新入社員のための最新itトレンドの教え方

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Page 1: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

新入社員のための最新 ITトレンドの教え方

2017年4月

ネットコマース株式会社斎藤昌義

Page 2: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

情報処理の基礎は教えても、最新 ITトレンドを教えなくて、実践の現場で、彼らは戸惑わないでしょうか?

それで良いのですか?

Page 3: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

現場の実践で交わされる言葉に戸惑わず、自信を持って応対できるようにするため

現実と未来を正しく理解し、自分の仕事の意義を自覚させるため

トレンドと自分達のビジネスの存在意義を理解させ、トレンドを学び続けることの大切さを自覚させるため

なぜ、新入社員に「最新 ITトレンド」を教えなくてはならないのでしょうか?

Page 4: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

トレンドとは、「時流」。テクノロジーが生まれてきた過去から現在に至る歴史の流れ

トレンドとは、「法則」。テクノロジーの未来に何が起こるかを予測するメカニズム

トレンドとは、「構造」。テクノロジーは、お互いに影響し合い、役割を担い合う関係

そもそも、「トレンド」とは何ですか?

Page 5: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

「物語」を教える。辞書のような解説や情報の断片を、人は記憶にとどめることができない。「歴史的」、「俯瞰的」、「体系的」に整理された物語にしなくては、知識として記憶に残らない。

「いま」を教える。テクノロジーは、指数関数的に進化する。過去の常識は、あっという間に置き換えられる。

「価値」を教える。テクノロジーは、手段であり目的ではない。ビジネスや生活をどのように変え、どのような価値をもたらすかを伝えなくてはいけない。

「トレンド」の何を教えればいいのですか?

Page 6: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

1980〜PCの登場によるクライアントサーバー・分散処理適用領域と利用者の拡大

1960〜 メインフレームを中心とした集中処理生産性の向上

1990〜インターネットの登場による接続の拡大大規模な業務の統合や調整の実現

モバイルソーシャル

クラウド

人工知能

IoT、ロボット

ITのカンブリア大爆発テクノロジーのアンビエント化・日常への浸透

2000〜最新の ITトレンドの特徴は?

Page 7: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

【図解】コレ1枚で分かる最新 ITトレンド

Page 8: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

最新の ITトレンドを俯瞰 クラウド・コンピューティング モバイルとウェアラブル ITインフラ IoTとビッグデータ スマートマシーン (人工知能とロボット)

講義の進め方 (1)テーマと順序

Page 9: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

講義スタート 問い掛け 笑い 目的や意義

休憩のタイミング 午前中は、 1時間半程度で 10分の休憩 午後は、 1時間程度で 10分の休憩 午後は、休憩の間隔を短くし、 5分程度の休憩で済ませることも

質問作り グループ(机の前後、 3〜 4人程度)で議論し質問を考える 立ったまま、移動して議論させる 質問は、自発的に、指名はしない

講義の進め方 (2) 演出

Page 10: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

質問のタイプと対応方法 自分の疑問を解消する質問「わからないので教えてもらえませんか?」ではなく、「私はこう理解したけど、正しいですか?」と尋ねることで、相手に自らの意図を明確にさせる。

良い関係を構築する質問珍しい苗字、趣味、出身地などから、相手の情報を引き出し、褒めることで、いい印象を与える。ただし、見え透いたお世辞は禁物。

相手の力量を見極める質問相手の知識や能力を推し量るため。ただし、自分がきちんと答えをもっていないと相手に馬鹿にされ、権威を貶める。

講義の進め方 (3) 質問 1

Page 11: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

質問や回答への受け答え 最後まで聴く。途中で遮らない。 相槌を打ちつつ、相手の話に同期する。 大切なことを話しているときは、身を乗り出し、より大きなアクションで応対する。

質問や回答は、こちらが整理して単純化し、「ということで良いですか?」と確認を促す。

否定語を避ける。「それは違う」ではなく、「なるほど、そう言う考えもあるが、こう考えてみてはどうだろう。」の自発的な再考を促す。

講義の進め方 (3) 質問 2

Page 12: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

受講者との対話 「どう思う?」、「本当に分かった?」、「なんか、言いたいことありそうだねぇ」など、受講者の表情や集中の度合いなどを見極めながら、話しかける。

受講者席へ移動して話す。 言葉の起伏

声の抑揚、沈黙と大声 感情の起伏(「え〜、参ったなぁ」、「おっと、やるねえ」、「かっけ〜」)。

自分の言葉 棒読みや丸暗記はダメ。 自分の言葉ですらすらと出るようにする。

講義の進め方 (4)心がけ

Page 13: 新入社員のための最新ITトレンドの教え方

伝えたという自分の満足で終わらせず、伝わったという相手の真実を追求する。

最後に

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