言葉は世界をつなぐ平和の礎 神田外語大学報 - kandagaigo...神田外語大学報...

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神田外語大学報 第46号 (1) 8月24日(月)〜27日(木)の4日間、全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が開催された。このセミナーは社会のグローバル化が急速に進行しているなかで、世界に通用する人間力、 リベラルアーツ(教養教育)を身に付けることを目的とし開催された。参加学生は通訳技法・スキルだけではなく、スポーツ・文化・異文化理解・ホスピタリティマインドなど、幅広い知識と技能を学んだ。 本セミナーには、本学をはじめ全国7外大から979名の学生が応募し、最終選考の結果約240名の学生が参加した。参加学生からは、 「ぜひもう一度このセミナーに参加をしたい」 「関西、名古屋でも 開催して欲しい」などの声も届いている。次回のセミナーは2016年2月を予定しており、今後も同様の取り組みを広げ、発展させていく。 なぐ 全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」開催 第46号 平成27年12月25日(金) 神田外語大学広報部発行 〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1 TEL.(043)273-2826 Fax.(043)273-2988 URL http://www.kandagaigo.ac.jp E-mail [email protected] 神田外語大学報 KUIS CAMPUS INFORMATION 2015年盛夏、全国7外語大学から多くの若人がそれぞ れに熱き心の灯を胸に、ここ幕張の地で開催された全国 外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」に 集いました。 想い起こせば、1964年、ギリシア・オリンポスから届いた 聖火は、秋深まる大和路を、黄金色に輝く稲穂が波打つ 村道を、逞しく日焼けした漁民が、そして児童たちが力のか ぎり振る日の丸の小旗のなかを、戦後復興を遂げ、発展の 息吹が鳴り響く工場群のなかを疾走したのでした。私たち に、感動と勇気を与え、人間の尊厳と無限さを教えてくれ た、まさに「民族の祭典」とも言うべき東京オリンピックの心 は以後の大会に引き継がれ、来たる2019年そして2020 年、それに続く数々の国際スポーツイベントの舞台で、全 国7外大の若きリーダーの皆さんに受け継がれるのです。 世界の五大陸が重なり合い、世界の恒久平和を願う 5つの輪は、全国7外大の若きボランティアの皆さんが織 りなす7つの輪となり、「炎のランナー」に象徴されるアス リートたちを支え、ともに感動と歓びを分かち合い、必ず や世界の平和と未来の構築に貢献することでしょう。 全国7外大連携通訳ボランティアの聖火よ、永遠なれ! 近年、オリンピックやワールドカップで代表されるよう に、スポーツの国際化、グローバル化が急速に進行してい るなか、大会の円滑な運営には言語・コミュニケーション の分野が大きな課題とされ、外国語が使えるボランティア の存在は必要不可欠になっています。 本学の体育・スポーツセンターでは2007年からの8年 間で国際的なスポーツ大会など計110回に、のべ865名 の在学生をスポーツ通訳ボランティアとして送り出しまし た。この活動は語学・コミュニケーション能力などグロー バル人財育成に寄与する貴重な実践の場を提供するも のです。ボランティアに参加した学生から、「専攻言語以 外に他の言語も学びたい意欲がわいた」「グローバルな 視点を持つことの大切さを学んだ」などの感想が寄せら れ、さらなる言語習得への大きな動機付け、学習意欲の 向上につながっていることが示されました。 これまでの実績と成果をベースに、初めてとなる全国外 大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が8月 24日(月)〜27日(木)に本学にて開催されました。当初、 240名の募集に対し、1,000名近くの申し込みがあり、大き な反響となりました。参加した受講者からは「グローバル 人財とは何か、そのために何をすべきかが明確になった」 「日本人としてのアイデンティティについて考えるように なった」など、充実した内容であったことが伺えました。 今後、このセミナーで学んだ知識・スキルが外国語を 学ぶ学生たちの役に立ち、スポーツを通じて世界の平和 に貢献できるグローバル人財が多く輩出できることを心か ら願ってやみません。 全国外大連携プログラム 「通訳ボランティア育成セミナー」開催によせて 「通訳ボランティア育成セミナー」 〜世界スポーツ・国際イベントに向けて〜 神田外語大学副学長 ボランティアセンター長 柳沼孝一郎 教授 体育・スポーツセンター/ボランティアセンター専任教員 全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」コーディネーター 朴ジョンヨン 講師

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Page 1: 言葉は世界をつなぐ平和の礎 神田外語大学報 - KANDAGAIGO...神田外語大学報 第46号 (1) 8月24日(月)〜27日(木)の4日間、全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が開催された。このセミナーは社会のグローバル化が急速に進行しているなかで、世界に通用する人間力、

神田外語大学報 第46号

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 8月24日(月)〜27日(木)の4日間、全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が開催された。このセミナーは社会のグローバル化が急速に進行しているなかで、世界に通用する人間力、リベラルアーツ(教養教育)を身に付けることを目的とし開催された。参加学生は通訳技法・スキルだけではなく、スポーツ・文化・異文化理解・ホスピタリティマインドなど、幅広い知識と技能を学んだ。 本セミナーには、本学をはじめ全国7外大から979名の学生が応募し、最終選考の結果約240名の学生が参加した。参加学生からは、「ぜひもう一度このセミナーに参加をしたい」「関西、名古屋でも開催して欲しい」などの声も届いている。次回のセミナーは2016年2月を予定しており、今後も同様の取り組みを広げ、発展させていく。

言 葉 は 世 界 を つ な ぐ 平 和 の 礎

全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」開催

第46号 平成27年12月25日(金)神田外語大学広報部発行 〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1 TEL.(043)273-2826 Fax.(043)273-2988 URL http://www.kandagaigo.ac.jp E-mail [email protected]

神田外語大学報KUIS CAMPUS INFORMATION

 2015年盛夏、全国7外語大学から多くの若人がそれぞれに熱き心の灯を胸に、ここ幕張の地で開催された全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」に集いました。 想い起こせば、1964年、ギリシア・オリンポスから届いた聖火は、秋深まる大和路を、黄金色に輝く稲穂が波打つ村道を、逞しく日焼けした漁民が、そして児童たちが力のか

ぎり振る日の丸の小旗のなかを、戦後復興を遂げ、発展の息吹が鳴り響く工場群のなかを疾走したのでした。私たちに、感動と勇気を与え、人間の尊厳と無限さを教えてくれた、まさに「民族の祭典」とも言うべき東京オリンピックの心は以後の大会に引き継がれ、来たる2019年そして2020年、それに続く数々の国際スポーツイベントの舞台で、全国7外大の若きリーダーの皆さんに受け継がれるのです。

 世界の五大陸が重なり合い、世界の恒久平和を願う5つの輪は、全国7外大の若きボランティアの皆さんが織りなす7つの輪となり、「炎のランナー」に象徴されるアスリートたちを支え、ともに感動と歓びを分かち合い、必ずや世界の平和と未来の構築に貢献することでしょう。 全国7外大連携通訳ボランティアの聖火よ、永遠なれ!

