レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - sbic · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き...

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2014年度版

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Page 1: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

2014.05 A

国 土 交 通 大 臣 認 定 擁 壁

2014年度版レ コ ム シ ス テ ム

Page 2: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

1

レ コ ム シ ス テ ム

CONTENTS国土交通大臣認定擁壁 RECOMシステム 2

RECOMユニットと認定以外の使用 3

RECOM 2SP(ツースプリット) 4

RECOM 6RB(シックスリブ) 5

RECOM ST (スタンダード) 6

RECOM フラット 7

RECOMシステムの特長と施工管理 8

RECOMシステム施工手順 10

RECOMシステム認定設計断面図 16

製品およびカタログに関するご注意 17

高低差2.75m※(底盤より3.16m) までの垂直施工が可能 ※280タイプ(受注生産品)使用の場合

カラーとテクスチャーに優れた 高品質・高強度ユニット

横筋直置きで工期大幅短縮

大型重機が不要でコストダウン可能

82種類の多彩な認定設計

国土交通大臣認定擁壁

2SP(ナチュラルブラウン)

6RB(ブラウン)ST

Page 3: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

1

レ コ ム シ ス テ ム

CONTENTS国土交通大臣認定擁壁 RECOMシステム 2

RECOMユニットと認定以外の使用 3

RECOM 2SP(ツースプリット) 4

RECOM 6RB(シックスリブ) 5

RECOM ST (スタンダード) 6

RECOM フラット 7

RECOMシステムの特長と施工管理 8

RECOMシステム施工手順 10

RECOMシステム認定設計断面図 16

製品およびカタログに関するご注意 17

高低差2.75m※(底盤より3.16m) までの垂直施工が可能 ※280タイプ(受注生産品)使用の場合

カラーとテクスチャーに優れた 高品質・高強度ユニット

横筋直置きで工期大幅短縮

大型重機が不要でコストダウン可能

82種類の多彩な認定設計

国土交通大臣認定擁壁

2SP(ナチュラルブラウン)

6RB(ブラウン)ST

Page 4: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

RECOMユニットを認定以外に使用する場合

ウェブシェル

横筋ガイドフェイスシェル

図-5 ユニットの形状

図-4 打込み目地

2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10・D13-200@交互

D13・D16-200@交互D10-200@

タテ(内)D16-200@

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10・D13-200@交互

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC (200×280)( )

200

30036060

2,850

2,750

,

280

3,160

き穴水抜きき1個/ 3㎡以上

2-D13

410

基礎スラブ

2 3

 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基づく国土交通大臣認定を取得しました(図-2)。 平成8年の一般財団法人日本建築センター「一般評価」からさらに改良を重ねて、RECOMシステムは、宅地造成等規制法・同施行令等、関連告示および通達、日本建築センターの諸指針、および日本建築学会の諸規準、さらに、大震災における宅地の被害実態などをふまえた耐震対策、各地防災に係る新技術・新工法・環境に配慮した防災技術などを加えた「宅地防災マニュアル」にも準拠しました。

RECOMシステムの国土交通大臣認定取得

■ RECOMシステム認定工事のフロー

図-2 RECOMシステム大臣認定書

RECOMユニットの特長

耐水性能を強化 擁壁の前壁は、常に水分の多い土に接しており、通常の塀から比較するとはるかに厳しい条件にさらされることになるため、耐水性能をアップする必要があります。そのためRECOMユニットは、日本建築学会「壁式構造関係設計規準集・同解説(メーソンリー編) 型枠コンクリートブロック造設計規準・同解説」に使用される、型枠状ブロック(JIS A 5406 建築用コンクリートブロック)の性能は勿論のこと、さらに、平成15年国土交通省告示第463号(鉄筋コンクリート組積造の建築物、または建築物の構造部分の構造方法に関する安全上必要な技術的基準を定める件)に規定される、ユニット規格にも準拠して高性能化しています。(表-1)

打込み目地と横筋ガイド RECOMユニットは、150㎜から280㎜の6種類の厚みをラインアップしております。目地工法は、横目地にはモルタル目地(10㎜厚)、縦目地には打込み目地を採用しています。打込み目地は、グラウトコンクリート打込み時に形成されるため(図-4)、組積作業時は横目地だけにモルタルを使用します。また、ウェブシェル上面には、横筋の配筋作業の助けとなる横筋ガイドを設けています(図-5)。これによって、ユニット内部の限られた空間に、スペーサーなどを使用せずに確実な配筋が可能です。

図-1 RECOMシステムのフロー

■RECOMユニットの一般(型枠)使用について・RECOMユニットは、これまでの型枠状コンクリートブロック(略称:KBK)と同じように、塀や基礎、建物などにもご使用いただけます。以下の基準(規準)に基づいて工事を行ってください。「建築基準法・同施行令 補強コンクリートブロック造」「日本建築学会 壁式構造関係設計規準集・同解説 メーソンリー編」

「日本建築学会 JASS 7 メーソンリー工事」・RECOMユニットは、「JIS A 5406 建築用コンクリートブロック」、「鉄筋コンクリート組積造(平成15年国土交通省告示 第463号)」の規格にも適合する性能を有しています。※ 一般使用の場合には、伝票・梱包に認定表示されていないRECOMユニットを出荷いたします。

ユニット®

圧縮強度(N/㎟)

吸水率(%)

透水性(ml/㎡・h)

吸水層の厚さ

25以上 8以下 200以下フェイスシェルの

2/3以下

表-1 ユニットの性能

システム

図-3 RECOMシステムの認定設計例   ※RECOM280(受注生産品)使用の場合

国 土 交 通 大 臣 認 定 擁 壁 型 枠 状 コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク

無断複製禁止

【ご注意】大臣認定工事についてユニットを単に使用するだけでは、大臣認定擁壁にはなりません。下記のフロー通りに工事を行い、現地に大臣認定プレートを設置して、初めて大臣認定擁壁となります。

ご注意

■大臣認定擁壁「RECOMシステム」の条件・RECOMユニットを使用するだけでは、大臣認定擁壁にはなりませんのでご注意ください。・RECOMシステムは、定められた手続きと築造方法に基づき正しく管理し施工する必要があります。・また、以下の①~⑤に1つでも当てはまると、大臣認定擁壁として認められませんのでご注意ください。

①事前説明を受けなかった場合RECOMシステムのマニュアルに従って施工しても、認定擁壁にはなりません。現場ごとに事前説明を受け、一連の作業について十分にご理解いただいた後、施工していただく必要があります。

②所定の手順を変更して施工を行った場合③認定設計を一部改変して施工を行った場合④所定の材料を用いなかった場合⑤品質管理、出来形管理に不備があった場合

※ 詳しくは、弊社担当営業員までお問い合わせください。

RECOMシステムについて問い合わせる。

RECOMシステムの資料を入手し、築造に関する事前説明を受ける。

施工する現場の土質調査を行い、設計選択に必要な資料、施工に関する情報を収集する。

事前調査の情報を元に標準設計から設計を選択する。

現場状況に合った施工計画を立てる。

RECOMユニットを「施工指導記録No.」を伝えて発注する。伝票に大臣認定の表示があることを確認する。

施工ガイドに定められた通りに施工を行う。

定められた施工工程を写真に記録し、コンクリートの圧縮強度試験を行う。

工事終了後、現場の最終検査を受ける。

施工年月を刻印した大臣認定プレートを、施工現場に設置する。

工事終了の写真記録を撮って完了。

問い合わせ

RECOMシステム説明施工説明

事前調査

設計選択

施工計画

ユニット発注・納品

施  工

写真記録・品質管理

工事最終確認写真記録確認

大臣認定擁壁プレート発行・設置

完  了

Page 5: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

RECOMユニットを認定以外に使用する場合

ウェブシェル

横筋ガイドフェイスシェル

図-5 ユニットの形状

図-4 打込み目地

2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10・D13-200@交互

D13・D16-200@交互D10-200@

タテ(内)D16-200@

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10・D13-200@交互

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC (200×280)( )

200

30036060

2,850

2,750

,

280

3,160

き穴水抜きき1個/ 3㎡以上

2-D13

410

基礎スラブ

2 3

 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基づく国土交通大臣認定を取得しました(図-2)。 平成8年の一般財団法人日本建築センター「一般評価」からさらに改良を重ねて、RECOMシステムは、宅地造成等規制法・同施行令等、関連告示および通達、日本建築センターの諸指針、および日本建築学会の諸規準、さらに、大震災における宅地の被害実態などをふまえた耐震対策、各地防災に係る新技術・新工法・環境に配慮した防災技術などを加えた「宅地防災マニュアル」にも準拠しました。

RECOMシステムの国土交通大臣認定取得

■ RECOMシステム認定工事のフロー

図-2 RECOMシステム大臣認定書

RECOMユニットの特長

耐水性能を強化 擁壁の前壁は、常に水分の多い土に接しており、通常の塀から比較するとはるかに厳しい条件にさらされることになるため、耐水性能をアップする必要があります。そのためRECOMユニットは、日本建築学会「壁式構造関係設計規準集・同解説(メーソンリー編) 型枠コンクリートブロック造設計規準・同解説」に使用される、型枠状ブロック(JIS A 5406 建築用コンクリートブロック)の性能は勿論のこと、さらに、平成15年国土交通省告示第463号(鉄筋コンクリート組積造の建築物、または建築物の構造部分の構造方法に関する安全上必要な技術的基準を定める件)に規定される、ユニット規格にも準拠して高性能化しています。(表-1)

打込み目地と横筋ガイド RECOMユニットは、150㎜から280㎜の6種類の厚みをラインアップしております。目地工法は、横目地にはモルタル目地(10㎜厚)、縦目地には打込み目地を採用しています。打込み目地は、グラウトコンクリート打込み時に形成されるため(図-4)、組積作業時は横目地だけにモルタルを使用します。また、ウェブシェル上面には、横筋の配筋作業の助けとなる横筋ガイドを設けています(図-5)。これによって、ユニット内部の限られた空間に、スペーサーなどを使用せずに確実な配筋が可能です。

