セキュアファイル交換サービス 「クリプト便」のご紹介...2020/05/29  ·...

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© NRI SecureTechnologies, Ltd. セキュアファイル交換サービス 「クリプト便」のご紹介 Ver.2020-05-29 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 ソフトウェア事業本部 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル E-mail : [email protected]

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セキュアファイル交換サービス

「クリプト便」のご紹介

Ver.2020-05-29

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

ソフトウェア事業本部

〒100-0004

東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビルE-mail : [email protected]

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社 名 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(略称:NRIセキュア)

会 社 所 在 地 本社 :東京都千代田区大手町 東京サンケイビル

横浜テクニカルセンター :神奈川県横浜市保土ケ谷区 NRIタワー

北米支社 :米国カリフォルニア州アーバイン

設 立 年 月 日 2000年8月1日 ※サービス提供開始:1995年

資 本 金 4.5億円

株 主 株式会社野村総合研究所

代表取締役社長 小田島 潤

取 締 役 池田 泰徳、榊原 大史、竹本 具城、山口 隆夫 監査役 原田 豊

社 員 数 連結:532名、単体:438名 (2020年4月1日現在)

N R Iセキュアグループ会社

株式会社ユービーセキュア:東京都港区株式会社NDIAS :東京都港区

提 供 実 績 官公庁、金融機関(銀行、証券、資産運用、保険、信販、消費者金融)

流通、製造、製薬、通信、マスコミ など

認 証 取 得 ISO/IEC 27001認証取得

野村総合研究所(NRI)グループにおける情報セキュリティ専門の中核企業

IS 75215 / ISO 27001

はじめに

会社・事業概要 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

1

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4事業のシナジーにより、企業の情報セキュリティ課題をワンストップ解決

4つの主要事業

セキュリティコンサルティング

専門のコンサルタントによるセキュリティ対策のPDCA支援

セキュリティ診断・ぺネトレーションテスト

攻撃者の視点・技術によるITシステムの脆弱性チェック

セキュリティ監視・SOCサービス

サイバー攻撃からITシステムを防御する、24時間×365日の監視・管理サービス

セキュリティソリューション

自社開発を中心とした、高品質で利便性の高い各種セキュリティ対策ソリューション

人材育成・研修 セキュリティ人材の育成と資格(GIAC、CISSP)の取得支援

4事業で提供する5つのサービスカテゴリ

コンサルティング高い専門性による

オーダーメイドの課題解決支援

ソフトウェア高品質で利便性の高い

自社開発ソリューション

DXセキュリティデジタルトランスフォーメーション

を支えるセキュリティ

マネージドセキュリティサービス24時間365日で

世界トップレベルのMDRとSOC

はじめに

NRIセキュアの主要事業

2

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幅広いサービスラインアップで、企業の情報セキュリティ対策を多方面から支援

5つのサービスカテゴリとおもなサービス・製品

IAM▸Uni-ID Libra▸Uni-ID MFA▸Uni-ID IFD ほか

自社開発中心の高品質で利便性の高いセキュリティ対策ソリューションセキュリティソリューション

文書・ファイルセキュリティ▸クリプト便▸POSTUB▸Contents Expert

端末セキュリティ▸PC Check Cloud ほか

リモートワークセキュリティ▸ビズリモ! ほか

メールセキュリティ▸Proofpoint ほか

インターネット上のリスク管理▸GR360 ほか

セキュリティ内製化▸VEX▸Cofense ほか

内部統制支援▸SecureCube / Access Check▸Cloud Auditor by Access Check▸Netskope ほか

(Identity and AccessManagement)

▸デバイス▸車両システム

セキュリティ人材の育成と資格(GIAC、CISSP)の取得支援人材育成・研修

社内セキュリティ人材育成▸セキュアEggs▸実践!サイバーセキュリティ演習for Eggs

高度情報セキュリティ人材▸SANSトレーニング▸CISSP CBKトレーニング

サイバー攻撃からITシステムを防御する24時間×365日の監視・管理サービスセキュリティ監視・SOCサービス

セキュリティデバイス管理▸WAF管理▸FireEye管理

セキュリティ監視・SOC▸セキュリティログ監視▸マネージドEDR

▸Palo Alto PAシリーズ管理▸Deep Discovery Inspector管理

▸Tripwire変更管理・改ざん検知▸セキュアインターネット接続

▸DBファイアウォール管理(NeoSOC)

特化型コンサルティング▸組織内PSIRT向け支援サービス▸グローバルセキュリティアセスメント▸IoTセキュリティコンサルティング▸APIセキュリティコンサルティング

現状評価▸セキュリティ監査▸セキュリティ対策状況可視化CSIRT▸組織内CSIRT総合支援▸SOAR導入・運用支援 ほか

対策計画・実行▸セキュリティ・カウンセリング▸セキュリティ対策レポート▸CIO/CISO支援 ほか

セキュリティ事故▸セキュリティ事故対応支援 ほか

認証(PCI DSS、Achilles等)▸PCI DSS/P2PE/3DS 準拠支援コンサルティング/審査▸PCI DSS認定スキャンサービス▸PCI DSS SAQ 対応支援コンサルティング▸産業用制御システム向けAchilles認証取得支援 ほか

専門のコンサルタントによるセキュリティ対策のPDCA支援セキュリティコンサルティング

攻撃者の視点・技術によるITシステムの脆弱性チェックセキュリティ診断・ぺネトレーションテスト

サイバーアタックシミュレーション▸レッドチームオペレーション▸ペネトレーションテスト▸不審メール対応訓練

セキュリティ診断▸Webアプリケーション▸プラットフォーム▸スマートフォンアプリケーション▸データベース ほか

特化型セキュリティ診断▸無線通信▸エンドポイント▸ブロックチェーン

設計開発支援▸セキュア設計・開発ガイドライン開発支援▸セキュアアプリケーション設計レビュー

▸ファイアウォールポリシー検査▸ソースコード診断

はじめに

提供サービス・製品一覧

3

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クリプト便 概要

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誤送信

クリプト便 概要

「クリプト便」とは

重要データの受け渡しに潜む課題

昨今、簡単に電子ファイルの授受ができる一方で、誤送信やなりすまし、盗聴される

可能性もあり、安全であるとはいえません。

個人情報等のファイルを社外とやり取りする場合では、CDROMやUSBメモリなどの

メディアを利用した際、配送中の紛失やウィルスへの感染のリスクが潜んでいます。

クリプト便を利用することで安心・安全に電子ファイルを交換

NRIセキュアテクノロジーズでは、このような背景からセキュアファイル交換サービ

スである 『クリプト便』 の提供を2001年6月より開始しました。

情報セキュリティベンダーならではの強みを活かし、高度なセキュリティ技術によっ

て、安全・確実なファイル交換サービスを提供しています。

2018年10月にはファイル共有機能の提供を開始。業務用途に合わせ、「送受信」と

「共有」の使い分けが可能となりました。

「セキュリティ」を考慮しながら、「使いやすさ」との両立を強く意識し、お客様の

ニーズを反映して日々機能追加や改善を行っています。

!???

