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医療法人 龍邦会 東前橋整形外科だより ◆ 優しく、暖かい医院を 実現する ◆ 医療は患者さまのため にある ◆ すべての患者さまに対 する深い人間愛を持つ ◆ 先進的かつ高度な医療・ 教育・研究を行なう ◆ 地域の医療福祉の向上 と医療人の育成を行う 医院理念 〒379-2104 群馬県前橋市西大室町1317-3 TEL 027-268-5777 FAX 027-268-5778 http://www.myclinic.ne.jp/ryuhokai/ 発行責任者 釜 谷 邦 夫 平成25年8月15日発行 夏季号 (第23号) 午前 9:00~12:00 午後 3:00 ~ 6:00 【休診】日祝日 17 50 東大室町西 今井町 善衆会病院 二之宮町 飯土井町 医療法人龍邦会 東前橋整形外科 至伊勢崎 至大胡 東前橋整形外科の概要 ●診療は整形外科全般にわたり、さまざまな 領域の手術に対応します。 ●専門医による「スポーツ外来」「 足の外科」 は外傷・障害の治療に対応します。 ●リハビリテーションに力を入れ、充実した センター施設・スタッフを備えてます、 また入院治療も可能です。 ●地域医療機関と連携し、最適の医療サービ スを提供します。 調沿48 Femoroacetabular pingement 西AOFS 原  小保方 西  池田 

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Page 1: 医療法人 龍邦会 東前橋整形外科だより 夏季号 › files › koho › 1 › koho-28-1.pdf · り、整形外科疾患を対象とする当のグローバルスタンダード」であジウムのテーマは「疼痛理学療法バルスタンダードであり、シンポ

医療法人 龍邦会 東前橋整形外科だより◆ 優しく、暖かい医院を  実現する◆ 医療は患者さまのため  にある◆ すべての患者さまに対  する深い人間愛を持つ◆ 先進的かつ高度な医療・  教育・研究を行なう◆ 地域の医療福祉の向上  と医療人の育成を行う

医 院 理 念

〒379-2104群馬県前橋市西大室町1317-3TEL 027-268-5777FAX 027-268-5778http://www.myclinic.ne.jp/ryuhokai/

発行責任者  釜 谷 邦 夫

平成25年8月15日発行

夏季号

(第23号)

診 療 時 間 月 火 水 木 金 土 日午前 9:00~12:00午後 3:00 ~ 6:00

○ ○ ○ ○ ○ ○ /○ ○ ○ ○ ○ ○ /

【休診】日祝日

17

50

東大室町西

今井町

善衆会病院二之宮町

飯土井町

医療法人龍邦会東前橋整形外科

至伊勢崎

至大胡

内市橋前至

東前橋整形外科の概要●診療は整形外科全般にわたり、さまざまな 領域の手術に対応します。●専門医による「スポーツ外来」「足の外科」 は外傷・障害の治療に対応します。●リハビリテーションに力を入れ、充実した センター施設・スタッフを備えてます、 また入院治療も可能です。●地域医療機関と連携し、最適の医療サービ スを提供します。

 

ポスターセッションで発表を行

いました。腰椎分離症の研究を

行っている先生方から多くのご質

問・ご指摘をいただきました。

 

また、腰椎分離症の病態につい

て他の発表を聴講することができ

たが、座長と発表者との質疑では

私の知らない内容でのディスカッ

ションもあり、腰椎分離症につい

ての知識不足を痛感しました。

 

また、今回の学会のテーマは

「グローバルスタンダード」であ

り、基調講演や口述発表などはそ

のテーマに沿って、設定されてい

ました。講演などを聞き、日本で

は「最先端のトピックス」であっ

 

症例研究のポスター発表を行い

ました。自身初の理学療法学会参

加および発表でしたので、普段の

臨床だけでは学べない多くのこと

を学ぶことができました。特に

他院の理学療法士の方々と研究や

日々の臨床に関して討議すること

ができ、有意義な学会でした。

 

本症例研究の対象疾患であるF

AIは本邦ではまだ広く知れわ

たっていない疾患であり、またそ

の治療法についても確立したもの

は現状ではありません。今回の討

議も、本疾患に対してどのような

理学療法を提供していくことが大

切なのか、何が痛みの原因となっ

ているのかなどが中心となりまし

た。その中で得られた知見を今後の

臨床でも活かしたいと思います。

 

また、今学会のテーマはグロー

バルスタンダードであり、シンポ

ジウムのテーマは「疼痛理学療法

のグローバルスタンダード」であ

り、整形外科疾患を対象とする当

院にとって重要なテーマでした。

特に慢性疼痛に対する理学療法で

は従来考えられてきた筋骨格の

構造的な部分のみならず感覚・認

知・情動面といった部分も考慮し

ながら行う必要性があることが分

かりました。これを踏まえ今後の

学会・研究会などに

 積極的に参加しよう!

