Kobe University Repository : Kernel

タイトルTit le <雑録>アダム,スミスト近世社會學

著者Author(s) 松崎, 壽

掲載誌・巻号・ページCitat ion 經濟學商業學國民經濟雜誌,13(5):828-838

刊行日Issue date 1912-11

資源タイプResource Type Departmental Bullet in Paper / 紀要論文

版区分Resource Version publisher

権利Rights

DOI

JaLCDOI

URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/00051946

PDF issue: 2021-02-15

第十三食

(八

二

八)

雑

蝕

ア十ム'

ス.;I.;

礼卜

泣批

敢針嬰

召

カF･近他社骨学

第五鱗

一〇二

商

畢

士

松

崎

書

本論.',来園鹿骨単著不

可Uir.氏′近著

A

danl

siiithandModernSociotomy中二

節

ヲ抄滞

シ

タ.〟.tPノデアル'特

.f斬新奇抜

ノ見解

卜謂

フペ

キ程ノモノデ.ハナ-

ガ鹿骨撃承ノ升.列石

､升目

叫観トシテ亦

1顧ノ憤値ガアルグ

ロウ･1億

7,

敢テ本書

/

1端ヲ借リル次第デアル｡

経掃撃

干閣

スル智識ヲ持クズ単

二赴骨学的眼

孔ノミヨリンチ丸.=封

〆

国富論(WcatthofNa-

tjons)ヲ見

ルキノ

'l必ズヤ此苔ヲ以テ鹿骨畢ノ

特別問題

三関

スル研究書ノ中

1品

ス

ルーニ

蹟路

七三プア

ロク､此

一事

ハヤガテ著者ガ人樹鹿骨

ノ

T股問題殊

二梶棒清動

三関

スル方面

一.於

テ整

然明瞭ナ見解

ヲ持ツテ居ック

nト

ヲ澄明ス.ルモ

ノデアル'最

モ此見解ガ今日ノ畢譲

二重々

1致

スル

上

古7鐸デ

ナイノハ勿論デアル､読者

.1国

富論ノ初貢

二於テ著者ノ思想

二封

スル概観的ノ

暗示ヲ得

ルデアロウ'