ウィルス感染!

紛失!

盗聴・なりすまし!

5

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堅牢なセキュリティ対策を施したクリプト便サーバを経由し、ファイル交換を行うASP型サービスです。

Webブラウザを利用するため、新たなシステムの構築は不要です。

6

Webブラウザ

Webブラウザ

受信者端末

インターネット

TLS暗号化通信

インターネット

TLS暗号化通信

AES暗号化保存

AES暗号化保存

インターネット

TLS暗号化通信

インターネット

TLS暗号化通信

送信者端末

ファイルのアップロード、ダウンロード(通知メールあり)

A

1

2

3

4

A

A

クリプト便 概要

送受信・共有の利用イメージ

クリプト便サーバ

(弊社データセンター内)

Webからファイルをアップロード

ファイル受信の通知メールを受信

ファイル取得の通知メールを受信

1

2

4

Webからファイルをダウンロード3

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クリプト便 概要

クリプト便の特長(機能)

情報セキュリティのプロだからこそ実現できる安全・確実なファイル交換サービスです。

1堅牢なセキュリティ対策 通信の暗号化とファイルの暗号化により機密性を向上

ファイルの送受信時に自動でウィルスチェックを実施

多段ファイアウォールやWAFによる不正侵入対策など、厳重に管理

定期的なセキュリティ診断実施により、セキュリティレベルを維持

2徹底したアクセスコントロール ID・パスワードの管理に加えて、グローバルIPアドレスによるアクセス制御も可能

送信ファイルの拡張子制限も可能。送信先制限はグループごとに設定可能

特定のユーザ間のみでファイルの送受信を行うように制御可能

3効果的なセキュリティ監査対策 いつ・誰が・どこに・何を送受信したのか、ファイル原本を含めたログを取得可能

送信前に上長等による承認を必要とする「承認機能」を用意

管理者による画面操作のログも取得可能

7

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クリプト便 概要

クリプト便の特長(第三者機関によるセキュリティ評価)

8

NRIセキュアテクノロジーズは、

ISMS(情報セキュリティマネジメ

ントシステム)の国際規格である

ISO/IEC 27001認証を全社で取得

しています。

クリプト便においても、規格に

のっとった、厳格なセキュリティ

マネジメントを実施しています。

クリプト便の運用業務に対して、株式会

社アイ・エス・レーティングより、情報

セキュリティ格付け最高位※の「AAAis」

を付与されました。

AAAisで求められるレベル

「リスク耐性は極めて高く、多くの優れ

た要素がある」レベルであり、以下の2

つの要件が求められる。

IS 75215/ISO 27001:IJ 00347ISO IEC 27001を全社で取得しています

※国内事業所に限る

クリプト便は、クラウドサービスプロバイダとしてクラウドサービスの情報セキュリティ管理に関する国際規格「ISO/IEC 27017」、および、クラウドサービスの個人情報管理に関する国際規格「ISO/IEC 27018」の認証※を取得しています。

CLOUD 712951 PII 712952

ISO/IEC 27017ISO/IEC 27018

情報セキュリティ格付け最高位※「 AAAis」※ 2019年10月現在サービス最高レベルの格付け

■要件1

新たな脅威に迅速に対応し、常時、高水準の管理状態を

維持、発展させている。

■要件2

常時、リスクをモニタリン

グし、即時に柔軟な対応ができる。

ISO/IEC 27001

※クラウドサービスに関する国際規格であるISO/IEC 27017に基づくISMSクラウドセキュリティ認証(JIP-ISMS517-1.0)、およびISO/IEC 27018に基づくプライベート認証を取得

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クリプト便は、情報セキュリティベンダーならではの強みを活かし、総合力の高いセキュリティによって、安全・確実なファイル交換サービスを提供いたします。

クリプト便 概要

クリプト便の特長(セキュリティ対策)

TLS暗号通信

TLS暗号通信

AES暗号保管

2.通信・保存データに対する保護

通信経路はHTTPS通信(TLS1.2まで対応)で暗号化

WAF

ファイアウォール

ウィルスチェック

ファイアウォールネットワークセンター

セキュリティ診断

NRIセキュア担当者

1.多彩なセキュリティ機能の実装

・グローバルIPで接続制限や送信先の許可制限が可能

・送信後に送信取り消し機能を

利用することで誤送信の防止

6.組織および人材面での対策

セキュリティへの定期的な見直しや教育を実施

2.通信・保存データに対する保護

ファイル送受信の自動ウィルスチェックの実施

2.通信・保存データに対する保護

通信経路はHTTPS通信(TLS1.2まで対応)で暗号化

5.システム障害への対策障害

国内メジャーISP複数社との接続ネットワーク

2.通信・保存データに対する保護

・ファイルはAESで暗号化保存・預かり期限切れによる自動削除

3.不正アクセス防止

出口対策としてシステムへのアクセス制御と操作ログの取得

5.システム障害への対策

当社の厳しい基準でセキュリティエキスパートによる定期セキュリティ診断を実施

障害

4.サーバの物理的保護

Tier4相当の日本国内データセンターにて厳重なセキュリティ管理

3.不正アクセス防止

入口対策として多段ファイアウォールとWAFによる不正侵入対策の実施

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ユーザ間ファイル転送市場:ベンダー別売上金額シェア(2013~2017年度)で5年連続第1位※を獲得しました。

クリプト便 概要

第三者調査機関によるサービス評価

10

株式会社アイ・ティ・アールが調査した「ITR Market View:

ファイル転送/EDI市場2019」では、NRIセキュアの「クリプ

ト便」はベンダー別売上金額シェア(2017年度)39.1%で、

2013年度、2014年度、2015年度、2016年度に続いて第一位※

を獲得しました。

*出典:ITR「ITR Market View:ファイル転送/EDI市場2019」「ITR Market View:ファイル共有・転送市場2015/2016/2017」

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クリプト便 概要

導入実績 業種内訳

導入企業(順不同)

金融:銀行・証券・その他金融26.6%

サービス業13.1%

金融:保険22.5%

情報・通信12.9%

建設・不動産業4.3%

製造・電機機器5.4%

出版・印刷2.3%

流通(卸・小売)4.5%

行政・公共団体4%

化学・薬品3%

その他1.4%

契約業種内訳(2018年5月現在)

