長　門　 市　 広　 報 昭和37 年９月６日

１６３号発行所　長門市役所編集人　中村　寿男

全国選抜高校相撲

大会を終えて

市長

齋木正熊．

去る八月二十六日実施した

全国選抜高校招待相撲長門大

会は、市民の皆様の絶大なる

御声援と御力添えにより多大

の成果を納めて無事終了する

ことができましたことを心か

ら感謝申上げます。

この大会はさきに申上げま

した通り、明年行われる第十

八回国民体育大会相撲競技会

場を引受けた本市が、総額千

百余万円の巨費を投じ建設し

た長門市国体相撲会場が七月

末に（着工本年二月中旬）立

派に出米上りましたのでこれ

を契機に市民の皆様え全国届

指の立爪なものであるといわ

れるこの会場を御披露申上げ

ろと共に国体引受を記念し、

国体の大事業を長門市の名誉

にかけて立派に完遂させる試

金石として、我々国体実行推

進に直接従事する者の大会運

営の訓練はじめ、一般観衆の

皆様を通じて国体に対する市

民全般の心構えと関心を高め

ることに大きな期待を以って

開催したものであります。

当日は午前中雨天であった

為一般観衆の出足を心配致し

ましたが、熱心な観衆の皆さ

ん方は市内外各地より早朝か

ら会場に押しかけて載き、盛

況枷に開会することが出来、

全国より参加した選手諸君を

はじめ、大会各役員一入感激

のうちに熱戦を展開致しまし

た。殊に中央や県から来られ

た役員の方々は、口を揃えて

会場施設や観衆の皆さんの熱

誠溢れる態度等について最高

の賛美のことばを残しておら

れました。このことを市民の

皆様えお伝えすることは、私

の最大の喜びでありますと共

に、国体を迎えるに当り自信

を加え又更に強い意欲を感じ

ております。

我々は大会終了後事務局内

部職員の責任者が会合し、大

会運営全般について反省討議

を試みましたが、局部的には

各従事者の不馴れや、計画の

不備或は不測の事態発生等に

より色々の面で一般の方々に

対し御迷惑や御不満をわずら

わしたことも多々指摘されて

我々の今後改善すべき貴重な

資料として反省しております

又その際一般観衆の皆様えの

お願いとして、第一に会場内

に於ける席の指定や、会場整

理に係員の指示に整然とした

観衆の御協力をお願いしたい

こと、第二に閉会式終了前は

なるべく退場せられぬよう又

式終了後退場せられる際には

一人一人が紙くづその他残り

物をしまっしていただくよう

強い要望として出ております

。このことは市民全部が日常

習慣付けられ、総ゆる場所、

会合に於いても守られること

に徹したいものと痛感致して

おります。

お蔭様で今回の大会は総休

的に誠に好評を得て終了致し

ましたが、この成果はひとり

市全職員の努力だけでなく、

外部より協力願った各役員、

宿泊関係者、婦人会、青年団

体、Ｂ・Ｓ、Ｇ・Ｓ等諸団体

数多くの、方々の

誠意ある御奉仕や

、市民全般の盛り

上った心からの御

協力の賜であると

心から感謝してお

る次忿であります

我々は今回の貴重な体験を

もとに明年迎える国体には更

に各専門委員は勿論一般の方

々の広い御意見等を伺い乍ら

検討を加え、万全を期する覚

悟であります。（特に当日観

覧せられた方々の積極的な改

善御意見をお聞かせ下さい）

市民各位におかれましても、

国体は単に競技会当日のみに

於て立派な成果を期されるも

のでないことを、肝に銘じ、

日常の生活、環境の美化、道

義の昂揚等今後共力強い御協

力と御力添えを念願して止み

ません。重ねて大会の目的を

無事達成出来ましたことを市

民の皆様と共に喜び合うと共

に、この大会に寄せられた力

強い御支援に対し衷心感謝し

御礼のことばといたします

団体

中津東高校

個人

亀井選手（耐久高）

優　　勝

来年の山口国体をめざし、

長門市が市営相撲場に全国優

秀高校三三校を招いて、さる

八月二六日あいにくの雨にも

かかわらず熱戦がくりひろげ

られました。

当日はこの附近でははじめ

ての全国大会でそのうえ、相

撲ファンが多いいため、午前

七時開場というのに、早朝三

時ごろから入場していた熱心

なファンもたくさんあり、開

場前から降りだした雨にもか

かわらず集った約八千人の観

客の見守る中を終始高校生ら

しい立派なプレーがくりひろ

げられました。

地元山口水産も健闘しまし

たが優秀一六団体決勝トーナ

メントの一回戦で本年全国二

位の小杉高校と顔をあわせ惜

しくも破れました。

当日の記録は次のとおりです

( 写真上は団体優勝の中津東高校と下は個人選手優勝の亀井選手

( 右) と第二位の金谷選手)

