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コリア・デル・リオ、日本人のルーツ コリア・デル・リオ市役所推進プロジェクト

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コリア・デル・リオ、日本人のルーツ

コリア・デル・リオ市役所推進プロジェクト

東京から東北への旅

日本の旅東京から東北まで300キロを走る旅

プロジェクトの由来今から400年前の1614年10月、支倉常長が率いる日本人の一行が、グアダル

キビル川をさかのぼりコリア・デル・リオに上陸しました。この一行にはセビーリャ

出身のフランシスコ会修道士ルイス・ソテロが同行していました。

その1年前、一行は陸奥国の大名伊達政宗の使節として仙台を出発しました。スペ

インとの通商・外交関係を樹立し、新たな宣教師を日本へ呼び寄せることが目的で

した。当時の日本の年号から名前をとり、これを慶長遣欧使節と呼びます。

遣欧使節団はセビーリャ、マドリード、ローマを訪れ、1617年には支倉常長とル

イス・ソテロ修道士が数名の日本人とともに日本へ向けて出発しました。しかし彼

らがコリア・デル・リオに残した遺産は4世紀を経た今も存続し、かつてないほど

の隆盛を見せています。遺産とはつまり、支倉が母国へ帰るときコリア・デル・リ

オに居残った使節団員の末裔で、ハポンという姓を持つ住民たちの体を流れる日本

人の血のことです。

支倉常長

それぞれの文化を近づけて

コリア・デル・リオ(スペイン南部)市域には、「ハポン」姓

の人が700名以上います。17世紀、母国に帰らずコリア・

デル・リオに残ると決意した日本人たちの末裔です。

歴史をつないで

東京から東北への旅

日本とコリア・デル・リオの関係

東北へのオマージュ

この体験の目的

旅のルートは2011年3月の地震と津波で大きな被害を蒙った福島、宮城、岩手の

3県を通ります。被害を受けた地域を走り抜けながら、根気があり辛抱強いという

東北の人々に敬意を表していきたいと考えています。

桜プロジェクトこのイベントのもうひとつの目的は、コリア・デル・リオに桜の木の公園をつくる

企画、桜プロジェクトを紹介することです。日本とコリア・デル・リオの素晴らし

い文化交流のもうひとつの例が、桜プロジェクトです。

「ハポン」姓のルーツそれではなぜ、この東北ルートが選ばれたのでしょう。ひとつめの理由は、日本の

歴史と文化におけるもうひとりのキーパーソン、文人松尾芭蕉とその著書『奥の細

道』にあります。同書は、ふたりの旅人が体験と知識を求めて歩くというものです。

東京を立ち、福島を過ぎ、数か月後にたどり着いたのが仙台藩でした。

ふたつめの理由は、『奥の細道』のルートが、コリア・デル・リオの「ハポン」姓の人々

のルーツに出会える土地だったからです。支倉常長は仙台藩の武士でした。

この旅の目的は、日本とコリア・デル・リオの歴史的な結びつきと文化交流を知ってもらうことです。それをスポーツ・

イベントを通じて行います。というのもスポーツは、世界のどの文化においてもポジティブな価値観を代表するもの

ですし、人との距離を縮めるものだからです。

私たちのルーツを求めて

東京から東北への旅

各地での講演会

講演者:フアン・マヌエル・スアレス・ハポン

この体験の目的

日本人の末裔。

セビーリャ、パブロ・デ・オラビデ大学地理学正教授(1998年~)

カディス大学地理学正教授(1990~ 1998)

アンダルシア国際大学学長(2005~ 2013)

セビーリャ、パブロ・デ・オラビデ大学人類学部長(1998~ 2000)

アンダルシア自治州政府文化環境大臣(1990-1994)

アンダルシア州議会議員。教育文化環境委員会メンバー(1986-1996)

アンダルシア生物圏保護委員会会長(ユネスコ人間と生物圏)(2000~ 2013)

1992年セビーリャ万博の10周年記念行事(2002年)のためのセビーリャ市特別委員

学術関係の著書は10冊に及び、顕著な業績をあげています。また地理学の専門雑誌に多数の論文を執筆しています。

コリア・デル・リオ(セビーリャ県)支倉日西友好協会創立メンバー(1997年)

