oracle weblogic suite - システムインテグレーション … grid oracle fusion middleware...

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〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター oracle.com/jp 代理店名 TEL URL 0120-155-096 oracle.co.jp/direct お問い合わせ窓口 本カタログの情報は、2010年7月現在のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。 *Oracle、Oracle WebLogic Suite、Oracle Fusion Middleware、Oracle WebLogic Server、Oracle Tuxedo、Oracle Database、Oracle Real Application Clusters、Oracle Coherence、 Oracle Jrockit、、Oracle Enterprise Manager、Oracle Jdeveloper、Oracle Enterprise Pack、Oracle Application Development Framework、Oracle JRockit Real Time、 Oracle Diagnostics Pack、Oracle SOA Suite、Oracle Business Process Management、Oracle WebCenter Suite、Oracle Virtual Assembly Builder、Oracle VMおよびJavaは、 米国オラクル・コーポレーションおよ びその子会社、関連会社の登録商標です。他社 名または製品名は、それぞれ各社の商標である場合があります。 Copyright © 2010, Oracle. All rights reserved. OSE00991-SS 日本オラクル株式会社 Oracle WebLogic 製品群ラインアップ Oracle WebLogic Server Standard Edition Oracle WebLogic Server Enterprise Edition Oracle WebLogic Suite : Oracle WebLogic Server + Oracle Application Development Framework + Oracle TopLink : Oracle WebLogic Server SE + クラスタ・サポート、 Oracle Diagnostics Pack : Oracle WebLogic Server EE + Oracle JRockit Real Time + Oracle Coherence Enterprise Edition グリッド基盤と融合した Java ベースのアプリケーション実行基盤 Oracle ® WebLogic Suite

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Page 1: Oracle WebLogic Suite - システムインテグレーション … GRID Oracle Fusion Middleware グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア

〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センターoracle.com/jp

代理店名

TEL

URL

0120-155-096oracle.co.jp/direct

お問い合わせ窓口

本カタログの情報は、2010年7月現在のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。*Oracle、Oracle WebLogic Suite、Oracle Fusion Middleware、Oracle WebLogic Server、Oracle Tuxedo、Oracle Database、Oracle Real Application Clusters、Oracle Coherence、Oracle Jrockit、、Oracle Enterprise Manager、Oracle Jdeveloper、Oracle Enterprise Pack、Oracle Application Development Framework、Oracle JRockit Real Time、Oracle Diagnostics Pack、Oracle SOA Suite、Oracle Business Process Management、Oracle WebCenter Suite、Oracle Virtual Assembly Builder、Oracle VMおよびJavaは、米国オラクル・コーポレーションおよ びその子会社、関連会社の登録商標です。他社 名または製品名は、それぞれ各社の商標である場合があります。 Copyright © 2010, Oracle. All rights reserved.

OSE00991-SS

日本オラクル株式会社

Oracle WebLogic 製品群ラインアップ

Oracle WebLogic Server Standard Edition

Oracle WebLogic Server Enterprise Edition

Oracle WebLogic Suite

: Oracle WebLogic Server + Oracle Application Development Framework + Oracle TopLink

: Oracle WebLogic Server SE + クラスタ・サポート、 Oracle Diagnostics Pack

: Oracle WebLogic Server EE + Oracle JRockit Real Time + Oracle Coherence Enterprise Edition

グリッド基盤と融合した Java ベースのアプリケーション実行基盤

Oracle® WebLogic Suite

Page 2: Oracle WebLogic Suite - システムインテグレーション … GRID Oracle Fusion Middleware グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア

Next GRID

Oracle Fusion Middleware

グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア 世界中のユーザー企業が認めるアプリケーション実行基盤

