ベトナム赴任レポート_株式会社バイタリフィ 千葉
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恵比寿のWeb制作会社、バイタリフィの社員によるベトナム赴任のレポート。ホーチミンシティ赴任を控えるすべての人の参考になれば幸いです!TRANSCRIPT
マスター タイトルの書式設定
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1. 赴任の経緯
2. 私がうけた司令
3. 就業1日の流れ
4. ワークスペース
1. ベトナム人の印象
2. 会話、コミュニケーション
3. ホーチミンシティの交通
4. 3ヶ月の住まい
5. 持ってきたもの
6. お買い物
7. お食事
8. 大変だったこと
9. まとめ
お仕事編 生活編
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お仕事編
「バイタリフィで作る新規サービスの立ち上げメンバーを募集します!」 5月14日(月)の朝礼にて、2日以内に上長に名乗りでてくださいとのことが周知される。
上長に報告した翌週、ベトナム勤務の取締役とSkype面談。
その週のうちにベトナム赴任が正式決定する。
つぶやいて周りにも報告する。
3週間後、渡越!!!!
赴任の経緯
1. 常にアンテナを張り続けること
2. V-Labのキーバリューを徹底すること
3. まずは環境、住まいに慣れること
私が受けた司令
住むところが都会から離れるに連れて、流行やトレンドを逃しがちになる。 日本(東京)での話題や世界の技術、ニュースのインプット導線を確保すること。 また、ひとりよがりな考えにならぬようにアウトプット先も見つけつこと。
1. Creative…自分で考え、アイデアを盛り込み開発を楽しむ! 2. Light…ヘビーなものは考えず、ショートパスで徐々に要件を詰めて作り上げる! 3. Speed…できるだけ早く、完璧になる前の段階をたくさん作る!
限られた期間内にたくさんのものを作り、プロジェクトの軌道を引くことを意識する。
ベトナムでの生活に慣れ、暮らしの様子を伝えることも仕事のうち。 仕事に集中できるように、私生活に不自由の無いように相談、人頼ることを心がける。
就業1日の流れ
7:30
17:30
16:00
12:00
起床
昼食
おやつ
終業
8:30 始業
英語レッスン
プロジェクトMTG
日報を送って帰宅 日本と同じく、その日行った業務内容、残タスク、次営業日の予定、その日の振り返りを記載して送付します。
V-Labには週3でプロジェクトMTGがあり、Redmine参照での進捗確認とGoogleDocs参照でのメンバーのスケジュール確認を行います。
ベトナム人の先生に英語を教わっています。高校生以来の授業なので最初は緊張しっぱなしでした。
アイデアブレスト会 進行中企画のアイデアを出しあったり、制作フローにならって企画を詰めたりしています。
アイデア収集、その日のフィード購読や調査を行ったりします。まとめたネタは、午後のMTGに持ち込みます。
会社にあるコワーキングスペースの一角に、V-Lab(新規サービス立ち上げ)のワークスペースがあります。
ホワイトボード2つ、デスクが8つです。
会社の隣が学校なのか、窓からグラウンドが見えます。
サッカーとテニスは頻繁に行われており、夕方になると外から賑やかな声が聴こえます。
緑茶を愛飲中。Liptonブランドの緑茶は日本じゃ見ないので新鮮です。
キシリトールガム、ティッシュ、ウェットティッシュは常備しています。
ワークスペース
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生活編
フレンドリーだし優しい!
すぐ体動かしたがる。アクティブ!
女性はたくましい!
男性は紳士的だけど、チャラい。
ベトナム人の印象
女の子に道を聞いたら、バイクでそこまで乗せてってくれました。 道行くお姉さんに両替できるところを聞いたら地図貸してくれました。 タクシーの運転手さんが、面白い光景を見かけると教えてくれます。
空き地(ちょっとしたスペース)では、サッカーやバドミントンをしている人をよく見かけます。 会社では、停電になるたびにすぐ卓球台に集まります。ピクニックと称してミニ運動会を開催したり、ベトナム人は本当にアクティブです。
よくかかあ天下な場面に居合わせたりします。 お店でも、奥様が接客してくれて旦那は店の奥でゲームしている光景を見かけたり・・・ 気が利くし勤勉だし、ベトナム人女性はいろいろ強いです。
ほとんどのベトナム人男性がジェントルマン(段差では手を貸してくれる、ドアは開けてくれる、コーヒーを注いでくれる)で、よく感動します。ただ、驚くほど隙あらば口説いてきます。タクシーの運転手さんでさえも色目を使ってくるので驚きです。
基本はどこの人もベトナム語です。
買い物時の値段やサイズは、英語で
話してくれる人がほとんどです。
日本人向けのお店では店員さんが日本語
を話せることもあります。
ベトナム人の英語の発音は、全然聞き取
ることができません。
逆に言うと、日本人の話すベトナム語は
ほとんど理解されません。
どうやら、イントネーションが全く
違うみたいです。いつも何度もゆっくり
言ってもらってようやく理解します。
会話、コミュニケーション
ベトナム語
英語
日本語
個人的に感じる、よく耳にする言語。
ほとんどタクシー移動
通勤はバイクタクシー(セオム)
バイク欲しいなあ・・・
ホーチミンシティの交通
タクシーが日本と比べて安いです。初乗りで11,000VND(40円ぐらい)。 たまに観光客だと思われて、ぼったくろうとされます。(一桁違うとか。それでも安いので、観光客は気づかずに払ってたりしちゃうみたいです) 雨の日はなかなかつかまらなくて困ります。 運転手さんは口笛吹いたり歌い出したり電話したり、基本は自由です。
通勤時間は乗客探しで交差点に何人か待機しています。 タクシーの半額ぐらいが相場です。値段交渉は乗る前に。観光地付近はボッタクリとボディタッチの多い輩が多いので注意。 家の前に停まっているおじさまと仲良くなったので、会社まで毎日乗せてもらっています。片道25,000VND(100円ぐらい)
1ヶ月ぐらいした頃に、だんだん欲しくなってきます。 歩くにはちょっと遠い、でもタクシー使うほど?というときがわりとあります。
大通りから路地裏に入ると住宅街。同じ番地がずらーっと並んでいます。
そこにあるゲストハウスにお世話になりました!
