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平成 30 年度 教職6年次(G-OJT)研修 ハンドブック 滋賀県総合教育センター

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Page 1: 平成 30 年度 教職6年次 G OJT 研修 ハンドブック 本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職 員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

平成 30年度

教職6年次(G-OJT)研修

ハンドブック

滋賀県総合教育センター

Page 2: 平成 30 年度 教職6年次 G OJT 研修 ハンドブック 本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職 員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

中堅教員

ベテラン教員

若手教員

◆経験豊富なベテラン教員が退職して

いく中、急激に世代交代が進んでいま

す。

◆社会の変化に伴って複雑化、多様化し

た教育課題に対応できる力量を高め

ていく必要があります。

◆個人ではなく、チームとしての対応、

組織としての対応が必要です。

◆教職員同士が互いに学び合う雰囲気

が必要です。

OJT(On the Job Training)とは

職場での日常の業務遂行を通じて、必要な資質能力を意図的・計画的に育成

すること。

「職場で行う人材育成」を意味します。

<若手教員> ・教えてほしいけれど、先輩方は忙しそうで遠慮してしまう。

・あれもこれもと思うが、時間が足りない。

<中堅教員> ・つなぎ役と言われても、どうしていいか分からない。

・いろいろすることが増えるばかりで、人のことまで気が回らない。

<ベテラン教員> ・若手の先生方に、どのように声をかけたらよいか分からない。

・いつも何かに追われている。手の先生

各校に応じた OJTの実践

○学校内で、どんどん児童・生徒のことについて語り合いましょう!

○児童・生徒の日々の姿を思い浮かべながら、自らの授業力等を高め

合う機会を積極的につくりましょう!

○まずは教職員同士が、互いに学び合う集団を

目指しましょう!

職場環境の変化 教職員の現状

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目次

1 教職6年次(G-OJT)研修のねらい ······························ 1

2 教職6年次(G-OJT)研修の進め方

(1) 研修のおおまかな流れ ················································ 2

(2) G-OJTの校内組織 ······················································ 3

(3) 時期と内容 ········································································ 5

(4) 研究テーマの設定 ························································· 7

(5) 校内におけるG-OJT ··················································· 7

3 計画書・報告書

(1) 教職6年次(G-OJT)研修計画書の提出 ·············· 8

(2) 教職6年次(G-OJT)研修報告書の提出 ·············· 8

・計画書の書き方 ····························································· 9

・報告書の書き方 ·························································· 10

4 教職6年次(G-OJT)研修Q&A ································· 11

5 ダウンロードの方法 ························································ 12

このハンドブックは、教職6年次(G-OJT)研修の手引きとして

作成しました。

教職6年次(G-OJT)研修に関わる先生方は、効果的な研修の実

施に向けて活用してください。

Page 4: 平成 30 年度 教職6年次 G OJT 研修 ハンドブック 本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職 員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

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本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職

員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

の向上を目指します。

この研修方法は、学校における日々の教育実践の中で、教員が学び合いの場面を多くもち

ながら、身に付けるべき力を意図的・計画的に高めていくというものです。グループ協議を

中心とした同僚間での学び合いを進めることにより、受講者だけでなく、G-OJTに関わる教

員の実践的指導力の向上、G-OJTグループリーダーやOJT推進リーダー等の中堅教員やベテ

ラン教員の人材育成意識の高揚といった、学校組織の活性化に寄与することにつながること

も期待できます。

総合教育センターでは、そのための情報や受講者同士の情報交換等の場を提供します。

1 教職6年次(G-OJT)研修のねらい

【対象】

教職6年次の教員 ※但し、教職7年次以降でも未受講者は対象とする。

【目的】

学校内での意図的・計画的なG-OJTを通して、組織の一員として協働して学校運営等を実

践するための資質の向上を目指す。

[重点]◎授業力、生徒指導力の伸張

○コミュニケーション力、チームで協働する力の充実

○教員としての使命感と責任感のさらなる自覚

OJTは、職場での日常の業務遂行を通じて行う人材育成全般を

意味します。

G-OJT(GroupingによるOJT)は、教職6年次の教員(受講者)を

中心としたグループをつくって行う、本県の教職6年次(G-OJT)研修

における取組を意味します。

ここでは、OJTとG-OJTの2つを区別して表記しています。

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(1)研修のおおまかな流れ

学校

総合教育センター

前年度2

10

11

12

2 教職6年次(G-OJT)研修の進め方

校長面談

【4月 26 日】

OJT推進リーダー等

連絡協議会 ・研修方法、年間計画の立て方等の説明

・情報交換、交流

研修計画書(様式1)の提出 【提出期限(6月 15 日)】

研究テーマの決定

研修計画書(様式1)の作成

※年間計画をもとに、

意図的・計画的に研修を

進める。

公開授業・研究協議(2回)

