木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法)...

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2017 年 6 月(改) 木造下地(通気金具留め工法) 〈目次〉 適用範囲、割付け・・・・・・・・1 部材リスト、事前確認事項・・・・2 施工手順・・・・・・・・・・3~6 納まり図・・・・・・・・・7~13 ※各目地ジョイナーのパッキンの形状変更(混使用可) 施工の手順

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Page 1: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

2017 年 6 月(改)

木造下地(通気金具留め工法)

〈目次〉

適用範囲、割付け・・・・・・・・1

部材リスト、事前確認事項・・・・2

施工手順・・・・・・・・・・3~6

納まり図・・・・・・・・・7~13

※各目地ジョイナーのパッキンの形状変更(混使用可)

施工の手順

Page 2: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

適用下地

割付け

■木造軸組 ・ 木造枠組

隅柱の転び隅柱の転び

最大転び代(最大調整代)

1820

目地の垂直基準線

出隅

本体

最大転び代(最大調整代)

■基本割付け

建物の立地条件、デザイン、下地間隔、開口部の位置、材料の働き寸法、ロス率を考慮に入れて本体を割付けてください。

芯目地分かれの割付け 芯振り分けの割付け

①出隅と本体の取り合いをきれいに納めるために、レーザー墨出し器  等を用いて左右の隅柱の転びを採寸します。

②出隅と取り合いの相手となる本体は、隅柱の転びに伴い生じる  出隅の転びを調整できるよう、目地の垂直基準線を決めて、  本体の切断寸法を採寸・切断する必要があります。

③張りじまいの本体も隅柱の転びが調整できるように切断します。  各目地部には本体が確実に留められるよう下地を設けてください。

■割付けのポイント

1820以内

目地の垂直基準線

1820Xn 1820以内

目地の垂直基準線

本体には三辺に合いじゃくり加工を施していますので、必ず事前割付けを行ってください。仕上がりや歩留まりに、大きく影響します。また、隅柱には転びがありますので、出隅役物との取り合いの本体は必ず目地の垂直基準線から採寸し、調整をとって切断してください。

注意

910 モジュール

( 尺モジュール )

  1000 モジュール

( メーターモジュール )

モジュール 面 材

指定の面材

指定以外の面材

な し

指定の面材

指定以外の面材

な し

適用可否

備   考

接合部の留め金具の面材のみへの留め付けが可能です。 留め金具はビス 2 本留めとしてください。

接合部の留め金具の指定以外の面材のみへの留め付けは禁止です。 下地が無い場合は予め受け材を入れてください。

*

接合部の留め金具の指定の面材のみへの留め付けが可能です。 留め金具はビス 2 本留めとしてください。*

専用のスチール胴縁を用いて施工が可能です。

専用のスチール胴縁を用いて施工が可能です。

*指定の面材  ①JAS で規定される厚さ 9mm以上の構造用合板 ②JAS で規定される厚さ 9mm以上の等級4以上のOSBボード ③JIS A 5908( パーティクルボード )で規定される厚さ 9mm以上の 構造用面材 ( 例:ハイベストウッド、ノボバン等 )   (*指定以外の構造用面材例:ダイライト、モイス等)

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Page 3: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

部材リスト、事前確認事項

目地ジョイナー ジョイナー取付けビス入隅ジョイナー用スペーサー

入隅ジョイナー

2525

13

2525

3

目地ジョイナー(URMJ15)

目地ジョイナー5(URMJ5)

・スチール胴縁の使用部位には、通常の通気留め金具工法には使用しない部材が必要になりますので発注漏れにご注意ください。・この工法は、防火構造および45分準耐火構造認定の施工仕様へ適用が可能です。(1時間準耐火構造は仕様の範囲外)

注意

■ スチール胴縁は、「通気金具留め工法」専用の部材です。  メーターモジュール等で本体接合部に下地が無い場合も、スチール胴縁を使用することで補助下地を設置することなく施工が可能です。  なお、スチール胴縁1本当たり(本体同士の接合部に使用)に必要な部材は下表の通りです。

