耐震天井下地 os シーリング okujiosシーリング(オクジュー耐震天井)...
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「建築基準法改正に伴う天井耐震について」
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株式会社 オクジュー 開発営業グループ技術室 室長 湯池 智聖 開発営業室 室長 髙岡 昌史
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耐震天井
1.建築基準法施行令及び、関連告示の 制定と改正についての概要説明 2.国土交通省告示「特定天井」対応
OSシーリング(オクジュー耐震天井)
SDタイプの紹介
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建築基準法改正の経緯-1
建築基準法施行令第39条では「・・・内装材・・・その他これらに類する
建築物の部分・・・は、風圧並びに地震その他の震動及び衝撃によって
脱落しないようにしなければならない。」と規定されているが、詳細な
基準は示されていない。
平成13年の芸予地震における体育館等の大空間建築物における天井
落下、平成15年の十勝沖地震における空港ターミナルビル等の天井の
崩落、平成17年の宮城県沖の地震におけるスポーツ施設の天井の崩落
など、地震において天井の脱落の被害が報告されたことを踏まえ、これ
まで国土交通省において、振れ止めの設置、クリアランスの確保等に
ついて技術的助言の発出により、大規模空間を持つ建築物の天井の
崩落対策が進められてきた。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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国土交通省 過去の技術的助言
芸予地震 (平成13年3月24日)
十勝沖地震 (平成15年9月26日)
宮城県沖地震 (平成17年8月16日)
内容:1.ブレースの適正配置
2.壁際のクリアランス
3.段差部等のクリアランス 1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
(宮城県沖地震の技術的助言)
・剛性の異なる部分にも構造的にクリアランスをとる
等の措置が必要。 等
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建築基準法改正の経緯-2
しかし平成23年3月11日に発生した東日本大震災においては、体育館、音楽ホール等の多数の建築物において天井が脱落し、かつてない規模で甚大な人的・物的被害が生じた。
これらの被害を鑑み、平成24年7月に「建築物における天井脱落対策試案」がとりまとめられた。
この試案に対し同年7月31日から9月19日まで意見募集(パブリックコメント)が実施され、その意見を踏まえ技術的検討を行い、改正案が作成され、平成25年2月28日から3月29日まで再度の意見募集が行われた。
寄せられた意見等を踏まえ、同年7月12日に建築基準法施行令の一部を改正する政令及び建築基準法施行規則及び建築基準法に基づく指定資格検定機関等に関する省令の一部を改正する省令が公布され、同年8月5日に技術基準告示が公布された。施行日は平成26年4月1日。
平成25年9月27日に天井脱落対策に係る技術基準の解説が公開された。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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建築基準法施行令及び関連省令・ 関連告示の制定と一部改正
建築基準法施行令の一部改正
【公布】 平成25年7月12日
【施行】 平成26年4月1日
国交省関連告示 第771号
【公布】 平成25年8月5日
【施行】 平成26年4月1日
天井脱落対策に係る技術基準の解説
平成25年9月27日 公開
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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建築基準法施行令の改正要網
施行令第36条及び第39条第4項
特定天井(脱落によって重大な危害を生ずるおそれがあるものとして国土交通大臣が定める天井をいう。以下同じ。)で特に腐食、腐朽その他の劣化のおそれのあるものには、腐食、腐朽その他の劣化を生じにくい材料又は有効なさび止め、防腐その他の劣化防止のための措置をした材料を使用しなければならない。
施行令第39条第3項
特定天井の構造は、構造耐力上安全なものとして、国土交通大臣が認めた構造方法(平成25年国土交通省告示第771号)を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものとしなければならない。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 用語の定義-1
平成25年国土交通省告示第771号第一
この告示において次の号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
1 吊り天井:天井のうち、構造耐力上主要な部分又は支持構造部(以下「構造耐力上主要な部分等」という。)から天井面構成部材を吊り材により吊り下げる構造の天井をいう。
2 天井材:天井面構成部材、吊り材、斜め部材その他の天井を構成する材料をいう。
3 天井面構成部材:天井面を構成する天井板、天井下地材及びこれに付属する金物をいう。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 用語の定義-2
4 天井面構成部材等:天井面構成部材並びに照明設備その他の建築物の部分又は建築物に取り付けるもの(天井材以外の部分のみで自重を支えるものを除く。)であって、天井面構成部材に地震その他の震動及び衝撃により生ずる力を負担させるものをいう。
5 吊り材:吊りボルト、ハンガーその他の構造耐力上主要な部分等から天井面構成部材を吊るための部材をいう。
6 斜め部材:地震の震動により天井に生ずる力を構造耐力上主要な部分等に伝達するために天井面に対して設ける部材をいう。
7 吊り長さ:構造耐力上主要な部分(支持構造部から吊り下げる天井で、支持構造部が十分な剛性及び強度を有する場合にあっては、支持構造部)で吊り材が取り付けられた部分から天井面の下面までの鉛直方向長さをいう。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 とは