研究の成果をまとめる

研修報告書(様式2)の作成

【5月 25 日・29日】 教職6年次(G-OJT)研修〔第1回〕 ・オリエンテーション ・先輩教員の実践発表 ・主体的な学びを育む授業づくり(講義)

受講者の課題把握

受講者 G-OJT

グループ教員 校長

校長面談

校内人事において、

G-OJTの校内組織を

確立

OJT推進 リーダー グループ

【1月 10 日・11日】 教職6年次(G-OJT)研修〔第2回〕 ・学びの交流(実践発表) ・若手教員のリーダーとして(講義)

研修報告書(様式2)の提出 【提出期限(3月 1日)】

【県立:2月19日・市町:2月26日】

研修・事業に関する説明会

・概要説明

校内における

G-

OJT

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(2) G-OJTの校内組織

・校内のOJT組織は、学校規模や教職員の年齢構成、人数などに応じて、各校の実情に合わせ

た実効性のある形で編制します。

A校

学年単位や分掌単位で G-OJT!

受講者は2人で、

G-OJTグループが2つの場合

・1つのグループは、5人程度で構成

研修に関わる教員と役割

■OJT推進リーダー

・ G-OJTの取組を、校内の教職員全員に周知します。

・ 校長の学校経営ビジョンを研修に反映させ、G-OJTグループリーダーや教職6年次(G

-OJT)研修受講者に指導助言をします。

・ 学校行事等とG-OJT会議の時間等を調整します。

■G-OJTグループリーダー

・ 教職6年次(G-OJT)研修受講者の相談にのり、日常の教科指導や生徒指導の支援を

します。

・ G-OJT会議の日程を決めます。

・ G-OJT会議の司会進行をします。

■グループ教員

・ 教職6年次(G-OJT)研修受講者と日々の実践や課題等を共有し、学び合います。

6年次研受講者

6年次研受講者

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B校

学校全体のアットホームな雰囲気の中で

G-OJT!

受講者は1人で、G-OJTグループが1つの場合(OJT推進リーダーとG-OJTグループリーダーを兼ねた場合)

・グループは、5人程度で構成

C校 研究テーマが同じならば、

互いに切磋琢磨しながらG-OJT!

受講者は2人で、

G-OJTグループが1つの場合

・グループは、5人程度で構成

本校では、学年集団を

1つのグループにして、

日頃から相談しやすい

グループ編制にしよう。

本校では、若い先生方をグ

ループ教員にして、分からな

いことや不安なことをすぐ

に聞き合い、ともに学び合え

るグループ編制にしよう。

本校では、教科の集団で

のグループにして、授業の

ノウハウを交流しやすい

グループ編制にしよう。

本校では、年齢や教

科を混在させたグルー

プにして、チームワー

クが高まるようなグル

ープ編制にしよう。

6年次研受講者

6年次研受講者

6年次研受講者

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(3)時期と内容

1 研修・事業に関する説明会

・総合教育センターは、県立学校長・市町教育委員会の担当者に研修

概要の説明をします。

2 校長は、校内人事において、G-OJTの校内組織(グループ・メン

バー)を確立します。

・「G-OJTの校内組織の例」(P. 3 ~ P.4)を参照してくださ

い。

3 OJT推進リーダーは、教職6年次(G-OJT)研修に係るOJT推進

リーダー等連絡協議会に参加します。【4月26日】

・研修方法、研究テーマや年間計画の立て方の説明を受け、情報交換

や交流をします。

・ここでの説明や交流から、1年間の取組について見通しをもちま

す。

4 受講者は、自身の課題把握をし、研究テーマを考えます。

・校内における自らの職務、得意分野や課題を再認識し、研究で取り上

げる課題を考えます。

・参考資料として、ホームページに自己診断シート「教師力自己診断シ

ート」「授業力自己診断シート」「生徒指導力自己診断シート」があ

ります。必要に応じて活用してください。

5 校長は、校長面談を行います。

・校長は、課題や研究テーマに関して受講者に指導助言をします。

6 受講者は、教職6年次(G-OJT)研修〔第1回〕を受講します。

【(1)班:5月25日・(2)班:5月29日】

・1年間の研修の流れを確認します。

・先輩教員の実践発表を聞きます。

前年度2月

4月

5月

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7 受講者は、G-OJTグループリーダーやOJT推進リーダーと相談し、