図-1 RECOMシステムのフロー

■RECOMユニットの一般(型枠)使用について・RECOMユニットは、これまでの型枠状コンクリートブロック(略称:KBK)と同じように、塀や基礎、建物などにもご使用いただけます。以下の基準(規準)に基づいて工事を行ってください。「建築基準法・同施行令 補強コンクリートブロック造」「日本建築学会 壁式構造関係設計規準集・同解説 メーソンリー編」「日本建築学会 JASS 7 メーソンリー工事」・RECOMユニットは、「JIS A 5406 建築用コンクリートブロック」、「鉄筋コンクリート組積造(平成15年国土交通省告示 第463号)」の規格にも適合する性能を有しています。※ 一般使用の場合には、伝票・梱包に認定表示されていないRECOMユニットを出荷いたします。

ユニット®

圧縮強度(N/㎟)

吸水率(%)

透水性(ml/㎡・h)

吸水層の厚さ

25以上 8以下 200以下フェイスシェルの

2/3以下

表-1 ユニットの性能

システム

図-3 RECOMシステムの認定設計例   ※RECOM280(受注生産品)使用の場合

国 土 交 通 大 臣 認 定 擁 壁 型 枠 状 コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク

無断複製禁止

【ご注意】大臣認定工事についてユニットを単に使用するだけでは、大臣認定擁壁にはなりません。下記のフロー通りに工事を行い、現地に大臣認定プレートを設置して、初めて大臣認定擁壁となります。

ご注意

■大臣認定擁壁「RECOMシステム」の条件・RECOMユニットを使用するだけでは、大臣認定擁壁にはなりませんのでご注意ください。・RECOMシステムは、定められた手続きと築造方法に基づき正しく管理し施工する必要があります。・また、以下の①~⑤に1つでも当てはまると、大臣認定擁壁として認められませんのでご注意ください。

①事前説明を受けなかった場合RECOMシステムのマニュアルに従って施工しても、認定擁壁にはなりません。現場ごとに事前説明を受け、一連の作業について十分にご理解いただいた後、施工していただく必要があります。

②所定の手順を変更して施工を行った場合③認定設計を一部改変して施工を行った場合④所定の材料を用いなかった場合⑤品質管理、出来形管理に不備があった場合

※ 詳しくは、弊社担当営業員までお問い合わせください。

RECOMシステムについて問い合わせる。

RECOMシステムの資料を入手し、築造に関する事前説明を受ける。

施工する現場の土質調査を行い、設計選択に必要な資料、施工に関する情報を収集する。

事前調査の情報を元に標準設計から設計を選択する。

現場状況に合った施工計画を立てる。

RECOMユニットを「施工指導記録No.」を伝えて発注する。伝票に大臣認定の表示があることを確認する。

施工ガイドに定められた通りに施工を行う。

定められた施工工程を写真に記録し、コンクリートの圧縮強度試験を行う。

工事終了後、現場の最終検査を受ける。

施工年月を刻印した大臣認定プレートを、施工現場に設置する。

工事終了の写真記録を撮って完了。

問い合わせ

RECOMシステム説明施工説明

事前調査

設計選択

施工計画

ユニット発注・納品

施  工

写真記録・品質管理

工事最終確認写真記録確認

大臣認定擁壁プレート発行・設置

完  了

Page 6: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏)グレー ブラウン

個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考本体価格(円) 税込価格(円) 本体価格(円) 税込価格(円)

150

基本 398×190×170(150) 15.2 960 1,037 1,080 1,166 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×170(150) 7.5 760 821 840 907コーナー 418(398)×190×170(150) 16.6 1,060 1,145 1,180 1,274コーナー1/2 218(198)×190×170(150) 8.4 860 929 940 1,015ハンチ用 398×190×170(150) 11.4 1,360 1,469 1,480 1,598水抜き用 398×190×170(150) 13.3 1,360 1,469 1,480 1,598コーナー隅角部用 418(398)×190×170(150) 14.9 1,460 1,577 1,580 1,706

180

基本 398×190×200(180) 16.4 1,040 1,123 1,140 1,231 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×200(180) 8.0 820 886 920 994コーナー 418(398)×190×200(180) 17.6 1,140 1,231 1,260 1,361コーナー1/2 218(198)×190×200(180) 9.0 920 994 1,020 1,102ハンチ用 398×190×200(180) 12.3 1,440 1,555 1,540 1,663水抜き用 398×190×200(180) 14.3 1,440 1,555 1,540 1,663コーナー隅角部用 418(398)×190×200(180) 15.8 1,540 1,663 1,640 1,771

200

基本 398×190×220(200) 17.0 1,080 1,166 1,200 1,296 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×220(200) 8.3 880 950 980 1,058コーナー 418(398)×190×220(200) 19.0 1,180 1,274 1,320 1,426コーナー1/2 218(198)×190×220(200) 9.7 980 1,058 1,080 1,166ハンチ用 398×190×220(200) 12.7 1,480 1,598 1,600 1,728水抜き用 398×190×220(200) 14.8 1,480 1,598 1,600 1,728コーナー隅角部用 418(398)×190×220(200) 17.1 1,580 1,706 1,700 1,836

 RECOM 6RB 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

190

220(200)

398

198

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

218(198)

190

220(200)

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

190

220(200)

398

190

220(200)

92

418(398)

190

220(200)

 RECOM 6RB 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

20

170

80110

15020

170

 RECOM 6RB 180 基本

上部形状 側面形状

2912229

180

398

158 4278 7842

200

20

80

180

110

20

200

 RECOM 6RB 200 基本

上部形状 側面形状

31138

31

200

77 44 156 77

398

44

220

20 200

80110

20

220

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏)グレー ナチュラルブラウン

個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考本体価格(円) 税込価格(円) 本体価格(円) 税込価格(円)

150

基本 398×190×170(150) 15.4 980 1,058 1,100 1,188 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×170(150) 7.5 780 842 860 929コーナー 418(398)×190×170(150) 16.9 1,100 1,188 1,200 1,296コーナー1/2 218(198)×190×170(150) 8.6 880 950 960 1,037ハンチ用 398×190×170(150) 11.5 1,380 1,490 1,480 1,598水抜き用 398×190×170(150) 13.4 1,380 1,490 1,480 1,598コーナー隅角部用 418(398)×190×170(150) 15.2 1,480 1,598 1,580 1,706

180

基本 398×190×200(180) 17.1 1,100 1,188 1,200 1,296 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×200(180) 8.4 860 929 960 1,037コーナー 418(398)×190×200(180) 18.4 1,200 1,296 1,300 1,404コーナー1/2 218(198)×190×200(180) 9.4 960 1,037 1,060 1,145ハンチ用 398×190×200(180) 12.8 1,500 1,620 1,600 1,728水抜き用 398×190×200(180) 14.8 1,500 1,620 1,600 1,728コーナー隅角部用 418(398)×190×200(180) 16.6 1,600 1,728 1,700 1,836

200

基本 398×190×220(200) 17.6 1,200 1,296 1,300 1,404 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×220(200) 8.6 960 1,037 1,040 1,123コーナー 418(398)×190×220(200) 20.0 1,300 1,404 1,400 1,512コーナー1/2 218(198)×190×220(200) 10.2 1,060 1,145 1,140 1,231ハンチ用 398×190×220(200) 13.2 1,600 1,728 1,700 1,836水抜き用 398×190×220(200) 15.3 1,600 1,728 1,700 1,836コーナー隅角部用 418(398)×190×220(200) 18.0 1,700 1,836 1,800 1,944

RECOM 2SP 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

20

170

80110

15020

170

RECOM 2SP 180 基本

上部形状 側面形状

2912229

180

398

158 4278 7842

200

20

80180

110

20

200

RECOM 2SP 200 基本

上部形状 側面形状

31138

31

200

77 44 156 77

398

44

220

20 200

80110

20

220

RECOM 2SP 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

220(200)

398

190

220(200)

198

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

218(198)

220(200)

190

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

190

220(200)

92

398

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

Aタイプ

Bタイプ

4 5

石積みを大胆に表現する化粧型枠状コンクリートブロック。重厚感を持つデザインと高い安全性を両立。

2SPツースプリット

ナチュラルブラウン

グレー

グレー

6 本リブ入りの化粧型枠状コンクリートブロック。長く愛される定番のデザイン。

6RBシックスリブ

ブラウン

グレー

ブラウン

® ®

●150、180、200の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●( )内は正味厚さの寸法です。

形状寸法図(㎜)カラーバリエーションカラーバリエーション 形状寸法図(㎜)

※RECOMユニット2SPの基本、ハンチ用、水抜き用には、Aタイプ・Bタイプの2種類の意匠があり、両タイプが混在して納品されます。ご発注の際、タイプの指定はできませんのでご了承ください。

●150、180、200の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●( )内は正味厚さの寸法です。

Page 7: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏)グレー ブラウン

個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考本体価格(円) 税込価格(円) 本体価格(円) 税込価格(円)

150

基本 398×190×170(150) 15.2 960 1,037 1,080 1,166 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×170(150) 7.5 760 821 840 907コーナー 418(398)×190×170(150) 16.6 1,060 1,145 1,180 1,274コーナー1/2 218(198)×190×170(150) 8.4 860 929 940 1,015ハンチ用 398×190×170(150) 11.4 1,360 1,469 1,480 1,598水抜き用 398×190×170(150) 13.3 1,360 1,469 1,480 1,598コーナー隅角部用 418(398)×190×170(150) 14.9 1,460 1,577 1,580 1,706

180

基本 398×190×200(180) 16.4 1,040 1,123 1,140 1,231 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×200(180) 8.0 820 886 920 994コーナー 418(398)×190×200(180) 17.6 1,140 1,231 1,260 1,361コーナー1/2 218(198)×190×200(180) 9.0 920 994 1,020 1,102ハンチ用 398×190×200(180) 12.3 1,440 1,555 1,540 1,663水抜き用 398×190×200(180) 14.3 1,440 1,555 1,540 1,663コーナー隅角部用 418(398)×190×200(180) 15.8 1,540 1,663 1,640 1,771

