日本史 通年 4 単位 1・2年 - aoyama gakuin women's junior college · 日本史 通年...

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ねらい 授業計画 進め方 テキスト 評価方法 参考文献 ねらい 授業計画 進め方 テキスト 評価方法 参考文献 日本史 通年 4 単位 1・2年 「自分史の延長として歴史を見る」というような歴史の見方をとおして,「歴史を学ぶことによって自分が見えてく る」というような,歴史との関わり方を学び取ってもらえるような授業をめざす。 【前期】 第 1回 「歴史」とは? 「歴史学」とは? 「歴史を学ぶ」と は?―「自分史」との関連で―(1) 第 2回 同(2) 第 3回 時代区分論 第 4回 日本の歴史の時代区分(1) 第 5回 日本の歴史の時代区分(2) 第 6回 日本の歴史の時代区分(3) 第 7回 日本の歴史における平安時代の位置づけ 第 8回 平安朝の母と子―序章 ある母子の話(1) 第 9回 同(2) 第10回 第1章 さまざまな結婚のかたち(1) 第11回 同(2) 第12回 同(3) 第13回 同(4) 【後期】 第 1回 第2章 子育ての単位・家の成立(1) 第 2回 同(2) 第 3回 同(3) 第 4回 第3章 命を賭した出産(1) 第 5回 同(2) 第 6回 同(3) 第 7回 同(4) 第 8回 第4章 子育てと生活(1) 第 9回 同(2) 第10回 同(3) 第11回 同(4) 第12回 第5章 たくましく生きる子どもたち(1) 第13回 同(2) 第14回 同(3) 第15回 同(4) 講義が中心になるが,適宜小さな問題に答(筆答)えてもらったり,史料を読んでもらったりする時間をもうける。 服藤早苗著『平安朝の母と子―貴族と庶民の家族生 活史―』(中公新書) テキストのほかに必要な資料は適宜コピーして配布 西洋史 通年 4 単位 1・2年 戦争の歴史(17世紀から19世紀) 西願 広望(せいがん こうぼう) 戦争と社会について考える。特にルイ14世からナポレオンまでのフランスを中心に扱う。本講義を受けた後,学生諸 君は西洋近代以外の戦争についても分析できる能力を得るはずである。即ち,現在,起きている,そして今後,起こる であろう,戦争をも理解する能力が身につくはずである。 【前期】 第 1回 序論 戦争とは何か 戦争の種類 第 2回 序論 戦争とは何か 戦争の主体 第 3回 フランスの戦争 スペイン王位継承戦争など 第 4回 フランスの戦争 オーストリア王位継承戦争など 第 5回 フランスの戦争 革命戦争 第 6回 フランスの戦争 ナポレオン戦争 第 7回 軍隊と社会 戦士としての貴族 第 8回 軍隊と社会 民主主義と軍隊 第 9回 軍隊と社会 福祉政策 ナポレオン時代の社会 第10回 戦争の収支決算表 人口 第11回 戦争の収支決算表 国家経済(革命前) 第12回 戦争の収支決算表 国家経済(革命後) 【後期】 第 1回 戦争の収支決算表 貿易 第 2回 戦争の収支決算表 工業 科学技術 第 3回 戦争の収支決算表 災禍としての戦争(1) 第 4回 戦争の収支決算表 災禍としての戦争(2) 第 5回 戦争の文化 戦争の神学(1) 第 6回 戦争の文化 戦争の神学(2) 第 7回 戦争の文化 マスメディア(新聞・教科書) 第 8回 戦争の文化 マスメディア(演劇・音楽) 第 9回 戦争の文化 芸術(戦う英雄) 第10回 戦争の文化 芸術(ダヴィッドとナポレオン) 第11回 戦争の文化 戦士の文化(制服・軍旗) 第12回 戦争の文化 戦士の文化(新しい名前・決闘・肉体の規律 化) 第13回 戦争の文化 軍人の死生観 第14回 まとめ 第15回 学生による発表 講義形式。 特になし。 授業中に適宜,紹介する。

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Page 1: 日本史 通年 4 単位 1・2年 - Aoyama Gakuin Women's Junior College · 日本史 通年 4 単位 1・2年 「自分史の延長として歴史を見る」というような歴史の見方をとおして,「歴史を学ぶことによって自分が見えてく

ね ら い

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参考文献

日本史 通年 4 単位 1・2年

 「自分史の延長として歴史を見る」というような歴史の見方をとおして,「歴史を学ぶことによって自分が見えてくる」というような,歴史との関わり方を学び取ってもらえるような授業をめざす。

【前期】第 1回 「歴史」とは? 「歴史学」とは? 「歴史を学ぶ」と    は?―「自分史」との関連で―(1)第 2回 同(2)第 3回 時代区分論第 4回 日本の歴史の時代区分(1)第 5回 日本の歴史の時代区分(2)第 6回 日本の歴史の時代区分(3)第 7回 日本の歴史における平安時代の位置づけ第 8回 平安朝の母と子―序章 ある母子の話(1)第 9回 同(2)第10回 第1章 さまざまな結婚のかたち(1)第11回 同(2)第12回 同(3)第13回 同(4)

【後期】第 1回 第2章 子育ての単位・家の成立(1)第 2回 同(2)第 3回 同(3)第 4回 第3章 命を賭した出産(1)第 5回 同(2)第 6回 同(3)第 7回 同(4)第 8回 第4章 子育てと生活(1)第 9回 同(2)第10回 同(3)第11回 同(4)第12回 第5章 たくましく生きる子どもたち(1)第13回 同(2)第14回 同(3)第15回 同(4)

 講義が中心になるが,適宜小さな問題に答(筆答)えてもらったり,史料を読んでもらったりする時間をもうける。

服藤早苗著『平安朝の母と子―貴族と庶民の家族生活史―』(中公新書) テキストのほかに必要な資料は適宜コピーして配布

 

西洋史 通年 4 単位 1・2年

戦争の歴史(17世紀から19世紀) 西願 広望(せいがん こうぼう)

 戦争と社会について考える。特にルイ14世からナポレオンまでのフランスを中心に扱う。本講義を受けた後,学生諸君は西洋近代以外の戦争についても分析できる能力を得るはずである。即ち,現在,起きている,そして今後,起こるであろう,戦争をも理解する能力が身につくはずである。

【前期】第 1回 序論 戦争とは何か 戦争の種類第 2回 序論 戦争とは何か 戦争の主体第 3回 フランスの戦争 スペイン王位継承戦争など第 4回 フランスの戦争 オーストリア王位継承戦争など第 5回 フランスの戦争 革命戦争第 6回 フランスの戦争 ナポレオン戦争第 7回 軍隊と社会 戦士としての貴族第 8回 軍隊と社会 民主主義と軍隊第 9回 軍隊と社会 福祉政策 ナポレオン時代の社会第10回 戦争の収支決算表 人口第11回 戦争の収支決算表 国家経済(革命前)第12回 戦争の収支決算表 国家経済(革命後)

【後期】第 1回 戦争の収支決算表 貿易第 2回 戦争の収支決算表 工業 科学技術第 3回 戦争の収支決算表 災禍としての戦争(1)第 4回 戦争の収支決算表 災禍としての戦争(2)第 5回 戦争の文化 戦争の神学(1)第 6回 戦争の文化 戦争の神学(2)第 7回 戦争の文化 マスメディア(新聞・教科書)第 8回 戦争の文化 マスメディア(演劇・音楽)第 9回 戦争の文化 芸術(戦う英雄)第10回 戦争の文化 芸術(ダヴィッドとナポレオン)第11回 戦争の文化 戦士の文化(制服・軍旗)第12回 戦争の文化 戦士の文化(新しい名前・決闘・肉体の規律化)第13回 戦争の文化 軍人の死生観第14回 まとめ第15回 学生による発表

 講義形式。

 特になし。  授業中に適宜,紹介する。

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参考文献

英国史 通年 4 単位 2年

イギリスの過去を知り,現在を知る 甲斐 祥子(かい しょうこ)

 イギリスについて抱くイメージは各人各様であろう。議会制の母国,伝統を重んじる美しい国,先端的な若者文化の国,フーリガンの国等々。これらはすべて,イギリスの歴史に根ざしている。歴史を知ることで,表面的なイギリス像の下に見えてくるものがあるはずである。英国史を学ぶことは,現在のイギリスをより良く知ることでもあるのであ

【前期】第 1回 ガイダンスと序論第 2回 イギリスの歴史のはじまり第 3回 アングロ・サクソン民族とイギリスの基礎第 4回 イングランド王国の形成第 5回 ノルマン人の征服1第 6回 ノルマン人の征服2第 7回 イングランド封建国家第 8回 アンジュー帝国第 9回 イギリス立憲政治の基礎1第10回 イギリス立憲政治の基礎2第11回 島国国家の形成第12回 百年戦争と封建社会の変容1第13回 百年戦争と封建社会の変容2

【後期】第 1回 ばら戦争とテューダー朝の創始第 2回 イングランド宗教改革1第 3回 イングランド宗教改革2第 4回 エリザベス時代の光と影第 5回 イギリス革命1第 6回 イギリス革命2第 7回 イギリス革命3第 8回 名誉革命体制第 9回 植民地帝国の形成第10回 二重革命の時代第11回 改革の時代から繁栄の時代へ第12回 大英帝国の繁栄と衰退第13回 新しい時代のイギリス

 時代順にテーマを設定し,1つのテーマを1~3回かけて論ずる。テキストを読み進めるという形式はとらないが,参考資料および補助教材として用いるので,授業時にはテキストを持参すること。

 指昭博『図説 イギリスの歴史』(河出書房新社)

 『(世界歴史大系)イギリス史1,2,3』(山川出版社),『(新版世界各国史11)イギリス史』(山川出版社),『イギリスの歴史』(有斐閣)

日本文化史 通年 4 単位 2年

日本の造形文化の特色 井田 太郎(いだ たろう)

日本の造形と視覚文化(絵画)・言語文化(コトバ)との関係・相互の交流などの現象を具体的な作品(代表的な古典『源氏物語』・『伊勢物語』を中心とする)を通して探る。前期は、特に文学と絵画の関係を中心に考え、作品や工具書を紹介し、近代にまで至る多様な展開を考察。中国などとの比較を通し、日本の特色を探る。講義は、以下のように

【前期】第 1回 日本の造形文化における諸要素第 2回 絵画・文学との関係―絵巻第 3回 「源氏物語絵巻」1第 4回 「源氏物語絵巻」2第 5回 「源氏物語絵巻」3第 6回 「伊勢物語絵巻」1第 7回 「伊勢物語絵巻」2第 8回 仮名の書と料紙1第 9回 仮名の書と料紙2第10回 琳派の造形1第11回 琳派の造形2第12回 琳派の造形3第13回 工芸作品での展開第14回 文学と浮世絵でのパロディ第15回 日本の造形文化の特質

【後期】

視覚的な問題を幅広く扱うので、講義にパワーポイントやビデオ上映を交えて進めていく。

特に定めず、適宜参考資料を配布。 辻惟雄「日本美術の歴史」(東京大学出版会)、「光琳デザイン」(淡交社)など

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参考文献

東洋文化史 通年 4 単位 2年

東洋を知ろう 原田 理惠(はらだ りえ)

今、中国はいろいろな意味で巨大な存在であると同時に、日本にとっては千年以上も前から政治・経済、そして何よりも文化的に深く関わってきた隣国です。その巨大な隣国の多様な文化について知り,考え,理解し,そして自らの社会や文化について再び問い直す機会となることが,この授業のねらいです。

【前期】第 1回 陶磁器から時代を見る 1第 2回 陶磁器から時代を見る 2第 3回 陶磁器から時代を見る 3第 4回 陶磁器から時代を見る 4第 5回 古代中国世界の形成 1第 6回 古代中国世界の形成 2第 7回 古代中国世界の形成 3第 8回 古代中国世界の形成 4第 9回 孔子の生涯とその思想 1第10回 孔子の生涯とその思想 2第11回 性善の思想第12回 性悪の思想  前期レポートについて

【後期】第 1回 官僚―最も中国的なもの―1郷挙里選と九品官人法第 2回 官僚―最も中国的なもの―2科挙沿革①第 3回 官僚―最も中国的なもの―3科挙沿革②第 4回 官僚―最も中国的なもの―4科挙の実際① 第 5回 官僚―最も中国的なもの―5科挙の実際②第 6回 元朝秘史の世界 1第 7回 元朝秘史の世界 2第 8回 チンギス・ハーンのモンゴル帝国第 9回 征服王朝 元 1第10回 征服王朝 元 2第11回 商鞅の新法第12回 韓非の時代第13回 法家の思想 1第14回 法家の思想 2第15回 “東洋文化”の視点からもう一度日本を見る

講義が中心となります。「東洋の歴史」の広大な時間と空間の中から,中国世界を中心として人々の生活や思想あるいは社会のあり方など様々な観点で切り取ったいくつかのテーマを紹介します。一つのテーマを三週間程度の講義で修了し,その区切り毎に講義に関する質問・感想・意見等を書いていただき,次の授業で紹介します。

使用しません。 授業で紹介します。

西洋文化史 通年 4 単位 1・2年

古代ギリシア文学とそのヨーロッパにおける受容 小林 薫(こばやし かおる)

ヨーロッパ文明・文化の起源は、古代ギリシアに遡ると考えられている。本講義では、古代ギリシアの神話伝説や、代表的な文学作品について学ぶとともに、これらが古代ローマ、ルネッサンスを経て、近代、現代の西洋文化にどのような影響を与えているか、検討する。

【前期】第 1回 西洋の古典としてのギリシア:文学、美術第 2回 西洋の古典としてのギリシア:政治、学問第 3回 古代世界を伝える資料:遺跡、遺物、碑文、パピルス第 4回 古代世界を伝える資料:中世写本とルネサンス第 5回 古代ギリシアの神話伝説:序論第 6回 古代ギリシアの神話伝説:世界の始まり第 7回 古代ギリシアの神話伝説:オリュンポスの神々第 8回 古代ギリシアの神話伝説:死生観第 9回 古代ギリシアの神話伝説:オリンピックと英雄伝説第10回 古代ギリシアの神話伝説:怪物、星座第11回 古代ギリシアの神話伝説:トロイア伝説第12回 古代ギリシアの神話伝説:テーバイ伝説第13回 これまでのまとめ

【後期】第 1回 英雄叙事詩の系譜:『イリアス』序論第 2回 英雄叙事詩の系譜:『イリアス』第 3回 英雄叙事詩の系譜:『イリアス』後代の影響第 4回 英雄叙事詩の系譜:『オデュッセイア』序論第 5回 英雄叙事詩の系譜:『オデュッセイア』第 6回 英雄叙事詩の系譜:『オデュッセイア』後代の影響第 7回 ギリシア悲劇:アイスキュロス『オレステイア』三部作第 8回 ギリシア悲劇:『オレステイア』三部作と民主政第 9回 ギリシア悲劇:ソポクレス『オイディプス王』序論第10回 ギリシア悲劇:ソポクレス『オイディプス王』第11回 ギリシア悲劇:『オイディプス王』後代の影響第12回 ギリシア悲劇:エウリピデス『ヒッポリュトス』第13回 ギリシア悲劇:エウリピデス『ヒッポリュトス』第14回 ギリシア悲劇:『ヒッポリュトス』とエロースの系譜第15回 これまでのまとめ

講義を中心とする。ビデオ、スライド等の視聴覚教材を用いて理解を助ける。

西村賀子『ギリシア神話 神々と英雄に出会う』中公新書1798番

図書館カウンターにある2006年度指定参考図書目録を参照の事

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美術史 通年 4 単位 1・2年

西洋美術史入門 田中 容子(たなか ようこ)

本講義では、美術史の用いる方法論の要点をおさえたうえで、ルネサンス以降の西洋美術の変遷をたどり、各時代の美術の特質や作品が生み出された社会的背景について学びます。最終的には受講生みずからが美術史の視点から西洋の美術作品にアプローチし思考できるようになることを目指します。

【前期】第 1回 イントロダクション 「はじめての美術史」第 2回 美術史の方法論1第 3回 美術史の方法論2第 4回 イタリア初期ルネサンス美術1第 5回 イタリア初期ルネサンス美術2第 6回 イタリア初期ルネサンス美術3第 7回 15世紀北方ヨーロッパ美術第 8回 イタリア盛期ルネサンス1第 9回 イタリア盛期ルネサンス2第10回 16世紀ヴェネチア美術第11回 ドイツのルネサンス第12回 マニエリスム 前期まとめ

【後期】第 1回 ルネサンスとバロック第 2回 17世紀イタリア美術第 3回 17世紀フランドル美術第 4回 17世紀オランダ美術第 5回 17世紀フランス美術第 6回 18世紀フランス美術第 7回 18世紀イタリア・イギリス・スペイン美術第 8回 芸術の近代 新古典主義からロマン主義へ第 9回 ロマン主義第10回 レアリスムから印象主義第11回 印象主義第12回 後期印象主義第13回 象徴主義、アール・ヌーヴォー第14回 20世紀の美術第15回 予備日

講義形式。毎回スライドやビデオを用いて具体的な作品を見ながら考察します。

特に指定しません。講義内容にあわせてプリントを配布します。

『カラー版 西洋美術史』(高階秀爾監修、美術出版社)、『西洋美術史ハンドブック』(高階秀爾・三浦篤編,新書館)。この他,講義内容にあわせて

社会思想史 前期 4 単位 1・2年

20世紀の社会思想とキリスト教 輪島 達郎(わじま たつろう)

20世紀の人類社会は,科学技術の発展,大量殺戮,全体主義,南北問題,環境問題など,かつてない危機に直面してきました。この授業では,これらの危機の背景と意味を考察しながら,それにキリスト教会とキリスト教神学がどのように応答していったのかを学んでいきます。なぜキリスト教なのでしょうか? これらの危機を招いたヨーロッパ近代文

【前期】第 1回 イントロダクション―キリスト教の基礎知識の確認第 2回 キリスト教と権力第 3回 第一次大戦の衝撃とカール・バルトの神学第 4回 ナチズムと「ドイツ教会闘争」第 5回 植民地支配と「解放の神学」(1)第 6回  同(2)第 7回 人種差別と「黒人神学」(1)第 8回  同(2)第 9回 男性中心社会と「フェミニスト神学」(1)第10回  同(2)第11回 環境破壊と「エコロジー神学」(1)第12回  同(2)第13回 多文化社会と「宗教の神学」(1)第14回  同(2)第15回 総括

毎時間,担当者による問題提起があり,それを受けてグループでの話し合いを行います。その後,各グループの話し合いを教室全体でシェア(共有)する時間も設けます。結論を出すことよりも,考えるプロセスを大事にし,かつ楽しみたいと思います。

特に指定しません。 授業中に指示します。

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現代社会と倫理 通年 4 単位 1・2年

代表的な倫理学説について学び、現代の具体的な倫理的諸問題について考える。

福田 敦史(ふくだ あつし)

「どのような生き方がよいのか」や「なぜそのように生きるのがよいのか」といったことを考える際に参考となるような、倫理についての代表的な考え方を学んでもらいます。そして、現代において生じている具体的なさまざまな倫理的諸問題を取り上げて、みなさんに実際にいろいろと考えてもらおうと思います。

【前期】第 1回 イントロダクション第 2回 倫理について考えること第 3回 相対主義:その1(文化的相対主義について)第 4回 相対主義:その2(文化的相対主義について)第 5回 相対主義:その3(道徳相対主義について)第 6回 相対主義:その4(道徳相対主義について)第 7回 相対主義:その5(道徳相対主義について)第 8回 主観主義:その1(単純な主観主義について)第 9回 主観主義:その2(単純な主観主義について)第10回 主観主義:その3(情緒主義について)第11回 主観主義:その4(情緒主義について)第12回 主観主義:その5(情緒主義について)第13回 前期のまとめ

【後期】第 1回 前期の復習と後期のイントロダクション第 2回 利己主義:その1(心理学的利己主義について)第 3回 利己主義:その2(心理学的利己主義について)第 4回 利己主義:その3(倫理的利己主義について)第 5回 利己主義:その4(倫理的利己主義について)第 6回 功利主義:その1(一般的な功利主義の考えについて)第 7回 功利主義:その2(一般的な功利主義の考えについて)第 8回 功利主義:その3(行為功利主義と規則功利主義)第 9回 功利主義:その4(規則功利主義について)第10回 功利主義:その5(規則功利主義について)第11回 義務論第12回 徳の倫理学第13回 後期のまとめ

講義を中心に進める予定ですが、一方的なものではなく、できるだけ双方向的なものにしたいと考えています。講義時間の後半20分前後を、その日の講義内容について簡単なペーパーを皆さんに書いてもらう時間にあて、書いてもらった事を紹介したり、検討したり、回答したりする時間を設ける予定です。もちろん授業中の質問や意見も大歓迎です。

特に指定しません。 ジェームズ・レイチェルズ『現実をみつめる道徳哲学』晃洋書房,2003年。この他にも授業中にできるだけ文献を紹介します。

比較文化論 通年 4 単位 1・2年

食文化をとおしての比較思想・比較文学・比較文化 中井 章子(なかい あやこ)

1.食文化をとおして、自然と文化の関係、身体と精神の関わりについて考える。2.食べることは、生きること。「食べること」をめぐる思想を学ぶ。3.食文化を切り口として宗教を考える。

【前期】第 1回 はじめに。比較文化論について第 2回 食文化の見方 1第 3回 食文化の見方 2 第 4回 神話と食文化 1第 5回 神話と食文化 2第 6回 神話と食文化 3第 7回 神話と食文化 4第 8回 食のタブー 1第 9回 食のタブー 2(肉食と菜食)第10回 食のタブー 3第11回 古代の哲学と食文化第12回 古代の哲学と食文化第13回 古代の哲学と食文化第14回 古代の哲学と食文化

