カラードップラー付超音波画像診断装置...
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カラードップラー付超音波画像診断装置
EXAGO(エクサーゴ)操作方法のご案内
EXAGO用プローブプローブ名 画像 周波数 エレメント
FOV (mm)
視野角度 用途
リニアプローブ
(L738P)B モード: 5/7.5/10.0 MHz 128 38 n/a 腹部診断、腱診断
コンベックスプローブ
(C360A)B モード: 2.5/3.5/5.0 MHz 128 64 60° 大動物各部診断
コンベックスプローブ
(C320A)B モード : 2.0/3.5/5.0 MHz 128 61 小動物の腹部診断、心臓診断
マイクロコンベックスプローブ
(C614P) B モード: 5/6/7.5 MHz 128 22 90° 小動物の腹部診断、心臓診断
リニアレクタルプローブ
(LR760P)B モード: 5.0/7.5/10.0 MHz 128 60 n/a 大動物繁殖診断
OPU プローブ (E610A) B モード: 5.0/6.5/7.5 MHz 128 25 150° 大動物の受精卵移植用
牛肉質測定用プローブ
(L3180B)B モード: 2.5/3.5/5.0 MHz 128 n/a
背脂肪、筋肉の深さ、ロース断面積 (ゲルパットの使用推奨)
豚肉質測定用プローブ
(L3130B)B モード: 2.5/3.5/5.0 MHz 128 n/a
背脂肪、筋肉の深さ、ロース断面積 (ゲルパットの使用推奨)
リニアプローブ(L738P)
コンベックスプローブ(C360A)
コンベックスプローブ(C320A)
マイクロコンベックスプローブ(C614P)
リニアレクタルプローブ(LR760P)
OPUプローブ(E610A)
牛肉質測定用プローブ(L3180B)
豚肉質測定用プローブ(L3130B)
正面/底面/背面図
8.4インチ液晶
プローブ接続部
バッテリー
電源 充電器接続部
AV出力端子
DVIビデオ出力端子
USB
端子LAN
端子
265mm
71m
m
キーボード配置図① Bボタン:Bモード移行② CFMボタン:CFMモード移行③ PWDボタン:PWDモード移行④ Mボタン:Mモード移行⑤<ボタン:左移動⑥ Measureボタン:測定ボタン⑦ Updateボタン:モード変更⑧ CINELOOPボタン:自動一時記録⑨ Touchpadボタン:ポインター操作⑩ Selectボタン:選択ボタン⑪>ボタン:右移動⑫ Storeボタン:保存ボタン⑬ Reviewボタン:プレビューボタン⑭ Freezeボタン:画像の一時停止⑮ Depthボタン:深度調整(深さに従い自動焦点及び周波数の選択が可能)⑯ Gainボタン:ゲイン調整⑰ Frequencyボタン:周波数選択⑱ Focusボタン:焦点調整(5点の選択可能なフォーカスポイント)⑲ Probeボタン:プローブ選択⑳ Zoomボタン:画像の拡大(1.5倍、2倍、3倍の3段階の選択が可能)㉑ TGCボタン:個別ゲイン調整㉒ Clearボタン:画像のクリア㉓ Settingsボタン:各種設定㉔ Protocolボタン:探査部位選択㉕ Reportボタン:レポート呼出し㉖ Patientボタン:カルテ呼出し㉗ Textボタン:テキスト作成㉘ Pictoボタン:現在未使用㉙ Arrowボタン:ポインター呼出し㉚ Fボタン:ショートカット作成㉛+ボタン/-ボタン:メニュー選択㉜ ↑/↓/←/→ボタン:カーソル移動㉝○/◇/△ボタン:使用しない
【プローブの接続】
1.プローブ端子をエクサーゴ底面の接続部へ置く。
2.接続部を上から軽く押さえ、つまみをカチッと音がするまで時計回りに45度回転する。
3.プローブを取り外す際は反時計回りに45度回転する。
※接続端子の方向に注意して取り付けて下さい。
【エクサーゴの起動】
1.プローブが接続されているのを確認する。
2.エクサーゴ背面の電源スイッチを長押しする。(約1秒間)
3.ディスプレイにEXAGOのロゴが表示され、超音波診断画面へ移行します。(約25秒間)
※必ずプローブが接続された状態で電源を入れて下さい。
※起動後のフリーズ状態であれば、そのままプローブ交換が可能です。
プローブ接続と起動
【診断動物の選択】
1.キーボード㉖「Patient」ボタンを押すと、「Patient画面」が表示されます。
2.タッチパッドを操作して画面の「Exam」項目にある「Application」の▼をタップします。
3.プルダウン表示内にある対象動物をタップします。
4. 動物選択が完了したら、画面上の「EXIT」をタップまたは㉖「Patient」ボタンを押します。
【超音波画像の反転表示】
1.キーボード右上に配置されている㉛「+/-」ボタンを確認します。
2.画面下部に表示された「Next」に対応する㉛「+」ボタンを押すとページが移動します。
(現在のページは画面中央下部の表示にて緑色で示されます。 □■□→□□■ )