木造下地

鉄骨造下地

目地ジョイナー5  (URMJ5)

留め金具5mm  (VMZ5)

木ビス(VTN38)

φ3.5×38

鉄骨用ビス(現場調達)φ4.2程度、L=25以上

スチール胴縁 (VKSD10)

ワンタッチビス

(VTPN16S)

φ4.2×16

L=3,000

L=3,000

L=3,000

目地ジョイナー2(URMJ2)

通気金具留め工法

5mm金具留め工法

2mm金具留め工法

スチール胴縁

(VKSD10)t=0.8

不  要

適 用 外

■事前確認事項

長孔

3060

620

35

(17)

4.5

10

【3本】 【2本】

【2本】

【4個】【1本】【1本】

スペーサー13(VSPCR13)

L=3,000

スペーサー3(VSPCR3)

L=620

ジョイナー取付ビス(VTON35、VTONF35)Φ3.5×35※木造下地に、 目地ジョイナー 目地ジョイナー5 目地ジョイナー2(必須) 入隅ジョイナー18(必須) 入隅ジョイナー15(必須) を留め付ける際にご使用 になれます。 なお、目地ジョイナー 及び目地ジョイナー5の 留付けには木ビス (VTN38等)も使用で きます。

35

(17)

4.5

10

工 法

留め付け用ビス

 以下のような場合は、シーリング目地納まりとなります。(本体は釘留めとなる場合があります。)   ①バルコニー・造作出窓・先付けひさしと外壁の取り合い部分。   ②開口部と入隅との隙間が狭く、      窓部材、入隅ジョイナーが納まらない場合。(一般に150mm程度以下)   ③サッシとサッシの間の隙間が狭く、     窓部材、目地ジョイナーが納まらない場合。(一般に100mm程度以下)   ④      窓部材を使用しない、またはできない場合の開口部廻り。   ⑤開口部廻りで本体に100mm未満の小幅物が入る場合。   ⑥バルコニーの腰壁等の通風小窓、外壁面の換気フード廻り   ⑦直角以外(鈍角・鋭角)の出隅・入隅部   ⑧軒天材との取り合い部に通気軒天見切りを使用しない場合、または使用できない場合。   ⑨その他、現場の状況により、      目地ジョイナーが施工できない部位。

※不陸調整には厚さ1mmのスペーサー1(VSPC1)をご利用ください。

■通気金具留め工法に使用する      部材は下表の    部分です。

シールかち15

かち18

入隅ジョイナー15(本体15mm用)(URMJRN15トソー)

18.5

12 23

23

入隅ジョイナー18(本体18mm用)(URMJRN18トソー)

21.5

232312

347 8 6 13

15

7

5

34138 6

734

138 6

2

7

5

34138 6

-2-

Page 4: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

「免責・禁止・注意事項」、「外観上のご注意」、「施工手順の共通事項」

4.本体、および部材の施工 ①スターター金具の取付け  ●スターター金具を水平に取り付けます。  ●入隅部は入隅ジョイナー勝ちに納まるようにスターター金具を控えて施工します。

※隅柱の断面寸法が120×120未満の場合は補助下地が必要です。

※隅柱の断面寸法が120×120未満の場合でも、指定の面材があれば、補助下地は不用です。(指定以外の面材の場合は、補助下地を設けてください。)

※隅柱の断面寸法が120×120以上の場合は補助下地は不用です。

②同質N出隅の施工 ●出隅は専用の「同質N出隅」を使用します。 ●出隅は通気留め金具(品番:VMZ15)にて取り付けます。  この時、目地ジョイナーを差込むスペースを確保する為  出隅の端部から20mm以上離れた位置に通気留め金具を  取り付けてください。 ●隅柱の寸法、面材の有無と種類によって補助下地が必要になる  場合があります。

1.下地(柱・間柱・サッシ・胴縁(C型鋼)等)の確認2.墨出し、基礎水切りの取り付け3.防水テープ貼り、透湿防水シート張り、木胴縁の取付け、本体の加工および水切り部等部材の加工 

