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![Page 1: PowerPoint プレゼンテーション1号機が昭和52年に、2号機が平成2年に運開した、わが国最大(11万kW、 年間約8億7千万kWh)の地熱発電所を見る。同構内に、八丁原バイナリ](https://reader031.vdocuments.pub/reader031/viewer/2022011922/60433ea4ea02717a990e8d82/html5/thumbnails/1.jpg)
新世代の都市・地域エネルギーインフラをつくる
GREENTECH Report winter 2015
太陽光発電協会(業界団体)主催の当該シンポジウムに参加、太陽光発電を取り巻く環境や最新の取り組み、今後の動向などについて知る。 再生可能エネルギーの現状と2030年度目標のエネルギーミックス 固定価格買取制度の問題と今後の抜本的な見直しの方向性 100年先を視野に2050年時点のエネルギーミックスのあるべき姿と太陽光発電等の再生可能エネルギーの果たす役割についての多方面からの提言
福島県における「県内エネルギー需要100%以上を再生可能エネルギーで生み出す」取り組みの現状と提言
再生可能エネルギー導入に伴う効果・影響分析の方法わたしの視点 2030年度目標の電源ミックスに潜む、大いなる矛盾がある。 3E+Sの確保において、再エネと対極にある石炭火力の役割は。
日本建築学会主催の当該フォーラムに参加、環境先進都市への取り組み、スマートシティの先進事例について知る。 都市における再生可能エネルギーや未利用エネルギーの利用によるエネルギー自立、建物のゼロエネルギー化
自然のポテンシャルに適した土地利用・街区開発のための微気候デザイン
都市の防災力向上、事業継続計画 大規模集合住宅地域におけるエネルギーマネジメントシステムわたしの視点 住民によるスマートシティの運営・コミュニティシステムの運用 都市環境気候図(クリマアトラス)の作成・利用 EMSの省エネ効果評価
かつて日本一の産出量を誇り、明治の初めから約100年間に約8億トンの石炭を産出した筑豊炭田の歴史を伝える貴重な資料を見る。 本館:明治43年に建てられた筑豊石炭鉱業組合直方会議所、すべての議事録を保存
別館:当時の炭鉱機械器具や石炭輸送の直方操車場の線路配線図が興味深い、重さ2トン(日本最大級)の石炭の塊も圧巻
救護訓練坑道:炭鉱災害の際に編成される救護隊の練習坑道(総延長117m)、現在は老朽化のため立ち入りできず、残念
コベル32号蒸気機関車:大正14年に資材運搬用としてドイツから輸入された炭鉱専用の機関車(記念館HPのトップページにある)
わたしの視点 石炭は、過去の資源ではなく、これからのエネルギー資源として価値が高い。
石炭の高効率利用技術の開発に力を注ぐべき。
木曽川は我が国の水力発電開発の輝かしい歴史を象徴する河川であり、この歴史を記念して建設された資料館で、木曽川水力開発における歴史的資料や古い時代の発電用水車、送電設備の実物を見る。 紀功碑(「水燃而火」、「流水有方能出世」)、機器などの銘板 賤母発電所建設の記録、相之沢発電所建設工事の記録 三浦ダム建設の記録 電力王・福沢桃介をはじめ木曽川開発に関わった人達の歴史的資料 発電機、変圧器、電圧計、送電関係、水車の実物わたしの視点 これだけの水力開発工事において、起業家・福沢桃介ばかりが目立つが、電力土木技術者・石川栄次郎の存在を今回知る。
木曽川水系最初の発電所として明治44年に竣工した八百津(旧木曽川)発電所(9600kW・明治期の最高送電電圧66kV・名古屋まで44.3km)の横軸フランシス水車および水車直結の回転界磁型発電機の実物3機(GE製)が、旧八百津発電所資料館に残る。