研究テーマを決定します。

・受講者は、G-OJT会議で課題や研究テーマについて相談し、研究テ

ーマを決定します。また、研修計画も立てます。

・「研究テーマの設定」(P. 7)を参照してください。

8 受講者は、「教職6年次(G-OJT)研修計画書(様式1)」を作

成し、校長に提出します。校長は確認後、総合教育センターへ提出

します。

【提出期限:6月15日】 ・作成にあたり、G-OJTグループリーダー、OJT推進リーダーや管理

職の指導を受けます。

・校長は、期日までに提出します。

6月~2月

9 受講者は、G-OJTを通して課題解決を図ります。

・「校内における G-OJT」(P. 7)を参照してください。

10 受講者は、研究の成果をまとめ、教職6年次(G-OJT)研修〔第

2回〕で行う「学びの交流」の準備をします。

11 受講者は、教職6年次(G-OJT)研修〔第2回〕を受講します。

【(1)班:1月10日・(2)班:1月11日】 ・受講者同士で学びの交流(実践発表)を行い、研究の成果について

協議します。

・学びの交流(実践発表)の方法や準備物等については、第1回に総合

教育センターの担当者から説明をします。

12 校長は、校長面談を行います。

・校長は、研究テーマについて、学び続ける教員として協働して実践で

きたかという観点等から、受講者に研究の成果を確認します。

13 受講者は、「教職6年次(G-OJT)研修報告書(様式2)」を作

成し、校長に提出します。校長は確認後、総合教育センターへ提出

します。

【提出期限:3月1日】 ・作成にあたり、G-OJTグループリーダー、OJT推進リーダーや管理

職の指導を受けます。

・校長は、期日までに提出します。

1月

2月

3月

12月

6月

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(4)研究テーマの設定

・受講者は、校内における自らの職務、課題、適性、

得意分野等を再認識し、教職6年次(G-OJT)研

修受講に向けて課題整理をします。自分の教員と

しての強みや弱みを分析し、そのことを研究テー

マとすることもできます。

・受講者は、校長面談や総合教育センターでの第1

回の研修の内容を踏まえて、研究テーマを絞り、

G-OJT会議で相談して決定します。

(5)校内におけるG-OJT

・研修では、受講者の研究テーマに関わる内容についてグループで協議を重ね、受講者の課

題解決を図ります。

・研修のまとめとして、総合教育センターでの「教職6年次(G-OJT)研修〔第2回〕」

において、研究の成果について受講者同士で「学びの交流」(実践発表)を行います。そ

のため、各校における発表の機会の設定は、任意とします。

◆期間・・・・・・・・・・・6月~2月

◆研究テーマ・・・・・・・・・授業力や生徒指導力に係るテーマを1つ設定

します。

◆公開授業および研究協議・・2回実施

※公開授業を行う際は、管理職を含めた他の教員の指導助言を受け、授業

力の伸張を目指す機会とします。

※研究協議会には十分な時間を確保し、受講者が、授業の振り返りをしっ

かり行うことができるようにします。

◆G-OJT会議・・・・・・・・月2回程度を目安とし、各校の実情に応じ

て、必要回数行います。

★参考★

ホームページの「教職6年次(G-

OJT)研修 自己診断シート」の

中に、「教師力自己診断シート」「授

業力自己診断シート」「生徒指導力

自己診断シート」があります。必要

に応じて活用してください!

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(1)教職6年次(G-OJT)研修計画書の提出

1 教職6年次(G-OJT)研修計画書の様式を、総合教育センターのホームページよりダ

ウンロードします。

2 G-OJTグループリーダー、OJT推進リーダーの助言を受けて受講者が作成し、校長に

提出します。

3 校長は確認後、正本を総合教育センターへ提出します。

※ 提出期限 平成30年6月15日(金)

※ 提出手順 ・市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長

・県立学校、滋賀大附属学校:所属長 → 総合教育センター所長

(2)教職6年次(G-OJT)研修報告書の提出

1 教職6年次(G-OJT)研修報告書の様式を、総合教育センターのホームページよりダ

ウンロードします。

2 G-OJTグループリーダー、OJT推進リーダーの助言を受けて受講者が作成し、校長に

提出します。

3 校長は確認後、正本を総合教育センターへ提出します。

※ 提出期限 平成31年3月1日(金)