グリッド型アプリケーション・プラットフォームへ

オラクルのアプリケーション実行基盤は、ミッションクリティカルな

エンタープライズ・アプリケーションを迅速に構築し配備するための

機能と高い信頼性を備えており、あらゆる面で業界をリードしています。

そしてそれは、Oracle WebLogic Server、Oracle Tuxedo、Oracle

Databaseを組み合わせた大規模システムを構築してビジネスを拡大、

成長させている世界中のユーザー企業によって証明されています。

ハードウェアの性能の進化、ネットワーク環境の整備とそれらに伴う

ビジネスの変革は、加速度的に増加するトランザクションとデータ量を

生み出しています。企業は、現在の IT 要件を満たすことだけを考え

ていては不十分です。今後のビジネスの成長を想定し、IT が成長の

足を引っ張るのではなく、成長をリードしていくことが求められて

います。

グリッド型アーキテクチャのインフラを備えた Oracle Fusion

Middlewareなら、ビジネスの成長に合わせて直線的に性能を拡張し

(リニアなスケーラビリティを実現し)、すべてのサーバーをフル活用

した処理が可能になります。さまざまな共通機能要件は、このグリッド型

アーキテクチャを基盤としています。

さらに洗練されたミドルウェアへの進化

企業の基幹系システム、戦略的システムに求められる要件は多様化かつ複雑化しており、そして、常に広がり、変化します。

それにともない、IT 部門では業務上必要とされる性能や機能を洗い出すこと自体が大変な作業となっています。

こうしたなかビジネスに優位性をもたらすためには、企業固有の差別化につながる要件に集中して人材を投入し、

優位性を生み出さない要件には労力をかけずに、すでに実績のある機能を利用すべきです。

そして、世界中のさまざまな業種・業態の企業ニーズをサポートし続けたミドルウェアこそが、それを可能にします。

グローバルで試された実績の集約と洗練。それがOracle® Fusion Middlewareです。

どのシステムにも求められる共通要件をアプリケーション・プラットフォームとして整備し、運用性と拡張性を担保することで、

多種多様な要件をカバーする豊富な機能を統合します。

そして、それらを標準技術で組み上げることで、ユーザー独自のスキルを活用して、既存アプリケーション資産との

容易な融合を可能にします。

Oracle WebLogic Suite

Oracle WebLogic Suite は、エンタープライズ・アプリケーションを開発、デプロイ、統合するための包括的な製品です。その中核となるOracle WebLogic Serverは、ミッションクリティカルなアプリケーションを、堅牢かつセキュアで可用性が高く、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくアプリケーションとして構築するための理想的な Java EEアプリケーション・サーバーです。Oracle WebLogic Suiteの企業での展開を可能にするデータグリッドと融合することで、真のグリッド型アプリケーション基盤を構築することができます。

Javaを軸とする、ミッションクリティカル・エンタープライズ・アプリケーション基盤

Oracle Database / Oracle Real Application Clusters

パフォーマンス、可用性、拡張性、セキュリティなど、あらゆる面で他の製品をリードし続ける、業界標準のリレーショナル・データベースで、安価な小規模システムから、社会基盤を支える大規模システムまで幅広く対応します。Oracle Databaseを単なるクラスタからグリッドの思想へと発展させたOracle Real Application Clusters の機能は、データベース・グリッドとして多くの実績を誇り、Oracle WebLogic Suiteと組合せることによって、データベース、ミドルウェア全体にわたるグリッド型アーキテクチャを構成することができます。

ミッションクリティカルなシステムを支え続けたデータベース

Oracle Tuxedo

AT&T ベル研究所で誕生し、UNIX ベースの社内システムのオンライン基盤として利用されたソフトウェアを、汎用プロダクトとして製品化したOracle Tuxedoは、オープンシステム環境における分散TPモニターとして世界中の数多くのミッションクリティカルなシステムで採用されました。24 時間 365日の無停止サービスを実現するOracle Real Application Clusters 連携機能、Tuxedo サービスにインターネットからアクセスするための Javaアプリケーション・サーバー連携機能などを使用することができます。

C/C++/COBOL 環境による高トランザクション処理を支える堅牢なTPモニター

Java EE アプリケーション

OracleSOA Suite

OracleWebCenter Suite

Oracle ContentManagementSuite

Oracle IdentityManagementSuite

Oracle BusinessIntelligenceSuite

COBOLアプリケーション

C/C++アプリケーション

Application Server / Grid Infrastructure

JDeveloper / Eclipse

Oracle WebLogic Server

Oracle WebLogic Suite

Java EE

JVM Real Time JVM Virtualized JVM

Oracle Database

C、C++COBOL

WS-* TopLink JMS

Oracle Tuxedo

Oracle Coherence

メインフレームレガシーシステム

Oracle JRockit

Oracle Enterprise M

anager

Web 2.0ポータル、リッチクライアント、 検索エンジン、プレゼンス、VoIP

User Interaction

プランニング、予算管理、 財務レポート、スコアカード

Enterprise Performance Management

データ統合、分析、ダッシュボード、 OLAP、アラート

Business Intelligence

Webコンテンツ、文書、 イメージ、アーカイブ

Content Management

サービスバス、BPM、ルール、BAM、 MDM、レジストリ、リポジトリ

SOA & Process Management

Java EE、TPモニター、O/Rマッピング

Application Server

JVM、データグリッド、仮想化

Grid Infrastructure

Java EE/SOA/SQL/XML 統合開発環境、フレームワーク

Development Tools

統合運用管理、構成管理、診断、ノードプロビジョニング

Enterprise Management

アクセス管理、監査、 ディレクトリ、ロール管理、IDプロビジョニング

Identity Management

Oracle Applications 他社製アプリケーション 顧客アプリケーション

Oracle Database 他社製データベース 外部データソース

Oracle Fusion Middleware

■ Oracle Fusion Middleware のポジショニング

21

Page 3: Oracle WebLogic Suite - システムインテグレーション … GRID Oracle Fusion Middleware グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア

JavaEE、SQL、XML、SOA をフルカバーする統合開発環境「Oracle

JDeveloper」と、Eclipse ユーザーのための開発環境「Oracle

Enterprise Pack for Eclipse」を利用した生産性の高い開発が可能

です。さらに、エンタープライズ規模のJava 開発を支援する高生産性

フレームワーク「Oracle Application Development Framework

(Oracle ADF)」を搭載。Ajax 対応 WebUIコンポーネント(JSFコン

ポーネント)「ADF Faces」も利用できます。

もちろん、オープンソースやサードパーティのフレームワークも選択

できます。

Oracle WebLogic Server Oracle WebLogic Server ミッションクリティカル・システムを支える、その理由 開発者が選択する、その理由

Java仕様を追うのではなくリードする ―世界中の多くの開発者に支持される姿勢と貢献

標準への完全準拠と貢献

Oracle WebLogic Server は JavaEE5に完全準拠し、JSP、Servlet、

EJB などのアプリケーション・コンポーネント作成 API や、Java

Message Service(JMS)、JCA、XA対応のトランザクション・マネージャ

およびセキュリティなどの基盤サービスの機能を提供します。標準

仕様に準拠することによって開発者の確保も容易になり、将来的

なシステム拡張や改修の際のコスト削減にもつながります。

とくに、EJB 3.0/JPAに代表されるいくつかの Java EE 仕様について

は、スペック策定のリーダーとして参画し、リファレンス実装を提供

するなどの貢献をおこなっています。

オラクルは、Java標準化と実用性追求への投資を今後も継続します。

オープンソースへの貢献

Oracle WebLogic Server の歴史

開発環境およびフレームワーク

Oracle WebLogic Server は、Apache Struts、Spring Framework

といったオープンソースの Javaフレームワークに対する動作検証、

効率的な開発・管理ツールや実行プラットフォームを提供します。

さらに、オープンソース技術開発のコミュニティに対する積極的な

開発プロジェクトのリードやソースコードの寄与など、オープンソース

技術発展の一翼を担っています。これまでにオラクルが貢献したオープン

ソース技術には、Apache MyFacesへのJSF拡張コンポーネントの提供、

Apache XMLBeans、Apache Beehive、OpenJPAへのコンポーネント

の提供、Dali JPA Tools、JSF Tools、BPEL Designer などの Eclipse

プロジェクトへの参画、O/Rマッピングの標準化に向けたEclipseLink

の活動などがあります。

「Java 上で稼動する、ミッションクリティカルな企業システムの構築プラットフォーム」をテーマとし、

信頼性、可用性、スケーラビリティ、性能の強化を一貫した開発方針とするアプリケーション実行基盤。

世界中のユーザー要件に対応するために、業務のトランザクション処理を高速かつ確実におこなうだけでなく、

単一障害点のないアーキテクチャの構築と、計画停止時間および計画外停止時間を最小限に抑えたシステム運用を

実現します。

・ 継続運用のための仕組みWeb 層、EJB 層、JDBC、JMS、JTA の全層でクラスタ化が可能です。予想外のダウンタイム発生に対する自動トランザクション回復サービスも提供しています。

・ アプリケーションの優先順位の設定(ワークマネージャ)アプリケーションに対して順位を設定することで、特定リクエストの処理を優先させることができます。

・ 流量制御アプリケーションごとに接続可能なHTTP セッション数の上限を設定できます。流量制御によって、アクセス集中による処理の停滞を防ぎます。

・ Oracle Databaseとの親和性:Grid LinkOracle Real Application Clusters の高速接続フェイルオーバーと連携して、万が一のデータベース障害の際に迅速な障害検知、接続プールに残る無効な接続のクリーンアップ、復旧時の接続のリバランスをおこないます。

・ JDBCロードバランシング設定されたマルチデータソースのリスト内で順位づけをおこない、処理の負荷を分散させることができます。

・ 高信頼性・高速 JMS(Enterprise Messaging Grid)JMS送り先が一時的に使用不能であってもメッセージ転送を保証し(ストア/フォワード機能)、メッセージ自体の永続性もデータベースへの委譲(AQ連携)によって信頼性高く保持できます。

