ビジット・ジャパン地方連携事業香港メディア招請 ...hina...

ビジット・ジャパン地方連携事業

香港メディア招請（ガイドブック情報発信）事業

事業報告書

平成28年3月

国土交通省東北運輸局観光部

나

고

야

2

目次

第一章事業の概要

１－１事業の概要４

第二章香港メディアの招請(取材）

２－１香港メディアの招請(取材） 6

２－２香港メディアの招請(取材）の詳細 7

第三章東北観光ガイドブックの作成

３－１東北観光ガイドブックの作成 20

第四章東北観光ガイドブックのダイジェスト版の作成

４－１東北観光ガイドブックのダイジェスト版の作成 28

第五章効果測定及びまとめ

５－１効果測定及びまとめ 34

3

第一章

事業の概要

1-1 事業の概要

１．事業の名称

香港メディア招請（ガイドブック情報発信）事業

２．対象市場

対象市場：香港

３．実施主体

東北運輸局

東北観光推進機構

４．事業の目的

4

観光庁では、観光立国実現に向けたアクションプログラム2015に掲げた訪日外国人旅行者数2000万人の早期実

施を目指したビジットジャパン事業を展開していくこととしており、この一環として、東北運輸局においては東北地域の関係

者と連携した、東北への外国人旅行者を誘致するためのビジットジャパン地方連携事業を実施しているところである。

訪日外国人旅行者数は、日本全体としては2014年に史上初の1,300万人に到達して過去最高となっているものの、

宿泊旅行統計調査（観光庁）によると東北地域に限っては依然として震災前水準への回復すら図られていないのが

現状である。

東北運輸局では、震災からの復興を第一に考え、東北における外国人宿泊者数の震災前の実績値を上回ることを

目標に、「東北観光基本計画」を2013年3月に策定しており、観光関係者、地域住民をはじめとした官民が一丸となり、

東北地方の観光振興に取り組んでいくこととしている。今般、震災からの風評被害を払拭するため、香港メディアを招

請し東北の自然景観や観光スポットをFITの目線で紹介する東北の観光ガイドブックを作成し、香港の一般消費者に

情報発信しつつ、東北の認知度向上及び訪日旅行者数の増加を目的とする。

５．実施期間及び事業内容

①香港メディアの招請（取材）

・取材期間：平成28年1月12日～1月22日

・被招請（取材）者：ガイドブック出版社１社３名

②東北観光ガイドブックの作成

③東北観光ガイドブックのダイジェスト版の作成

④被招請者及び成果物に対する事業実施後のフォロー

5

第二章

香港メディアの招請(取材）

6

2-1 香港メディアの招請(取材）

１．招請メディア選出及び詳細

終極天書・東北版の編集ライターを東北に招請し、現地の視点からFIT旅行者のニーズに沿った取材コースを構

成、体験取材を行うことで、現地の旅行ライフスタイルに合ったコンテンツ制作・情報発信を行いました。

● 終極天書・東北版の選定理由

FIT旅行者層をターゲットとするメディア

20代から40代のFIT旅行者をターゲットとしているため、対象国である香港においてFIT旅行者に最も利用されているメディア

FIT旅行者層に訴求力の高いメディア

FIT旅行者向けでありながら、リピーター旅行者層に対して魅力的かつ宣伝効果、訴求力の高いメディア

1

2

訪日旅行に対し意欲の高いメディア

3

訪日観光コンテンツの紹介、訪日旅行の意欲を訴求するメディア、継続性のあるメディア、東北版を出版しているメディア

本事業に対して協力的でメディア露出を行うこと

4

長空出版は北海道をはじめ、九州まで訪日旅行のガイドブックを発行しており、数少ない東北版の出版も行った経験があり、

本事業に対して理解度が高く、積極的な協力体制の構築が可能

終極天書・東北版とは

訪日香港人が最も訪日旅行に利用している旅行ガイドブック

メディア概要

終極天書・東北版を活用して訪日香港人向けのプロモーションを実施