3.画面下部に表示された「L/R」に対応する㉛「+」ボタンを押します。
(超音波画像の表示向きは画面上の水色の点を参考にして下さい。)
セッティング①
【グリッドの表示】
1.キーボード㉓「Setting」ボタンを押すと、「Setting画面」が表示されます。
2.画面の「Tools」項目にある「Centimeter Grid on B」をタップして☑を表示させます。
(グリッドの1マスは10mm固定です。チェックを外すとグリッド非表示となります。☑→□)
3.作業が完了したら、画面上の「EXIT」をタップまたは㉓「Setting」ボタンを押します。
【オート測定の表示】
1.キーボード㉓「Setting」ボタンを押すと、「Setting画面」が表示されます。
2.画面の「Auto/Real time tools」項目にある「Follicles」をタップして☑を表示させます。
(卵胞が映ると自動で卵胞サイズを表示します。チェックを外すと非表示となります。)
3.作業が完了したら、画面上の「EXIT」をタップまたは㉓「Setting」ボタンを押します。
セッティング②
【周波数の変更】
1.キーボード⑰「FREQUENCY」ボタンを押すと周波数が3段階で変更されます。
2.画面右側の「Freq」に現在の周波数が表示されます。プローブにより周波数は異なります。
【スムージング調整】
1.キーボード右上に配置されている㉛「+/-」ボタンを確認します。
2.画面下部に表示された「Next」に対応する㉛「+」ボタンを押すとページが移動します。
(現在のページは画面中央下部の表示にて緑色で示されます。 □■□→□□■ )
3.画面下部に表示された「Smooth +/-」に対応する㉛「+」ボタンを押します。
(超音波画像表示の反応スピードを3段階で変更できます。)
(シャープな映像⇔「smooth」~「smooth1」~「smooth2」⇔なめらかな映像)
セッティング③
【ゲイン調整】
1.キーボード⑯「GAIN +/-」ボタンを押して画面全体のゲインを調整します。
2.⑯「GAIN +」ボタンを押すと増加し、⑯「GAIN -」ボタンを押すと減少します。
(画面右に-120~120の範囲内で現在のゲインが表示されます)
【深度毎のゲイン調整】
1.キーボード⑰「TGC」ボタンを押して深度毎のゲインを調整します。
2.キーボード㉛「+/-」ボタンを押してゲインを増減します。)
【深度調整】
1.キーボード⑮「DEPTH +/-」ボタンを押して探査深度を6段階で調整します。
2.⑮「DEPTH +」ボタンで探査深度が深く、⑮「DEPTH -」ボタンで探査深度が浅くなります。
セッティング④
【シネループ機能の再生】
1.キーボード⑭「FREEZE」ボタンを押して超音波画面を一時停止状態にします。
2.⑧「CINELOOP」ボタンを押すと、直前の超音波画像が自動再生されます。
(⑭「FREEZE」ボタンを押す直前の124コマの画像がループ再生されます。)
(接続しているプローブにより、シネループ機能のコマ数は異なります。)
3. ⑧「CINELOOP」ボタンを再度押すとシネループ画面を終了します。
【シネループ機能の再生/一時停止/コマ送り】
1.再生/一時停止は画面表示「Play/Pause」に対応する㉛「+/-」ボタンを押します。
2.コマ送りはシネループ再生の一時停止時にキーボード⑪「>」ボタンを押します。
3.コマ戻しはシネループ再生の一時停止時にキーボード⑤「<」ボタンを押します。
操作方法①
【シネループの保存】
1.⑭「FREEZE」ボタンを押します。
2.画面右下部に表示された「Store Clip」に対応する㉛「+/-」 ボタンを押します。
(⑭「FREEZE」ボタンを押す直前の124コマの画像が保存されます。)
(保存中は画面右下に数秒間SAVEマークが、表示されます。)
【画像の保存】
1.⑭「FREEZE」ボタンを押します。
2.対象画像が画面に表示された状態でキーボード⑫「STORE」ボタンを押します。
(保存した日時が画像名となります。保存フォルダから画像名の変更が行えます。)
【動画の保存】
1.本体背面にあるAV出力端子経由にて、外部レコーダーに動画保存します。
操作方法②
【診断画像の測定】
1.キーボード⑥「Measure」ボタンを押して測定画面を表示させます。
2.測定項目が画面下部に表示されます。
3.測定項目の下部に配置されたキーボード㉛「+/-」ボタンを押して、測定を開始します。
4.測定を終了する場合は⑥「Measure」ボタンを押します。
※以下は各測定方法の説明です
「Distance」・・・2点間の距離を測定します。
1.⑨「 Touchpad」ボタンにて測定したい起点をタップし、もう一つの終点をタップします。
※測定値は画面左下(mm)に表示され最大4つまで測定できます。
2.測定後、画面下部に表示された「Select 」に対応する㉛「+」ボタンを押すと
黄色い「+」マークが、画面上の測定点に表示されます。
