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AWS Cloud Roadshow 2016 今こそクラウド、あなたの都市で。 地場企業の導入事例に学ぶ AWS導入の勘所 アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 テリトリーマネージメント本部 越野 昌平

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AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

地場企業の導入事例に学ぶAWS導入の勘所アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社テリトリーマネージメント本部越野 昌平

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。日本国内でAWSを利用しているユーザ例

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。東北でもAWSの活用が広がっています

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

株式会社会津ラボ代表取締役

久田 雅之 様

データコム株式会社研究開発部 部長地主 雅信 様

株式会社サードウェーブソリューションズ取締役

今泉 孝 様

本日ご登壇頂く皆様

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

株式会社会津ラボ代表取締役

久田 雅之 様

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。AWSは新規事業のインフラとして最適

• スモールスタートできる• 急なサービス成長にも対応出来る• 効率的な利用でコスト削減も可能• 既存の技術知識ですぐにはじめられる• 少ない人数で効率的に運用出来る• グローバル展開も容易に可能

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。多数のベンチャー企業での利用実績

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

株式会社サードウェーブソリューションズ取締役

今泉 孝 様

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。AWSを軸に新たなエコシステムが創造

AWSを基盤としたSaaSの提供

アプライアンス、ネットワークベンダーのAWSでの利用サポート

BYOL(ライセンス持込)

システムインテグレーション

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

東急ハンズ:利点を最大限に活用すべく、無条件にパブリッククラウドを適用する

ファーストリテイリング:基本的に全てのシステムをクラウドファースト、クラウドネイティブで検討する

丸紅:アプライアンス製品などクラウドを利用できないシステム以外は、基本的にパブリッククラウドを使う

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/ncd/15/100600039/

AWSへの “全面移行”企業が加速

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

仮想プライベートクラウド

閉域網(専用線)接続サービス

Amazon VPC

Amazon Direct Connect

商用ライセンスの持込(BYOL)

社内システムにAWS利用が加速する理由

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

数多くの第三者認証:セキュリティ・コンプライアンスに関する、多くの第三者認証を取得済み

データセンターの冗長化:ネットワーク、電源等が冗長化されたデータセンターを複数利用可能

柔軟なリソース追加:ストレージ容量の追加が容易でサーバサイジングも従来より簡易です

AWS化することで得られるメリット

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

データコム株式会社研究開発部 部長地主 雅信 様

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。AWSが採用されていく流れ

1.個別プロジェクト・検証環境独立したシステムとしてAWSを利用

2.ハイブリッド化既存システムの一部としてAWSを利用

3.大規模移行全面的なAWS利用

4.クラウド最適化マネージドサービスを利用したクラウド最適化

メイン サービス

プラットフォームサービス

エンタープライズアプリケーション

インフラストラクチャー

セキュリティ&管理・運用

サーバ、ストレージだけではないAWSのサービス

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

・認証API・データ保存API

Webサーバ DB

LB

これまでの一般的なアーキテクチャ

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

Lambda(ロジック)

API Gateway(API管理・運用)

DynamoDB etc(データ保存)

マネージドサービス活用することでサーバを利用せずにアーキテクチャを構成することが可能です

クラウド最適化したアーキテクチャ

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

「青森観光アプリ開発コンテスト」AWSのトレンドを利用した試み

星野リゾート 青森屋を舞台に青森県主催のコンテストを開催

青森屋様が観光における課題提供しそれを解決するアイデアソンハッカソンを実施

「課題解決」を支援するインフラをAWSから提供

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で。

AWS Cloud Roadshow 2016今こそクラウド、あなたの都市で

Next is you!

AWS Cloud RoadShow 2016 2016/07/29

IOT向けプラットフォーム

としてのAWS利活用

株式会社会津ラボ代表取締役 久田雅之

Copyright © 2016 Aizu Laboratory, Inc. All Rights Reserved.

