅費等内部管理業務共通システム(旅費、謝金、物品管理)合計の開発・運用経費の推移

このうち、約6~7割程度が旅費システムの経費 ※ 旅費システムの経費割合については、サーバ数等に応じた案分により算出。

(単位:億円)

(単位:億円)

※1平成24年度の旅費業務実績に基づく試算、 ※2 人件費換算効果は国家公務員の平均給与年額から算出した時間単価を削減時間に乗じて算出。

旅費システムの導入効果と開発・運用経費

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旅費システムの本番稼働に向けて

旅費システムの稼働に不可欠な口座情報等を含む職員情報に関わるデータの移行作業が、移行計画に沿って各府省で確実かつ正確に実施されるよう、データ移行事業者とともに進捗管理とデータの精査を実施。

一連の決裁が完全に電子化されるシステムであることを踏まえ、各府省において円滑な導入・普及が行われるよう、分かりやすい操作マニュアルを作成し、職員研修等を実施。

1.各府省におけるデータ移行の確実な実施

2.各府省における円滑導入を支援

ユーザ総数が膨大(最大32万人)、かつ、複数のシステムと連携するシステムであることを踏まえ、システム間連携に係るテストやデータ連携で使用する各種マスターデータの整備・精査を実施。

また、負荷テスト等を確実に実施し、システムの品質を確保。

3.他システムとの連携における品質確保

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