 近年、オリンピックやワールドカップで代表されるように、スポーツの国際化、グローバル化が急速に進行しているなか、大会の円滑な運営には言語・コミュニケーションの分野が大きな課題とされ、外国語が使えるボランティアの存在は必要不可欠になっています。 本学の体育・スポーツセンターでは2007年からの8年間で国際的なスポーツ大会など計110回に、のべ865名の在学生をスポーツ通訳ボランティアとして送り出しました。この活動は語学・コミュニケーション能力などグロー

バル人財育成に寄与する貴重な実践の場を提供するものです。ボランティアに参加した学生から、「専攻言語以外に他の言語も学びたい意欲がわいた」「グローバルな視点を持つことの大切さを学んだ」などの感想が寄せられ、さらなる言語習得への大きな動機付け、学習意欲の向上につながっていることが示されました。 これまでの実績と成果をベースに、初めてとなる全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が8月24日(月)〜27日(木)に本学にて開催されました。当初、

240名の募集に対し、1,000名近くの申し込みがあり、大きな反響となりました。参加した受講者からは「グローバル人財とは何か、そのために何をすべきかが明確になった」

「日本人としてのアイデンティティについて考えるようになった」など、充実した内容であったことが伺えました。 今後、このセミナーで学んだ知識・スキルが外国語を学ぶ学生たちの役に立ち、スポーツを通じて世界の平和に貢献できるグローバル人財が多く輩出できることを心から願ってやみません。

全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」開催によせて

「通訳ボランティア育成セミナー」〜世界スポーツ・国際イベントに向けて〜

神田外語大学副学長ボランティアセンター長

柳沼孝一郎 教授

体育・スポーツセンター/ボランティアセンター専任教員      全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」コーディネーター

朴ジョンヨン 講師

Page 2: 言葉は世界をつなぐ平和の礎 神田外語大学報 - KANDAGAIGO...神田外語大学報 第46号 (1) 8月24日(月)〜27日(木)の4日間、全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」が開催された。このセミナーは社会のグローバル化が急速に進行しているなかで、世界に通用する人間力、

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第29回 浜風祭開催!10月31日(土)・11月1日(日)

第29回浜風祭を振り返って  浜風祭委員会委員長 竹内 佑衣奈(英米語学科3年)

 第29回浜風祭委員会委員長を務めさせていただきました英米語学科3年の竹内佑衣奈です。まず、今年度の浜風祭の開催にあたり、関わってくださった多くの方々に心から感謝いたします。みなさまのおかげで無事に第29回浜風祭を開催することができました。 今年度の浜風祭は、「学生が中心となって浜風祭を遊び心と笑顔であふれる空間にする」という目標と『Taste the World』というテーマのもと活動してきました。浜風祭に関わる全ての人に、様々なきっかけを感じて欲しい、経験をして欲しい、たくさんの笑顔を届けたいという想いで活動し、様々な企画やステージ発表、国際色豊かな出店や展示の準備を

行い、学生の発表の場を浜風祭委員83名に加え、多くの参加者と共につくりあげてきました。 浜風祭に関わってくださった多くの方々の協力がなければ第29回浜風祭をつくりあげることはできませんでした。参加していただいた方、ご協力いただいた全ての方に心から感謝しています。 そして今年度の浜風祭には9,257名という多くの方々にご来場いただきました。委員一同、喜びでいっぱいです。今年度の浜風祭を存分に味わい、楽しんでいただけたならこの上ない幸せです。来年度の第30回浜風祭もぜひ楽しみにしていてください。本当にありがとうございました。

第11回ホームカミングデー開催 11月1日(日)、神田外語大学同窓会主催による「第11回ホームカミングデー」が7号館3階KUISカフェにて開催された。今年で11回目となるホームカミングデーは、卒業生とそのご家族合わせて223名の方にご参加いただいた。KUISカフェでのホームカミングデー開催は初で、外のテラス席も利用しながら自由な雰囲気での進行となった。

 毎年恒例となった”KUIS ALUMNI SPECIAL LIVE”では、プロアコーディオン奏者の安西創さん(中国語学科1994年卒業)によるパフォーマンスが披露され、会場を大いに盛り上げた。また、中盤では卒業20周年を迎えた1991年度入学生(5期生)を中心に、特別なゲームが行われ、参加者には同窓会オリジナルボールペンが贈られた。

 会の最後にはブリティッシュ・ヒルズ宿泊券や選べるブランド和牛カタログギフト、東京ディズニーリゾートワンデーパスポートが当たる抽選会が行われ、ホームカミングデーは幕を閉じた。 卒業生全員に和田ゼミ社会起業研究会が製作したトートバッグ(くいすぐっず)、お子さま連れの方にはカンドゥー(イオン幕張新都心)の招待券が贈られた。

 『Taste the World』をテーマに第29回浜風祭が10月31日(土)・11月1日(日)に開催され、秋晴れのもと2日間で9,257名の方が本学を訪れた。浜風祭名物の世界各国の料理を販売する模擬店のほか、屋外のメインステージではチャレンジサイクリングの到着式やバンド演奏、よさこいなどが披露された。 また、浜風祭委員会の企画では、世界各国の遊びを体験する「World Activities」や、高校生向けの探検型オープンキャンパス「Treasure Hunt」などが開催され、在学生だけでなく子供連れのご家族や高校生など多くの来場者で賑わった。

【同窓会事務局より】 神田外語大学同窓会は、これからも卒業生が母校に帰る機会の創出や卒業生による在学生支援活動など、様々な事業を展開して参ります。卒業生の皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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KUIS NEWS FILE

グローバル・コミュニケーション研究所久保谷 富美男TEL:043-273-2324 E-mail:[email protected]

第82回外務省在外公館派遣員

「進学ブランド力調査2015(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)」で「志願度」がランクアップ

■元良 美由喜さん英米語学科2011年卒

【派遣先】在インド日本国大使館

■栗原 早紀さん英米語学科4年

【派遣先】在バーレーン王国日本国大使館

■菊池 ファムグァンさんアジア言語学科ベトナム語専攻4年

【派遣先】在ベトナム日本国大使館

■古川 英子さんアジア言語学科タイ語専攻4年

【派遣先】在ラオス日本国大使館

■小野口 千尋さんイベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年

【派遣先】在ボリビア日本国大使館

■小松 佳菜葉さんイベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年

【派遣先】在アンゴラ日本国大使館

■鈴木 竜矢さんイベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年

【派遣先】在ニカラグア日本国大使館

■武田 日穂さんイベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年

【派遣先】在ドミニカ共和国日本国大使館

■大庭 純子さん国際コミュニケーション学科国際コミュニケーション専攻2014年卒

【派遣先】在チェンナイ日本国総領事館

■小川 朱美さん姉妹校・神田外語学院国際エアライン科2014年卒

【派遣先】在オマーン日本国大使館

他1名

 第82回外務省在外公館派遣員試験において、本学と姉妹校・神田外語学院の在学生及び卒業生11名が合格した。神田外語グループからは、この7年で66名が派遣員選抜試験に合格し、今回合格した11名を含め、現在も42名が語学力を活かして各国の在外公館で活躍している。今回合格した11名は次のとおり。

 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ発表の「進学ブランド力調査2015[関東]」において、本学が「志願度ランキング」第17位(女子 / 昨年30位)にランクアップした。その他、昨年に引き続き、右記の項目でもランクインしている。本学の実績が、安定したブランド力として浸透していることが伺える結果となった。

「進学ブランド力調査2015[関東]」調査対象:高等学校所在地が関東エリアの2016年3月高等学校卒業予定者(4,974名)

■志願度ランキング(文系):女子17位(30位 ➡)■社会で役立つ力が身につく:女子13位(14位 ➡)■国際的なセンスが身につく:全体8位(6位➡ )、男子8位(7位➡ )、女子8位(3位➡ )■学生の面倒見が良い:男子15位(62位 ➡)■専門分野を深く学べる:全体11位(26位 ➡)、女子7位(25位 ➡)

