jww基礎詳細断面 描画マニュアルjima/omake/kisosp.pdf画面上の...
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J ww基礎詳細断面
描画マニュアル
製作・著作 D r a n e k o ・ I i j i m a
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h t t p : / / d r a . w e b . i n f o s e e k . c o . j p のU R Lの
コマンドをクリックすると J w wをインターネット経由で入手する
ことができます。
J w w作者の了解を得て作成しているわけではありませんので、
印刷はできません。ご了承、ご理解お願いします。
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①・_/_/_/_/_/ 知っておくと便利な、ショートカット _/_/_/_/_/
※・上記使用例:Y キーイン→マウスで囲む→D キーイン=マウスで囲んで変色した図は消去されます。
②・カンマに表示換え(今の Pc にはカンマがわかりにくいのでドット2回+Enter で代用)
【 , 】=..Enter
③・屋根勾配を簡単に(スラッシュ+スラッシュ+0.勾配+Enter)
傾きに//0.5 Enter で5寸勾配角度を算出
④・角度に・度・分・秒を入力(@@=度@=分)
傾きに25度30分52秒と入力(25@@30@52Enter)=25°30’52”
⑤・円の中心点を求め、表示
【作図】→【点】→【円の線上でマウス右ボタン押したまま円を描くように動かす】
→【中心点 A点が表示されたら(右 AM3.00)マウスを離す(クロックメニュー)】
⑥・画面上に適当な角度・長さの線を引いたときに、その線に対して、 垂直な線を引く(垂線)
対象の線の上で【/コマンド状態】右ボタン押しながら上にずらして、ボタンを離
します。(クロックメニューの【垂直・円周点】
⑦・文字の大きさを一括変換する方法
範囲選択で全選択-属性選択-文字で文字を選択後、属性変更で書込み文字種類に
変更にチェックし、文字種を任意のところで好きなサイズ指定。
⑧・【同一 CAD で他図面複写】
CAD を2つたちあげます。複写側図面で「範囲」「基点変更」「編集」「コピー」:「属
性選択」でそれぞれの属性ごとに選択出来ます。:貼付側図面で「編集」「貼付」:こ
のとき「作図属性」でレイヤー、線種等選択してください。右・左とそれぞれ開い
た CAD 画面の図形を複写できます。
⑨・\ =【設定・目盛オフセット】で設定してある目盛間隔【実寸 mm】の数字
⑩・@ =【設定・目盛オフセット】で設定してある目盛間隔【実寸 mm】の数字
⑪・【Cad 内 Bitmap 画像表示】
スタート→プログラム→アクセサリ→ペイント→ファイル→新規→ここで絵を描き
ます→名前を付けて保存 Cad 起動→文字→文字入力のところで【文読】→ファイル
の種類を Bitmap→保存した絵をクリック:開く→貼り付ける→以下自分でいろいろ
工夫のこと(但し、画像は Cad ファイルと同じフォルダーに入れること)
⑫・マウス左右両ボタンを押したまま右上に移動=全画面表示
⑬・マウス左右両ボタンを押したまま右下に移動=拡大表示
⑭・マウス左右両ボタンを押したまま左上に移動=縮小表示
⑮・マウス左右両ボタンを押したまま左下に移動=全倍率
⑯・画面の端でマウス左右両ボタンを押すと反対方向に移動
A:文字 B:矩形 C:複写 D:消去
E:円弧 F:複線 G:外部 H:線
I:中心線 J:建具平面 K:曲線 L:連続線
M:移動 N:記号 O:接線 P:パラメトリック
Q:包絡 R:面取り S:寸法 U:座標ファイル
V:コーナー W:2線 X:ハッチ Y:範囲選択
Z:図形 T:伸縮 Esc:戻る Shift+Esc:進む
F2:線属性設定 F3:レイヤ設定 F4:軸角・目盛 F5:画面倍率
F6:JWC を開く F7:開く F8:印刷 F9:保存
画面上の を左クリックし凹にし、画面上部に表示された寸法に、キーで 3 8 0,2 8 0 と入力します。
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初期設定
先ず、画面上部の【表示】の【ツールバー】を、クリックします。→
右画面状態のようにチェックを入れます。(最低必要項目)
更に【表示】の【ステータスバー】に、チェックを入れます。(チェックすると画面下にステータスバーが表示される)
ステータスバーの用紙を【A 4 】に、【 S = 】をクリックし右下画面と同一状態にします([ 1 - 0]はこの後自動的に変化します)
更にC A Dにはレイヤ(何枚にも重ねた透明な用紙の上に作図すると理解してください。)機能があります。
枠線の描画には【レイヤ0】とします(赤丸数字が現在書こうとしているレイヤ番号)
