isuc2012 本気で考える脱メール_公開用

53
本気で考える、脱メール twitter @munesora blog http://d.hatena.ne.jp/munesora IBM コラボレーション・ソリューション・スペシャリスト 大川 宗之

Upload: muneyuki-ohkawa

Post on 10-Jun-2015

1.909 views

Category:

Technology


0 download

DESCRIPTION

2012年iSUCでの私の講演プレゼンチャートを公開用に編集して共有します。

TRANSCRIPT

Page 1: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

本気で考える、脱メール

twitter @munesora blog http://d.hatena.ne.jp/munesora

IBM コラボレーション・ソリューション・スペシャリスト

大川 宗之

Page 2: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

3.11 以降、ソーシャルに注目

携帯はだめだったけど、Twitter はつながった

歩きながらTwitterで励まされた!

Twitterで 災害情報が 得られた!

Page 3: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

3.11 IBM社内でのコラボレーション

地震直後 チャットでお互いの生存確認

Web会議システムで緊急ミーティング

次の日から

タイムラインで自分の状況シェア

ポータルで全社員へ情報提供

メールで上司が部下へ指示

一週間後から

コミュニティで支援活動の議論

グループウェアで義援金募集アプリ

Page 4: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

メールは1つの手段に過ぎなかった

3.11 IBM社内でのコラボレーション

Page 5: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

今の世の中のメール

Page 6: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用
Page 7: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用
Page 8: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用
Page 9: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用
Page 10: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

現在のメールの使われ方と問題点

お知らせ

•全社通達 •事務処理の期限案内 •新しい資料更新の案内 •新製品発表 •メールマガジン •etc

× 不要な情報増加

× 保存メール増加 × 後から来た人は知ることができない

Page 11: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

現在のメールの使われ方と問題点

ディスカッション

•問題への対応方法検討 •提案書ドラフトの意見交換 •製品仕様に関するQ&A •調査内容のレビュー •etc

× 話の流れが追えない × 同様のメールが沢山溜まる

× 後から参加しにくい

× 外から見えない

Page 12: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

現在のメールの使われ方と問題点

調整作業

•仕事の依頼 •ファイル編集 •スケジュール調整 •プロジェクトメンバー集め •専門家の紹介依頼 •etc

× スピードが遅い

× 進捗の把握が困難 × ファイルのバージョン管理が困難

Page 13: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

そもそもメールとは

特定の相手へ

非同期で送る

通知の仕組み

Page 14: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

特定の相手へ

非同期で送る

通知の仕組み

合わない場合

要オープン

要スピード

要共有

Page 15: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

特定の相手へ

非同期で送る

通知の仕組み

お知らせ

要オープン

Page 16: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

特定の相手へ

非同期で送る

通知の仕組み

ディスカッション

要オープン

要共有

Page 17: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

特定の相手へ

非同期で送る

通知の仕組み

調整作業

要スピード

要共有

Page 18: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

大量メールは怖いのです・・・

Page 19: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

“大半の人は電子メールの受信後、6秒以内に何らか のリアクションを行う。これは、電話がかかってきたときの平均的な反応秒数とほぼ同じである。”

⁃ ラフバラー大学による研究 (2002年) より

Page 20: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

Q. 人は一度集中力が途切れると元の集中力に戻るのに何分必要とするでしょう?

A. 15分

Page 21: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

“電子メールを使う人は、スクリーンを通常の2倍の頻度で切り替え、心拍数も「非常事態」レベルに高まって いた。彼らを5日間、電子メールを使わない環境に置くと、心拍数はより自然なものへと落ち着いていった。”

⁃ カリフォルニア大学アーバイン校と米国陸軍による“電子メール休暇”の 効果に関する共同研究(2012年)より

Page 22: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

メール依存症は根深い …

Page 23: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

ではどうすればいい?