※( )内は昨年度からのランク変化

この試験の対策勉強会はグローバル・コミュニケーション研究所が主催しています。在学生・卒業生の皆さんも希望する方は、いつからでも勉強会に参加可能ですので右記までお問い合わせください。

「第19回全国外大学長会議」および「全国外大連合とラグビーワールドカップ2019組織員会との協定調印式」をブリティッシュヒルズで開催

船橋市立船橋高等学校との高大連携教育協定を締結

 10月23日(金)、「第19回全国外大学長会議」および、「全国外大連合とラグビーワールドカップ2019組織委員会との協定調印式」が本学国際研修センター・ブリティッシュヒルズ(福島県・天栄村)にて開催された。 毎年秋に行われる全国外大学長会議は、全国7つの外国語大学の学長をはじめとする各大学の代表者が一堂に集い、教育研究、大学運営等についての検討と情報交換を行う。 今年度は本学が当番校となり開催された。会議では大学間連携の拡充などの提案がなされ、活発な意見交換が行われた。 また、学長会議終了後には、全国外大連合と公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会との協定調印式が行われた。2019年に開催するラグビーワールドカップ大会の成功に向け、通訳ボランティアの育成、派遣等さらなる連携と相互発展をめざし、協定が締結された。調印式に登壇した本学酒井邦弥学長は、「先に行われた通訳ボランティア育成セミナーでは、7外大の240名の学生が協力しあい、ボランティア活動開始に向けての素地ができあがった。意欲ある学生を全力で支援していきたい。」と述べた。

 船橋市立船橋高等学校と本学は相互の教育に関する交流・連携を図るため、9月15日(火)に高大連携教育協定を締結した。調印式は、船橋市立船橋高等学校の全校集会の中で行われ、市立船橋高等学校の赤熊一英校長と本学の酒井邦弥学長が協定書にサインをし、協定書を取り交わした。今後は、本協定に基づき教育情報についての情報交換および交流を推進していく予定。

香港・インドネシア・タイ・台湾・ベトナムで同窓会を開催 日インドネシア文化経済観光交流団に参加 神田外語大学同窓会は7月17日(金)、初となる香港を皮切りに、8月13日(木)にはインドネシア・ジャカルタ、8月15日(土)タイ・バンコク、8月22日(土)台湾・台北、8月27日(木)ベトナム・ホーチミンと全5都市で同窓会を開催した。現地で働く卒業生の他、留学中の在学生や本学の教職員、国際協定校の教員・元留学生などが一堂に会し、交流を深めた。また、現地でインターンシップに参加している在学生も参加し、実際に現地で働く卒業生のアドバイスに耳を傾けていた。 各国の参加者数は香港10名、インドネシア55名、タイ52名、台湾22名、ベトナム40名となり、昨年よりも参加者も増え、卒業生ネットワークも広がっている。神田外語大学同窓会は引き続き海外での同窓会を開催していく。

 日本の経団連や観光業界の関係者約1,000名にのぼる訪問団が11月23日(月)、日本とインドネシアの交流促進を目的にジャカルタを訪れた。 訪問団には、本学インドネシア語専攻4年の川名勇摩さんと稲垣楓香さん、そしてアジア言語学科の舟田京子教授も同行した。 様々な行事が開催され、本学関係者を含む200名は、日本航空とJAL財団が主催するフォーラム『人材交流が拓く、インドネシアと日本の未来』に参加した。学生2名はインドネシア語で、「両国の懸け橋になりたい」「日本人にインドネシアの素晴らしさを伝えて行きたい」とスピーチし、出席者の温かい拍手を浴びた。最後に、インドネシアの学生たちによる劇団が、東日本大震災の復興を願って作ったオリジナルソングを、全出席者とともに熱唱。日本の参加者が目頭を押さえる場面も見られた。 学生2名はまた、ジョコ・ウィドド大統領出席の交流会にも参加し、両国の政財界人と交流した。

2015.12.1現在

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神田外語大学報 第46号

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神田外語大学ボランティアセンター活動報告

 22か国、様々な目的で各国を訪れたが、印象に残っているのは「ルーツ探しの旅」。祖母の故郷であるカナダ、祖父の故郷ポルトガルを訪ねた。カナダのプリンスエドワード島は

「赤毛のアン」の舞台として有名な自然の美しい島だ。幼い頃に家族みんなで、ニューヨークから車を3日間も走らせ祖母の家を訪ねた。ニューヨークの大都会からタイムスリップしたかのような自然の中で、薪を使った釜戸や、赤土にまみれながら遊んだ幼い頃の記憶がある。 ポルトガルのマデイラ島へは、祖父の生まれた土地を見てみたいと思い立ち、一人旅に出た。島を訪ね、祖父が洗礼を受けたかもしれない古い教会や祖父が暮らしていた町などゆかりのある土地を歩き、島の人々に祖父の姿を照らし合わせた。驚いたことにマデイラ島には、私や親戚と顔立ちが似ている人がた

くさんおり、自身のルーツを垣間見た気がする。ちなみに、サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドもマデイラ島出身なので、どことなく私と顔立ちが似ている気がする。もしかすると私の遠い親戚かもしれない。 先日、私の娘もニューヨークを訪れ、私の両親が結婚した教会を訪ねたようだ。世代を超えてルーツ探しは続いている。

 出逢いは大学4年の夏。「AAAアジア野球選手権大会」での通訳ボランティアで初めてインド洋に浮かぶ小さな国、スリランカを知った。ボランティアをきっかけにスリランカという国に魅了されていた私は、その年の秋にバックパックとパスポートを握りしめて、蒸し暑さの残るスリランカの空港に降り立っていた。目的はただ一つ「あの時の選手たちに再会すること」。彼らの家にホームステイしながら、1カ月かけてスリランカを旅した。都心部からバスに揺られて8時間、木々の生い茂るジャングルを抜けると家らしきものが見えてきた。そこには15人ぐらいの家族なのか、親戚なのか、近所の人なのかわからないが、とにかく日本人が来るというので大騒ぎ。慣れない手つきでカレーを混ぜて、そのまま手で口に運んでいるときも、物珍しいのか、私が食べ終わるまで一心に見つめてくる。さすがに食べづらかった。勿論シャワーは

無いから外で水浴びをする。水洗トイレなんか無いから、外にある真っ暗なトイレで用をたす。家は隙間だらけで蚊がたくさん入ってくるから、蚊帳で身を守る。テレビもパソコンも無いからみんなでリビングに集まって、話す、笑う、歌う、踊る、音楽を奏でる。日本のような「便利さ」はない。でもそこには人の温かみやつながりがある。彼らは「幸せ」を共有するということを知っている。今年で3回目のスリランカ、来年も彼らに会いに第2の故郷に帰るだろう。

案件 月 人数レッドブルエアレース 5月 48幕張チャリティ・フリーマーケット 5月 120国際ボランティアプロジェクト 7月~9月 13オセアニア環境保護ボランティア 7月~9月 10オセアニア幼稚園ボランティア 7月~9月 2ベトナム孤児院・養護施設ボランティア 7月~9月 2カナダ環境保護・動物保護ボランティア 7月~9月 7世界陸上北京大会オランダ・ベルギー代表選手団事前キャンプ 8月 12第25回世界少年野球大会千葉大会 8月 12技能五輪国際大会 8月 3