ツクシテ此暗示

ヨリシテ

後世ノ正統経哲学者及ビ賓際ノ資本家等ノ問

工

横溢

シタ見解-

'T成部分

二於テ垂ク正反射ナ思

想ヲ形チ作

ルn-

ガサ

マデ困難デ

ハアル

マイ｡

ヰit

.,T

,,近世ノ資本壬義ノ時代ガ

単

二事

業

ノ経営法卜云フヨリ

ハ真

二一層決別ナル意味

二於テ昔

ノ産業時代-

'T別ノ色彩ヲ有

スル

･L痛

言

シテ居

二

Mode

rnekapitalismus､13dI.S196.)､

彼

'l亦事業

ヲ皆

ム根本的

ノ動機ガ慶化

シタnI

ヲ指摘

シタ賞際近他企業ノ目的ハ

警

号

増加

シ

資本ノ能力ヲ麓張セン-スルエア

ル

而シテ其自

身

7日的

ノ膚メ

こ婿ク又鹿骨的威力′薦メ

ニ存

在

スル資本ガ近世荘蹄生活ノ基礎

ヲ薦

スノデア

ル'然ル

ニ過去三世紀殊

二十八世紀末/塵莱草

命

こきル

迄

',資本ガ其自身ヲ目的J･スルガ如キ

しか･1.t蝿

へテ無カッタ'帥

チ常時

三在

ツデ.I,富

′観念ガ富者

.1封

シテ壬貧者

二封

シテ千同様

二

油層h'示

ガ

虜

ダ

ニ僧侶ガアック′デ

アル'人ガ

資本

二封

シテ欲望

ヲ超

スハ

夫

レヲ渦餐

只ル

ガ虜

メヂ之

レヲ資本化

セントスル

ノデ

.1ナイ換言

ス

レ㌦

人生

ノ哲理

'1之

ヲ経蹄行為デ

示

ス一lシテモ

或

ハ叉抽象的理論

デ云ヒ慮

外ス

ニシチモ等

シク

生措ガ事物

ヨ,モ重大ナ

モノデアック'徒

プチ

生活及ビ其欲暫ガ終極ノ目的デ富

',単

二其手段

二過ギナカッタ｡

九.須木

･九｣｣‥り可

′影響,,

如何ナル

モノデ

ア

ブ

ダ

ニセ

ヨ'彼

ノ哲畢

ヲ窺

フモノハ

全部

-二且ッチ

モ戒

.1其断片

二於

チモ其根本的恕

想ガ明ラカ主

賓本ま

養

ヨサバ

寧

口珪活主義

ニアック事

ヲ否定

スル

謬

ニハ行カ

ヌカ.=封

･l決

シテ資本ノ効用

ヲ

以デ

経締活勃ノ標的ト

',嫡サ

ヌ､否之

ト

',反射

∴1彼

r入線

ティ秤酵活動ヲ

以テ人類

ヲシテ生計ノ

野料

ヲ得

セシメン･1スル方便

二外ナラ

ヌト観破

シタ､即

チ役目ク(Weattho

fNations,BooktV,

In

trod=C什㌻n)

PcLiticatEconomy,cur)sideredasabranch

oflh

eSCienceastatesrTlallOr

legisht=r.p-o･

posestwo

distinctobjectsJ･Brst､toprovidca

ptentifu)revenueOrSubソistencefOt･thepe0･

ple,ormoreproperlyto

enlb7ethemtop

rovide

sucharevenue6rsubsistenceforthems

elくeS;

andsecondTyJto

suppty

thestate

orcom･

monwei]th

w).tharevemtesu訣cientforthe

pub=cservices.

ItpropLISeStO

enrichboth

-hepeopleandthesovere】gn･

僻他

′方

面ヨ-同

1ノ革質

ヲ説明セン二九引

叫ハ

粧拷摂動

ノ垂惜値

ガ網贋

ノ結華

ア決

セラ〝

ペキモノトナ

シタ､帥

チ富

ノ鎮座

ヲ揮幣行為′

最

モ重要ナ尺度

卜湾

ス代

リニ少クーモ彼

ノ根本

理論

二於

テ

't生産

ガ富

ノ滑農

工封

スル従属的ノ

モノ下目サレ

テ居ル

､b彼

/道徳再挙帥

チ吾人ガ

第十三巷

(八二九)

雑

抜

アダ

ム､ス,.,ス

t近世祉曾畢

第五堆

1〇三

第十三巷

(八三〇

)

雑

録

雪

オ

ー近世祉骨畢

第五鏡

丁OEI

今日彼

ノ鹿骨畢卜呼ブモノ♪生産及ビ消費

ノ終

極ノ評借着デアツテ生活手段ガ経済手段

ヲ量ル

最後

ノ判官デアック｡

右ノ革質

'1確

二十九世紀経済畢

(英国

ノ開輿

セル､範囲

こ於テ二

/董ケル

配景デ

'lナガッタ'