 

外反母趾の手術前後における足

の荷重の変化を求めました。発表

内容は、他施設で多くみられる手

術ではないため、質問していただ

ける先生もわずかでしたが、その

中で疼痛やADL等リハビリに関

わる因子も解析に必要性であると

再認識しました。

 

また、全体の感想としては、

1.研究は臨床的な意義を考えな

がら行わなければならないことを

感じました。すなわち、研究結果が

患者さんに生かされないと意味が

ないことを改めて自覚しました。

2.リハビリ分野のみならず、医

師分野にも理解される研究の必要

性を痛感しました。それには、よ

り医学的に構築された内容の必要

性を感じました。

3.医師との連携の充実です。実

際に、学会場で刺激を受ける先生

も何人かいらっしゃいましたが、

その先生や施設においては、医師

と理学療法士がお互い密に連携し

あい、最新の学術情報についてや

り取りしているようでした。

4.疼痛に関わる治療体系構築の

必要性です。様々な視点から疼痛

の病態が解明されつつある中で、

リハビリにおける疼痛アプローチ

も相当程度体系化しなければなら

ないと感じました。

海岸に打ち上げられた

漂流物?

 

近年、「学会や研究会に積極的

に参加しよう」という呼びかけが

理事長からかかる。

 

何故!このようなことを奨励す

るのかということを考えたとき、

私は以下の効果が挙げられると理

解している。すなわち、

・自分の研究成果を素早く・容易

 

に同学の士に報告できる。また

 

問題提起に学術的な新規性があ

 

るならば優先権が主張できる。

・研究分野の最新情報が入手でき

 

るとともに、研究内容について

 

の批評や講評が得られる。

・発表者は如何にして研究成果や

 

考え方を理解していただこうか

 

と考えるので、日頃なおざりに

 

していた成果を整理できる。

・自分の名前が研究者の間で知ら

 

れるので人脈ができて、その後

 

の業務遂行に役立つ。

 

このような呼びかけが功を弄し

たのか、最近先生方の外部活動が

活発になってきました。

 

今回は多忙な診療業務の傍ら研

究成果を纏められ発表された中か

ら、その幾つかを紹介いたします。

 

理学療法学会に参加し、ポス

ターセッションで発表しました。

多くの質問や意見をいただくこと

ができました。なかでも自分では

考え付かなかった考察や臨床的意

義、・方法に対する疑問点を指摘

されました。

 

特に多かった質問は臨床的意義

についてでしたが、今回の研究成

果はまだ学生時代のものであった

ために臨床的意義まで結論づけて

はなく、ただ研究結果を報告した

ものとなってしまいました。

 

しかし、実際に臨床に出ている

先生からは、この研究結果をどの

ように活かせばこれからの治療に

役立つか学ぶことができましたこ

とは、大きな収穫でした。  

 

今後は、現在の研究内容をより

臨床に近いものとし治療に活かせ

るようにしていきたいと思います。

第48回日本理学療法学術大会

足位関節テーピング固定時の股関節

及びロッカー機能への影響

池田 聖夏 理学療法士

腰椎分離症患者における 

     バランス機能特性

小保方祐貴 理学療法士

ても、世界では「スタンダード」

であることを感じ、当院で理学療

法を行なっていく上で、理学療法

の「グローバルスタンダード」を

理解し、実行していくことの重要

性を感じることができました。今

後は、院内での文献抄読を通して、

疾患の病態や理学療法領域(ト

レーニング、ストレッチング等)

についてグローバルな視点を持て

るようにスタッフに喚起し、院内

での研修に努めたいと思います。

 