案件 月 人数ICCEES幕張大会分科会 8月 30東日本大震災復興教育ボランティア(亘理町) 8月 25東日本大震災復興教育ボランティア(三春町・天栄村) 9月 20幕張南小学校ニュージーランド交流会 9月 24アジアオセアニア車椅子バスケットボール競技大会 10月 6幕張新都心クリーンの日 10月 15ミスインターナショナル通訳 10月 11KWF世界空手道選手権大会 11月 4FIEワールドカップ東京大会 11月 15

2015年度ボランティア活動実績一覧(抜粋)

 8月12日(水)〜23日(日)、 「2015年世界陸上北京大会オランダ・ベルギー選手団事前キャンプ」が千葉県総合スポーツセンター、東京大学検見川総合運動場で実施され、本学学生が通訳ボランティアとして参加した。参加した学生は、各国のチーム付通訳、運営局のサポート、練習後の選手たちのケアなど、様々な役割を担った。 22日(土)には、ランチ後の選手たちに、学生が英語で自分たちの通訳のことや、日本のイメージなどをインタビューするなどして、交流を深めた。各国の選手たちからは、「学生たちの

通訳ボランティアは素晴らしい」「日本にはじめて来たが、良いイメージを持てた」などの声があがった。

「2015年世界陸上北京大会」オランダ・ベルギー選手団事前キャンプ

 今年で5年目となる「東日本大震災復興教育ボランティア」は、今年から2つのボランティアに分かれての活動となった。8月3日(月)〜7日(金)の5日間に宮城県亘理町で行われた「復興教育ボランティア」では本学の在学生28名と、姉妹校・神田外語学院の在学生及び卒業生5名が参加し、亘理町内の児童館6か所で、復興教育ボランティアとして英語アクティビティーや宿題の手伝いなどを行った。 また、8月30日(日)〜9月4日(金)の6日間にわたり、福島県田村郡三春町・岩瀬郡天栄村で

行われた「英語教育ボランティア」には、本学の18名の在学生が参加し、幼稚園1か所・公立小学校6校において英語の授業を行った。

「東日本大震災復興教育ボランティア」

 8月2日(日)〜10日(月)に開催された「第25回世界少年野球大会 千葉大会」に在学生6名が、通訳ボランティアとして参加した。この大会は、野球を正しく世界に普及・発展させるとともに、世界の子どもたちの友情と親善の輪を広めようとの趣旨で、1990年から毎年夏に開催されている。今年の本大会にも、世界の様 な々国・地域や日本全国から子どもたちが参加し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)専任コーチが教える野球教室や、県内各地で行われる交流行事に参加することによって親交を図った。

 通訳ボランティアとして参加した本学の学生は、野球教室の際の通訳や運営局のサポート、子どもたちの滞在中の通訳など全ての行程に付き添い、9日間にわたり様 な々役割を担った。

「第25回世界少年野球大会 千葉大会」に在学生が通訳ボランティアとして参加

 8月4日(火)〜8日(土)、アジア開催初の国際中欧・東欧研究協議会が本学で開催され、国際会議運営ボランティアとして延べ78名の在学生が参加した。 4号館、6号館、7号館の会場に分かれ、運営ボランティアは1,500名にものぼる海外参加者のアテンドを担当した。大会2日目は4号館1階にある学食ラパスを使用した盛大なレセプションが行われ、酒井邦弥学長から歓迎の言葉が寄せられた。 今回の学会に参加するため日本に初めて来日した外国人学会関係者も多く、ボランティア

スタッフは会場案内だけでなく、千葉県の魅力を伝える観光案内も行った。 大会最終日は、本学ボランティア学生を代表して江藤 愛さん(国際コミュニケーション専攻4年)が英語で挨拶を行い、多くの学会関係者から大きな拍手をいただいた。参加した学生ボランティア全員に、国際中欧・東欧研究協議会から、感謝状と国際会議運営ボランティア参加証が贈られた。

「国際中欧・東欧研究協議会(ICCEES:イクシーズ)幕張世界大会」が本学で開催

「ルーツを探して」 「第2の故郷」国際コミュニケーション学科学科主任 ロバート・デシルバ教授

 ボランティアセンター實山 あゆみ

No.12地球のたびびと 旅の途中で出会った思い出深い町、風景、人 ・々・・。今回は、国際コミュニケーション学科教授 ロバート・デシルバ先生と、ボランティアセンター職員 實山あゆみさんの旅のエピソードをお届けします。

 今年度で、ボランティアセンターの設立から3年を迎えた。8月に行われた、全国外大連携プログラム「通訳ボランティア育成セミナー」に象徴されるように、国際的なスポーツ大会や学会などで通訳ボランティアの需要は増加の傾向にある。今年度も11月現在で511名と昨年より多くの学生が国内外での活動に参加した。今後もボランティアセンターはプログラムの体系化を図り、学生が国内外のボランティアに積極的に参加できる体制を整えたいと考えている。

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 本学日本研究所・副所長の町田明広講師が執筆した『グローバル幕末史』が草思社より刊行された。これまで国内の対立抗争史に偏重していた幕末史を、「日本人はいかに欧米列強に対峙したか」という観点から、読み直すユニークな試みをしたのが本書である。 ペリー来航後、幕府、薩摩、長州、朝廷それぞれの「世界観」はどう変わったか、攘夷決行のかたわらで極秘裏に進行していた薩長による「海外留学生政策」や欧米列強との「武器・軍艦密貿易」の実態、イギリスを反幕府へと導いた「ロンドン薩長同盟」など、従来の幕末史では顧みられなかった重要な事実を史料から明らかにする。

必読!KUIS教員執筆の一冊「グローバル幕末史  〜幕末日本人は世界をどう見ていたか〜」

著者 町田明広価格 1,836円   (本体1,700円)出版 草思社発行年月 2015年08月サイズ B6/高さ 19 cmページ 350pISBN 9784794221520    (4794221525)C-CODE 0021

第4回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト

 11月28日(土)、「第4回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」(主催:神田外語グループ、読売新聞社)が開催された。今年で4回目を迎える本大会は、規模・知名度ともに全国規模の大会となり、北海道から沖縄まで全国の大学(大学院)、専修学校等165校から、677名もの応募があった。その内1次予選(WEB審査)を突破した312名の精鋭達が、11月28日(土)に2次予選会場となった姉妹校・神田外語学院で、練習を重ねた英語によるプレゼンテーションを披露した。 今大会も「世界に目を向け思考する」といった課題のもと、1次予選通過者は「地方創生につながる海外企業の誘致を提案!」、「日本の『最新技術』を世界に!」、「障害者スポーツの認知度向上のた

めの施策を提案!」、「ご当地グルメを世界の食に!」といった4つのテーマから1つを選び、制限時間10分という時間の中でそれぞれ自分たちが選んだテーマについて、趣向を凝らした発表を行った。その中から個人5名、グループ5組12名が2次予選通過者として選ばれ、同日の午後によみうり大手町ホールで行われる本選へのチケットを手にした。 本選会場では惜しくも2次予選で敗退した出場者や、一般の観覧者など多くの人が見守る中、ファイナリストによるプレゼンテーションが行われた。ファイナリストの発表はどれもレベルが高く、英語力だけではない事前の綿密な調査や、表現方法にも工夫がされており観衆から驚きの声が上がる場面も見られた。また、発表後の審査員・観客からの英語での質疑応答にも、臆することなく堂 と々英語で受け答えを行い、どのプレゼンターにも大きな拍手が起こった。 審査はContent(内容)・Organization(構成)・Delivery(口頭発表力)・Question & Answer(質疑応答)・Persuasiveness(説得力)といった各項目のスコアで総合的に判断され、審査の結果、菊池 達也さん(名古屋大学 情報文化学部4年)と菊池 夏子さん(南山大学 外国語学部2年)の兄妹のグループが最優秀賞に選ばれた。最優秀賞には文部科学大臣賞として文部科学大臣賞状、副賞として奨学金100万円やANA東京-アメリカ往復航空券、読売新聞社海外支局インターンシップ参加権利などが贈られた。