飾ッ子謂

へ.,,升.列可

,丸.引可

ヨリ樽

'1ック社食

暫畢

ノ王位

'1経済学者

ヨリ竜峯

p赴骨学者ノ手

工依ツテ臆承

セレラタ､社食畢者

.1瀞削クル

スt

.=封

｣ノ道徳哲学

ヲ其健

二生

カシテ持

プチ居ッ

ク

ツシテ技術ノ問題

ヨリ'1人ノ問題･1シテ生活/

意義ヲ諭寄シクノブア

ル'彼等

.1生活ノ中心

二

人

ヲ置キ吾人

工物質的生産物ヲ供スペキ手段ク

ル技術的活動ヲ第二意義ノモノ下名

シク'然ル

エ奈何

ンゾヤ経済聾者

.1異端者'邪教者デアル

何,iナレ

.,t被等

.1技術

ノ重要ナル

nトヲ誇張

シ

テ其従属的地位

ヲ破壊

シテ終ツタ塞

二怪

ムベキ

デアル｡要スル土

.礼

.引耳

′軽幣背拳ガ彼/赴骨

畢ノ

f分散デアル

nトヲ了解

シ得ナケ

レ〆固富

諭ノ初茸ハ

支離滅裂

トナラザルヲ待

ヌ'然

レド

モ其所

二何

等

/予盾

モナケ

レバ叉間故.tp無イ何

トナ

レ..t此序説ハ

彼ノ一般西軍ノ内

二其説明ヲ

求メ得ル

カラデテル(OnchenJSmithundK

an

t,

1877,

St6)目下/吾人ノ目

的二封

シテJl

現今

ノ

社食

畢

ノ思想

二基イテ引

1可′人生観ガ

果

シテ

正普ナリヤ否ヤヲ問ノ必要

'lナィ､唯道義的扶

序ガ彼ノ哲単

二於ケル内面的ノ概念デ経済ノ手

段

ハ第二次的

/概念デアルコトヲ知

り得

レバ充

分デアル'若

シモ経済争論ガ此見解

ヲ隠蔽

スル

ナラバ夫

ハ鹿骨科挙

/進歩

こ'1

ァラデ正道

ヲ逸

シクモノデアル郎チ手段卜目的

トヲ顛例

シクル

モノト評ス〝ノ外

'1

ナィ｡

国富論ノ開巻第1

章

'1塞

二此要求

二通膳シク

モノブアル帥チ其

一節

ヲ引抄スレ+.1左′如

クデ

ア

ル｡T

he

a

nrluallabourofeverynation

isthe

fundwhichoriginallySuPP二esitwithallthe

necessafies

al.d

conve

nienceso

flife

w

hichit

al]nu

aニyconsu

mes､azldw

hichconsistatways

eitherintheimmediateproduceofth

attaboul

J

brinwhatispurchased

with

thatproduce

f)･om

othel･nations.

右

′

文字'1全容働

′生産物ヲ消費

シテ居

ル国

氏/状態ヲ憶

ヒ起サセル､ソnデ問題

.二

言

ニ

シテ丑

セ+･,次ノ如クナル'如何

ニセ.rt滑

農

工利

用

シ待

ベキ富ヲ出家

ル丈大ナランメ得ル

カ土

石

フn-デ資本ノ蓄積ヤ堵鞘等

二封

シテ.t

〓昌モ

論及

シタ所

'1ナイ'最tp後章

二於テ夫々

説明ヲ

下シテ'1

7ルガ要スル

ニ最

モ利害関係ノ深イノ

:･l滑農

ノ問題デ

如何

ニセ+,t吾人

.1消費

シ得

..(キ

最

モ多ク′財ヲ獲得

スル

コ-ガ出家

ルカヾ焦眉

〆急務デアルナ然ル

ニ今日′重要ナル問題

.t大

LJ,-之

レニ異サ資本ヲ

作り上ゲル鹿骨機関ヲ如何

こもバ最

モ有効.一山使用シ得ル

カ土

石フnIデ夫

九レガ人類

三朝

ス〆

結果ノ如

キム

革

｡願ミザル

モ

ノ下請クテヨロシィ｡

丸L引オ

ノ甥諭

ハ見方

ニヨッブハ現代人

ヲシテ

梅酪ナル融合主義

二奔ラセシメル怖ガナイトモ

限ラヌ恐クハ

今

ノ職工組合ノ指揮者

.]シテ丸.早

叫

ホド確賢

二聾働ガ富ノ根源ナル

コトヲ信ズル

モノ

',

ァルマイ､丸.打力tガ此事賓

ヲ承認

シク

エ

モ拘ラ

ズ近世ノ穿働者

ハ此見易キ真理ヲ確立

ス

ル

ニ勉メナケレバナラナカッタ'現代

二於テハ

資

本

'1番働卜英名春ヲ分配スル

コトヲ欲セザル

ノミナラズ屡

々生産手段トシテノ卓越ナル効果

ヲ要求シ又収益ノ分配

二封

シテ優先権ヲ求メヨ

クトシテ居

ル､此持薯

rt猟リ経済上ノ嘗際

.)釈

チ戒ル

メカリデナク又経済単語

二於チモ寧

口誇

張シテ婁

レテアル､嘗

二斯クノ血キ,,育

斗ノ

経済単記ガ依ッテ以ヲ建ッ所ノ道徳論-

'1著シ

ク舜化セル

事賓デ

.1

ナイカ｡丸.いり可

,l先ヅ

人々

ガ

財ヲ滑腰

スルハ

之

レ一)依ッテ更

二重要ナル他

ノ目的ヲ蓬

スルエアルnt而

シテ斯ル人々ノ集

弟十三巷

(八三

1)

経

線

アダム'スミス下近世鉄骨争

第五蚊

7〇五

欝十三巷

(八三二)

雑

錬

.笥

刃引ガJl近付祉骨車

第五破

1〇六

食

か

etaチ閲民ヂ国民′穿働ノ結果ガ配昏トナプ

チ線

テノ人民′問

(r分輿セテル･n-ヲ諭ジ'

然ル

後其配常額

ヲシテ可及的大ナラシリル

こハ

国民

ノ葬働ヲ如何

t三

ペキカ､又物質的満

足ヲ

得セシムル

モ'1如何ナル

額

ニチ足ル

ヤ等ノ技術

的問題

一一触接

･bク.