200

基本 398×190×220(200) 17.0 1,080 1,166 1,200 1,296 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×220(200) 8.3 880 950 980 1,058コーナー 418(398)×190×220(200) 19.0 1,180 1,274 1,320 1,426コーナー1/2 218(198)×190×220(200) 9.7 980 1,058 1,080 1,166ハンチ用 398×190×220(200) 12.7 1,480 1,598 1,600 1,728水抜き用 398×190×220(200) 14.8 1,480 1,598 1,600 1,728コーナー隅角部用 418(398)×190×220(200) 17.1 1,580 1,706 1,700 1,836

 RECOM 6RB 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

190

220(200)

398

198

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

218(198)

190

220(200)

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

190

220(200)

398

190

220(200)

92

418(398)

190

220(200)

 RECOM 6RB 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

20

170

80110

15020

170

 RECOM 6RB 180 基本

上部形状 側面形状29

12229

180

398

158 4278 7842

200

20

80

180

110

20

200

 RECOM 6RB 200 基本

上部形状 側面形状

31138

31

200

77 44 156 77

398

44

220

20 200

80110

20

220

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏)グレー ナチュラルブラウン

個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考本体価格(円) 税込価格(円) 本体価格(円) 税込価格(円)

150

基本 398×190×170(150) 15.4 980 1,058 1,100 1,188 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×170(150) 7.5 780 842 860 929コーナー 418(398)×190×170(150) 16.9 1,100 1,188 1,200 1,296コーナー1/2 218(198)×190×170(150) 8.6 880 950 960 1,037ハンチ用 398×190×170(150) 11.5 1,380 1,490 1,480 1,598水抜き用 398×190×170(150) 13.4 1,380 1,490 1,480 1,598コーナー隅角部用 418(398)×190×170(150) 15.2 1,480 1,598 1,580 1,706

180

基本 398×190×200(180) 17.1 1,100 1,188 1,200 1,296 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×200(180) 8.4 860 929 960 1,037コーナー 418(398)×190×200(180) 18.4 1,200 1,296 1,300 1,404コーナー1/2 218(198)×190×200(180) 9.4 960 1,037 1,060 1,145ハンチ用 398×190×200(180) 12.8 1,500 1,620 1,600 1,728水抜き用 398×190×200(180) 14.8 1,500 1,620 1,600 1,728コーナー隅角部用 418(398)×190×200(180) 16.6 1,600 1,728 1,700 1,836

200

基本 398×190×220(200) 17.6 1,200 1,296 1,300 1,404 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×220(200) 8.6 960 1,037 1,040 1,123コーナー 418(398)×190×220(200) 20.0 1,300 1,404 1,400 1,512コーナー1/2 218(198)×190×220(200) 10.2 1,060 1,145 1,140 1,231ハンチ用 398×190×220(200) 13.2 1,600 1,728 1,700 1,836水抜き用 398×190×220(200) 15.3 1,600 1,728 1,700 1,836コーナー隅角部用 418(398)×190×220(200) 18.0 1,700 1,836 1,800 1,944

RECOM 2SP 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

20

170

80110

15020

170

RECOM 2SP 180 基本

上部形状 側面形状

2912229

180

398

158 4278 7842

200

20

80

180

110

20

200

RECOM 2SP 200 基本

上部形状 側面形状

31138

31

200

77 44 156 77

398

44

220

20 200

80110

20

220

RECOM 2SP 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

220(200)

398

190

220(200)

198

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

218(198)

220(200)

190

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

190

220(200)

92

398

190

220(200)

418(398)

190

220(200)

Aタイプ

Bタイプ

4 5

石積みを大胆に表現する化粧型枠状コンクリートブロック。重厚感を持つデザインと高い安全性を両立。

2SPツースプリット

ナチュラルブラウン

グレー

グレー

6 本リブ入りの化粧型枠状コンクリートブロック。長く愛される定番のデザイン。

6RBシックスリブ

ブラウン

グレー

ブラウン

® ®

●150、180、200の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●( )内は正味厚さの寸法です。

形状寸法図(㎜)カラーバリエーションカラーバリエーション 形状寸法図(㎜)

※RECOMユニット2SPの基本、ハンチ用、水抜き用には、Aタイプ・Bタイプの2種類の意匠があり、両タイプが混在して納品されます。ご発注の際、タイプの指定はできませんのでご了承ください。

●150、180、200の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●( )内は正味厚さの寸法です。

Page 8: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

RECOM ST 200 形状寸法図基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

205(200)

198

190

205(200)

403(398)

190

205(200)

203(198)

190

205(200)

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

205(200)

190

398

190

205(200)

92

403(398)

190

205(200)

RECOM ST 220 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3315

433

220

398

154 4676 76465

225

8011

0

2205

225

RECOM ST 250 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3318

433

250

398

152 4875 7548

5

255

8011

0

2505

255

RECOM ST 280 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3521

035

280

398

150 50 74 7450

5

285

8011

0

2805

285

RECOM ST 150 基本上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

5

155

8011

0

1505

155

RECOM ST 180 基本上部形状 側面形状

2912

229

180

398

158 4278 7842

5

185

8011

0

1805

185

RECOM ST 200 基本上部形状 側面形状

3113

831

200

398

156 4477 7744

5

205

8011

0

2005

205

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏) 本体価格(円) 税込価格(円) 個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考

150

基本 398×190×155(150) 13.1 620 670 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×155(150) 6.5 480 518コーナー 403(398)×190×155(150) 13.8 620 670コーナー1/2 203(198)×190×155(150) 7.1 480 518ハンチ用 398×190×155(150) 9.6 1,020 1,102水抜き用 398×190×155(150) 11.5 1,020 1,102コーナー隅角部用 403(398)×190×155(150) 12.6 1,020 1,102

180

基本 398×190×185(180) 14.5 680 734 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×185(180) 7.2 540 583コーナー 403(398)×190×185(180) 15.3 680 734コーナー1/2 203(198)×190×185(180) 7.8 540 583ハンチ用 398×190×185(180) 10.9 1,080 1,166水抜き用 398×190×185(180) 12.7 1,080 1,166コーナー隅角部用 403(398)×190×185(180) 13.6 1,080 1,166

200

基本 398×190×205(200) 15.5 740 799 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×205(200) 7.7 580 626コーナー 403(398)×190×205(200) 16.7 740 799コーナー1/2 203(198)×190×205(200) 8.7 580 626ハンチ用 398×190×205(200) 11.5 1,140 1,231水抜き用 398×190×205(200) 13.4 1,140 1,231コーナー隅角部用 403(398)×190×205(200) 14.7 1,140 1,231

220※

基本 398×190×225(220) 16.7 860 929 12.5 0.0128

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×225(220) 8.2 680 734コーナー 403(398)×190×225(220) 18.1 860 929コーナー1/2 203(198)×190×225(220) 9.2 680 734ハンチ用 398×190×225(220) 12.5 1,260 1,361水抜き用 398×190×225(220) 14.5 1,260 1,361コーナー隅角部用 403(398)×190×225(220) 16.3 1,260 1,361

250※

基本 398×190×255(250) 17.6 920 994 12.5 0.0152

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×255(250) 8.6 720 778コーナー 403(398)×190×255(250) 19.1 920 994コーナー1/2 203(198)×190×255(250) 9.8 720 778ハンチ用 398×190×255(250) 13.2 1,320 1,426水抜き用 398×190×255(250) 15.3 1,320 1,426コーナー隅角部用 403(398)×190×255(250) 17.2 1,320 1,426

280※

基本 398×190×285(280) 19.0 980 1,058 12.5 0.0176

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×285(280) 9.3 780 842コーナー 403(398)×190×285(280) 20.9 980 1,058コーナー1/2 203(198)×190×285(280) 10.7 780 842ハンチ用 398×190×285(280) 14.3 1,380 1,490水抜き用 398×190×285(280) 16.5 1,380 1,490コーナー隅角部用 403(398)×190×285(280) 18.8 1,380 1,490

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏) 本体価格(円) 税込価格(円) 個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考

150

基本 398×190×150 12.8 620 670 12.5 0.0072

基本1/2 198×190×150 6.4 480 518コーナー 398×190×150 13.4 620 670コーナー1/2 198×190×150 7.0 480 518ハンチ用 398×190×150 9.2 1,020 1,102水抜き用 398×190×150 11.1 1,020 1,102コーナー隅角部用 398×190×150 11.9 1,020 1,102

200

基本 398×190×200 15.0 740 799 12.5 0.0112

基本1/2 198×190×200 7.5 580 626コーナー 398×190×200 16.0 740 799コーナー1/2 198×190×200 8.5 580 626ハンチ用 398×190×200 11.2 1,140 1,231水抜き用 398×190×200 13.1 1,140 1,231コーナー隅角部用 398×190×200 14.3 1,140 1,231

 RECOM フラット 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

8011

0

150

 RECOM フラット 200 基本

上部形状 側面形状

3113

831

200

77 44 156 77

398

44

200

8011

0

ご注意

ユニットの表裏と横筋ガイド位置は上図の通りです。150のガイドは表寄りに、200では真中のガイドが裏寄りとなっています。

150(タイプ)

横筋縦筋 横筋

縦筋

【表面】

【表面】

【裏面(

土側)

【裏面(

土側)

】200

(タイプ)

 RECOM フラット 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

200

198

190

200

398

190

200

198

190

200

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

200

190

398

190

200

92

398

190

200

6 7

STスタンダード

®

無機質なコンクリートに刻まれたシンプルなスリット。デザイン性を持つスタンダード。

カラー

●150、180、200、220、250、280の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●220、250、280サイズは受注生産品です。●( )内は正味厚さの寸法です。

220・250・280

形状寸法図(㎜)

