全国学力・学習状況調査を 活用した学力向上の取組...2010/12/03  ·...

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全国学力・学習状況調査を 活用した学力向上の取組 ①活用の状況 ②検証改善サイクルの確立 ③取組、事業等 秋田県教育委員会 1

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  • 全国学力・学習状況調査を活用した学力向上の取組

    ①活用の状況 ②検証改善サイクルの確立

    ③取組、事業等

    秋田県教育委員会

    1

  • 全国学力・学習状況調査の結果を調査対象学年・ 教科だけではなく、学校全体で活用しましたか

    学校質問紙より

    調査結果を学校全体で活用しましたか

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    80

    90

    100

    秋田(小) 全国(小) 秋田(中) 全国(中)

    H20

    H21

    H22

    2

  • 全国学力・学習状況調査の調査問題を授業の中で 活用しましたか

    学校質問紙より

    調査問題を授業で活用しましたか

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    80

    90

    100

    秋田(小) 全国(小) 秋田(中) 全国(中)

    H20

    H21

    H22

    3

  • 国・県の学力調査及び高校入試を一体としてとらえた検証改善 サイクルの確立

    D A

    PDCAサイクルの大枠

    4月、8月、12月、3月にチェック

    4月・・・・7月・8月・・・12月・・・・3月・・・・・・次年度

    各学校での見届け

    各校で自己採点 結果発表 学習状況調査 高校入試 各校で改善状況の把握

    問題分析………求められる力、授業改善の方向を確認各校自己採点…個別指導、授業改善

    客観的分析、対策の明確化

    県の課題の改善状況の把握

    全国学力調査、県学習状況調査、高校入試の活用

    4

  • 県学習状況調査と全国学力調査

    H12

    56.2%

    H17

    76.8%

    H22

    93.7%

    100-30×3

    (県)

    16+4×5 (県)

    50+150×2

    (国)

    加法と乗法の混合した計算(小学校)の例

    問 題

    問 題

    問 題65.9%

    5

  • 県学習状況調査と全国学力調査

    •数量を等分したときの1つ分を分数で表す (小学校)問題の例

    問題:2リットルのジュースを3等分すると1つ分 の量は何リットルですか(全国調査)

    H21

    70.7%

    (県)

    H17

    52.8%

    (県)

    64.2%

    H22全国学力調査

    40.2%

    (秋田県)

    (全国)

    図入り問題

    6

  • 「活用」を意識した高校入試問題

    理科の例

    祖父から聞いた話と既習 の知識を活用して観察・実 験を行う設定。

    結果を考察させたり、事 象を数式で表現させたりす

    る問題。

    ベネッセ「VIE

    W21」で紹介

    7

  • H21学校改善支援プランより

    国語の例

    成果と課題を明示。

    国語では、目的に応じ、

    資料を活用して書く力に

    課題。

    8

  • H21学校改善支援プランより

    授業改善の視点について、実

    際の指導例をもとに提言。

    9

  • 秋田の子どもたちの生活習慣や学習意欲、学校の熱意ある 取り組み、それらを支えている家庭や地域のよさを表現

    10

  • 一人一人の学力を伸ばすあきたの学校 ~5つのエッセンス~

    「安

    定 し た 結 果 を 示 し て い る 学 校 」

    「課題の改善状況が顕著である学校」

    の特徴を調べてまとめたもの

    11

  • 小学校1年

    2年

    3年

    4年

    5年

    6年

    中学校1年

    2年

    3年

    33人以上の学級をもつ学年に少

    人数学習のための人的配置

    30人程度の学級編制

    TT等での学習集団の少人数化

    基本教科で 20

    人度の少人数授業 ができるように人的

    配置

    小:国・算・理

    中:数・理・英

    少人数学習推進事業子どもの個性を生かし、子どもの多様性に応える教育活動を展開する趣旨

    内容化を図り、基本的な生活習慣を身に付けさせ、安定した学校生活を確保する。

    小学校低学年及び中学校1年生において、生活集団及び学習集団の少人数

    小学校3年生から6年生及び中学校2・3年生においては、20人程度の学習

    度の学習集団による少人数授業を展開し、基礎学力の定着・向上を図る。

    学力向上に係る事業等

    12

  • 思考力や創造力 を養う「わか杉

    思考コンテスト」

    ・秋田県内の11会場で実施

    1757980777H22

    1165695470H20

    1299778521H21

    計中小

    参加者数(人)

    学力向上に係る事業等

    13

  • 学力向上に係る事業等

    秋田県教育委員会

    (活用例1) 各教員の得意分野を生かした質の高い授業の実践

    学年 担任 国語 書写 社会 算数 理科 生活 音楽 図工 家庭 体育 道 特 総

    A K S1年

    B K S2年

    C B S F3年

    D B S F4年

    E B S F D C A5年

    F E B S D C A6年

    ※ :加配教員 :教頭S K

    (活用例2) 複数教員の全学年指導で児童理解の深化

    学年 担任 国語 書写 社会 算数 理科 生活 音楽 図工 家庭 体育 道 特 総

    A AC SK1年

    B C BD SK2年

    C CD S K SC3年

    D C CD S K SD4年

    E C EF S D K EF5年

    F C EF S D K EF6年

    ※ :加配教員 :教頭 生徒指導主事S K C:

    小学校まなび・ふれあい充実事業小学校まなび・ふれあい充実事業総務課・義務教育課

    1 事業概要・ねらい

    2 教員1名配置によるメリット

    ・教科指導のプロ→○得意教科を生かした指導

    ○子供理解のプロ→◎複数の目による子供理解小学校教員

    *加配によって生み出された時間を活用して、

    他の教員も得意分野を生かした教科指導を

    担当する

    ①学習意欲の向上と学習指導の充実

    ・学年の系統性を見通し、教科の魅力を味わわせる質の高い

    授業の提供

    ・児童の興味・関心の喚起

    ・教科の専門性を生かした「補充的な学習」や「発展的な学

    習」など一層きめ細かな指導の実現

    ・小学校外国語活動の効果的な実施

    ②触れ合いの確保による児童理解の充実

    ・複数教師による多面的児童理解による積極的な生徒指導の

    実現

    ・子どもと向き合う時間を確保し、複数の目と手をかけるこ

    とで、児童や保護者の安心感や信頼感が増大

    ③教育課程の工夫による学校課題の解決

    ・学習指導や生徒指導の課題解決に対応した教育課程の実現

    ④小・中学校の円滑な接続

    ・中学校入学時から中学校の学習や生活に適応可能

    普通学級6~7学級の小学校へ臨時講師を1名加配し、教育課

    程編成や指導方法の工夫改善による学校課題の解決に取り組む

    小規模小学校

    の活性化

    14

  • 学力向上に係る事業等

    秋田県教育委員会

    【ねらい】市町村教育委員会からの、小・中学校を単位とした特色ある教育

    プロジェクトの提案を基に、児童生徒のさらなる飛躍を促す取り組みを

    推進する。

    チェンジあきた・教育プロジェクト事業(あきた教育GP)

    チェンジあきた・教育プロジェクト事業(あきた教育GP)

    義務教育課

    【本県の小・中学生の好結果の現状】

    ☆全国調査から

    ○「全国学力・学習状況調査」

    ○「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」

    ○「問題行動調査」

    【本県の小・中学生、大人の課題】

    ★平均的には資質や能力は高いが…

    ▲大きな夢をもち続ける児童生徒

    ▲傑出した人材の輩出

    ▲独創性や創造性、多様性に富む人材の育成

    アイディアの提案

    財 政 支 援

    【例えば…】○英語教育

    ○スポーツ

    ○異文化体験

    ○読書

    ○芸術

    ○理数教育・医学振興 等

    <期待される成果>

    大きな夢に挑戦する児童生徒

    世界に羽ばたく秋田っ子

    の育成上限500万円×10校×2年間

    小・中連携

    学校単独

    または

    中学校区程度プレゼンテーション

    審査委員会の審査

    テーマ例

    特色ある教育活動支援事業

    15

  • 市町村教育委員会の取組例

    潟上市立小・中学校・校長会を月1回開催・全国学力調査結果を各校で分析し、情報交換・学力向上についての取組を紹介し合い、自校の取組の参考にする

    小学校の取組例

    授業で活用 した資料や 教材を教室 環境に活用

    朝自習の時 間を利用して、

    短作文を書 かせ、書く力 を育成

    中学校の取組例

    TVや

    ゲームは 1時間

    家庭学習は

    2時間を!

    部活動は3時間

    以内

    1・2・3(ワン、ツー、スリー)

    運動

    県実施の算

    数単元評価 問題を授業 で活用

    16

  • 行政と民間企業が一体となった教育活動

    NPO法人「あきた・まなVIVA!創造塾」

    ・地域に根差し本県の将来を支える高い志を持った人材育成・社会が要求する高い専門性に対応できる人材の育成・世界で活躍できる人材の育成

    学力向上県 民フォーラム

    「県民の教育に対す

    る関心を一層高め、

    本県学校教

    育の

    さらなる充実に資す

    る」

    学力向上県 民フォーラム

    「県民の教育に対す

    る関心を一層高め、

    本県学校教

    育の

    さらなる充実に資す

    る」

    わか杉思考 コンテスト

    「思考力や創造力

    を養い、算数・数学

    や理科を一層発展

    的に学ぼうとする

    意欲を向上させる」

    わか杉思考 コンテスト

    「思考力や創造力

    を養い、算数・数学

    や理科を一層発展

    的に学ぼうとする

    意欲を向上させる」

    エコノミクス 甲子園

    「金融経済の仕組

    みの理解と、ライ

    フスタイルを考え

    るきっかけとする」

    エコノミクス 甲子園

    「金融経済の仕組

    みの理解と、ライ

    フスタイルを考え

    るきっかけとする」

    平成22年10月5日設立

    本年度事業① 本年度事業② 本年度事業③

    H22.11.20「秋田・福井の教育徹底討論」

    17

    全国学力・学習状況調査を活用した学力向上の取組学校質問紙より国・県の学力調査及び高校入試を一体としてとらえた検証改善 サイクルの確立県学習状況調査と全国学力調査「活用」を意識した高校入試問題H21学校改善支援プランより秋田の子どもたちの生活習慣や学習意欲、学校の熱意ある�取り組み、それらを支えている家庭や地域のよさを表現一人一人の学力を伸ばすあきたの学校� ~5つのエッセンス~学力向上に係る事業等1学力向上に係る事業等2学力向上に係る事業等3学力向上に係る事業等4市町村教育委員会の取組例行政と民間企業が一体となった教育活動