0910920024 蔭山 龍也

長寿命化や耐震化など、建築物の状態を把握する必要性が高まっている現代社会において、MEMS加速度センサによる建築物の診断技術は大きな貢献を期待できる。

MEMS加速度センサを活用しコンクリート構造物の非破壊型の耐震診断方法に適応できるかについて検討している。

今後の点検の際の固有周期の変化の基準値を設定し，比較検討を行う。

MEMS加速度センサ 梁試験体 円柱試験体

0.000

0.002

0.004

0.006

0.008

0.010

0.012

0 7 14 21

固有周

期(s

ec)

材齢（日）

普通強度(気中養生)

普通強度(水中養生)

高強度(気中養生)

高強度(水中養生)

圧縮前 圧縮後

0

10

20

30

40

50

60

0 20 40 60 80 100 120 140 160 180

圧縮

強度

(N/m

m2 )

材齢（日）

普通強度(気中養生)

普通強度(水中養生)

高強度(気中養生)

高強度(水中養生)

広島南道路光南高架橋床板

計測1回目

計測2回目

ロット① ロット② ロット③

ロット① ロット② ロット③ ロット⑤ ロット④

計測1回目

計測2回目

材齢9日

材齢58日

材齢5日

材齢1日

材齢54日

材齢42日 材齢46日

材齢50日

ロット①

ロット③

ロット②

ロット⑤

ロット④

ロット③

ロット②

ロット①

計測1回目 計測2回目

実際の構造物で振動数の変化を MEMS加速度センサの利用で検知できた。

今後の点検の際の固有周期の 変化の基準値のデータを得ることができた。