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クリプト便 概要

導入実績 主な企業

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保険

カード

製造・電機

建設・陸運

流通

製造・電機

保険

サービス

金融

製造・電機

流通 カード

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クリプト便 概要

【送受信】グループとユーザについて

グループ

クリプト便はグループという概念でファイルの交換先を制御します。

クローズドグループ:同じグループに所属するユーザにのみ送信できるグループです。

やり取りする相手は、予め同じグループに登録しておく必要がございます。

※ファイル共有オプションのご利用が可能なグループです。

オープングループ: メールアドレスを自由に指定して送信できるグループです。

不特定多数の宛先に送信することができます。

宛先を制限(ドメイン等)する事も可能です。

※ファイル共有オプションはご利用できないグループです。

ユーザ

社内ユーザ:標準的なユーザです。クローズド・オープンどちらのグループにも所属できます。

社内の担当者が利用する事を想定したユーザです。

社外ユーザ:利用制限のあるユーザです。クローズドグループにのみ所属できます。

社内ユーザとしかやり取りできません。社外ユーザはお互いの存在を認識できません。取引先の担当者など、社外の方の利用を想定したユーザです。

ゲストユーザ:クリプト便のIDを保有していないユーザです。

オープングループに所属している社内ユーザから送信されるファイルの受信と返信ができます。

13

社内ユーザ・社外ユーザのID(「別名ID」も含みます)は、セクション横断で一意となります。

※他社で登録されているIDは使用できません。

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クリプト便 概要

【送受信】運用イメージ

管理者権限によるグルーピングによって、複数のグループで運用することが可能です。

各グループの特徴

クローズドグループ:同じグループ内のユーザ間でのファイル交換 … 誤送信や情報漏えいのリスクを最小化

オープングループ:任意のメールアドレス宛にファイルを送信(受信) … 使いやすさ、手軽さを追求

セクション(管理者)

グループ2:クローズドグループ

グループ3:オープングループ

× × ××

×

クローズドグループは、ゲストユーザへ送信できません。

ユーザは複数のグループに所属できます。(社外ユーザはオープングループに所属できません。)

×

社内ユーザ Aさん 社内ユーザ Bさん 社内ユーザ Cさん 社外ユーザ Zさん 社内ユーザ Aさん 社内ユーザ Cさん

社外ユーザ Xさん 社外ユーザ Yさん ゲストユーザ ゲストユーザ ゲストユーザ ゲストユーザ

ゲストユーザは、返信することが可能です。

同一グループ内であっても、社外ユーザ間の送受信はできません。(社外ユーザ間は、お互いの存在を認識できません。)

異なるグループ間での送受信はできません。(お互いの存在を認識できません。)

グループ1:クローズドグループ

15

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グループについて

送受信と同じくグループという概念で共有させるメンバーを制御します。

共有はクローズドグループのみ利用可能です。

ボックス(ファイル置き場)について

同グループ内にいるユーザを、作成した各ボックスに所属させて共有を行います。

ボックス管理者について

ボックス管理者は、社内ユーザの中から指名することが可能です。(セクション管理者にて指定)

各ボックスにユーザを選択して所属させる権限があります。( の作業)

ファイルのダウンロード可能世代数を設定できます。(最大30世代)

ユーザについて

社内ユーザと社外ユーザが利用可能です。

ボックス毎に操作権限が異なります。

クリプト便 概要

【共有】グループ/ボックス/ユーザ

15

ボックスは、用途・共有先に合わせて複数作成できます。

ボックス管理者(社内ユーザ)

ボックス(△△業務)

ボックス(〇〇プロジェクト)

ユーザ

ボックス

グループ

コラボボックス 掲示ボックス

社内ユーザ

社外ユーザ

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ボックス(〇〇プロジェクト)

管理者権限にてグループを作成し、共有するためのユーザをグルーピングします。

グループ内でボックス管理者がボックスを作成し、共有するユーザを各ボックスに所属させます。

クリプト便 概要

【共有】運用イメージ

セクション(管理者)

グループ5:クローズドグループ

グループ4:クローズドグループ

16

ボックス管理者(社内ユーザ)

ボックス(△△業務)

ボックス(〇〇プロジェクト)

ユーザ

ボックス コラボボックス 掲示ボックス

ボックス管理者(社内ユーザ)

ボックス(△△業務)

ユーザ

ボックス 回収ボックス

×

異なるボックス間での共有はできません。(お互いの存在を認識できません。)

ゲストユーザ

社内ユーザ

社外ユーザ

××

ゲストユーザへは送信できません。(クローズドグループのため)

ユーザは複数のボックスに所属できます。

×

異なるグループ間での共有はできません。(お互いの存在を認識できません。)

社内外のユーザ同士も認識されます。(ボックス種別:コラボ)

社外ユーザ同士は認識されません。(ボックス種別:掲示、回収)

コラボボックス

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クリプト便 概要

【共有】ボックス種別

「社内ユーザ」、「社外ユーザ」、「ゲストユーザ」によって各ボックスの権限が異なります。

17

取得 登録 更新 削除 取得 登録 更新 削除 取得 登録 更新 削除

社内ユーザ

〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 - - 〇

〇 〇 〇 〇 〇 - - - 〇自分のファイル

のみ

〇自分のファイル

のみ

〇自分のファイル

のみ

〇自分のファイル

のみ

ゲストユーザ

備考

ユーザ種類

社外ユーザ

回収掲示コラボレーション

-※現在は利用できません

社外ユーザ同士は認識されません。社外ユーザ同士は認識されません。社内外のユーザ同士も認識されます。

-※現在は利用できません

-※現在は利用できません

・社内・社外のどちらのユーザも対等の扱い

・互いにファイル取得や登録、更新、削除が可能

・社内ユーザのみがファイルを登録・更新可能

・社外ユーザは取得のみ可能 ・社外ユーザがファイルを登録可能

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クリプト便 概要

オプション(機能拡張)

大容量送付最大4GBまでのデータ送受信が可能になります。(標準プランでは5MB~

20MB)電子メール送受信の際の容量制限やメールサーバの負荷を意識する

必要はありません。ファイルのお預かり期限は1~7日間で設定できます。

4GBOK!

5MB

18

送受信

ファイル共有機能

複数ユーザと共有や編集ができます。ファイル送信とは異なり、保存期限

を無期限にすることやコラボレーション等を行うことが可能です。

共有

共有対応サービス: 送受信

宛先直接入力禁止 (オープン送信時)

送信時に、強制的にアドレス帳からの入力を必須とすることができます。

オープン送信としても、クローズド送信のような運用が可能となり、

セキュリティ面の強化と、利便性の向上が可能です。

to

cc

bcc手入力

OK!

NG!