Page 24: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

まずはメール機能の活用

色付きメール

Page 25: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

色付きメール

三日月メール あなただけ

まずはメール機能の活用

Page 26: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

色付きメール

三日月メール

通知しない

まずはメール機能の活用

Page 27: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

根本解決方法

Page 28: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

間違ったツールの使用

Page 29: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

Discussion DB

Bulletin Board

Social Network Service

Social Bookmark

Blog RSS

Wiki

Twitter

Instant

Messaging

Web Conference

File share

Tagging

最適なツールを利用する

Page 30: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

道具は使い分け

Page 31: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

ツールは統合して利用活性化

Page 32: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

Gartner社 第4世代コラボレーション

Gen4コラボレーションは、新たなテクノロジというよりは既存のコラボレーション・サービスを再パッケージしたものに近い。

Gen4コラボレーションを採用する企業は、競争優位を獲得する可能性が高い。

Page 33: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

PIM

メール、カレンダー、

アドレス帳、ToDo

オフィスソフト

表計算、ワープロ、

プレゼンテーション

インスタントメッセージ

チャット、在席確認

ソーシャルネットワーク

ブログ、コラボレーション

スペース、ソーシャルブッ

クマーク、プロフィール ファイル共有

サイドバー

RSSフィード、ウィ

ジェット、ライブテキス

ビジネスアプリケーション

メールと他のツールのシームレスな統合

Page 34: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

グループウェアの利用

Page 35: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

「ツールを変えればメールは 激減しますよ」

Page 36: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

共有しなきゃダメ

Page 37: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

Collaboration Communication

Page 38: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

在席確認・チャットの利用

Page 39: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

利用自由度

レスポンスの早さ

対面会議

メール

電話

リアルタイム コラボレーション

リアルタイム・コラボレーションの必要性

Page 40: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

1時間

1時間

1時間

1時間

1時間

合計 5時間

10秒

10秒

10秒

10秒

10秒

合計 50秒

メール チャット

Page 41: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

メール チャット

メール洪水 メール削減

Page 42: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

ソーシャルウェアの利用

Page 43: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

サイロからオープンへ

Page 44: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

ソーシャル提案ならいい資料あります。

http://www.hogehoge.com/hogehoge

ABC社様向けソーシャル提案書作成中なう。

お、その情報いただきです!

大阪出張でお薦めホテルはありますか?

今年の部門方針はどうも納得できないなぁ。

本町ならAAAホテルが小奇麗でいいですよ。

マイクロブログでオープンな

コミュニケーション

Page 45: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

クローズ

秘密裏に仕事を進められる

複雑な文書を送付可能

メール

ボード

オープン

他者の知見を得られる

簡単な文章でスピード重視

Page 46: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

ボードでのコラボレーション実例

お探しの情報ありましたよ

別の視点の情報を下さい

すみません、ありません

さんのボード

確かその情報ありますよ

リンクはこれです

メールでは 発生しなかった コラボレーション

Page 47: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

日程調整をオープンにすると…

案件ミーティングに、ソリューションを持っている営業が来てくれた

勉強会に、思ってもいない人が参加してくれた

送別会に、本当に送別したいと思っている他部門の人が参加できた

Page 48: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

社員自身がコミュニティ・スペースを作成 社員個人の判断でコミュニティに参加 コミュニティからの脱会は自由 参加、脱会を繰り返しながら、コミュニティの目的に会う人達が残る

公開を前提としたゆるいセキュリティ

システム管理者がチーム・スペースを作成 社員はチーム管理者により追加される 離任時にチーム管理者がメンバーを削除する チームメンバーのみが参加する チーム内に閉じた高いセキュリティ

コミュニティ・スペース チーム・スペース

コミュニティをオープンにする

Page 49: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

フォローで情報Pushをオープンにする

ファイル コミュニティ タグ 専門家 ブログ・Wiki

フォロー

フォロー

フォロー

フォロー

フォロー

Page 50: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

“Problem is filter failure, not info overload” (情報爆発が問題なのではなく、フィルターが問題なのだ)

- Clay Shirky

Page 51: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

まとめ

ツールは使い分けて生産性アップ

メールとツールの統合が効果的

ソーシャルウェアで次のレベルへ

Page 52: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

2012年12月12日は

“NO EMAIL DAY”

Page 53: iSUC2012 本気で考える脱メール_公開用

Thank You