日本公文教育研究会の事業概要files.sonicgarden.jp/skip/skip_kumon_leaflet.pdf日本公文教育研究会の事業概要...
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日本公文教育研究会の事業概要― 公文の事業概要を教えてください
公文は、全国89カ所の事務局を拠点として、1万7,000にもおよぶ公文 式教室をフランチャイズ展開しています。公文式教室では、幼児から社 会人まで幅広く学習に取り組んでいます。また、国内にとどまらず世界 46の国と地域で公文式を展開しています。
SKIPをどのように導入したのか2009年の春頃、「IT活用推進委員会」というプロジェクトが立ち上がりました。これはSNSの ためではなく、その名の通りIT全体を活用するための社内プロジェクトだったのですが、首都 圏ゾーンの営業部門に3カ月限定でSKIPの利用を提案してみました。
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■Overview社員数) 3,478人(KUMONグループ全体)ユーザー数) 約1000名(2011年6月現在)導入の目的)全国に散らばっている社員間のコミュニケーションを 活性化したい、ほかの手段ではカバーできなかった暗 黙知を共有するための基盤を整備したい導入後の効果)生徒に接するときのノウハウやちょっとしたコツといっ た情報もやり取りされるようになってきており、効果を 実感している
「少人数でスター トし徐々に参加人 数を増やしていきま した」(小倉氏)
時期 参加メンバー(詳細) 参加人数
2007年 IT戦略室限定(SKIP以外のツール) 30名
2009年4月 IT戦略室+モニター社員 30名+数名
2009年12月 IT戦略室+モニター社員+首都圏/中四国ゾーン 300名
2010年4月 全社員対象(正式オープン) 400名
2010年6月 全社員対象(取材時) 750名
公文教室の様子(写真提供:株式会社日本公文教育研究会)
SKIPを導入した目的SKIP導入には、大きく2つの目的がありました。1つは、「社内コミュニケーションの活性化」 もう1つは「、暗黙知を共有するための基盤整備」です。
当社では89カ所の事務局を7つのゾーンに区分していますゾーンを超えて事務局や社員が 情報交換をする場もほとんどなかったので、対策の必要があると感じていました。
また、SKIPを導入する以前からグループウェアなど、さまざまな情報共有基盤の整備には取 り組んできましたが、各部署の実績や新規教室の展開といった形式知の共有が中心で、非 公式な暗黙知の共有はほとんどできませんでした。そこで、社内SNSのような個人を中心と したシステムならば、暗黙知が共有されるのではないかと考えるようになりました。
これからSKIPを導入する企業へのアドバイス最初は数人の参加者でも構 わないので、参加する意思の ある人を少しずつ巻き込み、 時間を掛けて浸透させていく ほうがいいと思います。
全体的には若手社員の参加 率が高く、年齢層が高めの社 員の参加率は低くなってしま いますが、強制登録させると 無理にでも主張する人が現 れそうで危険だと考えていま す。現在のコミュニティの雰 囲気を維持するためには、 ソフトランディングで浸透させていくことが重要だと考えています。
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