最新のAT-WALLテクニカルガイドをご参照ください。最新のAT-WALLテクニカルガイドをご参照ください。

禁止事項・注意事項施工手順の一般的共通事項外観上のご注意

施工手順(通気金具留め工法)

最新のAT-WALLテクニカルガイドをご参照ください。

*木胴縁の取付けは、胴縁通気構法の場合のみ必要です。

(留め金具は出隅の材端より20mm以上離す)同質N出隅

20

通気留め金具木ビス

スーパーシート

目地ジョイナー

通気留め金具

木ビス

同質N出隅92

120

目地ジョイナー

補助下地

同質N出隅

通気留め金具

スーパーシート

92

105

木ビス

通気留め金具

スーパーシート

木ビス

目地ジョイナー

指定の面材

同質N出隅

92

105

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Page 5: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

施工手順(通気金具留め工法)

③目地ジョイナーの取付け ●同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。 ●目地ジョイナーは木ビスで1000mm以内のピッチで柱等の下地に留めてください。 ●目地ジョイナー同士をジョイントする場合は継ぎ目の裏面に防水テープを貼り止水を確実に行ってください。

張り方向

防水テープ(片面タイプ)

ジョイント部

切断&(面取り)   + 防水処理

切断&(面取り)   + 防水処理

切断&(面取り)   + 防水処理

④本体の取り付け ●本体は、下図のように、原則建物に向って左から右方向に張って行きます。 ●寸法調整のために切断した本体の木口は、必要に応じて面取りを施してから防水処理を行ってください。    防水処理方法:(一般地域)木口専用カラーシーラーを塗布してください。           (寒冷地域)木口シーラーを塗り、乾燥の後に補修塗料を塗布してください。

目地ジョイナー

木ビス(@1,000以内)

同質N出隅

・防水上の不具合になる危険がありますので、目地

ジョイナーの 方向を間違えないようにしてください。

・躯体、補強金物等がある場合は裏面の発泡ポリプロ

ピレンをその部分はがして不陸調整してください。

注意

発泡ポリプロピレン(t=5)

エプトシーラー

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Page 6: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

スーパーシート

グラスウール又はロックウール 内装材

目地ジョイナー通気留め金具

目地芯

木ビス

最大転び代(最大調整代)

1820

目地の垂直基準線

出隅

本体

最大転び代(最大調整代)

92 (寸法調整) 1820×n

455

出隅

(寸法調整) 92

出隅

目地の垂直基準線 目地の垂直基準線

92 (寸法調整) 1820×n (寸法調整) 92

スーパーシート

グラスウール又はロックウール

内装材

目地ジョイナー 通気留め金具

指定の面材

木ビス

【指定の面材がある場合】 ・目地の垂直基準線は任意の位置にとれますが、隅柱の転びにより出隅と本体の間の隙間が大きくならないよう、同質N出隅と取り合う  本体は必ず寸法調整を行ってください。

指定の面材

 ●接合部の納まり  ・本体同士の接合部は、目地ジョイナーを入れて突き付け目地納まりとなります。  ・接合部の留め金具が指定の面材のみへの留め付けとなる場合は、金具はビス2本留めとしてください。(下右図)  

接合部の留め金具を指定の面材のみに留める場合、留め金具は木ビス2本留めとしてください。

●本体の寸法調整 左右の同質N出隅との取り合いに必要な調整代を考慮に入れた上で、 本体の割付を行います。 図のように、目地の垂直基準線を決めて割付を行ってください。

  【指定の面材のない場合】 ・目地の垂直基準線は柱の中心にとります。  垂直基準線から本体を割付けて、隅柱の  転びによって、出隅と本体間の隙間が大  きくならないよう本体の寸法を決め切断  します。  ・ 間くずれなどで、柱が1820mmピッチ  に入って いない場合は、補助下地を入れ  るか柱位置で本体を切断するなどの調整が  必要になります。  ・ スチール胴縁を使用すればモジュールに  かかわらず施工が可能ですが、張りはじめ  の本体の寸法調整は同質N出隅と本体の接  合部の隙間が大きくならないように必ず行  ってください。