発行年2~3回（地域によって異なる）

流通香港、台湾、マカオ、シンガポール、マレーシア

空港、サークルKサンクス等

部数初版3万部※随時増刷（地域によって異なる）

ページ数約400ページ・フルカラー（地域によって異なる）

言語中国語（繁体字）

年齢層 30代から40代（読者の約83%）

その他世界30種類以上のガイドブックを発行。終極天書シリーズの販売網は広く、

主に香港、台湾を中心に販売部数が伸びている。

他、国々では華僑の人々に多く購入をされていて、どこの国をとっても、書店・

コンビニ等販売経路からの返品は1％も起きていない。

7

2-2 香港メディアの招請(取材）の詳細

１．招請事業の実施

１）招請概要

メディア招請時期や取材コースについては、期間中に東北6県及び新潟県の量的なバランスを考慮して確定。

また、取材実施においては編集ライターの視点を尊重し、十分な取材ができるように時間配分・移動距離、安全対策を

考慮しながら実施。

被招請対象者カテゴリーガイドブック

メディア名終極天書・東北版

招請対象者編集ライター

招請人数 3名 / Hui Chun Kit（KEN）、Dove Tse（DOVE）、Sylvia Kung（Silvia）

招請時期平成28年1月12日（火）～平成28年1月22日（金）

対象地域東北6県（青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）＋新潟県

利用空港羽田経由・仙台IN・OUT

交通手段専用車、公共交通機関、レンタカー、鉄道等取材のテーマに応じて対応

運営 2チーム体制で実施

区分 1チーム 2チーム

① 対象者 2名 / Hui Chun Kit（KEN）、Dove Tse（DOVE） 1名 / Sylvia Kung（Silvia）

② 期間 1月12日（火）～1月22日（金）、１０泊１１日 1月13日（水）～1月16日（土）、３泊４日

③ 取材対象青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県 / 5県福島県、新潟県 / 2県

日付県エリア時間

仙台市 8:30

9:50 ●

10:30 ●

米沢市 11:30 ●

13:00 ●

14:30 ●

16:00 ●

上山市　宿泊先

上山市 9:00

9:30 ●

10:10 ●

寒河江市 12:00 ●

12:50 ●

大石田町 14:00 ●

尾花沢市 16:10 ●

　宿泊先銀山温泉　酒田屋

七兵衛そば

日本の宿古窯

1月

15日

（金）

出発

高橋フルーツランド

1月

14日

（木）

山

形

県

HATAKE　Café

酒造資料館東光の酒蔵

上杉神社

千歳館登起波分店

米沢博物館

さくらんぼ会館

ストロベリーファーム

銀山温泉の街並み

　取材先

山形まるごと館　

出発

山形県郷土館「文翔館」　

8


２－１）第１チームの取材スケジュール


10:15

石巻市 12:00 ●

14:10 ●

16:10 ●

松島町 17:10 ●

17:50 ●

　宿泊先松島温泉元湯ホテル海風土

8:30

松島町 9:00 ●

9:40 ●

仙台市 12:30 ●

13:40 ●

15:00 ●

16:30 ●

17:50 ●

　宿泊先ホテルメトロポリタン仙台

ホテルにて朝食後、出発　

みちのく伊達政宗歴史館　

松島蒲鉾本舗　

大崎八幡宮　

ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸留所

仙台うみの杜水族館

平孝酒造

1月

12日

(火)

宮

城

県

出発

おがつ店こ屋街

　取材先

橋通りの街並み等

松島一の坊

さんとり茶屋　

LINE Friends store 仙台

味の牛タン　福助　

1月

13日

(水)