・ 管理コンソールドメインを管理し、サーバーの起動と停止、状態監視、パフォーマンス監視、各種設定作業など、サーバーの運用管理ライフサイクルをすべてカバーする統一的なインタフェースを提供します。

・ スクリプティング/レコーディング管理コンソールでおこなった「操作」をスクリプトで保存する「WebLogic Scr ipt ing Tool(WLST)レコーディング」機能を装備。運用管理者は、自動的に作成されたスクリプトを必要に応じてカスタマイズすることで、繰り返しおこなわれる作業を「バッチ化」できます。

・ アプリケーション・バージョニングアプリケーションを稼動させたまま、本番環境に新しいバージョンのアプリケーションを再デプロイすることができます。ビジネスを止めることなくアプリケーションの進化が可能です。

・ セルフチューニングスレッドプールのサイジングや割当てを自動管理し、設定された目標応答時間やリクエスト数に合わせて最適化します。

・ 診断フレームワーク各サーバーの診断情報を収集し、事前設定しておいた動作(アラート通知、メッセージ配信など)を簡単に実行することができます。

ノード マネージャ

サーバー B

サーバーA

クラスタドメイン

Oracle WebLogic Server

管理対象サーバー1

管理対象サーバー2

管理対象サーバー3

管理サーバー

管理ツール/ コンソール

効率よく運用管理をおこなうために、アプリケーションは「ドメイン」という論理的に関連づけられたリソースの集合で管理。ドメイン内には1つの管理サーバーと、1つまたは複数の管理対象サーバーが含まれます。管理コンソールは1つのドメインを管理します。管理コンソールを操作することでドメイン内のすべてのサーバーの制御、各サーバーの動作状況の監視、動的な構成変更などがおこなえます。

Oracle WebLogic Server は、1996 年に JDK 1.0 が公開された時代

からサーバーサイドJava をリードし続け、常に最新の Java EE 仕様

の実装を組み入れています。一方で、大きく変わることのない管理構成

の基本アーキテクチャは、それが広く適用可能な完成度の高い形で

あることを証明しています。

Oracle WebLogicServer

Oracle WebLogic Suite 11g

4.5

5.1

6.1

7.0

8.1

9.X

10.0

10.3

・ J2EE実装

・ EJB 1.0・ JMS 1.0.1 ・ JSP 1.0・ RMI 1.0

・ Clustering

・TopLink・ADF・Oracle Diagnostics Pack・Oracle Coherence・Oracle JRockit & Java SE 6.0

エンタープライズ向け機能拡充- GridLink より強固なOracle Database/Oracle RACとの連携- Enterprise Messaging Grid データベース機能を活用した高信頼性の メッセージング機能- ActiveCache インメモリ・データグリッドとの透過的な連携 (Oracle Coherence 統合)- 統合運用監視 マルチノードの監視 /構成管理ダッシュボード (Oracle Enterprise Manager 連携)- 旧 Oracle Application Server 機能の融合- HTTP Server、WebCache、 Forms、Reports、Portal、Discoverer- JRockit Flight Recorder

・ J2EE 1.2・ EJB 1.1・ Servlet 2.2・ JSP 1.1・ JNDI 1.1

・ RMI over IIOP 1.0

・ SNMP Agent・ JDBC 2.0・ XML Parser

・ J2EE 1.2・ J2EE CA・ Servlet 2.3・ JSP 1.2・ EJB 2.0/MDB・ JMX・ Web Services・ UDDI・ SOAP 1.1・ WSDL 1.1・ Async Messaging・ 2PC Transaction

・ J2EE 1.3・ J2EE CA 1.0

・ Web Services enhancements・ UDDI 2.0・ SOAP 1.1/1.2・ JAXP 1.1・ Workshop

・ SecurityFramework・ Oracle Tuxedo/jCOMConnectivity

・ J2EE 1.3

・ Web Services enhancements・ WS-Security・ SOAP 1.1/1.2 Reliable Messaging

・ Non-XA Resource Support

・ RASP Improvements

・ OA&M Improvements

・ Oracle Tuxedo Connectivity

・ J2EE 1.4

・ Servlet 2.4・ JSP 2.0・ EJB 2.1・ JMS 1.1

・ WS-Security・ WS-Reliable Messaging・ WS-Addressing・ WS-Policy・ WS-Secure Conversation・ SAML

・ JAX-RPC 1.1・ SAAJ 1.2・ JSR181(JWS)

・ Non-Stop ・ Ease Of Management・ Apache Beehive

・ Java EE 5.0・ Servlet 2.5・ JSP 2.1・ JSF 1.2・ EJB 3.0

・ JMS 1.1・ JCA 1.5・ JAXB 2.0・ StAX 1.0

・ WS-Security・ WS-Reliable Messaging・ WS-Addressing・ WS-Policy・ WS-SecurityPolicy・ WS-Secure Conversation・ SAML