送受信

その他:ユーザパスワード無期限設定:ユーザパスワード有効期限を無くして、恒久的に同じパスワードが使用できます。

承認機能(事前承認、事後承認)

上長等の承認後にクリプト便を送信する「事前承認」と、

クリプト便送信と同時に確認メールを送る「事後承認」の2パターンを用意。

組織ごとに異なる業務ポリシーに応じた設定に対応します。

送受信

NG! ×

共有

※一部ブラウザではご契約容量に限らず2GBを超えるデータ送信ができない場合がございます。

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クリプト便 概要

オプション(ログ・監査)

ファイルアーカイブ機能(原本保存)

送信・共有したファイル原本までも延長して保管することで、高度なシス

テム監査や情報統制の強化にお役立ていただけます。

※保存期間は、送受信ログ、ファイル共有ログ取得の期間と同じです。

送受信ログ延長機能

誰に、何を送っているのかなどのログを閲覧することができます。

標準での送受信ログ保存期間は半年(184日間)ですが、より長く保存した

い、といった場合にお役立ていただけます。

CSV

管理者操作ログ取得

管理者が画面で操作した内容をログとして記録することができます。

管理者による不適切な利用を、監査・牽制することが可能です。

監査人管理者

Log

Check!

グループ毎 送信ログ監査

ログの閲覧範囲の設定を行う事ができます。

指定されたグループのみの送信ログを閲覧することが可能になり、部署毎

や社外へのログ提供が容易になるオプションです。

NG!

監査人B

監査人A

Aグループ

Bグループ

OK!

OK!

19

共有送受信

送受信

送受信

送受信

共有

共有対応サービス: 送受信

共有

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クリプト便 概要

オプション(システム連携)1/2

オートパイロット機能

APIを利用した送受信ツールによって、自動集配信を実現します。

自社の業務システム等に組み込む等、

大量の送受信を自動的に行うようなシーンでご活用頂けます。

ユーザID連携機能

アカウント情報をAPIを通じて、自動登録・削除するツールを提供します。

ユーザマスタ(社員台帳・AD等)とクリプト便を自動連携させることで、

アカウント管理業務負荷の低減につながります。

認証連携機能

社内のID管理システムと連携し、普段利用しているID・パスワードを使ってクリプ

ト便にログインすることが可能になります。

パスワード管理が一元化され、セキュリティ強化と運用負荷の低減につながります。

※端末認証オプション利用時、片方のドメインでのみ利用可能です。

LoginOK!

自社アプリケーション

社内IDパスワード

ユーザマスタ(社員台帳・AD等)

社内のマスタ情報からユーザを自動連携

20

共有

共有

送受信

送受信

送受信

端末認証端末認証装置

OK!

NG!×

クリプト便にアクセス出来る端末を証明書導入済みの端末に制限することがで

きます。証明書とクリプト便IDによる二要素認証が実装可能です。

※ユーザID連携機能オプションとの併用には対応しておりません。

※証明書導入済みユーザでのオートパイロット機能利用には対応しておりません。

共有送受信

共有対応サービス: 送受信

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クリプト便 概要

オプション(システム連携)2/2

21

共有対応サービス: 送受信

FinalCode

特殊な暗号化によって、クリプト便から社外にファイルが渡った後も閲覧者や

編集権限を限定したり、リモートで削除できます。委託先に渡した機密情報を

業務完了後に返却させる場合など、渡った後のファイル削除を保証できます。

送受信 共有

※FinalCodeはデジタルアーツ社の、ファイルセキュリティソリューションです。

RPA

RPA(Robotic Process Automation)により、ブラウザ操作を記憶させ、

業務の自動化が可能です。これにより作業の効率化を図るとともに、

手作業によるミス・ロスを防ぐことができます。

することができます。別途RPA製品が必要です。

送受信 共有

※ユーザックシステム社の、Autoジョブ名人、Autoブラウザ名人が必要となります。

セット RPA

送受信

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クリプト便 概要

オプション(カスタマイズ・サービス)

画面カスタマイズ

ユーザ画面のロゴ、フッタロゴ、お知らせを貴社独自のものに変更することができ

ます。ログイン前画面、ログイン後画面の両方についてカスタマイズ可能です。Change!

XXXXX便

専用ドメイン

クリプト便のログインURLを貴社独自のドメインに変更できます。

ドメインを専用とすることで、自社管理以外のクリプト便の利用を制限

するような運用も可能となります。※別途 証明書の購入費・維持費がかかります。

専用ログインURL

https://xxxxxx.com/

共用ログインURL

https:// cryvia.cryptobin.jp /

OK!

NG! ×フィルタリング

ソフト

弊社にて証明書の手配および管理をいたします。

お客様にて別途対応することなく、ご利用いただくことが可能です。

※取得するドメインはxxxxxx.cryptobin.jpとなります。

WEB(EVサーバ)証明書管理 (専用ドメインオプション契約時のみ)

弊社 認証局

22

共有

共有

共有

送受信

送受信

送受信

データセンター監査

クリプト便サーバが置かれているデータセンターを監査することができます。

データセンター自体のセキュリティ(運用・管理)の確認から、

弊社エンジニアへのヒアリングを直接行なうことが可能です。

Check!

監査人B

監査人A

データセンター

共有送受信

共有対応サービス: 送受信

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オプション紹介

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オプション

承認機能

以下の二つの承認ポリシーをグループごとに設定いただけます。

事前承認: 承認者に承認されるまでは送信が保留されます。

事後承認: 送信直後、承認者へ送信内容が通知され、承認者は確認(承認/却下)ができます。

パターン1:承認不要 パターン2:事前承認 パターン3:事後承認

送信者 送信者 送信者

承認者(上長) 承認者(上長)

受信者 受信者 受信者

×承認 却下 承認 却下

通知(確認依頼)通知(承認依頼)

送信を取消し

(以降DL不可)

※承認者のIDは、社内ユーザである必要があります。24

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事後承認者(ステップ3)

オプション

承認機能(多段承認)

承認機能は複数のステップを設定することで多段的な承認経路を実現することが可能です。

送信グループ

第一事前承認者(ステップ1)

第二事前承認者(ステップ2)

後段の承認者が先に承認をすることで前段の承認者を承認したことにする「強制承認機能」を

利用することも可能です。

承認者が不在等の場合、送信時に事前承認の

ステップを全てとばす「スキップ機能」を利用することも可能です。

送信者 送信者送信者

事前承認者事前承認者事前承認者

事前承認者事前承認者

事後承認者事後承認者事後承認者事後承認者

※承認者のIDは、社内ユーザである必要があります。

受信者

25

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想定ケース

各プロジェクト内でのドキュメント共有を行うイメージ。

部署グループ内に、プロジェクト単位でボックスを作成。

操作権限

社内ユーザ:取得・登録・更新・削除(全てのファイル)

社外ユーザ:取得・登録・更新・削除(全てのファイル)

機能メリット

社内・社外のどちらのユーザも対等の扱いで、お互いにファイルの取得や更新が可能。

○○プロジェクト

自社 パートナー企業

××プロジェクト

自社 パートナー企業

△△プロジェクト

自社 パートナー企業

第二事業部グループプロジェクトごとに異なるパートナーを、必要なボックスに所属

(複数所属可)

オプション

ファイル共有 コラボレーション

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想定ケース

見込み顧客に対して、パンフレットや営業資料を配布する利用イメージ。

商材ごとにボックス(掲示)を作成し、常に最新の資料が取得できるようにする。

操作権限

社内ユーザ:取得・登録・更新・削除(全てのファイル)

