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H25 年年 年年年年年年年年 I 反反反反 CBT 反反反反 反反 25 反 9 反 26 反

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H25 年度 基礎薬学特別講義 I. 反応速度  CBT 精選問題. 平成 25 年 9 月 26 日. 1. 水の状態図に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。. 1. 水の状態図に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。. 2. 水の状態図について、正しい記述はどれ。ただし , I , II, III は相を, a, b, c → は状態変化を表す。. H2O の状態図(模式図). 2. 水の状態図について、正しい記述はどれ。ただし , I , II, III は相を, → a, b, c は状態変化を表す。. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

H25 年度 基礎薬学特別講義 I

反応速度  CBT 精選問題

平成 25 年 9 月 26 日

Page 2: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

水の状態図に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

1 曲線 ATC の右側の領域 III では,氷が存在する。

2 曲線 AT 上では,水と水蒸気が共存する。

3 曲線 CT は溶解曲線と呼ばれる。

4 点 P は水の沸点を示す。

5 点 T は水の三重点を示す。

1 曲線 ATC の右側の領域 III では,氷が存在する。

2 曲線 AT 上では,水と水蒸気が共存する。

3 曲線 CT は溶解曲線と呼ばれる。

4 点 P は水の沸点を示す。

5 点 T は水の三重点を示す。

Page 3: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

水の状態図に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

1 曲線 ATC の右側の領域 III では,水蒸気が存在する。

2 曲線 AT 上では,氷と水蒸気が共存する。

3 曲線 CT は蒸気圧曲線

4 点 P は水の融点または凝固点

5 点 T は水の三重点を示す。

Page 4: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 領域 I では, H2O は水蒸気である。

2 曲線 BT は,蒸発曲線と呼ばれる。

3 食品を凍結乾燥するとき,水の状態変化を表しているのは, a である。

4 氷上でアイススケートがよく滑るのは,状態変化 b が起るためである。

5富士山頂の水の沸点が地上のそれよりも低いのは,状態変化 c が起るためである。

1 領域 I では, H2O は水蒸気である。

2 曲線 BT は,蒸発曲線と呼ばれる。

3 食品を凍結乾燥するとき,水の状態変化を表しているのは, a である。

4 氷上でアイススケートがよく滑るのは,状態変化 b が起るためである。

5富士山頂の水の沸点が地上のそれよりも低いのは,状態変化 c が起るためである。

水の状態図について、正しい記述はどれ。ただし , I , II, III は相を, a, b, c → は状態変化を表す。

H2O の状態図(模式図)

Page 5: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

水の状態図について、正しい記述はどれ。ただし , I , II, III は相を,→ a, b, c は状態変化を表す。

1 領域 I では, H2O は 氷

2 曲線 BT は,融解曲線

3食品を凍結乾燥するとき,水の状態変化を表しているのは, a

である。

4 氷上でアイススケートがよく滑る。状態変化 b ( 氷 → 水 )

5 富士山頂の水の沸点が地上のそれよりも低い。状態変化 c

H2O の状態図(模式図)

Page 6: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

二酸化炭素の状態図に関する記述について、誤っているものはどれか。

二酸化炭素の状態図     (模式図)

1 曲線 AT は融解曲線である。

2 曲線 BT は昇華曲線である。

3 点 T の自由度は0である。

4 点 C 以上の圧力と温度では,超臨界流体が存在する。

5 液相と固相が平衡状態にある系に圧力をかけると凝固する。

1 曲線 AT は融解曲線である。

2 曲線 BT は昇華曲線である。

3 点 T の自由度は0である。

4 点 C 以上の圧力と温度では,超臨界流体が存在する。

5 液相と固相が平衡状態にある系に圧力をかけると融解する。

Page 7: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 X 1: X 3

2 X 3: X 1

3 ( X3 – X2) : ( X2 – X 1 )

4 ( X2 – X 1 ) : ( X 3– X2)

5 ( X2 – X 1 ) : ( X 3– X 1 )