【後期】第 1回 宗教と食文化 旧約聖書第 2回 宗教と食文化 ユダヤ教第 3回 宗教と食文化 新約聖書第 4回 宗教と食文化 キリスト教第 5回 宗教と食文化第 6回 風土と食文化第 7回 風土と食文化第 8回 大航海時代の文化交流と食文化第 9回 大航海時代の文化交流と食文化第10回 マナーと「文明化」第11回 マナーと「文明化」第12回 グルメの誕生第13回 お茶とコーヒー第14回 現代における食

 講義が中心であるが、テキストを配るので、直接じっくり読んで,自分で考えてほしい。

 コピーを配布する。  リストを配布する。

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異文化間コミュニケーション 通年 4 単位 2年

英語による日米間コミュニケーション 高野 嘉明(たかの よしあき)

 まず日本語を母語とする人と英語を母語とする典型的なアメリカ人が英語でコミュニケーションをする場合のコミュニケーション・モデルを理解し,次に日米間の言語,ボディー・ランゲージ,文化の違いが基になって生じるコミュニケーション上の諸問題を観察し,さらにその諸問題の解決方法を探ることをこの授業の主な目的とします。

【前期】第 1回 前期分のガイダンス第 2回 コミュニケーションのモデル(1)第 3回 コミュニケーションのモデル(2)第 4回 コミュニケーションのモデル(3)第 5回 コミュニケーションと文化の関係(1)第 6回 コミュニケーションと文化の関係(2)第 7回 異文化間コミュニケーションのモデル(1)第 8回 異文化間コミュニケーションのモデル(2)第 9回 異文化間コミュニケーションのモデル(3)第10回 異文化間コミュニケーションと言語(1)第11回 異文化間コミュニケーションと言語(2)第12回 前期分のまとめ

【後期】第 1回 後期分のガイダンス第 2回 異文化間コミュニケーションと言語(3)第 3回 異文化間コミュニケーションと言語(4)第 4回 異文化間コミュニケーションと言語(5)第 5回 異文化間コミュニケーションと身体言語(1)第 6回 異文化間コミュニケーションと身体言語(2)第 7回 異文化間コミュニケーションと身体言語(3)第 8回 異文化間コミュニケーションと身体言語(4)第 9回 異文化間コミュニケーションと身体言語(5)第10回 異文化間コミュニケーションと文化(1)第11回 異文化間コミュニケーションと文化(2)第12回 異文化間コミュニケーションと文化(3)第13回 異文化間コミュニケーションと文化(4)第14回 異文化間コミュニケーションと文化(5)第15回 後期分のまとめ

 テキストに基づいて講義形式で授業を行いますが,受講生にテキストの内容を発表してもらいながら進めます。また場合によっては,テキストを補足するため,純粋な講義形式になる部分もあります。

 D.W. Klopf & S. Ishii: CommunicatingEffectively Across Cultures(南雲堂)

 必要に応じて授業中に適宜紹介します。

アメリカの文化と社会 通年 4 単位 1・2年

アメリカ研究入門 荒木 純子(あらき じゅんこ)

 アメリカ合衆国の地理,歴史,政治,経済,社会・文化,外交,そして日米関係について学び,アメリカに関する知識を得る。その際,最近興隆している多文化主義(エスニシティ,ジェンダーなど),グローバリゼーションといった観点も分析の視野に入れ,歴史的な資料や最新ニュースも取り入れつつ,アメリカ社会への理解を深める。

【前期】第 1回 イントロダクション第 2回 地理1第 3回 地理2第 4回 テキスト「序論」1第 5回 テキスト「序論」2第 6回 テキスト「歴史」1第 7回 テキスト「歴史」2第 8回 テキスト「歴史」3第 9回 東京大学アメリカ太平洋地域研究センター訪問第10回 テキスト「政治」1第11回 テキスト「政治」2第12回 テキスト「政治」3第13回 まとめ

【後期】第 1回 夏休みのまとめ第 2回 テキスト「経済」1第 3回 テキスト「経済」2第 4回 テキスト「経済」3第 5回 テキスト「社会・文化」1第 6回 テキスト「社会・文化」2第 7回 テキスト「社会・文化」3第 8回 テキスト「外交」1第 9回 テキスト「外交」2第10回 テキスト「外交」3第11回 テキスト「日米関係」1第12回 テキスト「日米関係」2第13回 テキスト「日米関係」3第14回 まとめ

 テキストに沿って進める。各項目の初回では本文を読み,議論する。2回目は関連の一次史料(文書、図像など)を読み解き,議論する。3回目は各項目の「文献解題」中の本の内容を紹介してもらい,質疑応答,議論を行う。各回ともあらかじめ担当者は決めておくが,全員に簡単なまとめを提出してもらう。各学期末にはまとめのレポートを書いて

古矢旬+遠藤泰生編『新版アメリカ学入門』(南雲堂,2004)他,プリントを配布する。

斎藤眞他監修『アメリカを知る事典(新訂増補版)』(平凡社,2000)他,授業中に指示する。

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文化人類学 通年 4 単位 1・2年

「文化人類学的」に考える 中村 淳(なかむら じゅん)

 「文化人類学」とは,決して耳なじみのない学問ではないかもしれないが,かといって誰もがその内容を熟知している学問でもないだろう。本講義では,身の回りにあるモノやコトを取り上げて,それを「文化人類学的」に考察しながら,「文化」とはなにか「人間」とはなにか,という問題についての,新しい視角を身につけることを目標とする。

【前期】第 1回 イントロダクション第 2回 8つの民族誌フィルムを観る第 3回 文化の多様性と普遍性について第 4回 サルがヒトになるまで:原始人とは?第 5回 「原始」人と「未開」のひとびと第 6回 文化相対主義という考え方第 7回 文化を「翻訳」すること、文化を「理解」すること第 8回 「民族」について理解する:日本人は民族か?第 9回 日本とそこに暮らす民族に関する常識の再検討第10回 『GO』を観る第11回 中括(1) ひとを「分ける」ことをめぐって第12回 身体と文化(1):占い・血液型第13回 身体と文化(2):おまじない・こっくりさん第14回 身体と文化(3):脱毛とダイエット第15回 中括(2) 脳~身体~社会

【後期】第 1回 ライフスタイルについて第 2回 ライフスタイルの変化:1950~60年代の映像から第 3回 ライフスタイルと「自給自足」第 4回 ライフスタイルと衣食住文化第 5回 食をめぐるハードウェアとソフトウェア第 6回 中括(3) 文化と試行錯誤:いろいろ工夫してみること、創り出すこと第 7回 日本人・日本文化にとってさくらとは?第 8回 日本人・日本文化にとってお正月とは?第 9回 日本人・日本文化にとってクリスマスとは?第10回 中括(4) 文化の「ルーツ」を知る第11回 ジェンダー(1):ジェンダーチェックテスト第12回 ジェンダー(2):「平等」と「公平」第13回 ジェンダー(3):性同一性障碍第14回 ジェンダー(4):身近な問題から考える第15回 中括(5) 個性と選択 / 総括

 基本的には,各授業の最初にその回の資料プリントを配り,それをもとに講義を行なう。授業ごとに感想・質問などを書く簡単なインプレッション・ペーパーを提出してもらい,その結果をその都度授業にフィードバックさせて,相互理解を助ける。授業用ホームページも参照のこと。http://juntak.c.u-tokyo.ac.jp/2006/aoyama/index.html

 プリントを配布する。  授業内で適宜指示する。

現代社会と法律 通年 4 単位 1・2年

法学の基礎を学ぶ 中村 良隆(なかむら よしたか)

日常生活に関わる法、女性の一生に関わる法、インターネットに関する法など、具体的事件を素材として現代社会と法律について学ぶ。受講者の関心や理解度に応じて法学の基本的な考え方や、外国との比較にも触れる予定である。

【前期】第 1回 授業の進め方と注意事項第 2回 日常生活と法 (1) 自動車事故の法的責任第 3回 日常生活と法 (2) 高利貸の利息第 4回 近代法の特色、法源について第 5回 契約法 (1) 物権と債権第 6回 契約法 (2)第 7回 契約法 (3)第 8回 契約法 (4)第 9回 不法行為法 (1)第10回 不法行為法 (2)第11回 家族法 (1) 女性と法第12回 家族法 (2)

【後期】第 1回 刑事法 (1) 刑事裁判のしくみ第 2回 刑事法 (2) 犯罪と刑罰第 3回 法とは何か (1) J. オースティンの法理論第 4回 法とは何か (2) H.L.A. ハートの法理論第 5回 法とは何か (3) 悪法問題第 6回 法とは何か (4) 社会契約論第 7回 憲法 (1) 法の支配第 8回 憲法 (2) 司法審査制 第 9回 憲法 (3) 人権の享有主体第10回 憲法 (4) 合憲性の審査基準第11回 憲法 (5) 二重の基準論第12回 憲法 (6) 表現の自由第13回 憲法 (7) 第14回 インターネットをめぐる法律問題第15回 その他時事問題と法律

毎回必ず六法を持ってきてください。基礎知識を確実にし、勉強の仕方を身につけるために、随時小課題を出します(または、小テストを行ないます)。初回の講義時にアンケートを実施します。受講者には、夏休みにジョン・ロック著『市民政府論』を読んでもらいレポートを書いてもらいます。

西村 健一郎・初宿 正典・西井 正弘『判例法学(第4版)』(有斐閣)、『新六法』(三省堂)、ジョン・ロック著、鵜飼信成訳『市民政府論』(岩波文

伊藤正己『近代法の常識』(有信堂)、橋爪大三郎『人間にとって法とは何か』(PHP新書)、小室直樹『痛快!憲法学』(集英社)

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現代社会と経済 通年 4 単位 1・2年

現代社会経済システムの歴史的考察 秋富 創(あきとみ はじめ)

1989年「ベルリンの壁崩壊」に端を発する冷戦の終結によって、現代世界は新しい地平を切り開いた反面、ますます混迷の度を深めている。本講義は、このような現代社会の様相について、主として経済的視角に立ちながら、その歴史的生成をも踏まえつつ、分かりやすく解説する。

【前期】第 1回 はじめに~現在社会の座標軸第 2回 グローバリゼーション(1)第 3回 グローバリゼーション(2)第 4回 国際貿易と国際機関第 5回 ヨーロッパ統合(1)第 6回 ヨーロッパ統合(2)第 7回 東アジア共同体の行方第 8回 近代工業社会の生成第 9回 知価社会の胎動第10回 プラザ合意とバブル経済第11回 バブル崩壊と平成不況第12回 規制緩和と構造改革(1)第13回 規制緩和と構造改革(2)

【後期】第 1回 低開発経済と南北問題(1)第 2回 低開発経済と南北問題(2)第 3回 人口減少と少子高齢化(1)第 4回 人口減少と少子高齢化(2)第 5回 格差社会の到来第 6回 日本型資本主義(1)第 7回 日本型資本主義(2)第 8回 米国モデルと欧州モデル(1)第 9回 米国モデルと欧州モデル(2)第10回 福祉国家と社会保障(1)第11回 福祉国家と社会保障(2)第12回 資源と環境第13回 おわりに~これからの社会

講義が中心となるが、時事問題に合わせてビデオ等の映像を使用することもある。講義の参考となる印刷物などについては適宜配布する。

特に指定しない。 伊藤元重『伊藤元重の経済がわかる研究室』(日本経済新聞社)その他、授業中に指定することがある。

現代社会と政治 通年 4 単位 2年

三浦 明子(みうら あきこ)輪島 達郎(わじま たつろう)

「政治」という切り口から,さまざまな専門領域を横断する知識と方法を紹介しながら,現代社会が抱える課題を多角的かつトータルに考えていきます。

【前期】第 1回 コーディネーター教員によるオリエンテーション第 2回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 3回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 4回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 5回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 6回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 7回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 8回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 9回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第10回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第11回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第12回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第13回 前期の総括

【後期】第 1回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 2回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 3回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 4回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 5回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 6回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 7回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 8回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第 9回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第10回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第11回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第12回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第13回 ゲストまたはコーディネーターによる講義第14回 後期の総括

この授業はオムニバス方式(コーディネーターの教員が中心となり,複数の専門家がさまざまな課題を担当する方式)で進めます。

特に定めません。各担当者が資料を作成し配布します。

各回の講義内容に応じて紹介します。

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国際関係論 通年 4 単位 1・2年

国際関係論入門 グローバル社会の歴史・現状・理論 芝崎 厚士(しばさき あつし)

 国際関係論を初めて学ぶ人を対象に、(1)国際関係の歴史、現状、(2)分析道具としての国際関係論、に関する基礎知識を習得することが目的です。さまざまなメディアを利用し、1年間かけて、国際関係に関する(1)論理的な文章や話を理解し要約する力、(2)自分の考えを表現する力、(3)映像や音楽などに対するリテラシー、を身につけていきます。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 学問・科学としての国際関係論第 3回 国際関係の歴史その1 19世紀まで第 4回 国際関係の歴史その2 20-21世紀第 5回 主権・国民・国家 国際関係の基礎概念第 6回 Mediawatch(メディアを通した国際関係学習1)第 7回 多国籍企業・NGO・個人 非国家的行為体の基礎第 8回 パワーと国益 リアリズムの国際政治理論第 9回 相互依存と国際協調 リベラリズムの国際政治理論第10回 アイデンティティとアイデア 冷戦後の国際政治理論第11回 外交と対外政策 国家間の交渉に関する基礎第12回 平和・戦争・テロリズム 

【後期】第 1回 ガイダンス及びMediawatch(メディアを通した国際関係学習2)第 2回 グローバリゼーションの基礎第 3回 グローバル・ガバナンス第 4回 日米安全保障条約第 5回 環境問題第 6回 国際政治経済第 7回 貧困と開発第 8回 ナショナリズムと民族紛争第 9回 リージョナリズムと地域統合第10回 大国・覇権・帝国第11回 Mediawatch(メディアを通した国際関係学習3)第12回 グローバル市民社会と人間の安全保障

 簡単なテスト形式&解説を基本とします。答案は毎回回収し、出席と平常点を評価します。たんなる出来不出来以上に、授業中にどれだけ集中して取り組んでいるかを重視します。また、国際関係にかんする映画やドキュメンタリー番組などを見る機会も設ける予定です。

 開講時に指示します。  開講時に指示します。

教育学 通年 4 単位 1・2年

「教育」再考 川下 新次郎(かわした しんじろう)

 日常的に経験される「教育」に対する問題意識を核としながら,それを歴史的・比較教育的視点からとらえること,すなわち一度異なる時・空間の中において考察することで,改めてその意義について考えてみたい。それを通して各自の「教育」経験が主体的なものになることを期待する。

【前期】第 1回 歴史的・比較教育的考察の意義について第 2回 人間(こども)と教育1第 3回 人間(こども)と教育2第 4回 人間(こども)と教育3第 5回 人間(こども)と教育4第 6回 学校と教育1第 7回 学校と教育2第 8回 学校と教育3第 9回 学校と教育4第10回 国家(社会)と教育1第11回 国家(社会)と教育2第12回 国家(社会)と教育3第13回 国家(社会)と教育4

【後期】第 1回 前期のまとめ第 2回 現代教育についてグループごとに課題設定第 3回 グループ発表とグループ・全体討論第 4回 グループ発表とグループ・全体討論第 5回 グループ発表とグループ・全体討論第 6回 グループ発表とグループ・全体討論第 7回 グループ発表とグループ・全体討論第 8回 グループ発表とグループ・全体討論第 9回 グループ発表とグループ・全体討論第10回 グループ発表とグループ・全体討論第11回 グループ発表とグループ・全体討論第12回 グループ発表とグループ・全体討論第13回 グループ発表とグループ・全体討論第14回 グループ発表とグループ・全体討論第15回 後期のまとめ

 前期は,共通のテキストを使用して,できるだけ出席者の参加を求める形で,進めていきたい。後期は,各自の教育に対する問題意識を中心として,授業を展開していきたい。

 資料コピーを配布する。  授業時に適宜指示する。

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社会心理学 通年 4 単位 1・2年

社会心理学概論 小林 知博(こばやし ちひろ)

人は他者をどのように理解し,自分をどのように理解しているのか。そのプロセスを社会心理学的手法を用いた実証的研究をもとに紹介する。社会心理学についての基礎的な知見を提供する。

【前期】第 1回 イントロダクション・社会心理学とは第 2回 実証的研究とは、研究方法について第 3回 1章・対人認知:印象形成、対人記憶第 4回 1章・対人認知:対人認知の歪み第 5回 2章・社会的推論:帰属第 6回 2章・社会的推論:推論のエラーとバイアス第 7回 3章・態度:態度とは第 8回 3章・態度:態度の認知的一貫性第 9回 3章・態度:説得的コミュニケーション第10回 4章・感情:感情の分類と理論第11回 4章・感情:気分一致効果第12回 4章・感情:感情と情報処理戦略

【後期】第 1回 5章・自己認知:自己概念、自己知識第 2回 5章・自己認知:個人的アイデンティティと社会的アイデンティティ第 3回 5章・自己認知:自己概念の複雑性と適応第 4回 6章・自己評価:自尊感情・社会的比較理論第 5回 6章・自己評価:自己評価維持モデル第 6回 6章・自己評価:自己評価における重要他者の影響第 7回 7章・自己と動機付け:自己認識にかかわる動機第 8回 7章・自己と動機付け:自己呈示と動機付け第 9回 7章・自己と動機付け:動機付けを生み出す自己第10回 9章・人間関係:関係の成立、発展第11回 9章・人間関係:崩壊、対人葛藤第12回 9章・人間関係:人間関係の諸相第13回 10章・集団と個人:他者存在の影響第14回 10章・集団と個人:集団による意志決定第15回 10章・集団と個人:社会的ジレンマ、集団間差別

・講義が中心となるが,視覚教材を適宜用いながら進める。・講義時間中に簡単な調査や実験を実施,あるいは参加を求めることがある。調査や実験を体験することは社会心理学の学習を行う上で極めて有益なので積極的に参加してほしい。

池上知子・遠藤由美(著)グラフィック社会心理学 サイエンス社

適宜紹介する。

教育心理学 通年 4 単位 2年

動機と個人差の理解 木村 直人(きむら なおと)

この講義では教育に関する心理学からの知見を紹介し、必要な知識の習得と人間についての理解を深めることを目的とします。「教育」というよりは「学習、学ぶこと」の理解とそれを行う人間(児童、生徒、学生そして教師)の理解を目指した講義にしたいと考えています。

【前期】第 1回 どのようなトピックスをとりあげるかを概観します第 2回 自発的行動と動機づけ第 3回 私たちの動因(動機)の分類を試みます第 4回 マラソンランナーの証言から彼女たちの動機を推測する第 5回 外発的動機づけと内発的動機づけ第 6回 学習の基礎第 7回 学習の転移第 8回 プログラム学習と発見学習第 9回 記憶の働きと学習第10回 測定とはなにをすることなのか第11回 測定値の相対的位置第12回 相対的位置の推定

【後期】第 1回 知能をどのようにとらえ、どうしたら測定できるか第 2回 ウェクスラーによる知能検査第 3回 気質、性格、パーソナリティといった術語の意味第 4回 アイデンティティとはなにか第 5回 パーソナリティを理解しようとする二つの代表的な方法第 6回 性格検査第 7回 パーソナリティの形成と測定第 8回 学力の測定第 9回 学力の評価第10回 評価とは何か第11回 個人の成長の伴う心理的発達第12回 発達理論とその発達段階

講義形式ですが、ほぼ毎回興味深い画像資料を用意します。詳しいシラバス,講義内容と計画を下記サイトでお知らせしていますので、受講希望の方は必ず目を通して下さい。

テキストは利用しませんが、次のURLで講義資料を配付します。http://webclass.tsukimidai.net/

講義中に紹介します。

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臨床心理学 通年 4 単位 1・2年

臨床心理学概論―自己理解と他者理解― 上淵 真理江(うえぶち まりえ)

 臨床心理学の概要を理解し,自己理解や他者理解を深める。

【前期】第 1回 家政学科のシラバスに準じる

【後期】

 講義形式。講義の終わりに感想を書き,対話のある講義を目指したい。

発達心理学 通年 4 単位 2年

生涯発達の心理学 菅野 幸恵(すがの ゆきえ)

 私たちのこころはこの世に生を享けてから死ぬまで変化し続ける。その変化のプロセスは,その人が生れた時代,地域,家庭などの社会・文化・歴史的な影響を強く受ける。この授業では,おもに身体的成熟を遂げた青年期以降のこころのプロセスと,その多様な様相に注目していく。

【前期】第 1回 オリエンテーション第 2回 統計資料から考えるライフステージ①第 3回 統計資料から考えるライフステージ②第 4回 思春期・青年期①性のめざめ第 5回 思春期・青年期②「私」への問い第 6回 思春期・青年期③学校生活から職業生活への移行第 7回 思春期・青年期④まとめ第 8回 成人期の課題第 9回 結婚・離婚・非婚①第10回 結婚・離婚・非婚②第11回 家族のケアをするということ①親になること第12回 家族のケアをするということ②介護第13回 家族のケアをするということ③第14回 身近な人のライフストーリーをきく①第15回 期末レポート