シンプル&スタイリッシュなフラットタイプ。

フラット®

●150、200の各サイズに、上記の7品種をラインアップしております。

形状寸法図(㎜)カラー

【注意】RECOMフラットを使用した認定設計についてRECOMフラットはユニット厚さ150と200のみの販売となるため、認定設計(=認定擁壁)は150ユニットを使用した認定設計が3,4,5段、200ユニットが7,8,9段のみとなり、6段の認定設計用の180ユニットはございませんので、ご了承ください。

Page 9: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

RECOM ST 200 形状寸法図基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

205(200)

198

190

205(200)

403(398)

190

205(200)

203(198)

190

205(200)

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

205(200)

190

398

190

205(200)

92

403(398)

190

205(200)

RECOM ST 220 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3315

433

220

398

154 4676 7646

5

225

8011

0

2205

225

RECOM ST 250 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3318

433

250

398

152 4875 7548

5

255

8011

0

2505

255

RECOM ST 280 基本 ※受注生産上部形状 側面形状

3521

035

280

398

150 50 74 7450

5

285

8011

0

2805

285

RECOM ST 150 基本上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

5

155

8011

0

1505

155

RECOM ST 180 基本上部形状 側面形状

2912

229

180

398

158 4278 7842

5

185

8011

0

1805

185

RECOM ST 200 基本上部形状 側面形状

3113

831

200

398

156 4477 7744

5

205

8011

0

2005

205

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏) 本体価格(円) 税込価格(円) 個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考

150

基本 398×190×155(150) 13.1 620 670 12.5 0.0072

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×155(150) 6.5 480 518コーナー 403(398)×190×155(150) 13.8 620 670コーナー1/2 203(198)×190×155(150) 7.1 480 518ハンチ用 398×190×155(150) 9.6 1,020 1,102水抜き用 398×190×155(150) 11.5 1,020 1,102コーナー隅角部用 403(398)×190×155(150) 12.6 1,020 1,102

180

基本 398×190×185(180) 14.5 680 734 12.5 0.0096

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×185(180) 7.2 540 583コーナー 403(398)×190×185(180) 15.3 680 734コーナー1/2 203(198)×190×185(180) 7.8 540 583ハンチ用 398×190×185(180) 10.9 1,080 1,166水抜き用 398×190×185(180) 12.7 1,080 1,166コーナー隅角部用 403(398)×190×185(180) 13.6 1,080 1,166

200

基本 398×190×205(200) 15.5 740 799 12.5 0.0112

( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×205(200) 7.7 580 626コーナー 403(398)×190×205(200) 16.7 740 799コーナー1/2 203(198)×190×205(200) 8.7 580 626ハンチ用 398×190×205(200) 11.5 1,140 1,231水抜き用 398×190×205(200) 13.4 1,140 1,231コーナー隅角部用 403(398)×190×205(200) 14.7 1,140 1,231

220※

基本 398×190×225(220) 16.7 860 929 12.5 0.0128

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×225(220) 8.2 680 734コーナー 403(398)×190×225(220) 18.1 860 929コーナー1/2 203(198)×190×225(220) 9.2 680 734ハンチ用 398×190×225(220) 12.5 1,260 1,361水抜き用 398×190×225(220) 14.5 1,260 1,361コーナー隅角部用 403(398)×190×225(220) 16.3 1,260 1,361

250※

基本 398×190×255(250) 17.6 920 994 12.5 0.0152

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×255(250) 8.6 720 778コーナー 403(398)×190×255(250) 19.1 920 994コーナー1/2 203(198)×190×255(250) 9.8 720 778ハンチ用 398×190×255(250) 13.2 1,320 1,426水抜き用 398×190×255(250) 15.3 1,320 1,426コーナー隅角部用 403(398)×190×255(250) 17.2 1,320 1,426

280※

基本 398×190×285(280) 19.0 980 1,058 12.5 0.0176

※受注生産( )内は正味厚さの寸法です。

基本1/2 198×190×285(280) 9.3 780 842コーナー 403(398)×190×285(280) 20.9 980 1,058コーナー1/2 203(198)×190×285(280) 10.7 780 842ハンチ用 398×190×285(280) 14.3 1,380 1,490水抜き用 398×190×285(280) 16.5 1,380 1,490コーナー隅角部用 403(398)×190×285(280) 18.8 1,380 1,490

価格表

サイズ 品種 規格・L×H×W(㎜) 重量(㎏) 本体価格(円) 税込価格(円) 個/m2 コンクリート充填量(m3/個) 備考

150

基本 398×190×150 12.8 620 670 12.5 0.0072

基本1/2 198×190×150 6.4 480 518コーナー 398×190×150 13.4 620 670コーナー1/2 198×190×150 7.0 480 518ハンチ用 398×190×150 9.2 1,020 1,102水抜き用 398×190×150 11.1 1,020 1,102コーナー隅角部用 398×190×150 11.9 1,020 1,102

200

基本 398×190×200 15.0 740 799 12.5 0.0112

基本1/2 198×190×200 7.5 580 626コーナー 398×190×200 16.0 740 799コーナー1/2 198×190×200 8.5 580 626ハンチ用 398×190×200 11.2 1,140 1,231水抜き用 398×190×200 13.1 1,140 1,231コーナー隅角部用 398×190×200 14.3 1,140 1,231

 RECOM フラット 150 基本

上部形状 側面形状

2992

29

150

398

160 4079 7940

8011

0

150

 RECOM フラット 200 基本

上部形状 側面形状31

138

31

200

77 44 156 77

398

44

200

8011

0

ご注意

ユニットの表裏と横筋ガイド位置は上図の通りです。150のガイドは表寄りに、200では真中のガイドが裏寄りとなっています。

150(タイプ)

横筋縦筋 横筋

縦筋

【表面】

【表面】

【裏面(

土側)

【裏面(

土側)

】200

(タイプ)

 RECOM フラット 200 形状寸法図

基 本 基本1/2 コーナー コーナー1/2

398

190

200

198

190

200

398

190

200

198

190

200

ハンチ用 水抜き用 コーナー隅角部用

398

200

190

398

190

200

92

398

190

200

6 7

STスタンダード

®

無機質なコンクリートに刻まれたシンプルなスリット。デザイン性を持つスタンダード。

カラー

●150、180、200、220、250、280の全サイズに、上記の7品種をラインアップしております。●220、250、280サイズは受注生産品です。●( )内は正味厚さの寸法です。

220・250・280

形状寸法図(㎜)

シンプル&スタイリッシュなフラットタイプ。

フラット®

●150、200の各サイズに、上記の7品種をラインアップしております。

形状寸法図(㎜)カラー

【注意】RECOMフラットを使用した認定設計についてRECOMフラットはユニット厚さ150と200のみの販売となるため、認定設計(=認定擁壁)は150ユニットを使用した認定設計が3,4,5段、200ユニットが7,8,9段のみとなり、6段の認定設計用の180ユニットはございませんので、ご了承ください。

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80

27 27

29 122 29

126

110

80110

27 27

29 92 29

150(タイプ)

180(タイプ)

200(タイプ)

96 29 29

31 138 31

142

80110

デザイン

横筋縦筋

かぶり40mm かぶり40mm かぶり40mm

横筋ガイドに横筋を配置し縦筋と結束すると40㎜のかぶり厚さが確保できます。

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

グラウトコンクリート

RECOMユニット

目地モルタル

透水層

基礎スラブ

捨てコンクリート

敷砂利

背面

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

前壁

パネルゾーン

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層

基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

縦筋を落とし込む

あばら筋

基礎スラブ

壁体(RECOMユニット)

個宅地造成等規制法施行令14条に基づく国土交通大臣認定擁壁

国関整住第9999号

工 事 写 真 記 録 集

工事名称

工事場所

工事会社

工事担当者

工期

施工指導No.

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層 基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

タイプ

タイプ

E

タイプ

L

タイプ

G

タイプ

P

詳細図

適用段数

3~4段

ユニット厚さ

150㎜

適用段数

5~7段

ユニット厚さ

150㎜

180㎜

200㎜

適用段数

3~4段

ユニット厚さ

150㎜

適用段数

8~14段

ユニット厚さ

200㎜

220㎜

250㎜

280㎜

厚さ150㎜のユニットを使用し、組積段数3~4段までの設計に採用します。

厚さ150、180、200㎜のユニットを使用し、組積段数5~7段までの設計に 採用します。

厚さ150㎜のユニットを使用し、組積段数3~4段までの逆L型の設計に採用します。

厚さ200㎜以上のRECOMユニットを使用し、基礎と前壁を確実に接合するパネルゾーンを形成するタイプです。組積段数8~14段までの設計に採用します。

呼び強度 セメントの種類 骨材の種類 最大寸法(㎜)

単位水量(㎏/㎥)

24以上 N 普通 20以下 175以下

圧縮強度(N/㎟)

容積比 水セメント比 混和剤

セメント 砂

24 1 2.5 50%以下 適量

呼び強度 スランプ※(㎝) セメントの種類 骨材の種類 最大寸法

(㎜)

24以上 21以上 N 普通 20以下

8 9

システムの特長と施工管理

・ RECOMシステムは、宅地造成等規制法施行令第14条に規定される、「特殊の材料または構法による擁壁」に該当し、基礎は現場施工の鉄筋コンクリート造、前壁はRECOMユニットを配筋を行いながらモルタルで組積し、ユニット空洞部にコンクリートを全充填する、鉄筋コンクリートとRECOMユニットの合成壁で構成されます。RECOMシステムの形式は補強鉄筋を用いたL型、逆L型擁壁です。

・ RECOMシステムは、垂直壁の擁壁であるため敷地の有効活用が可能です。

・ 擁壁の高さが高くなる設計には、前壁と基礎の接合部分に、あばら筋を配したパネルゾーンを採用しています。(右記:タイプP)これによって、前壁と基礎スラブの接合部が補強され、性能が大きく向上します。(特許取得済) 施工性についても、キャップ筋方式を採用し、簡単な施工が可能になりました。(右記:タイプP)