・ JAX-WS 2.0 ・ SAAJ 1.3・ MTOM/XOP

・ Non-Stop Service・ Ease Of Management

● カレンダー選択

■ ADF Facesリッチクライアント

● メニュー、グリッドテーブル、ツリー

● グラフ

● ツリーテーブル ● タブ ● 色選択、スライダー

● 進捗バー

■ Oracle WebLogic Server の仕組み

データベース連携 /JMS機能処理の継続性とサービスレベルの確保

運用支援管理機能

性能改善+ 付加価値機能

・ JRockit 7.0 ・ JRockit 8.1 ・ JRockit &Java SE 5.0

・ JRockit & Java SE 5.0

ドメイメインン

・ 継続運用のための仕組みWeb 層、EJB 層、JDBC、JMS、JTA の全可能です。予想外のダウンタイム発生ザクション回復サービスも提供していま

・ アプリケーションの優先順位の設定(ワーアプリケーションに対して順位を設定すエストの処理を優先させることができま

・ 流量制御アプリケーションごとに接続可能なH上限を設定できます。流量制御によっよる処理の停滞を防ぎます。

Oracle We

処理の継続性とサービスレベル

・ Oracle Databaseとの親Oracle Real Applicaオーバーと連携して、万な障害検知、接続プアップ、復旧時の接続

・ JDBCロードバランシン設定されたマルチデおこない、処理の負荷

・ 高信頼性・高速 JMS(EJMS送り先が一時的にを保証し(ストア/フォもデータベースへの委できます。

データベース連携

■ O

管理

43

Page 4: Oracle WebLogic Suite - システムインテグレーション … GRID Oracle Fusion Middleware グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア

Oracle JRockit JRockit Flight Recorder安定と信頼性を支えるサーバーサイド専用 Java 障害対応を根本から変える、記録し続けるという発想