最後に、今回の学会発表におい

て先述した座長の先生や質問者の

先生との繋がりが得られました。

これは研修会やセミナーでは得ら

れない貴重なものだと考えてます。

Femoroacetabular pingem

ent

(FAI)による股関節唇損傷に対

する関節鏡視下術後患者

原  耕介 理学療法士

外反母趾形成術例の歩行時足圧分

布の経時的変化について

西  恒亮 理学療法士

第5回日本関節鏡・膝・スポーツ

 整形外科学会で発表

腰椎分離症初期(関節突起間部

疲労骨折期)の治療釜谷

 邦夫 医師

 

腰椎分離症の初期治療につい

て、X線、CT、MRI等の検査

結果をもとに臨床類型を分類し、

分離症初期に適合した治療方針を

決め、その有効性を確認した。

 

腰椎分離症の早期診断にはMR

I検査から有効な知見が得られ

た。この結果に基づいて施行した

治療も良好であった。

臨床ではもっと幅広い視点で患者

様を治療できるよう努力していき

たいです。

 

踵骨骨折後後遺症を減らすには

解剖学的整復が重要であり、それ

AOFS

(アメリカ足の外科学会)

内側及び足根洞進入法を用いた踵

骨関節内骨折の解剖学的整復

日尾 有宏 医師

を達成するための進入法を論じた

発表であり、症例数やコンセプト

において我々の発表は世界に伍す

るものがあると感じた。

 

今後も症例を重ねて発表し、ま

た様々な知見を学ぶことで当院の

医療に還元していきたい。

原  小保方      西  池田 

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国歌斉唱、チーム紹介、選手紹介

 

最後に、

 

この試合は東前橋整形外科の提

 

供です。

 

などのアナウンス、一連のセレ

 

モニーが終わり、いよいよ試合

 

開始!

 

始球式は電気音楽ユニット「電

気グルーヴ」のメンバーで、俳優、

タレント業などジャンルを問わず

活躍中の「ピエール瀧さん」に

よって行われました。

 

応援席からの鳴り物入りの応援

が続く中、試合は進行し、3回

までは両チームとも無得点でした

が、4回に群馬ダイモンドの攻撃

 おかげさまでリハビリテーションセンターも人員が総勢17名(うち3名は提携の吾妻東整形外科に派遣)になりまして、ますます充実したリハビリテーションに向けて邁進しております。本年度は4名の新入職者を迎え、また本年5月には日本理学療法学術大会に4名演題発表を行ってまいりました。ハード面では、リハビリテーションを受

けられる皆様から、開放感ある施設で気持ち良くリハビリが受けられるとのお声をいただいております。また、ソフト面では部署内の教育体制も整え、また研究活動の充実を図り、より医学的根拠に基づいた質の高いリハビリテーションの提供に向けて、皆で努力しております。更に、コミュニケーションの充実もスタッフ一同心がけておりますので、痛みや障害でお悩みの患者様のお気持ちに寄り添い、そこを基盤にリハビリテーションが展開できるよう努めております。今後とも、リハビリテーションを受けられている方も、そうでない方も何かございましたら遠慮なくお声かけください。

・・できごと・・

平成25年

 

5月

  

西山真理絵  

医療事務員

 

6月

  

金井 

夏代  

医療事務員

  

小林英里香  

医療事務員

  

菅谷みどり  

看護師

  

福田 

貴美  

看護師

  

中村 

幸平  

理学療法士

5月25日(土)第48回

 

杉山 

和希  

放射線技師

  

放射線を正しく理解しよう

6月24日(土)第49回

 

吉田 

弘之 

介護支援専門員

 

斉藤 

恵子 

介護支援専門員

  

加齢等による「物忘れ…」

7月27日(土)第50回

 

柴崎  

勝 

鍼灸師

  

自転車に乗って元気に! 