兎

三角九｣針｣叫､丸.JHオ

′思想ノ系統

,,極

メテ

複雑デアル'約言スレ

メ人類

'1穿働

スベキ道徳

上及'iJ敢倉上ノ運命

ヲ持ツテ居

ル､国民

♪賓

二

此運命

ヲ成就セン･1スル努力ノ単位デアル'国

民ヲ形成セル各個ノ人民

'1生存ノ本家ノ目的ヲ

費見

シ英日的ヲ蓮

スル

ノ催件ヲ探究

シ又必罫ナ

ル手段ヲ得テ其目的ヲ嘗現セン･L九ル

ノ職能

ヲ

有

スル個人及ビ国民ノ生清問題

ハ九.‖

叫ノ思想

三蔵.1レル所

三伏

レ+rt次

ノ四鮎デア

ル'印

チ

(二宗教ノ問題(二)倫理ノ問赴(117)行政ノ問題

(四)経欝的技術ノ問題是デアル｡此分類

.1定

二

軸棄デアγガ展ノ人達問題ヲ

1層板本的周係

ニ

置イ井功.'1

没

スル

コト'1

出恭

ヌ而

シテ此鮎'1

後

世′経滞畢説′

軽視シタ

所デ却テ社食率者J

手

工依ッテ費揚セラ

レク列.ダームt

､引

丸

rT

大

ナル

撰ガリ

ニ於ケル赴骨的生活力ラ人生ノ過程ヲ維

持

スべキ技術′問題

二論究

シタノブアル'若

シ

モ程幣学説ガ対日オ

ノ論法

二於ケル

如キ従属的

地位

ヲ占ノテ居ルナラ'.1夫

.1社食哲

学ノ緊要ナ

ル

1部分デアルガ

此正道ヲ逸

セル場令

こ'1最早

生

活ノ理論-･賓際

トヲ混乱セシ〟ル

二通ギ

ヌO

.以上述

ベークル観察鮎

ヨブシデ後世J経緯聾者

ヲ分類七.I,大凡次ノ二鮎ノ異理ナル

コトヲ詔メ

ルデアロク.0

1,英国

ノ所謂正統経緯学者,,

当

町可､ー孔ミ~

可ノ哲学

二於

テ占メタ

正常ナル地位

ヲ横

工柾グ

テ特

二経済学説

二重キ

ヲ置↓

タ｡

二､十九世紀中ノ猫逸軽滞聾者ハ

形式

l1於チ

･l然ラズ,-入ルモ精神

二於テ,,英帥正統軍汲

ヨ

リ遇

こ.k.新.与

烈日不

二並カッタ.

繰返

･bt三

一冒

ガ現代

二於ケ〝思想′最モ重要

ナル傾向

･,内容

ヨリ♪

寧

口外形

二於テ列.列可

､

.Tへ7TTEガ雀荘怖諭ノ根底卜属

シケ道徳哲単

二復

7,

路

シツ

･アル

'十

九

世

紀経蹄寧ノ大ナル誤謬ヲ

指摘

シtナ丑壷ハ侶

ヲ定メソトスルニハ道徳畢′

1

部トシテ諭ゼラ

レタス~可カ.ノ経

済

畢

訣卜烈封

ン､スチユアート'ミル

至ヅテ其柿度

三種

シク

正統畢沫/誤

レル経滞畢説トヲ比較

スル

ニ越

シ

タモノ,,ナィ､但シ三一品

意

ヲ加

へル

ガ

引{

ノ

経簡単説

't漁礁畢

ノ中心ヲ離

レルコーイト達キ

ニモ開

'(.フ

ズ額働者階顔ノ滑水

三関

スル彼

′説

明

･,T(.｣㍉斗ノ諭按

二匪

リッ

･アル曙光

ヲ示セル

コトデ･ア

ル(l.S.Miこ､P

otitl.CatEconom

y,Book

lV)