低負荷での常時記録

情報喪失を防止するダンプファイル出力機能

JRockit Flight Recorder は、とくに本番環境において、Oracle

Jrockit、および Oracle WebLogic Server の挙動を常時記録し、

万一障害が発生した場合、その対応を支援する機能です。

ホットメソッドやスレッド、各種メモリ解析(使用率、オブジェクト

ごとの占有率、割当率など)、スレッドごとの処理割合といった JVM

レイヤーの情報に加え、Servlet や JDBC の挙動など、WebLogic

レイヤーの情報もまとめて記録します。

Oracle JRockit は、自身の挙動(GCアルゴリズム、メモリ利用方式

など)を常時監視して統計情報を取得し、最適化を図っています。

JRockit Flight Recorder はこの機構を利用して情報を取得して

いるため、類似ソリューションと比べ、きわめて低い負荷で動作

します。

サービス再開を優先しサーバーを再起動する、プロファイラ製品を

使いたいが問題発生のタイミングを捉えられないなどで、調査の

ための情報が消失してしまうことは往々にしてあるものです。JRockit

Flight Recorder は、問題発生のタイミングで情報をダンプファイル

に自動、または手動で出力、後から参照することが可能です。

出力したファイルは専用ツール Oracle JRockit Mission Control

を使い、わかりやすい GUI で容易に解析することができます。

実証済みの高速性

Oracle JRockit は、Java EE アプリケーション・サーバー「Oracle

WebLogic Server」 の信頼性、高速性、および管理における容易性

をさらに高める高性能 JVMです。1998 年のリリース以来 12 年に

わたり、多くのミッションクリティカル・システムに採用されてきました。

Oracle JRockit は、オラクルが提供、サポートする Java SE 完全準

拠のサーバーサイド用 JVMです。NativeCode 生成方式、GC 方式、

ヒープメモリ利用方式など、とくにサーバーサイド用途のために

さまざまな最適化がなされています。これにより、Intelアーキテクチャ

の性能を最大限に引き出し、業界最高速を実現しています。JVMの

公式ベンチマーク「SPECjbb2005」でも常に評価を得、上位にランク

されている高性能 JVMです。

ミリ秒単位の応答保証

Oracle JRockit は、その優れた GC 制御機能をさらに発展させ、

応答時間をミリ秒単位で保証する機能、JRockit Real time を実現

しました。JRockit Real t ime では、JRockit が GC に要する時間

を自己監視し、しきい値を超える処理を先送りすることで遅延時間

を平準化し、突発的な遅延を防ぎます。

通常こうした機能は高価な専用 OS のサポートが必要ですが、

JRock i t Rea l t ime は 汎 用 OS(Windows、Linux、Solar i s)を

サポートしています。また、JSR-001 などの複雑な専用プログラ

ミングをおこなう必要もありません。コードの変更は一切不要です。

安定性を保証するヒープメモリ管理

Oracle JRockit は、JVM 特有のガベージ・コレクション※(以下、

GC)の挙動を自動で制御するだけでなく、自身の挙動や利用状況を

自己監視し、最適な GC 方式を自動で選択する機能を備えています。

これにより、停止時間の最小化やスループットの最大化を、複雑な

チューニングをおこなうことなく自動的に実現しています。

※プログラムが動的に確保したメモリ領域のうち、不要になった領域を自動的に解放する機能

ミッションクリティカルな企業システムを支えるために、オラクルは Javaそのものも強化しました。

Oracle JRockit は、サーバーサイド用途に最適化された高性能 JVM です。

Javaコード、メモリ、スレッド管理の最適化、GCアルゴリズムの自立的制御、専用管理ツールなどにより、

企業システムのパフォーマンスを向上させ、Javaアプリケーションの安定的な運用管理を支援します。

ミッションクリティカル・システムでは、障害を起こさない安定性、耐障害性が重要なことは言うまでもありません。

しかしいかなるシステムも、障害を100%防ぐことはできません。

従って、障害を減らす努力を可能な限りおこなうとともに、万一障害が発生した場合、いかに迅速にシステムを復旧させ、

根本原因を突き止めて再発防止策を打つかということも重要です。

Oracle JRockit の新機能、JRockit Flight Recorder は、こうした障害対応を強力に支援します。

■ JRockit Mission Control によるGUI 解析

記録時間中の CPUやメモリの利用率の推移 記録時間中のメモリ内のオブジェクトにおける占有率と増加率 記録時間中の JavaスレッドとWebLogic の挙動の詳細

Javaアプリケーション

Javaアプリケーション

・瞬間の情報のみ

・多くは消失

アプリケーション・サーバー

従来の Java JRockit Flight Recorder

直近(例 : 1 時間)の実行時情報を記録し続ける

自動ダンプファイル出力(手動出力も可)

5%以下の低負荷

自動記録

Oracle JRockit

Oracle WebLogicServer

JVM

Oracle JRockitOracle JRockit

WebLogic

JRockit

OS OS OS

JRockit JRockit JRockit JRockit

WebLogic WebLogic WebLogic WebLogicJava EEアプリケーション・サーバー Oracle WebLogic Server

サーバーサイド専用JVM

Oracle JRockitReal Time

通常 JVM

レスポンスタイム(ms) 300

250

200

150

100

300

250

200

150

100

GC 処理の制御によって、突発的な処理遅延を防止し、安定した稼動を実現

安定性安定性サーバーサイド用途のためのさまざまな最適化をおこない、業界最高速を実現

業界最速業界最速

SGI Altix 4700Itanium/Linux

ScalseMPvSMPXeon

X5570/Linux

3Leaf VoyagerPlatform

AMD Opteron8384/Linux

OracleJRockit

OracleJRockit

OracleJRockit

他社 JVM

Power/AIX

65

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グリッド型のアプリケーション実行基盤上で広がるソリューション

サービス連携

ビジネスルール

BPEL ヒューマンワークフロー

イベント処理

ポリシー管理変 換

Oracle SOA Suite

サービスバス、プロセス管理、プロセス状況監視などの中核となる実行基盤機能と、サービス管理、アダプタなどの連携管理機能および統合開発環境を含む、トータルな SOA 機能を提供します。部署レベルから全社レベルのシステムまで、あらゆる規模での構築、デプロイ、管理をサポートします。

Oracle BPM Suite

ビジネスプロセス管理(BPM)およびビジネスプロセス自動化のためのコンポーネントです。業務プロセスや承認ワークフローの可視化、標準化および例外処理の規定が必要なビジネスユーザーに対する高い投資対効果、顧客サービスおよび業務の効率化を可能にします。

Oracle WebCenter Suite

Enterprise 2.0 を実現するためのユーザー・インタラクション・コンポーネントの包括的なセットです。コミュニティ・ベースのインタラクション、Web分析、コンテンツ管理、ソーシャル・ネットワーキングといった高度なEnterprise2.0のユーザー・インタラクション・サービスを備え、あらゆる標準ベースのWebインタフェースで使用できます。

アプリケーション・サーバーからエンタープライズ・アプリケーション実行基盤へグリッド・アーキテクチャ/リアルタイム基盤 Oracle WebLogic Suite: SOA/BPM/Enterprise 2.0の基盤として