施工手順(通気金具留め工法)

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Page 7: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

●モジュールレス接合部の施工 専用のスチール胴縁(よこ胴縁)を柱・間柱の間に渡して、下地のモジュールにかかわらず接合部を設けることができます。  

(図1) 目地ジョイナー5の左側に「①ー本体」を設置します。 スチール胴縁の左端を「②-留め金具5mm」と一緒に 下地にビス留めします。ビスは木ビスをご使用くださ い。スチール胴縁には長孔が空いていますので、下地 のピッチに合わせてビス留め位置の調整が可能です。 この段階でビスは本締めせず若干弛めにしておいてく ださい。スチール胴縁は斜めでも問題ありません。

(図2) 目地ジョイナー5の右側に「③ー本体」を 設置します。スチール胴縁の右端を 「④-留め金具5mm」と一緒に木ビスで下 地に留めます。スチール胴縁の水平を確認 し、木ビスは両方とも本締めします。 (⇒A-A断面参照)

(図3) 「⑤-留め金具5mm」および「⑥-留め金具5mm」を 接合部の左右にワンタッチビス(VTPN16S)でスチール 胴縁に留めます。(⇒B-B断面参照) 目地ジョイナー5は「⑦-ワンタッチビス(VTPN16S)」で スチール胴縁に留めます。 土台部においては、スペーサー5を2枚重ねて入れ、土台 に木ビスで留めます。(⇒C-C断面参照) なお、目地ジョイナー5を連結する場合は、必ずスチール 胴縁上で継ぎ、継ぎ目部分は片面防水テープで止水してく ださい。

●入隅部の施工 ・入隅部には入隅ジョイナーを取り付けるための補助下地、もしくは指定の面材が必要です。 ・スペーサー13を入れて入隅ジョイナーはジョイナー取付けビス(φ3.5×35mm)で@500mm以内のピッチで下地に留め付けて  ください。 ・本体は入隅ジョイナーに突き付け納まりとなりますので、切断した本体の木口は、防水処理をしてください。 ・入隅ジョイナーには本体の厚さによって18mm用(URMJR18Nトソー)と15mm用(URMJRN15トソー)があります。 ・入隅ジョイナーを使用する代わりに、同質入隅で納める方法もあります。納まり図のNEO-M-I2bを参照ください。  

(図1)

(図2)

(図3)

施工手順(通気金具留め工法)

注意

・入隅部にはスリット目地ができます。

・入隅ジョイナーを入れる方向により、スリットの見える方向も

 変わります。現場の状況により向きを判断してください。

スリットの見える方向

スリットの見える方向

a

a

※本体①を差し込む側のa面には かち15 もしくは かち18 のシールが

貼ってあります。 AT-WALL15VZ用 AT-WALL18VZ用

本体②

本体①

本体①

本体②

補助下地

通気留め金具

入隅ジョイナー18

AT-WALL18VZ

スーパーシート 木ビス

ジョイナー取付ビス(@500以内)

スーペーサー13

②-留め金具5mm

通気留め金具

スチール胴縁

下地(柱・間柱等)目地ジョイナー5

①-本体

A

A

③-本体

④ー留め金具5mm

目地ジョイナー5

スチール胴縁

BC

CB

⑤-留め金具5mm⑥-留め金具5mm

⑦-ワンタッチビス(VTPN16S)

スチール胴縁

目地ジョイナー5

長孔(4.5×60)

長孔(4.5×60)

スチール胴縁

A-A断面

木ビス(VTN38)

留め金具5mm

スチール胴縁

10~

15

スターター金具

基礎水切り

目地ジョイナー5

スペーサー5×2木ビス(VTN38)

土台

目地ジョイナー5

スチール胴縁

ワンタッチビス(VTPN16S)

