三井記念病院 麻酔科Dept. of Anesthesiology, Mitsui Memorial Hospital

□アンビュー・バッグが使用可能D □麻酔器移動に配慮した麻酔器とモニターの電源の接続を確認D □モニター配置に配慮したモニターのLANケーブル2系統の接続を確認D 補助ボンベ残量と流量計の確認D

□補助ボンベを開く 酸素

□10kgf/cm2（981kPa）以上 □5l/分 以上の流量の確認

□補助ボンベを閉じ、供給圧が低下することを確認

医療ガス配管接続と供給チェックD □麻酔器移動に配慮した酸素・笑気・圧縮空気の接続 □余剰ガスの接続と吸引圧設定 供給圧の確認

□酸素：4 ± 0.5kgf/cm2 （392±49kPa, or 50 psig.） □笑気：酸素供給圧よりも約0.3kgf/cm2 （30kPa）程度低い □圧縮空気：酸素供給圧よりも約0.3kgf/cm2 （30kPa）程度低い

□酸素・笑気の流量を5L/minにセット 酸素供給の遮断と笑気の供給停止

□ノブで酸素流量を停止すると笑気供給が遮断される（または、酸素濃度が25％未満とならない） □酸素ホース・アセンブリを外すとアラームが鳴り、笑気供給が遮断される

□酸素供給を再び5L/minにセットすると笑気の流量が回復する（ドレーゲルのみ） □酸素供給を1.5 L/minにセットしても笑気供給量が5L/minを超えない □フレッシュガスホースや圧測定ホースに異常がない □吸気・呼気弁に異常がない

D:その日の第1症例前 E：個々の症例の前

気化器の確認D or E □吸入麻酔薬が充填されているE □充填口が確実に閉まっているE □気化器のダイヤルが円滑に動くD □気化器のダイヤルが０になっているE

□酸素濃度計の接続と校正・アラームチェックD □CO2アブソーバーの色・量・状態の確認E 新品である呼吸回路の組み立てE

□蛇管の接続 □フィルターの装着 □呼吸バッグの装着 □呼吸ガスモニターの接続 □ガス供給を蛇管側に選択 □Yピースレストへの接続

リークテスト（麻酔器のセルフチェックで代用可） E □APL（ポップオフ）バルブを40cmH2O以上に閉じ、酸素を5～10l/分流して呼吸回路内圧を30cmH2O に上昇させ、酸素供給を止め、30秒間の回路内圧低下が5cmH2O 以内を確認

□APL弁を開き、回路内圧が低下することを確認 （APLの圧設定と回路内圧が連動している） □酸素フラッシュを行い、十分な流量を確認（閉鎖回路の5Lバッグが約5秒間で20cmH2O 以上の内圧で膨らむ）

□CO2アブソーバーの接続確認

D:その日の第1症例前 E：個々の症例の前

□人工呼吸器のセルフチェックE 人工呼吸器の設定E

患者の初期の呼吸器設定または確認 □一回換気量 □呼吸数 □I:E比 □peep

□人工呼吸器の作動を確認 □APLを35cmH2Oに閉め、用手換気の準備

□フェイスマスクを蛇管に接続するE □喉頭鏡のライトが明るくつくE □挿管チューブまたはLMAのリークがないE □吸引装置が作動しているE □バイト・ブロック・固定用テープがあるE □アラーム設定がされているE DAMに対する準備ができている（予測される場合）E

□挿管器具の準備 □人員確保とほかの麻酔科医への連絡

□麻酔薬の準備E □緊急薬品の準備E □麻酔記録へのチェック・アウト完了の記載E

D:その日の第1症例前 E：個々の症例の前