 昨年に引き続き、2回目の大会出場でした。今年こそは最優秀賞を取りたいと意気込み、出場を決めました。昨年のプレゼンテーションではメッセージ性が弱かったと反省し、今回はテーマが発表されて、すぐに研究やデータ集めを行いました。また、普段から障害者の子供たちとふれ合うボランティアに参加しているため、自身の経験を活かせると思い「障害者スポーツの認知度向上のための施策を提案!」というテーマに決めました。 テーマを決めてからは、実際に養護学校の先生にインタビューを行ったり、SALCを利用して英語の発音のトレーニングを行ったりしました。通学に2時間ほどかかるため、自分のプレゼンテーションを録音し、電車内で発音のチェックなど行い、準備を整え本番に挑みました。 2次予選当日はとても緊張し早口になってしまうこともありましたが、練習通りに発表ができました。他の参加者の発表からも、一人ひとりが努力を重ねて大会に挑んでいることが伝わりとても良い刺激を受けました。努力を惜しまない他大学の参加者に出会えることもこの大会の魅力だと思います。 3年生のため今は就職活動を一生懸命に楽しんでいますが、ぜひ来年もプレゼンテーションコンテストに参加し、次こそはファイナリストになって本選の舞台で発表したいです。

TOP50入賞英米語学科3年 鈴木 沙江子

本選審査員:審査員長 沼田貞昭氏(日本英語交流連盟会長・元駐カナダ、パキスタン大使)、朝倉 康之氏(三菱商事株式会社 米州電力事業部長)、ウィリアム・スポサト氏(日本経済問題に関するコメンテータ、ライター)、大山 昌克氏(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 強化部国際担当部長 日本パラリンピック委員会)、トム・ベーカー氏(ジャパン・ニューズ記者)、平松 庚三氏(株式会社Global InstaBiz 代表取締役会長・小僧com 株式会社 代表取締役会長) 後援:文部科学省、内閣府、外務省、米国大使館、日本政府観光局、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、一般社団法人国立大学協会、一般社団法人公立大学協会、日本私立大学団体連合会、公益社団法人東京都専修学校各種学校協会、一般社団法人全国外国語教育振興協会 協賛:株式会社共立メンテナンス、イオン株式会社、株式会社旺文社、ソフトバンク株式会社、大成建設株式会社、株式会社みずほ銀行、三菱商事株式会社 特別協力:全日本空輸株式会社、株式会社AOKI、株式会社一休  協力:観音温泉、株式会社シード

 最新理論に基づき、効果的に英語指導法を学び、TESOL(英語教授法)カリキュラムによるMA(修士号)を得ることができる学位プログラムが、東京・神田で提供されています。 TESOL分野で第一級の講師陣による講義は全て英語で実施。

 土曜・日曜日や長期休業期間に集中的に講義を行い、2年〜2年半かけて「英語教育の専門家」を養成します。また、学位プログラム以外に、TESOLのエッセンスが学べる「TESOL証書プログラム」も用意されています。詳しくはHPをご覧ください。http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/subject/grad/language/e_tesol/jp/

▪出 願 期 間 12月1日(火)~1月18日(月)必着▪書類審査結果 1月25日(月)通知▪2次審査(面接試験等) 1月30日(土)、31日(日)の中から1日を選択して 面接試験等を受けていただきます。

▪合格発表 2月12日(金)通知▪入学手続 2月15日(月)~2月28日(日)▪授業開始 4月3日(日)

神田外語大学大学院 東京キャンパス〒101-8525 東京都千代田区内神田2-13-13神田外語学院7号館4階Tel: 03-3254-3586Email: [email protected] Hours: 水~日 10:00~18:00

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「全国外大連合ポータルサイト」がオープン 2014年6月に、本学を含む全国7つの外国語大学

(関西外国語大学、神田外語大学、京都外国語大学、神戸市外国語大学、東京外国語大学、長崎外国語大学、名古屋外国語大学(五十音順))の間で「全国外大連合憲章」が締結された。この憲章は、連合を構成する各大学がそれぞれ独立を保ちながら、21世紀グローバル社会にふさわしい人財の育成のため、各大学に共通する基本理念の実現と各大学の豊かな個性の発展をめざし、教育研究の内容に応じてさまざまな連携を図ることを目的としている。 そして、このたび、外国語に興味を持つ受験生・高校生に各大学の情報を提供するサイトがオープンした。全国7つの外国語大学のオープンキャンパスや入試情報を掲載しているほか、今後は加盟大学からのお知らせなどを充実させていく。

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弁論大会・スピーチコンテスト

神田外語大学報 第46号

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▪受賞者【最優秀賞(全カテゴリー中)】奥山 貴子(東京外国語大学)

【カテゴリーA(1年生の詩の朗読部門)】1位 櫻井 祐太(大阪大学)2位 今井 遥(神田外語大学)3位 藤内 志穂(大阪大学)

【カテゴリーB(2年生のスピーチ部門)】1位 松井 知輝(大阪大学)2位 芦田 春香(大阪大学)3位 吉野 珠子(東京外国語大学)

【カテゴリーD(留学経験者/3・4年生のスピーチ部門)】1位 福井 舞香(大阪大学)2位 椎名 結実(神田外語大学)

【カテゴリーE(ベトナム人を親にもつ学生)】1位 グエン 莉奈(神田外語大学)2位 嘉田 浩(東京外国語大学)

▪受賞者【総合最優秀賞(全カテゴリーから1名)】川名 勇摩(神田外語大学:カテゴリーC)

【カテゴリーA(1・2年生の部)】最優秀賞 1位 山井 寛子(大阪大学)     2位 木村 美津子(慶応義塾大学) 小玉 直人(神田外語大学) 齋藤 星輝(神田外語大学)

【カテゴリーB(3・4年生の部)】最優秀賞 1位 白石 志織(東京外国語大学)     2位 生野 亜弥(立命館アジア太平洋大学)

【カテゴリーC(インドネシア語圏在住経験者)】最優秀賞 1位 寺田 しおり(大阪大学)     2位 岩田 栞(神田外語大学)

【カテゴリーD(社会人)】最優秀賞 1位 木川 菜都子

▪受賞者【カテゴリーA / 詩の朗読】1位 岡村 優花(1年生)2位 鎌田 詩織(1年生)

【カテゴリーB / 弁論】1位 菊地 帆夏(3年生)2位 髙橋 かれん(3年生)

【カテゴリーC / 弁論】1位 江藤 バネッサ(4年生)2位 竹山 実花(2年生)

 「第9回ベトナム語スピーチコンテスト」が本学ミレニアムホールにて開催された。今年は「平和と幸福」と「幸運と努力」をテーマに5大学、1高等学校が参加した。休憩時間には在学生による伝統舞踊、アオザイショーなどが行われた。

 「第9回インドネシア語スピーチコンテスト」が本学ミレニアムホールにて開催された。「日本とインドネシア共和国、共に希望と興隆を推し進めて」をテーマに計7大学より参加者が出場し、本学在学生の川名 勇摩さん(カテゴリーC)が見事、総合最優秀賞を受賞した。 休憩時間や審査時間には本学学生によるインドネシア語劇「Cindelaras」やガムラン演奏が披露された。