社外ユーザ:取得(全てのファイル)

機能メリット

社内ユーザのみがアップロード可能。社外ユーザ同士はお互いを認識できない。

資料、マニュアル

××商品

▲ ▲商品

商品情報提供用グループ

後からユーザを追加した場合も、ファイルを取得させることが可能

オプション

ファイル共有 掲示

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想定ケース

サービス契約顧客に対して、申込窓口としてボックスを提供。

変更申込があるたびに、契約顧客から申込書がアップロードされる利用イメージ。

操作権限

社内ユーザ:取得・削除(全てのファイル)

社外ユーザ:取得・登録・更新・削除(自分がアップロードしたファイルのみ)

機能メリット

社外ユーザのみがアップロード可能。社外ユーザ同士はお互いを認識できない。

申込管理グループ

他の社外ユーザがアップロードした

ファイルは取得不可

社外ユーザは互いの存在を認識できない

オプション

ファイル共有 回収

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オプション

グループ毎 送信ログ監査

指定されたグループのみの送信ログを閲覧することが可能な機能です。

本機能は部署毎や社外へのログ提供が容易になるオプションです。

※グループ監査者のIDは、社内ユーザである必要があります。

セクション

BグループAグループ

Bグループの監査ユーザAグループの監査ユーザ

Aグループ所属ユーザの送信ログが確認可能!

Bグループ所属ユーザの送信ログが確認可能!

ログ管理権限を持つ管理者

セクション全体の送信ログが確認可能

×

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メール

アドレスランダム 別名 オープン クローズ

グローバルIP

アドレス制限

ファイルPW

自動生成承認機能 認証連携 端末認証 ファイル共有

社内ユーザ

標準的なユーザ

※自社ドメインの

み使用可能

※ID領域の予約

は出来ません

※承認者として

指定可能

※ボックス管理者

として指定可能

社外ユーザ

社内ユーザ比べ制限

のあるユーザ

-※ID領域の予約

は出来ません

-※社内ユーザに

のみ送信可能※共有のみ承認者

として指定可能

-

ゲストユーザ

IDを保有していな

い、一次利用のユー

ザ - - -※ワンタイムURL

にて受信可。

返信も可

- - - - -

備考

メールアドレスを

IDとします。他社

ドメインは登録で

きません。

システムが発行し

たランダム値で登

録します。

基本のIDに加え、

自由なIDを設定可

能です。ただし同

一IDがあると登録

できません。

送信先はメールア

ドレスを入力し、

送信することが出

来るグループで

す。

同じグループに所

属するユーザのみ

送信できるグルー

プです。

貴社パスワードポ

リシーを満たす形

で、ファイルパス

ワードを自動生成

する機能です。

送信・共有に対し

て承認が出来ま

す。

AD等を利用した

シングルサインオ

ンを行うことが可

能です。

アクセスを端末レ

ベルで制御するこ

とが出来ます。

使用できるID 所属可能グループ

※全ユーザに

適用

ユーザ種類

標準機能対応 オプション機能対応

クリプト便では、主に自社従業員を登録する「社内ユーザ」、取引先担当者の登録に向いている「社外ユーザ」が選択可能です。また、ID登録をしない「ゲストユーザ」としてファイルを取得することができます。

ユーザによって使用できる機能や、所属出来るグループが異なります。

ご参考

ユーザ体系(送受信・共有)

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ご参考

クリプト便のログ(取得範囲・取得可能期間について)

クリプト便のログは、ID種別や権限によって取得範囲・取得可能期間が異なります。

※1 承認機能のオプション契約が必要です。※2 グループ毎 送信ログ監査のオプション契約が必要です。※3 ファイル共有のオプション契約が必要です。※4 送受信ログ延長保存オプションでの期間延長が可能です。※5 送信ファイルアーカイブのオプション契約が必要です。※6 ご契約セクションの範囲のみ、ログの取得が対象となります。

ID種別や権限によるログの取得範囲・取得期間の比較表

閲覧者 一般ユーザ 承認者※1 グループ監査者※2 セクション管理者

種別 ユーザID ユーザID ユーザID 管理者ID

取得範囲 自身の送受信履歴 所属グループの社内ユーザ 所属グループ セクション全体

送受信

送信ログログ取得 ○ ○※6 ○※6 ○※6

期間 184日 184日 184日~※4 184日~※4

受信ログログ取得 ○

× ×○

期間 184日 184日~※4

送信ファイル原本

ログ取得 ○ ○ ○※5 ○※5

期間20MB以下:最大25日20MB以上:最大7日

62日 184日~※4 184日~※4

共有

ファイルログ※3ログ取得

× × ×○

期間 62日~※4

ファイル原本ログ取得 ○ ○ × ○※5

期間 期間の定めなし 期間の定めなし × 62日~※4

管理者操作ログログ取得

× × ×○

期間 366日~※4

CSV取得ログ取得

× × ×○

期間 184日~※4

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オプション

オートパイロット機能

クリプト便の送受信APIを簡易に利用できる「CLIクライアント(送信/受信) 」を提供しています。

CLIクライアントをお客様の業務システムと連携させることで、自動送信や一斉配信が可能になります。

インターネット(TLS暗号化)

Webブラウザ上でファイルを送信

Webブラウザ上でファイルを受信

• 暗号化保存(AES)

• ウィルスチェック

• 送受信ログ

コマンド(バッチ)実行によりファイルの送受信が可能

取引先等の配信先

自社端末/サーバ

送信API

受信API

CLIクライアント

cvsendop

インターネット(TLS暗号化)

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オプション

ユーザID連携機能

アカウント情報を自動的に登録・削除するツールを提供します。

ユーザマスタ(社員台帳・AD等)をクリプト便に連携することで、アカウント管理業務の負荷低減につながります。

ActiveDirectory

社内システム

(社員台帳等)

ユーザマスタ情報

LDAPクエリ取り込み

(&(objectCategory=person)(objectClass=user))

テキストファイル取り込み

TSV

ユーザ自動連携クライアント

管理API

グループA

• ユーザの追加・削除

• グループへの所属状態更新

(テキストファイル取り込みのみ)

グループB

グループC

ルール定義に基づいて、取り込んだユーザ情報をクリプト便と同期

インターネット(TLS暗号化)

ユーザ同期

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オプション

認証連携機能

認証連携により社内のIdPサーバでご利用のIDを使ってクリプト便にログインできます。

インターネットの画面上でパスワードを入力することなく、安全にログインできます。

7. クリプト便:ユーザ情報と照合OK→ログイン

• 認証連携を利用した場合でも、クリプト便に登録さ

れたユーザのみ、クリプト便を利用可能です。

• ユーザごとに、クリプト便のIDとパスワードでのロ

グインも許可するか否か設定することができます。

• 社内ユーザのみ認証連携が利用できます。

7‘. クリプト便:ユーザ情報と照合NG→ログイン失敗

(IDが存在しない等)

