呼吸器リハビリテー ションについて呼吸理学療法 1 0 テクニック 目的...
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呼吸器リハビリテーションについて
平成29年8月3日
原田 亮
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肺の解剖
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・右は3葉(上・中・下)・左は2葉(上・下)中葉にあたるところを舌区という。左は心臓が邪魔して少し小さい
※なぜ左は2葉になるの?☞心臓が邪魔してるから
・肺区域は気管支の走行により分けた分類・左の肺尖部はS1+2さらに7区はない。
肺区域
肺の位置は?
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視診・触診
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呼吸補助筋の収縮
(斜角筋、胸鎖乳突筋、大胸筋停止部、僧帽筋、菱形筋)
呼吸補助筋の過緊張
リトラクション
(吸気時に気道の狭窄で胸腔内圧が下がり肋間が凹む)
異常呼吸(鼻翼呼吸、顎の挙上,etc.)
皮下気腫(握雪感)☞気胸
膨らんでしぼむ様子を見る
☞通常拡張差は4センチ以上
膨らみ方に左右差はないか?
ラトリング(痰の振動)
呼吸状態悪化の指標
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呼吸数が増加
☞(1分間に○○回以上)
吸気と呼気の時間比が
☞1:1に近づく(正常は?)
吸気時に胸郭が
☞凹んでいる
たぶんご存知と思いますが、、、
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※呼吸音は心臓音より高い音なので膜型が適しています。
肺音を聞く場所
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※まず5か所音を聞きましょう気管支音、気管支肺胞音、上葉(鎖骨下)、中葉舌区(乳頭外側下)、下葉(肩甲下角の斜め中央)
聴取される音
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聴取音 気管支音 気管支肺胞音 肺胞音
吸気と
呼気の
比較
音の高低
高い 中 低い
音の強さ
強い 中 弱い
聴取
部位
咽頭直下や背面肩甲間で聴取。吸気呼気の間に休止時間。若干呼気が長くて大きい。
→それ以外の場所で聞こえると異常。
第1、第2肋間胸骨縁上で聴取
→肺野抹消領域で聞こえると異常。
※気管支・気管支肺胞音がほかで聞こえるのは水が介在するため
気管支音、気管支肺胞音が聴取される以外の肺野すべてで聞こえる。
吸気3呼気1で連続している。
異常な呼吸音
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音 たとえると 性質 原因
ピーピー
ヒューヒューWheeze
笛吹ラムネの音
高い音 気道が大きく狭窄したとき
グゥーグゥーガーガーRhonchi
いびきの音 低い音 気道が部分的に狭窄したとき
パリパリパクパクFine
Crackle
しぼんだ紙風船が膨らむ音
乾いた音 肺胞が開き始めたとき
ブクブクブツブツCoarse
Crackle
泡がはじける音
湿った音 気道に詰まった分泌物がはじけたとき
呼吸理学療法
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テクニック 目的 方法
体位ドレナージ
重力を用いて痰を気管支へ移動
肺野ごとに体の向きを変える
呼気介助法
呼吸困難感の改善(小児の気管支喘息には実は有効)
肋骨の運動方向に沿って胸郭を圧迫
Squeezing
呼気をアシストして痰を移動
呼気介助よりも部分的に用いる
(バイブレーション・スプリンキング)
痰の移動を促通する補助手技
バイブレーションは胸郭に振動を与える方法。スプリンキングは呼気終末で一気に開放して急速な気流を作る目的で行う
ハッフィング
気道近くの痰をより上部へ移動
患者に声門を閉じずに一気に強制呼出させる。
(昔の)体位ドレナージ
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おぼえにくいし大変だ
修正された体位ドレナージ
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それでも大変なら?
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※上記姿勢でも体位ドレナージに匹敵する効果をえられたとのほうこくがあり。
60度
呼気介助法
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①上部胸郭
②下部胸郭
③前傾側臥位での呼気介助
④腹臥位での呼気介助
スクイージング
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ハッフィング
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