株式会社 会津ラボ- to Advance Knowledge for Humanity -

代表者名

久田 雅之(コンピュータ理工学博士)会津大学第1期生

設立年月:2007年1月

日本唯一のコンピューター専門大学である会津大学のベンチャーとして設立。スマートフォン向けアプリを中心にソフトウェア開発を推進しながら、会津大学との連携を活かし

コンピュータ科学/技術を応用・適用して生活者の快適な日常への貢献を目指します。

事業内容iOS/Android向けアプリケーションの開発

各種システム開発・運用保守3DCG作成/映像加工

イラスト作成/各種デザイン

ホームページ:http://www.aizulab.com/ メールアドレス:[email protected]:0242-23-8285 FAX:0242-23-8286

2

会社概要

Copyright © 2016 Aizu Laboratory, Inc. All Rights Reserved. 3

アプリ・システム開発スマホアプリと連携したwebアプリ開発に実績があります。特にクラウドを活用したバックエンドシステムの構築を得意としており、様々な事例においてスケーラブルなシステムを安定稼働させています。

研究開発会津ラボは日本初のコンピュータサイエンスを単科とする専門大学、会津大学の公式認定ベンチャーとして設立されたました。大学との連携や高度な研究開発要素を含んだ、ソフトウェア・ハードウェアの開発が可能です。

事業内容

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エネルギー分野における取り組み電力自由化に向けた

新たな取り組み新たな付加価値の提供が必要

FEMS 簡易設置可能な工場向け

‣ 3相電力の消費電力モニタリング‣ 接続機器の電力波形データ蓄積‣ 機器の状態や変化の解析

HEMS家庭のコンセントへ差し込むだけで専門業者の工事を必要としない電力見える化システムの構築

家庭向けコンセントタイプ

Copyright © 2016 Aizu Laboratory, Inc. All Rights Reserved. 5

最初に構築したシステム

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front AP 統計処理AP

storage

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最初に構築したシステム

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HEMS サーバ構成(新案 B)

ゲート

端末

Availability Zone: Asia/Tokyo (ap-northeast-1)AWS Cloud

センサー情報

Kinesis※PUT から 24 時間経過後自動的にデータ消失

Lambda

ストリーム参照

※Lambda ファンクションによりKinesis のストリームを蓄積あるいは集計(Node.js)

蓄積・集計・解析5分に 1回

5分に 1回

30 秒に 1回

KinesisStreamsAPI

MySQL※Kinesis のストリームおよび集計・解析した結果およびユーザ情報等を格納

※フェールオーバー用にリードレプリカを作成

Amazon RDS

Amazon Elastic Beanstalk

Amazon Linux※API サーバ

ユーザ情報等

ELB

Web API

api.hems.pw

制御情報(ポーリング)4秒に 1回

Kinesis Streams API は AWS Credential を用いて対象の Kinesis アプリケーションへアクセスを行うため、Kinesis 自体に独自のドメイン等が割り当てられる想定ではない ※ Amazon Kinesis Producer Library を用いる

Amazon RDS のインスタンスはスケールアップ想定とする

Route53*.hems.pw

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HEMS サーバ構成(新案)課金要素

ゲート

端末

Availability Zone: Asia/Tokyo (ap-northeast-1)AWS Cloud

センサー情報

Kinesis Lambda

ストリーム参照

蓄積

集計

S3 Glacier

退避

プルイベント

プルイベント

プルイベント

30 秒に 1回

KinesisStreamsAPI

1 日に 1回

Aurora (1)

Amazon RDS

Aurora (2)

Amazon EC2

Amazon Linux

Amazon Elastic Beanstalk

解析1分に 1回?