'ス~引刃ノ出費

シタ論接

?充分二看

定メル

一二

先ヅ国富論ノ大観ヲ窒

息シテ研究

七千+I,ナ

ラヌ'彼

.1国民

二封

スル生産物分配ノ制令ガ

生

活必需品及ビ其他

ノ有用品ノ供給ヲ増減セシ

メ

ムル

コトヲ述

べク後此制令

ハ次ノニッノ事情

ニ

依プチ左右セ..hルモノデアル

ト附加

へク｡

第

一､革働ガ

利用

セラ

レル仕方ノ熟練ナルト

巧妙ナ

ルー又

'l判断ノ度合

ノ如何

二依ル

コ

ト

⊃

第二

'有用ナル

塀働

二徒事

スル者

/歎卜否ラ

ザル者

ノ数ト′制令

二基ゾク

コ-

此有用ナ〝

(usefut土

石フ言尭

'l塊塵的(pr?

ductive)ナルト謂フ語卜同意養デア

ル

ガ

昏時

エ

アプ

チ.1決シ

テ何等ノ議論ヲ挿

ムペキ

除

地

rl英

カッタ'怖ラク

ハ不可カーモ此鮎ガ.州.可可封ノ箱

(pandora'sbox)-ナラサト

'1漁想シナカツク

ワ

クO評

者註

此鮎

三関

シテ'1

M.lt.Potit].catEcono･

my.)3.okL,chap.(Io

rlll参照

･.り｢可

',

生産

的勢働

(p-oductive

Labour)ト

不

生産的

静物

(Non･p-oductiveLabour)ト

ニ就テ詳細ナ説

明ヲ薦

シテ居

ル而

シテ其所説

'l今日

ニチモ

軽浄財ノ有形無形諭印チ動静ハ

軽浄財ナル

第十三奄

(▲八三三)

粗

鉄

ヨ

ー近世証曾魯

第五統

一〇七

第十三春

(八三El)

経

線

方.那.山↓斗｣引刃･1近世祉骨畢

第五鱗

7〇八

ヤ否ヤ等′問題

工封

シテ有カナル資料ヲ供

シテ居ルキノデアルo

乍然吾人'1

彼ガ使用シク通クエ此語ヲ解樺セ

ントシテ迷フ

必要

'1ナイ'奈何トナ

レ'l極メ一才

簡短ナル問題デ

一言

ニシテ並

セル

カラブアル'