C-C断面

ワンタッチビス(VTPN16S)

留め金具5mm

スチール胴縁

B-B断面

-6-

Page 8: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

納まり図(通気金具留め工法)

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

■基礎部 ■出隅部(隅柱120×120)

■出隅部(隅柱105×105) ■出隅部(指定の面材)

*通気留め金具は指定の面材へビス2本で留め付けてください。*指定の面材以外の場合は、補助下地を入れてください。

※1 目地ジョイナー裏面についている発泡ポリプロピレンが   基礎水切りに重なる部分は、カッター等で切断してはが   してください。

発泡ポリプロピレン

※1

10~15

スーパーシート

木ビス

スターター金具

基礎水切り

目地ジョイナー

木ビス@1000mm以内

※1

スーパーシート

目地ジョイナー

通気留め金具

木ビス

同質N出隅

92

120

目地ジョイナー

補助下地

同質N出隅

通気留め金具

スーパーシート

内装材

グラスウール又はロックウール

木ビス

92

105

通気留め金具

スーパーシート

内装材

グラスウール又はロックウール

木ビス

目地ジョイナー

指定の面材

同質N出隅

92

105

-7-

Page 9: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

納まり図(通気金具留め工法)

■接合部(指定の面材のない場合) ■接合部(指定の面材がある場合)

■接合部(指定の面材のない場合、スチール胴縁)

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

   *留め金具は指定の面材へビス2本で留め付けてください。

*指定の面材以外の場合は、 必ず補助下地を入れ、面材 のみへの留め付けは行わな いでください。

木ビス

留め金具5mm

スチール胴縁

B-B断面

木ビス

通気留め金具

A-A断面

長孔(4.5×60)

長孔(4.5×60)

スチール胴縁(VKSD10)

*指定の面材のない場合、接合部は柱部に設けてください。 間くずれ等で接合部の下地が間柱(スタッド1本)の場合は 受け材を入れてください。

*メーターモジュール等で本体の接合部に柱が無く、かつ指定の面材が無い場合は、スチール胴縁を使用した納まりとしてください。

スーパーシート

グラスウール又はロックウール 内装材

目地ジョイナー

通気留め金具

木ビス

ジョイナー取付ビス

目地芯

スーパーシート

グラスウール又はロックウール

内装材

目地ジョイナー通気留め金具

指定の面材

ジョイナー取付ビス

木ビス

指定以外の 面材

補助下地

スーパーシート

グラスウール又はロックウール 内装材

目地ジョイナー5

通気留め金具木ビス

留め金具5mm

木ビス

留め金具5mm

ワンタッチビス(VTPN16)

ワンタッチビス(VTPN16)

スチール胴縁

A

A

B

B

-8-

Page 10: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

納まり図(通気金具留め工法)

■軒天部(通気軒天見切り納まり) ■軒天部(シーリング納まり)

■入隅部(入隅ジョイナー) ■入隅部(同質入隅)

*AT-WALL15VZを施工の場合は入隅ジョイナー15を ご使用ください。

A-A断面A-A断面

*目地ジョイナーは本体の切断上端部 の位置まで入れ、接合部の目地裏面 には防水のために、必ず目地ジョイ ナーがあるように施工してください。

スペーサー15又は補助胴縁(t=15mm)

補助胴縁(15mm)

軒天材

軒天通気見切り

リングネイルスーパーシート

スペーサー15

目地ジョイナー

AA

又は補助胴縁(t=15mm)

軒天材

リングネイル

シーリング材

片ハット形ジョイナー

補助胴縁

目地ジョイナー

AA

補助下地

内装材グラスウール又はロックウール

通気留め金具

入隅ジョイナー18

AT-WALL18VZスーパーシート

ジョイナー取付ビス

スーペーサー13

木ビス

内装材グラスウール又はロックウール

通気留め金具

同質N入隅

スーパーシート

目地ジョイナー

補助下地(45×105)