【解説】 枠タイトルと図面作図の縮尺を変えて描画します。
縮尺を分離するには【レイヤ・グループ】を活用します。レイヤグループは各属性を 1 6種類に完全分離できる機能です。
今回は枠タイトル(レイヤグループ①)
図面は(レイヤグループ0で描画していく ことにします)
枠タイトルの描画
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マウスの両ボタンを押したまま左下から右上にドラッグ(押したまま動かす)して、【全画面表示】した後、画面の中央にマウス左ボタン 2回クリックで配置します。
枠の描画
タイトル枠の描画
クリックすると紫色に
指示する方向に赤色に
確定すると指定色に色
が変色します
複線 をクリックし、下横枠線をクリックし【複線間隔】に 1 0 と入力し、枠線の上にマウスを動かし
左クリックで描画します。
次は右縦線右クリック、左にマウスを動かし、左クリックで確定します。
同様に先程描画した横線上で右クリック上に動かし左クリックを繰り返しタイトル枠横線を描画します。
同様の方法で、線分カットを完成させます。
【複線】 を、クリックし、右の短い縦のタイトル枠線をクリックし【複線間隔】 1 2 0 として
左に描画します。
更に描画した縦線より右に【複線間隔】2 0 として複線を引きます。
そのまま、今度はマウス右ボタンで左枠線をクリックし 2本右に縦線を描画します。
【伸縮】 をクリックし、上部の【一括処理】 をクリックして
下①線をクリック②線をクリック点線を伸ばして③線をクリックします。
上部に現れた【処理実行】をクリックして処理します。
注・残したい方の線の②・③をクリックしてください。
完成後
①左
②左
③左
伸縮で余分に長い部分はカットします。↑
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枠タイトルの描画
コーナー をクリックしタイトル枠線の右下、縦線と横線をクリックしコーナーを丸めます。
枠線の右上も同じく丸めてください。
丸め方を把握しないとうまく丸めません。
内角丸めを理解してください。
出来上がっ
たところ。
はみ出しの残った線は伸縮で処理します。
【伸縮】 をクリックし、伸縮したい線の残したい部分をクリックし、捨てたい部分との交点で
マウス右クリックします。
①残したい部分(左クリック)
②削除したい交点(右クリック)
③出来上がったところ。
【線属性】 をクリックし、補助線色・補助線種にチェックを入れます(この項目は印刷しません)
【線分】 クリックし、上部のチェックは全てはずし
下図のように、マウス右クリックで、斜線を描画します。
この様に完成させます。↓
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枠タイトルの描画
【文字】 クリック、画面左上に表示される[W= * * H = * * D = * *]部分をクリックし
【書込文字種変更】[任意サイズ]にチェックを入れ、幅5.5・高さ 5.5間隔0.0 0色N o 2
とします。
文字入力のところに文字を入力してください。
※・フォントは自分で選んでください。(日本語を表示できなければいけませんが。)
画面上部で【基点】は[中中]に設定してください。
マウス右ボタンで貼り付けます。
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枠タイトルの描画
以上でタイトル枠図の完成
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枠タイトルの描画
【レイヤ・グループ】の0の上で右ボタンを押して0にします。
※・レイヤは自動的に0になります。
用紙は 1 /5にしますので下のステータスバーの[S = 1 / 1 0 0]を 1 /5 に変えます。
今から作図する図面の各パーツにレイヤ名を入れます。 レイヤ番号の上で
マウス右ボタンを
クリックします。
レイヤ設定表(指示あれば指示通り又は各々設定してください)
C D E F予備 予備 予備 予備
A B⑧ ⑨ハッチング 引出線 寸法 文字
⑦⑥⑤④ 畳 敷居 建具 アンカーボルト
基礎 ① ② ③0 土台 大引・根太 床板
各レイヤ番号の上でマウス
左ボタンクリックしレイヤ
名を入力します。
レイヤ
ツールバー
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作図の準備
基礎の描画
【BOX】 クリック[寸法3 0 0, 1 5 0]として画面の最適な部分に
マウス左ボタン 2回クリックで描画します。
【複線】 クリック□の上の横線クリック[複線間隔 1 5 0]上に、更に引いた線左クリック[複線間隔3 0 5]
上に□縦線左クリック 9 0横に、反対縦線右クリック内側にそれぞれ線を引きます。
【消去】 クリック①左→②右→③右の順にクリックし、中抜きをします。