山形市


仙北市 8:30 　　

盛岡市 10:00 ●

11:20 ●

11:40 ● 東家本店　

12:20 ●

13:00 ●

14:50 ●

岩泉町 16:30 ●

宮古市　宿泊先浄土ヶ浜パークホテル

宮古市 9:00

奥州市 13:00 ● 肉料理おがた　

13:50 ●

平泉町 15:00 ●

一関市 16:20 ● 厳美渓

花巻市　宿泊先大沢温泉山水閣

盛岡手作り村

中尊寺

HINA

岩洞湖レストハウスHOME

龍泉洞　　

烏帽子岩 (桜山神社) 1月

18日

（月）

岩

手

県

出発

おでんせ土産館　

　取材先

1月

19日

（火）

出発

助八寿司

9




尾花沢市 8:30

湯沢市 10:00 ●

仙北市 12:00 ●

13:10 ●

13:40 ●

14:20 ●

15:00 ●

15:40 ●

16:20 ●

　宿泊先ホテル湖心亭

9:00

9:15 ●

9:50 ●

10:30 ● 御座石神社　

11:20 ●

11:50 ● 浮木神社

13:40 ●

16:10 ● 鶴の湯　

　宿泊先乳頭温泉郷　妙乃湯

That Sounds good

たつこ像

駅前物産館　田沢湖　佐藤様

安藤醸造

桜の里

角館樺細工伝承館

アート＆クラフト香月

1月

16日

（土）

秋

田

県

出発

佐藤養助総本店

　取材先

角館さとくガーデン　

角館歴史村　

角館武家屋敷

1月

17日

（日）

出発

田沢湖ハーブガーデン・ハートハーブ


青森市 9:00

1月

22日

（金）

第1チーム取材終了

　取材先

青

森

県

10




花巻市 9:00

八戸市 11:00 ●

11:30 ●

12:00 ●

青森市 15:30 ●

16:30 ●

17:00 ●

　宿泊先青森ワシントンホテル　

9:00

弘前市 10:10 ●

11:00 ●

11:40 ●

12:30 ●

13:20 ●

14:30 ● JAアオレン

15:30 ●

16:30 ●

弘前市 17:20 ● フランス食堂シェ・モア　

平川市　宿泊先ホテルアップルランド

最勝院五重塔　

津軽藩ねぷた村　

旧弘前市立図書館

つがる弘前農業協同組合河東地区りんご施設

弘前市りんご公園

岩木山神社

1月

20日

（水）

青

森

県

出発

　取材先

ねぶたの家ワ・ラッセ

種差海岸

八戸酒造

蕪嶋神社

帆立小屋

A Factory

1月

21日

（木）

出発

洋菓子工房ノエル


会津若松市 9:00

新潟市 11:00 ●

12:00 ●

13:00 ●

14:30 ●

15:30 ●

16:30 ● Wa's Style（和雑貨・着物屋）

新発田市 17:00 月岡温泉ホテル街並み散策

　宿泊先月岡温泉白玉の湯泉慶　

9:00

長岡市 11:00 ●

13:00

● 第2チーム終了

1月

15日

（金）

新

潟

県

出発

新潟ふるさと村

ヒッコリースリートラベラーズ　025-228-5739

ピアバンダイ

新潟cocolo

古町糀製造所

　取材先

1月

16日

（土）

出発

寺泊魚のアメ横　

長岡駅にて解散

11


２－２）第２チームの取材スケジュール


福島市 9:30

10:30 ●

11:30 ●

12:30 ●

14:00 ●

15:00 ●

15:50 ●

16:50 ●

郡山市 19:00 ●

　宿泊先磐梯熱海温泉　萩姫の湯　栄楽館

9:00

喜多方市 11:10 ●

12:00 ●

会津若松市 14:00 ●

15:30 ●

　宿泊先東山温泉庄助の宿瀧の湯

1月

13日

（水）

福

島

県

福島駅にて出発

飯坂温泉郷

赤川滝と赤川不動

愛宕山公園

十六沼

中野不動尊　

1月

14日

（木）

出発

大和川酒蔵北方風土館

桐の粉人形館

アンナガーデン

餃子の山女

医王寺

　取材先

田季野

鶴ヶ城

写真１－１平孝酒造