ヽヽ

ヽ

郎チ洞農財ヲ生産

スル

ニ常リ有益

二努働

シ得

ル

人民ヲ多ク有

ス〝国民

'1多額ノ分配

二預ル

nI

■ヽヽヽ

ガ出水ル

･L謂フLl過すヌ

'彼

ハ有益

二上

京フ語

う

一膚汎

キ意味

二用ヰ

ヨクト.1シナカッタo刃

757可

,,伺此鮎

二就テ物斯ノ豊富又

･t映乏Al玄フ

コJ二

第二J事情

ヨリ'1第

17事情

二依ッテ多

ク決セラル

･モノデアルト諭',hク'其理由

'l野

蟹未開人種J･文明国民ト′比較

ニヨツテ得ラレ

ク､郎チ前者

/IT在プ

チ.1生活′困難ナル嫡メ各

人

'1直接間接

二食物複素二徒事

スル

ノ止ムナキ

三毛拘

'1.フズ

1般

二貧窮デ

ブル

然ル

こ後者/間

ニ'1比較的怠惰ノモノ多クシテ

伺且

ッ

富ハ

普及

シ一才居ル｡

国富論ノ第

1篇

.1右

/革質ヲ

一層詳説

シクモ

ノデアル

､帥チ生産的努働/能力ヲ費蓮セシム

ル原因及ビ生産物ガ赴曾ノ有ラユル階奴ノ問

へ

自然

こ(naturaEy)分布セラル

･準則ヲ説明シテ

居

ル､斗早耳ガ此自然

ニト云フ言尭ヲ用ヰクノ

'1素

ヨリ重度畢派

二負

フ所デアルガ之

レガ後世

正統畢派ノ問

へ自由思想ヲ暗毎

セシムル動機･1

ナック事

't寧

'tレヌ､丸.いり｢可

,,斯クノ如ク鹿骨

的法則

二封

シテ自然ノ準則ヲ普テ'lメル

コトノ

正否ヲ単

二技術上ノ問題トシテ研究

シクノデ道

徳問題トJT仝ク之

レヲ区別シク､然

ルニ後世ノ

経済単語ハ

道徳上ノ侶説

二基ブクヨク

エナック

此侶説タル

ヤ赴曾単

二於ケル根本的′問題クリ

シニモ拘.1'フ.ス正統経緯単著

.1理論

二於チモ賓

際

工於チモ此暇説ヲ諭+･hヨクトハ

シナカッタ'

サ

レPPt正統鮭酵畢

'1論理上

ヨリ謂

へ'･,厳正

.l技

術的性質ヲ稀スル

モ

ノト三石ブ

コト

'l出凍

ヌ何

トナ

yr.t前提ガ動

揺ヲ免

レヌカラダアル'英固

経済串史上

二於ケル右′畢賓.1

今日倫理問題

二

思ヲ潜

ムルモノ

ハ看過スルゴト

.～.出凍ナィ｡塞

二正統経済畢

Jl道徳上ノ問題ノ研究

二封

シテハ

革腰J跡ヲ選シ

ク

エ過ギ

ヌ｡此鮎

二於チモ吾人

I,不利可'丸.斗

ノ経済畢説ガ倫理畢説

二於ケ

ル

論理上ノ要求

二良ク合致

シテ居

ルコし-ヲ繰返

すズ

ニP,居ラ

レナイ'本論文ノ趣旨

't要スル

ニ

苛

可ノ畢詑ヲヨク分解

シテ此事理ヲ

明確ナラ

シメムト欲

スル

モノデアル､而シテ其研究ノ結

果

'1必ズヤ正統

畢汲ノ経済畢説ガ道徳上ノ基礎

ヲ離

レテ邪道

二階ツテ居

ルコトヲ明ラカニスル

二足ルデア

ロク｡

国富論ノ第二篇'1

資本ノ本質及ビ夫ノ蓄積セ

ラル･状態竣

工資本ノ活動ヲ起スニ必要ナ勢働

ノ分量等

二親テ諭ジテ居

ル､雌等′問題ヲ研究

スル理由

.1九五1オ自身ノ説明

二役

へ+,,次ノ加ク

デアル､有用ナル生産的聾働者ノ敦

'1何虞ノ図

二於チモ其券働ヲ悼用セン･1スル資本ノ額

二比

例スルモノデ又其使用ノ途

二依ソチモ具ル毛′

デアル'此瓢モ明ラカニ道徳問題デ

'tナクテ技

術ノ問題デアル'然

ルこ此方面/正統鮭捧学派

ノー研究ハ

多クハ

涯薄デ且ッ正鵠ヲ得クモノガ勘

ナ･T㈲吾

人

',寸.小外耳学説ノ淵源及ビ賃銀基金

説等

二

瞥ヲ輿

へナケレ+,,ナラミ

而シテ此等

′問題ヲ諭ジタ琴

嘉

ノ最後

ノ茸

',今日ノ進

ン

ダ寧説

ヨリ見

レ+I,誤謬ナル

コ･-ガ分

ル｡

夢

二篇

ハ各国民ガ券カノ利用

二就Tテ取ツタ

和々ノ書策及ビ種々ノ政策ガ夫々収メタル致績

ノ度合ヲ異

ニスル理由撃

一欧洲各国ノ政策ガ雁

馬帝国ノ没落以来地方ノ産業

ヨグ

ハ寧

口都市ノ

産業ヲ奨励スル

ニ傾イタ理由等ヲ諭ジク'斯

ル

問題

'T轡

ア道徳問題

二割

シテ重要ナル

諭接ヲ輿

へル

モ

ノデアル'物

二封スル′デ

ハナク八

二封

スル

効果ヲ諭ズ

ルナラバ改発ノ研究

ハ立派ナ道

徳問題デ

ハナイカ'経済畢説-倫理畢説-ノ周

ノ接触

'1次ぎノ如キ仮定

二基ブク毛ノデア〝､

欝十三馨

(八三六)

