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2019 年 11 月 21 日NL-J0029-01 NEWS LETTER 株式会社 日本製鋼所　広島製作所

樹脂機械事業部

ストランドカット

UWC

10mm␣

10mm␣

真空泡

今後も各種エンジニアリングプラスチックス用水中造粒機（UWC）の開発を継続していく所存です。 また弊社の樹脂技術開発センターには多数の押出機を設置しており、実践的な性能評価が可能です。

図 4 UWC(MDC Type)

図 3 UWC(ADC Type)

図 2 PA66( ストランドカット )

図 1 PA66(UWC)

■ストランド切れにより運転が中断することがあります。■ペレットサイズが引取速度に依存し、 不均一になりや すく成形時の流動性 ・ 安定性が低下します。■ペレット内に真空泡が発生するため、 水分 ・ コンタミ の付着が発生しやすくなります。

■カッター刃交換以外は連続運転が可能です。■オートスタート機能の活用で、 スタートアップ時の運転 員の個人差が解消可能です。■ダイス穴径とカッター回転速度のコントロールで均一な ペレット形状を得られます。■ペレットが球状粒であるため、 成形時の流動性 ・ 安 定性が向上します。

カッティング方法の比較 UWC の採用により運転性ならびにペレット形状が飛躍的に改善されます。

特長■電気ヒーター加熱方式　300℃以上の高温でダイスを加熱 ・ 保温が可能です。

■球状粒による流動性向上　 水中で造粒することにより真空泡が表面に出ない、 流動性の良 い、 均一な球状粒を得られます。

■押出機エンジニアリング技術　押出機から造粒機 ・ 脱水機 ・ 振動篩まで一括して製造できます。

■コストダウン　電気ヒーター加熱なので、 別設置の熱源装置が不要となり、 大 幅な省スペースとコストダウンが可能です。

概要　最近、 高融点エンジニアリングプラスチックスへの水中造粒装置

（UWC）の適用が求められるようになってきました。 一般にポリオレフィン・その他汎用プラスチックス用に使用される UWC は、 熱油やスチームを加熱源とするダイスを装備しています。 この度、 ダイスの熱効率の向上・ペレット形状の改善を目的としたヒートジャケット構造の見直し、インシュレーション構造の採用等、 最先端技術を導入した新型ダイスを開発し、 高融点エンジニアリングプラスチックスの水中造粒技術を開発しましたので紹介します。

エンプラの水中造粒技術の紹介