日時 2016年1月12日火曜日

記者のコメントはじめて日本酒の製造工程を取材。

12


３－１）第1チームの取材実施の様子 / 宮城県

写真１－２みちのく伊達政宗歴史館

日時 2016年1月13日水曜日

記者のコメント甲冑を着て、伊達政宗体験。人物については詳しく分からないが、体験物が好きな香港人に紹介したい施設。

写真１－４味の牛タン福助


記者のコメント繊細な味に舌鼓。

写真１－３ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸留所


記者のコメント新鮮で飲みやすいウィスキー。東北のウィスキーは質が良いと思う。

13


３－１）第1チームの取材実施の様子 / 山形県

写真３－１登起波

日時 2016年1月14日木曜日

記者のコメント口で溶ける程、クオリティの高い米沢牛の美味しさを堪能。

写真３－３高橋フルーツランド

日時 2016年1月15日金曜日

記者のコメント日本の果物は健康志向の高い香港人にとってとても良いコンテンツ。

写真３－２東光酒造


記者のコメント日本酒好きの香港人にぜひ紹介したい。

14


３－１）第1チームの取材実施の様子 / 秋田県

写真５－１樺細工伝承館

日時 2016年1月16日土曜日

記者のコメント Made in Japanブランドは香港でもとても信頼性が高いが、なぜ信頼性が高いのか少し知ることができた。職人技に驚愕。

写真５－２ That sounds good

日時 2016年1月17日日曜日

記者のコメント素敵な店内と親しみのある接客。

15


３－１）第1チームの取材実施の様子 / 岩手県

写真６－２東家本店

日時 2016年1月18日月曜日

記者のコメントはじめて体験するわんこそばは美味しく楽しい体験取材だった。香港人は海外旅行先で体験物を求める傾向があるので、とても良いコンテンツになると思う。

写真６－３岩洞湖


記者のコメント初めてのワカサギ釣りの見学。

写真６－４中尊寺

日時 2016年1月19日火曜日

記者のコメント雪の中での散策。香港にはない雪道を歩くのは疲れるが、新しい体験と自然の景色も楽しめて感動。

写真６－１盛岡手づくり村


記者のコメント伝統工芸の体験は海外旅行ならではの経験。

16


３－１）第1チームの取材実施の様子 / 青森県

写真６－１八戸酒造


記者のコメント東北ならではの日本酒を堪能。

写真６－２帆立小屋


記者のコメント自分で釣って食べる。楽しい体験。子供がいる家族等にお勧めしたい施設。

写真２－１飯坂温泉郷


記者のコメント訪日香港人に人気の高い温泉施設と温泉街が福島にあると初めて知った。

17


３－２）第２チームの取材実施の様子 / 福島県

写真２－２アンナガーデン


記者のコメント季節の関係で華やかに咲いた花をみることはできなかったが、アクセサリーや小物等も販売していて面白い。春や秋等にもう一度取材したい。

写真２－３大和川酒蔵北方風土館


記者のコメントクラシックな酒蔵の雰囲気とたくさんのお酒の試飲が楽しかった。

写真２－４餃子の山女


記者のコメント福島餃子が名物であることをはじめて知った。とてもおいしくて、食事としても良い。餃子等香港人に受けるのでグルメ特集で紹介したい。

写真４－１新潟ふるさと村


記者のコメント新潟の食べる、見る、遊ぶ等ができる施設で新潟ならではのものがたくさんあって家族向けにおすすめ。

18


３－２）第２チームの取材実施の様子 / 新潟県

写真４－２ hickory03travelers


記者のコメント様々なクリエイティブな雑貨、Ｔシャツなどが楽しめるお店で、ここにしかないものを楽しめるお店。

写真４－３古町糀製造所古町本店


記者のコメント東京等にも進出している。女性に嬉しい飲みやすい美容品を販売。美意識が高い香港の女性向けにおすすめ施設。

写真４－４寺泊魚のアメ横

日時 2016年1月16日土曜日

記者のコメント香港人に人気のあるカニ等が販売されていて面白かったが、アクセスなどが不便。お店はとても面白かったが、休憩スペースやトイレ等の設備がほしかった。