 「第12回ポルトガル語弁論大会」が本学ミレニアムホールにて開催され、在学生が日頃の成果を披露した。大会ではスピーチだけでなく、有志による音楽の発表も行われ、会場は大いに盛り上がった。

 京都外国語大学で行われた「第51回全国学生スペイン語弁論大会」で、本学イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年の大網 かれんさんが「国際社会に生きる責任」をテーマにスピーチを行い、第2部(スペイン語圏の国での滞在期間が6ヶ月以上の者)において、第1位に入賞した。

 10月17日(土)、敬愛大学稲毛キャンパスにおいて、「第14回外国人留学生による日本語弁論大会(主催:敬愛大学)」が開催され、本学留学生別科のUeaamnuai Itsariさん(タイ王国、チェンマイ大学からの交換留学生)が第2部/千葉県内で日本語を学ぶ留学生部門に出場し優秀賞を受賞した。Itsariさんは、コロッケが名物のアルバイト先での交流を中心に「コロッケママ」という題目で5分間のスピーチを行った。本大会出場時における日本語学習歴が10か月程度であったにもかかわらず、日本滞在歴、学習歴ともに自分より長い、他の出場者と比べて遜色がないスピーチを披露した。Itsariさんの今後の活躍に期待したい。

「第9回ベトナム語スピーチコンテスト」(11月7日(土))

「第9回インドネシア語スピーチコンテスト」(12月5日(土))

「第14回外国人留学生による日本語弁論大会」(敬愛大学主催)第2部で優秀賞受賞(10月17日(土))

【後援】在日ベトナム社会主義共和国大使館

【後援】インドネシア共和国大使館

【後援】駐日ポルトガル大使館、駐日ブラジル大使館、駐日モザンビーク大使館

▪参加校(五十音順)  大阪大学、神田外語大学、関東国際高校、大東文化大学、筑波大学、東京外国語大学

▪参加校(五十音順)  大阪大学、神田外語大学、慶応義塾大学、東京外国語大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

「第12回ポルトガル語弁論大会」(11月14日(土))

「第51回全国学生スペイン語弁論大会」(11月8日(日))

 「第32回全日本中国語スピーチコンテスト千葉県大会」において、本学からも学生が参加し、優秀な成績を収めた。スピーチの部で優勝した渕上 隆也さんは、2016年1月10日(日)に東京で開催される全国大会へ出場する。また、朗読の部で優勝した畔蒜 香純さんもテープ審査を通過し、全国大会への出場が決定している。尚、第19回~第32回(2002年-2015年)の「全日本中国語スピーチコンテスト千葉県大会」において、本学学生が14回連続で千葉県知事賞(優勝)を獲得している。

「第32回全日本中国語スピーチコンテスト千葉県大会」(10月3日(土))

▪受賞者【スピーチの部】千葉県知事賞(優勝) 渕上 隆也(4年生)千葉県日中友好協会会長賞 三浦 良美(4年生)

【朗読の部】千葉日報社社長賞(優勝) 畔蒜 香純(1年生)市川市長賞 佐藤 さらい(1年生)

英米語学科4年生シソン マリさんが、クウェート政府奨学金留学生として、9月より1年間クウェート大学でアラビア語を学んでいる。現地からレポートをお届けする。

 大学1年生と2年生の時に行った、マレーシア留学をきっかけにイスラーム文化とアラビア語に興味を持ち、大学と語学学校での授業を通してそれらの学習を始めました。その後、

もっとアラビア語学習に没頭できる環境に身を置きたい、そしてアラブ・イスラーム文化の中で実際に生活をしてみたいという

理由から、アラビア語留学を決意しました。しかし、アラビア語留学に関する情報はとても少なく、治安の問題から留学できる地域も限られているため、当初は留学をほぼ諦めていましたが、このクウェート政府奨学金留学の存在を知り、すぐに応募をしました。応募書類と電話面接の審査を通して日本からは5名選ばれました。電話面接は日本語、アラビア語、英語で行われ、応募書類に関する質問や志望動機、アラビア語での日常会話テスト等が行われました。この1年間のプログラムでは、アラビア語学習の他にアラブ文学やイスラーム文明なども学びます。世界各国からたくさんの留学生がこの奨学金プログラムを使ってアラビア語を学びに来ています。アラビア語学習のみならず、多様な

国籍の留学生との交流や、イスラーム文化の根強い環境での生活からは、日々たくさんのことを体験し学んでいます。アラビア語をより上達させ、クウェートでのこの貴重な1年の経験を活かし、将来は日本とアラブ・イスラーム世界をつなぐお手伝いが少しでも出来ればと思っています。

「在学生がクウェート政府奨学金留学生に」 英米語学科4年 シソン マリ

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神田外語大学報 第46号

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学科 専攻センター利用

〈前期〉(2科目)

センター利用〈前期〉(3科目)

センター利用〈前期〉(4科目)

全学科統一 Ⅱ期統一(Web出願のみ)

1/ 16(土)・1/ 17(日) 本学試験なし 2/3(水) 3/3(木)英米語学科 — ★ ★ ★ ● ◯

アジア言語学科

中国語専攻 ★ ★ ★ ● ◯韓国語専攻 ★ ★ ★ ● ◯

インドネシア語専攻 ★ ★ ★ ● ◯ベトナム語専攻 ★ ★ ★ ● ◯

タイ語専攻 ★ ★ ★ ● ◯

イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻 ★ ★ ★ ● ◯

ブラジル・ポルトガル語専攻 ★ ★ ★ ● ◯

国際コミュニケーション学科国際コミュニケーション専攻 ★ ★ ★ ● ◯国際ビジネスキャリア専攻 ★ ★ ★ ● ◯

受験可能学科(専攻)数 上記★から10併願可能

上記★から10併願可能

上記★から10併願可能

上記●から10併願可能

上記◯から10併願可能

センター利用入試〈前期〉(2科目/3科目/4科目)で、それぞれ10併願が可能。併願割引も。全学科・専攻への出願が可能。センター利用〈前期〉(2科目/3科目/4科目)で、それぞれ10併願ができます。受験料は1出願は18,000円、2出願目以降は1出願につき10,000円です。得点は同じでも学科・専攻によってボーダーラインが違うので、併願すればその分合格するチャンスが広がります。

全学科統一入試、Ⅱ期統一入試で、併願時の検定料を割引。複数学科・専攻に出願する場合、1出願目は35,000円。2出願目以降は1出願につき20,000円となります。

 卒業生や保護者の皆さまにおかれましては、時に学生以上に本学学生の就職実績については、興味があるところではないかと思います。卒業生は「神田外語大学の学生はもっと人気企業に就職できるのではないか?」また、保護者の皆さまにおかれましては「神田外語大学の就職率」そして、「学生が幸せになれる就職先に勤務することができるのか」といったことが興味のあるテーマではないかと思います。このような事を踏まえ今回は、本学キャリア教育センターが現在行っている3つの取り組みについて紹介させていただきます。

 1点目は「年間200社を超える学内企業説明会の実施」です。2012年度は年間120社程度だった学内会社説明会ですが、2015年度は年間220社を超える学内説明会をキャンパスで開催しました。特に2016年3月に卒業する現4年生は企業の広報活動が4年進級前の3月、企業の選考活動が4年の8月からになったことに伴い、授業がある4月〜7月の期間に企業の説明会等が開催されました。