1号機が昭和52年に、2号機が平成2年に運開した、わが国最大(11万kW、年間約8億7千万kWh)の地熱発電所を見る。同構内に、八丁原バイナリ―発電所(2000kW)も平成18年に運開している。 筋湯バス停から徒歩約20分で発電所構内に入る。遠方に蒸気井、道路沿いの二相流体輸送管を眺めつつ、ようやく八丁原地熱発電所展示館に到着
受付後に展示館大ホールで、発電のしくみについてパネルや映像、模型での説明を受ける(ダブルフラッシュシステムによる熱の有効利用)
構内の気水分離器、フラッシャー、冷却塔、蒸気タービン・発電機、運転監視盤(大岳発電所からの遠隔運転のため無人)、変圧器、送電鉄塔
わたしの視点 気水分離器で蒸気を取り出した残りの熱水は地下に戻す、復水器でできた温水は冷却塔で冷やされ冷却水に使用されるなど、水資源の循環が大切。
蒸気の勢いが弱くなった 蒸気井の低温(70~80℃)の蒸気・熱水を利用できるバイナリ―発電は、設備コストの問題があるようだが、わが国での地熱発電の普及のキーとなるか。
原子力発電一基分※1をまかなう木曽川水系発電所施設を見る。※1)明治44年の八百津発電所の竣工以降、電力王・福沢桃介により、大正8年の賤母を皮切りに大桑、須原と次々と発電所が建設され、昭和61年の伊奈川第二発電所の運転開始により、1河川1社で合計100万kWを達成 大正8年に1~3号機(横軸水車)運開、大正11年に4号機(立軸水車)運開の賤母発電所施設(発電所建屋、水圧鉄管/上部水槽、屋外変電設備)を周辺および対鶴橋を渡り対岸より望む
読書発電所施設および木曽川電力資料館(別掲) 伊奈川(木曽川水系)ダムを目指し、田光(大正)、相之沢(昭和初期)の両発電所施設に立ち寄るが、ダムへは通行規制で断念
わたしの視点 わが国の水力発電の設備容量は約2000万kW、年間発電量は約800億kWhとなる貴重な再生可能エネルギーである(日本の年間電力使用量は約9000億kWh)。
100年を超えて利用できる、この「重厚長大」な施設をつくり上げた先人の偉業に、改めて驚かされる。
大正12年に福沢桃介によりつくられた、完成の出力は40,700kWと当時としては最大の容量を誇っていた発電所の本館ほか施設、水槽・水圧鉄管、柿其水路橋、読書ダム、取水口を見る。 アール・デコ調の本館(鉄筋コンクリート造りのレンガ壁)内で、配電盤、発電機室および稼働中の1~3号機発電機(WH社製)の外観、水車室および水車の外観
地下発電所となる4号機への搬入路を通り、4号機の発電機室(組立室) 当時のままの水路鉄管および柿其水路橋(発電所の地下導水路のうち、柿其川を跨ぐ部分の鉄筋コンクリート造りの水路橋)
福沢桃介記念館(発電所建設に伴い建てられた桃介の別荘)および桃介橋(発電所建設の資材運搬道路として架設、平成5年に復元)
わたしの視点 約100年前に開発され、増強・増設・補修により守られてきた歴史が感じられる。
読書ダムに、維持流量を利用した水中タービン発電機( 大桑野尻発電所、490kW)があり、中小水力発電の事例として興味深い。
平成18年2月に「須坂市地域新エネルギービジョン」が策定され、その重点プロジェクトに位置付けられている米子水車(環境融和型のナノ水力発電システム)を見る。 用水の流れにあわせた異なるタイプの水車4機を設置、独立電力網を構築(電気柵用水車、落差工水車、急流工水車、クロスフロー水車)
エネルギーの地産地消(須坂市の地域特性である傾斜地と米子地区の安定した水流を活かして)
わたしの視点 最大級の火力機/原子力機は100万kW=108kW、小水力をkW級以下=10-1kWとすると10-1/108=10-9となり「ナノ」水力か。
住宅用太陽光発電の平均設備容量4kW、設備利用率12%とし、小水力の設備利用率を70%とすれば、4×0.12/0.7≒0.7kWとなり、ナノ水力の能力が評価できる。
東京工業高等専門学校電気工学科電力・エネルギーシステム研究室
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