【後期】第 1回 後期オリエンテーション、女性のライフコースと子育て①第 2回 女性のライフコースと子育て②仕事と子育て第 3回 男性のライフコースと子育て第 4回 身近な人のライフストーリーをきく②第 5回 性と発達①第 6回 性と発達②第 7回 中年期①アイデンティティの再体制化第 8回 中年期②中年期の家族第 9回 老年期:高齢化社会と老年期の課題第10回 生涯発達と喪失体験第11回 発達と文化①第12回 発達と文化②第13回 発達と文化③第14回 発達と文化④第15回 期末レポート

 講義中心だが,受講人数によっては変更することがある。内容について各自の意見を聞きながら進めるので,積極的な参加をもとめる。

 特に定めない。  授業内で随時紹介する。

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社会学 通年 4 単位 1・2年

社会学の基本的な考え方を学ぶ 渡邊 良智(わたなべ よしとも)

 社会学は,心理学,文化人類学とともに行動科学に分類されているが,人間の形づくる社会生活,集団,社会を研究し,社会的存在としての人間の行動の解明を目指している。この講義では社会学の基本的な考え方について学び,現代社会の社会構造と現代人の意識や心理についての理解を深めたい。

【前期】第 1回 社会学の性格と基礎概念第 2回 社会とは何か第 3回 個人と社会(1) 社会的ジレンマ第 4回 個人と社会(2) 社会化第 5回 個人と社会(3) 社会的性格第 6回 禁欲的プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神第 7回 集団の構造と機能(1) 集団の類型第 8回 集団の構造と機能(2) 小集団第 9回 不平等な社会(1) 社会階級第10回 不平等な社会(2) 社会階層第11回 不平等な社会(3) 社会移動第12回 不平等な社会(4) 日本の社会階層と社会移動第13回 不平等な社会(5) 学歴社会

【後期】第 1回 家族(1) 家族の類型第 2回 家族(2) 家族の構造と機能第 3回 家族(3) 親族第 4回 家族(4) 結婚第 5回 家族(5) 離婚第 6回 集合行動(1) うわさ第 7回 集合行動(2) 流言第 8回 集合行動(3) 都市伝説第 9回 集合行動(4) 流行第10回 集合行動(5) 世論第11回 現代社会論(1) 産業社会論第12回 現代社会論(2) 大衆社会論第13回 現代社会論(3) 情報社会論

 講義による。

 特に使用しない。  A・ギデンズ著『社会学』(而立書房) W・グード著『社会学の基本的な考え方』(而立書房)

マス・コミュニケーション 通年 4 単位 1・2年

マス・メディアを理解しそのメッセージを読みとく 長谷川 倫子(はせがわ ともこ)

 メディア論の立場から,各メディア産業の特徴と現状について解説する。メディアの影響や効果をめぐるさまざまな考えを紹介し,さまざまな事例を通じて,メディアをクリティカルな視点から見直す。

【前期】第 1回 マス・コミュニケーションとマス・メディアとは第 2回 近代化と印刷メディアの登場第 3回 映画の輸入・定着からトーキーへ第 4回 ラジオの登場とその普及第 5回 戦時体制下のマス・メディア第 6回 高度経済成長とテレビ第 7回 大衆社会とマス・メディア社会第 8回 日本の新聞第 9回 日本の放送第10回 日本の映画第11回 日本の出版第12回 衛星放送からデジタル化へ第13回 メディアの個別化を考える第14回 プロパガンダとは第15回 プロパガンダとは

【後期】第 1回 マスメディアの影響を考える第 2回 火星からの侵入と大衆説得第 3回 2段の流れ研究第 4回 利用と満足研究第 5回 議題設定機能と沈黙のらせん第 6回 テレビと子ども第 7回 Vチップについて考える第 8回 子ども番組の内容分析第 9回 ジェンダーで読み解くマスメディア第10回 テレビドラマと視聴者第11回 対外メディア戦略としての国際情報発信第12回 戦争とメディア第13回 戦争とメディア第14回 戦争とメディア第15回 日本人とメディア

受講者数によって講義の進め方は変更することになるが、映像資料などを用いて、わかりやすい講義を心がける。受講者数が小人数の場合は、ゼミのように発表や意見交換の時間を設けるつもりである。また、テキストを読んでいることを前提として講義をすすめる。

 春原昭彦・武市英雄編 ゼミナール『日本のマス・メディア』(日本評論社,2004年)

講義にて紹介する。

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簿記原理 通年 4 単位 2年

簿記の基本 福井 由実(ふくい ゆみ)

本授業では初めて簿記を学ぶ学生を対象とする。1年を通して簿記一巡の手続きを学び、複式簿記の基本的な概念を学ぶ。日商3級程度の内容を扱い、簿記のルールや用語について詳しく説明していく予定である。

【前期】第 1回 簿記の意義とその目的第 2回 資産の定義第 3回 負債の定義第 4回 資本の定義第 5回 資産・負債・資本の関係第 6回 貸借対照表第 7回 収益の定義第 8回 費用の定義第 9回 純損益の求め方第10回 損益計算書第11回 財産法と損益法第12回 貸借対照表と損益計算書の作成第13回 前期のまとめ

【後期】第 1回 簿記会計上の取引第 2回 取引の8要素第 3回 仕訳とは何か・仕訳のルール第 4回 仕訳練習その1第 5回 仕訳練習その2第 6回 試算表と精算表の作成第 7回 仕訳帳作成第 8回 総勘定元帳への転記第 9回 簿記上の現金・現金過不足第10回 当座預金・小口現金第11回 有価証券第12回 約束手形第13回 伝票

講義中心であるが理解を深めるために授業中に練習問題を解く予定である。授業時には毎回レジュメを配布し、レジュメとテキストを併用して授業を進めていく。小テストも随時行う予定である。

簿記の基本を学ぶ 八田進二・橋本尚 同文舘出版株式会社

適宜紹介する。

商品学・流通論Ⅰ 前期 2 単位 1・2年

消費者への価値創造と企業活動 伊藤 匡美(いとう まさみ)

 大ヒット商品や人気のお店が生まれるのはなぜか。その背後では,どんな企業がどのような活動を行っているのか。私達が日頃目にする現象やその仕組みについて,流通・マーケティングの見地から論理的に考えていくことにする。

【前期】第 1回 流通の位置づけと構造第 2回 消費者と流通①―消費構造とその変化―第 3回 消費者と流通②―店舗選択基準―第 4回 消費者と流通③―買物行動と商品分類―第 5回 流通の役割と卸売業・小売業第 6回 小売業の機能と構造第 7回 小売業の店舗形態と経営特性①―百貨店―第 8回 小売業の店舗形態と経営特性②―チェーンストア―第 9回 小売業の店舗形態と経営特性③―コンビニエンスストア―第10回 マーケティングについて①―基本的な考え方―第11回 マーケティングについて②―マーケティング環境分析―第12回 マーケティングについて③―マーケティング・チャネル―第13回 マーケティングについて④―マーケティング戦略―

 講義を中心に行う。身近な事例を具体的に挙げながら,わかりやすく話を進めていくつもりである。

 鈴木安昭『新・流通と商業』(有斐閣)  講義の中で随時紹介する。

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商品学・流通論Ⅱ 後期 2 単位 1・2年

流通の機能・役割とその変化 長原 紀子(ながはら のりこ)

 ものやサービスは流通過程を経て“商品”になる。流通の機能・役割の基本と,変化する流通業の実態を学ぶ。

【後期】第 1回 授業ガイダンス第 2回 流通の社会的役割と仕組み第 3回 小売業の役割と機能第 4回 小売業の構造と変化第 5回 卸売業の役割と機能第 6回 消費者と流通第 7回 ストアコンパリゾン~オリエンテーションと実習~第 8回 ウエブ時代の流通第 9回 ストアコンパリゾン発表1第10回 ストアコンパリゾン発表2第11回 流通とマーケティング第12回 顧客心理と販売技術第13回 流通・商業に関する公共政策

 基本的には座学を中心に行うが,街で実際に店舗を見て比較・発見するストアコンパリゾンを組み入れる。身近で具体的な事例を数多くとりあげ,流通についての理解を深める。

新・流通と商業(有斐閣)お客がわかれば売り方がわかる(商業界)

 必要に応じて資料を紹介する。

科学文化史 通年 4 単位 1・2年

中国の科学技術史 八耳 俊文(やつみみ としふみ)

科学というと,現代の最先端の科学技術を思い浮かべますが,ここでは中国の伝統社会の中で発達した科学についてまなびます。科学は自然認識の一様式と考えれば,中国にも独特な自然観や身体観が存在し,中国の文化を豊かなものにしました。したがって中国科学史をまなぶねらいは,個々の科学の内容を知るだけでなく,科学を通じて中国さらには

【前期】第 1回 「科学」と「Science」第 2回 中国になぜ科学革命が起きなかったのか第 3回 中国の古代文明第 4回 太陽暦と太陰暦第 5回 甲骨文と殷代の暦第 6回 諸子百家第 7回 天の形状をめぐる論争第 8回 古代中国の算術第 9回 古代中国の医学第10回 不老不死と本草の成立第11回 中国文明と周辺諸国第12回 キトラ古墳と七夕伝説第13回 律令国家に取り入れられた科学

【後期】第 1回 沈括と『夢渓筆談』第 2回 朱子の自然学第 3回 マルコ・ポ-ロと『東方見聞録』の成立第 4回 『東方見聞録』にみるもう一つの天文学と医学第 5回 中国の理想都市「北京」第 6回 宇宙誌としての『本草綱目』(1)第 7回 宇宙誌としての『本草綱目』(2)第 8回 『天工開物』にみる中国の伝統技術第 9回 イエズス会の東方布教第10回 マテオ・リッチの業績第11回 江戸時代の科学技術第12回 中国イメージの変遷第13回 アヘン戦争と中国の開国第14回 入華プロテスタント宣教師の文化事業第15回 まとめ

プリントを配布し,それを利用しながら講義します。

教科書となる特定のテキストは用いません。 藪内清『中国古代の科学』(講談社,2004),J.ニーダムほか『中国の科学と文明』(思索社,1974―81),杜石然ほか編著『中国科学技術史』

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現代科学 通年 4 単位 2年

現代の科学技術とその問題点 松村 紀明(まつむら のりあき)

 さまざまな意味で巨大化した現代の科学技術は,社会に大きな影響を与えており,色々な問題を引き起こしている。この授業では,具体的な事例を検討しながら,科学技術のありかたについて探求する。

【前期】第 1回 私たちの生活と科学技術(講義)第 2回 近代以前の科学技術(講義)第 3回 科学革命と現代の科学技術(講義)第 4回 医療の現場における諸問題1(輪読)第 5回 医療の現場における諸問題2(輪読)第 6回 医療の現場における諸問題3(輪読)第 7回 医療の現場における諸問題4(輪読)第 8回 医療の現場における諸問題5(輪読)第 9回 医療の現場における諸問題6(輪読)第10回 医療の現場における諸問題7(輪読)第11回 医療の現場における諸問題8(輪読)第12回 産業活動と地球環境問題1(輪読)第13回 産業活動と地球環境問題2(輪読)第14回 産業活動と地球環境問題3(輪読)第15回 (予備日)

【後期】第 1回 産業活動と地球環境問題4(輪読)第 2回 産業活動と地球環境問題5(輪読)第 3回 産業活動と地球環境問題6(輪読)第 4回 産業活動と地球環境問題7(輪読)第 5回 産業活動と地球環境問題8(輪読)第 6回 ITを巡る諸問題1(輪読)第 7回 ITを巡る諸問題2(輪読)第 8回 ITを巡る諸問題3(輪読)第 9回 ITを巡る諸問題4(輪読)第10回 ITを巡る諸問題5(輪読)第11回 ITを巡る諸問題6(輪読)第12回 ITを巡る諸問題7(輪読)第13回 ITを巡る諸問題8(輪読)第14回 まとめ(講義)第15回 (予備日)

 最初の数回は講義を行い,その後,指定するテキストを読み進み,担当者(受講生)がテキストの該当部分の内容の発表を行う(輪読)。先端医療問題、地球環境問題、IT問題などを取りあげる予定であるが、受講生の興味関心によっては他のものを取りあげる場合もある。

 開講時に受講者と相談して決めるが,年間で4~6冊を読む予定である。

 授業時に随時紹介する。

生態学 通年 4 単位 1・2年

生態系と人間のくらし 高坂 宏一(たかさか こういち)

 わたしたち人間を含め、あらゆる生物とその環境が織り成すシステムである生態系の理解をもとに、さまざまな地域(インドネシアやボリビアなど)で多様な生活を営む人々の暮らしをみながら、さらにまた、進化や適応あるいは人口の視点から、わたしたちの生存を支えている生態学的条件について考える。

【前期】第 1回 序論第 2回 生態系とはどのようなものか第 3回 食物連鎖について考える第 4回 生態系における食としてのエネルギーの流れ第 5回 健康問題としての生物濃縮第 6回 生態系の破壊と環境問題第 7回 生態系におけるヒトの特殊性第 8回 人類の起源をめぐって第 9回 ヒトとは第10回 人類の進化:猿人から現生人類へ第11回 人類の全地球への移動・拡散第12回 適応するということ第13回 さまざまな環境への適応

【後期】第 1回 採集狩猟という生業と生態系第 2回 農耕の起源第 3回 世界の農耕文化第 4回 事例:アンデス高地の環境第 5回 事例:アンデス高地の人と暮らし第 6回 事例:アンデス高地のジャガイモ栽培とその加工第 7回 文化的適応ということ:ジャガイモ加工をめぐって第 8回 文化的適応ということ:インディオの子育てをめぐって第 9回 さまざまな生物やヒトの人口についての生態学第10回 増加する人口第11回 増加が抑制される人口第12回 世界人口の歴史的推移第13回 人口問題第14回 環境問題第15回 まとめ

 インドネシアやボリビアなどでの現地調査のスライドなどを利用し,学生の理解度を確認しながら進める。

 大塚柳太郎他『人類生態学』(東京大学出版会)  授業時に適宜紹介する。

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環境科学 通年 4 単位 1・2年

環境問題を科学的に理解しよう 渡部 徳子(わたなべ とくこ)

 科学技術に支えられ,多数の有用な化学物質の恩恵をこうむって,人は文明生活を営んでいる。その反面,化学物質による健康被害や環境破壊など,新たな負の事例も生じている。人間と環境が調和した社会を構築するためには,学際的な広い視野で種々の環境問題に対応することが必要である。この講義では,環境問題を理解するために重要な事項に

【前期】第 1回 持続可能な社会を目指して(序論)第 2回 地球の自然環境と生物(1)第 3回 地球の自然環境と生物(2)第 4回 地球の自然環境と生物(3)第 5回 水と食と環境(1)第 6回 水と食と環境(2)第 7回 住まいと住居(1)第 8回 住まいと住居(2)第 9回 化学物質の健康影響第10回 化学物質の安全管理(1)第11回 化学物質の安全管理(2)第12回 ごみとリサイクル(1)第13回 ごみとリサイクル(2)第14回 ごみとリサイクル(3)第15回 ごみとリサイクル(4)

【後期】第 1回 地球規模の環境問題(1)第 2回 地球規模の環境問題(2)第 3回 地球規模の環境問題(3)第 4回 地球規模の環境問題(4)第 5回 経済活動と環境保全(1)第 6回 経済活動と環境保全(2)第 7回 環境政策とその実現の手法(1)第 8回 環境政策とその実現の手法(2)第 9回 環境政策とその実現の手法(3)第10回 科学技術と社会(1)第11回 科学技術と社会(2)第12回 科学技術と社会(3)第13回 持続可能な社会を目指して(1)第14回 持続可能な社会を目指して(2)第15回 持続可能な社会を目指して(3)

 ビデオ教材などの映像も使用し,人と環境とのかかわりを中心に講義を進める。特定のテーマに関し,受講生が調査し,発表・議論する時間を設ける。

 日本化学会編「暮らしと環境科学」(東京化学同人)。

 環境に関する資料を適宜紹介する。

人文地理学 通年 4 単位 1・2年

人文地理学の基礎と応用 香川 雄一(かがわ ゆういち)

人文地理学における研究対象を紹介するとともに、研究方法の進展について説明していく。大学の人文地理学では、高校までの地理と違って、問題関心を必要とし、理論との関係も考えなければいけない。現代世界における諸問題や人文地理学の学問としての歴史に触れることによって、最近の人文地理学の視点を学んでほしい。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 人文地理学のアプローチ方法第 3回 地図の歴史(古代)第 4回 地図の歴史(近代)第 5回 地理学の古典(1)第 6回 地理学の古典(2)第 7回 環境と衛生問題第 8回 視聴覚教材による復習第 9回 資源利用と景観変化(前近代)第10回 資源利用と景観変化(近代以降)第11回 農村と都市の分布(1)第12回 農村と都市の分布(2)第13回 視聴覚教材による復習第14回 授業のまとめ第15回 試験の説明

【後期】第 1回 ガイダンス第 2回 計量的研究方法第 3回 統計データの利用第 4回 都市システム第 5回 都市の拡大と郊外第 6回 GIS(地理情報システム)第 7回 地理情報科学第 8回 視聴覚教材による復習第 9回 時空間利用の変化第10回 発展途上国の都市問題第11回 発展途上国の環境問題第12回 人文地理学と現代社会第13回 視聴覚教材による復習第14回 授業のまとめ第15回 レポートの説明

講義方式で授業を進めていく。毎回プリントを用意して図表の読み方を参考にしてもらう。視聴覚教材は適宜、利用する。

小林茂・杉浦芳夫編著『人文地理学』[財団法人放送大学教育振興会]2004

授業時に紹介する。人文地理学に関する本のなかでは,できるだけ新しいものを取り上げていきたい。

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環境計画論 通年 4 単位 1・2年

主体的な住まい・まちづくりを通して環境を考える 狩野 三枝(かりの みえ)

 私たちのを取り巻く「環境」は、地球レベルの話から日常の暮らしの中での家族関係や住まい、ゴミに至るまで、すべて切り離すことのできないつながりを持っています。誰もが自分らしく生きられる環境づくりは、市民一人一人が主体的に関わる事から始まります。ここでは、身近な環境づくりを、現実のまちや活動事例から学び・考えます。

【前期】第 1回 環境計画論って何?第 2回 さまざまな「環境」の意味を考えよう第 3回 コミュニケーションは技術も必要~グループワーク第 4回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~住環境:コレクティブハウジング概論、北欧事例第 5回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~住環境:日本のコミュニティ第 6回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~地域環境:市民参加のまちづくり第 7回 課題Ⅰ説明~暮らしやすいまちの秘密発見第 8回 テーマのディスカッションとスケジュール第 9回 調査・ディスカッション第10回 調査・ディスカッション第11回 調査・ディスカッション第12回 まとめ作業

【後期】第 1回 課題1~発表と評価第 2回 課題1~発表と評価第 3回 コミュニケーションは技術も必要~対話のレッスン第 4回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~新しい公共の担い方:行政と市民の関わり第 5回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~新しい公共の担い方:NPOの活動第 6回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~持続可能な社会:根源からお金を問う-エンデの遺言第 7回 新しい世界を知り、発想を柔らかく~持続可能な社会:東京の農業第 8回 課題説明~(仮)環境へのアクション第 9回 テーマのディスカッションとスケジュール第10回 調査・ディスカッション第11回 調査・ディスカッション第12回 調査・ディスカッション第13回 まとめ作業第14回 課題2~発表と評価

 数人単位のグループになり話し合いをし,その結果を模造紙にまとめる等,作業を通じて自分たちで環境を考え,自分の知恵・発想を豊かにしていく。このために,話し合いのきっかけとなるようなユニークな事例や情報を提供します。またグループ・ワークに有効な方法などは,適宜伝授します。

 特に使わない。必要な資料は随時配付。課題のまとめに必要となるまち歩きの記録用写真や地図・交通費等の費用は随時個人負担。通年で三千円程度。

 僕たちの街づくり作戦/マイケル・ノートン著(都市文化社),参加するまちづくり(OM出版)など。その他,授業時に随時紹介。

環境デザイン論 通年 4 単位 1・2年

都市・建築 環境と人々のくらし 黒石 いずみ(くろいし いずみ)

 都市・住環境に関する基本的知識を幅広く学ぶ。都市・建築の形態や様相と人々の生活とがどう互いに影響しあっているかという問題を,家族・夫婦・親子・老人・女性等様々な立場による価値観の違い,社会制度や経済活動との関係等広い角度から検討する。又,自らの住まい空間を作り運営する立場でどのような知識を備えるべきかどいう点を健康

【前期】第 1回 身近な空間の成り立ちを知る第 2回 間取り第 3回 動線と領域第 4回 地域の成り立ちを知る第 5回 都市.郊外.農村第 6回 建物が出来るまで①構造第 7回 建物が出来るまで②設備と生活環境第 8回 環境問題とは第 9回 いろいろな人々がともに暮らすということ第10回 世界の都市①第11回 世界の都市②第12回 日本の都市①第13回 日本の都市②第14回 インテリアデザインの歴史第15回 身近な家具の成り立ち

【後期】第 1回 環境保護の視点のいろいろ第 2回 地域運動としての環境保護第 3回 地球規模の環境保護第 4回 歴史的環境保護第 5回 文学に見る環境イメージ第 6回 映画に見る環境イメージ第 7回 絵画に見る環境イメージ第 8回 流行と都市空間第 9回 町を調べる方法第10回 身近な町を描く第11回 自分の生活空間の成り立ちを知る第12回 世界建築史①第13回 世界建築史②第14回 日本建築史①第15回 日本建築史②

 講義と発表を織り交ぜて行う。スライドやOHP,ビデオ等を用いて視覚的な資料を多用する。フィールドワークや調査も取り入れる。

 適宜配付する。  適宜指示する。

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統計学 通年 4 単位 2年

前期:統計的方法の紹介、記述統計              後期:確率分布、標本分布、推測統計

本郷 茂(ほんごう しげる)