告示第771号第二 特定天井
特定天井は吊り天井であって、次の号のいずれにも該当するものとする。
1 居室、廊下その他の人が日常立ち入る場所に設けられるもの
2 高さが6mを超える天井の部分で、その水平投影面積が200㎡を超える ものを含むもの
3 天井面構成部材等の単位面積質量が2㎏/㎡を超えるもの
特定天井の構造方法としては下記に分類される。
1 一定の仕様に適合するもの 【仕様ルート】
2 計算により構造耐力上の安全性を検証するもの 【計算ルート】
3 国土交通大臣の認定を受けたもの 【大臣認定ルート】
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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【仕様ルート】 特定天井 の構造方法-1
告示第771号第三 特定天井の構造方法 特定天井の構造方法は、次の各号の基準に適合するものとする。
1 天井面構成部材等の単位面積質量は、20kg以下とすること。
2 天井材(グラスウール、ロックウールその他軟質な繊維状の材料から成る単位面積質量が4kg以下の天井板で、他の天井面構成部材に適切に取り付けられているものを除く)は、ボルト接合、ねじ接合その他これらに類する接合方法により相互に緊結すること。
3 支持構造部は十分な剛性及び強度を有するものとし、建築物の構造耐力上主要な部分に緊結すること。
4 吊り材にはJIS-A6517-2010に定めるつりボルトの規定に適合するもの又はこれと同等以上の引張強度を有するものを用いること。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 の構造方法-1(図解)
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 の構造方法-2
5 吊り材及び斜め部材(天井材に緊結するものを除く。)は埋込みインサートを用いた接合、ボルト接合その他これらに類する接合方法により構造耐力上主要な部分等に緊結すること。
6 吊り材は、天井面構成部材を鉛直方向に支持し、かつ、天井面の面積が1㎡当たりの平均本数を1本(天井面構成部材等の単位面積質量が6kg以下のものにあたっては0.5本)以上とし、釣合い良く配置しなければならない。
7 天井面構成部材に天井面の段差その他の地震時に有害な応力集中が生ずるおそれのある部分を設けないこと。
8 吊り長さは、3m以下とし、おおむね均一とすること。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 の構造方法-2(図解)
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 の構造方法-3
9 斜め部材(JIS-G3302-2010、G3321-2010又はこれと同等以上の品質を有する材料を使用したものに限る)は、2本の斜め部材の下端を近接してV字状に配置したものを一組とし、次の表に掲げる式により算定した組数以上を張り間方向及びけた行方向に釣合い良く配置しなければならない。ただし、水平方向に同等以上の耐力を有することが確かめられ、かつ、地震その他の震動及び衝撃により天井に生ずる力を伝達するために設ける部材が釣合い良く配置されている場合にあっては、この限りではない。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
【算出式】
17 1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
特定天井の構造方法9号で与えられた算定式より建物の階数に応じて階ごとの水平震度を求めることができる。下表はそれを一覧表にまとめたもの。(製品カタログにも記載)
【水平震度一覧表】
(部位の階数)
(建物の階数)
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特定天井 の構造方法-4
10 天井面構成部材と壁、柱その他の建築物の部分又は建築物に取り付けるもの(構造耐力上主要な部分以外の部分であって、天井面構成部材に地震その他の震動及び衝撃により生ずる力を負担させるものを除く。以下「壁等」という。)との間に、6cm以上の隙間(当該隙間の全部又は一部に相互に応力を伝えない部分を設ける場合にあっては、当該部分は隙間とみなす。以下同じ。)を設けること。ただし、特別な調査又は研究の結果に基づいて、地震時に天井面構成部材が壁等と衝突しないよう天井面構成部材と壁等との隙間を算出する場合においては、当該算出によることができるものとする。
11 建築物の屋外に面する天井は、風圧により脱落することがないように取り付けること。
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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特定天井 の構造方法-3・4(図解)
1.建築基準法施行令及び、関連告示の制定と改正についての概要説明
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既存建築物に対する落下防止措置
告示第777号 建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)並びに 平成17年国土交通省告示第566号の改正 第137条の2 第一 2 ロ 特定天井については平成25年国土交通省告示771号第三に定める基準に適合すること又は令第39条第3項に基づく国土交通大臣の認定を受けたものであること。ただし、増築又は改築をする部分以外の部分の天井(新たに設置するものを除く。)であって、増築又は改築をする部分の天井と構造上分離しているもので当該天井の落下防止措置(ネット、ワイヤ又はロープその他の天井材(当該落下防止措置に用いる材料を除く。)の落下による衝撃が作用した場合においても脱落及び破断を生じないことが確かめられた部材の設置により、天井の落下を防止する措置をいう。)が講じられているものにあっては、この限りではない。
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耐震天井下地
OS シーリング Okuju Safety Ceiling System
SD(スタンダード)タイプ
(JIS-19型標準タイプ)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング SDタイプ【新工法・開発部材】