経

線

郡外可末日刃-近世祉曾拳

第五戟

二〇

帥チ経済上長

毛有致ナ政策ハ

道徳上

二於チモ亦

正普ナモ/デアルしこ玄フコト

是

レデアル

'然

レ

ドモ爾凍此暇定/影響

'1常

二技術トシテ

ノ経済

学卜道徳哲勢乃至祉骨畢

-シテノ経幣畢ノ間ノ

限界

ヲ陵昧ナラシムル

傾向ガアック｡

不可九ノノ第四篇

♪第

三篇

二於

テ諭.･hク種々′

政策

ノ背後

二横

'1ル経済畢説ヲ研究

スル

エ在ツ

タ､畢寛第三編ノ歴

史的研究

Q'政治上'

哲挙上

及ビ宗教上ノ思想

二比瞭封照

スル

ニ依ッテ鶴メ

テ其異倍

ヲ示スモノデアル'線テ

或革質

ノ最後

7

億億

.1夫ガ生キクル人間

二如何ナ

ル信催

ヲ輿

へクルカ

ニ依プチ決足

セラル~故

三先ブ窮

一著

手J･シ

テハ過去

二於ケル人開山心想ノ産物ヲ戒ナ

ケ

レ4.1ナラヌ'ソクシテ過去/思想ガ人生

ノ異

意義

ヲ説明スル二足リルヤ否ヲ判断シタル後ナ

ラデ

,1之

レニ道徳上ノ情婦

ヲ輿

(ル

nト

ハ出水

ヌ'換言スレノ過去ノ人類ガ経緯畢

二就イテ如

何ナ

ル思想ヲ懐イブ居ブタカヲ示スノミ.7.1未

ダ以テ道徳土偶伍アル

モノトスル

謬

ニ't

行カメ

要スルニ経済手段･1経

蹄撃説ノ歴

史ハ

倫理単記

ノ菅料トナルモノデアル'而

シテ此両

者

'1共

二

人及ビ富

二関係ヲ祷ッテ居

〝仰チ人

二関係

ア

レ

'･1

コソ人類

二封

スル積極泊極ノ憤値判断ヲ為

シ

得ルノデアル~若シ

モ吾人ガ過去ノ思想ヲ畢ナ

ル事

賓-シテ顧ミルナラ'.,其研究

'1

明ラカニ技

術的ノモノ

ニ過ギヌ'.(:.刺石

､不対

ノ経碑学

説

三関

スル

研究

rl此鮎

二於

テハ

悪

二明瞭デ後世

ノ如ク混乱

三隅ツ

タモノデハ

ナイO

陶富諭ノ第五第帥

チ最後

ノ章

Jl岡家ノ収入ヲ

諭ジテ居

ル､此研究

二

面

二於テ

.1行政機関ノ

満敬

二閥

スル革質

J問

題デアルガ他

面

ニ't行政

手段等

ノ技術

三関

シ又全部

二互ブラ道徳上

ノ問

題ヲ合

ンデ居

ル､然

ル二十九世紀

工於

ル一役ノ

思想

',国家

ノ機能

ヲ以

テ技術的物質的

二眼ツタ

モノ

･如ク見

ヘルガ

'九.ー引可

ノ観察

',確カ

ニ道

徳上ノ批判ヲ以テシ

ク'之

レ彼ガ｢アル

ペキ誓｣

oughtノ欺放ヲ諭汐タ′ヲ見チモ卦カル､今EE

ニ蔽チモ吾等

'l丸｣7T刊ノ論法ヲ非難

スルド

コP

カ彼ノ金岡

コソ塞

二進徳的批判

二到彊

スル

ノ論

理的順序ヲ示シクル規範卜仰ガ子P,,ナラm.叫

引叫

,,先夕生潜

二就ティ概念ヲ説明シ然

ル後生

活ヲ餐

ムノ手段トシテ各和ノ活動ヲ諭ジク､斯

ル

根底

ノ下

二於テ彼

.,人生ノ過程ガ富･1自己心

･1′封照スル

コーヲ決

定センノー試ミクノデアル

此順序及ビ思想

.1賓

二近世ノ社食聾者ガ諭等

シ

テ居ル方法論ノ問題

二外ナラヌ'十九世紀時代

一一於ケ