統計的情報を正しく把握するには、統計的手法について理解しておくことが必要である。前期では、統計的手法を学ぶ上での初歩的な知識を身につけてもらうことを目標とする。後期では、統計学の数学的理論体系に深入りすることを避け、応用的な立場から、演習問題を各自解くことを通して、統計学の基本的な概念や手法を修得することを目的とす

【前期】第 1回 統計的方法について第 2回 データの分類、グラフによる表示第 3回      〃第 4回 データの平均、中央値、最頻値第 5回      〃第 6回 データの標準偏差、分散第 7回      〃第 8回 相関係数第 9回      〃第10回 統計と確率第11回      〃第12回 正規分布第13回      〃第14回 前期のまとめと演習第15回      〃

【後期】第 1回 確率と確率変数第 2回      〃第 3回 確率変数の期待値第 4回      〃第 5回 主要な確率分布第 6回      〃第 7回 標本抽出第 8回      〃第 9回 統計的推定第10回      〃第11回 統計的検定第12回      〃第13回 回帰分析第14回 後期のまとめと演習第15回      〃

講義が中心となるが、毎回の講義内容の理解が重要となるため、各自の修得状況を確認する目的で授業中に数回小テストを行う。授業中に電卓(平方根(√)機能付き)を使用するため、毎回持参すること。毎回、授業中に計算課題など行うため、毎回の出席が重要である。

第1回目の授業時に指示する。 授業中に紹介する。

情報科学 通年 4 単位 1・2年

社会と情報

現代社会の巨大な要因である情報通信技術のさまざまな問題について考えます。前半は情報やコンピュータ,そしてインターネット(仕組みやそのサービス)について理解します。後期は情報通信技術のメリットやデメリットについて単なる技術礼賛ではなく、人間社会にとって望ましい姿を考えながら学びます。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 情報の定義・社会活動における情報の意義第 3回 情報伝達の仕組み第 4回 コンピュータの構成要素第 5回 コンピュータの限界、ネットワークとインターネット(1)第 6回 ネットワークとインターネット(2)第 7回 電子メール(1)第 8回 電子メール(2)第 9回 World Wide Web第10回 blogと日記サイト/情報発信第11回 電子掲示板(1)第12回 電子掲示板(2)、チャット、SNS

【後期】第 1回 オンラインショッピング、ネットオークション第 2回 ネチケットはどこまで必要か第 3回 携帯機器とウェアラブルコンピュータ第 4回 センシング技術とRFIDタグ第 5回 ユビキタス社会とプライバシー第 6回 インターネットと著作権(ホームページ)第 7回 インターネットと著作権(ファイル交換)第 8回 ネット犯罪(ネットワーク利用犯罪)第 9回 ネット犯罪(コンピュータ犯罪・ハッキング)第10回 セキュリティと生体認証第11回 コンピュータへの心身の影響(テクノストレス)第12回 コンピュータへの心身の影響(ネット依存症)第13回 ネット空間と数の力-ネット投票の問題第14回 ネットと民主主義第15回 まとめ-ITと人間社会

基本的に1回ごとにプリントを用意して,それに従って講義を行っていきます。また、当該週のニュースや記事等をトピックとして紹介していきます。なお、履修を予定している人は第1回目のガイダンスには必ず出席すること

なし。配布プリントのファイルはactive campusの時間割に掲載します

授業ごとに提示します。

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人間工学 通年 4 単位 1・2年

人間とモノの関係を科学する �田 武夫(よしだ たけお)

 掛け心地のいい椅子,足にぴったりの靴,使いやすい電気製品など,ユーザーにとって都合(使い勝手)のよいモノを研究する分野に人間工学がある。この授業では,そうした人間工学の基本的な見方・考え方・取り組み方を理解することがねらいである。

【前期】第 1回 人間工学への誘い第 2回 モノの物的側面と人間的側面第 3回 人間-機械系第 4回 人間とモノの多面的な関係第 5回 人間とモノ(道具,機械など)の役割分担第 6回 人工環境に対する人間の適応第 7回 人間とモノの適合関係第 8回 人間特性とモノの属性第 9回 人間工学のアプローチ1(概要)第10回 人間工学のアプローチ2(詳細)第11回 人間工学のアプローチ3(簡便な方法)第12回 前期のまとめ

【後期】第 1回 視覚と表示1(テレビの観視と眼精疲労)第 2回 視覚と表示2(製品形態の表示機能)第 3回 手とハンドル1(筆記具)第 4回 手とハンドル2(注器)第 5回 道具・機械のハンドル第 6回 足と靴1(概要)第 7回 足と靴2(詳細)第 8回 モノの使い方と取扱説明書第 9回 取扱説明書とPL法第10回 姿勢と家具(概要)第11回 姿勢と家具(詳細)第12回 作業と作業空間第13回 住まいの安全(概要)第14回 住まいの安全(詳細)第15回 後期のまとめ

 テキストに沿って授業を進める。テキスト中の古い記述・データなどは可能な限り新しいものを配付し,補足説明する。また,ビデオやOHPなどの視聴覚教材を活用することにより,受講者の理解を増す一助にしたい。

 �田武夫著『消費者人間工学』 (日科技連出版社)

 基礎的文献の多くはテキストの文献欄に記載されているが,その後の文献は授業の内容に応じて紹介する。

教養演習 前期 2 単位 1年

演習のコツを学ぶ

【担当教員】秋富 創(あきとみ はじめ)、上淵 真理江(うえぶち まりえ)、香川 雄一(かがわ ゆういち)、川下 新次郎(かわした しんじろう)、工藤 正子(くどう まさこ)、黒石 いずみ(くろいし いずみ)、小林 知博(こばやし ちひろ)、小林 由美(こばやし ゆみ)、西願 広望(せいがん こうぼう)、中井 章子(なかい あやこ)、廣田 治子(ひろた はるこ)、三浦 明子(みうら あきこ)、宮坂 友造(みやさか ゆうぞう)、八耳 俊文(やつみみ としふみ)、輪島 達郎(わじま たつろう)、渡邊 良智(わたなべ よしとも) ねらい 大学での新しい授業形態として演習があります。一方的な受け身の授業になりやすい「講義」にたいして,各人が積極的に参加し寄与することが求められるのが「演習」です。教養演習では,まず演習形式の授業に慣れること,そして演習への参加方法を身につけること,が期待されます。教養学科の1年後期から卒業までの1年半にわたる専門演習が,スムーズに行われるためには,参加者に一定の訓練が必要です。教養演習は,演習の「コツ」を習得するすることを目的としています。 授業内容 教養演習では,テキストの読み方,レジュメ(要約)のつくり方,自分の意見の発表の仕方,そして議論の仕方だけでなく,時間に余裕があれば,文章のまとめ方まで,学ぶことが期待されています。 進め方 1年生を17のグループに分けて,1グループ約10人の少人数の授業を行います。 取り上げるテキストを決め,それを参加者全員で分担して読み,そこに出てくるテーマについて議論するのが,標準的なやり方です。あらかじめ指定された,その日の発表者はもちろんですが,その他のメンバーもテキストを予習して,自分の意見や質問を述べることが期待されます。他の人の意見を聞き,これに触発されてさらに意見や質問がでるような,ダイナミックな授業が,実現できるよう頑張りましょう。 テキスト 演習ごとにテキストは異なると考えられます。しかしながら,それぞれの担当教師が取り上げるテキストは異なっていても,将来どの専門演習を選ぶにせよ,教養学科の学生なら知っていてほしい,基礎的な教養に属するものです。 評価方法 出席点・平常点・レポートを総合して,演習への参加度を基準に,評価します。  なお,教養演習のグループ分けは,4月13日(木)午後1:00に教務課掲示板に発表します。 毎回出席することに意味のある授業ですから,無断欠席は許されません。万一欠席する場合は,必ず担当教師か教養学科研究室の副手まで連絡して下さい。

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日本史演習 後期 2 単位 1年

 学生諸君が,日本の歴史上のある時代,ある出来事あるいはある事項に興味を持ったとき,自分で参考文献を探し,それらを手掛かりにして,その時代や出来事・事項について,専門家の意見を参考にしながらも,自分なりの理解・イメージや解答のようなものを作り上げることができるような能力・素養を身につけてもらう。

【後期】第 1回 事例研究(1)―長屋王の変―第 2回 関連史料の講読(1)第 3回 関連史料の講読(2)第 4回 関連論文の講読(1)第 5回 関連論文の講読(2)第 6回 関連論文の講読(3)第 7回 まとめ第 8回 事例研究(2)―実朝暗殺事件―第 9回 関連史料の講読(1)第10回 関連史料の講読(2)第11回 関連論文の講読(1)第12回 関連論文の講読(2)第13回 関連論文の講読(3)第14回 まとめ

 学生の報告とディスカッションが中心。

必要な資料はその都度コピーして配布。

日本史演習 通年 4 単位 2年

 学生諸君が,日本の歴史上のある時代,ある出来事あるいはある事項に興味を持ったとき,自分で参考文献を探し,それらを手掛かりにして,その時代や出来事・事項について,専門家の意見を参考にしながらも,自分なりの理解・イメージや解答のようなものを作り上げることができるような能力・素養を身につけてもらう。

【前期】第 1回 事例研究(3)―大塩平八郎の乱―第 2回 関連史料の講読(1)第 3回 関連史料の講読(2)第 4回 関連史料の講読(3)第 5回 関連論文の講読(1)第 6回 関連論文の講読(2)第 7回 関連論文の講読(3)第 8回 まとめ第 9回 事例研究(4)―王政復古―第10回 関連史料の講読(1)第11回 関連史料の講読(2)第12回 関連史料の講読(3)第13回 卒業論文のテーマ提出

【後期】第 1回 事例研究(4)関連論文の講読(1)第 2回 関連論文の講読(2)第 3回 関連論文の講読(3)第 4回 まとめ第 5回 卒業論文の中間発表(1)第 6回 卒業論文の中間発表(2)第 7回 事例研究(5)―大逆事件―第 8回 関連史料の講読(1)第 9回 関連史料の講読(2)第10回 関連論文の講読(1)第11回 関連論文の講読(2)第12回 関連論文の講読(3)第13回 まとめ第14回 卒業論文の発表と口述試問

 学生の報告とディスカッションが中心。

必要な資料はその都度配布。

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西洋史演習 後期 2 単位 1年

歴史学入門 西願 広望(せいがん こうぼう)

 まずは史料批判とは何かを学ぶ。更に、時間が許せば、近年の研究を読み,文化や日常生活を重視する新しい歴史学の方法論を学ぶ。

【後期】第 1回 序論第 2回 歴史家と事実(1)第 3回 歴史家と事実(2)第 4回 社会と個人(1)第 5回 社会と個人(2)第 6回 歴史と科学と道徳(1)第 7回 歴史と科学と道徳(2)第 8回 歴史における因果関係(1)第 9回 歴史における因果関係(2)第10回 進歩としての歴史第11回 広がる地平線第12回 史料を使って歴史を書く (「私の学校の歴史」もしくは「私の祖父母の歴史」)第13回 史料を使って歴史を書く (「私の学校の歴史」もしくは「私の祖父母の歴史」)第14回 卒業論文のテーマの「だいたいの」設定

 演習方式。「ゼミに出席する」とは,ただ黙って座っていることでもなければ,「分かりません」を繰り返すことでもない。「出席」とは「参加」であり「発言」である。

E・H・カー『歴史とは何か』(岩波書店,1962年)。

二宮宏之『歴史学再考』(日本エディタースクール出版部,1994年)。アラン・コルバン『時間・欲望・恐怖』(藤原書店,1993年)。

西洋史演習 通年 4 単位 2年

歴史学を深める 西願 広望(せいがん こうぼう)

 卒業論文の作成をとおして、歴史学的なものの考え方を身につける。 

【前期】第 1回 卒業論文のテーマを決める第 2回 卒業論文のテーマを決める第 3回 文献目録の作成第 4回 文献目録の作成第 5回 文献目録の作成第 6回 文献目録の作成第 7回 書評報告第 8回 書評報告第 9回 書評報告第10回 書評報告第11回 読むべき欧文文献を決める第12回 読むべき欧文文献を決める第13回 読むべき欧文文献を決める第14回 読むべき欧文文献を決める

【後期】第 1回 研究状況の報告第 2回 中間報告第 3回 中間報告第 4回 中間報告第 5回 中間報告第 6回 卒論作成の方法について第 7回 卒論草稿作成第 8回 卒論草稿作成第 9回 卒論草稿作成第10回 卒論草稿作成第11回 卒論草稿提出第12回 卒論草稿返却第13回 卒論作成第14回 卒論作成第15回 卒論提出

 卒業論文の作成を中心に、進める。

 適宜指示する。  適宜指示する。

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

芸術文化演習 後期 2 単位 1年

様々な文化における芸術表現のあり方を考える。 廣田 治子(ひろた はるこ)

 今日までに生み出されてきた様々な芸術を知り,それらをよく見て味わうことを習得する一方,自ら関心のある芸術家や芸術運動について,その特質を把握し,成立の背景などを調べながら,文化的文脈において考える。

【後期】第 1回 参加者の関心のある芸術家,芸術表現を聞く。第 2回 方法論習得のためにテクストを輪読する。「風景画」第 3回 「肖像画」第 4回 「風俗画と静物画」第 5回 「歴史画と神話画」第 6回 「宗教画」第 7回 「平面装飾としての絵画」第 8回 「芸術における伝統の意味」第 9回 「デザインと構図の工夫」第10回 「空間表現の問題」第11回 「様式分析入門」第12回 「隠された意味」第13回 芸術と文化第14回 展覧会見学

 一回ごとのテーマに沿って,まず発表者がテクストを要約し,次に各自が関心をもった点/を発言する。テーマに関連した作品をスライドによって提示するので,これらについてもよく見て考察を深める。演習に参加しながら自らのテーマを模索し,レポートにまとめる。各自のテーマは,絵画に限らず,芸術についてならば自由である。

 スーザン・ウッドフォード著,高橋裕子訳,『絵画の見方』,『ミュージアム図書』,2005年

 各自異なるため,文献の探し方を指示する。

芸術文化演習 通年 4 単位 2年

文化的文脈の中で芸術作品を捉え,位置づける。 廣田 治子(ひろた はるこ)

 芸術家あるいは芸術運動について,自ら選んだテーマを掘り下げ研究する。作品をよく観察し、関連する作品と比較することによって,その芸術のもつ独自の価値を認識する一方,それが生み出された文化的,社会的背景を探り,技術の位置づけを行なう。同時に,自らのテーマのみならず関心を広くもち,様々な感動を与えうる種々の芸術にも目を向

【前期】第 1回 卒論のテーマを視野に入れた関心の所在を各自発表。第 2回 メンバーの関心に沿った基本的知識の習得。第 3回 同上第 4回 同上第 5回 同上第 6回 各自振り当てられた研究論文を読み,要旨を発表。第 7回 同上第 8回 同上第 9回 同上第10回 同上第11回 同上第12回 同上第13回 展覧会見学

【後期】第 1回 卒論のテーマ決定に関する話し合い。第 2回 参考文献収集に関する説明と個別指導。第 3回 論文作成の方法と手順の説明。第 4回 芸術と文化的,社会的背景。 (問題提起と議論)第 5回 同上第 6回 同上第 7回 卒論の途中経過発表。第 8回 同上第 9回 同上第10回 同上第11回 同上第12回 同上第13回 同上第14回 最終質問

 芸術に関する知識を増しつつ,個別のテーマを掘り下げ,論文作成に至ることを目指すため,前期,後期とも,初めの数回は講義形式で行ない,続いて各自の発表に移る。

 未定  未定

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授業計画

進 め 方

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評価方法

参考文献

ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

比較文化論演習 後期 2 単位 1年

比較の視点をもって文化をみる 中井 章子(なかい あやこ)

 文化を自然との関係で考える。文化を思想との関わりで理解する。比較することによって、自分の見方を相対化し、創造的に文化に関わっていくことができるようにこころがける。

【後期】第 1回 話し合って演習の計画を立てる

1.相談の上で,共通の大きなテーマを決め(過去のテーマ:食文化,旅,死生観、女性史など),それに関し,各人が選んだテーマで,研究,報告し,レポートに書く。2.ヨーロッパ文化と日本文化の古典的作品(文学・思想など)をとおして学ぶ。

比較文化論演習 通年 4 単位 2年

比較の視点をもって文化について考える 中井 章子(なかい あやこ)

自他の文化の理解。文化とは何かを考え、創造的に文化に関わっていくことをめざす。思考力、文章力、説得力、論理、調査能力など多様な実力を身につけるように主体的に学んでほしい。

【前期】第 1回 ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』第三部第 2回 同上、および演習の共通テーマについての相談第 3回 卒業論文について第 4回 以下、共通テーマについての共同研究と卒業論文の準備を並行して進める

【後期】第 1回 卒業論文についての中間報告第 2回 以下、共同研究と卒業論文執筆を並行して行う

演習は、皆で作り上げていくので、参加して、議論に寄与することが重要。卒業論文については、個人指導と発表などを組み合わせる。

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

文化人類学演習 後期 2 単位 1年

文化人類学的な視点を学ぶ 工藤 正子(くどう まさこ)

 文化人類学的なものの見方や考え方を学びつつ、身近な生活や、人と人とのつながりについて考えていきます。家族やジェンダーなどのテーマを中心に、異文化の様々な事例や文化人類学的な理論を取り上げ、我々の日常を新たな角度から捉え直すことを狙いとします。

【後期】第 1回 イントロダクション第 2回 「家族」とは?(第1回)第 3回 「家族」とは?(第2回)                           第 4回 ジェンダーとセクシュアリティ(第1回)第 5回 ジェンダーとセクシュアリティ(第2回)第 6回 ジェンダーとセクシュアリティ(第3回)第 7回 フィールド・ワーク第 8回 ライフサイクルと通過儀礼(第1回)第 9回 ライフサイクルと通過儀礼(第2回)第10回 衣と社会(第1回)第11回 衣と社会(第2回)

 基本的に発表と討論で進めます。発表担当者がレジュメをもとに口頭発表した後で,コメントを別の担当者が述べ、それを糸口に参加者全員で討論します。毎回全員が文献をよく読み,意見を準備してくることが参加の前提となります。

 開講時に相談して決めます。  適宜指示します。

文化人類学演習 通年 4 単位 2年

卒業論文の作成 工藤 正子(くどう まさこ)

卒業論文を作成します。各自の主体的な取り組みが不可欠です。一方で,他の参加者の発表も聞き,討論するという共同作業を通して,様々な社会・文化的なテーマについて共に考え,問いかける姿勢を身につけることを目指します。

【前期】第 1回 イントロダクション第 2回 1年次の期末レポートを例にした論文作成の指導第 3回 テーマ選定の経過報告第 4回 テーマ設定に関する発表と討論(第1回)第 5回 同上(第2回)第 6回 同上(第3回)第 7回 同上(第4回)第 8回 研究計画書の作成に関する指導第 9回 研究計画書の発表と討論(第1回)第10回 同上(第2回)第11回 同上(第3回)第12回 同上(第4回)第13回 資料収集と論文執筆に関する指導

【後期】第 1回 イントロダクション第 2回 論文執筆に関する指導第 3回 各章の発表と討論(第1回)第 4回 同上(第2回)第 5回 同上(第3回)第 6回 同上(第4回)第 7回 同上(第5回)第 8回 同上(第6回)第 9回 同上(第7回)第10回 同上(第8回)第11回 同上(第9回)第12回 同上(第10回)第13回 予備

各自が個別に作業し,その結果を随時提出すると共に,ゼミでも発表し,他の参加者との質疑応答や討論をします。前期は,テーマ設定と研究計画書の作成をし,夏休み以降,実際の執筆に入ります。

論文作成の進行に合わせて,執筆に関する注意事項などをまとめたプリントを配布します。

参加者それぞれのテーマにそって随時文献を紹介しますが,何より各自の積極的な文献調査が重要になります。

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授業計画

進 め 方

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評価方法

参考文献

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テキスト

評価方法

参考文献

社会思想史演習 後期 2 単位 1年

社会思想史に親しむ 輪島 達郎(わじま たつろう)

社会と人間をめぐる思想の歴史的遺産を研究します。それは,現代に生きるわたしたちがよりよき社会とよりよき生き方を構想していくための土台となります。スケールの大きな思想に触れることによって,目先のことにとらわれずに,大きく,深く物事をとらえられるようになることを願っています。

【後期】第 1回 オリエンテーション第 2回 テキストの講読と話し合い第 3回 テキストの講読と話し合い第 4回 テキストの講読と話し合い第 5回 テキストの講読と話し合い第 6回 テキストの講読と話し合い第 7回 テキストの講読と話し合い第 8回 テキストの講読と話し合い第 9回 テキストの講読と話し合い第10回 テキストの講読と話し合い第11回 テキストの講読と話し合い第12回 テキストの講読と話し合い

毎回担当者を決めて,テキストの担当部分について報告してもらい,講義をまじえて討論します。テキストを予習し,理解できない部分を各自ピックアップしておいてもらいます。最初は難しいと思っても,かならず力がついてきますし,問題の解決方法もわかってきます。春休みの終わりごろに1泊合宿を行います。

未定 授業中に指示します。

社会思想史演習 通年 4 単位 2年

社会思想史の探求 輪島 達郎(わじま たつろう)