圧力を一定にしたときのベンゼンとある物質の混合溶液の状態図(下図)で,点 P における気相と液相の質量比(気相:液相)はどれか。

1 X 1: X 3

2 X 3: X 1

3 ( X3 – X2) : ( X2 – X 1 )

4 ( X2 – X 1 ) : ( X 3– X2)

5 ( X2 – X 1 ) : ( X 3– X 1 )

てこの原理

Page 8: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

成分 A と成分 B の混合溶液の気 - 液平衡の状態図である。

成分 B のモル分率 0.7 の溶液の温度を上げると,最初に出てくる留分に含まれる成分 B のモル分率はいくらか。

1 0.1

2 0.2

3 0.3

4 0.4

5 0.5

1 0.1

2 0.2

3 0.3

4 0.4

5 0.5

Page 9: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

成分 A と成分 B の混合溶液で,組成 X の溶液を蒸留し,蒸気を集めて冷却液化し,再蒸留する。この操作を繰り返すと,蒸気はどのような成分になるか。

1 0 (純 A )

2 1 (純 B )

3 Xm

4 Xp

5 Xn

1 0 (純 A )

2 1 (純 B )

3 Xm

4 Xp

5 Xn

Page 10: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 相平衡にある A と B の水含量を比較すると, B の方が大きい。

2 フェノールの化学ポテンシャルは, A

と B で等しい。

3 C 点は透明な溶液である。

4 C 点では,水とフェノールの2相に分かれる。

5 D 点を超えると,溶液は直ちに沸騰する。

水−フェノール二成分系の相互溶解度曲線(下図)に関する記述について、正しいものはどれか。

1 相平衡にある A と B の水含量を比較すると, B の方が大きい。

2 フェノールの化学ポテンシャルは,A と B で等しい。

3 C 点は透明な溶液である。

4 C 点では,水とフェノールの2相に分かれる。

5 D 点を超えると,溶液は直ちに沸騰する。

Page 11: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

水−フェノール二成分系の相互溶解度曲線(下図)に関する記述について、正しいものはどれか。

1相平衡にある A と B の水含量A は水を 90% , B は水を約 33%

含む

2 フェノールの化学ポテンシャルは,A と B で等しい。

3 C 点では2相に分離している。

4C 点では,水を多く含んだ A 相とフェノールを多く含んだ B 相 の2相に分かれる。

5 D 点は,臨界溶解温度

Page 12: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 F = C − P + 2

2 F = P − C + 2

3 F = C − P − 2

4 F = P − C + 1

5 F = C + P − 1

相律において,系の成分数をC,系を構成する相の数をPとすると,自由度Fを表す式はどれか。

1 F = C − P + 2

2 F = P − C + 2

3 F = C − P − 2

4 F = P − C + 1

5 F = C + P − 1

Page 13: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

ギブズの相律について,正しいものはどれか。9

1 密閉容器で水蒸気、水,氷が共存するときの自由度は,1である。

2 密閉容器で水とそれに浮かぶ氷が共存するときの自由度は,0である。

3 二成分系の最大自由度は2である。

4 密閉容器でベンゼンとトルエンの気ー液平衡状態の自由度は,2である。

5 ギブズの相率は均一系,不均一系において平衡が成立しない場合にもあてはまる。

Page 14: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

ギブズの相律について,正しいものはどれか。9

1 密閉容器で水蒸気、水,氷が共存するときの自由度は,

2 密閉容器で水とそれに浮かぶ氷が共存するときの自由度は,

3 二成分系の最大自由度は,2である。

4 密閉容器でベンゼンとトルエンの気-液平衡状態の自由度は,

5ギブズの相率は均一系,不均一系において平衡が成立しない場合にもあてはまる。   平衡が成立している場合にあてはまる一般法則

F = 1 – 3 + 2 = 0

F = C – P + 2

F = 1 – 2 + 2 = 1

F = 2 – 1 + 2 = 3

F = 2 – 2 + 2 = 2

1 密閉容器で水蒸気、水,氷が共存するときの自由度は,1である。

2 密閉容器で水とそれに浮かぶ氷が共存するときの自由度は,0である。

3 二成分系の最大自由度は,2である。

4 密閉容器でベンゼンとトルエンの気ー液平衡状態の自由度は,2である。

5 ギブズの相率は均一系,不均一系において平衡が成立しない場合にもあてはまる。

Page 15: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 dp/dT は,蒸気圧曲線の傾きを表している。