※ 提出手順 ・市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長

・県立学校、滋賀大附属学校:所属長 → 総合教育センター所長

3 計画書・報告書

Page 12: 平成 30 年度 教職6年次 G OJT 研修 ハンドブック 本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職 員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

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教職6年次(G-OJT)研修計画書(様式 1)

第 号

平成 年( 年) 月 日

滋賀県総合教育センター所長 様

学校名

校長名

(公印省略)

教職6年次(G-OJT)研修計画書の提出について

このことについて、下記のとおり提出します。

教職6年次(G-OJT)研修計画書

1 受講者

受講者

氏名

担当学年 担当教科 担任の有無

主な校務分掌

2 校内組織

OJT推進 リーダー

職・氏名 OJTグループ

リーダー 職・氏名

グループ 教員

3 研修計画

研究 テーマ

計画

月 主 な 内 容

5 6

・センターでの教職6年次(G-OJT)研修〔第1回〕を受講する。 ・G-OJT会議で、総合教育センターでの研修を報告し、研究テーマを決定する。 ・G-OJT会議で、年間計画を作成する。

7 8

・先輩教員の授業を参観し、G-OJT会議で効果的な指導法について検討する。 ・G-OJT会議で、テーマに関する児童(生徒)へのアンケート項目について検討する。 ・G-OJT会議で、2学期の教具やワークシートを作成する。

10

・G-OJT会議で、児童(生徒)の実態に即した手立てについて話し合う。 ・G-OJT会議で、公開授業に向けて学習指導案を検討する。 ・公開授業を行い、研究協議を行う。 ・G-OJT会議で、テーマに基づいた実践を報告し合う。

11

12

・G-OJT会議で、模擬授業を行い、発問について再考する。 ・公開授業を行い、研究協議を行う。 ・研究協議を受け、G-OJT会議で、授業改善の具体案を協議する。 ・G-OJT会議で、児童(生徒)へのアンケート実施結果を分析し、授業を検証する。 ・研究の成果と今後に向けてについてまとめ、総合教育センターでの学びの交流に向けて準備をする。

1 2

・センターでの教職6年次(G-OJT)研修〔第2回〕を受講する。 ・G-OJT会議で、総合教育センターでの交流の内容を報告する。 ・1年間を振り返り、学び続ける教員として、今後の課題や目標を設定する。

※各月の活動内容、2回の公開授業とその研究協議を明記すること。 ※ 提出期限 平成30年6月15日(金) 総合教育センター([email protected])あてメールで提出 ※ 提出手順 ・市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長

・県立学校、滋賀大附属学校:所属長 → 総合教育センター所長

小学校・特別支援学校小学

部は記入不要。

受講者以外を

記入する。 ・2 回の公開授業と研究協議を明記する。 ・G-OJT会議は月2回程度を目安とし、学校の実情に合わせて必要回数行う。

・研修内容を明記する。

~ ~

必ず、校長が目を通し、校長(管理職)から

センターへ提出するようにしてください。

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教職6年次(G-OJT)研修報告書(様式2)

第 号

平成 年( 年) 月 日

滋賀県総合教育センター所長 様

学校名

校長名

(公印省略) 教職6年次(G-OJT)研修報告書の提出について

このことについて、下記のとおり提出します。

教職6年次(G-OJT)研修報告書 1 受講者

受講者氏名

2 研究内容

研究テーマ

公開授業(1) 研究協議(1)

実施日 月 日( )

授業内容や指導助言等

公開授業(2) 研究協議(2)

実施日 月 日( )

授業内容や指導助言等

3 研究の成果

研究の成果

研究テーマについて

G-OJTの取組について

今後に向けて

※ 提出期限 平成31年3月1日(金) 総合教育センター([email protected])あてメールで提出 ※ 提出手順 ・市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長

・県立学校、滋賀大附属学校:所属長 → 総合教育センター所長

研修計画書に記載したテーマを記入する。

(変更があれば変更後のテーマを記入)

公開授業の内容や他の教員に指導を受けた内容を簡潔に記入する。

1年間の研修を振り返って、自身の成長について簡潔に記入する。

センターでの学びの交流、最終回G-OJT会議、校長面談を受け、自身の今後の目標等について簡潔に記入する。

必ず、校長が目を通し、校長(管理職)から

センターへ提出するようにしてください。

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※その他、不明なことがあれば、総合教育センターまでお問い合わせください。

NO. Q A

1 G-OJT会議は、1回につきどのぐら

いの時間したらいいですか?

