例)学生番号 120001 の学生 ユーザー名 e1120001 · office365...

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アカウントとユーザーのデータ保存領域について 1. ユーザー名と組織アカウントについて 大学の情報環境を利用するためには、ユーザー名と組織アカウントを利用します。ユーザー名と組織 アカウントは、『ユーザー名/パスワード通知書』として配布されています。通知書に書かれたユーザー 名と組織アカウントは必ず覚えてください。また、パスワードは、パスワードポリシーを守ってきちん と管理し、忘れないようにしてください。 組織アカウントはユーザー名のあとに @oit.ac.jpをつけたものです。そして、ユーザー名と組織 アカウントのパスワードは同じものを利用します。 ここで、組織アカウントとは、マイクロソフト社が Office365 のサービスを大学に提供する際に、大 阪工業大学に付与したアカウントです。組織アカウントでサインインすることで、大学が契約している Office365 のクラウドサービスを利用することができます。また、大阪工業大学が契約している G Suite サービスも、組織アカウントでサインインすることで利用できます。 Microsoft アカウントや Google アカウントについては、既に個人のものを取得し利用しているかもし れませんが、個人で取得したアカウントでは大学で契約している Office365 G Suite で提供されるサ ービスは利用できません。 以下に、ユーザー名と組織アカウントで利用できるサービスについて記します。 ユーザー名 :無線 LAN、ポータルシステムのログイン、情報演習室のログイン、Moodle 組織アカウント:メール、Office365OneDriveGoogle Drive 2 データの保存領域について 情報センターでは、学生個人に Windows 用として 500MBLinux 用として 500MB のネットワーク ドライブを割り当てています。これ以外に、クラウドストレージとして、OneDrive Google Drive サービスを利用することができます。利用できるネットワークドライブとクラウドストレージの保存容 量は以下の表のとおりです。 ネットワークドライブ クラウドストレージ ホーム( Z:\ ) Linux(参考) One Drive Google Drive 500MB 500MB TB 無制限 3 ネットワークドライブの利用 3.1 ネットワークドライブの概要 ネットワークドライブは、大学内のネットワークから、「ネットワークドライブの割り当て」を行って アクセスすることができます。そこには、個人のファイル以外にも情報演習室にある Windows のアプ リケーションが利用する各種設定ファイルも保存されるので、個人のファイルのみで 500MB のすべて 例)学生番号 120001 の学生 ユーザー名 e1120001 組織アカウント: [email protected] ※メールアドレスではありません

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Page 1: 例)学生番号 120001 の学生 ユーザー名 e1120001 · Office365 のクラウドサービスを利用することができます。また、大阪工業大学が契約しているG

アカウントとユーザーのデータ保存領域について 1. ユーザー名と組織アカウントについて 大学の情報環境を利用するためには、ユーザー名と組織アカウントを利用します。ユーザー名と組織

アカウントは、『ユーザー名/パスワード通知書』として配布されています。通知書に書かれたユーザー

名と組織アカウントは必ず覚えてください。また、パスワードは、パスワードポリシーを守ってきちん

と管理し、忘れないようにしてください。

組織アカウントはユーザー名のあとに “@oit.ac.jp” をつけたものです。そして、ユーザー名と組織

アカウントのパスワードは同じものを利用します。 ここで、組織アカウントとは、マイクロソフト社が Office365 のサービスを大学に提供する際に、大

阪工業大学に付与したアカウントです。組織アカウントでサインインすることで、大学が契約している

Office365 のクラウドサービスを利用することができます。また、大阪工業大学が契約している G Suiteサービスも、組織アカウントでサインインすることで利用できます。

Microsoft アカウントや Google アカウントについては、既に個人のものを取得し利用しているかもし

れませんが、個人で取得したアカウントでは大学で契約している Office365 や G Suite で提供されるサ

ービスは利用できません。 以下に、ユーザー名と組織アカウントで利用できるサービスについて記します。 ユーザー名 :無線 LAN、ポータルシステムのログイン、情報演習室のログイン、Moodle 組織アカウント:メール、Office365、OneDrive、Google Drive

2 データの保存領域について 情報センターでは、学生個人に Windows 用として 500MB、Linux 用として 500MB のネットワーク

ドライブを割り当てています。これ以外に、クラウドストレージとして、OneDrive と Google Drive の

サービスを利用することができます。利用できるネットワークドライブとクラウドストレージの保存容

量は以下の表のとおりです。

ネットワークドライブ クラウドストレージ

ホーム( Z:\ ) Linux(参考) One Drive Google Drive

500MB 500MB 1TB 無制限 3 ネットワークドライブの利用 3.1 ネットワークドライブの概要 ネットワークドライブは、大学内のネットワークから、「ネットワークドライブの割り当て」を行って