2 この式の p – T 曲線上は,発熱過程となる。

3 この式の p – T 曲線上の自由度は1である。

4 水の場合, DfusH < 0 となる。

5 水の場合, dp/dT > 0 となる。

クラペイロン・クラウジウスの式に関する次の文のうち,正しいものはどれか。

10

1 dp/dT は,蒸気圧曲線の傾きを表している。

2 この式の p – T 曲線上は,発熱過程となる。

3 この式の p – T 曲線上の自由度は1である。

4 水の場合, DfusH < 0 となる。

5 水の場合, dp/dT > 0 となる。

fus

m(l) m(s)

d

d ( )

Hp

T T V V

DfusH :融解エンタルピー

Page 16: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

fus

m(l) m(s)

d

d ( )

Hp

T T V V

DfusH > 0

m(l) m(s)V V

d0

d

p

T

クラペイロン・クラウジウスの式に関する次の文のうち,正しいものはどれか

10

水の状態図については

Page 17: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 左辺 dp/dT は,融解曲線の傾き

2 この式の p – T 曲線上は,吸熱過程となる。

3 この式の p – T 曲線上の自由度は1である。

4 融解は吸熱反応で, DfusH > 0  となる。 

5 水の場合, dp/dT < 0 となる。

fus

m(l) m(s)

d

d ( )

Hp

T T V V

DfusH :融解エンタルピー

クラペイロン・クラウジウスの式に関する次の文のうち,正しいものはどれか

10

Page 18: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

吸光

結晶多形の存在を確認する方法として正しいものはどれか。

11

1 融点の測定

2 表面張力の測定

3 質量分析法

4 吸光光度法

5 高速液体クロマトグラフ法

1 融点の測定

2 表面張力の測定

3 質量分析法

4 吸光光度法

5 高速液体クロマトグラフ法

Page 19: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

1 表面張力は単位面積をつくりだすのに必要な仕事である。

2 表面張力は,単位長さ当たりの力である。

3 分子間力が大きい液体ほど,表面張力は大きい。

4 0℃における水の表面張力は,同温度の氷の表面張力よりも小さい。

5 水の表面張力( 73 J m-2 )は,水銀の表面張力( 482 J m-2 )より小さい。

1 表面張力は単位面積をつくりだすのに必要な力である。

2 表面張力は,単位長さ当たりの力である。

3 分子間力が大きい液体ほど,表面張力は小さい。

4 0℃における水の表面張力は,同温度の氷の表面張力よりも大きい。

5 水の表面張力は水銀の表面張力より大きい。

表面張力に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

12

Page 20: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

表面張力の単位はどれか。13

1 J m-1

2 N m-1

3 N m-2

4 J m

5 N m

1 J m-1

2 N m-1

3 N m-2

4 J m

5 N m

→   J m-2

Pa = N m-2

Page 21: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

14

“ ぬれ”に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

1拡張係数 F は, F = gS - (gSL + gL )