その際、キーボード⑩「Select」ボタンを押すとの測定点の変更ができます。
操作方法③
【診断画像の測定】
「Ellipse」・・・・・・楕円形の周長、面積、体積を測定します。
1. ⑨「 Touchpad」ボタンにて測定したい起点をタップし、スクロールさせて円を広げます。
2.この時、キーボード⑩「Select」ボタンを押すと3点の円の収縮点を変更できます。
※測定値は画面左下(mm)に表示され最大2つまで測定できます。
「Trace」・・・・・・タッチパッドで範囲を決めて周長、面積を測定します。
1. ⑨「 Touchpad」ボタンにて測定したい起点をタップし、範囲をなぞります。
もう一度タップをすると自動的に起点と終点をつなげ測定します。
【測定項目の削除】
画面下部に表示された「Delete 」に対応する㉛「+」ボタンを押します。
操作方法④
【二つの範囲の割合測定】
1.キーボード㉖「Patient」ボタンを押すと、「Patient画面」が表示されます。
2.タッチパッドを操作して画面の「Exam」項目にある「Application」の▼をタップします。
3.プルダウン表示内にある対象動物「HORSE」をタップします。
4. 動物選択が完了したら、画面上の「EXIT」をタップまたは㉖「Patient」ボタンを押します。
5. ⑭「FREEZE」ボタンで診断部位を表示させて、㉔ 「Protocol」ボタンを押します。
6.タッチパッドで画面左上の「TENDON DISEASE」を選択し、⑩「SELECT」ボタンを押します。
7.タッチパッドで測定部位をスライドさせて、外側の範囲を指定しタップで確定します。
8.タッチパッドで測定部位をスライドさせて、内側の範囲を指定しタップで確定します。
9.画面左下に外側範囲と内側範囲の割合数値が表示されます。
操作方法⑤
【CFMモード】
キーボード②「CFM」ボタンを押すとカラードプラモードへ移行します。
1.キーボード⑦「UPDATE」ボタンを押し、画面下部に表示された「Position」に対応する
㉛「+」ボタンを押すと測定位置を変更できます。
2.キーボード⑦「UPDATE」ボタンを押し、画面下部に表示された「Size」に対応する
㉛「+」ボタンを押すと測定範囲を変更できます。
タッチパッドで右にスライドさせると測定範囲が横に広がり、
タッチパッドで左にスライドさせると測定範囲が横に狭まります。
タッチパッドで上にスライドさせると測定範囲が縦に広がり、
タッチパッドで下にスライドさせると測定範囲が下に狭まります。
・キーボード⑦「UPDATE」ボタンを押し、画面下部に表示された「Steering」に対応する
㉛「+/-」ボタンを押すと測定範囲の形状を変更できます。
操作方法⑥
【PWDモード】
キーボード③「PWD」ボタンを押すとパルスドプラモードへ移行します。
・タッチパッドをスクロールして画面左下部に表示された「Gate Size」 「Steering」
「Angle」に対応する㉛「+/-」 ボタンを押し、測定位置や範囲を変更します。
・キーボード⑩「Select」ボタンを押すとパルスウェーブアクティブモードへ移行します。
キーボード③「PWD」ボタンを押すとパルスドプラモードへ移行します。
【計算式選択・測定】
診断動物の選択後(セッティング①参照)、キーボード㉔ 「Protocol」ボタンを押すと
画面左側に測定項目が表示されます。
キーボード⑭「Freeze」ボタンを押し、タッチパッドをスクロールすると動物毎の公式を
選択でき、タップをして測定できます。
操作方法⑦
【プリセット機能】
キーボード⑲「Probe」ボタンを押し、画面下部に表示された「Probe」に対応する
㉛「+/-」ボタンを押して、プリセット画面を表示させます。
ゲインや周波数等、使用者毎の設定を登録したり、呼び出したりできます。
【ユーザー設定の保存】
1.プリセット画面左下部の「New」をタップします。
2.キーボードで名前を入力し「Enter」ボタンを押します。
3.画面右側「User Preset」に新しく名前が表示され、現在の設定が保存されます。
【ユーザー設定の呼び出し】
1.プリセット画面右側「User Preset」の「ユーザー名」をタップし青反転後に
画面左下部に表示された「Load」をタップします。
操作方法⑧
【背脂肪・筋肉の深さの自動測定】
1.キーボード㉓「Setting」ボタンを押すと、「Setting画面」が表示されます。
2.画面の「Auto/Real time tools」項目にある「Fat」をタップして☑を表示させます。
(背脂肪と筋肉の深さを自動測定します。チェックを外すと非表示となります。)
3.作業が完了したら、画面上の「EXIT」をタップまたは㉓「Setting」ボタンを押します。
4.測定部位を画面表示させて、キーボード⑭「Freeze」ボタンを押します。
画面左下部「Fat +/- 」 「Muscle +/- 」に対応する㉛「+/-」ボタンを押すと
測定範囲の微調整ができます。
操作方法⑨