アクセスすることができます。そこには、個人のファイル以外にも情報演習室にある Windows のアプ

リケーションが利用する各種設定ファイルも保存されるので、個人のファイルのみで 500MB のすべて

例)学生番号 120001の学生

ユーザー名 : e1120001

組織アカウント: [email protected] ※メールアドレスではありません

Page 2: 例)学生番号 120001 の学生 ユーザー名 e1120001 · Office365 のクラウドサービスを利用することができます。また、大阪工業大学が契約しているG

を利用することはできません。授業で利用する教材や資料、課題などのファイルを保存しているとすぐ

に一杯になります。容量が一杯になると利用できなくなるだけでなく、作業中のファイルが保存されず

ファイルが壊れるというトラブルの原因にもなりますので、常に整理するように心掛けてください。 また、ネットワークドライブが収容されているファイルサーバーは、大学内に設置されており、学内

ネットワークに接続するか、VPN を使って学内ネットワークに接続しなければ利用できません。 ネットワークドライブには、以下のドライブがあります。

ホームディレクトリ:\\o-file001.ad.oit.ac.jp\home\students\ユーザー名 課題提出用ドライブ:\\o-file001.ad.oit.ac.jp\post 教材配布用ドライブ:\\o-file001.ad.oit.ac.jp\common

3.2 ファイルサーバーマウントツールの利用(Windows10 用ツール)

このツールを使うと、ユーザー名とパスワードを入力するだけで、ネットワークドライブを利用する

ことができます。(必ず学内ネットワークに接続してから利用してください。) (1) ブラウザを立ち上げ、以下の URL にアクセ

スします。すると、「NetDrvConn.exe」という

ツールがダウンロードされます。

URL: https://s.oit.ac.jp/dw

※ツールをダウンロードしたら、デスクトップ

など使いやすい場所に置きましょう。

(2) ネットワークドライブを利用するには、ツー

ルをダブルクリックし起動させます。

(3) 入力画面のダイアログが表示されるので、ユ

ーザー名、パスワードを入力し、【接続】ボタ

ンをクリックします。

(4) 正しく認証ができたら、以下のダイアログが

出てくるので、【OK】を押してください。

(5) エクスプローラーを立ち上げると、マウント

されていることが確認できます。これで、ネッ

トワークドライブを利用できます。

(6) ツールの利用を終わるときは、必ず【切断】

をクリックしてから閉じてください。

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3.3 ネットワークドライブの利用方法(Windows でのネットワークドライブの割り当て)

ネットワークドライブを学内ネットワークから接続する方法を説明します。 (1) Windows にログインし、「エクスプローラー」

を立ち上げます。

(2) エクスプローラーで、「PC」を右クリックし、

「ネットワークドライブの割り当て」をクリ

ックします。

(3) ダイアログで、以下を入力します。 ドライブの欄:「空いているドライブ」 フォルダーの欄:

\\o-file001.ad.oit.ac.jp\home\students\ユーザー名 (例) ユーザー名が「e1300999」では以下となる。

\\o-file001.ad.oit.ac.jp\home\students\e1300999 そして、「別の資格情報を使用して接続する」に

チェックを入れて、「完了」ボタンをクリックする。

(4) 「ネットワーク資格情報の入力」で、ユーザ

ー名が大学の組織アカウントではない場合は、

「その他」をクリックします。

(5) 次に、「別のアカウントを使用する」をクリ

ックします。 (6) 表示が変わるので、「ユーザー名」に、組織

アカウント、「パスワード」には、パスワー

ドを入力し、「資格情報を記憶する」にチェ

ックを入れて、「OK」をクリックします。 (7) これで、ネットワークドライブがマウントさ

れ、ドライブが使えるようになります。

(8) 同じ手順で、「フォルダー」に入力する文字列

を、「¥¥o-file001.ad.oit.ac.jp¥post」、「¥¥o-file001.ad.oit.ac.jp¥common」にすると、それ

ぞれ、課題提出用ドライブ、教材配布用ドライ

ブにマウントされます。

※ネットワークドライブに接続することを、マウ

ントするとも言います。

※macOS で、ネットワークドライブを利用する場合は、VDI を利用してください。

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3.4 ネットワークドライブの利用方法(macOS からの VDI の利用)