2 F > 0 のとき,ぬれが生じる。

3 が小さいほど良くぬれる。

4 が大きいほど, S と L は引き離しやすい。

5 は, L の S に対する接触角である。

1 拡張係数 F は,F = gS - gSL で表される。

2 F < 0 のとき,ぬれが生じる。

3 が大きいほど良くぬれる。

4 が小さいほど, S と L は引き離しやすい。

5 は , L の S に対する接触角である。

Page 22: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

固体表面上の液滴に働く力と接触角

ぬれの種類

拡張係数F = γS – γL – γ SL

14

“ ぬれ”に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

Page 23: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

“ ぬれ”に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

1 固体-気体界面が固体-液体界面におき換わる現象を,“ぬれ”という。

2 拡張係数が負の値をとるとき,液体は固体表面をぬらさない。

3 液体自身の凝集力よりも液体と固体の親和性の方が大きい場合,液体は固体表面をぬらす(広がる)。

4 浸漬ぬれは,液体が固体表面を毛細管現象でぬらすときにあてはまる。

5 液滴が固体表面と接触する角度 θ は,接触角と呼ばれる。

15

1 固体-気体界面が固体-液体界面におき換わる現象を“ぬれ”という。

2 拡張係数が負の値をとるとき,液体は固体表面をぬらさない。

3 液体自身の凝集力よりも液体と固体の親和性の方が大きい場合,液体は固体表面をぬらさない。

4 浸漬ぬれは,液体が固体表面を毛細管現象でぬらすときにあてはまる。

5 液滴が固体表面と接触する角度 θ は,接触角と呼ばれる。

Page 24: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

右図は水溶液の溶質濃度と表面張力との関係を表している。この図に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