1年次の演習でおこなった社会思想史についての基礎学習をふまえた上で,さらに研究を深めていきます。また,各自が研究テーマを見つけ,卒業論文を仕上げていくための指導もあわせておこないます。卒業論文のテーマは,西洋,東洋,日本を問いません。ただし,ひとりもしくは複数の思想家をえらび,その著作を読み解くことを論文の基本にすえ

【前期】第 1回 テキストの講読と話し合い第 2回 テキストの講読と話し合い第 3回 テキストの講読と話し合い第 4回 テキストの講読と話し合い第 5回 テキストの講読と話し合い第 6回 テキストの講読と話し合い第 7回 テキストの講読と話し合い第 8回 テキストの講読と話し合い第 9回 テキストの講読と話し合い第10回 テキストの講読と話し合い第11回 テキストの講読と話し合い第12回 テキストの講読と話し合い第13回 テキストの講読と話し合い

【後期】第 1回 テキストの講読と話し合い第 2回 テキストの講読と話し合い第 3回 テキストの講読と話し合い第 4回 テキストの講読と話し合い第 5回 テキストの講読と話し合い第 6回 テキストの講読と話し合い第 7回 テキストの講読と話し合い第 8回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第 9回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第10回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第11回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第12回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第13回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導第14回 各自の研究報告と卒業論文執筆指導

前期と、後期の前半はテキストの講読と話し合い、後期の後半は卒業論文に向けての研究報告を行います。夏休みの終わりに1泊合宿を行います。

未定 授業中に指示します。

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テキスト

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参考文献

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評価方法

参考文献

法律学演習 後期 2 単位 1年

議論を通じて基礎的な法律知識を学ぶ 宮坂 友造(みやさか ゆうぞう)

 現代社会において生活する上で、法律の知識を持っていることは大変有用である。本演習では、基礎的な法律の知識を学びつつ、法律的なものの考え方を訓練してもらいたい。

【後期】第 1回 ガイダンス、テキスト決め第 2回 報告、議論第 3回 報告、議論第 4回 報告、議論第 5回 報告、議論第 6回 報告、議論第 7回 報告、議論第 8回 報告、議論第 9回 報告、議論第10回 報告、議論第11回 報告、議論第12回 報告、議論第13回 報告、議論第14回 報告、議論

 法律に関する初歩的な本を読みながら、その内容を議論をしていく。演習なので、毎回担当者を決めて、本の一部分について、その内容をまとめて報告してもらう。また、担当者以外の者も全員必ず発言してもらう。参加者全員の活発な議論を望む。

 履修者の意見も聞きたいので、開講時に幾つか候補をあげて、その中から選びたい。

 六法があるとよい。

法律学演習 通年 4 単位 2年

法律的なものの考え方の修得 宮坂 友造(みやさか ゆうぞう)

 法律の知識を学びながら、法律的なものの考え方を訓練する。また、研究報告などを通じて、卒業論文の製作に向けてのテーマ選び、資料収集・論文の構成の仕方なども修得してもらいたい。

【前期】第 1回 法律資料の調べ方についてのオリエンテーション第 2回 報告、議論第 3回 報告、議論第 4回 報告、議論第 5回 報告、議論第 6回 報告、議論第 7回 報告、議論第 8回 報告、議論第 9回 報告、議論第10回 報告、議論第11回 報告、議論第12回 報告、議論  (何回目の授業になるか未定だが、第13回 報告、議論   裁判所見学の予定)

【後期】第 1回 報告、議論第 2回 報告、議論第 3回 報告、議論第 4回 報告、議論第 5回 報告、議論第 6回 報告、議論第 7回 報告、議論第 8回 報告、議論第 9回 報告、議論第10回 報告、議論第11回 報告、議論第12回 報告、議論第13回 報告、議論第14回 報告、議論

 履修者が興味を抱いている法律に関するテーマを任意に選択してもらい、担当者の研究報告とそれを巡る議論によって、理解を深めていく。なお、報告の際にはレジュメの作成が求められる。他の者にも必ず意見を述べてもらう。 また、前期には裁判所見学も行う予定である。

 報告者が作成するレジュメをもとに進めていく。  六法があると良い。

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評価方法

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参考文献

経済学演習 後期 2 単位 1年

経済学演習 秋富 創(あきとみ はじめ)

経済学に関する文献を購読することによって、経済学に関する理解を深め、経済学的な思考方法に習熟する。

【後期】第 1回 経済学演習 (以下、第14回まで同様)

経済学に関する文献を出席者の間で輪読することが基本となるが、卒業論文のテーマが決まっている者は発表に充てても良いし、必要ならば資料収集や論文執筆の手ほどきなども行う。

現状と歴史を扱った複数の文献を購読するつもりであるが、詳細については出席者と相談の上決定する。

授業中に言及する。

経済学演習 通年 4 単位 2年

経済学演習 秋富 創(あきとみ はじめ)

経済学に関する文献を購読することによって、経済学に関する理解を深め、経済学的な思考方法に習熟する。さらに、経済学に関する学習の総仕上げとして卒業論文を執筆する。

【前期】第 1回 経済学演習 (以下、第13回まで同様)

【後期】第 1回 経済学演習 (以下、第14回まで同様)

前期は経済学に関する文献を出席者の間で輪読し、後期は出席者の研究発表に充てることを基本とするが、各人の進行状況に即して臨機応変に対応する。時間が許すならば、実体経済を直接肌で感じてもらうために、証券取引所や工場見学なども適宜行う予定である。

現状と歴史を扱った複数の文献を購読するつもりであるが、詳細については出席者と相談の上決定する。

授業中に言及する。

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評価方法

参考文献

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評価方法

参考文献

教育学演習 後期 2 単位 1年

「教育」とはなにか 川下 新次郎(かわした しんじろう)

 「教育」は,だれもがその客体としてまた主体として日常的に経験する営みだが,本演習では改めてその意味を問うところから始めたいと思う。具体的には,まず,人間の成長・発達と「教育」,人間社会の発展と「教育」といった広い視野の中にそれを置いて考察すること,そして,こうした“本来の教育”が現代社会の中でどのように変化している

【後期】第 1回 演習の意義、使用テキスト、進め方について第 2回 テキストの検討と自由課題発表第 3回 テキストの検討と自由課題発表第 4回 テキストの検討と自由課題発表第 5回 テキストの検討と自由課題発表第 6回 テキストの検討と自由課題発表第 7回 テキストの検討と自由課題発表第 8回 テキストの検討と自由課題発表第 9回 テキストの検討と自由課題発表第10回 テキストの検討と自由課題発表第11回 テキストの検討と自由課題発表第12回 テキストの検討と自由課題発表第13回 テキストの検討と自由課題発表第14回 テキストの検討と自由課題発表第15回 まとめ

 ねらいの前半の課題は共通の文献を会読する形で,後半の課題は演習参加者各自の現代教育に対する興味・関心と結びつけて報告してもらう形で,それぞれ進めて行きたい。

 大田 尭『教育とは何か』岩波新書他。  授業時に適宜指示する。

教育学演習 通年 4 単位 2年

「教育」とはなにか 川下 新次郎(かわした しんじろう)

 一年次後期の教育学演習を受けて,本演習では卒業論文作成に向けて,参加者各自の焦点化された研究課題を,さまざまな角度,たとえば歴史的あるいは比較教育的視点から考察することで,さらに深めて行きたい。

【前期】第 1回 演習の進め方について第 2回 卒論のテーマについての発表とその検討第 3回 卒論のテーマについての発表とその検討第 4回 卒論のテーマについての発表とその検討第 5回 卒論のテーマについての発表とその検討第 6回 卒論のテーマについての発表とその検討第 7回 卒論のテーマについての発表とその検討第 8回 卒論のテーマについての発表とその検討第 9回 卒論のテーマについての発表とその検討第10回 卒論のテーマについての発表とその検討第11回 卒論のテーマについての発表とその検討第12回 卒論のテーマについての発表とその検討第13回 夏期休暇中の課題について

【後期】第 1回 夏季休暇中の課題の報告と検討第 2回 卒論のテーマについての発表とその検討第 3回 卒論のテーマについての発表とその検討第 4回 卒論のテーマについての発表とその検討第 5回 卒論のテーマについての発表とその検討第 6回 卒論のテーマについての発表とその検討第 7回 卒論のテーマについての発表とその検討第 8回 卒論のテーマについての発表とその検討第 9回 卒論のテーマについての発表とその検討第10回 卒論のテーマについての発表とその検討第11回 卒論のテーマについての発表とその検討第12回 卒論個別検討会第13回 卒論個別検討会第14回 卒論個別検討会第15回 全体反省会

 参加者各自に,卒論テーマにかかわる報告をしてもらい,その内容について質疑応答を行なう。

 特に使用しない。  授業時に適宜指示する。

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テキスト

評価方法

参考文献

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評価方法

参考文献

心理学演習 後期 2 単位 1年

卒業論文に向けての実習と学習 上淵 真理江(うえぶち まりえ)

 臨床心理学を概観し,具体的に実習を織り込みながら,卒業論文に向けて各人の関心領域をみつけるきっかけを作りたい。

【後期】第 1回 自己紹介ワーク、説明第 2回 聴くワーク第 3回 集団コラージュ療法第 4回 フォーカシング第 5回 カウンセリングロールプレイ第 6回 よくわかる臨床心理学輪読 臨床心理学とは何か第 7回 アセスメント1 方法第 8回 アセスメント2 異常心理学第 9回 アセスメント3 発達臨床心理学第10回 介入 理論モデル第11回 介入 技法モデル第12回 介入コミュニティモデル第13回 臨床心理学研究第14回 社会的専門性

 実習や輪読,ディスカッションなど交流のある演習を行いたい。

 ・「よくわかる臨床心理学」下山晴彦編 ミネルヴァ書房

・「わかりやすいケーススタディの進め方-研究テーマの設定からレポート作成のポイントまで-」照林社

心理学演習 通年 4 単位 2年

卒業論文に向けて 上淵 真理江(うえぶち まりえ)

 各人が納得のいく論文を仕上げられるように,きっかけ,手がかり,討論,指導などの機会を得られるようにしたい。

【前期】第 1回 卒論テーマ検討報告第 2回 ワルテッグ描画療法第 3回 夢ゼミ第 4回 HTP描画療法第 5回 論文の書き方第 6回 論文講読 卒業期の意味第 7回 論文講読 いじめ・暴力プログラム第 8回 論文講読 進路未決定者第 9回 円枠家族描画法第10回 論文講読 摂食障害第11回 バウムテスト第12回 論文講読 気晴らしのプロセス第13回 論文講読 ソーシャルスキル

【後期】第 1回 論文講読 大学生のひきこもりと心身症 卒論テーマ検討第 2回 アートセラピー 卒論発表第 3回 論文講読 教師のバーンアウト 卒論発表第 4回 論文講読 摂食障害 卒論発表第 5回 卒論の書き方 卒論発表第 6回 論文講読 進路決定 卒論発表第 7回 論文講読 自己愛 卒論検討第 8回 卒論検討第 9回 卒論検討第10回 論文講読 シングルマザー第11回 卒論検討第12回 卒論検討第13回 卒論検討第14回 卒論提出

・論文の検討,指導を適宜時期をみて行う。・前半は多様な論文を皆で読み,論文に慣れるようにする。テーマの絞り込みの手がかりとする。 また,心理テストやアートセラピー等,実習も織り込み,自己理解の助けとする。

・「論文作法-調査・研究・執筆の技術と手順-」ウンベルト・ヱコ著 谷口勇訳 而立書房・「わかりやすいケーススタディの進め方-研究

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

心理学演習 後期 2 単位 1年

心理学研究法入門 小林 知博(こばやし ちひろ)

・社会心理学の基本を理解し,2年次で行う実験や卒業論文執筆の基礎技能を習得する。・グループで研究を行うので,共同作業を厭わない者の受講を薦める。また実験実施にあたっては,授業時間以外にも作業を行うことが少なからずあるので,その点を了解した上で受講すること。

【後期】第 1回 イントロダクション・パソコンの必須性について第 2回 発表担当者決定・図書館の使い方第 3回 発表1:1章、2章第 4回 発表2:3章、4章第 5回 発表3:5章、6章第 6回 発表4:7章、8章第 7回 発表5:9章第 8回 発表6:1章、2章第 9回 発表7:3章、4章第10回 発表8:5章、6章第11回 発表9:7章、8章第12回 発表10:9章第13回 実証研究とは第14回 社会心理学について

・テキストの購読およびディスカッション。いずれも積極的な参加が求められる。・2年生になってから実験を実施して卒業論文を執筆するので、その基礎となる知識固めをするよう、春休みに課題を複数出す。

<授業関連>受講生の興味にあわせて開講時に決定する。<春休み>「社会心理学ワークショップ」垣内出版

適宜紹介する。

心理学演習 通年 4 単位 2年

社会心理学演習 小林 知博(こばやし ちひろ)

社会心理学の実験研究を計画,実行し,統計的分析を行い,卒業論文にまとめる。

【前期】第 1回 春休みの宿題を各自発表。前期で取り組むテーマについてディスカッション第 2回 前期で取り組むテーマを決定、実験計画第 3回 先行研究調べ第 4回 先行研究まとめ・仮説決定第 5回 実験材料制作第 6回 実験手続き整理第 7回 実験手続き準備と質問紙の作成・印刷第 8回 実験リハーサル第 9回 実験週第10回 データ入力第11回 データ分析1第12回 データ分析2第13回 データ分析3とレポート執筆、提出(7月中旬)、返却(7末)

【後期】第 1回 レポート再提出、卒論で取り組みたいテーマ(宿題)発表第 2回 卒論テーマ決定とグループ分け第 3回 先行研究調べと仮説第 4回 実験手続き、刺激作成第 5回 質問紙作成(統計補講)第 6回 仮説確定、刺激確定第 7回 質問紙完成、実験手順完成第 8回 質問紙印刷、実験リハーサル第 9回 実験週第10回 データ入力、卒論執筆第11回 分析第12回 分析と結果の表し方第13回 問題・方法・分析・考察を各自で執筆第14回 最終作業日、提出(1月後半)→返却→再提出(1月末)

・演習形式。ただし,実験の計画,準備,データ整理,分析など実習的要素が強くなる。・グループで研究を行うので,相互に協力することが大切である。

適宜指示するほか,資料を配付する。 「社会心理学研究法入門」(東京大学出版会),「社会心理学研究の技法」(福村出版)、「心理学実験・研究レポートの書き方」(北大路書房)

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

心理学演習 後期 2 単位 1年

臨床心理学の理論と実践 小林 由美(こばやし ゆみ)

臨床心理学とはどのような学問であるのかについて,何を対象とし,どんなアプローチの方法があり,どういう実践領域があるのか等を概観しながら理解を深め,各自の研究テーマの選択へと結びつけていく。

【後期】第 1回 臨床心理学とは第 2回 文献検索の方法第 3回 パーソナリティと心の健康第 4回 心の発達と障害第 5回 心の病第 6回 パーソナリティの査定1:ビデオ学習と心理検査の体験1第 7回 パーソナリティの査定2:心理検査の体験2第 8回 心理療法1:ビデオ学習とカウンセラーの役割体験第 9回 心理療法2:カウンセリング・ロールプレイの体験第10回 子どものメンタルヘルス第11回 家族のメンタルヘルス第12回 学校のメンタルヘルス第13回 職場のメンタルヘルス第14回 まとめ

担当者による発表と全員での議論を中心に行う。参加者には議論への積極的参加が期待される。また随時,ロールプレイや心理検査の体験学習を行う。

馬場謙一『スタートライン臨床心理学』(弘文堂) 下山晴彦編『臨床心理学研究の技法』(福村出版),南風原朝和・市川伸一・下山晴彦編『心理学研究法入門-調査・実験から実践まで』(東京大学

心理学演習 通年 4 単位 2年

臨床心理学研究法 小林 由美(こばやし ゆみ)

臨床心理学の研究を進める上で必要な研究法と手続きの概説を行う。最終的な目標は,各自が関心テーマについて研究をまとめ,卒業論文を作成する。

【前期】第 1回 臨床心理学分野における研究法の理解第 2回 (臨床)心理学の研究方法について第 3回 研究論文の構成について第 4回 研究計画の立て方について第 5回 研究テーマの決め方と文献検索について第 6回 研究テーマの選定と先行研究1第 7回 研究テーマの選定と先行研究2第 8回 研究テーマの選定と先行研究3第 9回 研究テーマの選定と先行研究4第10回 研究計画1第11回 研究計画2第12回 研究計画3第13回 研究計画4

【後期】第 1回 卒業論文指導第 2回 卒業論文指導第 3回 卒業論文指導第 4回 卒業論文指導第 5回 卒業論文指導第 6回 卒業論文指導第 7回 卒業論文指導第 8回 卒業論文指導第 9回 卒業論文指導第10回 卒業論文指導第11回 卒業論文指導第12回 卒業論文指導第13回 卒業論文指導第14回 卒業論文指導

前期は,まず臨床心理学分野における研究法について方法,研究論文の構成,研究計画の立て方,研究論文の書き方等について概観する。続いて,適宜教員の指導を受けながら各自が研究テーマの決定,研究計画の立案を行う。後期は,各自が研究計画を実行し,卒業論文の執筆を行う。進捗状況を報告し合い,参加者全員で討論を重ね,論文の完成を目

津川律子・遠藤裕乃著『初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル』(金剛出版)

下山晴彦編『臨床心理学研究の技法』(福村出版),南風原朝和・市川伸一・下山晴彦編『心理学研究法入門-調査・実験から実践まで』(東京大学

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授業計画

進 め 方

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評価方法

参考文献

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評価方法

参考文献

社会学演習 後期 2 単位 1年

危機的状況における人間の行動 渡邊 良智(わたなべ よしとも)

 災害,パニック,流言,デマ,援助行動,ボランティア,精神的外傷といったテーマを中心として,危機的状況における人間の行動について学ぶ。

【後期】第 1回 パニックの定義第 2回 パニックの事例研究(1)第 3回 パニックの事例研究(2)第 4回 パニックの事例研究(3)第 5回 パニックの事例研究(4)第 6回 パニックの事例研究(5)第 7回 パニックの事例研究(6)第 8回 パニックの事例研究(7)第 9回 パニックの事例研究(8)第10回 流言・デマの事例研究(1)第11回 流言・デマの事例研究(2)第12回 流言・デマの事例研究(3)第13回 流言・デマの事例研究(4)第14回 流言・デマの事例研究(5)

 各自の選択したパニックや流言・デマの事例の報告とそれに基づいた討論をおこなう。

 特にない。  高橋郁男著『パニック人間学』(朝日文庫) 各事例のドキュメントは適宜紹介する。

社会学演習 通年 4 単位 2年

危機的状況における人間の行動 渡邊 良智(わたなべ よしとも)

 前期は災害,パニック,援助行動,ボランティア,精神的外傷といったテーマを中心として危機的状況における人間の行動について検討する。危機的状況では利己的な行動ばかりでなく,援助,自己犠牲といった行動もみられる。後期は流言・デマ・都市伝説の事例研究を行う。これらは人間の行動を理解するのに,格好の材料だと考えられる。

【前期】第 1回 パニックの事例研究(1)第 2回 パニックの事例研究(2)第 3回 パニックの事例研究(3)第 4回 パニックの事例研究(4)第 5回 パニックの事例研究(5)第 6回 パニックの事例研究(6)第 7回 パニックの事例研究(7)第 8回 パニックの事例研究(8)第 9回 パニックの事例研究(9)第10回 パニックの事例研究(10)第11回 卒業論文の構想(1)第12回 卒業論文の構想(2)第13回 卒業論文の構想(3)

【後期】第 1回 流言・デマの事例研究(1)第 2回 流言・デマの事例研究(2)第 3回 流言・デマの事例研究(3)第 4回 流言・デマの事例研究(4)第 5回 流言・デマの事例研究(5)第 6回 流言・デマの事例研究(6)第 7回 流言・デマの事例研究(7)第 8回 卒業論文の構想(4)第 9回 卒業論文の構想(5)第10回 卒業論文の構想(6)第11回 卒業論文作成(1)第12回 卒業論文作成(2)第13回 卒業論文作成(3)第14回 卒業論文完成

 パニックや流言・デマの事例を,各自に報告してもらい,それに基づいた討論を行う。また,各自の選んだテーマで卒業論文を作成してもらうが,卒業論文の構想および進行状況について,発表する機会もあわせて設ける。

 特にない。  高橋郁男著『パニック人間学』(朝日文庫)その他適宜紹介する。

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参考文献

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参考文献

国際関係論演習 後期 2 単位 1年

国際関係における現代的問題1 三浦 明子(みうら あきこ)

 冷戦後の世界の構造変化について,安全保障,大国と小国との関係,民族問題,テロリズム,地域協力,日本外交など現代の国際関係の重要な論点を中心に,基礎的な知識の習得を目指す。

【後期】第 1回 オリエンテーション1  演習の説明第 2回 オリエンテーション2  報告テーマの決定第 3回 オリエンテーション3  基本的な文献を読む第 4回 オリエンテーション4  外国のドキュメンタリー視聴第 5回 冷戦後の世界第 6回 アフガニスタン第 7回 米国第 8回 日本第 9回 国際機関第10回 周辺諸国1第11回 周辺諸国2第12回 復興プロセス1第13回 復興プロセス2第14回 まとめ

 各自が選択したテーマ報告とそれに基づいた議論を中心に進めていく。報告は基本的な事実関係の整理とそれを元にした分析が中心となる。なお演習では指定の文献以外に適宜DVDなどを視聴して,理解を助ける。

授業で配布する。  各テーマに関連した新聞や雑誌を指示する。

国際関係論演習 通年 4 単位 2年

国際関係における現代的問題2 三浦 明子(みうら あきこ)