macOS で、学内ネットワークからネットワークドライブに接続する方法を説明します。 (1) ブラウザを立ち上げ、以下の URL にアクセス

し、「VMware Horizon View HTML Access」をク

リックします。

URL: https://vdi.oit.ac.jp

(2) ログイン画面が表示されるので、ユーザー名、

パスワードを入力し「ログイン」をクリックしま

す。

(3) 「Ubuntu」と「Windows10」の選択画面が出

るので、「Windows10」を選択します。

(4) 左側のハンドルをクリックし、タブの左上に

ある「ファイル転送パネルを開きます」をクリッ

クします。「ファイルの転送」ダイアログを表示さ

せ、「ファイルの選択」をクリックします。

(5) アップロードするファイルを選択し、「選択」

ボタンをクリックします。

(6) Windows の個人のネットワークドライブ上の

マイドキュメント上にアップロードされます。

(7) アップロードした、ファイルを提出用ディレ

クトリに置くには、以下のように、新しくエクス

プローラーを立ち上げ、そのフォルダーを表示さ

せてから、置くのが簡単です。

(8) エクスプローラーが立ち上がったら、提出し

たいフォルダーを表示させます。基礎情報処理Ⅰ

の提出ディレクトリは、POST ドライブの[情報セ

ンタ]-->[基礎情報処理Ⅰ][kj-〇-△](クラス名は

授業で指定)にあります。

(9) ファイルをそのディレクトリにドラッグアン

ドドロップしてください。 ※VDI クライアントソフトウエアを使っても同

じことができます。情報センターのページにある

マニュアルを参照してください。

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4 VPN クライアントソフトウエアのインストール方法 4.1 VPN クライアントのインストール(Windows10)

VPN 接続を利用することで、学外から学内専用ネットワークサービス(ファイルサーバ等)を利用する

ことができます。ここでは、Windows10 で VPN クライアントをインストールする方法を説明します

(1) ブラウザで、以下の URL にアクセスします。

URL: https://vpn1.oit.ac.jp

(2) ログイン画面が表示されるので、ユーザー名、

パスワードを入力し、「Login」をクリックします。

(3) 「FortiClient をダウンロード」をクリックし、

「Windows」を選択します。

(4) FortiClient ダウンロードサイトが表示されま

す。右端の「DOWNLOAD」をクリックします。

(5) 「 FortiClient VPN 」 の 「 Download for Windows」をクリックし、ソフトウエアをダウン

ロードします。ブラウザ下部のダウンロードバー

に表示されたソフトウエアをクリックし、「開く」

を選びます。

(6) ソフトウエアのインストールが始まります。

ライセンス同意に関するチェックボックスにチェ

ックを入れ、「次へ」をクリックします。

(7) インストール先(そのままでも可)を設定し、

「次へ」をクリックします。

(8) 「インストール」をクリックし、インストール

が始まります。

(9) 下の画面が表示されたらインストール完了で

す。デスクトップ上には VPN クライアントソフ

トのアイコンが作成られます。

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4.2 VPN クライアントのインストール(macOS)

ここでは、macOS で VPN クライアントをインストールする方法を説明します。 (1) ブラウザで、以下の URL にアクセスします。

URL: https://vpn1.oit.ac.jp

(2) ログイン画面が表示されるので、ユーザー名、

パスワードを入力し、「Login」をクリックします。

(3) 「FortiClient をダウンロード」をクリックし、

「Mac」を選択します。

(4) FortiClient ダウンロードサイトが表示されま

す。右端の「DOWNLOAD」をクリックします。

(5) 「FortiClient VPN」の「Download for MacOS」をクリックし、ソフトウエアをダウンロードしま

す。Dock にある、ダウンロードアイコンをクリッ

クし、「FortiClientVPNOnlineInstaller_6.2.dmg」をダブルクリックします。

(6) アイコンが表示されるので、それをダブルク

リックします。するとダイアログが出てくるので、

「開く」をクリックします。

(7) 「続ける」 「続ける」をクリックします。

(8) 「同意する」 「続ける」をクリックします。

(9) 「インストール」をクリックし、ソフトウエア

のインストールを進めます。

(10) インストールが完了します。

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4.3 VPN クライアントソフトウエアの利用方法

(1) 「FortiClient」アイコンをダブルクリックし、

起動します。※macOS の場合は、「Dock」>

「Finder」からアプリケーションを選択し、

「FortiClient」をダブルクリックします。

(2) 画面下のチェックボックスにチェックを入れ、

「I accept」をクリックします。

(3) 画面の「VPN 設定」をクリックします。

(4) 「SSL-VPN」のタブをクリックし、次のよう

に入力し、「保存」をクリックします。 「入力値」 VPN :SSL-VPN 接続先名 :OIT-SSLVPN リモート GW :vpn1.oit.ac.jp ポートの編集 :☑ 「443」 クライアント証明書 :なし 認証 :ユーザ名を保存 ユーザー名 :e1X20XXX (各自のユーザー名)

(5) (4)で設定した接続先名を選択し、ユーザー名、

パスワードを入力し、「接続」をクリックします。

(6) セキュリティの警告が表示されますので「は

い(Y)」をクリックしてください。macOS の場

合、セキュリティとプライバシーの設定を変える

ように促されます。適切に設定してください。

(7) 認証が正しければ、「VPN 接続済み」と表示さ

れます。

(8) 利用を終わる際は、「切断」をクリックして終

了してください。

※詳しくは、情報センターのページの[学内専用

(学内ネットワークのみアクセスできます)]→[学内コ

ンピュータガイド]を参照してください。

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大学で提供するサービスの概要