・ 擁壁高さが低く壁厚が200㎜未満の薄いもの(右記:タイプE、タイプL、タイプG)については、パネルゾーンを形成せずに壁のみで安全性を確保しています。

・ RECOMシステムは、施工高さによって、使用するユニットの厚さと擁壁形状が異なります。

・ 土の内部摩擦角から設計を選択する「設計記号:F」を48種類、宅地造成等規制法施行令の条件から設計を選択する「設計記号:K」を24種類、さらに逆L型の設計を10種類、合計82種類のパターンで認定を取得しています。

・ 「設計記号:F」では、フェンス荷重時、中地震時、大地震時の検討も行っています。(タイプE・Gを除く)

・ RECOMユニットのウェブシェルに設けられた横筋ガイドにより、縦横筋共にスペーサーを必要としません。これにより、組積スピードがアップし、かぶり厚さが確保できます。

■ RECOMシステムとは

■ 4タイプの擁壁構造(右図参照)

■ 82種類の多彩な認定設計

■ 簡単かつ確実な施工

図-6 横筋ガイド

⇨P.16:「RECOMシステム認定設計断面図」参照

⇨P.17:「表-5. RECOMシステム認定設計一覧表」参照

表-2 基礎コンクリートの調合

表-3 グラウトコンクリートの調合

表-4 目地モルタルの調合

※スランプ: 打設時のスランプを示す。

ご注意大臣認定擁壁として施工するRECOMユニットをご注文の際には、その「施工指導記録No.」を必ずお伝えください。伝票、梱包に「国土交通大臣認定」の表示をして出荷いたします。※ 施工指導記録No.の報告が無かった場合、または施工指導を行わなかった場合には、認定表示出荷を行いません。その場合、後から認定工事とすることはできませんのでご注意ください。

2 大臣認定擁壁「RECOMシステム」として必要な管理方法

・ 大臣認定擁壁「RECOMシステム」の施工は、RECOMシステムの施工フロー ⇨P.2参照 の通りに行います。工場認証を受けた工場で製造されたユニットを用い、施工ガイド(別冊)に記載された「RECOMシステム築造仕様書」に基づき、正しく施工する必要があります。

・ 施工前には、RECOMシステムの施工・写真記録などについて施工指導員が事前説明を行います。その際、各工事に対し「施工指導記録No.」を付けます。

・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの圧縮強度試験を次工程に進む前に実施してください。標準養生で24N/㎟以上の強度の確認が必要です(下表参照)。

・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの設計基準強度は21N/㎟以上とし、3N/㎟割増して呼び強度24以上のものを使用してください。

・ 鉄筋は、JIS G 3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)で規定するSD295A以上の品質のものを使用してください。品質管理のため、ミルシート(検査証明書)を入手してください。・目地モルタルの調合は、下表を標準としてください。

・ RECOMシステムの施工は、一般のメーソンリー工事に準じますが、RECOMシステム特有の事項もあります。定められた仕様で確実な施工を行うために、各工程の出来形管理を写真記録により行ってください。

・ 空洞率が高いため(50~70%)、グラウトコンクリートの打ち込みがスムーズに行えます。

・ 運搬に適した重さで、人力施工が可能なため、特別な重機などを必要としません。 また、Pタイプでは縦筋を落とし込み(ポストセット)で配筋できるため、ユニットの組積が非常に簡単です。

・ 縦目地が打込み目地のため施工が容易です。

■ 施工と事前説明

■ 品質管理

 ※ 上記詳細については、別冊「RECOMシステム施工ガイド」、「RECOMシステム積算ガイド」、「RECOMシステム詳細図面集」に記載しております。当社担当営業員、または最寄りの営業所・サービスセンターまでお問い合わせください。

・ 工事終了時に、工事写真記録集、圧縮強度試験報告書、および鉄筋のミルシートなどの確認を行い、一定の条件を満たした現場に対して「RECOMシステム国土交通大臣認定プレート」を発行します。この大臣認定プレートを現場に設置して、大臣認定擁壁「RECOMシステム」の工事が完了します。

■ 大臣認定プレートの発行

■ 写真記録

図-7 落とし込み配筋

1 大臣認定擁壁「RECOMシステム」の特長

Page 11: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

80

27 27

29 122 29

126

110

80110

27 27

29 92 29

150(タイプ)

180(タイプ)

200(タイプ)

96 29 29

31 138 31

142

80110

デザイン

横筋縦筋

かぶり40mm かぶり40mm かぶり40mm

横筋ガイドに横筋を配置し縦筋と結束すると40㎜のかぶり厚さが確保できます。

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

グラウトコンクリート

RECOMユニット

目地モルタル

透水層

基礎スラブ

捨てコンクリート

敷砂利

背面

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

前壁

パネルゾーン

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層

基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

縦筋を落とし込む

あばら筋

基礎スラブ

壁体(RECOMユニット)

個宅地造成等規制法施行令14条に基づく国土交通大臣認定擁壁

国関整住第9999号

工 事 写 真 記 録 集

工事名称

工事場所

工事会社

工事担当者

工期

施工指導No.

グラウトコンクリート

目地モルタル

水抜きパイプ75φ硬質塩化ビニル管

捨てコンクリート

敷砂利

透水層 基礎スラブ

RECOMユニット

背面

前壁

タイプ

タイプ

E

タイプ

L

タイプ

G

タイプ

P

詳細図

適用段数

3~4段

ユニット厚さ

150㎜

適用段数

5~7段

ユニット厚さ

150㎜

180㎜

200㎜

適用段数

3~4段

ユニット厚さ

150㎜

適用段数

8~14段

ユニット厚さ

200㎜

220㎜

250㎜

280㎜

厚さ150㎜のユニットを使用し、組積段数3~4段までの設計に採用します。

厚さ150、180、200㎜のユニットを使用し、組積段数5~7段までの設計に 採用します。

厚さ150㎜のユニットを使用し、組積段数3~4段までの逆L型の設計に採用します。

厚さ200㎜以上のRECOMユニットを使用し、基礎と前壁を確実に接合するパネルゾーンを形成するタイプです。組積段数8~14段までの設計に採用します。

呼び強度 セメントの種類 骨材の種類 最大寸法(㎜)

単位水量(㎏/㎥)

24以上 N 普通 20以下 175以下

圧縮強度(N/㎟)

容積比 水セメント比 混和剤

セメント 砂

24 1 2.5 50%以下 適量

呼び強度 スランプ※(㎝) セメントの種類 骨材の種類 最大寸法

(㎜)

24以上 21以上 N 普通 20以下

8 9

システムの特長と施工管理

・ RECOMシステムは、宅地造成等規制法施行令第14条に規定される、「特殊の材料または構法による擁壁」に該当し、基礎は現場施工の鉄筋コンクリート造、前壁はRECOMユニットを配筋を行いながらモルタルで組積し、ユニット空洞部にコンクリートを全充填する、鉄筋コンクリートとRECOMユニットの合成壁で構成されます。RECOMシステムの形式は補強鉄筋を用いたL型、逆L型擁壁です。

・ RECOMシステムは、垂直壁の擁壁であるため敷地の有効活用が可能です。

・ 擁壁の高さが高くなる設計には、前壁と基礎の接合部分に、あばら筋を配したパネルゾーンを採用しています。(右記:タイプP)これによって、前壁と基礎スラブの接合部が補強され、性能が大きく向上します。(特許取得済) 施工性についても、キャップ筋方式を採用し、簡単な施工が可能になりました。(右記:タイプP)

・ 擁壁高さが低く壁厚が200㎜未満の薄いもの(右記:タイプE、タイプL、タイプG)については、パネルゾーンを形成せずに壁のみで安全性を確保しています。

・ RECOMシステムは、施工高さによって、使用するユニットの厚さと擁壁形状が異なります。

・ 土の内部摩擦角から設計を選択する「設計記号:F」を48種類、宅地造成等規制法施行令の条件から設計を選択する「設計記号:K」を24種類、さらに逆L型の設計を10種類、合計82種類のパターンで認定を取得しています。

・ 「設計記号:F」では、フェンス荷重時、中地震時、大地震時の検討も行っています。(タイプE・Gを除く)

・ RECOMユニットのウェブシェルに設けられた横筋ガイドにより、縦横筋共にスペーサーを必要としません。これにより、組積スピードがアップし、かぶり厚さが確保できます。

■ RECOMシステムとは

■ 4タイプの擁壁構造(右図参照)

■ 82種類の多彩な認定設計

■ 簡単かつ確実な施工

図-6 横筋ガイド

⇨P.16:「RECOMシステム認定設計断面図」参照

⇨P.17:「表-5. RECOMシステム認定設計一覧表」参照

表-2 基礎コンクリートの調合

表-3 グラウトコンクリートの調合

表-4 目地モルタルの調合

※スランプ: 打設時のスランプを示す。

ご注意大臣認定擁壁として施工するRECOMユニットをご注文の際には、その「施工指導記録No.」を必ずお伝えください。伝票、梱包に「国土交通大臣認定」の表示をして出荷いたします。※ 施工指導記録No.の報告が無かった場合、または施工指導を行わなかった場合には、認定表示出荷を行いません。その場合、後から認定工事とすることはできませんのでご注意ください。

2 大臣認定擁壁「RECOMシステム」として必要な管理方法

・ 大臣認定擁壁「RECOMシステム」の施工は、RECOMシステムの施工フロー ⇨P.2参照 の通りに行います。工場認証を受けた工場で製造されたユニットを用い、施工ガイド(別冊)に記載された「RECOMシステム築造仕様書」に基づき、正しく施工する必要があります。

・ 施工前には、RECOMシステムの施工・写真記録などについて施工指導員が事前説明を行います。その際、各工事に対し「施工指導記録No.」を付けます。

・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの圧縮強度試験を次工程に進む前に実施してください。標準養生で24N/㎟以上の強度の確認が必要です(下表参照)。

・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの設計基準強度は21N/㎟以上とし、3N/㎟割増して呼び強度24以上のものを使用してください。