今月の納税メモ

国民健康保険料　九月分

納期限　九月二九日まで

長　 門　 市　 広　報 昭和37 年９月６日優秀１６団体決勝組合わせ

１　中津東（大分）２　朝倉農（福岡）

３　多々良学園（山口４　東築高　 （福岡

５　宇部工（山口）６　宇佐工（人分）

７　崇徳高　（広　島８　鹿児島実（鹿児島

９　箕島高（和歌山）10　高知西（高　知）

11　愛知高（愛　知）12　耐久高（和歌山）

13　山口水産（山口）14　小杉高　（富山）

15　此花商（大阪）16 熊本農（熊本）

優職　中津東高

鍋島（小杉高）亀井（耐久高）

寺川（中津東）桑原（箕島高）

田中（宇部高）栗田（東築高）

今富（中津東）金谷（小杉高）

個人戦　（準々決勝以上）

優勝

亀井

2位金谷

3位桑原

銃砲刀剣類は

検査をうけましよう

銃砲刀剣類は、山口県公安

委員会の許可をうけてから持

つことになっていますが、長

門警察署では次の日程で、猟

銃、空気銃、猟用刀などの検

査を行ないますから所持許可

証とともにお近くの検査場に

おいで下さい。

銃を持って出られる場合に

は、たまがこめていないこと

を確かめた上で、おおいをか

ぶせ、または容器に入れて卜

さい。

九月一三日

九月一四日

九月一七日

Ｅ

、呂

一

六

、

呂

Ξ

、呂

一

六

、（）（）

一（）、呂

一

六

、呂

渋木山小根

公　会　堂

俵山公川館

長門警察署

例 年 ど お り

基本選挙人名簿調　　 製

来年の市議選、県議

選はこの名簿を使用

します。ぜひもれな

く申請を

市選

管では

毎年九

月十五

日現在

で基本

選挙人

名簿を

つくり

ますが

今年も

次の要

領で基

本選挙

人名簿

をつくり亢すＩ

この基本名簿は来年行なわ

れる市議会議員選挙や、山口

県議会議員の選挙につかわれ

ますのでぜひ登録申請書を提

出して下さい。

注憲

よく選挙間近になヅー　私

は三年も前をり住人でい七、

市民税などの税金は勿論、住

民登録もしてあるし、昨年の

選挙のときには名簿にのって

いたふに今年なぜないのか

といってこられますが、この

基本選挙名簿は毎年九月十五

日現在で本人からの申請書と

住民登録や部落区長の調査等

あらゆる方法でっくりますが

それでももれる場合がありま

すから、次の条件にあう方は

＆れなく登録申請書を出して

下さい。

（資格）

日本国民で昭和17年12月21

日以前にうまれ、昭和37年６

月15日以前から引続いて長門

市内に住んでいる方。ただし

禁治産者、禁こ以上の刑に処

せられ、その執行を終らない

者や選挙犯罪によって執行猶

予中の者は登録できません（

一般犯罪による執行猶予者は

登録できます）

（登録申請の受付期間）

九月二十日までに登録申請

書を部落区長または市選管、

各支所に提出して下さい。な

お、登録申請書は近日中に部

落区長さんの手を通じてみな

さんにお届けすることになっ

ています。

長門市危険物安全協会

が　　誕　　生

近時社会生活環境の高度発

展に伴い災害発生も又急激に

増加する傾向にありますが、

この発生が危険物の管理取扱

上の不備に起因するものも又

多いいことは見逃せない状況

にあります。そこで消防法或

は本市火災予防条例等の法令

により、危険物の管理取扱に

厳格な規制が定められておる

のでありますが、今月三日中

央公民館小講堂で、自主的に

危険物等の適正な管理にあた

り、災害を防止することを目

的として、積極的に会員相互

間及び関係機関と密接な連絡

をしながら保安管理等必要な

知識を研究し万全を図るとい

う申合せをし、長門市危険物

安全協会の設立をしました。

役員は次のとおり

（会長）山本茂（副会

長）油谷兆一　（理事）

藤田正吉、河野茂夫、

亀谷忠夫、（監事）荒

川保祐、上田茂

はやくも拠出

年金の受給者

国民年金だより

市内渋木

一区早稲田

マス子さん

はさる５月

17日ごろ主

人（農業）

が急死され

ましたが、

さいわい国民年金に加入して

毎月掛金がきちんと納めてあ

ったため、母子年金がうけら

れることになり、さる８月14

日斉木長門市長から、第一号

の年金証書が渡されました。

早稲田さんは現在、18歳未

満のお子さんが二人あるため

二万四千円の年金が六月から

支払われることになったもの

です。

（写真は市長より年金証書第

一号をうけとる早稲田さん）

たばこは

市

内で

買いましよう

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