木ビス

90

*目地ジョイナーは本体の切断上端部 の位置まで入れ、接合部の目地裏面 には防水のために、必ず目地ジョイ ナーがあるように施工してください。

-9-

Page 11: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

納まり図(通気金具留め工法)

■開口部(左右) ■開口部(上下)

■開口部(左右:小幅物が入る場合)

目地芯

受け材

サッシ上端水抜き部材スペーサー15

通気留め金具

スーパーシート

目地ジョイナー

目地芯 目地芯

内装材

グラスウール又はロックウール

伝い水防止水切りS

シーリング材

片ハット形ジョイナー

スーパーシート

防水テープ(両面タイプ)

木ビス通気留め金具

リングネイル

片ハット形ジョイナー(4mm)

シーリング材

スペーサー15

バックアップ材

伝い水防止水切りS

スーパーシート

シーリング材

リングネイル

スペーサー15

防水テープ(両面タイプ)

先張り防水シート

スーパーシート

伝い水防止水切りS

シーリング材 片ハット形ジョイナー

目地ジョイナー通気留め金具

内装材

グラスウール又はロックウール

スーパーシート

防水テープ(両面タイプ)

木ビス

*幅1間の開口部の場合、開口部左右に小幅物を入れない割付けにする場合は、 開口部の中心に接合部を配置します。指定の面材のない場合は、受け材を入 れて、目地ジョイナー、通気留め金具の下地を確保してください。 なお、目地ジョイナーの直下にはサッシ上端水抜き部材を入れてください。

-10-

Page 12: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

納まり図(通気金具留め工法)

■柱巻き(参考例)

○柱:105角

○柱:120角

N出隅 N出隅(現場加工)

120

92 58

58

特注N出隅 N出隅(現場加工)

75

120

75

75 75

N出隅 N出隅(現場加工)

92 43

105

43

特注N出隅 N出隅(現場加工)

67.5

67.5

105

67.5

67.5

-11-

Page 13: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

納まり図(通気金具留め工法)

■袖壁(参考例)

N出隅(現場加工)又は、特注出隅

N出隅(現場加工)又は、特注出隅

フラット目地ジョイナー

120

75

92

75

92

特注出隅特注出隅

目地ジョイナー

120

75

92

75

92

※現場加工した場合、柄によっては接合部分の 連続が不自然になる場合があるので、要確認。

-12-

Page 14: 木造下地(通気金具留め工法)...施工手順(通気金具留め工法) ③目地ジョイナーの取付け 同質N出隅のしゃくり部分に目地ジョイナーをしっかり差込みます。

注意 目地ジョイナー(目地ジョイナー5)の方向は間違えないよう注意してください。防水上の不具合になる危険があります。

納まり図(通気金具留め工法)

■張り分け例

上下張り分け(下:S-Wall NEO +上:AT-WALL15)

 左右張り分け(シーリング納まり) 左右張り分け(見切り納まり)

A-A断面

AT-WALL18VZ又はAT-WALL15VZの本体の接合目地の裏面には防水のため、必ず目地ジョイナーがあるように施工してください。

スーパーシート

グラスウール又はロックウール

内装材

目地ジョイナー

リングネイル スペーサー15又は補助胴縁(t=15mm)

35~40

35~40

1820

※スリム中間水切りの垂れ部分を一部を カットして目地ジョイナーと干渉しな いように納める。

リングネイル45mm

留め金具(2mm)

AT-WALL15

スターター金具(2mm)

※スリム中間水切り

捨てシーリング

目地ジョイナー

スーパーシート

胴縁(15mm)

ジョイナー取付ビス又は木ビス

A A

AT-WALL18VZAT-WALL15VZ

内装材 グラスウール又はロックウール

スーパーシート

AT-WALL15

木ビス

シーリング材ハット形ジョイナー

通気留め金具 AT-WALL18VZAT-WALL15VZ

内装材 グラスウール又はロックウール

木ビス

AT-WALL15

シーリング材片ハット形ジョイナー

通気留め金具

スーパーシート

見切り材(現場調達)AT-WALL18VZAT-WALL15VZ

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