Amazon Linux

ユーザ情報等

ELB

Route53

Web API

api.aizulab-hems.net

制御情報(ポーリング)4秒に 1回

*.aizulab-hems.net

・1 秒あたりのセンサー情報レコード受信数 (Shard)・1レコードあたりのデータサイズ (25KB/1PLU)

・ひと月のデータ受信量総量・ひと月の POSTリクエスト数

・ひと月毎に追加されていくデータの総量

・利用するインスタンス種別・確保するストレージ容量・ひと月に発生するSQLリクエスト回数・リードレプリカ数

・利用するインスタンス種別・確保するストレージ容量

・利用するインスタンス種別・確保するストレージ容量・ひと月あたりに ELBを経由するデータの総量

・ホストするゾーン数・ポリシーレコード数・発生するクエリ数

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HEMS FEMS (BEMS)+

AWSを活用したスケーラビリティ

大規模地域実証へ!

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サービス名 計算根拠 単価(ドル) 数量 単位個別料金 Kinesis 1秒あたりに何件の送信があるか 50 件

1ヶ月あたりのデータ送信件数で見た場合の必要シャード数(1シャードあたり1000件/秒) 1 シャード時間課金 = (必要シャード数 × 24時間 × 30日 × シャード単価) 0.0195 14.04 ドルPUT課金 = (30日月 × 86,400秒日 × 1秒の送信件数 / 1,000,000PUT × PUT単価 0.0215 2.7864 ドルKinesis 月額 16.8264 ドル

Lambda 1分で100件のデータを取得する場合の、Lambda ファンクションの月あたりの実行回数 4,320,000 回Lambda ファンクションの無料実行分を除外した実行回数 3,320,000 回1,000,000件ごとに0.2ドル課金される場合の、ひと月あたりの実行料金予測 0.2 0.664 ドル

RDS ひと月db.t2.micro、および1リードレプリカ増加ごとの増加料金 0.026 18.72 ドルイニシャルのインスタンス数 1 個インスタンス合計数から算出したひと月あたりの料金 18.72 ドル

Elastic Beanstalk ひと月t2.micro 0.02 14.4 ドルELB ひと月のELB1つあたりの金額 0.027 19.44 ドル

ELBを通過するAPIデータの平均値 9 キロバイトひと月のAPIリクエスト数想定(1ゲートあたり1日10回) 15000 リクエストELBを通過するポーリングデータの平均値 2 キロバイトひと月のポーリングリクエスト数想定(1ゲートあたり1日21600回) 32,400,000 リクエストひと月のELBを通過するデータの転送金額(単価あたり1GB) 0.008 0.51948 ドル

ひと月あたり(ドル)ひと月あたり(円)合計金額 70.56988 7,717

コストシミュレーション(ゲート50台)

Copyright © 2016 Aizu Laboratory, Inc. All Rights Reserved. 11

コストシミュレーション(ゲート10,000台)サービス名 計算根拠 単価(ドル) 数量 単位

個別料金 Kinesis 1秒あたりに何件の送信があるか 10000 件1ヶ月あたりのデータ送信件数で見た場合の必要シャード数(1シャードあたり1000件/秒) 10 シャード時間課金 = (必要シャード数 × 24時間 × 30日 × シャード単価) 0.0195 140.4 ドルPUT課金 = (30日月 × 86,400秒日 × 1秒の送信件数 / 1,000,000PUT × PUT単価 0.0215 557.28 ドルKinesis 月額 697.68 ドル

Lambda 1分で20000件のデータを取得する場合の、Lambda ファンクションの月あたりの実行回数 864,000,000 回Lambda ファンクションの無料実行分を除外した実行回数 863,000,000 回1,000,000件ごとに0.2ドル課金される場合の、ひと月あたりの実行料金 0.2 172.6 ドル

S3 ひと月あたりの利用容量 7.776 テラバイト1TBまでの利用料金 0.033 0.033 ドル1~49TBまでの利用料金 0.0324 0.2195424 ドルひと月あたりのPUT数を単価で割った、リクエスト金額 0.0047 4060.8 ドル

Glacier アーカイブリクエスト(ひと月30回、単価あたり1000回) 0.0571 0.0571 ドルひと月あたりの増加容量 7.776 テラバイト1TBまでの利用料金 0.0114 0.0114 ドル1~49TBまでの利用料金 0.0114 0.0772464 ドルひと月ごとに増加する利用料金 0.0886464 ドル