グリッド型アーキテクチャ基盤

スケーラブルな高速インメモリ・ソリューション

●高速トレーディング基盤ある金融機関のトレーディング・システムでは、高速化のためにイン

メモリ型の処理システムを検討。一方で、年々増大する取引量に対応

するためにスケールアウト型のアーキテクチャにする必要があり

ましたが、課題はメモリ領域の拡張性でした。インメモリ・データ

グリッドの仕組みによって複数サーバー間のメモリデータの共有化と

対障害性が確保され、高速処理のメリットと、取引の増加に伴う

サーバー拡張性の両立が可能となりました。

グリッド型アーキテクチャの活用例

●大規模Webサイトグローバルに展開するオンラインストアやサイトでは、150を超える

サーバーを並べて大量のユーザーアクセスに対応しています。システム

全体の可用性を高めるためには、メモリ上のユーザーセッションの

信頼性確保がこれまで大きな課題でした。インメモリ・データグリッド

の導入によって、複数サーバーを横断する共有メモリ空間が利用

可能になり、高速性と信頼性の両方を実現しました。

一般に Java では苦手とされている大量データ処理において、イン

メモリでの高速パラレル処理を実現するソリューション、それが

データグリッドです。

複数サーバー間のメモリデータの高速共有と、各サーバーの CPU

リソースをフルに活用したパラレル処理を可能にし、同時に、イン

メモリデータの高度な多重管理メカニズムを使用することで、対障害性

にも優れた仕組みを提供します。

これは、オンライン系処理(大量トランザクションの高速インメモリ

処理)やバッチ系処理(大量データに対する一括データ変換)などに

幅広く活用でき、Java の可能性をさらに広げるだけでなく、複数

サーバーによってシステム全体で分散して処理することにより、サー

バーリソースを有効に利用できるようになります。

単体機能としても優れたアプリケーション・サーバーが、

「これからのビジネスを支える真の基幹システムの基盤」として機能するための止まらない進化。

「アプリケーション実行基盤をグリッド型アーキテクチャにすること」。それはすでに現実に始まっています。

87

Oracle Coherance SuiteJava 環境で大量データ処理を可能にするメモリグリッド ― テラバイト(TB)レベルにまで拡張、高速インメモリパラレル処理

Oracle WebLogic SuiteJava EE 環境のグリッド型アーキテクチャ― 数百ノード級のスケーラビリティ

2つのグリッド型アーキテクチャ製品

Oracle Coherence

従来の冗長化や負荷分散ではない、リソース共有型の大規模グリッド構成を可能にするキーテクノロジー。各ノードのメモリデータを透過的に共有化してサーバーリソースを一体型で活用するパラレル処理や、サーバー障害に対してもメモリデータの信頼性、永続性を維持する仕組みによって、処理能力や同時ユーザー数を劇的に改善しながら、業務継続性の確保に貢献します。

インメモリ・グリッド/エンタープライズ KVSOracle Enterprise Manager

・ 統合監視:典型的な監視指標を組み込みで提供し、1つのビューで状況をモニタ可能なダッシュボード

・ 統合構成管理:各サーバーの構成状況を定期的に収集。人手に頼らない情報収集によって、OS 状態やサーバーのバージョン、パッチレベルを正確に把握し一元化。構成変更の履歴管理や構成比較も自動化できます。

統合運用監視

Oracle Diagnostics Pack

開発やテスト環境だけでなく、本番環境でも常時適用できる低オーバーヘッドの高性能プロファイラ・問題に気付いた時点から遡り、少し前の状況から分析可能(Flight Recorder 機能)・Javaアプリケーション実行時の情報をさまざまな視点で可視化し、問題解決を迅速化・データベースの実行時情報をエージェントで取得し、Java データベースを横断してトランザクションを監視

本番環境で起こる不測の事態への対応Oracle JRockit Real Time

サーバーサイドでの動作を念頭に根本から設計されたJava 仮想マシンとして、高い信頼性、管理性とパフォーマンスを提供します。Java 固有の現象であるガベージ・コレクションによる遅延時間の影響を最小化するための特別な制御機能によって、SLA 要件の遵守が可能なリアルタイムの Java を実現します。

高速 /リアルタイム Java 仮想マシン

Oracle Coherence

従来の冗長化や負荷分散では大規模グリッド構成を可能に各ノードのメモリデータを透過的リソースを一体型で活用するパラに対してもメモリデータの信頼仕組みによって、処理能力や同時しながら、業務継続性の確保に貢