時間の規定はありません。各校の実情に応じ

て設定します。

「学年会」等をG-OJT会議としてもい

いですか?

伝達や連絡調整等に加え、受講者の研究テー

マに関わる内容で、子どもの実態に応じた対応や

指導の方法を話し合う機会を意識的にとれば、G

-OJT会議といえます。

G-OJT会議のときに、G-OJTのグ

ループ以外の教職員が加わってもいい

ですか?

話し合う内容によって、柔軟にメンバーを設定

することで、効果的な研修になります。また、学校

全体として、支え合う教職員集団づくりにつながり

ます。

G-OJT会議に、グループメンバーが

全員そろわない場合は、どうしたらいい

ですか?

早くから分かっている場合は、事前に日時を変

更します。やむをえない場合は、参加できるグル

ープメンバーで行います。

公開授業および研究協議は、校内研

究の研究授業と兼ねてもいいですか?

校内研究会等で行う研究授業の内容が、受講

者の研究テーマに関わる場合は、兼ねることでよ

りよい効果が期待できます。

校内で、研修のまとめを何かしなけ

ればいけませんか?

総合教育センターでの教職6年次(G-OJT)研修

〔第2回〕において、受講者同士で「学びの交流」

(実践発表)を行います。各校での発表の機会の

設定は、任意とします。

受講者が心がけることは、どんなこと

ですか?

積極的に悩みや課題をグループメンバーに相

談し、意識的に振り返りの機会をもつことが、自身

の成長につながります。

周りの教職員のアドバイスを聞きながら、実践

力を磨くことが大切です。

G-OJTグループリーダーとして心が

けることは、どんなことですか?

受講者の研究テーマについて、自分の経験や

指導力を生かして、受講者の相談にのったり、指

導や助言をしたりします。まずは、「話を聴くこと」

からはじめ、適切なタイミングで助言するようにし

ます。

G-OJT会議の内容や時間を適切に計画し、実

行していくことが必要です。

OJT推進リーダーとして心がけること

は、どんなことですか?

校長の学校経営ビジョンや考えをG-OJTグル

ープリーダーに伝え、G-OJTの現状を校長に伝

える「つなぎ」の役割をすることが必要です。

よりよい職場の雰囲気や人間関係づくりに力を

発揮していこうとすることが大切です。

4 教職6年次(G-OJT)研修Q&A

Page 15: 平成 30 年度 教職6年次 G OJT 研修 ハンドブック 本県の教職6年次(G-OJT)研修では、学校内で意図的・計画的に編制した少人数の教職 員グループによるOJT(※以下G-OJTとする)を通して、教職6年次の教員としての資質・能力

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・滋賀県総合教育センターホームページから、次のものがダウンロードできます。

1 「教職6年次(G-OJT)研修ハンドブック」

2 「教職6年次(G-OJT)研修 G-OJTリーフレット」

3 「提出書様式」

「教職6年次(G-OJT)研修計画書(様式1)」

「教職6年次(G-OJT)研修報告書(様式2)」

4 「教職6年次(G-OJT)研修 資料編」

5 「教職6年次(G-OJT)研修 自己診断シート」

・以下の方法で、ダウンロードしてください。

クリック!

5 ダウンロードの方法

2 『研修受講者へ』の画面

『研修受講者へ』のページから、『教職6年次(G

-OJT)研修(小・中・高・特)』をクリックし

てください。

「研修受講者へ」

をクリック!

「教職6年次(G-OJT)研修

(小・中・高・特)」をクリック!

3『教職6年次(G-OJT)研修(小・中・高・特)』の画面

『教職6年次(G-OJT)研修(共通)』の『平

成30年度 教職6年次(G-OJT)研修ハンド

ブック・リーフレット・提出書様式・資料編・自

己診断シート』をクリックしてください。

★参考★

「教職6年次(G-OJT)研修

資料編」には、年間計画例、実践

内容例、研究協議の進め方等があ

ります。

必要に応じて活用

してください!

1 トップ画面

総合教育センターホームページの『研修受講者

へ』をクリックしてください。

4 ダウンロード画面

『平成30年度 教職6年次(G-OJT)研修ハン

ドブック・リーフレット・提出書様式・資料編・

自己診断シート』の画面から、必要なものをダウ

ンロードして、活用してください。