３－３）招請後のフォローアップについて

ガイドブックの作成にあたり、出版社の要望に応じて、今回の招請事業で取材できなかった場所の写真素材、資料の提

供、記載情報の確認及び掲載許可の取得等、適切なフォローアップを実施。

19

第三章

東北観光ガイドブックの作成

20

3-1 東北観光ガイドブックの作成

１．概要

第2章の招請事業における被招請メディアの発行している終極天書は香港の一般消費者に大きな影響力を与えるガイ

ドブックですが、2011年東日本大震災以降、東北版の発行は止まっていました。

本事業では東北地方の認知向上及び東北地方への誘客向上を目的に、東北観光ガイドブック『終極天書・東北版』

を作成しました。

❚ 2016年終極天書・東北版発行の概要

発行 2016年3月（第9版）

流通香港、台湾、マカオ、シンガポール、マレーシア

空港、サークルKサンクス等

部数初版１万部※随時増刷（その後販売状況によって増刷）

ページ数約336ページ・フルカラー

言語中国語（繁体字）

年齢層 30代から40代（読者の約83%）

その他

東北の紹介、公共交通機関を活用した東北観光ルート、

東北6県及び新潟県の観光情報及び交通情報・グルメ、

季節による観光スポット紹介等

21


２．終極天書・東北版の構成

項目ページ項目ページ

長空おススメ特集秋田エリア

東北復興応援団 P.10-25 秋田県 P.191-192

東北絶景温泉の旅 P.26-35 秋田市 P.193-200

東北飲み倒し P.36-47 田沢湖/乳頭温泉 P.201-214

青森リンゴ味比べ P.48-53 秋田県その他 P.215-220

炭焼き牛タングランプリ決定戦 P.54-59 青森エリア

東北神社巡りの旅 P.60-67 青森県 P.221-222

東北ドライブの旅 P.68-73 青森市 P.223-232

Made in Japan P.74-75 弘前 P.233-242

買わないと損するお土産 P.76-78 八戸 P.243-248

宮城エリア十和田湖/八甲田山 P.249-256

宮城県 P.79-80 青森県その他 P.257-258

仙台市 P.81-98 福島エリア

松島/石巻 P.99-115 福島県 P.259-260

宮城県その他 P.116-120 福島市 P.261-266

山形エリア会津若松/猪苗代 P.267-278

山形県 P.121-122 喜多方/磐梯高原 P.279-286

山形市/蔵王温泉 P.123-134 福島県その他 P.287-288

米沢 P.135-142 新潟エリア

銀山温泉 P.143-150 新潟県 P.289-290

酒田 P.151-159 新潟市 P.291-304

山形県その他 P.160-162 新潟県その他 P.305-313

岩手エリア

岩手県 P.163-164 参考資料 P.314-336

盛岡 P.165-176

花巻 P.177-184

岩手県その他 P.185-190

22



1) 終極天書の各種特集ページ

23



２) 終極天書・東北の各県の紹介

24




25




26



３) 発行された終極天書・東北版

第四章

東北観光ガイドブックの

ダイジェスト版の作成

28

4-1 東北観光ガイドブックのダイジェスト版の作成

１．概要

第3章で作成した終極天書・東北版のコンテンツやモデルコースを含めた一般消費者向けの小冊子（ダイジェスト版）

を作成しました。

❚ 制作概要

サイズ A5サイズ

ページ数 16ページ（表紙１，２含む）

カラーフルカラー

使用言語中国語（繁体字）

制作部数 1,000部

❚ ページ構成

ページ構成

表紙１

１東北の紹介

2 東北の紹介

3 東北の祭りの紹介

4 東北の祭りの紹介

5 東北までの交通

6 各種passの紹介

7 モデルコース

8 モデルコース

9 ドライブコース

10 ドライブコース

11 日本酒特集

⒓ 日本酒特集

13 メモ

14 メモ

表紙２ < 発行されたダイジェスト版 >

29


２．ダイジェスト版の画像