RDS ひと月db.r3.large、および1リードレプリカ増加ごとの増加料金 0.35 252 ドルイニシャルのインスタンス数 2 個インスタンス合計数から算出したひと月あたりの料金 504 ドル

EC2 ひと月c4.xlarge 0.265 190.8 ドルElastic Beanstalk ひと月t2.large 0.16 115.2 ドルELB ひと月のELB1つあたりの金額 0.027 19.44 ドル

ELBを通過するAPIデータの平均値 9 キロバイトひと月のAPIリクエスト数想定(1ゲートあたり1日10回) 3000000 リクエストELBを通過するポーリングデータの平均値 2 キロバイトひと月のポーリングリクエスト数想定(1ゲートあたり1日21600回) 6,480,000,000 リクエストひと月のELBを通過するデータの転送金額(単価あたり1GB) 0.008 2.100061236 ドル

ひと月あたり(ドル)ひと月あたり(円)合計金額 5763.018350036 630,129

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AWSを活用して

• 耐障害性の向上• バックアップの簡易構築• 運用コストの大幅な削減• スケーラビリティの確保• 開発に集中できる• 最新の機能を即時利用可能

利点 課題• スタッフの育成• 新規追加サービスの適応• 使ってないリソースの切り忘れ

AWSを利用した

【文書&ファイル管理システム】の導入事例紹介

2016.7.29

株式会社サードウェーブソリューションズ今泉 孝

Copyright © THIRDWAVE SOLUTIONS, 2015. All rights reserved.1

1.サードウェーブグループの紹介

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サードウェーブソリューションズの紹介

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本日のご説明の内容サードウェーブソリューションズがAWSを導入した事例

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①A社様からの提案依頼社員100名、工場3か所、年商 30億円、製造から販売まで行う会社WindowsServer2008の切替の提案依頼

②A社様の現状調査15台の部門サーバーという呼び名の管理されていないサーバーサーバーと個人PCへ分散しているデータWindowsServer2008の切替以外に問題が続出

③サーバー統合の提案と内部統制・統合NAS(AD連携とバックアップの強化)・文書管理(弊社開発の文書管理ソリューション)

④情報化のイメージとシステム構成

⑤A社の今後のロードマップ

⑥終わりに(評価)

1.A社様からの提案依頼

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本社と工場3つの製造業

総務部 経理部

本社

出荷 品証部 研究開発

○○工場

第一製造部 第二製造部

△△工場 □□工場

社員 100名,工場3箇所、年商30億 製造から販売まで行う会社『WindowServer2008の切替の提案依頼』

サーバーは部門サーバーという位置づけで、各部門が管理している。バックアップも各々がやっている。発端は、WinServer2008のサポート切れだが、サーバーの統合、管理の見直しをすることになった。

2.A社様の現状調査

作業ファイル 可用性、保全性が低く、様々なリスクにさらされている?

正式文書 検索操作が非効率? 人的運用で大丈夫? 文書の紛失や重複あり? バージョン管理は担当者任せ? 印刷への権限・制限はしていない? 管理者不在時はどうする? 情報漏えい等の危険性あり?

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15台もにのぼる部門サーバーと呼ばれる無管理のサーバー特に研究開発のサーバーはまったく管理が個人任せ

サーバーにデータがあるのか、個人のPCにデータがあるのかすら、わからない

もはやWindowsServerの問題じゃない

効果

3. サーバー統合と内部統制

Copyright © THIRDWAVE SOLUTIONS, 2015. All rights reserved.7

ワーク文書(個人PC/部門NASに散在) 可用性、保全性が低く、様々なリスクにさらされている?

正式文書 検索操作が非効率? 人的運用で大丈夫? 文書の紛失や重複あり? バージョン管理は担当者任せ? 印刷への権限・制限はしていない? ローカル管理時、管理者不在時は? ビジネス文書の紛失の可能性あり? 情報漏えい等の危険性あり?