著書:『グアダルキビル河岸のハポンたちと日本人』ビルヒニオ・カルバハル・ハポンへのオマージュ。Cajasol社刊、セビーリャ、

2007年。『仙台からコリア・デル・リオへ。日本人とハポンたちの歴史』セビーリャ大学刊、セビーリャ、2014年。両書ともに、

研究結果だけでなく、日西友好関係がコリア・デル・リオで生まれ発展していく過程の主要人物であり主たる証人であった自身の経

験が収められています。

新聞のコラムニストであり、活発に講演活動を行って慶長遣欧使節の日本人たちとコリア・デル・リオ及びスペインとの歴史的邂逅、

そしてそこから脈々と受け継がれてきた「ハポン」姓の物語を広めています。

日本とスペインをつなぐ歴史的な結びつき、特にコリア・デル・リオの「ハポン」姓の特殊さを知ってもらうため、旅

行中にいくつかの市町村で講演会を開催します。また、現在日本とスペインの企業の間で進行しているプロジェクト

についても公表する予定です。

1日目

東京、二重橋(皇居)を出発。25~30キロを走った後、

車で福島県に移動。

福島県

2日目

小峰城-白河市間25~30キロをランニング(未定)

3日目

三春町-郡山市間25~30キロをランニング(未定)

4日目

花見山-福島市間25~30キロをランニング(未定)

福島の人々への表敬行事

岩手県へ移動

5日目

岩手県

6日目

中尊寺(金色堂)-平泉間25~ 30キロをランニング

(未定)

7日目

石割桜-盛岡間25~30キロをランニング(未定)

宮城県へ移動

宮城県

8日目

石巻-松島間25~30キロをランニング

9日目

松島から仙台までランニング(未定)

行程予定表

東京から東北への旅

旅行先としての日本

この体験の目的

このプロジェクトの主要目的は、旅行先としての日本を紹介することです。日本と東北クロッシング・プロジェクト

を後述するようなマスメディアで紹介することで、これが可能になります。

日本にとってのメリット:旅行先としての日本を国際的に宣伝できます。

協力3県にとってのメリット:この旅は東京を出発し、福島、岩手、宮城の3県を通ります。日本の一部としてのこの

3県の最も優れた観光ポイント、すなわち見るべきもの、行くべき場所、するべきこと、泊るべき場所、食べるべきも

のをアピールできる機会です。その意味で、私たちはそれぞれの県の優先事項を尊重し、最もアピールしたい側面を知っ

てもらえるよう、行程を組むつもりです。

3県にとっての主要なメリットは、

観光国日本の中でも、際立ってすぐれた土地として宣伝するチャンスだということです。

東北クロッシング・プロジェクト支援のメリット

マスメディアに提供するコンテンツ:日本での体験を紹介する東北クロッシング・レポート。旅行先としての日本に

関するレポート。

媒体:テレビ、ラジオ、新聞、専門誌、雑誌、オンラインメディア。

媒体の規模:地方、国内、国際的な媒体。

ライブドキュメンタリー:日本での旅行中、ソーシャルネットワークにより生中継でライブ・レポートをオンエア予定。

講演会のその後:旅行先としての日本とその文化、及びスペイン特にコリア・デル・リオとの交流の周知活動を継続

するため、旅行中の記録を利用して、終了後にスペインで展示会と講演会を開催します。

東北クロッシング・プロジェクトの開催前、開催中、終了後を通して、旅行先としての日本を

各種マスメディアで紹介していきます。

東北クロッシングは、日本の文化と土地の中でも最良の部分にスポットを当てます。

マスメディアでのプロジェクトの紹介をリアルタイムでご覧ください:https://docs.google.com/document/d/1Kbe3MXjB3FbsbsDPw-5cFBz3b-pNLfJYV4FpLkdoNyY/edit?usp=sharing