・ 鉄筋は、JIS G 3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)で規定するSD295A以上の品質のものを使用してください。品質管理のため、ミルシート(検査証明書)を入手してください。・目地モルタルの調合は、下表を標準としてください。

・ RECOMシステムの施工は、一般のメーソンリー工事に準じますが、RECOMシステム特有の事項もあります。定められた仕様で確実な施工を行うために、各工程の出来形管理を写真記録により行ってください。

・ 空洞率が高いため(50~70%)、グラウトコンクリートの打ち込みがスムーズに行えます。

・ 運搬に適した重さで、人力施工が可能なため、特別な重機などを必要としません。 また、Pタイプでは縦筋を落とし込み(ポストセット)で配筋できるため、ユニットの組積が非常に簡単です。

・ 縦目地が打込み目地のため施工が容易です。

■ 施工と事前説明

■ 品質管理

 ※ 上記詳細については、別冊「RECOMシステム施工ガイド」、「RECOMシステム積算ガイド」、「RECOMシステム詳細図面集」に記載しております。当社担当営業員、または最寄りの営業所・サービスセンターまでお問い合わせください。

・ 工事終了時に、工事写真記録集、圧縮強度試験報告書、および鉄筋のミルシートなどの確認を行い、一定の条件を満たした現場に対して「RECOMシステム国土交通大臣認定プレート」を発行します。この大臣認定プレートを現場に設置して、大臣認定擁壁「RECOMシステム」の工事が完了します。

■ 大臣認定プレートの発行

■ 写真記録

図-7 落とし込み配筋

1 大臣認定擁壁「RECOMシステム」の特長

Page 12: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

1.事前調査・施工計画

START

END

6.透水層・埋め戻し

7.検査

8.認定プレート設置

2.土工事

3.基礎工事

遣り方

根切り

床付け

地業

配筋

型枠設置

コンクリート打設

5.グラウトコンクリート工事

水湿し・のろ付け

グラウトコンクリート打設

天端仕上げ

4.組積工事

墨出し

縦遣り方

根付け

ユニットの組積・横筋配筋

水抜きパイプの設置

落下モルタル清掃

縦筋配筋

ハンチ部の施工

調査・計画

事前調査を行い、現地条件に適合するRECOM設計№を選択し、RECOMシステム築造に合う施工計画を立てます。弊社施工指導員より、RECOMシステムの施工・写真記録などについて事前説明を受けます。地形、地盤、設置高さなど、設計、施工、品質管理、安全管理に問題が発生しないように種々の準備を行います。

根切り

設計図書の寸法に従い、地盤を掘削します。土質やその他の条件に合わせ、バランス良く作業を行います。

床付け

床付けは、支持地盤を荒らさないように注意して平坦に仕上げます。

支持地盤の確認

支持地盤が設計で必要とされる地盤であるかどうか、目視または簡易判別法※などにより確認を行います。(※小規模建築物基礎設計手引きより)

地業

砂利地業砂利地業は、砕石(C-40程度)を60㎜以上敷き込み、平坦に締め固めます。

捨コンクリート地業設計基準強度15N/㎟以上のコンクリートを使用し、60㎜以上の厚さで平坦に仕上げます。

基礎部の配筋

SD295A以上の品質の鉄筋を、設計図書に従い、かぶり厚さ、継手、定着長さなどに注意し、正しく配筋します。前壁の縦筋も同時に配筋します。

基礎型枠の設置

型枠は、コンクリート打込み時に移動しないように堅固に組み立てます。

基礎コンクリートの打込み

設計基準強度21N/㎟(呼び強度24)以上のコンクリートを使用します。受入れ検査を行い、圧縮強度試験用の供試体を採取します。

10 11

事前調査・施工計画11システム施工手順

土工事22基礎工事33

大臣認定擁壁

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1.事前調査・施工計画

START

END

6.透水層・埋め戻し

7.検査

8.認定プレート設置

2.土工事

3.基礎工事

遣り方

根切り

床付け

地業

配筋

型枠設置

コンクリート打設

5.グラウトコンクリート工事

水湿し・のろ付け

グラウトコンクリート打設

天端仕上げ

4.組積工事

墨出し

縦遣り方

根付け

ユニットの組積・横筋配筋

水抜きパイプの設置

落下モルタル清掃

縦筋配筋

ハンチ部の施工

調査・計画

事前調査を行い、現地条件に適合するRECOM設計№を選択し、RECOMシステム築造に合う施工計画を立てます。弊社施工指導員より、RECOMシステムの施工・写真記録などについて事前説明を受けます。地形、地盤、設置高さなど、設計、施工、品質管理、安全管理に問題が発生しないように種々の準備を行います。

根切り

設計図書の寸法に従い、地盤を掘削します。土質やその他の条件に合わせ、バランス良く作業を行います。

床付け

床付けは、支持地盤を荒らさないように注意して平坦に仕上げます。

支持地盤の確認

支持地盤が設計で必要とされる地盤であるかどうか、目視または簡易判別法※などにより確認を行います。(※小規模建築物基礎設計手引きより)

地業

砂利地業砂利地業は、砕石(C-40程度)を60㎜以上敷き込み、平坦に締め固めます。

捨コンクリート地業設計基準強度15N/㎟以上のコンクリートを使用し、60㎜以上の厚さで平坦に仕上げます。

基礎部の配筋

SD295A以上の品質の鉄筋を、設計図書に従い、かぶり厚さ、継手、定着長さなどに注意し、正しく配筋します。前壁の縦筋も同時に配筋します。

基礎型枠の設置

型枠は、コンクリート打込み時に移動しないように堅固に組み立てます。

基礎コンクリートの打込み

設計基準強度21N/㎟(呼び強度24)以上のコンクリートを使用します。受入れ検査を行い、圧縮強度試験用の供試体を採取します。

10 11

事前調査・施工計画11システム施工手順

土工事22基礎工事33

大臣認定擁壁

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根付け

根付け部には、必ずハンチ用ユニットを組積します。タイプPでは、パネルゾーンのあばら筋を配筋するので、ウェブシェルの横筋ガイドを下(上下逆さま)にして組積します。タイプE、L、Gは、ウェブシェルの横筋ガイドを上(通常通り)にして組積します。

パネルゾーン主筋の配筋(タイプP)

タイプPの場合のみ、根付けが終了後、パネルゾーンの主筋を配筋します。タイプE、L、Gには、パネルゾーンはありません。

タイプPの縦筋

タイプPでは、ユニット組積終了後に落とし込み配筋(ポストセット配筋)を行うため、基礎から縦筋の継手分のみが立ち上がっています。

タイプE、L、Gの縦筋

タイプE、L、Gは、基礎から前壁高さ分の縦筋が立ち上がっています。

ユニットの組積

RECOMユニットは、破れ目地積みで組積します。横目地は10㎜のモルタル目地、縦目地は打込み目地とします。目地モルタルは、セメント:砂=1: 2.5(容積比)を標準とします。1日の組積高さは、1.6m(8段)までとしてください。

横筋の配筋

横筋の配筋は、ユニットの組積と交互に行います。横筋は、横筋ガイドに配筋します。全ての横筋がガイドに配置されるので、縦筋の落とし込み(タイプPのみ)や、コンクリートの充填が確実に行えます。

落下モルタルの掃除

ユニットの内部に落下したモルタルやゴミを、1日の作業終了時と組積終了時に掃除します。

縦筋の配筋

タイプPは、ユニット最上段、または上から2段目から縦筋を落とし込み、縦筋の上端と横筋を、下端と継手鉄筋を結束します。タイプE、L、Gは、立ち上がっている縦筋を最上段または上から2段目で横筋と結束します。

あばら筋の配筋(タイプPのみ)

タイプPは、ユニット組積が終了し縦筋を配筋した後に、キャップ筋をハンチ部から配筋します。

ハンチ部の型枠

タイプPは、あばら筋の配筋後、ユニットの裏側を、一般型枠かRECOMユニットでふさぎます。タイプE、L、Gは一般型枠でふさぎます。型枠には、充填確認用の穴またはスリットを設けてください。

12 13

組積工事4

ガイド下 ガイド上

パネルゾーンの主筋

キャップ筋 形のあばら筋

タイプPの根付け タイプE、L、Gの根付け

システム施工手順大臣認定擁壁

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根付け

根付け部には、必ずハンチ用ユニットを組積します。タイプPでは、パネルゾーンのあばら筋を配筋するので、ウェブシェルの横筋ガイドを下(上下逆さま)にして組積します。タイプE、L、Gは、ウェブシェルの横筋ガイドを上(通常通り)にして組積します。

パネルゾーン主筋の配筋(タイプP)

タイプPの場合のみ、根付けが終了後、パネルゾーンの主筋を配筋します。タイプE、L、Gには、パネルゾーンはありません。

タイプPの縦筋

タイプPでは、ユニット組積終了後に落とし込み配筋(ポストセット配筋)を行うため、基礎から縦筋の継手分のみが立ち上がっています。

タイプE、L、Gの縦筋

タイプE、L、Gは、基礎から前壁高さ分の縦筋が立ち上がっています。

ユニットの組積

RECOMユニットは、破れ目地積みで組積します。横目地は10㎜のモルタル目地、縦目地は打込み目地とします。目地モルタルは、セメント:砂=1: 2.5(容積比)を標準とします。1日の組積高さは、1.6m(8段)までとしてください。

横筋の配筋

横筋の配筋は、ユニットの組積と交互に行います。横筋は、横筋ガイドに配筋します。全ての横筋がガイドに配置されるので、縦筋の落とし込み(タイプPのみ)や、コンクリートの充填が確実に行えます。

落下モルタルの掃除

ユニットの内部に落下したモルタルやゴミを、1日の作業終了時と組積終了時に掃除します。

縦筋の配筋

タイプPは、ユニット最上段、または上から2段目から縦筋を落とし込み、縦筋の上端と横筋を、下端と継手鉄筋を結束します。タイプE、L、Gは、立ち上がっている縦筋を最上段または上から2段目で横筋と結束します。

あばら筋の配筋(タイプPのみ)

