tokyor42_r_datamining_18
DESCRIPTION
Point of view when analyzingTRANSCRIPT
データを分析する時の4 つの視点
里 洋平 ( @yokkuns )第42回 Tokyo.R 初心者セッション
2014.08.30
〜 R で学ぶデータマイニング1 第18章〜
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
自己紹介
里 洋平 ( @yokkuns ) やってきたこと
Web アプリ開発 統計解析 / データマイニング マーケティング
今やってること 全社横断の分析 分析環境の整備
活動例1:やってきたこと
活動例2: TokyoR
Tokyo.R の主催やってます
活動例3:執筆
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
本日のテーマ:メディア等に溢れるデータ
■ テキスト・ R で学ぶデータマイニング〈 1 〉データ解析編 - http://amzn.to/1prDlLU
■R コードと実行結果・ TokyoR#42 テキスト - http://rpubs.com/yokkuns/27223
第 1 部 基本知識篇 (R のインストールR の起動R の終了簡単な計算方法R 用エディタと本文の記載方法について ほか )第 2 部 グラフとデータマイニング ( グラフとデータマイニンググラフの保存メディア等に溢れるデータ合計特殊出生率と少子化 )
テキストの内容はメディアにあふれているデータについていろいろ言及するという内容
そのままでは面白くないので少しアレンジしてデータを分析する時の視点を考えてみる構成
に変更しました
なので、表現とか内容がテキストと異なるところが
あります
ってか、全然違います
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
道路交通法改正
交通事故死亡者数( Rコード)
グラフに対して
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
道路交通法改正
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
0じゃない
道路交通法改正
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
0じゃない
道路交通法改正13年より前の傾向は?
交通事故死亡者数( 0から始まる棒グラフ)
0 から始めると・・・
道路交通法改正
交通事故死亡者数( 0から始まる棒グラフ)
0 から始めると・・・
道路交通法改正
交通事故死亡者数(棒グラフで長期間)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から緩やかな減少トレンドになってい
る
道路交通法改正
交通事故死亡者数(棒グラフで長期間)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から緩やかな減少トレンドになってい
る
道路交通法改正
【おまけ】交通事故死亡者数(折れ線グラフで長期間)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から減少トレンドになっている
道路交通法改正
【おまけ】交通事故死亡者数(折れ線グラフで長期間)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から減少トレンドになっている
道路交通法改正
【おまけ】交通事故死亡者数(棒グラフを横長にした図)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から緩やかな減少トレンドになってい
る
道路交通法改正
【おまけ】交通事故死亡者数(棒グラフを横長にした図)
平成 13 年よりも前から見てみると改正前から緩やかな減少トレンドになってい
る
道路交通法改正
結論に対して
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
道路交通法改正
交通事故死亡者数
飲酒運転の罰金が最大 30 万となったことにより交通事故死亡者数が減少!
道路交通法改正
交通事故死亡者数の分解
なぜ飲酒運転の罰金増加で交通事故死亡者が減るのか?
交通事故死亡者数の分解
なぜ飲酒運転の罰金増加で交通事故死亡者が減るのか?
交通事故死亡者
飲酒なしの交通事故死亡者
飲酒ありの交通事故死亡者
+
交通事故死亡者数の分解
交通事故死亡者
飲酒なしの交通事故死亡者
飲酒ありの交通事故死亡者
+飲酒運転の罰金で減少することが期待出来る
飲酒運転の罰金では減少しない
飲酒運転の罰金増加で減少するのは、飲酒ありの交通事故による死亡者数
改正によるインパクト
飲酒ありによる交通事故死亡者が交通事故死亡者に占める割合はどれくらいか
飲酒あり
飲酒あり
交通事故死亡者 交通事故死亡者
調べてみた
http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku190906/3_insyu/insyu.pdf
飲酒有無別交通事故死亡者数推移
飲酒なしの交通事故死亡者数の方が飲酒ありの交通事故死亡者数と比べて多い
飲酒あり(第1当事者)
飲酒なし(第1当事者)
交通事故死亡者数全体
飲酒有無別交通事故死亡者数推移( Rコード)
飲酒有無別交通事故死亡者数推移
飲酒ありの交通事故死亡者数は最大で 1,500 前後
飲酒あり(第1当事者)
飲酒なし(第1当事者)
交通事故死亡者数全体
1,500
交通事故死亡者数飲酒ありの交通事故死亡者数は最大で 1,500 前後(※)
⇒ 減少すべてを改正によるものとするのは無理がある
道路交通法改正
約 1,900
※ 正確には第1当事者なのでもう少し増える
飲酒有無別交通事故死亡者比率
「飲酒あり」が占める割合は、 12 〜 15%
飲酒有無別交通事故死亡者比率
「飲酒あり」が占める割合は改正によって減少している( 15%→12% )
改正後に15%→12% に減少
飲酒有無別交通事故死亡者比率( Rコード)
飲酒ありの交通事故死亡者数推移
飲酒ありだけの推移を見てみると改正から顕著に減少している
道路交通法改正
改正効果?
飲酒有無別交通事故死亡者数推移
改正とは無関係の飲酒なしの交通事故死亡者数も減少している
⇒ 改正とは別の効果が混ざっている
飲酒あり(第1当事者)
飲酒なし(第1当事者)
交通事故死亡者数全体
飲酒有無での比較
見たい効果以外の条件が同じもので比較する⇒ 飲酒ありと飲酒なしの差分が改正効果
改正効果
時間効果 時間効果- = 改正効果
飲酒あり 飲酒なし
その他効果 その他効果
改正による交通事故死亡者数減少効果
飲酒なしの推移から改正なし想定を算出
×β
改正による交通事故死亡者数減少効果
改正なし想定のトレンドとの差分が改正による減少効果
道路交通法改正
改正による交通事故死亡者数減少効果
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
視点1:分解
交通事故死亡者
飲酒なしの交通事故死亡者
飲酒ありの交通事故死亡者
+飲酒運転の罰金で減少することが期待出来る
飲酒運転の罰金では減少しない
具体的に何に効くのかを分解して考える
視点2:インパクト
全体に対するインパクトを確認する
飲酒あり
飲酒あり
交通事故死亡者 交通事故死亡者
視点3:時系列トレンド
長期的なトレンドを確認する
視点4:比較
見たい効果以外の条件が同じもので比較する
改正効果
時間効果 時間効果- = 改正効果
飲酒あり 飲酒なし
その他効果 その他効果
AGENDA
自己紹介 メディアにあふれるデータ
交通事故死亡データ まとめ
Enjoy!