【コーナー】 クリックし、基礎を完成します。
①左
②右 ③右 完成
※レイヤグループの 1の上でマウス左2回クリック 1 状態が非常に使いやすい。
( 1 レイヤグループロック状態)
基礎を書く ときの画面
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作図
※線色の番号の小さい程デフォルトでは印刷時・細線です。
【複線】 クリック基礎の一番下の線クリック[複線間隔]3 0 とし下に複線を、更にその引いた線分左クリック
[複線間隔] 1 5 0下に描画します
【複線】 クリック基礎の横の縦線クリック[複線間隔]6 0外側に描画、反対縦線右クリック外側に描画し割り
ぐり石部分を描画します。
【コーナー】 クリック各描画した
線分をクリックで丸め完成させます。
【線属性】 クリック図のように
[線色 1 ][ 1 点鎖 1 ]とします。
【中心線】 クリック、基礎幅左右の線上で
左クリック上下とマウス左ボタンで線を縦に引きます。
①左 ②左
③左
④左
壁芯の描画
【複線】 クリック[複線間隔 1 5]としてモルタル塗り部分を描画します。
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枠タイトルの描画
【コーナー】 クリック基礎モルタル塗り部分の線分を結びます。
【線分】 クリック[矩形][水平・垂直]のチェックをはずし適当な位置で斜線を入れます。
【伸縮】 クリック余分にのびた線分をマウス左ボタンで線分指定右ボタンでカット&延長位置指定で延長カットします。
土台の描画
レイヤ表の①の上でマウス右
クリック T a b キーを押
して土台の線上で左クリック
(土台の線属性を取得)
①右
②左
【B o x】 クリック、[寸法] 1 0 5, 1 0 5 とし、①右→②左と
マウスボタンを押します。
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【伸縮】 クリック①左→②右(端点をクリック)で線を延ばします。
①左
①左
②右
②右
②右①左
①左
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建具敷居・雨戸敷居
【線属性】 クリックし[線色3][実線]にします。
【レイヤ⑤】の上でマウス右クリックしレイヤを⑤にします。
2 1
1 0
1 0
7
1 2
1 0 51 0 8 0
【B o x 】 クリックし[寸法 1 0 5,6 0]として画面の一部に描画します。
画面の空いた部分でマウスボタン両方押したまま左上から右下に、建具敷居が入るく らい拡大します。
【複線】 クリック、線分をクリック後[線分間隔]を入力、描画を繰り返し、敷居の寸法を描画します。
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各パーツの作成
【コーナー】 クリック、必要な角を丸めます。
【消去】 クリック、①左→②右→③右、
の順で中抜きをします。
【線分】 クリック、[水平・垂直]チェック
をはずし必要な端点右クリックで斜め線を描画します。
【消去】 クリック、消したい2本の水平線上で
右クリック、線分を消します。
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枠タイトルの描画
【B o x 】 クリックし[寸法 1 0 5,6 0]として画面の一部に描画します。
画面の空いた部分でマウスボタン両方押したまま左上から右下に、建具敷居が入るく らい拡大します。
【複線】 クリック、線分をクリック後[線分間隔]を入力、描画を繰り返し、敷居の寸法を描画します。
1 02 11 5
4 0
7
33
7
4 0
全長6 0
全長5 0
【レイヤ⑤】の上でマウス右クリックしレイヤを⑤にします。
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雨戸敷居の描画
【コーナー】 クリック、必要な角を丸めます。
【消去】 クリック、①左→②右→③右、
の順で中抜きをします。
【線分】 クリック、[水平・垂直]チェック
をはずし必要な端点右クリックで斜め線を描画します。
【消去】 クリック、消したい2本の水平線上で
右クリック、線分を消します。
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雨戸敷居の完成
畳の作成
[B o x ] クリック[寸法]5 0,6 0 とし空いたところに書きます(右に数多く複写しますので、
右広く空くように注意して)
レイヤ④の上で左クリックレイヤを④(赤丸)にします。
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①左 ②左
③左
④左
①左
②左
②右
①左
[消去]右
[消去] クリ