 この対策として学生に薦めることができる企業の説明会の回数を学内で数多く開催することで、学生が就職活動のために学業を阻害されることがなくなるだけでなく、企業と学生との良い出会いにつながると信じ、学内企業説明会の開催に力を入れているところです。 2点目は「優良企業の開拓」です。キャリア教育センターのスタッフは①3年以内の離職率が10%以下の企業②3年連続で増収増益③本学の学生が大学で学んだ専攻を活かすことができる企業の3点を調査。また、本学の学生に薦めたいという企業には直接訪問の上、学内説明会等を通じて学生に紹介するという取り組みを行っています。結果としてB to Bの製造業などを紹介することが多くなりますが、「学生が長期に渡ってキャリアを形成できる企業」を探し出し、学内企業説明会に招聘するという流れを作り出しています。 3点目は「年間を通じての就職支援講座等の実施」です。キャリア教育センターでは現在「個別の就職相談」は勿論のこと、「面接対策講座」「業界セミナー」「OBOG交

流会」「年間を通じての総合就職ガイダンス」「航空業界研究講座」の実施などほぼ毎日、何らかの就職支援講座等を開催しています。2015年度は年間150回を超えるイベントを実施いたしました。 これらの結果、一例を挙げると2015年度は本学でも希望者が多い航空業界で国内外の航空会社での客室乗務職が20名を超え、航空業界全体では50名を超えるなど

「日本で最も航空業界への就職に近い大学」となることができました。 これからもこのような取り組みを充実させ、「真に就職に強い神田外語大学」を作り出したいと考えています。10年後の2025年には、本学の卒業生達に「神田外語大学のキャリア教育センターの取り組みは正しかった」と評価してもらえるような仕事を継続して行きたいと思います。つきましては、卒業生、保護者の皆さまにおかれましても本学学生への就職支援へのご理解、ご協力を引き続きいただけますようお願い申し上げます。

【製造/建設】㈱アサカ理研╱アネスト岩田㈱╱㈱エクセディ╱オーエスジー㈱╱㈱オーバル╱片倉工業㈱╱㈱加藤製作所╱クラリオン㈱╱㈱小森コーポレーション╱サトーホールディングス㈱╱新日鐵住金㈱╱太陽誘電㈱╱東亜ディーケーケー㈱╱東洋水産㈱╱トピー工業㈱╱日機装㈱╱平河ヒューテック㈱╱双葉電子工業㈱╱マニー㈱╱㈱ミマキエンジニアリング╱MUTOHホールディングス㈱╱米久㈱╱㈱リケン╱スーパーバック㈱╱日本精機㈱╱㈱フジマック╱エヌエスアドバンテック㈱╱イリソ電子工業㈱╱㈱富士テクニカ宮津╱㈱スノーピーク╱㈱セントラルユニ╱㈱ダイキエンジニアリング╱日本食研ホールディングス㈱╱㈱日本クライメイトシステムズ╱㈱ヒロハマ╱㈱前川製作所【商社/卸売/小売】㈱内田洋行╱エレマテック㈱╱加賀電子㈱╱㈱カスミ╱㈱ガリバーインターナショナル╱佐鳥電機㈱╱㈱島忠╱㈱スクロール╱ゼビオホールディングス㈱╱㈱ツツミ╱中山福㈱╱㈱パル╱㈱ビックカメラ╱丸文㈱╱三谷産業㈱╱ユアサ商事㈱╱大興電子通信㈱╱ナラサキ産業㈱╱モリト㈱╱㈱大塚家具╱スターバックスコーヒージャパン㈱╱日邦産業㈱╱日本電計㈱╱㈱ノジマ╱㈱ハピネス・アンド・ディ╱㈱フォーバル╱㈱サマンサタバサジャパンリミテッド╱㈱ジーユー

(㈱ファーストリテイリング)╱㈱ドトールコーヒー╱㈱ドン・キホーテ╱㈱マツモトキヨシ╱㈱ユニクロ (㈱ファーストリテイリング)╱㈱

リンク・セオリー・ジャパン(㈱ファーストリテイリング)╱㈱アペックス╱㈱NAAリテイリング╱イオンリテール㈱╱エース㈱╱エノテカ㈱╱興和通商㈱╱ゴディバジャパン㈱╱㈱ザ・ギンザ╱佐藤金属㈱╱関彰商事㈱╱㈱トッパン・コスモ╱㈱羽田エアポートエンタープライズ╱㈱不 二╱プリモ・ジャパン㈱【銀行/証券/生保/損保】㈱みずほフィナンシャルグループ╱イオンフィナンシャルサービス㈱╱㈱千葉銀行╱㈱京葉銀行╱㈱千葉興業銀行╱㈱常陽銀行╱第一生命保険㈱╱㈱大和証券グループ本社╱㈱筑波銀行╱㈱山梨中央銀行╱㈱琉球銀行【運輸/物流/空港/航空】東海運㈱╱㈱キユーソー流通システム╱鴻池運輸㈱╱㈱サンリツ╱センコー㈱╱全日本空輸㈱(CA)╱日本航空㈱(CA)╱日本通運㈱╱東日本旅客鉄道㈱╱福山通運㈱╱㈱丸和運輸機関╱郵船ロジスティクス㈱╱ANAエアポートサービス㈱(GS)╱ANA成田エアポートサービス㈱(GS)╱空港ターミナルサービス㈱(GS)╱㈱JALスカイ(GS)╱鈴江コーポレーション㈱╱ディー・エイチ・エル・ジャパン㈱╱㈱マルニトータルサービス【旅行/ホテル】㈱エイチ・アイ・エス╱㈱共立メンテナンス╱近畿日本ツーリスト㈱╱日本ビューホテル㈱╱藤田観光㈱╱リゾートトラスト㈱╱㈱ホテル、ニューグランド╱ユーラシアグループ(㈱ユーラシア旅行社)╱㈱JTB首都圏╱アパホテル㈱╱シャングリ・ラ ホテル東京╱グランドハイアット東京╱㈱ロイヤルパークホテル【サービス】アクリーティブ㈱╱㈱イオンファンタジー╱イオンモール㈱╱㈱ウィルグループ╱㈱ウェザーニューズ╱

㈱オービック╱㈱オリエンタルランド╱㈱クイック╱㈱クレディセゾン╱コムチュア㈱╱㈱三栄建築設計╱㈱ジャステック╱スターツコーポレーション㈱╱綜合警備保障㈱╱㈱ダイヤモンドダイニング╱㈱テイクアンドギヴ・ニーズ╱㈱東京個別指導学院╱東京電力㈱╱㈱東邦システムサイエンス╱トランスコスモス㈱╱㈱ベストブライダル╱㈱明光ネットワークジャパン╱㈱物語コーポレーション╱楽天㈱╱㈱レオパレス21╱㈱ダイナック╱㈱ベネフィット・ワン╱㈱舞浜コーポレーション╱みずほインターナショナルビジネスサービス㈱╱CROOZ㈱(クルーズ㈱)╱㈱USEN╱シダックス㈱╱㈱地域新聞社╱㈱ベルパーク╱㈱GABA╱㈱U-NEXT╱㈱DYM╱㈱JAL-DFS╱㈱アセットリード╱㈱アミティー╱アラマーク ユニフォームサービス ジャパン㈱╱㈱インテリジェンス ビジネスソリューションズ╱㈱オン・ザ・プラネット╱キャプラン㈱╱㈱ジェイアール東海パッセンジャーズ╱セイハネットワーク㈱╱㈱拓人╱㈱東京コンサルティングファーム╱浜友観光㈱╱㈱ミライト・テクノロジーズ╱㈱利達ソフト╱レグセントジョイラー㈱【教員】千葉県教員(中学・英語)╱千葉県教員(高校・英語)【公務員】警視庁╱千葉県警察【在外公館】外務省在外公館派遣員(在チェンマイ日本国総領事館)╱外務省在外公館派遣員(在ニカラグア日本国大使館)╱外務省在外公館派遣員(在バーレーン王国日本国大使館)╱外務省在外公館派遣員(在ボリビア日本国大使館)╱外務省在外公館派遣員(在ラオス日本国大使館)