16

1 Ⅰ型の場合,溶質濃度は液体内部より表面の方が低くなる。

2 Ⅱ型とⅢ型の場合,溶質は表面に正吸着する。

3 エタノール水溶液は,Ⅱ型にあてはまる

4 NaCl 水溶液は,Ⅰ型にあてはまる

5 ドデシル硫酸ナトリウム (SDS) 水溶液は,Ⅲ型にあてはまる。

1 Ⅰ型の場合,溶質濃度は液体内部より表面の方が高くなる。

2 Ⅱ型とⅢ型の場合,溶質は表面に負吸着する。

3 エタノール水溶液は,Ⅰ型にあてはまる。

4 NaCl 水溶液は,Ⅱ型にあてはまる。

5 ドデシル硫酸ナトリウム (SDS) 水溶液は,Ⅲ型にあてはまる。

Page 25: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

両性界面活性剤はどれか。

1 レシチン

2 ラウリル硫酸ナトリウム

3 ラウロマクロゴール

4 ベンザルコニウム塩化物

5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル

17

1 レシチン

2 ラウリル硫酸ナトリウム

3 ラウロマクロゴール

4 ベンザルコニウム塩化物

5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル

Page 26: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

非イオン性界面活性剤に特有の性質はどれか。

1 cmc

2 曇点

3 クラフト点

4 乳化作用

5 殺菌作用

18

1 cmc

2 曇点

3 クラフト点

4 乳化作用

5 殺菌作用

Page 27: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

下図は,界面活性剤の濃度と物理化学的性質の関係を図示したものである。表面張力を表すものはどれか。

19

Page 28: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

コロイド分散系に関する記述のうち,正しいものはどれか。

1 直径 10-6 ~ 10-9 m ( 1 m m ~ 1 nm )の粒子が分散媒に分散している溶液をコロイド溶液という。

2 コロイド粒子のブラウン運動は,コロイド粒子自身の反発による。

3 親水コロイドは,溶液中の電解質濃度を高くすると安定化する。塩析がおこる。

4 疎水コロイドに少量の電解質を添加すると凝析が起こる。

5 HLB が7より小さい界面活性剤を用いると,安定な w /o 型エマルションが生成する。

20

1 直径 10-5 ~ 10-3 cm の粒子が分散媒に分散している溶液をコロイド溶液という。

2 コロイド粒子のブラウン運動は,コロイド粒子自身の熱運動による。

3 親水コロイドは,溶液中の電解質濃度を高くすると安定化する。

4 疎水コロイドに少量の電解質を添加すると塩析が起こる。

5 HLB が7より小さい界面活性剤を用いると,安定な w /o 型エマルションが生成する。

Page 29: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

ある弱酸性医薬品( pKa = 5 )の pH 2の溶解度は  0.02 mol /L であった。この医薬品の pH 5における溶解度はいくらか。

1 0.01 mol/L

2 0.02 mol/L

3 0.03 mol/L

4 0.04 mol/L

5 0.05 mol/L

21

1 0.01 mol/L

2 0.02 mol/L

3 0.03 mol/L

4 0.04 mol/L

5 0.05 mol/L

s HA A-S C C

弱酸性医薬品の溶解度は分子形およびイオン形の溶解度の和で表される。

+ -H Aa

HA

C CK

C

解離定数は,

+

as HA

H

1K

S CC

溶解度は

Page 30: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

ある弱酸性医薬品( pKa = 5 )の pH 2の溶解度は  0.02 mol /L であった。この医薬品の pH 5における溶解度はいくらか。

21

+

as HA

H

1K

S CC

pH = pKa のときの溶解度は,分子形の溶解度2倍

Page 31: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

互いにまじりあわない水相と有機溶媒相間での,溶質の分配平衡に関する記述のうち,誤っているものはどれか。

1 分配平衡では,溶質の各相での化学ポテンシャルは等しい。

2 分配係数は温度によって影響を受ける。

3 親油性の溶質は,誘電率の小さい有機溶媒ほど油水分配係数 C(oil) / C(water) が大きくなる。

4 弱酸のみかけの油水分配係数は,水相の pH が高くなるほど小さくなる。

5 油水分配係数は,水相と有機溶媒相の溶媒量には影響されない。

22

1 分配平衡では,溶質の各相での化学ポテンシャルは等しい。

2 分配係数は温度によって影響を受ける。

3 親油性の溶質は,誘電率の小さい有機溶媒ほど油水分配係数 C(oil) / C(water) が小さくなる。

4 弱酸のみかけの油水分配係数は,水相の pH が高くなるほど小さくなる。

5 油水分配係数は,水相と有機溶媒相の溶媒量には影響されない。

Page 32: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

互いにまじりあわない水相と有機溶媒相間での,溶質の分配平衡に関する記述のうち,誤っているものはどれか。

22

分配係数 K 2

1

CK

C

溶質分子 B が液相1には n 分子会合( Bn )して溶けて,       液相2には1分子のまま溶けている場合

B Bnn

2

1n

CK

C あるいは

1/2

1

nCK

C

Page 33: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

粘度の単位として正しいのはどれか。

1 N ( kg·m·s-

2 )

2 N·m-1   表面張力

3 Pa   ( N/m2 )

4 Pa·s

5 m2·s-1 動粘度

23

1 N

2 N·m-1

3 Pa

4 Pa·s

5 m2·s-1

Page 34: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

次の単位のうち, SI 基本単位でないものはどれか。

1  物質量  mol  

2  熱力学的温度  K  

3  光度  cd  

4  電流  A

5  振動数  Hz = s-

1  

24

1  物質量 

2  熱力学的温度 

3  光度 

4  電流

5  電荷 

長さ m質量  kg

時間  s

Page 35: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

25 国際単位系( SI )に関する記述のうち,誤ってい

るものはどれか。

1 国際単位系は基本単位と誘導(組立)単位で構成されている。

2 エネルギー,仕事,熱量の SI 誘導単位はジュール J である。 J = N·m = kg·m2·s-2

3 力の SI 誘導単位はニュートン N である。 N = kg·m·s-2

4 N 単位の構成 は, N= J·m である。 →  N= J·m-1

5電気量,電荷の SI 誘導単位はクーロン C である。  C = A·s  ( 1 A の不変電流が 1 秒間に運ぶ電気量)

1 国際単位系は基本単位と誘導(組立)単位で構成されている。

2 エネルギー,仕事,熱量の SI 誘導単位はジュール J である。

3 力の SI 誘導単位はニュートン N である。

4 N 単位の構成 は, N= J·m である

5 電気量,電荷の SI 誘導単位はクーロン C である。

Page 36: H25 年度 基礎薬学特別講義  I

H25 年度 基礎薬学特別講義Ⅰ

CBT の本試験に向けて,

    がんばりましょう。