お客様イントラネット

1. ブラウザ:ユーザがクリプト便にアクセス

2. クリプト便:IdPサーバに認証要求

IdPサーバ

6. ブラウザ:認証結果返却(リダイレクト)ユーザ

(ブラウザ利用)

3. ブラウザ:IdPサーバに認証要求(リダイレクト)

• 認証連携では、SAML V2.0 を利用

します。

• 認証連携で利用するパラメータは、

メールアドレスです。

• メールアドレス情報を用いてクリプ

ト便ユーザを識別します。

インターネット

(TLS暗号化)4. IdPサーバ/ブラウザ:ログイン(省略あり)

5. IdPサーバ:認証結果返却

ブラウザ

クリプト便

IdPサーバ

クリプト便サーバ(Service Provider)

貴社SSO専用URL

連携実績環境(順不同)

・Active Directory Federation Services; ADFS(Microsoft)・Azure Active Directory(Microsoft)・IceWall SSO(HPE) 34

・OpenAM(オープンソース)・CloudGateUno(インターナショナルシステムリサーチ)・Uni-ID(弊社製品)

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クリプト便ユーザがログインする端末をデバイスID(クライアント証明書)導入済みの端末に制限することができるサービスです。

ユーザ毎に端末認証の有効・無効を制御できます。

クリプト便と端末認証装置による動作

1. クライアント証明書による端末認証

2. クリプト便にログイン

下記オプションとの併用は未対応です。

ユーザID連携オプション

弊社データセンター

端末証明装置

クリプト便サーバ

NG

クリプト便にログインクリプト便のIDを用いて認証2

デバイスID有り端末

証明書必須ユーザ

OK

×OK

デバイスID無し端末

証明書必須ユーザ

デバイスID無し端末

証明書不要ユーザ

端末認証URLdevice-id.cryptobin.jp

クライアント証明書による端末認証デバイスID未導入の端末からのアクセスを拒否1

cryvia.cryptobin.jpへのアクセスはクライアント証明書の検証無し

オプション

端末認証

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オプション

画面カスタマイズ

クリプト便のログイン前画面、ログイン後画面をカスタマイズすることが可能です。

「ロゴ、フッタの変更」と「お知らせ欄の追加」を行うことができます。

<クリプト便ログイン前画面>

クリプト便のロゴを差し替え可能

ログイン前画面にお知らせ欄を追加可能(ログイン後画面は標準機能で提供)

フッタロゴを差し替え可能

• ログイン前画面のカスタマイズをご利用の場合は、

ログインURLが変わります。

• https://cryvia.cryptobin.jp/crypto/usr_index.

action? themeId=XXX(XXXは申込時に指定)

• ログイン前画面のカスタマイズはユーザ画面のみ

可能です。

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オプション

専用ドメイン

クリプト便をお客様専用のドメインでご利用いただくことが可能です。

貴社管理以外のクリプト便の利用を制限することも可能です。(別途、URLフィルタリング製品の導入が必要)

<専用ドメインによる利用制限例>

• オプション費用以外に、証明書の購入費用が必要です。

• 貴社ドメインをご利用の場合、貴社にて証明書の調達が必要です。

• 既存セクションにオプション追加する場合は、URLが変更される以前に

送信された通知メールのURLが無効となるため、再送をお願いします。

貴社ユーザ

×https://cryvia.cryptobin.jp

他社セクション

https://www.original.co.jp

自社セクション

社外

ファイル送信を自社にて監査可能なセクションのみに限定

他社から付与されたアカウントでの利用を禁止

URLにてアクセス制限

URLフィルタリング製品

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クリプト便(専用URL)

クリプト便(共用URL)

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オプション

FinalCode

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暗号化することにより、手元から離れたファイルを追跡・コントロールするサービスです。

誰が、いつ、ファイルを閲覧したかを把握し、リモートでファイルを削除することができます。

対応アプリケーションがなくともブラウザで閲覧できる「ブラウザービューファイル」を作成できます。

自社

ファイル保存時にFinalCodeで自動暗号化

・誰が閲覧したか把握ができる

・業務終了後にリモートで削除が可能

委託 再委託

A社(取引先)

B社(委託業務で

ファイルを閲覧)

C社(B社の再委託先)

閲覧専用(ブラウザービュー)に変換も可能

閲覧専用ファイルを展開

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ご参考資料 : 導入事例

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導入事例

株式会社NEXCOシステムズ様

株式会社NEXCOシステムズ情報システム開発部開発グループ 主任(当時)

柿木 賢一郎 氏

株式会社NEXCOシステムズ名古屋支店 運用課課長代理(当時)

秋岡 朋之 氏

株式会社NEXCOシステムズ名古屋支店 開発課

橋爪 聡 氏

安全性と利便性、保守性をすべて満たしたクリプト便を採用

全国に高速道路事業を展開するNEXCOグループ唯一のIT専門会社として、NEXCO3社の基幹システム等の開発から運用管理までを一手に担う株式会社NEXCOシステムズ。同社では、顧客からのよりセキュアなファイル送信の仕組み作りの要請を受けて、クラウドサービスであるクリプト便を導入。「主な評価ポイントは、安全性と利便性、そして保守性の3つでした。具体的には、まず安全性として誤送信や盗聴の防止、ウイルス対策、ログの取得、承認機能など。利便性としては、重要データや大容量のファイルの受送信も、Web画面だけで簡単かつ高速に行えること。そして保守性としては、クライアント環境の変化に迅速に対応できることといった点をすべてクリアしていたことが、採用の決め手となりました」。(秋岡氏)

社内認証基盤とのシングルサインオンを可能にして約5,300人分のID/パスワード運用を

セキュアに効率化クリプト便により実現した最大のメリットは、約5,300アカウントという大規模ユーザーの利便性向上と、セキュアで効率的な運用管理の両立でした。その目玉となる機能が、社内認証基盤とのシングルサインオンです。これはクリプト便の「認証連携機能」を利用したもので、ユーザーの社内認証基盤であるActiveDirectoryのID/パスワードをそのままクリプト便にも使えるため、エンドユーザーはいったんActive Directoryサインオンすれば、あとはシームレスにクリプト便のファイル転送サービスを利用できるようになります。また旧サービスの時のように、ファイル転送サービス独自のID/パスワードを手作業で発行していた手間が一気になくなり、運用の負荷も大幅に軽減できました。

40※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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導入事例

住友生命保険相互会社様

住友生命では「団体保険」や「企業年金保険」の業務において、被保険者の異動・保険料・配当金などの顧客情報を含む各種データのやりとりを日常的に行っています。こうした情報の受け渡しに、これまではFD、MO、CMTといった電子媒体が用いられてきました。 しかし近年、セキュリティや業務効率の観点から、電子メールなどを使ったファイル交換への関心が高まってきていました。