文書検索 一元管理されたシステムで一括検索可能

保管~廃棄・保全性 統一・標準化されたルールで運用 文書の紛失や重複は無し システム化されたバージョン管理

セキュリティ・可用性 印刷への制御可能 タイムリーにアクセス可能

リスク ビジネス文書の紛失は無し 必要最小限のアクセス制御が可能なため、リーガルリスクを最小化

【部門NASからの脱却!】【正式文書の内部統制を実現!】

導入前(現行) 導入後

サードウェーブソリューションズの提案

二つの大事な課題をクリアしたい

サーバー統合【部門NASからの脱却および標準化】作業ファイルの管理負担・リスクの低減が必要!

文書管理【内部統制の実現】正式文書はしっかり管理!持続的経営には必須!

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この二つの課題に集約、これを改善したい!!!

3-1. 統合NASシステム

保管文書の洗出し必要な文書下書き不要な文書所有のわからない文書

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50%

・・・・・・・・50%

AWSの選択初期投資がないランニングコストだけで、使えるスケールアウトが簡単にできるバックアップも容易

統合NASの必要性AD(MicroSoft)の採用

バックアップの重要性の確認

経過 1日 2日 3日 4日 5日 6日 1週 2週 1ヵ月 2ヵ月 4ヵ月 6ヵ月 1年 2年 3年

日次

週次

月次

年次

共有ファイルサーバー:バックアップ方式例

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フルBackup

日次

フルBackup

週次

フルBackup

週次

フルBackup

月次

フルBackup

月次

フルBackup

月次

フルBackup

月次

フルBackup

年次

フルBackup

年次

フルBackup

年次

差分Backup

差分Backup

差分Backup

差分Backup

差分Backup

使用ストレージ:S3長所:数分~数時間リカバリー短所:高価

使用ストレージ:Glacier長所:数時間~数日リカバリー短所:安価(S3の約1/8)

3-2. 文書管理システムの違いと必要性

システム 管理対象 説明 機能の特徴 重要度バージョン管理

文書管理システム

・正式文書 社内規程 業務マニュアル 機密情報 技術文書 製品ガイド

全社、組織等公式グループ内で公開プロセスを経て共有すべき文書

標準化された検索 登録 ライフサイクル管理 (公開~非公開・廃棄) 高セキュリティ

高い 必須

NAS(ファイルサーバー)

・上記正式文書以外の文書

・作業ファイル

個人または非公式グループ内での作業中や共有ファイル

容易な更新が可能 キャパシティ管理はユーザー責任 低セキュリティ

低い~高い

不要~必須

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まったく、使い方が違う。内部統制には、文書管理システムが必須である。

文書管理システム

ISOデータ、技術文書(A社様では必須だった)

単なるフォルダ管理では無理。申請から承認公開までのプロセスいわゆる「ワークフロー」が必要見ることが可能な人、書き換えの権限、Ver管理

そんな、文書管理システムがなかなかない。だったら、開発しましょう!!!

サーウェーブソリューションズ

『 文書管理ソリューション』のご提案!弊社開発のオリジナルパッケージとして開発

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ライフサイクル

もっと拡張

『文書管理ソリューション』特徴

正式文書を管理 ISO文書、技術文書、社内、グループ内等への通知文書、法的要保管文書、稟議、会議資料、社内マニュアル、回覧等

個人用、編集中等の一時文書は個人管理→統合NAS管理へ

標準的なオフィス製品で作成された文書 AWSサーバー上で一元MS Wordなど約300形式以上 実績あるPDF変換エンジンで自動変換

管理 AWSサーバーへアップロード&PDF変換し、集中管理 オリジナル文書とPDF文書を保持

ライフサイクル管理 申請~承認~公開の「ワークフロー」を定義 コンテンツの登録~廃棄まで、また分岐を含む全てのフローを定義

• 従来のワークフローを「アクション」駆動とし、これに加え、• 期限等の「タイマー」駆動によるフロー• 条件分岐等の「プログラム」駆動によるフローも定義できる。

メタ情報での検索 メタ情報:登録時、入力または選択フィールドデータ

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回覧中

回覧:承認不要

重要文書:承認/決済(最終承認)あり

登録 申請 承認 決済公開待ち 公開 非公開

保管廃棄

アクション

一般文書:決済不要

タイマー

公開期限切れ公開日

タイマー

プログラム

タイマー

非法律関連文書:保管不要

法関連文書:保管必要

ライフサイクル管理

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1人既読

アクセス制御(ユーザー、グループ単位)