ック→線上マウス右ク
リックで線分を消去し
ます。
畳の描画
[中心線] クリック①左→②左→③左→④左
とクリックし中心線を引きます。
[面取り] クリック丸面チェック
[寸法] 1 0 として下図のように面取りを
します。
[伸縮] クリ
ック①左→②右、とし
て線分を縮小します。
[複写] クリック→図を囲み→[選択確定] →[数値位置]5 0,0
で画面上でクリック→[連続] 1 0回程クリック。
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⑩[実行クリック]
③左
④左
①左
⑨左
⑧左
⑦左 ⑤左
⑥左
[作図]→[ハッチ]クリック→[3線チェック]→[角度]4 5→
[ピッチ] 1 0 0→[線間隔] 1 0→[実寸チェックとします。]
[作図]→[ハッチ]クリック→[ 1 線チェック]→[角度]-4 5→
[ピッチ] 1 0→[実寸チェックとします。]
[作図]→[ハッチ]クリック→[ 1 線チェック]→[角度]4 5→
[ピッチ] 1 0→[実寸チェックとします。]
ハッチング
レイヤ⑧の上で左クリックレイヤを⑧(赤丸)にします。
②左
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アンカーボルトの作成
レイヤ⑦の上で左クリックレイヤを⑦(赤丸)にします。
[B o x ] クリック→[寸法]5 0,4 0 0 とし、空いたところに書き込みます。
[複線] クリック→[複線間隔] 1 3 とし、左縦線右へ、下横線上に引きます。
枠タイトルの描画
[コーナー] クリック→線分連結をします。
[面取り] クリック→[丸面チェック]
→[寸法] 1 3 としてR面を描画し、更に
[寸法]2 6 としてR面を描画します
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[面取り] クリック→[角面チェック]
→[寸法]3 として角面を描画し、下図のように
完成させます
[複線] クリック線分をクリック→[複線間隔] 1 2 として下図のように複線を引きます。
(2回目以降は右クリック ! )
[複線] クリック線分をクリック→
[複線間隔]3 として下図のように複線を引
きます。
[複線] クリック線分をクリック→[複線間隔]6
として下図のように複線を引きます。
(2回目以降は右クリック ! )
[コーナー] クリック→線分連結をします。
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ハッチング
[コーナー] クリック→線分連結をします。
[作図]→[ハッチ]クリック→[ 1 線チェック]→[角度] 1 0→
[ピッチ] 1 →[実寸チェック]として書きます。
レイヤ⑧の上で左クリックレイヤを⑧(赤丸)にします。
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各パーツの貼り付け
線属性に気をつけて[複線]で各基準線を引いてから
[範囲]で部品を囲み、[移動]を、クリックして配置します。
この場合、マウス右ボタンを使えば一を確定できます。
[レイヤ][線属性]等に注意して土台を書きます。
【レイヤB】の上でマウス右クリックしレイヤをBにします。
[寸法] クリック→右上に出てきた
[設定] クリック[文字種類]4 と
します。
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寸法の入力
[ 0 ° / 9 0 ° ] クリック、縦の寸法描画しますので [ 傾き ] 9 0 °にします。
横に寸法を打ち込む場合は [ 傾き ] 0 °としてください。
任意の位置 [ ①左→②左 ] ここで引き出し線指示
寸法を表示したい端点③右→④右→⑤右等とク
リックしていきます。
①左 ②左
③右
④右
⑤右
⑥右
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寸法の描画
文字の描画
①左
②左
[ 斜線 ] クリック [ 傾き ] 6 0 として、適当な長さに①左→②左 と、各線を引きます。
[ 斜線 ] クリック [ 水平・垂直 ] チェックし、適当な長さに①右→②左 と、各線を引きます。
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レイヤAの上で左クリックレイヤをA(赤丸)にします。
各部分の文字を書く
[ 文字 ] クリック、表示される文字入力内に文字を書き込みマウス左で貼り付けます。
[ 文字 ] の大きさがあわない場合は以下のコマンドをクリックし変更して書きます。
以上の各コマンドを駆使し、図面を作成します。
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レイヤBの上で左クリックレイヤをB(赤丸)にします。