全学科・専攻を併願できる【世界出願】 神田外語いしずゑ会本人・兄弟・姉妹・子弟入学金返還制度

 2016年度一般入試「センター利用入試〈前期〉(2科目/3科目/4科目)」「全学科統一入試」「Ⅱ期統

一入試」において、全学科・専攻を併願できる【世界出願】を実施します。国際共通語である英語に加

え、アジア言語、イベロアメリカ言語などの多言語をあやつり、高度な専門性を身に付けた人財へと成

長するチャンスを、少しでも多くの受験生に広げたいという想いを込め、【世界出願】と名付けました。 神田外語いしずゑ会では会員サービスの一環として、下記条件を満たす卒業生・在学生本人、またはご子息・ご令嬢・ご兄弟・ご姉妹が神田外語学院及び神田外語大学に入学した場合、入学金を返還する制度を設けています。この制度を利用される方は、神田外語いしずゑ会までお問い合わせください。入学金返還に関する手続きのご案内を致します。

【入学金返還の条件】1.神田外語大学を卒業した方が神田外語学院に入学する場合

2.神田外語学院を卒業した方が神田外語大学に入学する場合

3. 神田外語大学・神田外語学院を卒業した父母が扶養するご子息・ご令嬢が神田外語大学に入学する場合

4. 神田外語大学・神田外語学院卒業生のご兄弟・ご姉妹が神田外語大学に入学する場合

5. 神田外語大学・神田外語学院在学生のご兄弟・ご姉妹が神田外語大学に入学する場合

【お問い合わせ】神田外語いしずゑ会本部 TEL:03-5289-8828 E-mail:[email protected]

主 要 内 定 先 企 業 一 覧( 抜 粋 )

キャリア教育センター就職支援への取り組みキャリア教育センター次長 杉本雅視

キャリアNOW!キャリアNOW!キャリアNOW!

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神田外語大学報 第46号

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神田外語大学大学院では、日本語学・日本語教育学の各分野で先端的内容を学ぶことができます。もう一度、神田外語に戻って、あなたの専門性をさらに高め、キャリア・アップにつなげてみませんか?

神田外語大学同窓会では、部活、サークルのOB・OG会やクラス会の開催を支援する制度を平成22年3月からスタートしています。

代表者が同窓会費を納入済で5名以上の卒業生が参加する会であれば、参加者1名につき¥1,500を支援します(※ただし年度内に1回限り)。また教職員の方も支援対象となります(※退職された方も含む)。

詳しくは下記同窓会ホームページをご覧下さい。ご不明な点がございましたら、同窓会事務局までお気軽にお問い合わせください。卒業生の皆様のご利用をお待ちしております。

KUIS卒業生交流会支援制度http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/dosokai/shien/

神田外語大学同窓会事務局 〒261-0014千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1TEL 043-273-2519 Email [email protected]受付時間 9:30~17:15 (土日・祝日、年末年始・入試期間・GW・お盆などの大学閉鎖期間を除く)

卒業生対象 大学院学内入試

支援制度に関するお問い合わせ

■言語科学研究科修士課程(日本語学専攻)卒業後5年以内の卒業生を対象にした入学試験を実施しています。筆記試験が免除され、提出された小論文と書類、そして口述試験のみで選考されます。また、本学大学院への入学金は免除されます。 詳しくはhttp://www2.kuis.ac.jp/graduate/gakunai.htmlまで。

大 学 院 からの お 知らせ

KUIS卒業生交流会支援制度のご案内

出願期間 2016年1月12日(火)〜2月10日(水)必着試 験 日 2016年2月20日(土)合格発表 2016年3月1日(火)

2016年4月生募集入学試験日程

日本語学専攻修士課程

■言語科学研究科 http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/subject/grad/■お 問 い 合 わ せ 神田外語大学 大学院入試係 TEL:043-273-1320         Email:[email protected] (月〜金 9:30〜18:00)

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神田外語キャリアカレッジ(KGCC: Kanda Gaigo Career College)

コミュニケーション力強化コース 基礎からの体系的な英語の学び直しや総合的なコミュニケーション力を強化します。◦基礎からのやり直し英語(土曜午後)  ◦早朝ディスカッション(初級・中級・上級レベル、週2回)◦実践総合ビジネス(初級・中級・上級レベル、水曜夜間)TOEIC®対策コース 自分の弱点を確認し、テスト対策や演習を通じて目標スコアを達成します。◦470点目標/ 600点目標 /730点目標/ 860点目標 (平日・土曜集中クラス)ビジネススキル強化コース ビジネスの場で求められる実践的なコミュニケーションスキルを目的別に習得します。◦Practical E-mail Writing(初中級・中上級レベル) ◦Business Meeting(中上級レベル)◦Effective Presentation(中上級レベル)

1月・4月・7月・10月の年4回開講。基礎から実務レベルまで目的別に英語でのコミュニケーション力を高めます。神田外語大学卒業生は入学金免除、受講料50%割引にてご受講できます。

<英語通学講座> 1月期生(早朝・夜間・土曜クラス)募集中!          KUIS卒業生特典:入学金免除・受講料半額

【2年制課程(共通科目+学科の特色あるカリキュラムを学ぶ)】英語専攻科、アジア/ヨーロッパ言語科(フランス語コース、スペイン語コース、中国語コース、韓国語コース、インドネシア語コース、ベトナム語コース、タイ語コース)、国際ビジネスキャリア科、児童英語教育科、国際エアライン科(キャビンアテンダントコース、グランドスタッフコース)、国際観光科、国際ホテル科

【2年制課程(学科独自のカリキュラムで学ぶ)】グローバルコミュニケーション科、留学科(海外大学3年次編入コース、コミュニティカレッジコース)

【1年制課程(1年間で基礎力、コミュニケーション力を身につける)】英語基礎養成科、英語コミュニケーション専科

神田外語学院 10120-815-864(フリーダイヤル) TEL : 03-3258-5838お問い合わせ

語学力と専門スキル、そして異文化を理解する心を持ち、世界各国で活躍できる人材を育成しています。空港や、国内外のホテル、企業内英語関連部署、観光関連、児童英語教育の現場や国際ビジネスの世界で、5万人以上の卒業生が活躍しています。神田外語大学へ編入学できる唯一の専門学校です。

神田外語学院 (Kanda Institute of Foreign Languages)

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★この冬もブリティッシュヒルズを満喫!冬のブリティッシュヒルズは一面銀世界となり、他の

季節とはまた違った表情を見せます。

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のご滞在をお楽しみください。

皆さまのお越しをお待ちしております。

冬のお得なご宿泊プランのご案内● 料金:おひとり様 ¥19,000〜(1泊2食付・税サ込)● 期間:2015年11月1日(日)〜2016年3月31日(木)