 前期は国際関係の基本的な考え方を学び、冷戦後の世界の構造変化についてより深く考察する。後期は卒論作成が中心となる。

【前期】第 1回 オリエンテーション 演習の説明第 2回 国民国家とは何か第 3回 国際紛争第 4回 冷戦1(冷戦とは)第 5回 冷戦2(アジアの冷戦)第 6回 卒論に関連した文献1第 7回 卒論に関連した文献2第 8回 卒論に関連した文献3第 9回 冷戦後の世界1(新しい秩序?)第10回 冷戦後の世界2(新しい脅威)第11回 冷戦後の世界3(リアリズム)第12回 日本外交第13回 まとめ

【後期】第 1回 オリエンテーション第 2回 卒論テーマ報告第 3回 卒論指導(テーマ決定)第 4回 卒論指導(資料収集を中心に)第 5回 論文の精読1(問題の所在とは)第 6回 論文の精読2(章立てについて)第 7回 卒論中間報告1第 8回 卒論中間報告2第 9回 卒論中間報告3第10回 卒論指導(中間報告のまとめ)第11回 論文の精読3(出典、引用について)第12回 卒論最終報告1第13回 卒論最終報告2第14回 まとめ

 演習では指定された論文を読み,基礎的な知識の習得を発展させ,考察を深める。後期は卒論を書く際の手本となるような最近の若手研究者の優れた学術論文も紹介するので,論文の作成法や論旨のまとめ方についても参考にしてほしい。海外で制作されたドキュメンタリーなどを視聴して,理解を深める。

授業で配布する。 佐古丞『変容する国際政治』(晃洋書房)、岡部達味『国際政治の分析枠組み』(東京大学出版会)、ジョセフ・ナイ『国際紛争』(有斐閣)など。

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参考文献

科学文化史演習 後期 2 単位 1年

現代社会における病と医学 八耳 俊文(やつみみ としふみ)

 本演習は,卒業論文(科学文化史演習では400字詰め原稿用紙50枚以上。2年次の最後,2007年1月に提出)作成に至る1年半の演習の第1期にあたります。まずは「科学文化史」に関する大きいテーマを選び,それを多面的に考察し,科学に関するトピックを自らのテーマとして考える練習をします。

【後期】第 1回 科学文化史演習のガイダンス第 2回 人間が生きるとは第 3回 医療人類学からのアプローチ(1)第 4回 医療人類学からのアプローチ(2)第 5回 キュアとケア第 6回 ケア学(1)第 7回 ケア学(2)第 8回 医療と病院の改革(1)第 9回 医療と病院の改革(2)第10回 患者学(1)第11回 患者学(2)

演習参加者の関心をもとにテーマを決めます。この方法で決め難い場合は,今年度のテーマは「現代社会における病と医学」とします。テーマが決まると,こちらでそのテーマを考えるのに適切な文献をあげますので,およそ一人一トピックを担当して,調査研究事項を発表するようにして下さい。

開講後,テーマにそった文献や資料を指示します。 合わせて紹介します。

科学文化史演習 通年 4 単位 2年

よりよい卒業論文の完成に向けて 八耳 俊文(やつみみ としふみ)

卒業論文作成は教養学科の重要なプログラムです。自分にとって書きたいテーマを選び,書きながら思考を深め,どのように書けば他人にわかってもらえるかを悩む,これらの一連の作業を経て,よりよい卒業論文ができるのです。2007年1月に提出される卒業論文を,準備から執筆まで,できるだけ高い水準でおこなえるよう指導します。

【前期】第 1回 卒業論文のガイダンス。『ぼけの予防』第1・2章第 2回 『ぼけの予防』第3章第 3回 『ぼけの予防』第3・4章第 4回 『痴呆を生きるということ』第1章第 5回 『痴呆を生きるということ』第2章第 6回 『痴呆を生きるということ』第3章第 7回 『痴呆を生きるということ』第4・5章第 8回 医学の進歩と病人の誕生(1)第 9回 医学の進歩と病人の誕生(2)第10回 人間の生命に関わる文化誌(1)第11回 人間の生命に関わる文化誌(2)第12回 人間の生命に関わる文化誌(3)第13回 まとめ。卒業論文のガイダンス(2)

【後期】第 1回 卒業論文のテーマ相談第 2回 卒業論文に関係する発表(1A)第 3回 卒業論文に関係する発表(1B)第 4回 卒業論文に関係する発表(2A)第 5回 卒業論文に関係する発表(2B)第 6回 卒業論文に関係する発表(3A)第 7回 卒業論文に関係する発表(3B)第 8回 卒業論文に関係する発表(4A)第 9回 卒業論文に関係する発表(4B)第10回 卒業論文に関係する発表(5A)第11回 卒業論文に関係する発表(5B)第12回 卒業論文に関係する発表(6A)第13回 卒業論文に関係する発表(6B)第14回 卒業論文の口頭発表

前期は共通テキストを読み、医療・福祉の現場で、どのような見方が生まれているのか知るとともに、論文の作成についての知識・方法を習得する。後期は実際に自分で選んだテーマに即しての発表を重ね、卒業論文の完成へと至る。

須貝佑一『ぼけの予防』(岩波新書,2005年),小澤勲『痴呆を生きるということ』(岩波新書,2003年)

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人文地理学演習 後期 2 単位 1年

人文地理学入門 香川 雄一(かがわ ゆういち)

人文地理学に関する文献を読むことによって,現代社会への理解を深める。身近な生活における問題意識からも,人文地理学的な視点によって何が明らかになるか考える。

【後期】第 1回 ガイダンス第 2回 人文地理学とは第 3回 コンピューターの利用方法第 4回 レジュメの作り方第 5回 フィールドワークの方法第 6回 フィールドワークの実施第 7回 フィールドノートのまとめ方第 8回 演習発表(第1回)第 9回 演習発表(第2回)第10回 演習発表(第3回)第11回 演習発表(第4回)第12回 視聴覚教材を使った復習第13回 授業のまとめ

演習なので各自の報告を中心とする。分担や発表方法については授業の最初に指示を出す。報告に加えて議論においても自分の意見を述べてもらいたい。フィールドワークも行う。

高橋伸夫・内田和子・岡本耕平・佐藤哲夫編(2005)『現代地理学入門』古今書院,1800円(税別)。

授業時に紹介する。各自が関心のあるものを読んでおく。

人文地理学演習 通年 4 単位 2年

地理学の調査方法 香川 雄一(かがわ ゆういち)

現代都市を学ぶためにさまざまな文献を読むことによって都市地理学の分析方法を理解していく。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 課題発表第 3回 文献調査の方法第 4回 地域調査の方法第 5回 演習発表(第1回)第 6回 演習発表(第2回)第 7回 演習発表(第3回)第 8回 フィールドワークの準備第 9回 フィールドワークの実施第10回 フィールドワークのまとめ第11回 演習発表(第4回)第12回 演習発表(第5回)第13回 演習発表(第6回)第14回 視聴覚教材の利用第15回 授業のまとめ

【後期】第 1回 ガイダンス第 2回 課題発表第 3回 卒論の作成方法第 4回 図表の使い方第 5回 演習発表(第1回)第 6回 演習発表(第2回)第 7回 演習発表(第3回)第 8回 フィールドワークの準備第 9回 フィールドワークの実施第10回 フィールドワークのまとめ第11回 演習発表(第4回)第12回 演習発表(第5回)第13回 演習発表(第6回)第14回 視聴覚教材の利用第15回 卒論の提出

通常時は演習方式とする。各自が選択したテーマと対象地域について発表し,議論によって理解を深める。前期は論文作成のための準備作業が中心となるので,資料の扱い方やパソコンの操作方法にも触れる。後期は各自が調査した内容を随時発表し,卒業論文を作成していく。学期に一回は課外授業としてフィールドワークを実施する。

授業中に指定する。基本的には1年時のものを踏襲する。

授業中に紹介した本のなかから,各自が必要なものを読む。

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環境デザイン論演習 後期 2 単位 1年

環境デザイン 序論 黒石 いずみ(くろいし いずみ)

 福祉住環境コーディネーター3級を受験する事を通して,高齢化社会の住まいのあり方について深く学ぶ。実際の住まいの作り方,町の仕組みがどういう問題を持つかを具体的に確認すると同時に,住まいに関する様々な専門家の仕事や,豊かな暮らしのあり方について幅広く考える。併せて町づくりとの関連等も学ぶ。

【後期】第 1回 福祉と住居①;生活を対象とした福祉制度とは第 2回 福祉と住居②;体の変化と住まい第 3回 福祉と住居③;住居の構造とバリアフリー第 4回 福祉と住居③;住居の細部とバリアフリー第 5回 福祉と住居④;地域と福祉第 6回 福祉と住居⑤;住居の改装第 7回 老人と地域社会①;海外の事例第 8回 老人と地域社会②;日本の事例第 9回 子供と社会第10回 女性と社会第11回 ユニバーサルデザイン第12回 都市居住の空間第13回 都市居住の問題第14回 身近な地域社会を知る第15回 身近な地域社会への提案

 講義やテキストの講読,見学や実例の調査、プレゼンテーションやディスカッションを織り交ぜて行う。

 適宜資料を配布する。予習や自主的な資料収集を必要とする場合もある。

 適宜指示する。

環境デザイン論演習 通年 4 単位 2年

環境と文化 黒石 いずみ(くろいし いずみ)

 都市・建築環境は社会的・文化的な営みの中で人々が築いてきたものである。それに対して主体的に関わり理解することで,自分にとっての豊かな生活とは何かを考える力をつけることを目的とする。身近かで具体的なテーマを通して,都市・建築空間に蓄積されてきた意味を理解する。最も興味深い問題をそこから発見し,基礎的文献を研究し,論

【前期】第 1回 身近な地域の特徴を調べる第 2回 身近な地域の特徴を表現し、問題を考える第 3回 都市開発論の基本①第 4回 都市開発論の基本②第 5回 都市を描いた文学を読む①第 6回 都市を描いた文学を読む②第 7回 生活空間の変化と社会①第 8回 生活空間の変化と社会②第 9回 家族の変貌と住居①第10回 家族の変貌と住居②第11回 家族の変貌と住居③第12回 世界の住居史①第13回 世界の住居史②第14回 世界の住居史③第15回 未来の暮らしへの夢

【後期】第 1回 卒業論文のテーマを考える方法について第 2回 卒業論文の事例を見る第 3回 身近な生活の中の問題①第 4回 身近な生活の中の問題②第 5回 代表的な都市.建築の文献を読む①第 6回 代表的な都市。建築の文献を読む②第 7回 卒業論文のテーマの発表と検討第 8回 調査と分析の練習①第 9回 調査と分析の練習②第10回 卒業論文の中間発表第11回 代表的な都市、建築の文献を読む③第12回 代表的な都市、建築の文献を読む④第13回 都市と建築の探検①第14回 都市と建築の探検②第15回 卒業論文発表会

 講義と参加者の発表を組み合わせる。見学やビジュアルな資料を活用する。文献購読とレジュメの作り方や論理の組み立て方、調査と分析の方法の学習を交互に行い理解と経験を深める。

 適宜配布する。  適宜指示する。

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評価方法

参考文献

情報科学演習 後期 2 単位 1年

私たちのためのコンピュータを考える

私たちにとって「良い何か」であるための情報通信技術を一緒に考えていきたいと思います。表面上の便利さ・快適さ・華やかさに惑わされがちですが、人間、そして社会にとって本当によい情報通信技術との関わり方を見極めていくことは重要なことです。

【後期】第 1回 ガイダンス・課題(第1回:資料輪読)提示第 2回 講義:資料のまとめ方と作成方法第 3回 課題(第1回)発表(1)第 4回 課題(第1回)発表(2)、課題(第2回:指定テーマ調査)提示第 5回 課題(第1回)発表(3)第 6回 講義:資料の調べ方第 7回 課題(第2回)発表(1)第 8回 課題(第2回)発表(2)、課題(第3回:自由テーマ調査)提示第 9回 課題(第2回)発表(3)第10回 課題(第3回)発表(1)第11回 課題(第3回)発表(2)、課題(第4回:卒業研究テーマ)提示第12回 課題(第3回)発表(3)第13回 課題(第4回)発表(1)第14回 課題(第4回)発表(2)

毎回担当者を決めて課題とされたことを調べていただき,それについて報告してもらって、みんなで議論したいと思います。まずは情報通信のさまざまなトピックの存在を調べたいと思います。

ありません。配布プリントのファイルはactivecampusの時間割に掲載します

授業時に指示します。

情報科学演習 通年 4 単位 2年

2年間学んだ何かを形にする

さまざまな情報通信技術について具体的に調べることで、本当に望ましい情報通信技術のあり方、あるいは情報通信技術との付き合い方を考えていきます。一年間の成果を卒業研究として報告してもらいます。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 テーマ発表(1)第 3回 テーマ発表(2)第 4回 テーマ発表(3)第 5回 第1回調査成果発表(1)第 6回 第1回調査成果発表(2)第 7回 第1回調査成果発表(3)第 8回 第1回調査成果発表(4)第 9回 第2回調査成果発表(1)第10回 第2回調査成果発表(2)第11回 第2回調査成果発表(3)第12回 第2回調査成果発表(4)第13回 前期まとめと課題指示

【後期】第 1回 課題提出と後期ガイダンス第 2回 第3回調査成果発表(1)第 3回 第3回調査成果発表(2)第 4回 第3回調査成果発表(3)第 5回 第3回調査成果発表(4)第 6回 第4回調査成果発表(1)第 7回 第4回調査成果発表(2)第 8回 第4回調査成果発表(3)第 9回 第1回卒業研究中間提出(1)第10回 第1回卒業研究中間提出(2)第11回 第1回卒業研究中間提出(3)第12回 第2回卒業研究中間提出(1)第13回 第2回卒業研究中間提出(2)第14回 第2回卒業研究中間提出(3)第15回 卒業研究提出

前半は、履修者の調査とその成果を発表してもらい、それに出席者がコメントをつける形で進めていきます。後半は、最終的な提出物の中間段階のものを提出して教員がコメントをつける形で進めていきます。

なし 適宜指示します

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英語演習Ⅰ 通年 2 単位 1年

English Practice 1

【担当教員】ヴァシリエヴィッチ(VASILJEVIC,Z.)、オクマ(OKUMA,G.S.)、カリガン(CULLIGAN,B.A.)、サノ(SANO,K.M.)、ペンゴスロ(PENGOSRO,E.K.)、リムスコグ(RIMSKOG,Christa)

ねらいThis course aims to provide practice in all four language skills: listening, speaking, reading and writing. Homeworkwill emphasize listening and reading, while in class, students will be encouraged to express themselves in smallgroups and in front of the class.

授業計画 First SemesterWeek1 Course Introduction and Warm-up ActivityWeek2 SLEP Test Listening - Unit 1. Focus on giving personal information.Week3 SLEP Test Reading - Unit 1. Focus on giving personal information.Week4 Speaking Tasks: Talking about yourself and using pictures.Week5 Speaking Tasks: Talking about yourself and using pictures.Week6 Unit 2. Focus on expressing emotions.Week7 Speaking Tasks: Describing emotions and experiences.Week8 Speaking Tasks: Describing emotions and experiences.Week9 Test 1 (Vocabulary and Speaking).Week10 Unit 3. Focus on giving opinions, adjectives.Week11 Speaking Tasks: Talking about people and favorite vacations.Week12 Speaking Tasks: Talking about people and favorite vacations.Week13 Test 2 (Vocabulary, Listening and Speaking)

Second SemesterWeek14 Oral reports on summer vacation.Week15 Unit 4. Focus on talking about interests.Week16 Speaking Tasks: Comparing things and talking about people.Week17 Speaking Tasks: Comparing things and talking about people.Week18 Unit 5. Focus on apologizing, giving reasons and excuses.Week19 Test 3 -(Vocabulary, Listening and Speaking).Week20 Unit 6. Focus on talking about culture.Week21 Speaking tasks: Cultural artifacts and cultural differences.Week22 Speaking tasks: Cultural artifacts and cultural differences.Week23 Test 4 (Vocabulary and Speaking).Week24 Group presentationsWeek25 Group presentationsWeek26 Special Activity and Course Evaluation

進め方Class work will be based on listening and reading exercises completed as homework.These homework activities will beexpanded and extended in class, and students will have the opportunity to express themselves in small groups and infront of the class. The teacher will provide feedback and advice, however, this will be a student centered class inwhich the students will be given the chance to communicate their ideas in spoken English, thereby improving theiroverall fluency.

テキストEnglish Firsthand 2: New Gold EditionFirsthand Stories 2

評価方法Two tests and one oral presentation will be given in each term. Final grades will be based on 4 test results,participation, presentations, attendance and homework. If you are absent too many times, you cannot pass thiscourse.

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英語演習Ⅱ 通年 2 単位 2年

English Practice 2

【担当教員】サノ(SANO,K.M.)、シミズ(SHIMIZU,M.M.)、ハンドイェヴァウェラー(HANDJEVA-WELLER,)、ペンゴスロ(PENGOSRO,E.K.)、ホワイト(WHYTE,D.W.)、マーフィー(MURPHY,D.F.)

ねらいIn this course, you will have a chance to continue developing your English language skills. While we plan to developall four skills (listening, speaking, reading and writing), you will spend most of your class time speaking andlistening. The material for this course is more challenging than that for English Practice I and builds upon what youhave learned.

授業計画First SemesterWeek 1 Teacher and Course IntroductionWeek 2 Relating past events/memories.Week 3 Reading about and discussing an autobiography.Week 4 Researching and presenting a historic event/famous person.Week 5 Talking about plans for the future.Week 6 Reading about and discussing travel plansWeek 7 Researching and presenting information on a country.Week 8 Test 1Week 9 Giving adviceWeek 10 Discussing a radio advice program.Week 11 Presenting advice and suggestions on a given topic.Week 12 Review of all previous grammar/listening/discussion pointsWeek 13 Test 2

Second SemesterWeek 14 Vacation homework – relating experiences.Week 15 Relating personal eventsWeek 16 Discussing events in different countries.Week 17 Presenting a story.Week 18 Giving opinions on a range of topicsWeek 19 Examining other peoples opinions.Week 20 Presenting an opinion on a controversial topic.Week 21 Test 3Week 22 Discussing ambitions/dreams/hopes.Week 23 Reading about and discussing successful lives.Week 24 Presentation about the future/predictions.Week 25 SLEP TEST – LISTENING.Week 26 SLEP TEST – READING.Week 27 Review exercises for all previous material.Week 28 Test 4

進め方Classes will consist of practice of all four English language skills: listening, speaking, reading and writing,however, the emphasis in class will be upon listening and speaking in small groups or with a partner.

テキストEnglish Firsthand 2: Gold EditionFirsthand Stories 2

評価方法Your grade will be based on attendance, participation, homework, quizzes and tests. If you are absent too many times,you cannot pass this course.