1.天井面強度を向上させる新工法(PAT.P)
(アシストバー補強)
2.耐震クリップOT-S・Wクリップ(新規 PAT.P)
3.NWD-C17(改良)
4.N-38ジョイナー(改良)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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耐震天井 (国交省告示「特定天井」対応) OSシーリング SDタイプ (図解)
アシストバー NWD-C17
耐震クリップ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
N-38 ジョイナー
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【野縁方向の補強方法】 ・アシストバー補強(新工法PAT.P)
ブレース受材:R-25
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
アシストバー
クリップと野縁のビス止め ⇒ 左右2本ずつ計4本止めクリップと野縁受けのビス止め ⇒ 1本止め
クリップと野縁のビス止め ⇒ 左右1本ずつ計2本止めクリップと野縁受けのビス止め ⇒ 1本止め
アシストバー
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【野縁方向の補強方法】 ・アシストバーの位置関係
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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1.天井面強度を向上させる新工法(PAT.P) 【野縁受け方向の補強方法】
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
クリップと野縁のビス止め ⇒ 左右1本ずつ計2本止めクリップと野縁受けのビス止め ⇒ 1本止め
野縁受側ブレースのクリップと野縁との固定ビスは左右1本ずつ計2本止め
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アシストバー
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
【野縁方向の補強方法】 ・アシストバー補強(新工法PAT.P)
ブレース受材:R-25
28 2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
【野縁方向の補強方法】 ・アシストバー廻りのビス止め
アシストバー
ブレース受材:R-25
ブレース材:R-25
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2.耐震クリップOT-S・Wクリップ(新規 PAT.P)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
標準部の取り付け方
クリップのビスは 野縁受の背側から止める
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3.NWD-C17(改良) 【金物強度1.5倍UPしたNWD-C1737・C1745】 (短期許容応力度2000Nから3000NにUP)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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【金物強度1.5倍UPしたNWD-C1737・C1745】
NWD-C1745 圧縮試験
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
羽子板ボルトの座屈
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4.N-38ジョイナー(改良) ・ブレース直下のみジョイントはΦ 4ビス3本止め ・その他野縁受けジョイントはΦ 4ビス2本止め
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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[天井懐とブレースとの関係] インサート SD-3030の場合 (W3/8 埋込み深さ 28mm、短期許容引抜力 3055N )
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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ブレース 一覧表(インサート SD-3030の場合)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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ブレース金物 羽子板ボルトの取付け位置
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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国土交通省告示に基づく天井ユニットの 性能評価試験 【天井面強度試験】
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
試験体モデル
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【天井面強度試験】 試験体 見上げ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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【天井面強度試験】 試験体 天井懐からの見下げ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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試験による天井面許容耐力の評価 ・SDタイプ アシストバー有 + ブレース (野縁方向) ・SDタイプ アシストバー無 + ブレース ・JIS-19型 REタイプ + ブレース
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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【天井面強度試験】 野縁方向試験 試験体
