プラチナ構想ネットワーク 第2回シンポジウム 「東北からの ... ·...
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サイエンスアゴラ2011 シンポジウム 「まち」で取り組む節電・省エネ対策で低炭素社会へ
プラチナ構想ネットワークの 取り組みについて
2011.11.18
プラチナ構想ネットワーク
事務局長 芝 剛史
プラチナ構想ネットワークの 概要について
プラチナ構想ネットワークについて
日本の「知」を結集し、新しいまちづくりを提案する全国規模の連携組織
プ ラ チ ナ 社 会 エコロジカル
地域で人が育つ 高齢者も参加できる
雇用がある 快適である
民力でつくる21世紀のモデル社会
プラチナ構想ネットワークについて
様々な輝きをもった ワンランク上の暮らし
プ ラ チ ナ 社 会 エコ
(グリーン) 健康
(シルバー) IT
(ゴールド) 政策的課題の解決策を 広く社会に発信
会 長 提 唱 者
小宮山 宏 ●低炭素社会戦略センター長 ●(株)三菱総合研究所理事長 ●東京大学総長顧問
「プラチナ構想」提唱の背景
世界の中でいち早く経験する我が国
「課題先進国」日本 地球環境、エネルギー、資源、食糧問題、高齢化、都市の過密、地方の過疎化・・・
先駆けて課題解決 日本が再生・成長するためのチャンス 新たな需要、新たな経済活動を創造 地域・ネットワークの力で取り組む
運動体としてのプラチナ構想ネットワーク
弘前大学・北日本新エネルギー研究センター
Ⓒ小宮山 宏
都市の ネットワーク
大学の ネットワーク
青森県・青森市
東京大学 柏キャンパス
北九州市
柏市
アジア低炭素化センター
姉妹都市の ネットワーク
JST低炭素社会戦略センター
茨城大学ICAS
茨城県 秋田県
秋田県立大学
FDC FC
SSC
福岡県
横浜市
宮城県 和歌山県 江戸川区
MRIプラチナ社会研究会
「プラチナ構想ネットワーク」が目指す重層構造
運動体としてのプラチナ構想ネットワーク (重層構造)ネットワーク化の意義
知恵の共有
規模の拡大
人材の育成
課題解決方策の発展・展開 緩和すべき規制の発掘
相互啓発によるリーダー育成、競争・目標共有によるステップアップ
参加システムの形成 初期市場の創出、新産業成立
運動体としてのプラチナ構想ネットワーク 主な活動
シンポジウムの開催 ワーキンググループ活動 プラチナ構想ハンドブック(仮称)の作成 プラチナ構想スクールの開催 プラチナ構想懇談会の開催 海外プラチナ構想類似組織との交流活動
会員の状況
・都道府県28 市町村74 ・人口カバー率 63% ※入会申込手続き中の自治体を含む
Ⓒ小宮山 宏 市町村長のみ入会の都道府県
「停電予防連絡ネットワーク」
普及に向けた当会の取り組みについて
「停電予防連絡ネットワーク」取組の背景
■東日本大震災 →東京電力の発電施設が被災 →夏場の電力需給の逼迫が現実化 ■経産省による目標電力需要抑制率 大口需要家 ▲15% 小口需要家 ▲15% 家庭の部門 ▲15%
産業界の過度な抑制は、経済活動に多大な影響
経済活動を停滞させずに計画停電、大規模停電を回避するには、家庭での節電が極めて重要
実証実験から普及活動開始まで
8割以上の家庭が節電行動 節電行動と「見える化」で消費電力量(Wh)約2割減
■実証実験 ・自治体の緊急連絡網を家庭への連絡ツールに活用 ・節電レベルとそれに応じた節電行動を呼びかけ
協力: 荒川区、柏市、 川崎市、足立区
過度な「我慢」を強いることなく電力ピークカット
利用地域拡大に向け本格的な普及活動へ
■自治体説明会(6/16) ■プレスリリース(6/24) 連名:
荒川区、柏市、 川崎市、横浜市
停電防止連絡ネットワークの概要
住民に確実に連絡・通知ができる 仕組みを確保している自治体は
少ない
参加 要請
○○県 △△市 □□市 ※※町
<例> ○○県(○○地域) 停電防止連絡NW普及協議会
プラチナ構想 会員自治体
●●市 ▲▲市 ■■町 周辺自治体
家庭における節電行動と省エネ機器普及の推進原動力
当会ネットワークを活用した普及活動
参加 要請
参加 要請
参加 要請
参加 参加 参加
プラチナ構想 ネットワーク
参加 要請
実証実験の関東地域への拡大
※荒川区以外の23区内のプラチナ自治体会員:目黒区、葛飾区、渋谷区、板橋区、江戸川区、中野区、新宿区、文京区、大田区、台東区
: プラチナ自治体会員
普及活動の成果
県主導で 全域に普及
栃木県
県主導で 全域に普及
茨城県
東葛地域で協議会を立ち上げ、拡大
千葉県
県の呼掛け等で 5自治体が呼応
埼玉県
節電チャレンジと連携して拡大
神奈川県
特別区長会を通じて23区等へ拡大
東京都 自治体への普及
55自治体、人口カバー率38%
当会が目指す今後の展開
当会が目指す今後の展開
停電予防連絡ネットワークの取り組み
• 今冬の家庭における節電取組啓発・呼び掛けの継続、拡大
(地域の拡大・手法の高度化)
継続・レベルアップ
「自治体と住民とのネットワークの構築」
自治体と住民とが高速インターネット等でつながるコミュニティ
住民参加型の「強い地域」づくり
目指すべき応用のイメージ
• 住民へのタイムリーで適切な情報提供 (例 行政サービス情報提供、節電の要請)
• 防災、防犯の基本的仕組みとして活用
• 地域コミュニティの活動における「輪」づくり
当会会員事例 道志村(山梨県)情報通信基盤整備 村民全員に光ファイバー接続と端末を提供。 道志村の今後の取り組みとして・・・
エコ(低炭素)で、高齢者が参加し 人が成長し続け、雇用がある社会
おわりに
「プラチナ社会」を 地域のネットワークの力で実現
ご清聴ありがとうございました