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

英書講読 通年 2 単位 2年

英書購読 秋富 創(あきとみ はじめ)

経済学に関する初歩的な英語文献を購読することによって、経済学への理解を深める。

【前期】第 1回 英書購読 (以下、第13回まで同様)

【後期】第 1回 英書購読 (以下、第14回まで同様)

英語文献を出席者の間で輪読する。

「市場経済の生成・発展」に関する文献を購読することを想定しているが、詳細については出席者と相談の上決定する。

授業中に紹介する。

英書講読 通年 2 単位 2年

臨床心理学の英文を読む 上淵 真理江(うえぶち まりえ)

 英文で臨床心理学を理解することで,思考を鮮明にし,日本語で卒業論文を書くことに役立てることも目的とする。

【前期】第 1回 論文資料配布、担当分担、テキストの説明第 2回 輪読 以下同文

【後期】

 テキストを分担して発表し,ディスカッションを行い,理解を深める。

 「CASE BOOK DSM-IV TR」 事例と診断と治療の短いケースが多く載っている。分担者が発表して,皆で見立てを討論し,臨床

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進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

英書講読 通年 2 単位 2年

都市社会地理学講読 香川 雄一(かがわ ゆういち)

都市社会地理学に関する英語文献を読むことによって,現代社会を理解するための研究視角を考察する。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 担当順の決定第 3回 講読(第1回)第 4回 講読(第2回)第 5回 講読(第3回)第 6回 講読(第4回)第 7回 講読(第5回)第 8回 講読(第6回)第 9回 フィールドワークの実施第10回 講読(第7回)第11回 講読(第8回)第12回 講読(第9回)第13回 講読(第10回)第14回 視聴覚教材の利用第15回 授業のまとめ

【後期】第 1回 ガイダンス第 2回 担当順の決定第 3回 講読(第1回)第 4回 講読(第2回)第 5回 講読(第3回)第 6回 講読(第4回)第 7回 講読(第5回)第 8回 講読(第6回)第 9回 フィールドワークの実施第10回 講読(第7回)第11回 講読(第8回)第12回 講読(第9回)第13回 講読(第10回)第14回 視聴覚教材の利用第15回 授業のまとめ

講読なので,指定したテキストを輪読方式で分担して発表する。テキストは都市における諸問題の発生とその対応方法を研究した英語論文を採用する。発表後には各自が意見を述べる議論の時間も設ける。辞書や事典は各自が必要に応じて調べる。

P. Routledge,“Backstreets, barricades, andblackouts: urban terrains of resistence inNepal”Society and Space, 12, 559-578(1994)。

授業時に随時紹介した本のなかから各自が必要なものを読む。

英書講読 通年 2 単位 2年

日本の教育の特色と課題 川下 新次郎(かわした しんじろう)

 日本の教育について書かれた英文資料を講読することで,現在のわが国の教育の特色と今後の課題について,参加者各自の教育経験をふまえながら,考えてみたい。

【前期】第 1回 授業英文テキストの紹介と授業の進め方について第 2回 担当者の発表とその内容の検討第 3回 担当者の発表とその内容の検討第 4回 担当者の発表とその内容の検討第 5回 担当者の発表とその内容の検討第 6回 担当者の発表とその内容の検討第 7回 担当者の発表とその内容の検討第 8回 担当者の発表とその内容の検討第 9回 担当者の発表とその内容の検討第10回 担当者の発表とその内容の検討第11回 担当者の発表とその内容の検討第12回 担当者の発表とその内容の検討第13回 前期のまとめ

【後期】第 1回 授業英文テキストの紹介と授業の進め方について第 2回 担当者の発表とその内容の検討第 3回 担当者の発表とその内容の検討第 4回 担当者の発表とその内容の検討第 5回 担当者の発表とその内容の検討第 6回 担当者の発表とその内容の検討第 7回 担当者の発表とその内容の検討第 8回 担当者の発表とその内容の検討第 9回 担当者の発表とその内容の検討第10回 担当者の発表とその内容の検討第11回 担当者の発表とその内容の検討第12回 担当者の発表とその内容の検討第13回 担当者の発表とその内容の検討第14回 担当者の発表とその内容の検討第15回 全体のまとめ

 あらかじめ訳読担当部分を決めて,翻訳された内容に対する担当者の意見を検討する。

 資料コピーを配布する。  授業時に,適宜指示する。

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授業計画

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テキスト

評価方法

参考文献

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参考文献

英書講読 通年 2 単位 2年

エスノグラフィーを読む 工藤 正子(くどう まさこ)

文化人類学や隣接領域の研究者によるフィールド・ワークの成果をまとめたものが「エスノグラフィー(民族誌)」と呼ばれるジャンルです。本演習では,英語で書かれたエスノグラフィーを読みながら,文化人類学者が「異文化」を知り,理解していくプロセスを追体験します。

【前期】第 1回 イントロダクション第 2回 輪読と討論(第1回)第 3回 同上(第2回)第 4回 同上(第3回)第 5回 同上(第4回)第 6回 同上(第5回)第 7回 同上(第6回)第 8回 同上(第7回)第 9回 同上(第8回)第10回 同上(第9回)第11回 同上(第10回)第12回 同上(第11回)第13回 まとめ

【後期】第 1回 イントロダクション第 2回 輪読と討論(第1回)第 3回 同上(第2回)第 4回 同上(第3回)第 5回 同上(第4回)第 6回 同上(第5回)第 7回 同上(第6回)第 8回 同上(第7回)第 9回 同上(第8回)第10回 同上(第9回)第11回 同上(第10回)第12回 同上(第11回)第13回 同上(第12回)第14回 まとめ

分担を決めて読み,討論します。担当者は担当部分を要約するだけでなく,その部分について,コメントと問いの提起をします。その後,全員で討論します。毎回必ず全員が読み,内容について考えてくることを前提とします。

比較的読みやすいエスノグラフィーを何点か選び,開講時に参加者との相談の上で選択します。通常、前期と後期は別の文献を読みます。

適宜指示します。

英書講読 通年 2 単位 2年

建築と都市の英文文献を読む 黒石 いずみ(くろいし いずみ)

 基本的な,そして歴史に残る良質な英語文献を共に講読することで,英語読解を学ぶと同時に,その思想や文化的背景も理解する。

【前期】第 1回 On Weathering 1第 2回 On Weathering 2第 3回 On Weathering 3第 4回 On Weathering 4第 5回 On Weathering 5第 6回 On Weathering 6第 7回 On Weathering 7第 8回 On Weathering 8第 9回 On Weathering 9第10回 On Weathering 10第11回 On Weathering 11第12回 On Weathering 12第13回 On Weathering 13第14回 On Weathering 14第15回 On Weathering 15

【後期】第 1回 Calvino Invisible city 1第 2回 Calvino Invisible city 2第 3回 Calvino Invisible city 3第 4回 Calvino Invisible city 4第 5回 Calvino Invisible city 5第 6回 Calvino Invisible city 6第 7回 Calvino Invisible city 7第 8回 Ruskin Stone of Venice 1第 9回 Ruskin Stone of Venice 2第10回 Ruskin Stone of Venice 3第11回 Ruskin Stone of Venice 4第12回 Ruskin Stone of Venice 5第13回 Ruskin Stone of Venice 6第14回 Ruskin Stone of Venice 7第15回 Ruskin Stone of Venice 8

 毎週一定量の英語を読む習慣をつけるように,定期的なリズムで読み進む。分担に応じて訳,その要約と解説を用意し,互いに講評する。文章を読むだけでなく,関連する作品も鑑賞することで,表現されたものの現代的な理解との対比を行う。

 適宜用意する。  適宜指示する。

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参考文献

英書講読 通年 2 単位 2年

卒業論文にむけての原書講読 小林 知博(こばやし ちひろ)

実験社会心理学の実証研究の論文を講読し,具体的な研究方法,論文の書き方,論理構成について学ぶ。

【前期】第 1回 イントロダクション・順番と担当者決定第 2回 毎回発表とディスカッション

【後期】第 1回 前期と同様・および卒論に関連する文献収集・購読

自分の担当箇所については,自分なりに内容を理解,納得してから発表にのぞむこと。自分で理解できないところがあるときは,発表よりも前の段階で質問に来ること。日本語にして説明してみたときに意味をなさないような訳をすることは無意味なので絶対にしないこと。

前期に行う実験テーマに応じて、適宜英文の教科書あるいは学術誌から選択する。

適宜紹介する

英書講読 通年 2 単位 2年

英語による臨床心理学研究の理解 小林 由美(こばやし ゆみ)

臨床心理学分野における最新の学術論文や各自が関心をもったテーマに関する先行研究を読むことにより,英語の専門用語や最先端の研究,およびこれまで蓄積されてきた知見について理解を深める。

【前期】第 1回 導入第 2回 テキスト輪読と討論第 3回 テキスト輪読と討論第 4回 テキスト輪読と討論第 5回 テキスト輪読と討論第 6回 テキスト輪読と討論第 7回 テキスト輪読と討論第 8回 テキスト輪読と討論第 9回 テキスト輪読と討論第10回 テキスト輪読と討論第11回 テキスト輪読と討論第12回 テキスト輪読と討論第13回 テキスト輪読と討論

【後期】第 1回 英語論文の発表と討論第 2回 英語論文の発表と討論第 3回 英語論文の発表と討論第 4回 英語論文の発表と討論第 5回 英語論文の発表と討論第 6回 英語論文の発表と討論第 7回 英語論文の発表と討論第 8回 英語論文の発表と討論第 9回 英語論文の発表と討論第10回 英語論文の発表と討論第11回 英語論文の発表と討論第12回 英語論文の発表と討論第13回 英語論文の発表と討論第14回 1年間のまとめとふりかえり

テキストについては,担当者による発表と全員での議論を中心に行う。また,各自が関心をもつテーマについて学術論文を紹介し,参加者全員で討論する。

『What Is Clinical Psychology?』『Atkinson andHilgard’s Introduction to Psychology WithInfotrac』等と各自の関心テーマに沿った英語論文

授業内で紹介する。

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英書講読 通年 2 単位 2年

原書を読んで、ヨーロッパ史を学ぶ 西願 広望(せいがん こうぼう)

 この授業の目的は英語能力の上達ではない。英語で書かれた文献を用いて,ヨーロッパ史を学ぶことこそが授業の目的である。

【前期】第 1回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 2回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 3回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 4回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 5回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 6回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 7回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 8回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第 9回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第10回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第11回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第12回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む第13回 民衆文化史もしくは軍事史に関する本を読む

【後期】第 1回 卒論作成に向けての原書購読第 2回 卒論作成に向けての原書購読第 3回 卒論作成に向けての原書購読第 4回 卒論作成に向けての原書購読第 5回 卒論作成に向けての原書購読第 6回 卒論作成に向けての原書購読第 7回 卒論作成に向けての原書購読第 8回 卒論作成に向けての原書購読第 9回 卒論作成に向けての原書購読第10回 卒論作成に向けての原書購読第11回 卒論作成に向けての原書購読第12回 卒論作成に向けての原書購読第13回 卒論作成に向けての原書購読第14回 卒論作成に向けての原書購読

前期は、一冊の本の訳読担当部分をわりふり、輪読方式で、おこなう。後期は、各自が卒論で使う文献を読み、報告する。

D.M.Hopkin, Soldier and peasant in Frenchpopular culture, 1766-1870, 2003; A.Forrest,Napoleon’s Men, 2002.(コピーを配布する)

特になし

英書講読 通年 2 単位 2年

文脈を読む 中井 章子(なかい あやこ)

 文化に関わるテキストを読む。文脈を理解し,内容について議論できるようにしたい。

【前期】 【後期】

全員予習していることを前提とする。内容を理解し、それについて議論する。

相談の上で決める。昨年は、A History of the Breast

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英書講読 通年 2 単位 2年

美術館カタログあるいは展覧会カタログの説明文を読む。 廣田 治子(ひろた はるこ)

 歴史上の代表的な芸術家や名作の解説を読むことにより,英文文献に接することを学ぶ。

【前期】第 1回 メトロポリタン美術館カタログよりギリシャ・クーロス像第 2回 同カタログよりギリシャ墓碑彫刻『少女と鳩』第 3回 同カタログよりフランス中世の『聖母子像』第 4回 同カタログより,ガンダーラ彫刻第 5回 同カタログより,カンボジア彫刻第 6回 同カタログよりジオット作『キリストの御公現』第 7回 同カタログよりS.マルティーニ作『聖アンドレア』第 8回 同カタログよりボッティチェルリ作『受胎告知』第 9回 同カタログよりトゥリオ・ロンバルド作『アダム』第10回 同カタログよりプッサン作『サビーニの女たちの略奪』第11回 同カタログよりベルニーニ作『バッカス』第12回 同カタログよりレンブラント作『自画像』第13回 同カタログよりロイスダール作『小麦畑』

【後期】第 1回 フリック・コレクション・カタログよりクロード・ロラン第 2回 同カタログより,フラゴナール第 3回 同カタログより,サー・ジョシュア・レイノルズ第 4回 同カタログより,ターナー第 5回 同カタログより,ドガ第 6回 同カタログより,モネ第 7回 ニューヨーク近代美術館カタログより,ゴーギャン第 8回 同カタログより,ゴッホ第 9回 同カタログより,ピカソ第10回 同カタログより,マチス第11回 展覧会カタログ(未定)第12回 同上第13回 同上第14回 同上

 参加者の関心によって変更もありうるが,およそ上記〈授業計画〉の形でテクストを用意するので,一回一人ずつ訳していく。

 Masterpieus of The Metropolitan Museum of Art Art in The Frick Collection The Museum of Modern Art, New York

 なし

英書講読 通年 2 単位 2年

国際関係論に関する英語文献の講読 三浦 明子(みうら あきこ)

 冷戦後の米国の対アジア政策に関する英語文献にとりくむ。英語文献の基礎的な読解能力の養成をめざす。

【前期】第 1回 英語文献の講読第 2回 英語文献の講読第 3回 英語文献の講読第 4回 英語文献の講読第 5回 英語文献の講読第 6回 英語文献の講読第 7回 英語文献の講読第 8回 英語文献の講読第 9回 英語文献の講読第10回 英語文献の講読第11回 英語文献の講読第12回 英語文献の講読第13回 英語文献の講読

【後期】第 1回 英語文献の講読第 2回 英語文献の講読第 3回 英語文献の講読第 4回 英語文献の講読第 5回 英語文献の講読第 6回 英語文献の講読第 7回 英語文献の講読第 8回 英語文献の講読第 9回 英語文献の講読第10回 英語文献の講読第11回 英語文献の講読第12回 英語文献の講読第13回 英語文献の講読第14回 英語文献の講読

 英語文献の講読。単に読むだけでなく,対外政策決定についての理解を深める。授業に参加するには予習が必要である。

 授業で配布する。  適宜指示する。

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英書講読 通年 2 単位 2年

英書を輪読し基礎的な英米法の知識を学ぶ 宮坂 友造(みやさか ゆうぞう)

 この授業では、英語のテキストを読んでいくが、それにとどまらず英米法の条文や判例などにもあたって、英米法の基礎的な知識を身につけることを目的とする。

【前期】第 1回 ガイダンス、テキスト決め第 2回 講読第 3回 講読第 4回 講読第 5回 講読第 6回 講読第 7回 講読第 8回 講読第 9回 講読第10回 講読第11回 講読第12回 講読第13回 講読

【後期】第 1回 講読第 2回 講読第 3回 講読第 4回 講読第 5回 講読第 6回 講読第 7回 講読第 8回 講読第 9回 講読第10回 講読第11回 講読第12回 講読第13回 講読第14回 講読

テキストの一部分をあらかじめ担当者に割り当てておいて、まずその担当者に訳してもらう。その後、参加者でその内容について話し合う。

 履修者の希望も聞きたいので、候補のテキストを幾つかあげて、その中から選びたい。

 田中英夫編『英米法辞典』(東京大学出版会)があると便利だが、高いので、適宜図書館などで調べて欲しい。

英書講読 通年 2 単位 2年

女性と科学 八耳 俊文(やつみみ としふみ)

18世紀,19世紀は科学の大衆化の時代でした。多くの科学啓蒙書が著され,人々は自然の驚異に魅入ったのです。キリスト教社会にあっても科学と宗教は対立せず,聖職者兼科学教育家も現れます。欧米では19世紀には女性ライターによる科学入門書も出版されます。本演習では19世紀に出版された1冊をとりあげ,科学入門書の系譜を知るとともに,19

【前期】第 1回 「女性と科学」概論第 2回 テキスト Introduction(1)第 3回 テキスト Introduction(2)第 4回 テキスト Preface第 5回 テキスト PartⅠ(1)第 6回 テキスト PartⅠ(2)第 7回 テキスト PartⅠ(3)第 8回 テキスト PartⅠ(4)第 9回 テキスト PartⅠ(5)第10回 テキスト PartⅠ(6)第11回 テキスト PartⅠ(7)第12回 テキスト PartⅠ(8)第13回 テキスト PartⅠ(9)

【後期】第 1回 テキスト PartⅡ(1)第 2回 テキスト PartⅡ(2)第 3回 テキスト PartⅡ(3)第 4回 テキスト PartⅡ(4)第 5回 テキスト PartⅡ(5)第 6回 テキスト PartⅡ(6)第 7回 テキスト PartⅡ(7)第 8回 テキスト PartⅢ(1)第 9回 テキスト PartⅢ(2)第10回 テキスト PartⅢ(3)第11回 テキスト PartⅢ(4)第12回 テキスト PartⅢ(5)第13回 テキスト PartⅢ(6)第14回 テキスト PartⅢ(7)

テキストを分担して読みます。担当者は担当箇所を翻訳あるいは要約した紙を準備し,それをもとに発表してもらいます。

Sience Writing by Women, edited and introducedby Bernard Lightman(2004), Vol.6: AgnesGiberne, Sun, Moon, and Stars (London, 1880)

Aileen Fyfe, Science and Salvation: EvangelicPopular Science Publishing in Victorian Britain(University of Chicago Press, 2004)

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英書講読 通年 2 単位 2年

社会思想史を英語で学ぶ 輪島 達郎(わじま たつろう)

社会思想に関する英語の論文を読むことで,社会・政治思想の基本的な用語や概念を学びます。また,正確に訳す訓練をつうじて,論理的な思考方法を身につけていきます。

【前期】第 1回 テキストの講読第 2回 テキストの講読第 3回 テキストの講読第 4回 テキストの講読第 5回 テキストの講読第 6回 テキストの講読第 7回 テキストの講読第 8回 テキストの講読第 9回 テキストの講読第10回 テキストの講読第11回 テキストの講読第12回 テキストの講読第13回 テキストの講読

【後期】第 1回 テキストの講読第 2回 テキストの講読第 3回 テキストの講読第 4回 テキストの講読第 5回 テキストの講読第 6回 テキストの講読第 7回 テキストの講読第 8回 テキストの講読第 9回 テキストの講読第10回 テキストの講読第11回 テキストの講読第12回 テキストの講読第13回 テキストの講読第14回 テキストの講読

テキストの予習を前提に,参加者全員で逐語訳をし,内容について討議します。

その都度コピーして配布します。 授業中に指示します。

英書講読 通年 2 単位 2年

パニックや流言の基本を学ぶ 渡邊 良智(わたなべ よしとも)

 パニック,流言などに関する古典や基本的文献を読んで,これらの社会現象についての理解を深める。また,英字新聞の日本関係の記事を読むことにより,日本社会に対する理解を深める。

【前期】第 1回 H.Cantril,The Invasion from Mars (1)第 2回   同上(2)第 3回   同上(3)第 4回   同上(4)第 5回   同上(5)第 6回   同上(6)第 7回 G.Allport,L.Postman,The Psychology of Rumor (1)第 8回   同上(2)第 9回   同上(3)第10回   同上(4)第11回   同上(5)第12回   同上(6)第13回   同上(7)

【後期】第 1回 T.Shibutani,Improvised News (1)第 2回   同上(2)第 3回   同上(3)第 4回   同上(4)第 5回   同上(5)第 6回   同上(6)第 7回   同上(7)第 8回 R.Rosnow,G.Fine,Rumor and Gossip (1)第 9回   同上(2)第10回   同上(3)第11回   同上(4)第12回   同上(5)第13回   同上(6)第14回   同上(7)

 上記のテキストを読解する。

 H. Cantril, The Invasion from Mars,1940 G.W. Allport, L. Postman, The Psychology ofRumor,1947

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欧米人の見た日本

 幕末から明治初期にかけての日本の歴史の激動期に来日した欧米人が当時の日本の状況や自らの体験を書き記した文献がある。それらは,同時代の日本人が書き残した史料群とはややその性格が異なるが,いずも貴重な史料群である。それらのうちから学生諸君にとって興味深そうなものを選んで講読する。

【前期】第 1回 Sir Ernest Mason Satow;"A Diplmat in Japan"の講読第 2回 同上第 3回 同上第 4回 同上第 5回 同上第 6回 同上第 7回 同上第 8回 同上第 9回 同上第10回 同上第11回 同上第12回 同上第13回 同上

【後期】第 1回 ”Clara’s Diary―An American Girl in Meiji Japn"第 2回 同上第 3回 同上第 4回 同上第 5回 同上第 6回 同上第 7回 同上第 8回 同上第 9回 同上第10回 同上第11回 同上第12回 同上第13回 同上第14回 同上

 輪読形式で読んでいく。

テキストはコピーして配布する。  

英書講読 通年 2 単位 2年

海外のIT事情を知ろう

技術は普遍的なものではありますが、それを活用する社会は多様です。blogをとってみても日記として活用されるわが国に対して、むしろ個人からの意見発信・報道手段として利用されるアメリカ・フランスなどの違いがあります。海外のIT事情に目を向けることで広い視野を持つことを目的にします。

【前期】第 1回 ガイダンス第 2回 英文記事輪読(1)第 3回 英文記事輪読(2)第 4回 英文記事輪読(3)第 5回 英文記事輪読(4)第 6回 英文記事輪読(5)第 7回 英文記事輪読(6)第 8回 英文記事輪読(7)第 9回 英文記事輪読(8)第10回 英文記事輪読(9)第11回 英文記事輪読(10)第12回 英文記事輪読(11)第13回 英文記事輪読(12)

【後期】第 1回 後期ガイダンスと文献指示第 2回 英文文献輪読(1)第 3回 英文文献輪読(2)第 4回 英文文献輪読(3)第 5回 英文文献輪読(4)第 6回 英文文献輪読(5)第 7回 英文文献輪読(6)第 8回 英文文献輪読(7)第 9回 英文文献輪読(8)第10回 英文文献輪読(9)第11回 英文文献輪読(10)第12回 英文文献輪読(11)第13回 英文文献輪読(12)第14回 まとめ

教員側が指示したIT関連の記事についてまとめてもらい、簡単に紹介していただきます。それに対して履修者全員が質問する形で進めていきます。

適宜指示します 適宜指示します

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

フランス語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

フランス語入門-言葉と生活 鈴木 律子(すずき りつこ)

 まったく初めてフランス語を学習する人を対象とする。フランス人の日常生活を描いたテキストを通して、聞く力、読む力、自分で文を作る力を養うことを目指す。

【前期】第 1回 辞書の紹介、フランス語の文字と発音、挨拶する第 2回 自己紹介-名前、国籍、職業(説明と読み)第 3回 名前、国籍、職業を言う(続:練習)、年齢と家族第 4回 年齢と家族(続)第 5回 好きなものを言う第 6回 好きなものを言う(続)、持ち物を言う第 7回 持ち物を言う(続)第 8回 友達について話す第 9回 友達について話す(続)、尋ねる第10回 尋ねる(続)第11回 近い未来、近い過去のことを話す第12回 近い未来、近い過去のことを話す(続)

【後期】第 1回 前期試験の返却と解説第 2回 時間天候を言う第 3回 時間天候を言う(続)、数量を表す第 4回 数量を表す(続)第 5回 紹介する第 6回 紹介する(続)、一日を語る第 7回 一日を語る(続)第 8回 頼む、命令する第 9回 頼む、命令する(続)、未来のことを語る第10回 未来のことを語る(続)第11回 過去のことを語るⅠ第12回 過去のことを語るⅠ(続)、Ⅱ第13回 過去のことを語るⅡ(続)第14回 人や物について語る第15回 人や物について語る(続)