答え

残念でした

 これは

 「長芋の澱粉」です

  針状のものは、シュウ酸

 カルシュウムの結晶。

  長芋を食べるとシカシカ

 するのは、これが原因なの

 です。

職場訪問シリーズ 第4回リハビリセンター室

 

場外では理学療法士の人達によ

る体力測定のサービスが行われて

おり、握力、片足立、などの測定

結果に一喜一憂し歓声、その周囲

には弁当屋さん、生ビールの店、

応援グッツを扱う店などが並び、

それは丁度、縁日のような様相で

した。

 

やがて開門、スタンドからグラ

ンドを見下ろすとグランドはきれ

いに整備されて、散水された黒土

に引かれた白線と緑の芝生とのコ

ントラストが印象的でした。

 

両チームの選手が紹介が始まる

ころには応援席も観客で埋め尽く

されてきましたが、そのなかでも

整然と並んで座っているリトル

リーグの選手たちの姿には目をみ

はってしまいました。

初夏の日差しの下

BCLを応援して

 

6月9日(日)に伊勢崎市野球

場で行われたベースボール・チャ

レンジ・リーグ(略してBCL)

の試合を、地域の皆様と一緒に応

援しました。

 

BCLとは都会の大きな野球場

でしか味わうことのできないプロ

野球の興奮を地方でも創造し、子

供たちに本物の野球のすばらしさ

を伝えたいという思いが出発点と

なって、地域のスポーツ活性化を

目的として設立されたプロ野球独

立リーグであります。

 

この周辺地域では新潟県・富山

県・石川県・長野県・群馬県およ

び福井県がそれぞれに本拠を置く

6球団がリーグ戦を行っておりま

す。

 

試合は

 

群馬ダイヤモンドぺガサス

  

対 

 

新潟アルピレックス

との対戦でした。

 

当日は、梅雨も中休み?初夏

のまぶしい日差しが降り注ぐ中、

10時からの開門を待ちわびる人

たちが続々と集まってきました。

球場内ではすでに選手の練習が始

まっている様子で、元気な掛け声

が聞こえていました。

で四番打者カラバイヨがセンター

越えの豪快な本塁打を放ち一点を

先取したころより試合は俄然盛り

上がり応援も一段と熱がこもって

きました。しかし八回に新潟アル

ピの荒井に三塁打を打たれ、これ

を足掛かりに一点を取られて同点

になってしまいました。以後攻防

が続きましたが両チームとも決定

打はなく延長十回、規定により引

き分けで三時間半に及ぶ試合は終

了しました。

 

試合の勝敗はともかく久しぶり

の炎天下の野球観戦でした。

 

ボールを追う選手の動き、球場

に響く打球音、耳を劈くような歓

声の渦、・・・・・。

 

これは冷房完備の部屋でビール

を飲み、野球解説を聞きながらT

Vを観る観戦スタイルでは味合う

ことのできない感動を受けた。

 

そして  

 

何でも「生」はいいものだ!

 

とつくづくおもった次第です。

 

試合終了後、グランドでは招待

したリトルリーグの人達への野球

教室が始まりました。投球ホーム

を修正していただいている人、打

撃の指導受けている人、などさま

ざまなメニューが消化された。

 

短い時間でしたがプロの選手か

ら直接指導を受けられたことは、

これから野球を続けて行くうえで

大きな支えとなってくれるのでは

ないでしょうか?

 

東前橋整形外科では「青少年の

健全育成のための環境づくり」に

努め、今までにもいろいろな企画

を提供してきました。この度のB

CLの応援も、地域の皆様にプロ

野球を楽しんで頂こうと企画した

ものであり、来場者全員を無料招

待することにしました。

 

この企画の話が持ちあがったの

は3月頃でした。早速、院内では実行

委員会が設立され具体的な計画が

検討されてきました。その中で、

一番頭を痛めたことは集客の問題

で、どうすれば多くの人達が観戦

に来てくれるかということでした

が、この日の入場者は約一550

名とのことで大満足でした。

 

このような大勢の人達が心を一

つにして、楽しい一時を過ごせた

ことは自治会、地域のリトルリー

グ、幼稚園など、多くの皆様方の

ご協力によって実現できたことで

あります。

 

この度のご協力に対して関係者

一同厚く御礼申し上げます。

(I・I記)

平成25年5月~7月まで

 

東前橋整形外科は

  「群馬ダイヤモンド

ぺガサス」を

 応援しています!

・施設訪問

5月25日

 

北爪 

幸作先生

  

アコーデオンで昭和の

        

名曲を歌おう

6月20日

 

高橋さん他、(西大室八木節)

  

ギター・大正・歌

6月29日

 

霜垣さん他、

  

フラダンス・股旅物

・健康講座

・はじめまして