スライド 1 1 7/ max302リーフレット ver.1.02j 初期 100cycle 300cycle max302 従来品...

2
MAX 302 Sinter paste MAX302 無加圧高強度 焼結型接合材 優れた熱伝導性、導電性、高耐熱性と耐紫外線性を有する無加圧接合対応のMAX102は、その特長を生か して高出力LEDのダイアタッチ用途などで量産採用されてまいりました。 また、パワーデバイス用として接合強度を向上させたMAX223を製品化しました。 新製品MAX302の接合強度はMAX223を上回り、SAC305ハンダ同等以上を実現しました。 MAX302は次世代の無加圧対応焼結接合材です。 製品の特長 TM 特性 単位 MAX302 備考 焼結温度 200℃ 加圧により高密度化可能 無加圧 外観 銀色ペースト ダイシェア強度 MPa 59 ボンドテスター 引張り強度 MPa 39.5 引張試験機 ヤング率 GPa 29 超音波速度法 ポアソン比 0.28 超音波速度法 ビッカース硬度 21 JIS Z 2244(HV0.025、15s) 線膨張係数 ppm 19 TMA 熱伝導率 W/m・K 212 キセノンフラッシュ 熱抵抗 ℃/W <0.03 定常法 体積抵抗 Ω・cm 9.6×10 -6 JIS K 7194 対象被着体 Au, Ag 保管条件 10℃/6ヶ月 無加圧/高強度/大面積対応高熱伝導“200W/mK”、低温焼結“200℃”、高強度“従来比2倍”ここに記載された事項は、細心の注意を払って行った実験に基づくものですが、実際の現場結果を保証するものではありません。 また、ご使用の際には必ず安全データシート(SDS)をよくお読みの上、お取扱いください。 2017/1/27 MAX302リーフレット ver.1.02J

Upload: dinhquynh

Post on 13-Apr-2018

235 views

Category:

Documents


13 download

TRANSCRIPT

Page 1: スライド 1 1 7/ MAX302リーフレット ver.1.02J 初期 100cycle 300cycle MAX302 従来品 MAX223 0 10 20 30 40 50 60 従来品 200 MAX302 200 SAC305 240 Sn-95Pb 350 高熱伝導・低温焼結・高耐熱・無加圧対応

MAX  302Sin

ter

pasteM

AX302

■ ■ ■ 無加圧高強度 焼結型接合材

 

優れた熱伝導性、導電性、高耐熱性と耐紫外線性を有する無加圧接合対応のMAX102は、その特長を生かして高出力LEDのダイアタッチ用途などで量産採用されてまいりました。また、パワーデバイス用として接合強度を向上させたMAX223を製品化しました。新製品MAX302の接合強度はMAX223を上回り、SAC305ハンダ同等以上を実現しました。MAX302は次世代の無加圧対応焼結接合材です。

■ ■ 製品の特長

TM

特性 単位 MAX302 備考

焼結温度 -200℃

加圧により高密度化可能無加圧

外観 - 銀色ペースト -

ダイシェア強度 MPa 59 ボンドテスター

引張り強度 MPa 39.5 引張試験機

ヤング率 GPa 29 超音波速度法

ポアソン比 - 0.28 超音波速度法

ビッカース硬度 - 21 JIS Z 2244(HV0.025、15s)

線膨張係数 ppm 19 TMA

熱伝導率 W/m・K 212 キセノンフラッシュ 

熱抵抗 ℃/W <0.03 定常法

体積抵抗 Ω・cm 9.6×10-6 JIS K 7194

対象被着体 - Au, Ag -

保管条件 - 10℃/6ヶ月

無加圧/高強度/大面積対応、高熱伝導“200W/mK”、低温焼結“200℃”、高強度“従来比2倍”、

ここに記載された事項は、細心の注意を払って行った実験に基づくものですが、実際の現場結果を保証するものではありません。また、ご使用の際には必ず安全データシート(SDS)をよくお読みの上、お取扱いください。

2017/1/27MAX302リーフレット

ver.1.02J

Page 2: スライド 1 1 7/ MAX302リーフレット ver.1.02J 初期 100cycle 300cycle MAX302 従来品 MAX223 0 10 20 30 40 50 60 従来品 200 MAX302 200 SAC305 240 Sn-95Pb 350 高熱伝導・低温焼結・高耐熱・無加圧対応

初期 100cycle 300cycle

MAX302

従来品MAX223

0

10

20

30

40

50

60

従来品

200℃

MAX302

200℃

SAC305

240℃

Sn-95Pb

350℃

  高熱伝導・低温焼結・高耐熱・無加圧対応

■ ■ ■ 無加圧高強度 焼結型接合材

MAX302高強度:無加圧でハンダ以上の接合強度

焼結ネックの強化により、ダイシェア強度従来比1.5~2倍。

SAC305鉛フリーハンダ同等以上を実現。

高信頼性:温度サイクル耐性が向上

MAXシリーズは信頼性の高い金属接合を形成します

Si

MAX102

Ag

寸法; 10mm×10mm

0.2 µm

Ni

Au

MAX102

分析方向

【硬化物作製条件】 200℃、1時間【観察位置】 金めっき/MAX102の界面 

図. 硬化物の断面

Niめっき

Auめっき

写真. TEM観察

図. EDXライン分析

距離0.00 0.20μm 距離0.00

原子

%0

100

010

0

NiAgAu

Sin

ter

pasteM

AX

 Serie

s

接合対象の【ご用途、材質、サイズ、耐熱温度】などを弊社営業窓口までご相談ください。MAXシリーズだけでなく、弊社鉛フリーはんだ材、導電性接着剤のラインナップを含め、最適な接合材をご提案いたします。

ニホンハンダ株式会社 www.nihonhanda.com

〒130-0012 東京都墨田区太平1-29-4 電話03-3624-5771 FAX03-3624-5775

MAX302

従来品MAX102

ダイシェア強度比較

強度

(MPa)

・チップ □2.5mm, t625um  Si (Ti-Ni-Au)・基板 銀メッキ銅板, t1.0mm

チップ Si / Ti-Ni-Au, □4.0mm, t540um

基板 銀メッキ銅板, t1.0mm

加熱条件 MAX302:80℃10分+200℃60分

従来品:80℃360分+225℃60分

温度cycle -40℃ ⇔ +125℃、30分

焼結ネックの強化、及び低温焼結による内部応力低減で、温度サイクル耐性が向上

写真の倍率は同じ