そこで、金融機関として求められる非常に厳格なセキュリティポリシーを担保できるかどうかを実地検査も含めて入念に確認した結果、クリプト便は不正アクセスや誤送信の防止の十分な機能を提供していると評価して、採用を決定しました。

同社ではお客さまと自社の担当者だけで構成されたクローズドグループを作成し、貴重なデータの誤送信リスクを極小化する仕組みづくりに成功しました。さらに上長の事前承認を必要とする承認機能も利用しています。「この上長による承認の規則は、当社から社外にメール送信する際のルールですが、これをクリプト便に実装できたことで、当社の規定に準じた十分なセキュリティレベルを担保することが可能になりました。」(森岡氏) また、高度なセキュリティレベルを維持するために、同社では利用ルールをマニュアル化しデータ送受信の手順を始め細部にわたって明確に規定することで厳格な運用を実現しています。

FD、MO、CMTなどの電子媒体によるデータ授受をよりセキュアな環境へ移行

クローズドグループ、承認機能を利用して誤送信リスクの極小化に成功

法人総合サービス部法人サービス企画室(当時)部長代理 矢野 克博 氏

情報システム部システム業務室(当時)副長 森岡 篤志 氏

※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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導入事例

三菱鉛筆株式会社 様

三菱鉛筆では、安全かつ確実なデータの送受信を行うため、デザイン入れのワークフローに「クリプト便」を活用しています。大容量データには郵送などの手段を用いてやり取りしていたため、1つの工程をこなすのに数日かかることもありました。しかし、「クリプト便」を利用することで、その日のうちに作業が完了し、業務スピードが大幅にアップしています。

同社では、需要が多い筆記具のデザイン入れ業務のワークフローを数年前から改善。イラストや写真、オリジナルロゴなどのデザイン入れ業務を流通工程のひとつに組み入れています。

デザイン製作の際、加工部門と様々なやり取りをしながら製作しており、以前はメール添付や、媒体にコピーをしてやり取りを実施していましたが、メールの不確実さへの不安、外部への情報流出の懸念、媒体へのコピーにかかる手間とコスト、などの問題からクリプト便を検討し利用を開始しました。物流部門でクリプト便の利用を開始して以来、クリプト便の高い信頼性と利便性を評価され、現在では日常業務に欠かせない不可欠のツールになっています。

デザインデータの一例とこれをプリントしたボールペン

物流統括部の木村氏情報システム部の坂本氏

業務のスピードアップを実現し、デザインの製作日数を大幅に短縮

メールの不確実さが抱かせた危機感

※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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東急百貨店のインターネット通販では、2010年のお中元より、お客様からお届け先データをお預かりして代行登録するサービスを開始しました。このサービスを提供するにあたり、安心してデータを渡せるシステムが不可欠です。しかし、社内システム構築ではコストがかかり過ぎてしまい、セキュアな環境はないかと調べたところ情報システム部が先に導入していたクリプト便へ辿りつき、知名度とブランド力から導入し利用を開始しました。

お申込頂いたお客様の大半は法人のお客様。成長中のIT関連企業を始めとした新規オーダーがあり、送付先のデータは個人のお客様の10倍から100倍と、クリプト便を活用した新サービスに可能性を感じています。

情報漏えい対策の一環として、無料のファイル交換サービスへのアクセスを制限、またUSBメモリなどの外部記憶媒体などへのデータの書き出しを禁止しており、高いセキュリティレベルを確保している一方で、外部との大容量ファイルの授受に手間がかかっているのが現状です。今後は外部記憶媒体使用の代替として「クリプト便」を活用できるのではないかと考えています。

導入担当者: MD企画部 MD計画部 EC推進担当課長 吉田彰宏氏

運用担当者: MD企画部 MD計画部 EC推進担当マネージャ 富澤玄氏

セキュリティとコストを両立させる為の選択

個人顧客の10倍以上もある法人データを、安心・確実に授受しています

導入事例

株式会社東急百貨店 様

※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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2005年の個人情報保護法を契機に、アフラックの媒体取扱基準が格段に厳しくなったこともあり、本格的なセキュリティを備えた伝送サービスの導入を検討。情報セキュリティ強化はもちろんの事、社内作業負荷を軽減し効率化を図るといった目的でもサービスを検討していました。

クリプト便を採択した理由としては、保険会社に必要なセキュリティレベルを満たしている事と、日常業務における使い勝手の良さの2つ。加えて、他社での採用実績やブランドの信頼性も安心してサービスを利用できる理由の一つです。

クリプト便導入後、物理媒体の紛失や盗難による情報漏えいのリスクは大幅に減少し、ファイル添付を行う場合もクリプト便によって自動的に暗号化が行われるため、人為的ミスも根絶されました。また文書をあちこちに散在させることなく、常に一元管理できるメリットは非常に大きいと思います。

リアルタイムで送受信が確認できるため、業務の効率化や伝送結果の可視化といった面で改善効果を感じる事もでき、誤送信防止に大いに役立っています。管理部門としては、会社公認のサービスとしてアナウンスすることで、個別の要望に対応する負担がなくなりました。セキュアな伝送手段の枠組みに取り込む上でも最適なサービスです。

クリプト便への移行で情報漏えいのリスクとメディア管理の負荷を極小化

データ暗号化と独自のメール管理機能で重要データをセキュアに一元管理

導入事例

アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社) 様

IT業務部 IT業務課副主任諸橋 隆人氏

IT業務部 IT業務課 副主任山下 三歩氏

※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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導入事例

第一生命カードサービス株式会社様

第一生命カードサービスではこれまで物理媒体を利用して個人情報を含むファイルをやりとりしていましたが、よりセキュリティを高めるためシステム導入を検討していました。その際、第一生命情報システムから提案されたサービスがクリプト便オートパイロットオプションでした。

「大手保険会社で使われているのを知り精査した結果、十分な機能を備えていることがわかり、同じ仕組みで利用できないかと考えたのです」(廣澤氏)

「物理メディアの授受に付随して発生していた多くの人的作業や工程を効率化し、省力化とコスト削減を図るねらいもありました。その点でもクリプト便は期待できると感じたのです」(木宮氏)

クリプト便を導入した結果、書留を利用した場合に増加する予定だった年間約480万円の郵送費を大幅に抑えられ、さらに物理メディアの管理も不要になったことで年間200万円のコスト圧縮が実現しました。さらに郵送に比べてデータ到着までの日数も1~2日短縮することが出来、作業自体もスピードアップしています。

また業務システムとクリプト便を連携してファイルを直接クリプト便で自動送受信することで、従来に比べ送受信の作業効率も大幅にアップしています。

「クリプト便導入により、物理メディアであるがゆえに発生していたインシデントが減少して、システム運用の間接コストと担当者の心理的な負担の抑制につながっています」(廣澤氏)