ル･1日{

二重ル迄ノ英国J経済寧説

.1九日

叫ノ此所読

ヨリモ造

二懸絶シクモノダアル

~之

レニ反シテ赴骨学

J,却テ丸.中村ノ単語

二近寄ツ

タ｡1

nllHニシテ壷

セガ現今′敢食草′研究.1

人生

ヲ唯心的方面

ヨ,見テ利己心ノ蓉展'個人ノ馨

展及ビ圃結ノ費展

.t蹄シテ

居

ル'此等′瓢

二就

イテ'1詳細ナル

説明ヲ名サンデ

モ夷

γガ心理撃

赴食草及ビ倫裡畢ノ終梅ノ問琴

7アル

ゴJ･ハ明

瞭デア

Bク'吾人ガ何等ノ侶伍判断ヲ下スnt

ナシ単

二行男(活動)其物ノ"･･ヲ観察

シテモ人生

ガ自己心､個人竣

工個人間ノ関係ノ馨鹿デアル

n-

Jl軍

.1レミ

而

シテ此等

ノ語

.1原因結果ノ

連鎖ヲ

示ス為メ

二名ブケタモノデアル､道徳帯

革

'l道徳進化J鼻過轟ヲ研究

スル科学デアブテ

赦骨学

'1贋義

二於チモ亦其技術的方面

二於チモ

道徳進化

J過程

ユ存スル因果ノ関係

ヲ組織的

二

研究

スル

道徳膏畢デ在ル'ソクシテ其研究ノ方

法

.,ニッアル郎チ

1.1道徳進化ノ過程

ヲ忠賓

二

親迎シテ之

レ

ニ封シテ吾人J僧侶判断ヲ下スモ

ノデアツテ他

'1重々之

レヲ否定

シ検疫

シ去ルモ

ノ是

レデ

アル､

道徳哲畢印チ鹿骨畢

♪前者J追

行ヲ採ル

モノデアル

カラ其目的

'1道徳ノ進化ヲ

惹嘩スペ

キ稚々′要

田ノ中

カラ其

レノ根本的意

義ヲ貴兄セソー努メテ居

ル｡

斯ク問題ヲ決定滋タル

後赦食草者ガ常

t)経済

欝十三巻

(八三七)

耗

故

習

刃

ヰ近世妊食草

第五鱗､

7〓

幕十三巻

(八三八)

雑

披

｢生活賃銀｣ノ意義

学者

.1問.1

ントスル問題'1

次ギノ如キモノデア

ル

､郎チ粧滞畢者

ハ如何ナル

鮎迄其研究

ノ歩ヲ

進

ナントスルカ'済ク又富二

依ッテノ.･r左右セ

ラル

･モノー

シテ経済活動ラ諭ズル'1如何ナル

鮎迄正常デアル

ヤ否ヤ'或

't又富ガ関

係シテ居

ル

道徳進化ノ過程

二封

シテ'1如何ナル範囲迄其

研

究

卜債伍判断･1ヲ加

へテヨ

ワシイカ等是

レデ

アル'十九世紀ヲ通ジテ英国及ビ米国ノ経済学

読

.1道徳進化ノ過轟

二常

シテ及ボスべキ富/影

響ヲ

不昏

二瑛張

シテ諭ジク'之

レガ

為メニ彼等

ノ道徳的慣伍判断

'1仝ク正鵠ヲ失ス

ル

コト

,ナ

ヅテ終ブタ'余ガ技

工諭ジク主旨ハ単

二技術的

ノ問題トシチモ人

生

ノ鼻意義ヲ説明

セソースル

ナラバ必女'鹿骨ノ問題

,l丑藤

局ノ艶

二於テ,～

道徳的過程ノ内

二経済的関係ヲ結tiJ付ケテ居

ル

土

石フコト

ニ外ナラヌ､斯クスルノガ具ノ経済

学′目的デ財ノ技術論

ヨ,モ1層重要ナル意義

ヲ有

スル･コtl,ナル

ノデアル'経済畢ガ

人類

第五魂

二

二

′活動

二封

シテ憤佐判断ヲ輿

へル

モノデアルト

謂フ以上

'1人類′絶チ′活動ノ根源クル道徳的

過程ヲ充分説明シナケレ.,,ナラス上

京フコト',.

敢テ多言ヲ要セヌー思フ｡