タイプPは、ユニット組積が終了し縦筋を配筋した後に、キャップ筋をハンチ部から配筋します。

ハンチ部の型枠

タイプPは、あばら筋の配筋後、ユニットの裏側を、一般型枠かRECOMユニットでふさぎます。タイプE、L、Gは一般型枠でふさぎます。型枠には、充填確認用の穴またはスリットを設けてください。

12 13

組積工事4

ガイド下 ガイド上

パネルゾーンの主筋

キャップ筋 形のあばら筋

タイプPの根付け タイプE、L、Gの根付け

システム施工手順大臣認定擁壁

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グラウトコンクリート打込み

設計基準強度21N/㎟(呼び強度24)以上、スランプ21㎝のコンクリートを使用します。受入れ検査を行い、圧縮強度試験用の供試体を採取します。全ての組積とハンチ部の型枠工事が終了した後に、グラウトコンクリートの打込みを行います。打込みに先立って、ユニット内部に散水を行います。

打込み作業は、1層が高さ1m(5段)以下となるように回し打ちで行い、バイブレータで締め固めを行います。

止水板

透水層の下部には止水コンクリート板を設けます。設計基準強度15N/㎟程度のコンクリートを使用します。

埋め戻し

埋め戻しは、300㎜以下ごとに敷きならし、転圧を行います。

透水層

単粒度(40~80㎜程度)の砕石を厚さ300㎜以上で設置します。透水マットを使用する場合は、所定の性能を満足するものを使用します。

伸縮目地

20mに1ヶ所以上、伸縮目地(エキスパンションジョイント)を設置します。擁壁の高さが変わる場所、地盤が変化する場所、構造方法が変わる場所にも必ず伸縮目地を設けてください。

水抜きパイプ

3㎡に1ヶ所以上、水抜きパイプを設置します。

隅角部の施工

隅角部(出隅部)は、一辺が50㎝以上の二等辺三角形の形状になるように、前壁の裏側を補強してください。(6段以下の場合は不要です)

終了確認(検査)

工事が終了したら、工事の最終確認(検査)を行います。

大臣認定プレート設置

終了確認(検査)後、設置年月を刻印した大臣認定プレートを現場に設置して完成です。

完成イメージ

14 15

グラウトコンクリート工事55

透水層・埋め戻し66

検査77止水コンクリート板

システム施工手順大臣認定擁壁

大臣認定プレート設置88

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グラウトコンクリート打込み

設計基準強度21N/㎟(呼び強度24)以上、スランプ21㎝のコンクリートを使用します。受入れ検査を行い、圧縮強度試験用の供試体を採取します。全ての組積とハンチ部の型枠工事が終了した後に、グラウトコンクリートの打込みを行います。打込みに先立って、ユニット内部に散水を行います。

打込み作業は、1層が高さ1m(5段)以下となるように回し打ちで行い、バイブレータで締め固めを行います。

止水板

透水層の下部には止水コンクリート板を設けます。設計基準強度15N/㎟程度のコンクリートを使用します。

埋め戻し

埋め戻しは、300㎜以下ごとに敷きならし、転圧を行います。

透水層

単粒度(40~80㎜程度)の砕石を厚さ300㎜以上で設置します。透水マットを使用する場合は、所定の性能を満足するものを使用します。

伸縮目地

20mに1ヶ所以上、伸縮目地(エキスパンションジョイント)を設置します。擁壁の高さが変わる場所、地盤が変化する場所、構造方法が変わる場所にも必ず伸縮目地を設けてください。

水抜きパイプ

3㎡に1ヶ所以上、水抜きパイプを設置します。

隅角部の施工

隅角部(出隅部)は、一辺が50㎝以上の二等辺三角形の形状になるように、前壁の裏側を補強してください。(6段以下の場合は不要です)

終了確認(検査)

工事が終了したら、工事の最終確認(検査)を行います。

大臣認定プレート設置

終了確認(検査)後、設置年月を刻印した大臣認定プレートを現場に設置して完成です。

完成イメージ

14 15

グラウトコンクリート工事55

透水層・埋め戻し66

検査77止水コンクリート板

システム施工手順大臣認定擁壁

大臣認定プレート設置88

Page 18: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

398 3982 2 2398 398

10㎜目地

10㎜目地

10㎜目地

打込み目地

縦筋横筋

1-D13

D10-200@

タテ・キソ D10-200@

壁体(RECOMユニット)

200

170 230

60

1,100

150

1,230

ヨコD10-200@

水抜き穴1個/3㎡以上

350

880

ハンチユニット

透水層(砕石等)

基礎スラブ 2-D13

透水層(砕石等)

ハンチユニット

タテD10・D13-200@交互

壁体(RECOMユニット)

200

200

260

60

1,300

1,460

180

1,100

D10-200@

ヨコD10・D13-200@交互

水抜き穴1個/ 3㎡以上

350基礎スラブ

D10・D13-200@交互

2-D13

ヨコD10・D13-200@交互

透水層(砕石等)

ハンチユニット

あばら筋 D10-200@

D10・D13-200@交互

タテD10・D13-200@交互

壁体(RECOMユニット)

ハンチユニット又はRC(200×200)

2-D13

200

22028060

1,900

1,730

200

2,080

水抜き穴1個/ 3㎡以上

350

D10-200@

基礎スラブ

2-D13

ヨコ(内) D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニット

あばら筋 D10-200@

D13-200@D10-200@

タテ(内)D13・D16-200@交互

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10-200@

ヨコ(外)D10-400@

基礎スラブ

200

240

30060

2,250

2,150

220

2,500

水抜き穴1個/ 3㎡以上

2-D13350

ハンチユニット又はRC(200×220)

2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10-200@

D13-200@D10-200@

タテ(内)D13 ・D16-200@交互

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10-200@

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC(200×250)

2-D13

200

270

33060

2,450

2,370

250

2,730

水抜き穴1個/ 3㎡以上

360

基礎スラブ2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10・D13-200@交互

D13・D16-200@交互D10-200@

タテ(内)D16-200@

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10・D13-200@交互

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC (200×280)

200

30036060

2,850

2,750

280

3,160

水抜き穴1個/ 3㎡以上

2-D13

410

基礎スラブ

16 17

背面土の内部摩擦角:φ=25°、土の単位体積重量:γ=18kN/m3、積載荷重:q=10kN/m2共通設計条件

150 H=880㎜ 180 H=1,110㎜

200 H=1,730㎜ 220 H=2,150㎜

250 H=2,370㎜ 280 H=2,750㎜

※RECOM 220、250、280はST(スタンダード)意匠のみの受注生産品となります。・他の認定設計につきましては、別冊「RECOMシステム積算ガイド」および「RECOMシステム詳細図面集」をご参照ください。

〈コンクリート製品に関する注意事項〉

・コンクリート製品は通常「白華」現象を起こしますが、製品の強度に問題はなく、環境に悪影響を及ぼすものではありません。・白華が発生してしまった場合の除去方法については総合カタログ巻末P2~3をご覧ください。

〈保管・取扱いに関する注意事項〉

・商品本来の目的・仕様以外でご使用になると非常に危険ですので、おやめください。・倒壊防止のため、搬入現場でのパレットを段積みにしての保管には、十分に注意してください。・現場での保管中、積載パレット周辺に一般歩行者が近寄らないよう、バリケードやロープ、カラーコーンなどを使用して安全対策を行ってください。・作業時には、関係者以外の人が現場に立ち入らないように十分に注意してください。・リフトおよびクレーンでの製品の移動時は、荷崩れしないよう静かに行ってください。・重量物ですので、据付け吊り込み中は製品の下に入らないでください。・現場での作業時には、適切な保護具(ヘルメット、手袋、安全靴など)をご使用ください。

〈打込み目地工法の組積について〉

・RECOMユニットは縦目地が打込み目地(製品398㎜+目地2㎜)ですので、横目地のみ10㎜目地で施工し、縦目地は、目地調整以外はモルタル目地を付けずに組積します。(図-8)・縦目地幅を2㎜としたのは、JIS規格上の製品の許容誤差と、製造時に発生するバリなどを考慮したためです。隣り合うブロックと隙間無く突き合わせで施工した場合、組積する壁の全長が短くなることがありますので、その都度、組積長さ方向のチェックをしてください。

〈カタログご利用にあたってのお願い〉

・このカタログに掲載の商品は、平成26年4月1日現在のものです。・ご注文の際は、「商品名」「色名」「品種」「サイズ」などを十分に確認の上、お申し付けください。・掲載商品の規格寸法は、成型寸法となっておりますので、表面加工方法により、実際の寸法とは異なる場合があります。また、寸法の単位は、特に指定のない限り全て㎜を使用しております。・受注生産品につきましては、ご注文をいただいてから生産することを原則としておりますので、ご注文の際に納期をご確認ください。・商品の仕様、価格などにつきましては、品質改良のため予告なしに変更する場合があります。また、製品は都合により生産を中止する場合がありますので予めご了承ください。・製品の梱包および配送には万全を期しておりますが、納入時に現品確認された上でお受け取りください。・掲載商品の色調は、印刷の都合上、実物とは多少異なる場合があります。また、本カタログの写真は、実際の商品と異なる場合があります。・カタログに掲載された写真・文章・図面などすべての情報は、「著作権法」に基づき当該著作物の著作権者、またはエスビック株式会社が保有しています。著作権者、または当社に無断で複製・改変したものを転載使用することを禁じます。

図-8 打込み目地工法のブロック

システム 認定設計断面図(抜粋)

製品およびカタログに関するご注意

設計No.112 設計No.116

設計No.128 設計No.136

設計No.140 設計No.148※※ ※※

※※

・ の設計断面図をP.16に掲載しています。・ 上段は設計No. 下段は必要長期許容支持力(kN/㎡)を示しています。

・ の中は、短期(フェンス、地震)検討済です。

【注意】RECOMフラットを使用した認定設計について・ RECOMフラットは、ユニット厚さ150と200のみの販売となるため、認定設計(=認定擁壁)は、150ユニットを使用した認定設計が3,4,5段、200ユニットが7,8,9段のみとなり、