大手保険会社での導入実績を評価しオートパイロットでファイル送受信を自動化

導入・運用コストの大幅カットと業務効率化さらにインシデントの抑止効果も

第一生命カードサービス株式会社木宮 睦仁氏

第一生命情報システム株式会社廣澤 東 氏

※本文中の組織名、職名、概要図は公開当時のものです。

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ご参考資料 :その他取り扱いソリューション

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コンテンツ管理と運用で企業が抱える課題

クリプト便以外にも上記課題の解決策をご用意しております。

IT管理者の課題 利用ユーザの課題

ファイルサーバがひっ迫しており、追加でオンプレサーバを購入するとコスト高となる

誤って機密ファイルを添付メールした

ファイルサーバのアクセス権限管理に課題 ファイルが大きすぎて添付メールで送れない

働き方改革といった要請に対応できていない 取引先との顧客情報のやりとりで常に漏洩リスクがつきまとう

操作ログが完全に取れない、退職者や内部不正による漏洩リスク 既存の導入システムが使いづらいor使えない

クラウドサービスを導入したいが、社内申請のハードルが高い 社内外の人と協業するワークスペースが無い

取引先による共有ファイルの漏洩リスク どれが最新バージョンのファイルなのか分かりにくい

データの不正改ざんに備えたい モバイルからアクセスできない

人的/管理ミスによる漏洩が心配 ファイル検索しても中々見つからず時間が掛かる

標的型攻撃によってファイルが盗まれるのが心配..取引先とのファイル共有業務が非効率かつ単調がゆえにミスが発生しやすい

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クリプト便 for m-FILTER

概要

通常のメールに添付したファイルを「安全」に送信します

「クリプト便 for m-FILTER」は、メールに添付されたファイルとメールを「m-FILTER」で分離し、

ファイルは堅牢なセキュリティ対策を促したクリプト便サーバを経由して送信を行うサービスです。

送信するユーザは、メールにファイルを添付するのみで、通信路は暗号化され、物理的にも暗号化され、

第三者に盗聴されることなく、安全にファイルを送信する事が可能です。

※注.「クリプト便 for m-FILTER」を利用するには、別途「m-FILTER」「m-FILTER クリプト便 Adapter」のご購入が必要になります。

ファイルを添付してメールを送信

メール本文のみ直接送信

ファイルをダウンロード

自動的に添付ファイルのみを分離して「クリプト便 for m-filter」

にアップロード

送信者端末 受信者端末

48

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クリプト便 for m-FILTER

フローイメージ図

送信者端末

受信者端末

クリプト便サーバ

(弊社データセンター内)

メールにてファイルを添付し送信

1

Webにアクセスしファイルをダウンロード

3

ファイル取得用のパスワードを受信者へお知らせ2

AES暗号化保存

ファイル取得用のパスワードは送信者に返さず、受信者へ自動で送付することも可能

メールとファイルをm-FILTERで分割

インターネット

TLS暗号化通信

通知メール(URL付き)

MTA

インターネット

TLS暗号化通信

m-FILTERよりパスワードの自動生成

ユーザフロー

システムフロー

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送信者がメールに添付したファイルを受信者はWebにアクセスし受け取ります。

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FinalCode(ファイナルコード)

情報が漏洩しても大丈夫な備え

強力かつ柔軟なIRM*機能

*IRM.. Information Rights Management. 文書ファイルを暗号化し、閲覧や編集を制限したり開封・操作履歴を取ることができるソフトウェア

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ダブルクリックするだけ いつものアプリが使えるクライアントソフト不要で

閲覧可能

• クライアントソフトの利用開始時に初期認証

• それ以降のパスワードの入力の必要なし

• ファイル開封にはいつも通りファイルをダブルクリックするだけ

• ファイルはいつものアプリで作業が可能

• 新たなツールを覚える必要がない

*IRMファイルが開封可能な動作検証済みアプリ(ホワイトリスト):http://finalcode.com/jp/product/spec/#whitelist

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FinalCode(ファイナルコード)

業務を変えずにはじめられる理由

• 閲覧許可を受けた社外ユーザは、専用のクライアントソフトをインストールする必要なし

• ブラウザーで暗号化ファイルを閲覧可能

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FinalCode(ファイナルコード)

ユースケース

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1. 新興国の企業へ図面、部品仕様などの知的財産を開示する。1次請、2次請、孫請へと渡る知的財産を守る。CADデータや図面データの利用状況を追跡・適切な対処(削除)をする。

2. 顧客データや提案資料など機密情報が退職者によって漏洩することを防ぐ。人事異動で組織から異動した方が、異動後も継続して旧組織のドキュメントを参照することを防止し、管理者の責任を問われないように支援する。

3. 全社の共有ファイルサーバに保管する機密情報を自動で暗号化。マルウェア等によって万が一情報が外部に持ち出されてしまった場合でも、意図しない閲覧者は絶対に中身を確認できない。

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「従来のファイルサーバ」の課題

クラウド・コンテンツ・マネジメント「Box」

「従来のファイルサーバ」の課題

フォルダに説明文が付けられない

ファイルにコメントが付けられないファイルにタグが付けられない

ファイルの中身が閲覧できない

検索機能が貧弱

版数(バージョン)管理ができない

フォルダ名/ファイル名に文字制限がある

企業の成長に合わせてストレージの拡張が必要

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わかりやすいUI、誰でも簡単に利用ができる

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社外関係者とのPJ/大容量ファイルのやりとりがスムーズに

ーBoxはコラボレーション機能が充実ーPoint2

マルチデバイス対応、いつでもどこでもアクセス可能!!

ーBoxはWindows、Mac、Android、iOSに対応ーPoint3

ディスク容量を気にせずファイルを保存することが可能

ーBoxはファイル容量無制限でサービス提供ーPoint1

モバイルからもアクセス可能

クラウド・コンテンツ・マネジメント「Box」

概要

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1. オンプレミスのファイルサーバーをBoxに置き換え

運用管理や定期的なリプレイスが必要なファイルサーバーの代替としてもBoxは有効です。

容量無制限で、画像や動画を含む大容量ファイルも手軽に共有可能です。

2. 営業担当の生産性向上

営業部門が業務で扱う顧客向けプレゼンテーションやマーケティング資料、社内価格表、契

約書の雛形などすべてのコンテンツを一元管理可能です。営業担当が外出などでパソコンへ

のアクセスが無い場合でも、スマートフォンやタブレットでいつでも資料にアクセス可能で

す。

3. 製品開発プロセスの効率化

設計やエンジニアリング、プロトタイプ開発など製品開発プロセス全般でコラボレーション

が可能になります。常に全員が最新の情報を持ち、頻繁なフィードバックとアップデートを

共有できるように保証する事で、異なる場所で働いているチームと働くことを簡単にします。

クラウド・コンテンツ・マネジメント「Box」

ユースケース

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