インメモリ・グリッド/エンタ

Oracle WebLogic SuiteJava EE 環境のグリッド型アーキテク― 数百ノード級のスケーラビリティ

Oracle Enterprise Manager

・ 統合監視:典型的な監視指標を組み込みで提供し、1状況をモニタ可能なダッシュボード

・ 統合構成管理:各サーバーの構成状況を定期的に収集。人手情報収集によって、OS 状態やサーバーのパッチレベルを正確に把握し一元化。構成管理や構成比較も自動化できます。

統合運用監視

本 応

Page 6: Oracle WebLogic Suite - システムインテグレーション … GRID Oracle Fusion Middleware グローバルで試された実績の集約と洗練:進化し続けるミドルウェア

アプリケーション・サーバーからエンタープライズ ・クラウド基盤へ自律型・高密度のスケールアウト型クラウド

クラウドのメリット(リソースの効率化、俊敏性)を、企業の基幹システムに融合させるためには、

従来のサーバー仮想化を超える仕組みが必要です。 Oracle WebLogic Serverは、

「サーバー仮想化+グリッド技術」によって、高いサービスレベルを維持した、スケールアウト型のクラウド基盤を実現します。

109

Oracle WebLogic Server

Oracle WebLogic Serveror

他のJavaアプリケーション・サーバー

JVM

OS

仮想化ソフトウェア Oracle VM

JRockit Virtual Edition

高速 シンプル セキュア

ファイルネットワーク

●●●●●●●●

●●●●●●●●

●●●●●●●●

●●●●●●●●

Web Appication

構成 1 構成 2

Database

仮想化環境境

アプリ1 アプリ2 アプリ3 アプリ4 アプリ5

サーバー仮想化の利点を最大化する技術

自律的なアプリケーション実行基盤へ

実績あるグリッド技術

アプリケーション

メモリ処理の自動復旧

障害の影響なく透過的に処理を継続

Oracle WebLogic Virtualization Option

ハイパーバイザ上で直に動作する高速 JVMでサーバー仮想化のパフォーマンス・オーバーヘッドを解消。 OSなしで保守性向上やセキュリティ向上にも貢献。

サーバー仮想化における処理性能の確保

Oracle Virtual Assembly Builder

開発環境の情報を吸い上げて VMイメージをカタログ化。これを組み合わせて、「Web-Applicartion-Database」の複数階層のシステム構成を迅速に設計・展開。

展開のスピードと品質の向上

Oracle WebLogic Server、Oracle Coherence

複数サーバーのリソース(CPU、メモリ)を集約して 適切に分散利用。サーバー横断型のリソース共有によって、遊休資産をこれまでにないレベルで有効利用。

リソースの有効活用

Oracle WebLogic Server、Oracle Coherence

サーバーの障害を基盤として自動検知し、メモリ内の データ処理も含めてフェールオーバー。アプリケー ションから障害影響を分離して、業務継続に貢献。

高可用性・耐障害性

仮想化環境

構成規模を変えて展開

・ 拠点ごと、顧客ごと・ 目的ごと(テスト、検証、本番、災対など)

Web Appication

Database

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物理環境 or 仮想化環境

アプリケーション

アプリケーション

アプリケーション

アプリケーション

アプリケーション

仮想化環境

国内外に多くの拠点をもつ企業

・各拠点ごとのユーザー数や利用頻度に よって異なるシステム規模で複数展開

・本社の方針に応じたシステム変更を迅速かつ高品質に全拠点へ適用

パッケージ・アプリケーションによるSaaS 型サービス展開

・顧客規模に応じて、顧客ごとに独立した 環境を構築して運用

・機能変更や問題修正を高品質に適用

複数拠点のシステム展開・変更を簡素化

止められない基幹業務の保守

・サーバー入れ替えや OS のメンテナンス、 パッチ適用の作業を、業務処理と並行して実施可能

・物理的なサーバーに依存しないグリッド 構成によって、業務処理は他サーバーに 引き継がれて継続

健全な運用体制の実現

・サーバー障害でも上位の処理は継続・人手の対応作業の緊急性を大幅に緩和 (後日対応でも業務に支障をきたさない)

サーバー障害とサービス可用性を分離

ユーザーに対するサービスレベルの維持

・平均レスポンス時間が一定レベルを超えると、新規インスタンスを割り当てて即座に処理を分散化

典型的なトラブル防止のための事前措置

・メモリの使用が一定の量を超えた場合、 自動的に増強して正常な状態を維持

余剰リソースの自動解放

・高負荷のピークタイムを超えたら余剰の リソースをプールに解放

柔軟な規模の伸縮によってサービスレベルを維持

ユースケース1

ユースケース 2

エンタープライズ向けのクラウド型アプリケーション実行基盤が変える運用・保守の形

さまざまな利用シーンのご紹介