6段の認定設計用の180ユニットはございませんので、ご了承ください。(RECOMシステム認定設計一覧表の で囲まれた部分参照)※6段の設計を150,200ユニットを用いて行っても認定設計にはなりませんのでご注意ください。

L型ユニットサイズ(㎜) 150 180 200 220 250 280

逆L型ユニットサイズ(㎜) 150

組積段数(段)

3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14組積段数(段)

3 4

設計記号

設計記号擁壁構造

(タイプ)E L L L P P

擁壁構造(タイプ)

G

K(Ka)

0.3557 60 63 66 69 72 75 78

- - - -

K(Ka)

0.3581 82

43 51 63 72 83 90 96 107 17 12

0.4058 61 64 67 70 73 76 79

- - - - 0.40 - -34 42 53 61 69 76 83 91

0.5059 62 65 68 71 74 77 80

- - - - 0.50 - -28 33 41 47 52 58 62 67

F(φ)

40°101 105 109 113 117 121 125 129 133 137 141 145

F(φ)

40°149 153

20 23 29 33 37 41 44 48 51 55 60 63 13 13

35°102 106 110 114 118 122 126 130 134 138 142 146

35°150 154

21 24 31 35 39 43 46 50 54 58 62 66 12 12

30°103 107 111 115 119 123 127 131 135 139 143 147

30°151 155

21 26 31 36 40 44 48 51 55 60 64 68 11 11

25°104 108 112 116 120 124 128 132 136 140 144 148

25°152 156

24 27 33 38 42 46 50 54 57 62 66 70 10 10

表-5 RECOMシステム認定設計一覧表

Page 19: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

398 3982 2 2398 398

10㎜目地

10㎜目地

10㎜目地

打込み目地

縦筋横筋

1-D13

D10-200@

タテ・キソ D10-200@

壁体(RECOMユニット)

200

170 230

60

1,100

150

1,230

ヨコD10-200@

水抜き穴1個/3㎡以上

350

880

ハンチユニット

透水層(砕石等)

基礎スラブ 2-D13

透水層(砕石等)

ハンチユニット

タテD10・D13-200@交互

壁体(RECOMユニット)

200

200

260

60

1,300

1,460

180

1,100

D10-200@

ヨコD10・D13-200@交互

水抜き穴1個/ 3㎡以上

350基礎スラブ

D10・D13-200@交互

2-D13

ヨコD10・D13-200@交互

透水層(砕石等)

ハンチユニット

あばら筋 D10-200@

D10・D13-200@交互

タテD10・D13-200@交互

壁体(RECOMユニット)

ハンチユニット又はRC(200×200)

2-D13

200

22028060

1,900

1,730

200

2,080

水抜き穴1個/ 3㎡以上

350

D10-200@

基礎スラブ

2-D13

ヨコ(内) D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニット

あばら筋 D10-200@

D13-200@D10-200@

タテ(内)D13・D16-200@交互

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10-200@

ヨコ(外)D10-400@

基礎スラブ

200

240

30060

2,250

2,150

220

2,500

水抜き穴1個/ 3㎡以上

2-D13

350

ハンチユニット又はRC(200×220)

2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10-200@

D13-200@D10-200@

タテ(内)D13 ・D16-200@交互

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10-200@

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC(200×250)

2-D13

200

270

33060

2,450

2,370

250

2,730

水抜き穴1個/ 3㎡以上

360

基礎スラブ2-D13

ヨコ(内)D13-400@

透水層(砕石等)

ハンチユニットあばら筋 D10・D13-200@交互

D13・D16-200@交互D10-200@

タテ(内)D16-200@

壁体(RECOMユニット)

タテ(外)D10・D13-200@交互

ヨコ(外)D13-400@

ハンチユニット又はRC (200×280)

200

30036060

2,850

2,750

280

3,160

水抜き穴1個/ 3㎡以上

2-D13

410

基礎スラブ

16 17

背面土の内部摩擦角:φ=25°、土の単位体積重量:γ=18kN/m3、積載荷重:q=10kN/m2共通設計条件

150 H=880㎜ 180 H=1,110㎜

200 H=1,730㎜ 220 H=2,150㎜

250 H=2,370㎜ 280 H=2,750㎜

※RECOM 220、250、280はST(スタンダード)意匠のみの受注生産品となります。・他の認定設計につきましては、別冊「RECOMシステム積算ガイド」および「RECOMシステム詳細図面集」をご参照ください。

〈コンクリート製品に関する注意事項〉

・コンクリート製品は通常「白華」現象を起こしますが、製品の強度に問題はなく、環境に悪影響を及ぼすものではありません。・白華が発生してしまった場合の除去方法については総合カタログ巻末P2~3をご覧ください。

〈保管・取扱いに関する注意事項〉

・商品本来の目的・仕様以外でご使用になると非常に危険ですので、おやめください。・倒壊防止のため、搬入現場でのパレットを段積みにしての保管には、十分に注意してください。・現場での保管中、積載パレット周辺に一般歩行者が近寄らないよう、バリケードやロープ、カラーコーンなどを使用して安全対策を行ってください。・作業時には、関係者以外の人が現場に立ち入らないように十分に注意してください。・リフトおよびクレーンでの製品の移動時は、荷崩れしないよう静かに行ってください。・重量物ですので、据付け吊り込み中は製品の下に入らないでください。・現場での作業時には、適切な保護具(ヘルメット、手袋、安全靴など)をご使用ください。

〈打込み目地工法の組積について〉

・RECOMユニットは縦目地が打込み目地(製品398㎜+目地2㎜)ですので、横目地のみ10㎜目地で施工し、縦目地は、目地調整以外はモルタル目地を付けずに組積します。(図-8)・縦目地幅を2㎜としたのは、JIS規格上の製品の許容誤差と、製造時に発生するバリなどを考慮したためです。隣り合うブロックと隙間無く突き合わせで施工した場合、組積する壁の全長が短くなることがありますので、その都度、組積長さ方向のチェックをしてください。

〈カタログご利用にあたってのお願い〉

・このカタログに掲載の商品は、平成26年4月1日現在のものです。・ご注文の際は、「商品名」「色名」「品種」「サイズ」などを十分に確認の上、お申し付けください。・掲載商品の規格寸法は、成型寸法となっておりますので、表面加工方法により、実際の寸法とは異なる場合があります。また、寸法の単位は、特に指定のない限り全て㎜を使用しております。・受注生産品につきましては、ご注文をいただいてから生産することを原則としておりますので、ご注文の際に納期をご確認ください。・商品の仕様、価格などにつきましては、品質改良のため予告なしに変更する場合があります。また、製品は都合により生産を中止する場合がありますので予めご了承ください。・製品の梱包および配送には万全を期しておりますが、納入時に現品確認された上でお受け取りください。・掲載商品の色調は、印刷の都合上、実物とは多少異なる場合があります。また、本カタログの写真は、実際の商品と異なる場合があります。・カタログに掲載された写真・文章・図面などすべての情報は、「著作権法」に基づき当該著作物の著作権者、またはエスビック株式会社が保有しています。著作権者、または当社に無断で複製・改変したものを転載使用することを禁じます。

図-8 打込み目地工法のブロック

システム 認定設計断面図(抜粋)

製品およびカタログに関するご注意

設計No.112 設計No.116

設計No.128 設計No.136

設計No.140 設計No.148※※ ※※

※※

・ の設計断面図をP.16に掲載しています。・ 上段は設計No. 下段は必要長期許容支持力(kN/㎡)を示しています。

・ の中は、短期(フェンス、地震)検討済です。

【注意】RECOMフラットを使用した認定設計について・ RECOMフラットは、ユニット厚さ150と200のみの販売となるため、認定設計(=認定擁壁)は、150ユニットを使用した認定設計が3,4,5段、200ユニットが7,8,9段のみとなり、

6段の認定設計用の180ユニットはございませんので、ご了承ください。(RECOMシステム認定設計一覧表の で囲まれた部分参照)※6段の設計を150,200ユニットを用いて行っても認定設計にはなりませんのでご注意ください。

L型ユニットサイズ(㎜) 150 180 200 220 250 280

逆L型ユニットサイズ(㎜) 150

組積段数(段)

3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14組積段数(段)

3 4

設計記号

設計記号擁壁構造

(タイプ)E L L L P P

擁壁構造(タイプ)

G

K(Ka)

0.3557 60 63 66 69 72 75 78

- - - -

K(Ka)

0.3581 82

43 51 63 72 83 90 96 107 17 12

0.4058 61 64 67 70 73 76 79

- - - - 0.40 - -34 42 53 61 69 76 83 91

0.5059 62 65 68 71 74 77 80

- - - - 0.50 - -28 33 41 47 52 58 62 67

F(φ)

40°101 105 109 113 117 121 125 129 133 137 141 145

F(φ)

40°149 153

20 23 29 33 37 41 44 48 51 55 60 63 13 13

35°102 106 110 114 118 122 126 130 134 138 142 146

35°150 154

21 24 31 35 39 43 46 50 54 58 62 66 12 12

30°103 107 111 115 119 123 127 131 135 139 143 147

30°151 155

21 26 31 36 40 44 48 51 55 60 64 68 11 11

25°104 108 112 116 120 124 128 132 136 140 144 148

25°152 156

24 27 33 38 42 46 50 54 57 62 66 70 10 10

表-5 RECOMシステム認定設計一覧表

Page 20: レ コ ム シ ス テ ム 2014年度版 - SBIC · 2, 75 0, 280 3,16 0 水抜きき穴き 1個/3㎡以上 2-D13 41 0 基礎スラブ 2 3 平成20年6月、RECOMシステムが、高低差2.75m(底盤より3.16m)までの垂直擁壁として、宅地造成等規制法施行令第14条の規定に基

2014.05 A

国 土 交 通 大 臣 認 定 擁 壁

2014年度版レ コ ム シ ス テ ム