東京から東北への旅

レアル・ベティス・バロンピエ、戦略的コラボレーター。スペインサッカー界における歴史的クラブ、レアル・ベティス・バロンピエは、戦略的コラボレーターとしてこのプ

ロジェクトに参加します。

レアル・ベティス・バロンピエとコリアF.C.は先ごろ、コリア・デル・リオ市役所と包括協定を締結しました。400

年以上前からコリア・デル・リオの街と日本を結ぶ歴史的、人間的なつながりを活用し、日本に関連したスポーツ、社会、

文化プロジェクトを展開することが目的です。

レアル・ベティス・バロンピエがこの歴史的関係の重要さを認識し、戦略的コラボレーターとして東北クロッシング・

プロジェクトに加わったのは、次の目的に全面的に共感するからです。

●コリア・デル・リオとの歴史的つながりを周知することで、スペインと日本の関係を強化する。

●2011年3月11日の地震と津波で荒廃した地域の復興支援。

●プロジェクトで訪れる地域の観光地としての魅力を、スペインで広める。

レアル・ベティス・バロンピエの参加により、その主要サポート企業のひとつであるアディダス社の協力が得られる

ことになりました。また何より、スペインサッカーのエリート・チームの中でも特に歴史あるクラブの関与により、

世界中の人々がこのプロジェクトを目にする可能性が大きく広がりました。

東京から東北への旅

ライブドキュメンタリーこのイベントは単なるスポーツ、旅行、文化のプロジェクトではなく、できる限り多くの人に届くようにと考えられた

コミュニケーション・プロジェクトです。セビーリャ大学(コミュニケーション学部)の研究者である作者が、ジャー

ナリズムに応用されている新技術を用いてライブドキュメンタリーを製作し、ユーザーはスマートフォンやタブレッ

ト、パソコンを使ってリアルタイムで視聴できます。

東京から東北への旅

後援のご提案このプロジェクトを後援することは、後援企業のブランドとスポーツ、克己の精神、新しい地平の探検といったポジティ

ブな価値観を結びつけるまたとない機会となります。

プロジェクトを紹介するメディア:少なくとも地方あるいは国内レベルの主要な活字メディア、テレビ、ラジオが、エ

ドゥアルド・フェルナンデス-アゲラにスペースを提供してくれることになっています。具体的には「ラジオ・エク

ステリオール・デ・エスパーニャ」、「カナル・スール」(テレビ局)、「カデナ・セール」(ラジオ局)、「オンダ・セロ」(ラ

ジオ局)、「プント・ラジオ」、「アラゴン・ラジオ」、「エルムンド紙」、「ディアリオ・デ・セビーリャ紙」、ジョリー・グルー

プの全新聞、「ABC紙」、「エル・コレオ・デ・アンダルシア紙」、「アス紙」、「マルカ紙」、「エスタディオ・デポルティボ紙」、

「ベインテ・ミヌートス紙」などに加え、世界で最も読まれているランニング専門誌「ランナーズ・ワールド」が挙げ

られます。またレユニオン島のグランド・レイドをテーマにした3部作の1本目として、ドキュメンタリーも撮影さ

れました。これはスペインの国内外のテレビ局で放送される予定です。

後援企業については、プロジェクトのウェブサ

イトでも紹介されます。

www.eduardofernandez.eu

東京から東北への旅

エドゥアルド・フェルナンデス-アゲラ旅行ジャーナリスト。「GEO」や「ナショナル・ジオグラフィック・ビアヘス」をは

じめとする、旅行分野の主要雑誌で執筆しています。また「アウトピスタ・オンラ

イン」、「ソロ・アウト4×4」、「モトシクリスモ」など車関係の雑誌にも寄稿してい

ます。以前はMotoGP125ccクラスのバイク・ライダーであり、世界ロードレー

ス選手権にも出場しました。現在は荒涼地帯や極地でのアドベンチャー・レースに

挑んでいます。

エドゥアルドは仕事を、自分がしていること、体験したことを分かち合うためのひ

とつの方法だと考えています。彼自身にとってそうだったように、自分の仕事が人々

の地平を広げ、よその土地や別の生き方、違う視点への好奇心を目覚めさせるきっ

かけになればと願っています。そう考えると、彼が世界各地で行っている冒険は、

達成目標を絶えず上げていかなければならないスポーツ・チャレンジそのものです。

希望は叶うという大きな可能性を信じ、そのために闘うという極めて重要な権利を

自覚しながら、そしてもちろん彼は、語るために冒険をしています。

旅人

東京から東北への旅

予算12日間、3人分(エドゥアルド、フアン・マヌエル、

サポート要員)の費用見積もり

航空運賃 3.300ユーロ人数・日数分の平均支出 6.720ユーロガイド・通訳 4.000ユーロレンタカー 1.000ユーロエドゥアルド用資金 1.000ユーロビデオ編集技術者 800ユーロ臨時・予算外出費 3.000ユーロ

合計 19.820ユーロ

A journey from Tokyo to Tohoku

Further information at:

www.eduardofernandez.eu http://facebook.eduardofernandez.eu http://youtube.eduardofernandez.eu

http://picasa.eduardofernandez.eu

Contact:

日本語のお問い合わせ: [email protected]

Eduardo Fernández-Agü[email protected]

Mobile phone: +34 615 346 760

Tohoku Crossing

A project promoted by

City of Coria del Río (Spain)

Partners