ブレース受材:R-25
アシストバー
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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アシストバーありの破壊状況 (最大荷重8526N)
ブレース受材:R-25の塑性破壊
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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アシストバーありの破壊状況見上げ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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アシストバーなしの破壊状況 (最大荷重6256N)
ブレース受材:R-25 野縁受の塑性破壊
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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アシストバーなしの破壊状況見上げ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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SDタイプ、TSタイプの許容耐力の評価 (野縁方向)
TSタイプ(T-Sクリップ)
SDタイプ(OT-Sクリップ)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
TSタイプ 3500N時
変位:17.66mm
SDタイプ 3500N時
変位:5.78mm
SDタイプ 2000N時
変位:3.46mm
TSタイプ 2000N時
変位:5.62mm
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SDタイプ (OT-Sクリップ)野縁方向試験
ブレース受材:R-25
アシストバー
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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アシストバーを入れた場合の破壊状況
アシストバー
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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TSタイプ (T-Sクリップ)野縁方向試験
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
ブレース受材:R-25
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アシストバーがない場合の破壊状況
ブレース受材:R-25
野縁受の塑性破壊
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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T-Sクリップ廻りの破壊状況
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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天井耐力とブレース負担面積
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
T-Sビスクリップの滑り
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OSシーリング(オクジュー耐震天井)
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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地震対策天井 OSシーリング TSタイプ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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落下低減天井
OSシーリング REタイプ
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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OSシーリング まとめ
T-S・Wクリップは水平1Gまでの地震対策天井、又は落下低減天井に使用する。(TSタイプ・REタイプ)
国交省1.3G・2.2G高耐震仕様には耐震クリップOT-S・Wクリップを使用し野縁方向ブレース下にアシストバーを入れて適正数のビス止めを行う。ブレース廻りの補強が肝心。 (SDタイプ)
ブレースは適正な角度と金物を選定する。
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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耐震天井の注意事項
耐震ブレース検討の前に必ず現場にインサート強度を確認すること。
現場打ち軽天用インサートの許容引抜荷重をオーバーする引抜力がかかる可能性がある。
耐震ブレースは、適正数をバランスよく配置し天井変位を均一にたもつこと。
天井懐2100㎜(C-60の限界)以上には
ブドウ棚が必要。
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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民間仕様の耐震天井について
ワンタッチクリップを使用した在来天井にブレース補強のみ設けた天井は、地震対策天井ではない。最低でもブレース廻りと壁際・開口廻りに耐震クリップを取付けて崩落対策をすること。
2.国交省告示「特定天井」対応 OSシーリング(オクジュー耐震天井) SDタイプの紹介
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ご清聴有難うございました