1階はロビー。ワンフロア1部屋。ミニキッチンとユニットバスの付いている、完全に独立した住まいです。家賃は水道費込。
電気代は別途請求ですが、クーラー毎日つけてても1ヶ月で2000円しないぐらい。
ハウスキーピングの契約も含まれているらしく、土日除く平日は掃除洗濯洗い物すべてやってくれてます。至れり尽くせりで恐縮です・・・
3ヶ月の住まい
https://www.facebook.com/groups/342071932535598/354118194664305/?comment_id=354129811329810¬if_t=group_comment
3ヶ月の住まい map
シャンプーや化粧品等の日用品
タオルケット
歯ブラシ・EVE A錠
インスタント味噌汁
お金(とりあえず1万円)
持ってきたもの
「パンテーン」とか「LUX」とか普通に売っていたので、持ってくるほどでもありませんでした。 化粧品も、日本ブランドがそこらへんにお店構えてます。100均的な雑貨屋もあるので困りません。
トランクに詰めてきました。家具付き、シーツ付き(ハウスキーパーさんが定期的に替えてくれる)の 部屋の中で、唯一自分の匂いがして安心できます。
ベトナムの歯ブラシは大きいと聞いていたので、日本で買ってから来ました。 EVE A錠は、腹痛・頭痛・歯痛などの軽い症状のとき非常に助かります。
だいたい赴任1ヶ月ぐらいで、日本食が恋しくなります。ホーチミンにも日本食材を扱うスーパーはありますが、値段が高いです。
クレジットカードを使ってATMからお金を引き出すことができます。 銀行は、新生銀行とシティバンクが海外でも使えます。それ以外はインターナショナルカードの手続き が必要です。(新規停止中の銀行がほとんど!ヒドイ)
お洋服を買いました
サンダルを買いました
カバンを買いました
除光液を買いました
蚊取り線香と殺虫スプレーを買いました
お買い物
服はだいたい“サイゴンスクエア”(ホーチミンのルミネエスト、PARCO的な)等で買います。 2畳ぐらいのスペースのお店がずらーっとたくさん並んでいます。基本お値段は交渉です。
服もそうですが、ベトナムサイズは小さめです。私は足のサイズが25cmのビッグサイズなので、こっ ちに売っている靴は全部履けません。かかとが空いてるものならば、なんとかという感じです。
本革なのに!こんなキレイな刺繍なのに!っていうカバンが安いです。ハイブランドでないかぎり、 コストパフォーマンスに優れている感は本当に実感できます。
最初は何処に売っているかわからず、探しました。大型のスーパーマーケットに行けばたくさん売って います。爪切りも同じです。綿棒やばんそうこうはコンビニでも売っています。
蚊以外にも小さい虫はそこらじゅう飛んでいるので、部屋ではたまに蚊取り線香を焚いています。 それと、蟻がよく壁や家具に穴を開け始めるので見つけ次第殺虫スプレーで防いでいます。 日本から持ち込んだアリの巣コロリの効き目も最強でした。
だいたいの料理には香草が入っています。そして、“おやつ”と称して、何故か肉まんとか生春巻きとかが出されます。間食文化なんでしょうね。
果物は安くて甘くて美味!南国ならではですよね。アイスも、フルーツや穀物がトッピングとして乗っているものが多いです。
お酒はビールがほとんどです。日本食屋さんに行くと、日本酒や見知った焼酎が置いてあります。
大勢で呑むときは何度も乾杯(ヨー)をします。乾杯のタイミングが未だにわかりません。
お食事
欲しい物が何処にあるかわからない
気軽に行ける施設が不明
ひったくりに遭いました
どこでもアリが巣を作る
大変だったこと
行けるところが増えてからは大丈夫です! 電池、除光液、歯間ブラシ、お箸、緑茶 などなど、日常で必要なちょっとしたものを手に入れるのに どこに行けばいいのかがわかりませんでした。
ショッピング街やデパート以外に、図書館や郵便局や運動場などなど、どのように利用するのか まったくわかりませんでした。 運動不足が目立ってきたので、プールに行ってみました。初の公共施設はどきどきですね。
バイクに乗った男に、首に下げていたコンデジをポーチごとひっぱられ、そのまま持っていかれました。 おそらく油断しきったオーラが出ていたのでしょうね・・・。 すっごい悔しかったのですが、今ではいいネタです。今頃、私のカメラはそのへんで売られてます。
部屋の壁を掘って侵入し、そのまま好き勝手に巣を作ろうと穴を掘り始めます。 ドレッサーで見つけたときはドン引きしました。問答無用で殺虫スプレーで皆殺し。 ゾウのパッケージの殺虫スプレーを愛用しています。
暑さは気にならない。東京のほうが暑そう。
色々なお店がホーチミンに密集しているため、なんでもできる。丑の日にはうなぎを食べることができた。
会社のスタッフはみんな優しいので居心地が良い。一緒にアフター6も楽しめる。
仕事のスタイルは日本での業務とギャップ等無く、問題なく進められる。
“旅行”感覚ではなく”住む”気持ちで来ると、ある程度のことは全然気にならない。
まとめ