< １P～２P 東北の紹介 >

< 表紙１、表紙２東北の紹介 >

30



< ３P～４P東北の祭り紹介 >

< ５P～６P東北までのアクセスおよび各種PASSの紹介 >

31



< ７P～８P モデルコース >

< ９P～１０P ドライブコース >

32



< １１P～１２P 日本酒特集 >

< １３P～１４P MEMO >

第五章

効果測定及びまとめ

34

5-1 効果測定及びまとめ

１．事業の効果測定について

当事業の事業実績は以下の通りです。

２．被招請ライターによる取材後の感想

● Silvia（福島、新潟担当）

福島県へ行ったのは初めてで、放射能の影響に多少不安もありましたが、到着してからはその不安はなくなりました。

喜多方ラーメンをはじめ、食べ物はとても美味しかったし、本当に魅力的なところがたくさんあることを確認しました。

よく香港で周りの人に福島の安全性等について聞かれますが、「心配するより、行ってみたら?」とこれからは伝えます。

ただ、福島県は人が少なかった気がします。あまり元気のないようにも感じました。本当にこの県をどうにか元気にさせたいと

思いました。今回は真冬だったため、雪だらけでしたが、きっと春夏は違う表情、キレイな景色が見られると思います。

まだ行ってないエリアもたくさんあるので、また取材に行きたいと思います。

● Ken（宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県担当）

とても短い時間で、訪問した施設は数的に多いとは言えませんでしたが、それぞれ地域の方々との交流や伝統文化との

触れ合い、様々なところでご活躍されている現地の方々の熱い思いが伝わって大変勉強になった時間でした。個人的には

温泉がとても印象的で、数人だけでしたが松島・石巻の震災の被災者のところへ訪問することができたのが一番うれしかっ

たです。人と人の絆は改めて大切だと思いました。

● Dove （宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県担当）

短い時間ながらも各県の特色、文化、グルメを体験でき、とても充実した取材でした。今回の取材を通し、香港人が皆

東北を好きになれるように全力を尽くします。同行の方々の手配・案内のおかげです。感謝しています。

NO 項目市場現在値単位計画単位実績単位

1 メディア招請数 1 社 1 社

2 招請対象者数 3 名 3 名

3 招請期間 11 日 11 日

4 取材対象県数 7 県 7 県

5 終極天書・東北版の制作ページ数 300 頁 336 頁

6 終極天書・東北版の発行部数 3,000 部 10,000 部

7 終極天書・東北版の納品部数 100 部 100 部

8 ダイジェスト版の制作ページ数 14 頁 16 頁

9 ダイジェスト版の発行・納品部数 1,000 部 1,000 部

35

まとめ・今後の提言

3．まとめ

香港からの訪日者数は2015年152万4292人と対前年比164.6％と大幅増を記録した一方で、観光庁の宿泊旅

行統計調査では、2010年の香港人の東北での宿泊が6万5290人泊であったのに対し、2015年は1万9530人泊と

およそ3分の１にまで落ち込んでいるのが現状です。

本事業では、東日本大震災以降発行が止まっていた現地の東北の観光ガイドブックの発行を再開し（初版10,000

部）、あわせてガイドブックのダイジェスト版を1,000部作成しました。

今後、訪日香港人を東北へ誘致促進するためには、継続的な情報発信することが重要であると考えます。また。プロ

モーション手法としては、引き続き下記のような取り組みが必要であると考えます。

●ガイドブックや旅行商品の販売促進イベントの開催による現地メディアへ露出

● SNS及びブロガー・Youtuberによる情報発信

● 香港ブックフェア出展による情報拡散

● 現地一般消費者向けＢtoＣイベント開催による東北旅行への誘客キャンペーン

5-1

36

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