オリジナル文書

旧文書

拡張され柔軟性の高いライフサイクル例

既読 回覧完了アクション

プログラム

全員既読

未読残

アクション改訂

凡例

状態条件フロー

アクション

事前に公開日、公開終了日、保管期限を設定可能 承認無しでの公開 「○○グループのうち2人以上の承認が必要」

等の複雑な承認を実現 回覧機能

ライフサイクル事例

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画面イメージ(1)

画面イメージダッシュボード

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新規で公開・回覧された文書一覧

承認待ち等のアクションの必要な文書一覧

最近使用した文書一覧

画面イメージ(2)

画面イメージ承認待ち情報

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ライフサイクルの状態ごとの分類

ライフサイクルの詳細状態

現在 今後

ワークファイルと正式文書の混在環境

正式文書とワークフローの混在環境

4. 情報化イメージ

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共有ファイルサーバー

文書管理

サーバー

5TB

1TB

マニュアルDB

部門NAS

Q&A

EXPLANNER/FL

作業ファイル

【用途ごとに統廃合】【利用ルールの標準化・拡張】

PC

Mobile

正式文書

ワークフロー

EXPLANNER/FLサーバー

システム構成

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社内

Amazon S3& Glacier

WebClient

Users

snapshot

10TB

共有ファイルサーバー

WindowsClient

個人用ファイル

DataCenter

文書管理サーバー

5TB

Amazon EBS

Offline backup

1TB

AWSDirect Connect

(VPN)

Data Center gateway

Amazon EC2c4.large

EBS

1TB

サーバー

Softbank広域イーサ

(VPN)

【運用とコストの集約】【高可用性、高保全性、低リスク化】

スナップショット&バックアップ

5.今後のロードマップ

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スキャナ保存要件文書等1)領収書/契約書

/請求書/納品書/見積書/注文書

2)CAD図面

各種法律対象文書1)帳簿・書類のうち決算関係書類

電子帳票保存法2)製品製造、加工、出荷、販売の記録

PL法

製造出荷販売

領収書請求書

決算書

技術図面

契約書

社内規定業務マニュアル機密

製品マニュアル

フェーズ2:将来計画

フェーズ3:将来計画

グループ共通+汎用文書1)社内規程2)業務マニュアル3)機密情報4)製品マニュアル/プレスリリース5)契約書6)ISO/技術文書

フェーズ1:スコープ

9.終わりに

A社様の評価<統合NASについて>AD連携しているので、まったく違和感なく使えているバックアップの心配もいらないサーバー容量の増設の心配もない(特に研究開発部門)

<文書管理について>ISOで来年からの運用することで、調査員に見てもらった高評価承認者が留守の時のメール機能など、機能追加も順調

■弊社の感想・統合NASを早期に立ち上げて評価を得た。・文書管理をその後立ち上げたので、スムーズに対応できた。・AWSでまず、サーバーの管理を、そして、次のステージで、業務の改善をできたという成功事例ができた。

Copyright © THIRDWAVE SOLUTIONS, 2015. All rights reserved.21

ご清聴、誠にありがとうございました。

株式会社サードウェーブソリューションズ

Copyright © THIRDWAVE SOLUTIONS, 2015. All rights reserved.22

~ 業務システムにおけるクラウド利用の変遷 ~

2016年7月29日データコム株式会社

地主 雅信

データコムのクラウドジャーニー

2AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

データコム株式会社について

会社概要● 設立1994年、 従業員66名● 本社:仙台市青葉区、 オフィス:東京都新宿区

事業内容● 流通小売業様向けパッケージソフトウェアの開発・販売● 業務ソフトウェアの受託開発・システムインテグレーション● POSデータ分析や販促企画のコンサルテーション

3AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

クラウド利用初期(2010年~)

システム概要● 発注情報をクラウド上の取引先別フォルダに格納・共有● すでにオンプレで稼働していた仕組みをクラウド化

利用クラウドサービス● Amazon EC2 + EBS

Amazon Web Services

システム保守用端末

インターネットルーター

発注配信サーバー

EC2

EBS

データセンター

インターネットゲートウェー

インターネットルーター

インターネットゲートウェー 取引先通信

サーバー基幹系サーバー

4AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

クラウド利用の拡大(2014年~)

システム概要● タブレット端末から登録される発注情報をクラウドで管理● 発注締め時間直前などシステム負荷が集中する時間帯あり● 安定したレスポンスとともに高い耐障害性が求められる

利用クラウドサービス● AWS Direct Connect によりクラウドへ接続● WebサーバーとしてEC2を冗長化、前段にELB● マスター系DBとしてRDS(MySQL)を冗長構成● トランザクション系DBとしてDynamoDBを利用● 高負荷の夜間処理時には1時間だけ高スペックEC2を起動

5AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

クラウド利用拡大のシステム構成例

プライベート・セグメント

Amazon Web Services

Virtual Private Computing 172.20.0.0/16 (ap-northeast-1)

システム保守用端末

専用線ルーター

インターネットルーター

インターネットゲートウェー

専用線ゲートウェー

Amazon SES CloudWatch障害通知メール

AmazonRoute 53

AWS IAM

RDS(待機系)

AmazonS3

AmazonSQS

管理サーバー

Webサービス用ロードバランサ

ファイル転送用ロードバランサ

Auto Scaling

Webサーバー2

EC2 EBS

バッチ処理サーバー

サーバーセグメント1 172.20.1.0/24 (1a)

RDS(稼働系)Webサーバー1

DBセグメント1 172.20.11.0/24 (1a)

サーバーセグメント2 172.20.2.0/24 (1c)

DBセグメント2 172.20.12.0/24 (1c)

AWS DirectConnect

本部・店舗

EC2 EBS

EC2 EBS

EC2 EBS

AmazonDynamoDB

6AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

最近のクラウド利用例

システム概要● 社内および取引先間とのデータ共有とデータ活用● 今後さらに利用業務拡大と利用企業数増大が予想される● 柔軟性・拡張性とともに高い耐障害性が求められる

利用クラウドサービス● AWS Lambda や S3 などフルマネージドなサービスを活用● サーバー(EC2)を使わないサーバーレスアーキティクチャ● サーバーの設定・管理が不要となり開発や運用の効率アップ● クラウド利用コストも低減

7AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

最近のクラウド利用システム構成例

Amazon Web Services

データセンター

インターネットゲートウェー

インターネットルーター

基幹系サーバー

AWSLambda

AmazonS3

AmazonDynamoDB

AmazonRedshift

AmazonRoute 53

AWSIAM

AmazonCognito

Amazon APIGateway

AmazonSESAWS Management

Console

AWSLambda

AmazonS3

8AWS Cloud Roadshow 2016 仙台

まとめ

既存システムのクラウド化● 従来のオンプレシステムをクラウド化するだけでもメリット大● クラウドの特徴を活かすことにより、さらに柔軟性・拡張性・

耐障害性を高めることができる 新しい世界へ

● よりいっそうクラウド活用を推し進め「クラウドネイティブ」なシステム構成とすることで、サーバーリソースの制約から離れビジネスに集中することができるようになる

● ハードウェアインフラだけでなく、ソフトウェア構成やシステム開発・運用全般に渡るライフサイクルの改善にもつながる

ご清聴ありがとうございました