「ベンチマーク」作成のポイント...近畿経済産業局 エネルギー対策課...
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2019年6月
近畿経済産業局 エネルギー対策課
「ベンチマーク」作成のポイント
近畿経済産業局 エネルギー対策課
1. 食料品スーパー業ベンチマーク
1ベンチマーク作成のポイント
⾷料品スーパー業の定期報告書作成のポイントP28〜29により、制度の対象となった場合2019年度の定期報告より、ベンチマーク指標の状況を御報告いただく必要があります。
【別表第5 】ベンチマーク指標及び中長期的に目指すべき水準(判断基準より抜粋)
区分 事 業 ベンチマーク指標 目指すべき水準10 食料品スーパー
業(商業統計で掲げる業態分類表における食料品スーパーを営業する事業)
当該事業を行っている店舗におけるエネルギー使用量(単位 ギガジュール)を①から③の合計量(単位ギガジュール)にて除した値を、店舗ごとのエネルギー使用量により加重平均した値
① 延床面積(単位 平方メートル)に2.543を乗じた値
② 年間営業時間(単位 時間)に0.684を乗じた値
③ 店舗に設置されている冷蔵用又は冷凍用のショーケースの外形寸法の幅の合計(単位 尺)に5.133を乗じた値
0.799 以下
食料品スーパーの対象事業は「定期報告書作成のポイント」のP28〜29参照
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1-2. 重回帰式の各説明変数について
3ベンチマーク作成のポイント
1.延床面積:⾷料品スーパーに該当する店舗の延床面積
⾷料品スーパーとして営業されている範囲の面積です バックヤードを含みます 屋内駐車場と屋上駐車場は含みません 増改築等により面積に変更が生じた場合は、報告年度の年度末(3月末日)
時点の面積としてください。
2.営業時間:1年度間(4月〜翌年3月)の営業時間
3.冷ケース尺数:冷凍冷蔵ショーケースの横幅(外寸)の合計
側板は除きます ショーケースの仕様としての幅(尺)を合計していただいても結構です。 扉の有無や高さ(棚数)は考慮しません スイッチを切って常温棚として使用している場合は除きます
(稼働率の目安は50%未満) 増改築等により尺数に変更が生じた場合は、報告年度の年度末(3月末日)
時点の尺数としてください。
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2. ショッピングセンター業ベンチマーク
5ベンチマーク作成のポイント
ショッピングセンター業のベンチマーク制度の対象となった場合、2019年度の定期報告より、ベンチマーク指標の状況を御報告いただく必要があります。
【別表第5 】ベンチマーク指標及び中長期的に目指すべき水準(判断基準より抜粋)
区分 事 業 ベンチマーク指標 目指すべき水準
11 ショッピングセンター業(統計法(平成19年法律第53号)第2条第9項に規定する統計基準である日本標準産業分類に掲げる細分類6911に定める 貸事務所業のうち貸事務所業及び貸店舗業に該当し、かつ次の①から ③を満たす施設を営業する事業)
① 小売業の店舗面積は、1,500平方メートル以上であり、主たる貸店舗を除く 10店舗以上の貸店舗を有する
② 主たる貸店舗の面積が施設全体の8割を超える場合は、その他の小売業の店舗面積が1,500平方メートル以上である
③ 共用部の大部分が屋外にある施設及び地下街に該当しない
当該事業を行っている施設におけるエネルギー使用量(単位 キロリットル)を延床面積(単位 平方メートル)にて除した値を、施設ごとのエネルギー使用量により加重平均した値
0.0305kl/㎡以下
ショッピングセンターの対象事業は「定期報告書作成のポイント」のP30〜31参照
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2-2. 特定第3表、第6表記入について
7ベンチマーク作成のポイント
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2-3. (補足)対象施設に他のベンチマーク対象事業が含まれる場合の報告について①
8ベンチマーク作成のポイント
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3. 貸事務所業ベンチマーク
11ベンチマーク作成のポイント
【別表第5 】ベンチマーク指標及び中長期的に目指すべき水準(判断基準より抜粋)
区分 事 業 ベンチマーク指標 目指すべき水準
12 貸事務所業(統計法(平成19年法律第53号)第2条第9項に規定する統計基準である日本標準産業分類に掲げる細分類6911に定める貸事務所業のうち貸店舗業及び貸倉庫業を除く事業)
ビルのエネルギーを試算して省エネルギー対策適用時の削減効果を比較評価するツールによって算出される、当該事業を行っている事業所におけるエネルギーの削減余地(単位パーセント)を、事業所ごとのエネルギー使用量により加重平均した値
16.3%以下
貸事務所業のベンチマーク制度の対象となった場合、2019年度の定期報告より、ベンチマーク指標の状況を御報告いただく必要があります。
貸事務所の対象事業は「定期報告書作成のポイント」のP32〜33参照
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3-1. ベンチマークの評価範囲
12ベンチマーク作成のポイント
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3-2. 貸事務所業に該当するエネルギー使用量の算定
13ベンチマーク作成のポイント
貸事務所業に該当するエネルギー使用量を算定するにあたって、例えば「貸店舗」のエネルギー使用量を除く場合には
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3-5. 省エネポテンシャルツールの算出の考え方について
16ベンチマーク作成のポイント
貸事務所業の評価範囲における省エネポテンシャルを算出するためには、建物全体の入力データによるシミュレーションが必要
「現状の省エネ対策(実績)」と「全ての省エネ対策(推計)」をそれぞれ実施した場合のエネルギー使用量の差から、省エネポテンシャルを算出