skywayとwebrtc開発者コミュニティ4年間の軌跡とcmc_meetupで学んだこと、実践したこと...
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SkyWayとWebRTC開発者コミュニティ4年間の軌跡とCMC_Meetupで学んだこと、実践したこと
NTTコミュニケーションズ仲裕介(@Tukimikage)
2017.11.24
⾃⼰紹介
• 仲 裕介(Twitter:@Tukimikage)
• NTT Communications エンジニア• WebRTCプラットフォームSkyWayを運営
• コミュニティ運営• WebRTC Meetup Tokyo / Osaka / Japan 主催
WebRTCとは
カメラやマイクを利⽤可
ストリーミングデータを扱える
ブラウザ間のP2P通信
サーバ サーバは介さない
• Web Real Time Communicationの略• W3CやIETFに標準化されている技術で2011年に仕様公開• リアルタイムコミュニケーション技術を誰でも扱えるようにした• 今では、ハングアウト / FBメッセンジャー / Slack Call / Appear.in
Chatwork Live 等で利⽤されている
WebRTCでRTCに変⾰を起したい
2013年12⽉WebRTCの普及を後押しするため、開発者向けのPaaS「SkyWay」をトライアル提供開始
• WebRTCアプリ開発の⾯倒な部分を肩代わり
• 全て無償
NA
T
NA
T
STUNAPI
SignalingAPI
STUNAPI
JS SDK iOS/Android SDK
TURNAPI
アプリ アプリ
SFUAPI
WebRTCをもっと⽇本で流⾏らせたい
2014年4⽉から勉強会「WebRTC Meetup Tokyo」をスタート
• #webrtcjpハッシュタグ作成• Youtubeでストリーミング&アーカイブ• Slack WebRTC-JPも⽴ち上げ• 毎回8割ぐらいが新規ユーザ• 現在の参加者数:790名以上• 2017年8⽉⼤阪にも進出• スタッフも3名→6名
第1回⽬の様⼦
私が思う開発者コミュニティの役割
役割1(STEP1):新しい技術を持ち込み浸透させるハイプ・サイクルでいう黎明期〜流⾏を牽引する
役割2(STEP2):ビジネスの芽を育て、花咲かせるハイプ・サイクルでいう幻滅期を乗切り安定期まで牽引する
開発者コミュニティとビジネスは直結はしていないが密接に絡み合っていると実感した
なぜCMCに興味を持ったのか
SkyWayのビジョン世界中の開発者と共にイノベーションを起こし、コミュニケーションのあふれる社会を作る
開発者に使ってもらうためには、使いたいと思ってもらえるような魅⼒的なサービスである必要がある。そんなサービスにしていくために、コミュニティマーケティングを活⽤しようと考えた
CMC_Meetupで学びました
Devrel Meetup in Tokyo ミニ(10/4)で、⼩島さんのお話を聞いたのがキッカケ
中津川さんと⼩島さんには感謝の気持ちで⼀杯
その後CMC_Meetupにも参加させてもらいました
学んだ事で私的重要事項ベスト4
• CMCの本質は、情報の⽣成・交換・保存
• コミュニティをマーケティングに活⽤する際の鉄則• Sell Through the Community(直接売っちゃダメ)• まずはファンになってもらうことが重要
• コミュニティでは⼈をどう集めるか、その戦略が重要• コミュニティ牽引役のコミュニティリーダー(ファーストピン)の発掘
• オフラインファースト
SkyWayで実践していること
SkyWay Developer Meetup #1
今までSkyWayを⽀えてくださった皆さんに感謝の気持ちを伝える→ファンになってもらう
コミュニティリーダーの発掘に挑戦→なかなか難しい… https://codeiq.jp/magazine/2017/10/54732/
考えていること
本当に開発者の思いに寄り添えているのか、時々不安になる
参加者のモチベーションマネジメントが⼤事→コミュニティに参加してくれる⼈たちモチベーションは何か→それに応えられるリターンを提供できているか