 前期は自分で発音することを重視する。間違っても良いから、自分で声を出すことが大切である。ネイティブのスピードで読む練習を早い時期から行う。後期は作文の比重を増やす。必ず予習をすること。フランスやヨーロッパの文化に興味を持ってもらうため、ビデオを見る時間を可能な範囲で用意するが、各自で絵画展などに行ってほしい。

 藤田裕二・藤田知子著『新・東京-パリ、初飛行』駿河台出版社

 仏和辞典は必ず用意すること。参考書は必須ではないが、用意するほうが好ましい。いずれも最初の授業で紹介する。

フランス語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

鈴木 律子(すずき りつこ)

フランス語-一年次にひき続くフランス語運用能力の向上

【前期】第 1回 過去のことを語るⅠ第 2回 過去のことを語るⅠ(続)第 3回 過去のことを語るⅡ第 4回 過去のことを語るⅡ(続)第 5回 人や物について語る第 6回 人や物について語る(続)第 7回 比較する第 8回 比較する(続)第 9回 受け身の形を使う第10回 受け身の形を使う(続)第11回 仮定する第12回 仮定する(続)第13回 予備日

【後期】第 1回 感情を表現する第 2回 感情を表現する(続)第 3回 学生と共にテキストを選び読み進む第 4回 学生と共にテキストを選び読み進む第 5回 学生と共にテキストを選び読み進む第 6回 学生と共にテキストを選び読み進む第 7回 学生と共にテキストを選び読み進む第 8回 学生と共にテキストを選び読み進む第 9回 学生と共にテキストを選び読み進む第10回 学生と共にテキストを選び読み進む第11回 学生と共にテキストを選び読み進む第12回 学生と共にテキストを選び読み進む第13回 学生と共にテキストを選び読み進む

一年次と同様、まずテキストを口頭反復練習し、次に文法事項を解説する。テキストの訳、練習問題は学生の参加による。

藤田裕二・藤田知子著『新・東京-パリ、初飛行』駿河台出版社

教科書、仏和辞典、ノートは毎時間持参して欲しい。あとは必要に応じて授業中に指示する。

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

ドイツ語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

ドイツ文化の基礎知識と入門ドイツ語 大谷 美奈(おおたに みな)

 「ドイツ文化の基礎知識」として、メルヘン、各地で行われる祭り、クリスマス風景などを、ビデオやテキストの解説を使って学び,ドイツ語の基本的な文法、会話表現も習得することをめざします。

【前期】第 1回 ガイダンス・アルファベート第 2回 発音・数詞第 3回 白雪姫第 4回 人称代名詞と動詞の人称変化第 5回 語順第 6回 ハーメルンの鼠捕り男第 7回 名詞の性第 8回 定冠詞・不定冠詞第 9回 もじゃもじゃ頭のペーター第10回 複数第11回 不規則動詞の人称変化・命令第12回 前置詞

【後期】第 1回 ティル・オイレンシュピーゲル第 2回 代名詞第 3回 ランツフートの結婚式第 4回 定冠詞類と不定冠詞類・否定第 5回 ディンケルスビュールのこども祭り第 6回 副文・分離動詞第 7回 ミュンヘンのオクトーバーフェスト第 8回 話法の助動詞第 9回 フルトの竜退治祭り第10回 形容詞第11回 ヘンゼルとグレーテル第12回 ニュルンベルクのクリスマス市第13回 ほら吹き男爵第14回 ミュンヘンのファッシング

 テキストに沿って進め,随時ビデオで確認していきます。文法項目について説明後、練習問題は各自行い、発音、文法、表現の確認をします。

 『ドイツ こころのふるさと』荻野蔵平・AndreaRaab(朝日出版社)

 辞書について最初の時間に紹介します。必ず毎時間教室に持参してください。参考書は随時紹介していきます。

ドイツ語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

ドイツ語の基礎を復習しながら、さらに上の表現をめざそう! 飯田 道子(いいだ みちこ)

一年次に学習した初級文法を復習しながら基礎固めをし、それを使ってさらに中級レベルの表現をめざします。また、後期には文学作品や映像作品などを取り入れて、総合的な力をつけ、ドイツ文化の理解を深めます。

【前期】第 1回 自己紹介第 2回 自分のことを話す第 3回 過去の表現(1)第 4回 過去の表現(2)第 5回 過去の表現(3)第 6回 受動(1)第 7回 受動(2)第 8回 再帰動詞第 9回 不定句第10回 副文(1)第11回 副文(2)第12回 関係代名詞(1)第13回 関係代名詞(2)第14回 夏休みの予定

【後期】第 1回 夏休みのこと第 2回 ドイツ映画史(1)第 3回 ドイツ映画史(2)第 4回 ドイツ映画史(3)第 5回 映像作品からドイツを知る(1)第 6回 映像作品からドイツを知る(2)第 7回 映像作品からドイツを知る(3)第 8回 翻訳にチャレンジ!第 9回 グリム童話を読む第10回 グリム童話を読む第11回 グリム童話を読む第12回 クリスマスの習慣

前期は、文法の復習とさらなる学習にあてます。ベルリンで暮らす日本人ジャーナリストを主人公にしたテキストを使って、日常の表現を練習していきます。パートナー練習を多用します。後期は、文学作品や映像作品に取り組んでいきます。

飯田道子・リタ・ブリール「リカのベルリンレポート」(三修社)

辞書を毎回持参してください。

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

スペイン語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

スペイン語でのコミュニケーションは、難しくない ベギリスタイン(BEGUIRISTAIN,G.)

スペイン語圏の人たちと、実際にコミュニケーションが図れるようにする。

【前期】第 1回 基礎知識と発音第 2回 出会ったときのあいさつ第 3回 疑問と否定第 4回 別れるときのあいさつ第 5回 感謝する第 6回 様子をたずねる第 7回 謝罪と呼びかけ第 8回 動詞ser (~です )第 9回 形容詞の性と数第10回 指示代名詞と指示形容詞第11回 動詞 estar (~です )第12回 肯定、否定の返事第13回 名詞の性・数と不定冠詞・定冠第14回 所有形容詞第15回 試験

【後期】第 1回 動詞tenerの用法第 2回 規則動詞の変化 -arの活用第 3回 規則動詞の変化 –er, -irの活用第 4回 不規則動詞の変化 -ir, venirの活用第 5回 不規則動詞の変化 dar, traerの活用第 6回 不規則動詞の変化 saber, conocerの活用第 7回 不規則動詞の変化 querer第 8回 hay(~がある)を使った表現第 9回 疑問詞第10回 tener que 「~しなければならない」第11回 補語代名詞1「~を格」第12回 補語代名詞2「~に格」第13回 日付・曜日・時刻の表し方第14回 前置詞de, a, con, en, desde, hasta, para第15回 試験

初めにテーマの解説、関連する語彙、文法や言語のポイントを説明する。続いて、テーマに合った講義に入り、ビデオや音を使ってヒアリングを身につける。クラスで、穴埋め問題、選択問題、イラストを使った練習問題等を解きながら、質問・疑問を解決していく。

Luis Cebollada・山崎佳世共著.『CDレッスン驚くほど身につくスペイン語』 高橋書店

西和・和西辞典 (必ず持参)

定期試験:70% 授業への積極的参加:30% 

スペイン語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

スペイン語会話にチャレンジ! フローレス(FLORES,H.A.)

 幅広い会話表現を目指す。スペイン語Iで学んだ基礎に基づき,それよりレベルの高い表現方法,コミュニケーションの方法を学習する。習った会話を自分で応用及び変化させながらより実用的な会話が出来るように取り組んでいく。また,それまで習ったスペイン語を使って自由に,簡単なスピーチや作文を楽しむ。

【前期】第 1回 基本的な表現や一般的な動詞の用法を思い出す。第 2回 前置詞2 desde,hasta,para(日常会話16)第 3回 点過去,動詞の活用(17)第 4回 点過去,線過去,動詞の活用(17-18)第 5回 線過去,不規則動詞のser,ir,ver(18)第 6回 点過去と線過去,その関係,Speech(19)第 7回 点過去,線過去,現在完了,Speech(19-20)第 8回 現在進行形・現在分詞,Speech(21)第 9回 過去進行形・現在分詞,Speech(21)第10回 未来形及びその代行表現,Speech(22)第11回 未来形,再帰動詞,Speech(22-23)第12回 再帰動詞,再帰人称代名詞,Speech(23)第13回 全体的な復習,Speech。

【後期】第 1回 再帰動詞,関係代名詞/副詞Speech(23-24)第 2回 命令形,Speech(25)第 3回 命令形の色々な使い方,Speech(25)第 4回 “se”の用法,Speech(高度な表現1)第 5回 受身の表現,Speech(2)第 6回 比較,Speech(3)第 7回 接続法1,接続法現在,Speech(4)第 8回 接続法現在の一般的な用法,Speech(4)第 9回 接続法2,接続法過去,Speech(5)第10回 接続法過去の一般的な用法,Speech(5)第11回 条件法,Speech(6)第12回 接続法と条件法の関係,Speech(6)第13回 手紙の書き方,Speech(手紙の書き方1)第14回 全体的な復習,Speech。

 スペイン語Iの教科書を復習しながら授業計画に沿って授業を進めるが,時間やその他の条件によって,臨機応変に対応し学生と教師との対話をはかりつつ,授業を進める。

 スペイン語Iで使ったテキストを引き続き使用する。「CDレッスン 驚くほど身につくスペイン語」Luis Cebollada+山崎佳世[共著](高橋書店)。

 西和辞典(研究社,小学館,白水社,等)その他必要に応じて,授業中に指示する。

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授業計画

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参考文献

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テキスト

評価方法

参考文献

ロシア語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

やさしいロシア語入門 新しい外国語を始めましょう 大野 斉子(おおの ときこ)

やさしい表現を初歩的な文法とともに学びながら、ロシア語の基礎を身につけます。ロシア語はなじみがない言葉に思えるかもしれませんが、意外に読むのは簡単で、親しみやすい言語です。また、日本とロシアは隣国として深い関わりを持っています。ロシアの紹介やビデオ鑑賞を通じて、楽しみながらロシアに対する理解を深めていきましょう。 ロ

【前期】第 1回 文字と発音(1)第 2回 文字と発音(2)第 3回 文字と発音(3)第 4回 文字の書き方 会話表現 ビデオ鑑賞第 5回 所有代名詞と疑問代名詞第 6回 名詞の格第 7回 形容詞第 8回 動詞の変化(1) 第 9回 動詞の変化(2) 会話表現 ビデオ鑑賞第10回 過去形第11回 所有の表現第12回 運動と移動の表現第13回 未来形第14回 簡単な読みものと会話表現

【後期】第 1回 人称代名詞の格変化第 2回 形容詞の格変化第 3回 動詞の体 第 4回 命令法  ビデオ鑑賞第 5回 無人称文第 6回 数の表現(1)第 7回 数の表現(2)第 8回 定動詞と不定動詞第 9回 比較級と最上級 関係代名詞第10回 値段や時間の表現第11回 仮定法と接続法第12回 形動詞と副動詞第13回 簡単な読みものと会話表現

 テキストとテープを中心に授業を行います。みなさんが楽しく参加できるよう、やさしい表現の練習や音読をとりいれてゆっくり進めます。また美しいロシアの街やアニメーションのビデオを鑑賞し、ロシアについて紹介する時間もとります。ロシアについて知るよい機会ですので、ぜひ参加してみてください。

 桑野隆著『はじめてのロシア語』(白水社)

ロシア語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

やさしいロシア語中級 ロシア語を使ってみましょう 大野 斉子(おおの ときこ)

 前年までに身につけた文法をおさらいしながら、様々なジャンルの文章を読みます。それとあわせて基本的な単語を使って作文を行い、これまで身につけたロシア語の表現力をさらに豊かなものにしていきましょう。またビデオ鑑賞を通して、ロシア語とロシアにたいする理解をいっそう深めたいと思います。

【前期】第 1回 読本 第6課   作文 第1課第 2回 読本 第6課   作文 第1課第 3回 読本 第5課   作文 第2課第 4回 読本 第5課   作文 第2課第 5回 ビデオ鑑賞    会話表現第 6回 読本 第7課   作文 第3課第 7回 読本 第7課   作文 第3課第 8回 読本 第8課   作文 第4課第 9回 読本 第8課   作文 第4課第10回 ビデオ鑑賞    会話表現第11回 読本 第9課   作文 第5課第12回 読本 第10課  作文 第5課第13回 読本 第10課  作文 第6課第14回 読本 第10課  作文 第6課

【後期】第 1回 文法(1)    作文 第7課第 2回 文法(2)    作文 第7課第 3回 文法(3)    作文 第8課第 4回 文法(4)    作文 第8課第 5回 文法(5)    作文 第9課第 6回 ビデオ鑑賞    作文 第9課第 7回 読本 第11課  作文 第10課第 8回 読本 第11課  作文 第10課第 9回 読本 第12課  作文 第11課第10回 読本 第12課  作文 第11課第11回 読本 第12課  会話表現第12回 読本 第12課  作文 第12課第13回 読本 第12課  作文 第12課

 読本のテキストと作文のテキストを中心に授業をおこないます。ロシア語の表現力と理解を深めるため、授業は参加者との対話形式でゆっくり進めます。これまで学んだ文法についても随時おさらいします。参加者の関心のあるテーマを取り上げ、ビデオ鑑賞やロシア語の文章を通じて、ロシアにたいする理解を深める時間をできるだけ多く設けます。

 米川哲夫ほか『教養ロシア語読本』(白水社) 藤家壮一『基礎ロシア語作文』(白水社)

 佐藤純一『NHKロシア語入門』(NHK出版)

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授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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評価方法

参考文献

中国語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

呉 秀月(ご しゅうげつ)

 中国語を初めて勉強する人に,中国語の声調と発音をしっかり身につけることを目指します。そして中国語の文の基本構造を理解し,中国語の文章を読めることと簡単な会話が交わせることができるよう指導していきます。

【前期】 【後期】

 最初の数回は発音と声調の練習にあてます。その後は会話形式で中国語の文の基本的な構造と文の聞き取りの練習を行います。受講者の授業への積極的参加が望まれます。

 徐祖瓊『はじめて習う中国語』(白水社)。  授業中に紹介します。

中国語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

孔 令敬(こう れいけい)

 一年次で習った中国語の基礎知識を,文法を中心に再確認しながら,更なる中級へのステップ・アップをめざす。

【前期】第 1回 既習項目の復習第 2回 第一課第 3回 練習第 4回 第二課第 5回 練習第 6回 第三課第 7回 練習第 8回 第四課第 9回 練習第10回 第五課第11回 練習第12回 第六課第13回 練習第14回 第七課第15回 練習

【後期】第 1回 既習項目の復習第 2回 第八課第 3回 練習第 4回 第九課第 5回 練習第 6回 第十課第 7回 練習第 8回 第十一課第 9回 練習第10回 第十二課第11回 練習第12回 総合復習第13回 総合復習第14回 総合復習第15回 テスト

 教科書に沿って進める。

 白水社・『新版中国語さらなる一歩』を使う。  中国語の語彙がもつ本来の意義は多岐に亙るものなので,みずから進んで辞書にあたって調べるのが学習効果を高める有効な手段である。教室に常に辞

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進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

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進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

韓国語演習Ⅰ(初級) 通年 2 単位 1・2年

韓国語と韓国の文化、社会 川村 受映(かわむら じゅえい)

 この講座では、韓国語の基礎をマスターすることを目的とする。韓国語の読み書きをはじめ、文章のつくり方など基本的な文法を指導する。最終的に韓国語で手紙がかけるレベルまで身につけてもらうことにする。なお、韓国関係のビデオや映画などを用いることで、韓国の現代社会や文化、歴史にもふれる。

【前期】第 1回 授業のオリエンテーション、文字について第 2回 教科書 第1課、第2課第 3回 第3課、第4課第 4回 第5課、第6課第 5回 第7課、第8課第 6回 第9課、第10課第 7回 第11課第 8回 第11課 練習第 9回 第12課第10回 第12課 練習第11回 第13課第12回 第13課 練習第13回 第14課

【後期】第 1回 第14課 練習第 2回 第15課第 3回 第15課 練習第 4回 第15課 練習2第 5回 第16課第 6回 第16課 練習第 7回 第16課 練習2第 8回 第17課第 9回 第17課 練習第10回 第17課 練習2第11回 第18課第12回 第18課 練習第13回 第18課 練習2

基本的に教科書に沿って進める。インターネットも取り入れて授業を進める。

 『書いて覚える朝鮮語』高島淑朗著 白水社  授業中紹介する。

韓国語演習Ⅱ(中級) 通年 2 単位 2年

中級韓国語 北原 スマ子(きたはら すまこ)

 韓国語の中級レベルの「読む・書く・話す・聞く」力をバランスよく身につけることを目的とします。日常よく使う文法・文型・語彙などを学び、より多様で豊かな表現ができるようにします。学んだことを応用して、簡単な会話ができることをめざします。言葉の背景にある韓国の文化や社会に対する理解を深めます。

【前期】第 1回 ガイダンス、日常会話の復習第 2回 第1課~第9課 文字、発音、文法の復習第 3回 第10課 もう少しまけてください。第 4回 第10課 連用形第 5回 第10課 ヘヨ体第 6回 第11課 ちょっとお待ち下さい。第 7回 第11課 ヘヨ体の尊敬形第 8回 第11課 婉曲表現第 9回 第12課 日曜日は何をなさいましたか。第10回 第12課 用言の過去形第11回 第12課 用言の否定形第12回 総合練習(3)第13回 第10課~第12課の総まとめ第14回 韓国の文化に触れるⅠ第15回 期末テスト

【後期】第 1回 ガイダンス、前期の復習第 2回 第13課 日本語を専攻しています。第 3回 第13課 動詞の連体形第 4回 第13課 進行形第 5回 第14課 また連絡します。第 6回 第14課 形容詞の連体形第 7回 第14課 未来・意志形第 8回 第15課 どこだかご存知ですか。第 9回 第15課 リウル語幹の用言第10回 第15課 謙譲の表現第11回 第16課 混ぜてお召し上がり下さい。第12回 第16課 シオ変則第13回 第13課~第16課の総まとめ第14回 韓国の文化に触れるⅡ第15回 期末テスト

 テキストを使って単語・発音・文法・文型などを学び、練習問題を通して、理解の定着を図ります。本文を暗記してロールプレイングを行います。ビデオ、出版物などを用いて、韓国の文化や社会への理解を助けます。

 生越直樹、チョ・ヒチョル著『ことばの架け橋』(白帝社)

 小学館・金星出版社共同編集『朝鮮語辞典』(小学館)

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情報処理Ⅰ 前期 2 単位 1年

コンピュータ・リテラシー

【担当教員】安瀬 美知子(あんせ みちこ)、宮治 裕(みやじ ゆたか)、宮田 雅智(みやた まさのり)

ねらい

 コンピュータと通信技術の進歩は私達の生活に大きな影響を与えている。本講座は、講義とパーソナル・コンピュータを使っての実習を通して、情報処理の基礎的な知識と技術を習得するとともに、科学技術の進歩には必ずつきまとう“光と影”についての理解を目的とする。

授業計画

第 1 回 ガイダンス、利用者登録等実習環境準備第 2 回 講義:コンピュータの基礎知識第 3 回 コンピュータの基本操作第 4 回 ワープロ実習(1)文字入力の基礎、文章の編集第 5 回 インターネット実習(1)第 6 回 インターネット実習(2)第 7 回 ワープロ実習(2)文字飾り第 8 回 ワープロ実習(3)課題演習第 9 回 ワープロ実習(4)課題演習第10 回 ワープロ実習(5)罫線処理第11 回 ワープロ実習(6)課題演習第12 回 画像処理第13 回 ワープロ実習(7)画像の貼り付け第14 回 パワーポイント実習第15 回 課題演習 進め方

コンピュータの基礎知識に関して講義した後実習に入る。実習では解説に従って実際に操作し、まとめの課題演習をとおして技術を身につける。 テキスト

 第1回目の授業時に指示する。

参考文献

 無し 評価方法

 課題提出 80% 出席 20%

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ね ら い

授業計画

進 め 方

テキスト

評価方法

参考文献

情報処理Ⅱ 前期・後期 2 単位 1・2年

表計算と統計処理 安瀬 美知子(あんせ みちこ)宮治 裕(みやじ ゆたか)

事務等でよく利用される表計算について,実際にパソコンを利用しながら,その意義を知り,操作方法を習得すると同時に,統計の基礎概念を理解することを目的とします。後半は,実際にデータを用いて情報を分析,予測する手法を演習を通して習得します。

【前期】第 1回 ガイダンス、利用者登録等実習環境準備第 2回 Excelの基本操作第 3回 式と関数の基礎第 4回 表示形式と表の清書第 5回 グラフ作成第 6回 課題演習第 7回 統計の基礎第 8回 分析、推定第 9回 課題演習第10回 関数(1)第11回 関数(2)第12回 課題演習第13回 集計第14回 マクロ第15回 課題演習

【後期】第 1回 ガイダンス、利用者登録等実習環境準備第 2回 Excelの基本操作第 3回 式と関数の基礎第 4回 表示形式と清書第 5回 グラフ作成第 6回 課題演習第 7回 統計の基礎第 8回 分析、推定第 9回 課題演習第10回 関数(1)第11回 関数(2)第12回 課題演習第13回 集計第14回 マクロ第15回 課題演習

概念などについての講義のあと,実際に操作することによって技能を身につける。

第1回講義時に指示する。また,必要に応じて資料を配布する。

随時紹介する。